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●『愛する人達』川端康成_オススメ度★★★(満点5点)『愛する人達』川端康成川端康成こそ、日本が誇る変態(褒め言葉)として注目し続けている。2004年8月10日の日記で『眠れる美女』の雑感を書いた。すごかったなぁ・・・。2年半前の読書体験なのに、今でもその時の気持ちが思い出せる。この本は短編集。普通の文章の中にいきなり現れる異界的な変態描写は少なめなので、読みやすいだろう。ただ、感性の飛躍・断絶を期待する読者には物足りないかもしれない。「夜のさいころ」という作品が一番かな。踊子がさいころに己の気持ちを託して振る、というイメージがいい。「母の初恋」もなかなか。2004年5月15日の日記で『山の音』川端康成の感想を書いた。この作品に少しだけ似たところがあり、懐かしく感じた。1941年近辺の「母の初恋」でのアイディアが1954年の「山の音」で結実したのだろう。#まぁまぁの小品集というところ。
2008年02月29日
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●『若き数学者のアメリカ』藤原正彦_オススメ度★★★★(満点5点)バリバリ文系の私としては、数学が得意という人に対する偏見があるわけだが。この人は面白い。ユーモアあふれるアメリカ留学&助教授就任記。30年以上前のことだから、今のように簡単に海外に行ける時代ではない。そんな時代に徒手空拳でアメリカへ行くのだから、覚悟も並ではない。著者が30歳で新進気鋭だったということもあろうが、妙に突っ張ってみたり、子供とは心を開いて遊んでみたり、みずみずしい感受性でもって、新鮮な体験を心から楽しんでいる様子がよく分かる。新しい体験はやはり若いうちにするのがいい。また、自分の中の良くない感情も正直に吐露しているところがいい。楽しさや悩みを全部ひっくるめて書いているのだが、根本には快活さや、物事からユーモアを汲み取ろうという楽観主義がうかがえて読んでいて苦しくならない。助教授に就任して初めての英語での講義、というくだりは著者にとっても思い出深いエピソードだったらしく、その時の緊張度合いが具体的にユーモアをもって書かれており、読ませる。30年前のこととはいえ、アメリカに関する批評にもなっている。軽くエッセイを読みたい人にオススメ。ブログランキング参加してます。少しでも参考になったと思われたらクリックしていただけるとうれしいです#俺もこういうのを書きたいもんだ。
2008年02月28日
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●『ベスト・パートナーになるために』ジョン・グレイ_オススメ度★★★★(満点5点)引き続き、妹のマリッジ・ブルー対策を言い訳に男女間の気持ちを知るための本(^^;副題が振るっていて「男は火星から、女は金星からやってきた」。つまりそれだけ考え方が全く違っている、と。違っているからこそ思考パターンを理解し、一番効果があるようにお互い訴えよう、と。ちなみに翻訳はあの大島渚監督。内容に関心を持ったので訳したらしい。1月26日の日記で『この人と結婚していいの?』石井希尚という本を紹介した。男性は「ウルトラマン思考」という話があった。今回取り上げる本も似たようなことが書いてある。「彼は、彼女のヒーローでいたいのだ」前述の著者もこの本を読んでいたことは間違いない。もともとは1993年の本で古いので。女性が男性の物事を頼む時、拒否されても「快く理解を示せば」次回からは男性が女性の頼みごとをちゃんと聞くようになる、というのは確かにそうかも、と思う。男性が拒否して、拒否したことを怒られると二度と頼みごとを聞きたくないと思う可能性もある。拒否したことを悪かったなと反省させるようにもって行けばこっちのもの、という論理。「男性に対して、常に愛情にあふれたスキンシップを求めることは、女性に対して常に理性的、論理的に物事に対処することを期待するのが無理なように、しょせん大きな間違い」まぁなんとなくわかる(^^;お互いすいません、ということで。あとは実行するかどうかのみ、そしてそれが一番困難(^^;#ここら辺の本はちょっと読み飽きたな・・・
2008年02月26日
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●『美徳のよろめき改版』三島由紀夫_オススメ度★★★★(満点5点)耽美は嫌いじゃない、いやむしろ好きなほうだ。川端康成の耽美。退廃的。いつも言うが、ノーベル変態賞(褒め言葉)。ギュスターヴ・モローの幻想と象徴の耽美。永遠にはまりこんでいたい耽美がそこにはある。三島の耽美はどうか。あまりに人工的で男性的で加工感が強すぎる感があり、心身ともには入り込めない。あくまで個人的にだが・・・。この「浮気する人妻」を題材としている作品もどうも理性で女性の感情を分析して作り上げられた感が強く、すーっとは胸に入ってこなかった。ただ、ネットで女性の感想を読む限り、意外と女性心理を突いている様子。わがことのように感じた、という人もいた。こんなに自らの心理を分析して快楽や苦痛を追い求める女性がこの世にいるのだろうか?男性でも当然いまい。いるのならばぜひともその心のうちを聞いてみたい。・「節子を待ち構えた地獄がここに在ったのを節子は知った。」ドキッとする文。ただし、女性の地獄はその心理にはない。肉体と苦痛の中にある。男性の地獄は精神と快楽の終焉にあるに違いない。・「男は、一度高い精神の領域へ飛び去ってしまうと、もう存在であることをやめてしまえる!」私もこのまま30年過ごしていくと、存在であることをやめてしまうことが出来そうとも思える。そこまでの仙人ではないが、なんとなく終着点が想像できる気もするのは傲慢か。・「自然はくりかえしている。一回きりというのは、人間の唯一の特権なのだ。」そして三島も一回きりの行動・衝動に打って出たというわけか。この瞬間瞬間に移り往くすべての事柄は一回きりの尊いもののようにも感じられるが、あまりに俗物的な考えに過ぎないのだろうか。あまり好みではないが、取り組むべき小説界の巨人とは思える。ブログランキング参加してます。少しでも参考になったと思われたらクリックしていただけるとうれしいです#こういう本に比べると、流行小説とやらのなんと薄っぺらいことか。
2008年02月25日
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●『探偵ガリレオ』東野圭吾_オススメ度★★★(満点5点)全く読んだことない著者だが、有名なので読んでみるか、と。理系音痴の刑事と、物理学科助教授のコンビが殺人事件を解決していく短編集。理科系の知識と技術を凝らしたトリックをもとにした、というところに新しさがあったのだろう。もっと彼等の過去に触れたりして深みが出てくればもっと面白いんだろうけど。シリーズらしいから、もっと読めばそこらへんが出てくるのかな。まぁ、娯楽小説としてはいいんじゃないでしょうか。ブログランキング参加してます。少しでも参考になったと思われたらクリックしていただけるとうれしいです#1時間もあれば読めます
2008年02月24日
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●映画『麻雀放浪記』小説はよく読んだが、映画ははじめて。1984年制作だが、意図的にモノクロで作っていて、風景も戦後の荒れた感じを再現している。やっぱり博打はロクでもないなぁと改めて感じる。でも、ロクでもないから燃えるものがある。手積みが完全に廃れて全自動のみとなっているが、やっぱり味気がない。役者が頑張ってる。坊や哲:真田広之 ドサ健:鹿賀丈史 女衒の達:加藤健一 上州虎:名古屋章 出目徳:高品格 八代ゆき(オックスクラブのママ):加賀まりこ まゆみ:大竹しのぶこのときの真田弘之って、ロンドンブーツの惇に似ている?鹿賀丈史は迫力出してる。世間の常識から見ると博打うちは馬鹿だけど、命の輝きがある。久しぶりに打ちたくなった。#今は限られたリスクしか取っていない。
2008年02月23日
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●『すべては一杯のコーヒーから』松田公太_オススメ度★★★★(満点5点)起業する人は情熱が違うな、とまず感じる。日本ではまだメジャーではなかった、「スペシャルティーコーヒー」を伝えたい。そのためにはどんな努力もする、という気持ちがよく伝わってくる。著者はタリーズコーヒーを日本に伝えた元社長。今は何をしているのだろう?伊藤園傘下に入ってから一旦平の取締役に降りて、それでも海外の食文化を伝えたい、という思いはどこかで語っていたように思うが。海外生活経験者は起業に抵抗が少ないのかもしれない。多様な体験をしている人は考えが柔軟。起業したのはいいが、一つ一つに細かい問題が起きてきて、それをつぶしていく大変さがよく書かれている。しかし、「人は無意識に情熱の発信者に引き寄せられる」というのはいい言葉。文章の中に、感謝の言葉が多く出てくるのもなかなかいい。今度、見かけたらタリーズに行って、松田公太の夢の残像を見てこよう。ブログランキング参加してます。少しでも参考になったと思われたらクリックしていただけるとうれしいです#会社は人こそすべて
2008年02月23日
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●『ドットコム仕事術』大前研一_オススメ度★★★(満点5点)大前研一氏の本では『やりたいことは全部やれ!』を数年前に読んで感銘を受けて、やりたいことを無駄に我慢せず、そこそこやるようになった(^^)講演も聴きに行ったことがある。内容もある程度覚えているが、聴衆を引き込むために身振り手振りを入れながらの話し方のほうがより印象に残った。こうじゃなきゃ人は聞いてくれないのかも。題名で、今流行の「ハック」系の本かと思う人もいるかもしれないがそうではなく、大前氏の体験に基づいた、企画力・会議力・交渉力・営業力・人材育成力・人間力などの養成方法を書いた本。私は大前氏の本を何冊か読んだことがあるので、半分くらいは既知であったが、(実践しているかは別として(^^;)、読んだことがない人にとってはお買い得だと思う。総花的かもしれないが、具体的であり、体験に基づいて書かれてあり、アイディアも散りばめられており、一つや二つやってみたいものもある。個人的には、もっと「人と飯を食う」のを増やさないといかんと思った。何を見ても、「常に問題解決策を考える」というのも面白い。物事を見る観点が変わってきそう。無意識にはやっていることでも意識的にやることで密度が変わってくる。「一流の経営者のスピーチから一流の英語表現を盗め」というのもいい。#理論的に書かれている
2008年02月21日
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●途中までは舌好調だったんだけど。久しぶりにベロベロ。梅酒ロック1杯(しかも飲みきれず)で前後不覚になりかけてるから燃費がいい(酒が弱いなどというネガティブな言葉は使わない!(^^))。いやー酔ってる時に満員電車はつらいね。立ちくらみがして、満員にもかかわらずしゃがみこんでしまった(^^;1回寝て、起きた時が要注意。急に気持ち悪くなる。これは今までもそうだったから、注意しましょう>自分でも明日は5時に起きたいと思っております。#おやすみなさい
2008年02月21日
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●1ヶ月前に買ったばかり・・・「iPod shuffle」値下げで5,800円「ネタフル」より。だそうです。1ヶ月前に買ったばかりです。。。いくらで買ったかは何があっても思い出さないことにします。。。定価:9,799円・・・。。。それくらいだった気がする・・・。まぁ毎日のように使っている、この1ヶ月有効に利用したからいい。。。はず。。。#よくない
2008年02月20日
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●相場観があっていただけに・・・やると決めたら、やる。やらなかったことを、人のせいにしない。やるための努力は惜しまない。やるためには、他の事にかける労力・時間を減らす。それをやることが本日の目的である、という執念を持ってやる。やると決めたら、やる。#会議資料作成・人との電話で疲れないこと
2008年02月20日
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●『お金持ちになりたかったら財布は持つな』藤田隆志_オススメ度★★★(満点5点)2/17の日記でこの著者が書いた『3人の愛妻と大資産を手に入れた私の成功法則』について書評をして関心を持ったので最新刊を読んでみた。言葉面だけ読めば、自己啓発本に書いてあるようなことが書いてある。ただ、著者は実際に起業し、努力して得られた体験とともに教訓を書いてくれている。実感が違う。・「”人を嫌う”ことを克服し、嫌いな人が全くいなくなった」これはもの凄い。。。「嫌いな人は自分を成長させ、人間性を高めてくれる、人生の先生」という理屈はよく分かるが、なかなかそうは割り切れないもの。・「目標の肩書きが入った名刺を持ち歩くことにより、自分の気持ちを高めることができます」これ、面白い。安く作れるから、いいかも。自分だったらなんだろ・・・。「放浪者」「雑文家」「投機人」「楽しく生きる」ものすごく適当に見えるけど(^^;そこそこちゃんとした目標(^^)・「好きなことをビジネスに」・・・自分なら投機だな、完全に。・「嘘をつかない」・・・確かにやましいところがあると実力が発揮できない。・「潜在意識が思いを実現」・「ギブ・アンド・ギブ」・・・勝間和代氏も言及していたなぁ・・・。・「メンターを探そう」・・・尊敬できる人はいるけど、そこまで踏み込んでいないな・・・。文章を読みながら自分はどうかな、と問答していた(^^;まぁ明らかに足りないところはある。著者は事業を成功させて、人に優しい仏のような行動を行っている様子。すごいな、しかし・・・。ブログランキング参加してます。少しでも参考になったと思われたらクリックしていただけるとうれしいです#成功すれば余裕が出来る
2008年02月19日
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●『アニキの時代』谷岡雅樹_オススメ度★★(満点5点)「アニキ」でググると、水木一郎が出てくる。納得(笑)「アニキ」をウイキペディアで調べると、阪神の金本など納得いく人も多いが、知らない人も多い。取引先の方で、50代なのだが、「アニキ」と呼ばれている人がいる。話題豊富で感情豊か。こちらのことを良く考えてくれるので人気も高く、気持ちもものすごく若いので、「アニキ」と呼ばれている。大したもんである。この本によると、「アニキはオヤジにはならない。説教たれずに、背中を見せるだけだ」カッコいいじゃねぇか。そういうアニキはこの本で説くようにVシネマでよく映えそう。あいにく観たことがないのでよく分からない。アニキとは菅原文太の「仁義なき戦い」から始まるらしい。見てみたいなぁ。自分が「アニキ」になれるかどうかは興味がないし、なれるとも思わない。ただ、身近にそういう人がいると、なんとなく安心する気持ちはわかる気がする。ブログランキング参加してます。少しでも参考になったと思われたらクリックしていただけるとうれしいです#借りるかなぁ。
2008年02月19日
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●金は使ったほうがいいマウスを買った。LogicoolのMX620 Cordless Laser Mouse。恥ずかしい話だが、6年前にPCとセットでついていたのを使い続けていた。それがあまりに古くて、ホイールがついていない奴(^^;下にスクロールしたい時は、HP右のスクロールするところを押し続けていた。このマウスはホイールがついている(当たり前だが(^^;)。しかもものすごい勢いでHPの下までスクロールできる。エクセルを使っているなら、横にもがっつりスクロールできる。残念ながら家ではそこまでエクセルをバリバリ使っていないので、横スクロール機能は今のところあまり使ってはいない。で、このマウスはコードレス。世の中進歩したもんだ(^^;さらに、バック・フォワードボタンがある。これがものすごく便利。今までは、ツールバーの「戻る」ボタンをわざわざ押していたのが、ちょっと右親指を動かせばすぐに戻れる。快適そのもの。ちょっと大きめで重めだが、慣れれば問題なし。何より、握っていてなんとなく気持ちいい。こんなに快適になるなら、もっと早く買えばよかった・・・。#買おうという意識すらなかったから仕方ないけど・・・。
2008年02月18日
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●『3人の愛妻と大資産を手に入れた私の成功法則』藤田隆志_オススメ度★★★★(満点5点)「題名に偽りあり」だが、「常識外れ」ですごい。一読の価値あり。「偽り」といっても、3人目に失敗しただけで、実際に2人妻がいるし、3人目を得ようと努力しているので、まぁいいかというところ。しかし、題名で買う人も多いので、偽りがあると信頼がなくなる。「筋を通す商売」を大事にしていたという著者なら、本の売り方は少し考えた方がいいのではないか。まぁそんなことは細かいことと割り切れば、内容はすごい。ロッキー(レンタルDVD等会社)会長。男の本能に従いながらも、パートナーには尽くす。エネルギーのすごさがものすごい。「性力」については具体的に書かれた本を執筆予定らしいので、これは買いたい(笑)「経済力」について、FXで継続的に収益をあげているようだが、「外国為替相場の動向は、よほどのことがない限り、そう短期間に大きく変動することはありません」というのはちょっと危険な感じがする。ドル円でも1日に10円くらい簡単に動きうる、ということは認識した上でないとまずいのではとも思った。まぁしかし勝っている人には何も言えません(^^;私もいろんな意味で勝つよう努力したい、という気持ちが一層強まった。ブログランキング参加してます。少しでも参考になったと思われたらクリックしていただけるとうれしいです#いろいろとヤル気にさせてくれる(^^;いい本。http://blog.with2.net/ping.php/596116/1202137865
2008年02月17日
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●『本は10冊同時に読め!』成毛眞_オススメ度★★★★★(満点5点)これはものすごくオススメな本。文庫本171ページだから簡単に読める。元マイクロソフト社長。「ビジネスハウツー書ばかり読む人も、私から見れば信じられない人種である」ドキッ。最近ものすごく集中的に読んでるなぁ・・・。「他人のノウハウをマネしているかぎり、その他大勢から抜け出すことなどできないからだ」といわれると納得・・・。私は今まで普通のノウハウを知らずに過ごしてきたので、それを知っておきたい、という抗弁はしておこうかと。ただ、組織の中で埋もれる覚悟が出来てきた、その用意をしているだけ、といわれたら一言も無い。「(本に)線を引くなどという愚かな行為をする人はいないと信じたい」うーん、がっつりこの本、線引いてますがな(笑)とにかくものすごく毒舌。自分があり、自信があるがゆえのことだが。「本嫌いの人がいるのなら、そういう人とはつき合わないほうがいい」「知識ゼロの人間が何人集まっても、ゼロ」これもすごいねぇ。思っててもそうは言えんぞ(^^;「人生は遊び、仕事は道楽」こういいきることが出来るだけの実績を挙げてきたことと圧倒的な読書量。どうも俺は真面目すぎる。そうそう、この本でオススメの本が複数書かれてあり、早速Amazonで調べてみたら、「この商品を買った人はこんな商品も買ってます」に見事に全部入っている(笑)おーい、結局成毛眞に流されているだけじゃねーか(笑)って俺もそうだけど(^^;ブログランキング参加してます。少しでも参考になったと思われたらクリックしていただけるとうれしいです#賛否両論はあろうが刺激的な書
2008年02月16日
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●『コーチング入門』本間正人・松瀬理保_オススメ度★★★(満点5点)魚を釣ってあげるのではなく、「魚の釣り方」を教えてあげることの方がその人のためになる。よく言われることだが、実行している人は少ない。教えるとか、その人を導くのは時間もかかるし面倒だから、主導権を握って仕事「させる」ということの方が多いだろう。「コーチング」には辛抱が必要である。信頼関係を結びたい、この部下のために時間を費やし、能力を引き出すことが大事なことであり、自分にとってもいい成長の材料となる、と信じることが出来ないと実行は難しそう。私はまだかっちりとした部下、というのはいないが、後輩はいる。教えられるほどエラクはないが、それなりに指導すべきかもしれないと思う場面には遭遇する。今までの仕事環境では先輩に圧迫されることの方が圧倒的に多かったので、そうなりがちな自分がいて怖い。さすがに実践してはいないと信じたいが。部下に育ってほしいと「思う」のは簡単。育てているように「錯覚する」のも簡単。実際に能力を引き出すにはスキルがあったほうが早い。本をなぞるような上滑りのスキルでは見抜かれてお寒いことになるが、スキルを踏まえて自分なりに加工すれば「なかなかやるな、上司」と思われることもあろう。上司部下の関係のみならず、日常関係でも使えそう。さらに、「セルフコーチング」という分野もあり、関心を持った。とりあえず入門書でも読んでみよう。いずれにせよ、組織に何らかの形で属し、人間関係に少し悩むような人は一読の価値があると思う。ブログランキング参加してます。少しでも参考になったと思われたらクリックしていただけるとうれしいです#コーチングは、愛、という結論かも。。。
2008年02月15日
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●『黒山もこもこ、抜けたら荒野』水無田気流_オススメ度★★(満点5点)著者言うとおり、「脱線気味」。現代詩人・社会学者ということで、独特な文章。大量の読書体験と日常の自分の体験とを照らし合わせながら、著者(1970年生まれ)の世代のテーマや気分を描く。同じ世代の人・特に女性はうなずくところがあるかもしれない。「文化資本」・・・「家族等その個人の生育環境のもとで形成される文化的財・知識・言語能力といった諸々のハビトゥス(身体に刻まれた性向の体系)によって構成される文化的有利さの大小」という考えはまぁ役に立った。スタート時点ではこれで大分差がつくよね。まぁその程度か。俺が今抱いている関心と著者の関心がリンクしなかったということ。ブログランキング参加してます。少しでも参考になったと思われたらクリックしていただけるとうれしいです#文体が好きな人は好きになるかも
2008年02月14日
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●んーーー1月に受験したTOEICの結果が返ってきた。いままでの最高スコアと全く同じ・・・。しかも、リスニングもリーディングも全く同じ・・・。英語力が落ちていない、と前向きに考えるべきなのかもしれないが、150点アップを目標としている以上、このままでは達成不可能。確かにその後、ipodで同じようなテープを通勤時間に延々聞いたり、たまーにDVDで海外ドラマ『フレンズ』を見たり、たまーにTOEIC過去問を解いたりした程度ではあるので、納得せざるを得ない。今までと同じ程度の努力では、あまり上がらない。単語帳を作るとか、もっと集中して聴くとかしないとだめだろうな。次回3月までには何か新しいことを、時間をかけて行いたい。#反省・・・。
2008年02月14日
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●『平生の心がけ』小泉信三_オススメ度★★(満点5点)とにかく、マジメ。至ってマジメに「平生の心がけ」を説く。軽くユーモアあるけど、もの凄く少なめ。昭和20年代に60歳代の方が書かれているからそんなもんかなという気もする。最近流行り、私も紹介した阿川弘之の『大人の見識』となんか内容が被ってるなぁと思っていたら、「解説」で阿川氏が出てきた。ただし、阿川氏の本のほうが洒脱さがあって断然面白い。・船長が燈台守に感謝の手紙を出すという話・ダブルブッキングした時、両方に詫びをして両方不参加にする人の話は面白かった。ブログランキング参加してます。少しでも参考になったと思われたらクリックしていただけるとうれしいです#元・塾長だから、慶應生は読むべきだろう
2008年02月12日
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●『資産運用のパフォーマンス測定』砺波元_オススメ度???まぁ題名の通り。具体的にエクセルを使ったパフォーマンス分析の例が挙げられている。必要な人は必要。不必要な人には不必要。#こういう本もよまんと。
2008年02月11日
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●『欲望と幻想の市場』エドウィン・ルフェーブル_オススメ度★★★★★(満点五点)とにかく面白い。20世紀前半の大投機家、リバモアについて書かれた小説。四度数百万ドルを稼ぎだし、四度破産するという破天荒さ。百年前のことなのに、相場にかかわる人の欲望と幻想は変わらないことが如実に分かる。また、いくら投機をするといっても、相場全体のコンディションを見極めて同じ方向に投機するという方針はきわめてマットウ。相場に頻繁には出入りしないが、流れが変わったという徴候を見つけたらそれに乗る、というのも正しい心構え。少しでも相場を張ったことがある人なら頷ける記述は多いだろう。小説とはいえ本人からの話を題材にしてあるからリアリティも抜群。関係者なら確実に読んでおきたい本。ブログランキング参加してます。少しでも参考になったと思われたらクリックしていただけるとうれしいです#ものすごくオススメ
2008年02月11日
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●『「原因」と「結果」の法則』ジェームズ・アレン_オススメ度★★★★(満点5点)一世紀以上前に書かれた自己啓発本のロングセラー。そこら辺に転がってるそういう本のタネ本とさえ思えるくらい、古いのにシンプルで力強い思想。・「あなたはあなたがなろうとする人間になる」・「理にかなった人生の目標を心に抱き、その達成をめざすべきです」・「その大きな目標の達成を第一の義務として、毎日を生きるべきです」「第一の義務」かぁ。うーん、徹底が足りない。目標ははっきりしてるんだし、環境は物凄くいいんだから邁進せよ、と教えてもらった感じか。俺が悪いのは環境のせいなんだー、と愚痴っている人もこの本を読んでいるうちに間違っていたことに気付き、黙らざるをえなくなるだろう。一回目読んだときは線が引けなかった。同じことを繰り返し言っているように思えた。二回目読み直して、少しずつ文の味わいが分かってじっくり線を引くことが出来た。ブログランキング参加してます。少しでも参考になったと思われたらクリックしていただけるとうれしいです#環境に不満がある人、目標を徹底できない人には大変オススメ。
2008年02月10日
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●『金利史観』平山賢一_オススメ度★★★★(満点5点)『金利史観』5000年分の金利データ・4000年分の物価データをもとに、金利について歴史的視点で語ろうとする意欲作。確かに歴史を知らずとも運用は出来る。歴史的知識の有無が運用の巧拙に確実に出るとは言えない。自分がどうありたいかという話。出来うるならば、金利に対する歴史的視点を持った上で、極端に言えば一秒先の動きを予測していきたい。18世紀オランダと現代日本との共通点は面白い。クレディビリティの重要性はここで書かれているようにいくら強調してもし過ぎることはない。歴史を学ぶのは楽しい。人間の大いなる遺産の上に立っている安心感を得られるだけで深い幸せに浸れるような気がする。現代に生かせる歴史的教訓を学ぶだけではない楽しさがそこにはある。ブログランキング参加してます。少しでも参考になったと思われたらクリックしていただけるとうれしいです#歴史に開眼しそうな・・・
2008年02月10日
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●『なぜ、エグゼクティブはゴルフをするのか?』パコ・ムーロ_オススメ度★★(満点5点)経営者や上司ならスッと胸に落ちるだろう内容。題名の理由はよくわかった。やさしい寓話で教訓を説くのは分かりやすくておいしいビジネス書の分野。著者はよく分かっている。変化への適応・困難な事態にも通用する真の力・部下の多様性重視とうまい管理。そりゃそうだ、という内容を簡単に読ませる。ブログランキング参加してます。少しでも参考になったと思われたらクリックしていただけるとうれしいです#まあ、短い時間で読めるしいいんじゃないでしょうか?
2008年02月10日
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●『氷川清話』勝海舟_オススメ度★四つ(満点5点)以前紹介した斎藤孝『眼力』で人物の見方について引用されていて興味を持った。下手なビジネス書より百倍面白い。幕末、幕府側で江戸無血開城などをなしとげた勝海舟の談話などをまとめた本。話し口調なので読みやすい。具体的な実績をあげた人だけにいちいち含蓄があり、手元においておきたい。やはり西郷隆盛の大人物たる記述はいきいきとしていて、高く評価していたことが伝わってくる。他の人物評も面白い。余裕があるかないか、理屈でなく呼吸を大事にしているかどうかを重視。ブログランキング参加してます。少しでも参考になったと思われたらクリックしていただけるとうれしいです#大変お薦め。
2008年02月09日
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●『最短で結果が出る超仕事術』荘司雅彦_オススメ度★★★(満点5点)東大法学部→長銀→野村證券投資信託→司法試験勉強開始&合格→弁護士「平均的弁護士の10倍のペース」で仕事をこなし、ノー残業、土日完全休みで年収7000万円をキープしてきた人の体験談。ただ、勝間本と同じようなことが書かれている上に、情報の密度は明らかに薄い。まぁノウハウ本をガッツリ書いて、ビジネス書市場を広げようとすることに圧倒的な努力を払っている勝間氏とは人生の進む道が違うわけだから仕方ないのかもしれない。「1つの仕事で調べ物をするときは、100の事を調べなさい」「「決断」は、ほとんどの場合、遅らせれば遅らせるほど事態を悪化させる」プロの条件1.自分で責任を取る(取らない上司がいかに多いか)2.コスト意識を持つ3.お金のことをはっきりできる4.最新の専門知識を有している5.結果を出す6.約束を守る本当にみんなこれらをきっちり守れているか自分の胸に手を当てて考えてみるといいのではないか。私は、コスト意識と約束(納期など)については弱いので意識していきたい。この人の本は「勉強術」の方がまだテクニカルで具体的なのかもしれない。ブログランキング参加してます。少しでも参考になったと思われたらクリックお願いします#30分強で読破出来ます
2008年02月07日
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●『リスク・下』ピーター・バーンスタイン_オススメ度★★★★(満点5点)上巻よりも時代も近く、ランダム・ウォークやブラックショールズが出てくるなど身近で面白い。しっかしS&P先物が生まれたのはたったの20年前なんだよなぁ。ホントこの数十年で商品が多様化し、収益チャンスが生まれた。確かに運用の多様さ・投資家の幅の広がりなどで市場に厚みを持たせる役には立ったとは思う。ただ、完全に使いこなせているかというと、やっぱり行動ファイナンスや組織運営に伴う困難さ、機械的損切りなどルールの不完全さ等からイマイチといわざるを得まい。この下巻でも何度も触れられているが、「不確実性」がずっと大きなテーマ。「平均への回帰」を求めて収益チャンスを積み重ねるヘッジファンドは多いが、小さく100勝しても大きな1敗でやられるのが世の常。「我々の前に確定性は存在しない」この恐るべき言葉を噛み締めるべきだろう。それでもなお、「リスクを数字で定義することが決定的に重要」であり、それをもとに、不確実性の大海に漕ぎ出していくしかない。というか、行きたい。「世間の評判を得るためには、慣行に従わないで成功するよりも、慣行に従って失敗した方がよい」これはサラリーマン的には圧倒的に正しい言葉だね。結構こういう誘惑に駆られたりはする。しょうがないよね、の傷のなめあい。楽だよ。論理的に正しく、相場的に間違える。つまらんのぅ。論理的に破綻していても、相場的に正しくありたい。どんな場合でも反応できる神経を鍛えていきたい。この記事が少しでも参考になったら、ブログランキングのクリックお願いします#リスクばんざい
2008年02月06日
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●極めにいくと深そう中学・高校時代の友人で今陶芸家になっている奴がいる関係で、和の文化に大分惹かれてきた。和陶器を美術館などに見に行く中で、実際に茶道で使う時はどのような感じなのか、という雰囲気を知ったほうがより深く日本の文化に触れられるはずだ、と思った。でいつか茶道を体験してみよう!ということで年間目標にも掲げた。というわけで、茶道の無料体験に行ってきた。裏千家ウッド茶道教室。新宿にある。新宿御苑近くのビルの一室で1時間行われる。結構盛況で、私の時は男3人(私と私の友人だが)、女性5人、合計8人。一つ前の回でも同じくらいの人数いた。やはり「無料」は集客力がある(笑)ただし、同時に隣の部屋で(数人は同じ部屋だったが)実際の授業も行われていた。満員御礼という感じ。畳の座り方の作法・お菓子の食べ方・お茶の飲み方を教えてもらい、あとはコースの説明を受ける。非常に分かりやすく、丁寧に教えてもらい、面白い。一つ一つの動作に意味があり、優雅さや感謝が込められている。お茶を飲む最後の一口は、「ズッ」と音を立てて飲むことがむしろ礼儀にかなっている、というのも面白かった。きっちり飲みましたよ、ということで。コースについても無理やり入会を強要する感じでもなく、非常に感じがいい。一度体験してみたい、というだけでも行ってみる価値はあると思うし、そこから関心がわけば実際に入会してもいいと思う。入会金5250円、入門コースだと月謝6300円で週一、一時間。そんなに高くない。#相当オススメです。
2008年02月05日
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●『リスク・上』ピーター・バーンスタイン_オススメ度★★★(満点5点)一言で言って、「数学と苦闘した人たちの歴史を丁寧に描いた本」。ああ、こんな風に数学って発展してきたんだなぁ、ということがなんとなく分かる。15世紀末の天才ダヴィンチが初等算術に苦労していた、という事実は誰しも歴史の発展段階には逆らえないということを示す。まぁそっからよくもまぁ発展したもんだよ。「あるものの価値は、それについた値段によって決まるのではなく、その物によってもたらされる効用によって決まる」という言葉は含蓄がある。18世紀、ベルヌーイの言葉だが、それまでの数字・確率の世界に「効用」という新しい概念を持ち込んだことが意義深い。そこから「富の微量な増加から得られる効用は、それ以前にその人が保有している財の量に反比例する」という見解にもいたる。限界効用逓減の法則が生まれた。知恵の展開が描かれていて興味深い。先人の知恵。さあ上巻読み終えて、いよいよ先端リスク分析の世界が下巻に書かれているんだろうなぁと期待して進む。何が書かれていることやら。#みんな偉いね
2008年02月04日
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●『カリスマ体育教師の常勝教育』原田隆史_オススメ度★★★★(満点5点)なんかいい本ないっすかねぇ、と前の会社の先輩に聞いたら紹介してくれた。題名だけ見ると、ただのスパルタか、「あの夕日に向かって走ろう」的なスポ根かと思わされるが、違う。相当読書経験も積んでおり、成功者から心のあり方と実践について良く学んだ人の本。「荒れた公立中学を13回の陸上日本一に変えた」というキャッチフレーズ。全ての教師・上司に読んでほしい本。陸上部の子供に「日本一」という目標を立てさせ、それを有言実行させる。子供がどんどん変わっていく姿の記述はすこし感動するものがある。がっちり目標を設定し、日誌で振り返り、セルフトークで自分をコントロール出来るようにして、成功イメージの強化を図っていく。子供が相手なので、まずは「態度教育」から。皿洗いもさせる。そのうち自分からするようになり、合宿所の旅館でも学生自ら頼み込んで皿洗いをするというくだりには笑うと同時にその徹底ぶりに感心した。学生同士のつながり・高めあいにも触れており、「人に教えてその人を高めたら、それだけ、自分も高まる」この言葉は本当にそうだな、と思う。教えられるだけの実力・コミュニケーション力をもっと磨かなければならない。「できることの継続が心を強くする」これは「そうじ力」本を読んだ時にも感じた。何かしらのよい習慣を続けることが自信になる。「仕事は人生」と説くが、吉越元トリンプ社長みたいに「仕事はゲーム」と説く人もいる。立場の違いなどもあるが、これはビジネスに関わる人の大きな対立軸だと思う。仕事内容や、人生観によって自分に合うほうを取っていく事になるのだろう。私自身にはまだ答えは見えていない。「仕事は自分を磨く修行の場」この程度かな。人生でもありゲームでもある。自分を潰すくらいのストレスを感じるようなら「所詮ゲーム」と割り切り、本気で楽しい仕事にめぐり合えたら「人生同様に考えて頑張ろう」と思う。その程度の使いわけかな。#もっとアウトプットして、振り返りをしないとなぁ
2008年02月03日
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●『3時間で「専門家」になる私の方法』佐々木俊尚_オススメ度★★(満点5点)インターネットがここまで普及した今、何かを調べようとする時どこからどこまで調べればいいのか途方に暮れることもある。もちろん興味の向くまま方向感なく調べ続けてもいいが、雑多な知識ばかりが増えて、そもそも何のために調べ始めたのかすら分からなくなることもある。この本では、以下に効率よく、かつ皮膚感覚を大事にしながら関心があることについて一通りのことを調べ、自分なりの視点を短時間で持てるようにする方法論を具体的に扱っている。日経テレコン→検索エンジン→ブログ→2ちゃんこの道筋の中で自分なりに引っかかった「気づき」を得て、そのテーマを深彫りする。クオリア:「生々しい世界の有様をダイレクトに感じ取る皮膚感覚のようなもの」これが大事、と。セレンディピティ:「偶然をとらえて幸運に変えてしまう能力」これがインターネットで簡単につかめるようになった、と。確かにこのように具体的に調べている様子を記述してもらえると自分でも出来そうな気がしてくる。興味が発散するといくら時間があっても調べ足りないが、この本で指摘しているように「どんどんディープに、ただし領域も狭めて」という方法を意識していかなければいけない。グーグルの検索窓に「キーワード site;2ch.net」と入れるとそのキーワードを2ちゃんで検索できることをこの本で学べた。#なんか安心感が持てた。
2008年02月02日
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●まぁそこそこだったと思うんだけど1. 読書月20冊=年240冊2.英語上達・・・TOEIC150点アップ 3.海外旅行2回 4.映画月1回=年間12回 5.美術鑑賞月1回=年間12回 を年間目標としてあげた。1.読書月20冊=年240冊正月で時間があったこともあり、月25冊読了で達成。読んだ本は以下の通り。感想は日記一覧で見ていただければあります。『プロの学び力』清水久三子『スピードハックス』大橋 悦夫 佐々木 正悟『効率が10倍アップする新・知的生産術』勝間和代『「1日30分」を続けなさい!』古市幸雄『英会話学校に行かない人ほど、うまくなる』古市幸雄『ザ・マインドマップ』トニー・ブザン『病気にならない生き方』新谷弘実『病気にならない生き方レシピ集』新谷弘実『人脈の教科書』藤巻幸夫『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』山田真哉『文系人間のための金融工学の本』土方薫『千円札は拾うな』安田佳生『眼力』齋藤孝『無法バブルマネー終わりの始まり』松藤民輔『稼ぐ20超思考法』岡本吏郎『大金持ちをランチに誘え!』ダン・S・ケネディ『病気にならない新常識72』秋津壽男『金融工学、こんなに面白い』野口悠紀雄『失敗学のすすめ』畑村洋太郎『大人の見識』阿川弘之『しあわせを引き寄せる10秒!そうじ力』舛田光洋『この人と結婚していいの?』石井希尚『IT活用の基本』内山力『世界一身近な世界経済入門』門倉貴史『「残業ゼロ」の仕事力』吉越浩一郎どの本もそれぞれ思い出があるし、色んなことを学んだなぁと思い返せる。人によってオススメは違うけど、一応挙げると、『効率が10倍アップする新・知的生産術』勝間和代『病気にならない生き方』新谷弘実『「1日30分」を続けなさい!』古市幸雄『無法バブルマネー終わりの始まり』松藤民輔『「残業ゼロ」の仕事力』吉越浩一郎この5冊かな。・勝間氏の本で実際にAudioBookを買って、Greenspan前FRB議長の"The Age of Turbulence"を聞き続けた。・新谷氏の本で発芽玄米・納豆等を摂るようになり、食生活が変わった。・古市氏の本でますますコマギレ時間を大事に、そして継続を心がけるようになった。・松藤氏の本で相場観の醸成・吉越氏の本で徹底的なリーダーシップの重要性を学んだ。2.英語上達・・・TOEIC150点アップ これは分からない。まだ継続中。ipodで聞き続けてはいる。課題としてはもう少しリーディングをがっつりやらないといけない。3.海外旅行2回 1月は出来ていない。2月の三連休に一発行こうかと思っているが、何の申し込みもしておらず、このままだと困難。4.映画月1回=年間12回 一本観た。ただ、正直イマイチだった・・・。映画『レンブラントの夜警』ピーターグリーナウェイ5.美術鑑賞月1回=年間12回 0回。平日に行くのは困難なため、土日にはじめから計画を立てていかないといけない。これは映画も一緒。この目標とは別に、・日記をつけるはやっている。高橋の3年手帳というのを買って、一日4-5行出来事を書いている。来年まで続くと、「昨年何してたか」がわかり面白いかもと。・歩数計これ買ってほぼ毎日記録している。5000-7000歩程度で、なかなか1万歩いかない。帰りにタクシーを使っているから当然なのだが(^^;・ブログでのアウトプットこれはやってるな。アウトプットすること自体が勉強にもなるし、それによって、周りの人が何かしらアドバイスをくれたり、久しぶりに会おうか、という流れになったりもするのでこれは続けていきたい。いずれにせよ勝間氏のセミナーで学んだ「圧倒的な努力」には程遠い。少しずつでも刺激を得ているし、進んでいる気もするが、もうちょっと前に進めるはず。#試行錯誤しながら進めていきたい。
2008年02月02日
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●金曜の夜にわざわざ見に行くのもなんだけど将棋の名人への挑戦権をかけた順位戦8回戦を見に行った。全9回なので、オーラス一個手前である。そろそろ挑戦者は誰か、A級からB級に降級するのは誰か、というのが固まってくる頃でその筋の人では盛り上がっている。私も中学高校と6年間将棋を指していたので、関心がないわけではないが、わざわざ将棋連盟に大盤解説会を見に行ったことはなかった。今回会社の人で将棋を指す人に誘われて仕事帰りに行ってみた。20時半退社、21時過ぎに千駄ヶ谷にある将棋会館に到着。平日夜だが、金曜日ということもあり、150人くらい客がいた。なかなかの熱気。隠居系の人もいたが、背広姿の人も多い。みんなエライねぇ。で、将棋の内容はさすがに面白い。将棋から遠ざかって15年くらいたつこともあり、序盤の作戦は日進月歩。・7六歩、3四歩、2六歩、9四歩!・角道を止めない四間飛車正直私がやっていた時代には考えられない戦法をプロがやっている。飽くなき探究心で真理もしくは勝利を追い求めているその心に打たれた。その一方で、私のでも知っている角換わり相掛りなども指されており、なんとなく安心した。新旧入り混じって、なかなか味がある。しかも今ではパソコンを使って、過去の棋譜から同じ局面・似た局面を素早く検索できて、色んな変化手順が即時に示される。これがまた面白い。こんなところにもIT革命が(^^;村山新人王や佐藤天彦プロが大盤解説をしてくれて、これも弁舌さわやか、たまに毒舌も入って聞かせる。マニアックな世界ではあるが、一つの最先端に触れて気分良く一週間を終えることが出来た。なんか盛り上がって、雑誌・将棋世界の年間購読を申し込んでしまった(^^;おひとつ、どうですか?9000円(送料別)はまぁ安いかな。読むかどうかは別にして(^^;#次回、運命の最終局は3月3日(月)。平日はきついなぁ・・・。
2008年02月01日
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