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手賀沼沿岸の水田に滞在しているノビタキと沼に飛来しているクロハラアジサシを見に出かけました。昼過ぎまでは、雲ひとつない青空が広がり絶好の観察日和でした。ノビタキは合計7羽の姿があり、昆虫を何度もフライキャッチしていました。また、クロハラアジサシは合計9羽の姿を見つけました。沼水面の上を広い範囲飛翔し、時折水面にある杭にとまり休憩していました。また、同じ杭にイソシギもとまり休憩していました。このほか、沼の水面ではコガモ、マガモ、ダイサギ、コサギ、ゴイサギの姿がありました。(写真)2019年9月28日撮影
2019.09.28
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鳥友、nankashibirdさんのホームグランドのひとつである大学構内に足を運びました。今シーズン、はじめてエゾビタキの姿を目撃しました。胸の黒い縦班、三列風切の淡色羽縁、頭部から上面にかけてのグレー色がかった褐色などのエゾビタキの特徴を丹念に観察できてラッキーでした。このほか、キビタキ成鳥雄、若鳥2羽の姿も発見しました。(写真)2019年9月28日撮影
2019.09.28
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先週、都内水元公園でツツドリと遭遇しました。上面が幼羽と灰色がかった成鳥羽が混在しており、黒みのある褐色でしたのでツツドリ若鳥の中間羽とリポートさせてもらいました。その個体とツツドリ赤色型、通常型のツツドリを比較してみました。一枚目と二枚目は先週9月22日に水元で観察した個体です。三枚目の個体は2015年9月に野田市で観察した赤色型個体です。上面全体のベースは赤褐色で黒い横縞のコントラストがはっきりとしています。四枚目の写真は、2017年9月に野田市で観察した個体です。上面はカッコウに比べて暗色で、下尾筒に横斑があり、雄成鳥と思われました。
2019.09.26
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9月に入ると、ホームグランドの手賀沼沿岸には、ノビタキが飛来しススキや水田の藁ぼっちに止まる姿を見かけます。今秋は、9月14日にはじめて見かけています。先達からは北のものは冬期南方に渡り越冬する、北海道、本州の平地で繁殖したものが本州を移動し、中国やビルマに渡ると聞かされてきました。その移動の姿を自らの目では確認したことがないので、羽色の変化がどのように変化するかまで不確かですが、繁殖期の羽色と手賀沼沿岸で見かける個体を比較してみました。何かの参考となったら幸せです。一枚目から三枚目の写真は、栃木県戦場ヶ原で2017年、2015年の繁殖期に記録したものです。一枚目の雄成鳥は頭部と体上面、尾羽が黒く、胸に橙色の斑があるのが特徴です。二枚目は、夏羽の羽毛が摩耗した個体と思われます。三枚目は、頭の黒色味が少ない雌成鳥夏羽と思われます。四枚目から2018年9月に手賀沼沿岸で記録した成鳥雄の羽毛が摩耗し変化している個体です。五枚目は、2018年10月に記録した下面の橙色が強い成鳥雄の冬羽個体と思われます。六枚目は2017年10月に手賀沼沿岸で記録したもので顔に黒色味がなく背や肩羽に黒斑が点在し雌第一回冬羽と思われます。
2019.09.25
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柏市にお住まいのnankashibirdさんのご近所の学校法人のフィールドに立ち寄りました。というのも、例年、彼岸から10月にかけてヒタキ類が飛来し、滞在していくからです。しかし、あいにく、今朝は台風17号が日本海側を通過していく影響で大風が吹き抜け小鳥の姿も声も確認できないので、退去しようかと思ったとき、猛禽類が目の前を通過し林の中に入っていきました。すり足、忍び足でその林に近寄ってみると、枝にサシバを発見しました。眉斑が目立つ成鳥雌個体です。nankashibirdさんから渡りの時期、サシバやオオタカが立ち寄っていくことがあると聞いていたけれどこうして出会えるとは思わず、感謝。現地からお電話を差し上げたところ、在宅しておいでなので合流しその姿を一緒に観察しました。その後、手賀沼沿岸の公園に渡りの途中の鳥たちと出会えたらと足をのばしてもののこちらもシジュウカラ、ヤマガラ、メジロといった鳥たちと出会えたのみでした。でも、公園の複数箇所でヒノキが折れていて台風15号の爪痕を実感。(写真)2018年10月20日撮影
2019.09.23
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台風の影響で午後から雨との予報でしたか、朝から晴れ間が広がりました。都内水元公園に出かけ、ツツドリやヒタキ類との出会いを楽しみました。ツツドリは、水元大橋から北側に歩いた林の一角にその姿を見つけました。大型の毛虫であるモンクロシャチホコをたっぷりとくわえている光景を何度も目撃しました。私よりも先に観察をしていらっしゃた方が赤色型とおっしゃっていましたが、上面はほとんどグレーでしたのでツツドリ通常型の中間羽個体でした。なお、喉から胸上部に錆色のある個体とそうでない個体を目撃しました。このほか、キビタキ、オオルリ、コサメビタキの姿も見つけました。(写真)2019年9月22日撮影
2019.09.22
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鳥友から何回見てもミユビシギとトウネンの識別を迷ってしまうと連絡をもらいました。私の復習もかねて過去の画像を見返してみました。一枚目、二枚目の写真は2018年8月に三番瀬で記録したミユビシギです。一枚目は上面に赤褐色が残り、頭上や背に灰淡色の羽が見える夏羽から冬羽に換羽中に個体です。二枚目は同日に記録した個体で、額が白っぽく上面の軸斑が黒色、足と嘴は黒いなどの特徴から若鳥と思われます。三枚目、四枚目はトウネンです。三枚目は2017年8月三番瀬で記録した個体、四枚目は2014年9月に記録した個体で、肩羽に赤褐色羽があり、嘴基部が太く見えます。初列風切が尾羽より突出していることから若鳥から第一回冬羽に換羽している個体と思われます。迷ったら何度でも撮影画像を復習してあっそうかと覚えるしかありませんね。当ブログを閲覧してくださっている皆さんは、どんなふうにしていらっしゃいますか?
2019.09.20
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一昨日、茨城県稲敷市で見かけたオジロトウネンの画像を復習していましたら、拙宅の亭主が帰宅し夕飯をすませてから撮影画像をふたりで復習しながら、昔の話を聞かせてもらいました。亭主が曰く、彼が見始めた1970年代は、オジロトウネンがとても観察記録が少なく、当時の環境庁自然環境保全基礎調査報告にもそのことが触れられています。近年、稲敷市ではオジロトウネンが秋の渡りの時期に比較的観察されています。国内への飛来数がふえたのか、一極集中しているかと興味のあるところです。アップした写真4枚のうち、最初のものは2018年8月に撮影したもので、胸が褐色がかっていて背、肩羽、雨覆にサブターミナルバンドがある若鳥です。二枚目は一昨日観察した個体で喉から胸の灰色ははっきりしておらず、上面は冬羽より黒っぽさがある冬羽に換羽している個体と見ました。三枚目、四枚目も二枚目の個体と似ている印象でした。よく見てみると、羽色は目ただないオジロトウネンですが、違いがあるものだとあらためて気が付きました。
2019.09.17
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秋の渡りの時期、茨城県、千葉県の淡水エリアでコアオアシシギを見かけます。足が長く、アオアシシギよりもほっそりとした印象がするお気に入りの鳥です。飛翔している際、ピッ、ピュウとコチドリに似ていますが鼻声にしたような感じの鳴き声を出します。出会う際の個体は、幼鳥から第一回冬羽に換羽中の個体が多いですが、ときおり幼鳥も見かけることがあります。一枚目の写真は、2017年9月に稲敷市で出会った個体です。二枚目の昨日出会った個体は、稲敷市で出会った個体で、肩羽の一部が灰色になっており幼鳥から第一回冬羽に換羽しているものと思われます。三枚目の写真は、2018年10月に稲敷市で出会った個体で、肩羽の灰色がかなりすすみグレーの色が印象的です。四枚目の写真は、2018年8月に千葉県印旛沼沿岸で出会った幼鳥です。頭頂から後頸、上面は淡褐色で、羽縁が白く角張っています。
2019.09.16
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先週9日以来、一週間ぶりに茨城県稲敷市を訪ねました。浮島周辺の蓮田エリアの冠水は、すでに解消していていつもどおり田んぼ道を使って探索が可能となっていました。今日は、コチドリ、セイタカシギ、タシギ、オグロシギ、ツルシギ、アカアシシギ、コアオアシシギ、クサシギ、タカブシギ、オジロトウネンの姿を観察できました。アップした画像は、タシギ、アカアシシギ、タカブシギを除く種類です。オジロトウネンの写真、後ろにコチドリが接近してきて二人羽織のような雰囲気を醸し出していたので記録しました。また、嘴がピンクで先端が黒色のオグロシギ、下嘴基部が赤くて喉から下面に斑があるツルシギの第一回冬羽個体など時間を忘れて観察に没頭しました。また、帰り道に立ち寄った甘田干拓では、もうノスリ3羽の姿を見つけました。(写真)2019年9月15日撮影
2019.09.15
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台風15号の影響でホームグランド手賀沼沿岸の水田では、大半の稲が倒伏していて稲刈りが大幅に遅れています。農家の皆さんがコンバインをフル活用して稲刈りをすすめしていました。さて、鳥友からコガモが飛来したと教えてもらい、我孫子市鳥の博物館の対岸の蓮田群生地を中心に探索してみました。コガモ15羽とシマアジ3羽が集団で行動していました。飛翔すると、シマアジの翼鏡をはさむ2本の白色帯が見えました。ただし、このシーンの画像は記録できず、水面に降り立ったコガモの中の1羽の姿を記録できたのみとなりました。(写真左端の眉斑が明瞭なのがシマアジです)このほか、沼の東側の水田の一角でノビタキ3羽と遭遇しました。写真は、水田のあぜ道の草原に飛来した際のもの、電線にとまり周囲を見渡していた光景です。(写真)2019年9月14日撮影
2019.09.14
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9日に茨城県稲敷市浮島でアカアシシギ、セイタカシギ、タカブシギ、クサシギなどを観察できたことをリポートしました。このうち、セイタカシギの羽色のいろいろを復習していました。セイタカシギが成鳥雌雄、若鳥5羽の計7羽のファミリーと思われました。一枚目は上面が黒褐色で頭の黒色部の斑が薄っすらある個体で成鳥雌と思われました。二枚目は、頭の黒色部の斑ははっきりしていて上面の羽縁が淡色で鱗模様に見えた個体と成鳥雌個体が並んだシーンです。三枚目は2016年3月に谷津干潟で撮影した個体で、頭上から後頚部まで黒い個体で、上面が黒褐色に見えた雌個体です。四枚目は頭が真っ白で上面が黒褐色の成鳥雌と若鳥2羽が一緒の光景です。セイタカシギの頭色は実にいろいろとあらためて思いました。
2019.09.12
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一昨日、茨城県稲敷市浮島エリアでアカアシシギ7羽と出会ったことをリポートしました。何人かの方から、ツルシギとの識別で質問をいただきました。画像をアップし比較してみました。一昨日見かけたアカアシシギは、上面は一様に灰褐色で、嘴は上下ともに朱色。これ対してツルシギは下嘴だけが朱色で違いがあります。また、ツルシギの上面には白斑が点在しているもの特徴です。(写真)アカアシシギは2019年9月9日撮影、ツルシギは2018年10月6日撮影
2019.09.11
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台風15号が通過したあと、茨城県稲敷市を訪ねました。神奈川県、千葉県に上陸後茨城県龍ケ崎市を経て行方市から太平洋に通過していきました。経路にあたった茨城県のところどころで屋敷の屋根瓦が吹き飛ばされた爪痕が何箇所もありました。さて、稲敷市浮島周辺の蓮田エリアは、大方の部分が冠水していて、シギ・チドリは期待薄かと思っていたら、数カ所羽を休められる田んぼがあり、そこにアカアシシギ、コアオアシシギ、クサシギ、タカブシギ、セイタカシギの姿がありました。このうち、アカアシシギはなんと7羽もの姿を見つけました。(写真)2019年9月9日撮影
2019.09.09
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例年カッコウ科の鳥類が渡りの途中に立ち寄るポイントがあります。今シーズン、三度目となりますが、現地を訪ねました。台風15号が明朝関東地方に接近する影響で、黒い雲が突然出現し小雨が少しだけありましたが、予報に反して曇りのお天気となりました。ツツドリの姿は、公園中央の枝にありました。上面に赤みのある赤色型で、下尾筒に横斑がありました。(ホトトギスでは下尾筒に横斑はなし)(写真)2019年9月8日撮影
2019.09.08
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9月に入ると、公園などにヒタキの仲間が次から次に飛来します。今日は、キビタキとオオルリの画像を比較し復習していました。一枚目からニ枚目はキビタキです。上面にオリーブ色がある成鳥雌、頭から上面は黄緑褐色、喉は黄色っぽくバフ色の翼帯があるなどから若鳥が冬羽に換羽している途中の個体です。三枚目と四枚目は2016年10月に撮影したオオルリです。キビタキよりも喉から胸に褐色味があり腹部は白い個体、頭は雌のように見えるけれど上面の青色が残っている雄個体です。なお、図鑑によっては、オオルリの雌は、キビタキと比べると枝に垂直に止まると記載しているものがありますが、記録した画像の個体は水平に止まっていました。むしろ、キビタキのほうが垂直に止まっていたという結果です。
2019.09.06
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渡りの途中にサンコウチョウが飛来していると耳にしていたので、都内水元公園に出かけました。公園の東端からスタートし、西端のカワセミの里まで見て歩きました。期待していたサンコウチョウはすでに渡去していたのか確認ができずでしたが、カワセミの里では成鳥雄が何度も小魚を捕獲し、運搬を繰り返していました。近距離でカワセミを観察していると、羽色がキラキラ輝く場面とそうでない時があり、旦那から教わっていたカワセミ構造色のメモを見返して改めて学びました。カワセミの羽毛にある微細な構造により色の変化がある、鳥の羽の構造色を示す機構としては、ハト型 、クジャク型、カワセミ型の3つがあり、鳥の羽は、おもにβケラチンという柔軟性のあるタンパク質を主成分で中にメラニン色素の粒が含まれている。ハト型では表面のケラチン薄膜での反射で干渉が起き(シャボン玉と同様),クジャク型はメラニン色素の周期構造、カワセミ型ではスポンジ状ケラチン薄膜がが色を示すと私のメモ帳にありました。カワセミのほか、カワウ、ダイサギ、アオサギ、シジュウカラといった姿は見つけたものの、例年渡りの途中に立ち寄る杜鵑やヒタキ類の姿はありませんでした。次回に期待し、現地を後にしました。鳥たちのほか、トンボでシオカラトンボ、サナエトンボを見つけましたが、サナエトンボの種類までは特定できず、図鑑を眺めて勉強中。(写真)2019年9月4日撮影
2019.09.04
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柏の葉キャンパス駅近郊に滞在中のヒメアマツバメの様子を確認しに立ち寄りました。春先は、せっかく作った巣をスズメに奪われたので繁殖を断念したかと思いましたら、今シーズンもその後親鳥が産卵・雛の誕生し、今日現在二羽の若鳥が巣に中に休んでいました。巣の中で寝入っているといるのか、いないのかわかりませんが、今日は親鳥が飛来しないときでも顔を見せていました。(写真)2019年9月1日撮影
2019.09.01
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例年カッコウ科の鳥類が渡りの途中に立ち寄るポイントがあります。今シーズン、二度目の探索で現地を訪ねました。先週、枝にツツドリ一羽が飛来したと地元の鳥友から聞いていたので、丹念に園内を見て歩きました。しかし、朝一番から昼までの時間帯でもいっこうに姿を見せてくれずでした。それでも、エナガの群れ35羽が鳴きながら移動していく中に、サメビタキ、センダイムシクイ、種類が特定できなかったムシクイ類の姿を見つけました。また、公園内の水路で吸水していたクロアゲハの姿も発見。(写真)2019年9月1日撮影
2019.09.01
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