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ブログの活用方法のポイントを説明します。1.就職活動の具体的な方法を基礎から学びたい方→「就職活動方法」のチャプター0から3までを見るとよいでしょう。2.自分が何に向いているのか? どんな興味があるのか? どんな強みがあるのか?わからないという方。→「就職活動方法」のチャプター1、「自己理解の仕方」を中心に読んで見ましょう。3.会社の調べ方、求人情報の集め方、どんな会社がそもそもあるのか、どんな職業があるのかわからないという方。→「就職活動方法」のチャプター2~3、「業界研究・仕事理解」を中心に読んでみましょう。4.就職活動に関する実践的なテクニックをいろいろと学びたい方。→「就職活動上のコツ」を見てみましょう。※.就職活動で疲れたりストレスがたまったら、「コーピング」「レジリエンス」の項目を読んで、自分に合った内容を試して見ましょう。就職活動を通じて気づいた問題(例:家族問題、自分が抱える問題)を解決するための様々な情報を追加しています。それらは就職活動上不要な情報だとしたら、全て無視して問題ないと思います。認知療法を学びに来た方は、長くて恐縮ですが「認知療法解説」を最初から最後まで読んでみて下さい。ただし、無理をせずに行いましょう。無理もしない。しかし怠けもしないという気持ち(自分を大切にする気持ち、バランス感覚)で臨みましょう。毒親について学びにきた方は、同様に「毒親シリーズ」を最初から最後まで読んでみてください。また、毒親の中にはパーソナリティー障害や発達障害を抱えている者がいます。ですので、精神科の受診(本人が受診しなくても)が有効になるケースもあり得ます。地区の無料相談(精神保健福祉士担当)を受けてみるのも良いでしょう。
2019.01.29
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<ブラック企業について> 自分が悪いと思うからブラック企業と評価するのは、私は間違っていると思います。例えば子供が部活動を一生懸命行っている場合、一緒に全国大会に行きたいと思う教師ならば、時間外対応を辛いとは思わないだろうからです。逆に無理やり教務主任などに押し付けられた部活動指導であれば、当然不本意な時間外労働となるでしょう。 つまり、企業をブラック企業か評価するためには、自分の考えや価値観をしっかり持つことが望ましいのです。しかし、あなたを確実に不幸へと追いやってしまうブラック企業も少なくありません。ブラック企業の見抜き方や対応方法について述べていきましょう。 <ブラック企業で働く危険性について> ブラック企業の最大の特徴の1つは「使い捨て意識」という点です。そして労働者が心を破壊されると、その回復には数年から数十年かかるケースがあります。例えばうつ病の治癒率は80%を超えていますが、必ず100%治るとも限らない疾病です。また治癒に至る期間が2年以上かかる長期のうつ病罹患者は、回復者の20%にものぼるといわれています。 誠実かつ粘り強く勤務する姿勢はとても素晴らしいですが、良い意味で企業に依存しない自立性も必要です。実際リストラにあった方々の話をきくと、企業のためにがんばったとは思えない待遇をされているケースも珍しくありません。 <ブラック企業に入社してしまったら> 安心して欲しいのは、万が一そのような企業に入社した場合、数日のうちに辞めることが対抗手段としてある点です。社会保険等の加入前に退職をすませてしまう(加入は取り消すこともできます)ことが良いのです。ただしベストなのは、相手を見抜いて避けることなのは間違いありません。 <ブラック企業の特徴> ではこれからブラック企業に共通しやすい特徴について解説していきます。 1.きれいごとが「大言壮語」されている。・・・いわゆる学生の理想(社会経験の少なさ)を逆手にとる戦術です。社会貢献の為。将来のあなたの真の自己実現の為。うたい文句は様々です。が、意図は使い捨てる大量の学生の確保となります。 2.給料がとても良い。・・・それだけ仕事上での価値を無理やり出しているわけです。また、応募者の欲を刺激します。実際給料が多いところもありますが、健康的に(安定して)生活する状態とは程遠くなります。 3.若いのにすぐに出世できる。・・・実力主義が反映された企業もあるでしょうが、要するに時間をかけて育ちあがった中堅社員が少ない証拠でもあります。つまり、離職率が高いのです。 4.社員の平均年齢が若い。・・・ベンチャー企業で内容も個性的なものであれば、純粋に既成枠にとらわれない創造的な人材が集まっているケースもあります。ですが、離職率が高いことが多いです。 5.一度に多くの求人を行っている。・・・これが一番の典型例です。社員10名の会社が1度に10名の社員を応募していることを考えてみましょう。なぜ必要なのでしょうか?多くが辞めてしまうからですね。 6.就職会などにおける学生用ブースがとても派手で魅力的。・・・まるでショーのようなイベントです。圧倒的な集客力を持っている内容なのですが、なぜ圧倒的な集客力が必要なのでしょうか?とにかく頭数を集めたいからですね。 7.企業の営業年数が短い。・・・傾向としては営業年数が短いほうが危険です。ただし、歴史があっても代替わり等で環境が変わっていたり、衰退し続けて悪化する場合も。 8.社員の定着度・平均勤務年数が共に低い。・・・すぐ辞める証拠です。 9.給与が残業代込み(しかも40時間)かどうか。・・・40時間以上残業が定常にあるケースが多いです。 10.体育会的なのりで、社員に選択の余地を与えない。 11.『カイシャの評判』『転職会議』等のサイトを含め、ネット上に評判に関する情報が皆無。・・・実務の成果が存在しないため、情報が存在しないのです。 12.ホームページ等に載っている全ての情報がうそ。ネットでの評判情報が無い一方、ホームページが非常に魅力的に作りこまれているケース。・・・新宿区の某ひきこもり対応センターなどがその好例です。明らかに詐欺レベルです。対象者を拉致したり、社員に暴行・暴言を日常的に与えています。 13.内定を即日出す上、入社日を即日要求する。またはそれに近い。・・・それだけ人材難が迫っているわけです。 14.あらゆる人材層に募集をかけていて、応募条件も全く無い。・・・深刻な人材難。 15.見学をうけつけない。・・・現場を見せられない環境にある。 16.内定書面(内定取得後)・労働契約書を(初日に)提示しない。 17.理由無く一方的に入社日を延期してくる。 18.連絡が無い又はとても遅い・・・いい加減な体質。または職員が忙殺される実態。 19.待遇面の説明をざっとしか言わない。・・・給与や休日等はもっとも重要です。 20.若手が先輩や中堅にひざまづいて、報告等をさせられている。・・・某介護販売会社での光景です。残業も夜11時までが当たり前とのことでした。 21.厚生年金への加入を断ってくる。・・・近年加入条件が労働者側には緩和されています。労働者にお金をかけたくないのです。 22.職場にペットを持ち込む経営者・管理者がいる。※セラピードッグや盲導犬を除く・・・ワンマン・非常識性が疑われます。 23.全く無関係の異業種参入をしている。・・・靴の輸入販売商社から介護に手を出した台東区の企業が、労働者を雇用保険にすら加入させていなかったケースがありました。 24.給与明細を出さない。出しても内訳が無い。・・・雇用保険未加入の企業です 25.給与金額が低めに間違っている。・・・職場の上司が信頼できても本社の経理が不誠実なこともあります。 26.交通費等の費用を労働者の収入として記載している・・・職員犠牲の節税対策 27.会社営業歴が長いのに、零細企業のまま。・・・健全な経営が出来ていれば、規模か質が向上する。 ※家族経営(例:従業員も含めて一家4人で経営等)だとブラック率は低下しますが、それ以外の家族経営だと変わらないかもしれません。同族会社では権力の集中の影響があります。 <ホワイト企業の要素とは?> 本質が悪いと、上記のようなさまざまな現象が起きてきます。では逆にホワイト企業の基本的な要素とはどのようなものでしょうか。 1.長く安定して働いている環境なので、ベテラン社員がいるのが普通。 2.バランスよく各年齢層・性別関係無しに社員がおり、経営や募集が安定している。女性のハンデも少ない。 3.残業が無い企業はなかなか無いですが、サービス残業当たり前ではない。 4.若者を大量に雇用して育成せず、使い捨てにする姿勢ではない。金と時間をかけて育成する。 5.上司の命令が絶対でなく、個人の事情を配慮してくれる。 6.実際に企業活動をしてきているので、証明可能な社歴がある。 7.ある程度人材数が揃っているので、しっかりと会社や仕事に貢献できる人を選ぶ余力がある。応募者側からすれば、入社が難しくなるが。 8.人材育成に時間をかけていて、離職は企業損失だと考えるので、個人の事情に配慮し、産休等があっても復職のメリットを考えて許可する。 つまり社員をある程度大事にする環境があるわけですね。 <ブラック企業を見抜く方法> では肝心のブラック企業か否かを判断する与信の方法とは何か? 1.企業に応募する電話・メールの際の相手側の対応。言葉遣いや内容。やり取りの丁寧さや常識(NG例:近日中に連絡するとの返答で3週間待たせる)があるか。 2.ある程度の規模の会社であれば選考が複数回あるか。小さな企業でも、十分な時間をかけていろんな面を見てくれて面接してくれたか。※本当に相手が役立つかどうかは、ある程度時間をかけなければわかるはずもないのです。 3.面接官の印象。言葉遣いや態度。内定を即出したりしないか。強要したりしないか。 4.面接の際、こちらからの質問にしっかりと答えているか。ある程度本当の部分を話しているか(NG例:マイナスのことを一切いわない。) 5.ホームページが存在するか。存在した場合、きれいごとやイメージのみで構成されてないか。出演者が全てモデルだったりしないか。社会貢献面や夢が以上にアピールされてないか。 6.『カイシャの評判』『転職会議』等の情報が存在するか。仮に存在していたら、偽情報もありえるので参考にする程度に。 7.『2ちゃん(5ちゃん)』で、悪口がたくさん載っているか。規模が大きい場合、良い評判も悪い評判も共にたくさん載っていれば、基本危険です。良い評判は業務命令で記入させられている場合あり。 8.あなたが内定に即応しない場合の相手の言動。 9.面接室に通されるまでの社員の働きぶり。会社内の雰囲気。清掃等のされ具合。 10.ネットにて謙虚歴等の存在、IR情報などを確認。 11.客として店舗を利用してみる。同業他社に対象企業の情報を利用客として聞いてみる。12.求人情報自体に無理がないか。例えば給与が最低賃金を下回る金額になっている等。全ての記載条件が嘘がないにしても、それ自体が明らかに労働が難しい条件になっているかどうか。※判断が困難ならプロへ質問が望ましい。ハローワーク職員でも可能。 ★つまり、面接に関するやりとりを中心に、なるべく多くの情報から総合的に判断すると良いのです。総合的な判断が難しい場合は、プロに相談するとよいでしょう。
2019.01.28
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就職において、入社先の本当の姿を捉えておきたいという気持ちは痛いほどわかります。例えば2012年に厚労省が設けて行われた円卓会議において、パワーハラスメントを受けたことがある労働者は約25%とのことでした。入社してすぐにパワハラを受けてはたまりませんね。しかも、私は実際の割合はもっと高いと思います。特に中途入社の場合、人材が定着しない理由のひとつが「現場が働きにくい」ことが推察できるからです。そして転職組みの方は、そうしたところへの応募が多くなってしまいますね。実際、ホームページ、パンフレット、メール等でのやりとり、そして面接。これらで推察できる本当の姿にはどうしても限界があります。その限界を乗り越える工夫が必要になってくるのですが、その工夫の1つが「現場ボランティア(見学)」です。新卒者などはインターンシップが設けられていますが、それはかなり「建前的」な面があります。私が皆さんに伝えたいノウハウは「配属が予想される現場にボランティアとして働かせてもらう」という方法です。この方法は一部の業界・職種でしか役立ちませんが、これが出来る場合はかなり相手の本当の姿を見極めることができます。では現場ボランティアではどんなことがポイントになってくるのでしょうか?・現場まで実際どのぐらいの時間で通勤できたか・現場の掃除はどの程度行き届いているのか(意識・ルール遵守・仕事の押し付け合い)・職員同士は(朝の)挨拶をしているか。報告・連絡・相談の際のお互いの口調や表情。(人間関係)・冗談や笑いがあるか。(リラックス・信頼関係)・お客様の様子はどうか?(業務内容の質の推察)・休憩などをどう対応しているか?(福利厚生の遵守ぐあい)・自分から社交的に雑談を仕掛けた際の、相手のいろいろな返答内容。★上記サブの要素も抑えつつ、何より実際の業務内容。★そしてあなたも相手の期待に応える動きをさりげなく実施する。この辺は少なくともおさえておきたいところですね。全部できなくても、なるべく行う意識が重要です。相手の期待に応えることが出来ると、待遇がよくなる可能性があります(例:配属先の融通がきく、労働時間を調整できる(パート勤務等)、給与額の増額)また相手もあなたが戦力になりそうならば、現場ボランティア・見学を許すでしょうし、当然入社して欲しいために「よい点をPR」してくるはずです。私たちが面接時に自己PRをするのと全く同じですね。ですので、見学の申し込みの際はなるべく実際に配属されそうなところを希望することが重要です。同じ企業内でも、配属先が異なれば雰囲気から全く変わってきます。最後に現場ボランティア作戦が適している業界・職種についてです。簡単に言えば「ボランティアを広く募集している職種」ではやりやすいといえます。たとえば介護・教育・清掃・医療(医療従事者内容ではなく、そこでの雑務)等では比較的行いやすいでしょう。一方顧客の安全を脅かす可能性のある作業(例:医療現場でゴミ箱の中身を回収できても、点滴のセットは運べない)や、企業の情報漏えいに関わるもの(例:セキュリティの高さが求められるIT企業での開発部門)はボランティアはしにくいです。そしてボランティアを申し出ること自体、常識を疑われる場合もあります。まとめると現場の本当の姿を知るためには配属先予定の現場ボランティアが非常に有効。ボランティア申し込みについて、相手がボランティアを常に募集しているとやりやすい。業界・職種によっては申し込み自体が非常識になるため、見学の形式にしたり、「見学したい理由を丁寧に説明し、相手にも配慮しながらのお願い形式」にして非常識性を低減する工夫が望ましい。次善の現場を知る方法としては「お客様として現場(現場に内容が近い別店舗)を利用する」ことがあげられます。
2019.01.20
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