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2016年07月11日

選挙結果には気が滅入った。

もちろん、自公政権の大勝とか、改憲勢力が3分の2に届いたということにも暗澹たる気持ちになったのだが、それ以上に気持ちが萎えたのは、投票率が約54%しかいかなかったということだ。事前調査ではまだ投票先を決めていないのは4割弱ということだった。決めていないんじゃない。行かないことに決めていて、なおかつ決めていても行かなかった人が少なからずいるのだ。

その人たちは、
「むつかしいことはわからないから、判断保留した」と言って、責任を回避したつもりなのか⁈

あなたたちには、自公政権に投票したのと「同じ」責任がある。そのことを、よーくよーく自覚して欲しい。だんまりを決めていたら、嵐は過ぎ去るのではない。嵐はやって来る。

アミダラ姫.jpg

一ヶ月前に「スターウォーズ1-3」の映画評を書いた。その時にフォースの暗黒面を司るシス卿が非常時大権（緊急事態条項）を手にし、やがては最高会議の場で皇帝になる様子を、アミダラ姫（ナタリー・ポートマン）がこう呟いた、と書いた。

「自由は死んだ、万雷の拍手の中で」

アメリカにとって、「自由」とは単なる権利ではなくて、国民の最も聖なる政治的精神と言ってもいいだろう。さしずめ、日本ならば「民主主義」というべきか。

選挙という最も民主的な手続きの場で、

今はまだこんなことも自由に書ける。しかし、これからはちょっと書いただけで、「そんな過激なことは法に抵触するかもしれないよ」と親切な人が「忠告」にやってくるかもしれない。総選挙のあるニ年後か、5年後か、それはあっという間だ。こんなつぶやきもネットの海の中で、直ぐにうもれてしまう。

棄権をした有権者の46%人たち、出来たらこのコメント欄に来てくれませんか。

あなたが本当のところ、どんな気持ちで棄権をしたのか。私は知りたい。切実に。
普通は自分のURLを持っていない方とはコメントのやり取りをしないのだけど、今回は特別です。
お願いします。炎上覚悟でお願いします。

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最終更新日 2016年07月11日 18時30分41秒
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■コメント

Re:自由は死んだ、万雷の拍手の中で(07/11)

abi.abi さん

本当にげんなりする結果でした。

ただ、私の地元では、野党共闘候補が全国一番のりで当確を決めました。

地元高校生の有志たちが「全国1番の18歳以上投票率をあげよう」とか書かれたたて看板を持って街中に立っていました。各校の制服姿です。
県営球場の近くだったので野球応援の案内かと思ったので驚きました。
頼もしいと思いました。 (2016年07月12日 12時01分03秒)

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Re[1]:自由は死んだ、万雷の拍手の中で(07/11)

KUMA0504 さん

abi.abiさん

＞
＞ただ、私の地元では、野党共闘候補が全国一番のりで当確を決めました。
＞
＞地元高校生の有志たちが「全国1番の18歳以上投票率をあげよう」とか書かれたたて看板を持って街中に立っていました。各校の制服姿です。
＞県営球場の近くだったので野球応援の案内かと思ったので驚きました。
＞頼もしいと思いました。
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野党統一候補の一番乗りだったんですか、すごいですね。今回の東北の健闘は目を見張ります。国民は自分が棄民になって初めて気が付くのでしょうか。

正確なことは知らないのですが、18歳の投票率は50%と少し、19歳に至っては20%台だと聞きました。学校の先生が投票しろよ、といってもダメで、大学生になったらなおさらいかない。なんでそうなっちゃうの?こういうと、若者は反発すると思うのだけど、私は自分の利益のために頑張っているんじゃない、あなたたち若者の未来のために頑張っているつもりなんです。だから切実に知りたい、そのホントの気持ちを! (2016年07月12日 14時11分41秒)

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