海外旅行紀行・戯言日記

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2012.04.06

春の供養登山21－奥多摩御前山は未だ冬？

テーマ：海外旅行・トレッキング体験記(657)

カテゴリ： Little Journey

カーナビの設定“都民の森”を間違えて、奥多摩都民の森に着いてしまったのですが、奥多摩湖の端まで行き、其処から奥多摩周遊道路に入り、目的の月夜野第2駐車場に着きましたのは午前10時半でした。
周りには雪が残っていて寒かったのですが、トレッキングに最適と駐車場から木の階段を下りて、広い林道を小河内峠迄、約40分下って行きました。

左は2000年の4月末、家内とカタクリの自然群生地を見に行った時のもので、4月下旬で太陽の光が差していますが、昨日は未だ太陽も低く道標が日陰となっていました。

小河内峠は標高1050m、御前山は1405mですから僅か350m登るだけなのですが、12年前と違って体力が落ちていて、上り下りが激しく音をあげてしまいました。
カタクリは落ち葉の中から、数葉見られるのですが、花の時期には程遠く、林も殆どが裸木で、楽しみは下に見え隠れする奥多摩湖、遠くの山々でしかありません。

漸く、惣岳山を経て御前山に向かいますが、北斜面には残雪が残り、未だ冬の気配が濃厚でした。

奥多摩では、近年熊が出没して問題になっていますが、冬眠から覚めていないことを祈るのみですが、途中お会いした唯一のパーティからは、「湖畔側では出没しているので気を付けて！」との注意を受けましたので、家内の形見のホイッスルを時々吹きながら、御前山山頂に到着、12時半ですから何とか2時間で登ったことになりました。

頂上は霜でぬかるんでいて誰もいません、カタクリの時期には、テントが立ち。臨時のトイレも設置されていた記憶がありますが、寂しいものです。
例によって、バーナー・コッヘルセットでラーメン昼食を作り、八朔、スナックで暫し休憩、午後1時半に下山を開始しました。

駐車場の木々の間から望む、惣岳山と御前山、登って来た安堵感で記念に撮影しておきました。