沖縄久米島 グランババ 一歩一歩

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久米島通!本間孝武… 琉球一美しい島さん
2025.06.21
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6月21日(土) 旧暦5月26日 六曜は「赤口」 
夏至:1年で一番昼の長い日、そして太陽が一番高くなる日

 日本を含む北半球では昼が一番長い分、夜が短くなります。気がつきませんでしたが、太陽が一番高くなる分、影が短くなる日でもあるのですね。同時間・同時刻・同場所で、ひと月を区切って影の長さを測ってみるというのも面白そうです。わたしゃ、やれませんけど大笑い


 今日は、先月見つかった不発弾の処理日です。
 島は戦争被害がなかったと思っている若い人達もいますが、実際には250㌔級の爆弾が撃ち込まれていました。

            <避難勧告のチラシ>

 我が家は対象地区外ですから、変わりはありませんが、円内の方々は全員が避難です。消防と役場の職員が一軒一軒回って避難を促していたようです。ほんとにご苦労様です
 ほぼ1日ですので
 「避難先でお昼はどうするのかしら、まさかお弁当とか用意されていないよね」
 などと、2~3日前から避難該当地区のお客様方が話していました。
 小さな施設2か所では足りなさそうですが、兄弟姉妹親戚・友人の家で過ごす方たちも多くいらっしゃるので、都会のような大きな動きは見られませんでした。
 無事処理出来て良かったです。

 改善センターの敷地に給食センターを建造しようとして発見された不発弾です。もしそれがなければ、危険を残したまま地中に埋まったままでした。数多くのイベントや行事が行われるセンターが、そんな危険な場所であったとは誰が想像したでしょう。
 センターで数年を過ごした私もしかり。知らぬが仏とはよく言ったものです。
 沖縄の埋蔵不発弾の数は、それこそ未知数でまだ半分も発見されてないようです。戦後80年の爪痕は、今も地底深くに残っていました。

 島で戦争の話をしますとね、決まって「鹿山事件」」が取りざたされてしまいます。島では「友軍が島民を虐殺した」痛ましい事件があったので、あまりみな語りたがりません。
 私の父もそうでした。それは父の身近で起こった事件でもあったので、父から戦争の話を聞いたことがなかったのです。
 のちに機会があって、その頃の話を知りましたが、殺さないと殺されるという異常な状況の中、人の心は鬼にもなるのですね。
 事件を起こした日本軍は日本国の兵士としてとるべき行動をとったと、責任者は最後までそう言い切っていました。(戦後のテレビ番組の報道で)
 歴史の違う沖縄と日本では、物事のとらえ方に違いが出てくるのは当然ですし、おかれた環境や状況で一人一人の判断が違ってくるのも理解はします。
 元々は国同士の利益の争奪戦が、人を鬼にも蛇にも変えてしまうのです。
 加害者も被害者も戦争がもたらした被害者同士なのですけどね。
 おえら方の胸三寸で、一般庶民が心も命も奪われてしまう世の中・・・もう近いのかも知れません。

 戦争の話になると、戦争を経験していない私でも、ついつい熱が入ってしまいます。それは親の世代がそうだったからでしょう。
 戦後の生活を多少経験している70代の私たち、特にアミリカユー(アメリカ統治下)に育った私たちには、まだ身近な話なんです。

「不発弾」無事回収できて、ほんとに良かったです。皆さま大変ご苦労様でした。

 話のお口直しの今日のお昼は、お味噌汁の材料をたっぷり揃えました。
 一汁一菜、菜は生協さんの「豆腐ハンバーグ」大笑い
 おいしゅうございましたよぺろり

          <お味噌汁はたっぷりの具材で






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最終更新日  2025.06.21 19:17:04
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