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2013年11月04日

本当に素晴らしい試合でした。
２年半前の嶋選手のスピーチは、記憶に強く焼き付いている。
内容も、語り方も本当に素晴らしく感動的だった。
前日、田中投手がまさかの「負け」となったのだが、結果としてはより素晴らしい感動のシナリオとなったような気がする。

「底力」から２年半…嶋「日本一を見せることができて良かった」
スポニチアネックス 11月4日(月)8時17分配信

嶋が見せた「底力」今だから明かせる名スピーチ誕生の裏側…楽天初の日本一
スポーツ報知 11月4日(月)

マー君の９回投入　決まったのは「７回終わってから」
スポニチアネックス 11月4日(月)

マー君　神の連投　１６０球敗戦翌日に志願「もやもやしていた」

それにしても田中投手、本当にすごいピッチャーだ。
甲子園では１回戦ボーイばかりだった北海道の高校野球に、感動の嵐を呼びこんでくれたのは、駒大苫小牧高校の田中将大、マー君だ。
彼によって当時の北海道がどれほど元気と勇気を鼓舞されたか、はかりしれない。
そして今回の、伝説の連投。
前日１６０球を投げた彼が、志願しての登板だったという。

解説していた人が何度も「信じられない」と言っていたから、信じられないことなのだろう。
しかし、本当に無理なら志願しても負けるかもしれないのだから、
田中投手は「絶対に抑えられる」という自信があったのだろう。
色々な人が「精神力」を言っていたが、精神力だけではなくとてつもなく強靭な肉体の持ち主なのだろうと思う。
「神の子」なんて言われているようだが、マウンドに立つ彼が私には仁王様のように見えた。
（そういえば、仁王さまは守護神だものね）
高校野球で北海道を鼓舞してくれた彼は、プロ野球では震災で傷ついた東北を鼓舞してくれた。
日本でなすべきことをなした彼は、次は新天地でどんな活躍をするのだろうか。

球団社長が田中将大の意思確認へ＝今オフのメジャー挑戦―プロ野球
時事通信 11月4日(月)

東北の皆さん、東北楽天ゴールデンイーグルズファンの皆さん、本当におめでとうございます。

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