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2006年01月26日
XML
数日前のことが、どうにも気になっている。
20人くらいの集まりで、ある人が
「いっけんはひゃくぶんにしかず・・」 と言ったのだ。
私はその時、うつむき加減でその人の話を聞いていたのだが、
そのフレーズを聞いた時に、「エッ?!」と思って、
思わずその人の顔を見てしまった。
しかしその人は、自分の間違いには全く気付かぬように話を続けていた。
人には「言い間違い」ということが良くある。
私だって言い間違えて慌てたことも数知れず・・。

ところが・・。

場面が変わって、再度その人は
「いっけんはひゃくぶんにしかず、で・・」と言ったのだ。
私はまたもや、「エッ?!」と顔を見てしまった。
先ほど同様、まったく普通に(いや、得々と)話している。
この時にはさすがに、周囲の人の様子が気になり、
視線を移すと一人の人と目が合った。
その目には「違うよね?」というような戸惑いがあった。
多分私も、そんな目をしていたのではないだろうか。

多分その人は、「百聞は一見に如(し)かず」を
「いっけんはひゃくぶんにしかず」というフレーズで記憶しているのだろう。

ひょっとするとお気に入りの言葉なのかもしれない。
そんなことを考え始めたら、
私はその人が何を言っているのかよりも、
いつもこの間違いを重ねているのだろうかと心配でしかたがなくなってしまった。

うーん、遠慮なくお互いの間違いを指摘し合える仲でもない。

きっとその人のプライドは傷つくのではないか。
私よりも親しい人はこの場には居るのだから、
私は気付かぬことにしておく方が良いのでは・・。
結果として、私は何も言わずに終わってしまった。
多分、私と目が合った人も、何も言わなかっただろう。

人には「記憶違い」というか、「間違えて覚えている」ことがままある。
今、頭によぎる「偉い人の挨拶に登場する間違い」では
「枯れ木も山の賑わい」 (集まっている私は枯れ木か?)
「役不足」 (謙遜しているつもりだろうけど、それを言うなら「役者不足」)
「情けは人のためならず」 (本来の意味とは違う使い方をしているような・・)
などなど・・。
偉くなってしまうと、誰も間違いを指摘してくれなくなってしまうから、
多分、「慣用句」のように使い続けてしまうんだろう。

それにしても、「一見は百聞にしかず」じゃねえ・・。
早く間違いに気付いてくれればいいけど。





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最終更新日  2006年01月26日 09時32分52秒
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Re:「百聞は一見に如(し)かず」でしょ?(01/26)  
秀0430  さん
その人が、どのような文脈でこの言葉を使ったかというのに興味があります。

見ることによってよく分かることがある、ということを語る文脈だったら、「百聞は一見にしかず」という言葉でないとならないはずです。もしこのような文脈で話しているなら、単純な言い間違いだと言うことになると思います。

でも、世の中には逆に、見ただけではだまされる・論理的に考えなければ本当のことが分からないと言うことがあります。このようなものは、「一見」よりも、優れた人の言葉を「百聞」のように繰り返し聞く方が真理をつかめます。

その人が、もしも「一見は百聞にしかず」と言うことが正しくなるような文脈で語っていたら、なかなか言葉のセンスがいい人だなとも思うのですが、果たしてどのような文脈で語られていたのでしょうか。 (2006年01月26日 10時11分34秒)

Re[1]:「百聞は一見に如(し)かず」でしょ?(01/26)  
秀0430さん、おはようございます。

>でも、世の中には逆に、見ただけではだまされる・論理的に考えなければ本当のことが分からないと言うことがあります。このようなものは、「一見」よりも、優れた人の言葉を「百聞」のように繰り返し聞く方が真理をつかめます。

そうだったら良かったのですけどね。それなら私も、「うーん、おぬし、やるな!」と、違う意味で日記を書いていたかも・・。

残念ながら、「色々聞くよりも、直接見たほうがいいですよ」という意味あいでした。 (2006年01月26日 10時22分15秒)

Re[2]:「百聞は一見に如(し)かず」でしょ?(01/26)  
秀0430  さん
みらい0614さん

ということは、「如かず」という言葉の意味を間違って覚えているのかも知れませんね。あるいは、この言葉の意味を知らなかったか。

「如かず」が「及ばない」という否定の意味であると理解していれば、「見る方が優れている」という意味で使わないとならないと分かったと思います。

こういうのは、こっそり教えてあげるといいんですが、なかなか難しいですね。 (2006年01月26日 11時07分17秒)

Re:「百聞は一見に如(し)かず」でしょ?(01/26)  
msk222  さん
僕も、うっかり誤用していて赤面することはよくあります。

しかし、誤用のほうが今では正しい言葉のように使われていることがあって、使うときに迷うことはよくあります。
「役不足」は役者不足ですか。正確には力量に対し役目が軽すぎることだと思います。役目に対して力量が足りないこと、というふうに使われることがよくありますね。
「私では役不足ですが、お引き受けしました」なんて(ずうずうしい)挨拶をよく聞きます。
「汚名挽回」は「汚名返上」ですし、「一生懸命(いっしょうけんめい)」は正確には「一所懸命」ですが、みんな使っているし、変換でもちゃんと出てくるからもう認知されていて、国語のテストでも「一生懸命」は正解になるのでしょうか?
テレビキャスターやスポーツ解説者も、開眼(かいげん)を(かいがん)と言ったり、確信犯を“悪いと知っていて行う”という意味で使っていることがよくありますが、本当は信念をもってやることですね。
ただ、自分でもそういう誤用はよくありますので、天に唾ということで…。
(2006年01月26日 12時00分01秒)

Re[3]:「百聞は一見に如(し)かず」でしょ?(01/26)  
秀0430さん、何度もありがとうございます。

>ということは、「如かず」という言葉の意味を間違って覚えているのかも知れませんね。あるいは、この言葉の意味を知らなかったか。
>「如かず」が「及ばない」という否定の意味であると理解していれば、「見る方が優れている」という意味で使わないとならないと分かったと思います。

そうですね。

>こういうのは、こっそり教えてあげるといいんですが、なかなか難しいですね。

はい、難しいです。それに、こちらも本当に正しいかどうかの自信もないことが多いし。
-----
(2006年01月26日 12時30分35秒)

Re[1]:「百聞は一見に如(し)かず」でしょ?(01/26)  
msk222さん、こんにちは。

>「役不足」は役者不足ですか。正確には力量に対し役目が軽すぎることだと思います。役目に対して力量が足りないこと、というふうに使われることがよくありますね。

msk222さんの書き込みで、ちゃんと確認せずに日記を書いたことに気付き、「役不足」を調べてみました。
すると、「役者不足」なんて言葉はなくて、「役不足」への突っ込みとして使われるということのようです。私の日記は、半分当たりの半分ハズレでしたね。
ということで、今、顔の半分赤面してます。

>「汚名挽回」は「汚名返上」ですし、「一生懸命(いっしょうけんめい)」は正確には「一所懸命」ですが、みんな使っているし、変換でもちゃんと出てくるからもう認知されていて、国語のテストでも「一生懸命」は正解になるのでしょうか?

どうなのでしょうね。私の印象としては、「一生を懸命に」というのは疲れるナーと。

最近は、テレビのアナウンサーでも「読み違え」などが時々ありますね。言葉を商売道具にする人でもそうなのですから、日本語が崩れていくわけです。

>ただ、自分でもそういう誤用はよくありますので、天に唾ということで…。

はい、私もきっと、気付かずに間違っていることが多いのではないかと、こんな日記を書いたことがちょっと恥ずかしかったりして・・。
変な書き方があったら、遠慮なく教えてください。
時には「変換ミス」という場合もありますけど・・。
-----
(2006年01月26日 12時41分19秒)

Re:「百聞は一見に如(し)かず」でしょ?(01/26)  
大学時代、デザインの講師が、
オードソックス と言うので、学生達は真似て
流行りました。(笑)正しくはオーソドックスです。
最近では、
助ける神あれば、拾う神あり。
と言う人がいたので、以来私の周りでは
これが、定石のおまじないになっています。
(再・笑)

(2006年01月26日 16時54分52秒)

Re:ぼちぼち7203さんへ  
ぼちぼち7203さん、おはようございます。

>大学時代、デザインの講師が、オードソックス と言うので、学生達は真似て流行りました。(笑)
>正しくはオーソドックスです。

それで思い出しました。
かつての上司が「バブルがはじけた」を「バルブがはじけた」と言ってました。何度か指摘したのですが、どうしても「バルブ」になってしまい、そのたびに私は、水道蛇口が壊れた状態を連想して困ってしまいました。
そう言えばその人は、「ビザ(査証)」を「ピザ」とも言ってたなあ・・。
このあたりは、高齢の方にはやむを得ない間違いで、さほど恥ずかしいこととも思っていない私です。(自己弁護も含む・・笑)

>最近では、
>助ける神あれば、拾う神あり。

それ、いいですね。変な占いより、ずっと良さそう。私も唱えたいと思います。(再・笑)
(2006年01月27日 08時56分23秒)

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