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かつて日本企業で当たり前だった「終身雇用」が崩れて、かなりの時間が経ちました。シャープやパナソニックなど、人もうらやむ企業ですら、業績の推移によって自主退職者を大量に募る時代となりました。いまや4割の労働者が非正規雇用者となっています。何かしらのトラブルで自分の正社員キャリアが一時的に失われてしまった方。あるいは一度も正社員経験が無い方。そのような方々は正社員としてもう勤務できないのでしょうか?私の答えは「できる!」です。もともと終身雇用自体、第二次世界大戦後に40年ほど続いた制度にすぎません。ではどうすれば正社員として再就職していけるのでしょうか。ひとつの方法としては、アルバイトや契約社員として、自分の希望する業界や職種の仕事に就き、そこで正社員昇格を目指す方法です。もちろん全ての職種や業種でこの方法が実現できるわけはないでしょう。ですが、実際に可能なのです。かつて私は35歳で全く未経験の職種に挑戦しました。3年間、苦労の連続でした。しかし本気で仕事をした結果、正社員として登用するとの申し出を受けたのでした。(その3年間はあまり遊べなかった記憶があります)ここでポイントになるのは、その仕事が「発展性や専門性などがあるか?」という点です。あなただからこそ活躍できるという状態を作ることです。ある日若い新人が入社してきて、ひと月も経たないまでに自分のポジションを奪ってしまう。そのような労働スタイルからは抜け出ることです。ですから、単純労働などはあまり正社員として昇格しにくいということになります。
2016.05.09
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キャリア・コンサルティングが必要になるとき、あなたにとって何かしら大きな問題が発生する場合があります。人間は感情の生き物でもあります。そしてときに人間は混乱に陥り、明晰な思考力を発揮できなくなるのです。あなたには問題を解決していく力が備わっています。しかし!もしもあなたの力が十分に発揮できない状況に追い詰められると、不安と混乱があなたを打ちのめすのです。大きな問題にぶつかってしまった時、どうすれば本来の力を取り戻せるのでしょうか。いくつか方法を上げておきましょう。第1に体の調子を整える。十分に睡眠し、肉体疲労を取り除く。第2に問題だと思っていることは実在するのかを確認する。第3に問題を解決する為に許される期限を確認する。第4に信頼がおけて力量もある人物に相談する。第5に状況を冷静に整理する作業を紙面上に書いて行う。決して頭の中だけで考えない。第6にキャリア・コンサルタントに相談する。つまり、悩むよりも考えて行動することなのです。
2016.05.06
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なりたいものになること。それは大いに自己満足を与えてくれるものでしょう。基本的にはおすすめできる人生の生き方です。ところが「なりたいもの」の捉え方を現実的に行えない場合は、決して少なくありません。あまりに「まとめすぎている・感覚的にとらえすぎている」という場合です。私はかつて「人の役にたちたい」という希望を持っていました。そしてカウンセリングを学ぶ上で指導官に「それは中高生の発想だよ」と指導されました。なぜでしょうか?簡単なたとえ話ですが、犯罪常習者の男が女性に乱暴したいと叫んでいたので、罪の無い女性を差し出したとします。確かに私は彼の役に立ちました。しかし、それは「人の役にたちたい」という私の思いとはかけ離れたものです。でもこの具体性が不足するパターンは結構日常的に見られます。「俺は将来芸能界でビッグになるぜ」「私は人が好きなので『営業』の仕事を行います。」「手堅いのはやっぱり『事務』の仕事かな。」「やっぱり得意の英語を使った異文化交流の仕事がおしゃれだよね」芸能界で何をするのか?営業といっても新規開拓・ルート・対法人・対個人をはじめ千差万別ですし、事務も同様です。英語が得意なのはネイティブの中学生も同様です。英語が得意というハードの部分があるならば、「ソフト」の部分としてどのように異文化交流の業務を遂行するのか。目標と方法を明確化することで、それを実現させる方法も具体的に考えられるようになるでしょう。目標を明確化するためには、第1に自分に対する十分な理解、第2に自分がやりたいことに対する十分な理解が有効です。
2016.05.05
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心理学者のアドラーは重要な提言をさまざまにしてくれましたが、その1つが人間の悩みは全て人間関係に原因があるという内容の提言があります。それほどに人間関係は悩みを生むのでしょう。職場での人間関係もまた多くのストレスを生み出しますね。その1つは上司との関係でしょう。上司との関係性をなかなか築けないで困っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。そのような方に私がおすすめするのは、「あなたとご両親とのコミュニケーションの癖や弱点が、そのまま上司との関係の築き方に影響を与えていないか?」自分への理解を深めてみる方法です。たとえば上司から何かを頼まれるといつも断れない。そして内心恨んでしまう。そんなあなたは、父親や母親とのコミュニケーションも同じようなやりとりをしていることが多いようです。まして同居等、いまだに両親の影響を強く受けている環境にいる場合、両親とのコミュニケーションの取り方は現在進行形となります。つまり、上司との関係性の作り方と両親との関係性の作り方はつながっている部分があるのです。ですから、上司との関係性を改善したいならば、ときとして両親とのコミュニケーションを取り方を改善してみることが有効です。興味のある方は、ロジャースの「十分に機能する人間」、加藤諦三先生の著書等を自習してみるとよいでしょう。また最初の一歩の見当もつかない場合は、私に相談してもいいですし、ソーシャルワーカー・スクールカウンセラー等のプロに相談してもよいかもしれません。
2016.05.04
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最近「キャリア」という言葉がよく使われるようになりました。「キャリアアップを目指そう!」などと使われますね。では「キャリア」とは一体何なのでしょうか?「キャリア」は経歴などと訳されますが、世間で捉えられているのは「仕事の経歴」という要素でしょう。でもキャリアコンサルティングでは、キャリアは「その人の人生の全ての部分」ととらえます。たとえば「転勤するかどうか迷っている」という問題があったとしましょう。そしてその問題を果たして「仕事の経歴」に限定した内容、たとえば「出世・業務効率・給与待遇」などの仕事面からだけで捉えることはできるでしょうか? その人はビジネスマンというだけでなく、家族の一員でもあります。 もしも介護が必要な身内の人間がいたとしたら? もしも地域で何かしらの役割を果たしていたら? もしも「AKB48命!」という方でしたら、秋葉原に通えなくなる選択肢はありえないでしょう。ビジネスマンとして。家庭人として。社会人として。地域のコミュニティーを成す一人として。他にもさまざまに人には役割がありますが、それらをすべて含むという捉え方。そしてそれは時の流れ・環境の変化・当人の成長によって変わっていくというもっと大きなものなのです。ですので、私が相談に乗る際は、内定をもらった後までも考えて助言・指導しています。
2016.05.02
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最近人気のある職業の1つにキャリアコンサルタントがあります。これは人生の節目などで「どのように進んでいこうか?」と迷う人を、相談に乗りながら助けていくという職業です。私は今まさに就職活動を行っています。しかし、キャリアコンサルタントで十分な力量に出会うことはあまりありませんでした。本当は主力になってほしいハローワーク職員で2~3割程度しか有用な方はいませんでした。民間のコンサルタントさんは、どうしても「営利」というハンデがあります。ボランティアはお金を絡めないで済む、という強みを最大面に活かしたいと思います。本物のキャリアコンサルティングを、人生を切り開いていく主人公にあなたに提供していきます。
2016.05.02
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