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●アレクサンデル・ムニョス×クリスチャン・ミハレス○ 判定 防衛7度日本にもおなじみの両者。ムニョスの攻撃は雑だった。ミハレスの防御の上手さがあるとしても強引さだけの印象だった。両選手クリンチが多く決定打がないまま中盤に入り、ムニョスが後頭部打撃により減点される。8R、ここまで軽く勢いのないパンチばかり出していたミハレスが目の覚めるような左フックを叩き込む。これがこの試合一番の見せ場となった。終盤になって両者疲れてくる。特にムニョスの疲れが目立ちパンチが流れる。打ち終わる度にパンチを食らってた。2-1の判定。
2008.06.23
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○フリオ・セサール・ミランダ×オマール・サラド● 5R TKO1R、ミランダが接近しての猛攻でサラドがダウン。サラドもパンチを返しているのだが迷っているような中途半端なパンチであまり効果がない。勢いに乗ったミランダが思い切り攻め続け5Rレフリーストップ。内藤にとってはサラドだったら楽勝だったんだがミランダも危険ではあるが脅威という程ではない。内藤が弱気にさえならなければ充分しのげる。勝てる相手だ。
2008.06.23
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六車の額太郎脚本 高岩肇監督 倉田準二出演 林与一 藤田弓子 中村竹弥「俺の胸ん中何もかも一緒くたになってどれをこうと区別がつかなくなってるんだ」「了見が変わった。ギハチおめえの仇は討ってやるぜ」「おぅ法印、六車の幡が俺の家てめえは親父とお袋の仇だ」「何が仇、表街道を大手を振って歩けねえヤクザの分際で今さら親もねえもんだ」「念仏がわりに聞いてやらあ」「お金ちゃん、俺たちの根競べも今夜でお終ぇだな・・・あばよ」
2008.06.21
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蝙蝠安(こうもりやす)脚本 高岩肇監督 山下耕作出演 若山富三郎 浜木綿子 大木実「それでいいんだよ、俺ぁ縁の下の力持ちだ表にしゃしゃり出るなぁ性に合わねんだ」一瞬、安の眼前を文字春の顔がよぎった。無頼漢蝙蝠安が一生一度ひたむきにともそうとした灯もあえなく消え失せたのである。縁の下の力持ち、それが彼にとっては一番相応しい生き方だったのかもしれない。
2008.06.20
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瞼の母脚本 野上龍雄監督 山下耕作出演 高橋英樹 村井国夫 月丘夢路「おふくろさん、どうもお邪魔いたしやした。おっしゃる通り半次郎の奴はやっぱり此処にはいねえようだ」「あにき」「親のねえ子はからっきし意気地がねえ、人様の親兄弟がいっそ妬ましくさえなりやがる。ご安心なせぇ番場の忠太郎ただ今限りお前さんの倅さんとは縁切りでござんす。ごめんなすって」「五つの時に縁が切れて二十四年互いの生き死にさえ知らずにいた仲だからそんな子はいねえという気になっているのでござんすか。縁は切れても血はつながる、切っても切れねぇ母子の間、目に見えねぇが結びついて互いの一生を離れやしねぇ。あっしは江州番場宿の沖仲屋の倅忠太郎でござんす。おっかさん」「別れて長ぇ長ぇ年月を別っこに暮らしてくるとこんなにまで双方の心に開きができるものか」「誰にしても女親が子供を思わずにいられるものかね。だがね子供にもよりけりだよ。忠太郎さんとかいったね、おまえさん親を訪ねるんなら何故せめて堅気でいなかったんだよ」「おっとそのお指図は辞退すらぁ。親に離れた小僧っこがぐれたを叱るは少し無理。堅気になるのは遅まきでござんす。ヤクザ渡世のふるまいに足や脛までつっこんで洗ったって落ちやしねぇ旅ぐせがついちまって何の今さら堅気になれよう、よし堅気で辛抱したとて喜んでくれる人でもあることか裸一貫たった一人じゃござんせんか。フフフままよ身の置所は六十四州の何処といって決まりのねぇ空の下をとんで歩く旅人に逆戻りだ」「忠太郎」「忠太郎兄さん」「誰が今さら。いやだ俺ぁいやだ」
2008.06.19
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○フェリックス・シュトルム×ジェイミー・ピットマン● 7R TKO 防衛3度固いガードのイケメン王者がじわじわと挑戦者を痛めつけたという感じだ。相手が打ってきてブロックで受け直後にストレートを返すパターン。5R、左フックをショートで相手の脇腹に決めダウンを奪う。これでピットマンのエンジンがぶっ壊れた。6R、ロープに詰めてまた同じレバーブローでダウン。7R、右アッパー2連発から左ストレートを顔面に浴びせダウン。レフリーストップ。
2008.06.18
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○ホルヘ・アルセ×デビッド・ナコンルアンプロモーション● 12R判定序盤見てて思ったのはアルセのパンチに的確さがないこと。防御が上手い分デビッドの方が攻防のテクニックは上なのではなかろうか。案の定4R終了間際放った左ストレートカウンターでアルセの腰が落ちる。そして次の見せ場となったのは7R今度は逆にアルセの右ストレートから左アッパーでデビッドがダウン。やはりパンチ力はある。8R終了後の公開判定を聞いてからはリードしているアルセがアウトボクシングで逃げの態勢になった。デビッドはよく押し込みせめたが結局逃げ切られる。やはり上の階級ではこれまでのような倒しっぷりのいいKOシーンはなかなか難しいのだろうか。
2008.06.17
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殴られた石松脚本 結束信二監督 大西卓夫出演 松方弘樹 目黒祐樹 三条泰子 大友柳太朗「まことに結構な名古屋まで何しに来たかわからねえ着いてみたら喧嘩はするな話し合いはついたときてやがるガックリするじゃありませんか」「喧嘩というものはな、する時にはするしねぇ時はしねぇもんだ、飯を食うようなわけにはいかねんだ」「あいて!何で殴るんだ親分」「石、おめぇは気が利かねぇおっちょこちょいだな。常吉さんはな、あのまま真っ直ぐに江戸送りだ。御番所破りの重罪人だ。当分この娑婆にゃ戻っちゃこれねんだ。な、だったら何故一日遅らして常吉さんとお沢さんを一晩一緒にさしてやらねんだ、ばかやろう」「そうか、ちきしょーおれは馬鹿だなぁ本当に馬鹿だなぁ。親分も一遍殴ってくれ」
2008.06.16
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直八子供旅脚本 池田一朗監督 土居通芳出演 萬屋錦之介 波乃久里子 御木本伸介「おい浪人さん俺とおめぇは恩も恨みもねぇ仲だが笹の額太郎に頼まれていやいやたたっ斬る、そのつもりで支度なせぇ」「何をぬかしやがる笹の額太郎は俺の兄貴だい」「黙って不意打ちに斬れと笹の額太郎の言いつけでござんす。だが俺はそんなことは卑怯で嫌ぇだ。生きても死んでも忘れるな頼んだ奴は笹の額太郎頼まれた奴は飴売りの直八だ。さあ勝負といこう」「半端もんの渡世人同士わけもクソもあるかい」「やめてくれおい少なくとも今は、な頼むよ」「いやだいやだ、いやだよ」「わからねぇ野郎だてめぇも」「あたぼうよ、わかるくれぇならハナからヤクザになっちゃいねぇや」「多九蔵すまねぇ俺は行くぜー」「おい直八まだ俺との勝負はついちゃいねぇぜ。直八待てー」
2008.06.15
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道中女仁義脚本 宮川一郎監督 佐々木康出演 美空ひばり 浅丘ルリ子 香山武彦「おのぶさん死んじゃいけねぇ」「三度目の正直っていうわね。今度は本当に楽になれそう」「おのぶさん俺は本当は」「あにき」「縫三さん、今度生まれかわる時はきっとまともな女に」「おのぶさん、おのぶさん!・・・あっしも今日から本当の女になりますよ」縫三は女に戻ったが生涯一人で暮らしたという。おのぶに対する償いだという。
2008.06.14
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○長谷川穂積×クリスチャン・ファッシオ● 2R TKO 防衛6度1Rで力の差がはっきりしてた。相変わらず切れのいい右フック左ストレートだ。2R鋭い左カウンターでダウンを奪う。そして回転の速い連打を浴びせレフリーストップ。アメリカ進出を希望しているようだがイケるぞ。最近の日本人ボクサーは安全運転に終始するのが多い中で長谷川は別格だ。パッキャオらと比べても見劣りしない。ラスベガスでも充分ウケるだろう。それから余計なことだが飯田の解説は良い。
2008.06.13
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○エドウィン・バレロ×嶋田雄大● 7R TKO 防衛4度私は選手個人を応援することは滅多にないのだが嶋田は久しぶりに応援したくなった選手だ。二十年間ボクシング漬けの生活や相手がバレロにもかかわらず帝拳プロに何度も自ら売り込んだこと。熱い男だ。対するバレロは、昔ルーベン・オリバレスってのがいたが、あのボクサーとイメージがダブる。あだ名も怪物だし。序盤から嶋田はバレロの強打をはずしてよくしのいだ。7Rを除いては打ち抜くようなパンチは食らわなかったのではないか。それでも効いてたんだな。バレロのパンチはもうパンチの質が並とは違うのだろう。拳は硬そうだし当たっただけでも体の芯まで響くような衝撃だ。足のつま先から力が伝わって出すパンチだ。しかもどの角度からも来る。最後は強烈な右フックをもらいロープを掴んでもちこたえたがもう一発右を受けてダウン、立ったがレフリ-ストップ。
2008.06.13
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刺青奇偶(いれずみちょうはん)脚本監督 マキノ雅弘出演 菅原文太 吉行和子 高津住男「バカヤロー見損なうねぃ、てやんでぇお前の知ってるわずかばかりの男のそれもクズばかり楯に取りやがって天下お見通しの口を利くねぇ。俺はなぁこれから夜道をかけて三年越しに会わねぇ懐かしいおふくろの胸に飛びつく身分だ。おめぇの言うような汚ぇ根性ならどのツラさげておふくろの前に出られるんだい。きいた風な口利く前に大きな目開けて娑婆の男どもを見直しやがれ」「おめぇも泥水をすすった女ならこの世界のことはわかってるだろ。渡世人だ男一匹だと大きな口たたいたっておめぇ達みてぇな女を離しちゃ生きられねぇのがヤクザってもんだ。仮におめぇを連れ出しても行く先々に手がまわらぁ。所詮は逃げられねんだ」「今何と言った」「女をとりに来たんだよ」「やらねぇよ、これは俺の女房だ」「冗談じゃねぇやこの女には金がかかってんだよ」「うるせぇ金ならくれてやらぁ!持って行きやがれ。お仲は死んだんだよ」「お仲、見てみろよ、こいつら命より金が大切なヤクザな馬鹿だ」
2008.06.12
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たった一人の女脚本 松村正温監督 大西卓夫出演 山口崇 松本留美 早川保「おい、おめぇ今命の主がもうこの世にいねぇって言ったな」「言ったがどうした」「おえんとかいったな、あの女死んだのか」「死んだ。おえんが死んで足掛け三年似た女を探して歩く股旅者には丁度いいやな。あっちこっちと似ている女を漁って歩いたが皆違わぁ。たった一人の女、三千世界にやっぱたった一人きりだ」「行け、もう二度と此処へは帰ぇって来るな」
2008.06.12
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抱き寝の長脇差脚本 マキノ雅弘 滝沢一監督 松尾正武出演 渡哲也 丘みつ子 春川ますみ 嵐寛寿郎「長ぇ間この長ドスを露だと思って抱き寝していた源太郎だ」「おめぇ俺の命乞いと親分の病気の為に此処に身を売ったんだってな、俺は何にも知らなかったよ」「源太さん言わないで」「すまなかった、汚れた体どころかお露、おめぇ俺にとっちゃ神様だよ」
2008.06.10
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嘉陽宗嗣×須田拓弥 6R負傷判定 引き分け 防衛3度両者共に遠い距離からいきなり飛び込んで打つを繰り返した。そのせいもあって5R挑戦者の左目上がバッティングで切れる。王者は遠距離から大きくステップインやるよりも徐徐に自分の射程距離をとる方法のほうが良い。それに相手の出方を見過ぎだ。接近しても大振りが目立ち見栄えのいい試合ではなかった。6Rドクターストップ。三者三様の引き分け。
2008.06.10
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信兵衛さんの長屋は十六軒 鶴と二人でぶらぶら向こう三軒両隣 こふねちゃんだよ左褄重助爺さん夜鳴き蕎麦 おぶんは十八孫娘十手片手に以三は子守り 駕籠は金太と銀太でね平七おあきに首ったけ 乙吉おまさは子沢山酒は源次と竜二でね おきみちゃんたらいらっしゃい※♪学校出てから十余年・・・の曲に似てる
2008.06.07
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獄門お蝶脚本 西沢裕子監督 井沢雅彦出演 江波杏子 待田京介 小松方正 田口計「女ってものはね松さん、男を待って男だけが頼りの弱い動物なんだい。それを騙すひどい男が世の中にはいる。許せないんだよお蝶さんは」「わたしなんかは」「おや、しかし何人も死んだんだろお前さんの為に。一人の命だって大層な事なんだい。親がいて兄弟がいて手塩にかけて育った子なんだい。それがコロリと騙されて・・・」「てめぇみたいな男の末路はこうなるんだい」
2008.06.06
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髯題目の政脚本 高岩肇監督 工藤栄一出演 菅原文太 渚まゆみ 殿山泰司「どうやら除けもんにされてる、そこが気に入った。座持ちも悪い。婆ぁのセリフに嘘はなかった。変わりもんだなおめぇも」「昨日はねえお互いによ。死ぬまでその日その日の積み重ねだけなんだ」「長ドスの刃を渡る渡世人には女房は手枷足枷だ」「女房でなくったっていい、お前さんと一緒に居られるならそれであたし・・・」「長ドスに血振るいさせたかねぇが斬らなきゃ俺が斬られる」
2008.06.05
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暗闇の丑松2出演 水島道太郎 利根はる恵 柳沢真一「四郎兵ヱ、おらぁこのままじゃ済まさねぇぞ」「恋焦がれていた女が深ぇ谷間に蹴落とされ首をつるような事になるとな、俺みてぇな奴はこんなツラになるんだろうよ」「礼が言いたかったんですよ。お米がお世話になりやしたねぇ。今、姉さんには兄貴より先に礼を言ってきやしたぜ」
2008.06.04
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暗闇の丑松1脚本 衣笠貞之助監督 マキノ雅弘出演 長谷川一夫 山本富士子 清川虹子「いいえ一緒に死んで、ねぇ一緒に死んでよ」「おめぇがよ、おめぇが死んだと聞いたら、おら何処に居たってすっ飛んで帰ってきておめぇの墓の前で死んでやるよ、きっとおめぇ一人じゃ死なせやしねぇよ」山があり川がある、雨が降り風が吹く、これが運命というものだろうか。丑松とお米とこの二人の身の上に又暗い予感がしてくる。人はそれを拒むことは出来ない。つづく
2008.06.03
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○オスカーラリオス×フェイデル・ビロリア● 5R TKOリナレスの負傷による代替試合。ビロリアが自分の距離からジャブを伸ばし、圧力をかけながら接近してくるラリオスを突き放しながらコンビネーションを打ち込んで試合を支配しているかに見えたのだが、5回にラリオスがロープに詰めての連打の中で強烈な右フックが炸裂。レフリーストップ。ここまでビロリアが試合をコントロールしてたのだからこのストップはちょっと早いんじゃないか。まあ続けたとしても結果は同じだったろうが。改めてラリオスの強さを見せつけられた一戦だった。安い!熱い!
2008.06.03
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●松田直樹×グティ・エスパダス・ジュニア○ 2R TKOエスパダスって随分と懐かしい名前だがシニアは上体を大きく動かしながら相手の懐に入り込んで強打を叩き込むといったスタイルだったがジュニアの方は全く正反対で、遠距離からタイミングを計りながらコンビネーションを打つといったタイプのようだ。松田は入場の時から表情が硬くリングに上がっても体が硬かった。エスパダスのじっと様子を伺いながら隙あらば狙っていくというリズムに付き合いすぎた。ウォーミング・アップのつもりで小刻みに動きながら細かくパンチを当てていけばよかった。1R、ショートのワンツーでダウン、2Rは飛距離のある右ストレートでダウン、立ち上がったがレフリーストップ。止めるのが早いのではないかという意見もあるが勝負あったって感じだ。前回いい試合しただけに残念だ。
2008.06.03
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越後獅子祭脚本 飛鳥ひろし監督 佐々木康出演 森進一 新藤恵美 葉山良二「堅気の衆相手にみっともねぇですぜ。十手まで預かる立派な親分さんのなさることとは思えねぇ」「冗談は止めにしておくんなせぇ。そいつはとんでもねぇ勘違いでござんすよ。あっしは旦那とは縁もゆかりもねぇ旅鴉、しがねぇ風来坊にござんすよ。越後屋さんでござんしたね。たとえ悪党でもたたっ斬りゃ兇状もちの身、ご迷惑のかからねぇうちにお別れします」
2008.06.02
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