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バールでハチミツ入りのマッキアートをいただいた後は、こんな天気なのでいったん部屋へ帰ることにしました。 雪というものは、暖かい家の中から見たり、車の助手席で眺めてる分にはキレイですよね車の場合、積もったりしたら厄介ですけど。。フロントガラスにパツパツと当たる雪の音と、景色を楽しみながら車を走らせていたら、信号待ちの交差点で、こんな看板を見つけました。 そう、いけばな。日本ではガーデニングとかで、西洋風の庭造りが人気だけど、こちらではボンサイやイケバナが人気みたいこれは植木屋さんの看板なんだけど、このほかにも、アクセサリーショップの名前が「ココロ」だったりと、ブリアンツァでは今、ひそかに日本語がはやってるのかもしれません
January 31, 2010
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今日はカトリック教会ではドン・ボスコの記念日サレジオ会の創立者で、青少年の教育のために生涯を尽くしたドン・ボスコは、私がもっとも尊敬する聖人さまの一人。ちょうど1年前のこの日はイタリアに滞在していたので友人といっしょにミサに与ってきました聖堂の祭壇にはドン・ボスコの写真が飾られ、華やかに行われたミサはとっても感動的でしたさて、そんなドン・ボスコの記念日は、朝から雪このときの滞在では、ほとんど雨や雪に逢わなかったのですが、この日だけ、朝からずっと、雪が降り続いていました。 ミサが終わってから、教会の近くにあるバールでカフェをいただきました。寒いから、エスプレッソにあわ立てたミルクを入れたマッキアートをいただきます バールのおじさんは、「風邪を引かないように」といって、お砂糖のかわりにハチミツをたらしてくれました 窓側のテーブル席に座って、雪の降り続く町を眺めながらいただいたハチミツ入りマッキアート ・・・いつもより、ちょっぴりゆっくりとコーヒータイムを楽しみたくなりますネ
January 31, 2010
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先日、久しぶりに銀座でお仕事をしました~せっかく銀座へ行ったので、ランチは銀座アスターへ行きました♪いただいたのは写真の「アスター麺」具沢山のあんかけ麺はボリュームタップリ、お野菜タップリ。スープがまた、さっぱりしているのにコクがあって、あんかけ風になっているので体も芯から温まる一品です♪・・・久しぶりに、食事で汗をかいちゃった
January 30, 2010
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1月最後の木曜日の夜、子供を食べちゃうというオソロシイ魔女、ジュビアーナをやっつけた伝説を再現するお祭りが行われました。広場の真ん中に置かれたジュビアーナ人形に火をつけて燃やすことで、災厄を振り払い、新しい季節を迎えるという意味もあるようです。時代衣装をつけた人たちが順番にたいまつを持って、ジュビアーナ人形の下に積み上げられた薪に火をつけます 真冬の湖水地方ということで、この日も気温は氷点下という寒い夜でしたが、勢いよく燃え上がるジュビアーナ人形の炎が広場を照らすと、イベントを見守っていた観衆から拍手喝采が起こり、少しの間、寒さも吹き飛んでしまいました☆ あっという間に炎の柱となってしまった、ジュビアーナ人形炎を使っていやなことや災難を焼き払う、というのはなんとなく、私たちの文化にも通じるモノがありますよね。イタリア版の『どんど焼き』みたいな感じなのかな人形を燃やしてしまった後は、伝説にもとづいて、集まった人たちにもおいしいリゾットが振舞われました さすがに寒かったので、体育館へ移動してリゾットをいただいたり、友人と話をしていたら、時代衣装をつけた人たちが引き上げてきました。 お祭りの大役を果たした皆さん、満足げです☆・・・・おおきなあくびをしている人もいますけどジュビアーナの伝説には地方によって諸説あるようです。昨日、友人に聞いた伝説を確認しようとwikipediaで調べたんですけど、場所によってはリゾットでだますのではなくて、子供に見立てたお人形に、ナイフとかハサミをたくさん詰め込んだものを子供のベッドに寝かせておいて、それを食べたジュビアーナは絶叫して死んでしまった(翌朝母親が部屋に入ると、無残にもバラバラになったジュビアーナの死骸が。。。という、もっともっとコワイバージョンもありました・・・・リゾットのほうがイイ!絶対に。。。。
January 30, 2010
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1月最後の木曜日は、ブリアンツァ地方やその周辺では『ジュビアーナのお祭り』が行われます私も、友人の家からそう遠くない、小さな町で行われたこのお祭りをちょこっとのぞいてきました♪お祭りは夜の広場で行われます。この町では、小学校の校庭に集まってイベントが行われていました。私たちが到着したときにはすでにイベントが始まっていて、たくさんの人が来ていたんですが、校庭のフェンス越しに覗いてみると、時代衣装に身を包んだ人たちがずらっと並んでいて・・・ 校庭の真ん中には、キャンプファイヤーのように薪が積み上げられて、その上に巨大な人形が据えられていました。友人いわく、あの人形が『ジュビアーナ』なんですってちょうど町のエライ人なんでしょうか、お祭りの前の演説が始まったので(コレがまた長かった。。)、その間に私はジュビアーナの伝説を友人に聞いてみました。ジュビアーナというのはこの地方に棲む魔女の名前で、その姿はやせぎすで手足がとても長く、いつも赤い靴下を履いているそうです。長い手足を生かして木から木へと飛びうつり、森に入る人々を脅かしていたジュビアーナは、毎年1月の最後の木曜日になると、子供を食べるために里へやってくるといわれていました。恐ろしいジュビアーナの唯一の弱点は、お日様の光日光を浴びると、魔女は死んでしまうと考えられていたのです。ある年のこと、わが子を守ろうとした母親は、大なべにいっぱいのリゾットをこしらえて窓の上に置いておきました。そのおいしそうなにおいに誘われて、ジュビアーナは子供部屋へ行く代わりに、その場でリゾットを食べ始めます大鍋にたっぷりと作ってあったリゾットはそれはもう美味しかったので、ジュビアーナは時のたつのも忘れてガツガツと食べ続けます。鍋のリゾットを食べ終わろうとしたとき、朝日がのぼり、ジュビアーナは太陽の光に体を焼かれて死んでしまい、こうして小さな子供たちが救われた、というお話。へぇ~~~~~~~~っと、感心して聞き入ってしまった、ちょっぴりコワイ、昔話。ちょうど伝説を聞き終わったところで、演説も終わったようです。次回はいよいよ、お祭りのクライマックスですつづく☆
January 29, 2010
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久しぶり、みったんです最近は私の足音を聞くと、玄関まで迎えに来てくれます玄関を開けて、靴を脱ぐ間もなく、「抱っこ、抱っこしてよ!抱っこよ!!」とまとわり付くのが可愛いのですが。今日はちょっと帰りが遅くなったので、母に抱かれておかんむり1月最後の木曜日である今日は、北イタリアではジュビアーナのお祭りの日☆ちょうど、去年のこの日、ブリアンツァ地方の小さな町でこのお祭りを見てきたので、そのことをアップしたかったのですが・・・疲れたので挫折お祭りの様子は明日アップしますね~♪おやすみなさい
January 28, 2010
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町をぶらぶら歩いていて、ふと気になった風景に、「やっぱり自分はマニアだなぁ。。」って思うこと、よくあります。こういう建物も、1階、2階のアーチが連なる窓よりも、最上階、質素な木のよろい戸が付いている小さな窓が気になったり、 ・・・・こういう街角にむしょうに惹かれたり(笑)とおりをはさんだ二つの建物はどちらも歴史を感じますが、やっぱり手前側、レンガを積み重ねた壁、コレがマニアにはたまらないこのレンガの色といい、土台の石といい、コレはいいニオイがする~~ 果たして、見上げてみるとやっぱり♪立派な塔と、グエルフィ峡間をそなえたお屋敷でした個人のお宅なのかしら? まだまだ現役の貴族様なのかしら。。。??マニアの血が騒ぐ、建物なのでした
January 28, 2010
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パドヴァの町は、昔風の細い石畳の路地もあれば、こんな風に大きな幹線道路も。このとおりはコルソ・ミラーノ。ミラノ大通り、というワケですが、なるほどミラノの町を思い出してしまう・・・かな 大通りから、町の中心部に向かって路地を入るとすぐに、こんなかわいらしい建物が現れました♪ まあるくてクリーム色の建物。。ケーキみたいですぅ 何かにつけて食べ物を連想する私はかなり、食い意地が張ってます、失礼この建物は劇場なんだそうでして、公演予定のお芝居のポスターなどが貼ってありました。なんだかかわいらしい劇場ですよね♪
January 27, 2010
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パドヴァの宿、タウンハウス・ディアマンティーノ・パドヴァ「ディアマンティーノ」とは、ダイヤモンドという意味なんですが、宿の1階部分が宝飾店をやっているため、こんな名前がついているようです。プライヴェート感たっぷりのこのお宿、チェックインとチェックアウトは1階の宝石店で手続きイタリアの宝石店って、中に入るときにインターフォンで店員さんを呼び出さないと入れないようになっているので、普段はそうそう入れない、敷居の高いところそんな宝石店で、お部屋の代金を前払いして、部屋の鍵と、建物の玄関の鍵を受け取ります レストランなんて付いてない、貸し部屋みたいなところだと思っていただけるといいかもしれません。朝食は、宝石店のお隣にあるバール兼パティスリー。チェックインの時に泊数分の朝食券をもらえるので、滞在中は身支度を整えてから、宿の外に出てバールでいただくようになりますコレが面倒くさくなければ、このホテルはお勧め☆毎朝、地元の人たちの会話をBGMに、アツアツのブリオッシュとカプチーノをいただいて、好きなときに自分で鍵を使って建物に出入りできちゃう。 ホテルに滞在している、というよりもパドヴァに住んでるっていう気持ちになれるんですよ♪ パドヴァのど真ん中の広場に面した建物は古いのですが、小ぢんまりしたお部屋はピカピカに改装済み 洗面台もモダンでおしゃれ~ ガラス張りのシャワールーム、中丸見えよんこういうのって、お掃除大変そう。。ガラス戸はちゃんと拭いておかないと、水滴の後がのこっちゃいそうですものね。・・・自分の家だったら絶対、ノーサンキューだわ狭いながらもかなりモダンテイストにまとめてくれてます。便器もさりげなくカワイイのしかも、しかもですよ! お部屋の窓から見えるのは、広場の顔ともいうべき、イタリア初の時計塔 夜になると、金色にライトアップされたこの時計塔や広場が目の前にベッドに入る前に、何度もカーテンを開けて、広場を見下ろしちゃった♪ そして、お部屋の外の廊下には、「ご自由にどうぞ」と、パドヴァや近郊のマップや観光資料がどちらかというと、「イエナカ」派の私。こういうお宿だと、1日は引きこもって資料や本を読み漁ったりしたくなっちゃいますこんな、隠れ家的なくつろぎのお宿ですが、実は欠点がヒトツだけ ・・・そう、エレベーターがないこと巨大スーツケースを持っていくと、この狭くて急な階段に泣くことになりますチェックインの時は、宝石店のスタッフの方が運んでくれたんですけど、出発の日は店が休みだったので、「鍵は部屋の中においておいて、勝手に出てっていいです(玄関の鍵はオートロックなので)」というハナシになっていたのね。3階のお部屋から、この階段を、大きなスーツケースを持って降りるのが大変でした~それでも、また機会があったらぜひ、リピートしたいお宿です☆腕力に自信のある方はぜひ♪⇒パドヴァの隠れ家、タウンハウス・ディアマンティーノのHPはこちらです☆
January 27, 2010
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今日、渋谷を歩いていたらこんなモノをもらっちゃいました最近はティッシュ配りではなくて、マスクを配ってるのか~、なんてちょっと感心しちゃったんですけど、配り方がかなりシビアでびっくりしちゃったのです。。地下鉄の出口のエスカレーターを上っていたら、上のほうで大声で宣伝している人の声がして、「ただいま、マスクをお配りしています! インフルエンザ予防、健康のためにぜひ、ご利用ください~」・・・なんだかすごく親切な人がいるもんだ。。と思いながら、エスカレーターを降りて歩き始めると、30代前半くらいの男性二人が、道行くヒトにマスクを配っている模様「マスクかぁ~。せっかくだからもらっておいてもいいかな」と思って、男性の方へ歩き始めると、私の前を歩いていた年配の男性がやはり、同じことを考えたんでしょうね、ツツツ・・とそちらへ近づいて行きました。ところが。配っていた男性は、その年配の男性を見て「申し訳ありません、ちょっと差し上げられないんですよ」と断っているその男性は「ああ、そう!」ってアッサリと向きを変えて去っていったのですが、その時点で私も、「コレはいわゆる『出会い系』ってヤツなんだな~。配る相手を選んでるに違いない」と察して、マスクをもらうのをやめようとしたんですが、私の顔を見ると配っていた男性は急に笑顔で「マスク差し上げますっ!どうぞ!!」と、目の前に差し出したのが、上の写真のマスク。どうやら、ターゲットは女性、ということだったらしいです。年齢制限もあるのかと思ってあきらめていたのでちょっとホッとしたんですが(笑)、前のおじさん、もらえなくてちょっとかわいそうでした。 それにしても、ポケットティッシュの広告は、大きさも形もみんな同じだし、だいたい見慣れてしまってるのでほとんど広告を見たり読んだりしないのですが、さすがに「マスク大」の広告ともなると、インパクトありますしかも、見れば見るほどナゾの多い広告無料コンテンツ満載!!と書いてありながら、下のほうに小さい文字で「※当サイトは料金等の払い戻しは一切行っておりません。」とか、「18禁」などと、アヤシイ記載がちりばめてあって、しかもティッシュよりもサイズが大きいからどうも、「むむむ・・・」となってしまうんですね。こんなこと考えるなんて、私も年をとったってこと??こういうの、コスト的にはティッシュとどちらがお得なんだろう。。??マスク1枚とティッシュなら、やっぱりもらって嬉しいのはティッシュかな。。と、最近鼻炎気味でティッシュが手放せない私は思ってしまったのであります。。
January 26, 2010
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ヴェネツィアから電車に乗って、やってきたのはパドヴァ。自然に囲まれ、歴史をはぐくんできたパドヴァは、聖アントニオが眠る聖地でもあります 駅から数百メートル歩くともう、城壁に囲まれた中世の雰囲気を残す古い町並みが広がります。こうした城壁の内側の町は、徒歩で歩き回るのに十分な広さ。宿に荷物を置いて、さっそく町歩きスタートです ヴェネツィアの支配下に置かれていたパドヴァは、町を流れるブレンタ川でヴェネツィアと水路がつながっていたため、往時のヴェネツィア貴族たちはこぞって、川沿いにヴィッラを建て、夏の避暑、真冬の避寒地としてたびたびパドヴァを訪れていたそうです。そのためでしょうか、パドヴァは今でも、エレガンテな雰囲気がタップリ 町を歩いていても、優美なお屋敷や、お屋敷を改造して作ったおしゃれなブティックなど、ついつい目を奪われてしまいますこちらの赤い壁のお屋敷も、いかにもヴェネツィアっぽい雰囲気がありますよね♪ 屋上で、ライオンが「おすわり」しているお屋敷なんて、なかなか無いでしょ??
January 26, 2010
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ヴェネツィアの色は何色?絢爛豪華な共和国時代を思わせる黄金の色もそうだし、カーニヴァルの色とりどりな仮面も捨てがたい。運河に面して立ち並ぶ建物の色は赤や黄色。高いところから見下ろす町並みはレンガ色で、おそろいの窓のよろい戸は深緑。 なるほど、ゴンドラの黒も、ヴェネツィアには欠かせない色ですね☆でも、赤も黒も金色も、肝心のあの色が無ければ、ヴェネツィアの色にはならないかも。 ・・・そう、絵の具を水に溶いたような、この運河の水の色もっと透明でも、もっと青くてもダメ。これが、ヴェネツィアの色!
January 25, 2010
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ところ変われば、というけれど、イタリアの教会も場所によってやっぱり「土地柄」みたいのを感じることは沢山あります。それは主に建築様式やファザードなどに見られるんですけど、作られた年代とか地域で特徴があったりしますよね。この教会でも、そんなヴェネツィアらしさを見つけました♪でも、建物の建築様式とか、ファザードの装飾ではありません。 聖堂の奥の、質素なオラトリオ。特に飾りがあるというワケではないんだけど。。。 照明がヴェネツィアン・グラスのかわいいシャンデリアだったの~
January 24, 2010
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祭壇の磔刑図。磔にされたジェズ様の十字架の下で嘆きの表情で見つめているのは、 聖母マリアとマグダラのマリア、そしてジェズ様の愛弟子であったヨハネ。聖書にも描かれている有名な場面ですが、なぜか「お呼びでない」人たちが描かれてるそれはね、絵の右隅に、ひっそりと。。。 おそろいの衣装でバッチリカメラ(?)目線のこの4人あんたたち、いったい誰っ??
January 24, 2010
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前回に引き続き、サン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ信者会付属の教会から。こちらが、教会の聖堂です。正面の祭壇入り口には両側に天使がいて、その横や上の絵もほとんどがマリア様関係の絵。 いろんなご絵があったけど、私が気に入ったのはこちら幼子ジェズちゃまを抱いている聖母に、天使たちが冠をかぶせようとしているの。 ・・・かわいくて、とっても癒されちゃいました
January 23, 2010
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スクオーラ・グランデ・サン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ(…長っ!)の敷地内、門を入って左側にある小さな教会を訪ねてみました。豪壮な信者会の建物に比べると、こぢんまりとして温かみを感じる古い教会は、聖母マリア様にささげるための教会。重たい鉄の扉を押して中に入るとすぐ左手に、マリア様の礼拝堂があります。 いかにも古い、薄暗い聖堂内で、この礼拝堂だけ、パステルカラーに彩られて明るく輝いているように見えます 礼拝堂の奥には無原罪のマリアさま。なんとも神々しく、初々しく、足元のバラがいまにも香りを放ってきそうなお姿にしばし見とれてしまいますこのパステルカラーの暖かい色彩は、照明だけではなく、天井につけられた明り取りの窓にはめ込まれた、やさしい色のヴェネツィアン・グラスによるもの あの真ん中の窓から差し込む光で、礼拝堂はよりいっそう美しく照らされるということなんですネ☆ う~ん、さすがヴェネツィア☆・・・この天井見ていたら、ケーキを思い出しちゃって、おなかがグゥ。。と鳴ってしまった私は、まだまだ未熟者デス
January 23, 2010
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さて、観光客でにぎわうサンマルコ広場周辺から少し歩いて、スクオーラと呼ばれる信者会が点在する、サン・ポーロ地区へとやってきました。入り組んだ運河沿いの路地を歩いていると、うっかりやり過ごしてしまいそうなところにあるのが、スクオーラ・グランデ・サン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ福音書記者ヨハネ(サン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ)の信者会、ということで、門の上には聖ヨハネを象徴する鷲が刻まれています門をくぐって右側がスクオーラ(信者会)の建物で、左側にはかわいらしい教会がありました。外見は小ぢんまりとしたお屋敷風の建物ですが、信者会の2階の大広間はものすごい豪華 壁から天井まで、極彩色の絵で飾られ、床は色とりどりの大理石で彩られています「信者会」というともっとつつましい世界を想像しちゃいますが、ヴェネツィア共和国の栄華はハンパじゃなかった、ってことを改めて、こんなところで実感してしまうのであります。そもそも信者会というのは、中世のヴェネツィアで発祥した共同体で、中産階級を中心とした商人や職人たちが共通の仕事や出身地などで団結して互助活動を行うためのものだったらしいのですが、やがてはグループごとに贅をこらしたサロンを作るようになっていったのだそうです。。それにしても、こんな大広間で、いったいどんなことをしてたんでしょうかねぇ~。。(ため息) ふと足元を見ると、広間の入り口の床にこんな模様がありました聖ヨハネのシンボルである鷲と、唐草模様の中には金槌やのこぎり、コンパスなどが描かれています。なるほど、この信者会はきっと、地元の大工さんたちの共同体なのね~。大工さんたちの信者会だもん、立派な建物なワケですね
January 22, 2010
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ため息の橋で文字通り、ため息をついた後、再び外の世界へ重苦しい牢獄を見た後で、こうして外の空気が吸えるということに単純にヨロコビを感じてしまいます空を見上げると、ほんの一瞬でしたが、雲の間から青空がみえたのでした 新鮮な外の空気を楽しみながら、宮殿の前の小広場へ。ピアツェッタ・サン・マルコと呼ばれる小広場から見るラグーナの風景は、昔も今も、変わっていないんでしょうネ♪ さて、そんな小広場には大きな石柱が2本、まるで門のように堂々とした姿を見せています。左側の柱の上には、ご存知ヴェネツィアの守護聖人、サンマルコさんを象徴する、有翼の獅子が、そして右側の柱には、サンマルコが守護聖人になる前の時代まで、ヴェネツィアの守護聖人であったというサン・テオドーロさんが立っています。・・・守護聖人って、途中で変わってもイイものなんですね新旧の守護聖人を象徴する像に挟まれた小広場って、なんだか縁起がよさそうなんだけど、ガイドブックを見たら、昔はこの二つの柱の間に絞首刑をするための執行台があって、ヴェネツィア人たちはこの場所を「不吉」だとして柱の間を決して通らなかった、という言い伝えがあるんですって・・・・知らずに何往復もしてました、私。。。ま、その結果特に不吉なことは無かったので、単なる迷信でしょう♪だって、歴代守護聖人の間を通るんですもの、気にしない、気にしないそんな言い伝えよりも、私が気になったのは、先代の守護聖人であるサン・テオドーロさんの足元 伝説によると、ドラゴン退治をしたというサン・テオドーロさん。足元に踏みつけているのは退治したドラゴンなんだって。・・・・ずいぶん寸詰まりなドラゴン・・・っていうかソレ、ワニなんじゃないの??
January 22, 2010
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ドゥカーレ宮殿には、豪華な広間だけでなく、恐ろしい牢獄もあります。見学してゆくと、豪華な宮殿部分を見た後に、寒くて暗くて不潔で恐ろしい牢獄を見るようになっているのがまた、なんともいえないところです暖かい季節に来たときはそれほど思わなかったのですが、こうして真冬にココを訪れると、囚人たちの過酷な状況が身にしみてわかります。牢屋の中は窓も無く、むき出しの石の壁と石の床。こんな季節には芯から冷え込むだろうし、運河から這い上がってくる冷たく湿った空気が常に、じっとりとまとわりつくような感覚。囚人が増えてくると、宮殿の屋根裏や運河の水面に面したところにも牢屋を作ってたんですって そして、その牢屋さえいっぱいになってしまったので(相当治安悪かったのね、ヴェネツィア共和国)運河をはさんだお隣の敷地に、新しい牢獄を作って、宮殿で裁かれて有罪になった罪人たちが、そのまま外の空気を吸うことすら許されずに牢獄へと渡ったのが、有名な「ため息の橋」。 囚人たちはこの渡り廊下に開けられた窓から、この世の見納めと、ため息をつきながら外を眺めたということから名づけられた「ため息の橋」。そとから見ると、お屋敷造りの大理石の建物をつなぐ、ロマンティックでかわいらしい窓付きの橋は、なんとも切ない場所だったのですネ。囚人たちがため息で見つめたという橋からの景色。私もそっと、のぞいてみました 果たして、そこから見えたのはラグーナから遠く、果てしなく続くアドリア海と、海に浮かぶサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会の白亜のファザード。手前の、スキアヴォーニ河岸からこちらに向かってカメラを構える観光客の笑顔も、囚人目線で見るとなんとも切ない景色です。赦しの場所である教会と、その向こうに広がる自由な海をみて、ため息をつかない囚人がいたでしょうか。。思わず私も、ため息をついてしまったのであります
January 21, 2010
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ドゥカーレ宮殿の中庭に面した回廊部分です。あまりにもヒトが少ないのに感動して写真を撮ってみました(笑)たぶん、観光シーズンにはもっとたくさんの人がいて、話し声や足音で結構にぎやかなんだと思います。実際、自分が以前来たときがそうでしたから。。今回は本当に静か。ポツリポツリと見える人影もほとんどがお一人様だったり、個人旅行の二人連れ。こうなってくると、なぜか皆さん適度な距離を保って動きますだってほら、写真を撮りたいポイントや、思わず見とれちゃうような必見のモノって皆さんいっしょでしょ?だからそれぞれ等間隔で立ち止まって写真とって・・・と進むので、お互いに貸しきり状態で見学できちゃうんです。 なんだか面白いと思いません? というわけで、こうして宮殿の見所のひとつである黄金階段に差し掛かったときも、誰にも邪魔されることなく、豪華な装飾を堪能することができました☆ 16世紀に作られたという、黄金色に輝く化粧漆喰で飾られたドーム状の階段。その名のとおり、「黄金階段」です金と白の細かい立体的な装飾は、パッと見るととってもゴージャスなんですけど、実は私、個人的にはちょっと苦手~ なんていうか、平面的なモノ、たとえばフレスコ画とかのだまし絵ならじ~~~っと見てて飽きないんですけど、いろんな装飾(人物だったり草花だったり。。。)が細かく立体的になってると、見つめているうちにどうも酔っ払ってしまうんですよ~もちろん、美しさに酔いしれるっていうことはイイことなんですが・・・あんまり凝視せず、全体的に見ればイイッてことなんでしょうかね びっしりと装飾で埋め尽くされた階段を上り詰めると、いよいよ歴代ヴェネツィア総督の公邸であった宮殿内へと入ることになります。宮殿の内部は撮影ができなかったのですが、豪華な宮殿の様子はガイドブックや旅番組などで紹介されているとおり黄金階段はこうして総督を訪ねてくる外交使節たちを、謁見するまえから威嚇、というかその権力を見せ付けるためのものだったのではないかと思います。私なら階段だけでもう、すっかり酔っ払ってしまいましたから
January 21, 2010
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せっかくサンマルコ広場に来たので、ドゥカーレ宮殿を見学。一応建物の中だし、外にいるよりは暖かいかと思ってヴェネツィアへは何度も行っていますが、ドゥカーレ宮殿を見学したのは1回しかなかったっけ、なんて思いながらチケットを購入。 初めてここを訪れた時はまだ、夏のにおいの残る9月。 この宮殿も、サンマルコ広場も観光客でごった返していたものでした。さすがに真冬、オフシーズンど真ん中というこの時期はさすがのドゥカーレ宮殿もガラガラで、ゆっくりと見学することができました。 中庭に面した回廊から、宮殿部分へと上がる有名な「黄金階段」の入り口を守っていたのはこのヒトなんだかゴッツイ棍棒(?)で、怪物を叩きのめしてる・・・??絢爛豪華な装飾や芸術作品もさることながら、こんなふうにところどころに見られるちょっとコワイ彫刻なんかも発見したりして、薄暗い冬の午後がさらに寒々としたモノに感じてしまったのであります観光客で賑わっていたらこの彫刻もさらっとやり過ごしていたかもしれませんが、まるで貸切みたいに静かな宮殿ですと、自分の足音にすらビクビクしちゃいます夜だったら絶対、いい肝試し会場になるわね~~ だって、目の高さにこんなおっきな顔がこっちを睨んでたりするんだもん
January 20, 2010
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さて、カラフルなパレードも楽しかったけど、ヴェネツィアでカーニバルに参加するならやっぱり、こんな正統派時代衣装に身を包んでみたいもの。こんなドレスに身を包んで、仮面をつけて、夜のサンマルコ広場で踊ってみたいですよねぇ~いいな、やっぱり憧れちゃうな~~~
January 20, 2010
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このパレードで一番華やかで、お客さん受けがよかったのが彼女たちスペインの美少女軍団(?)で、おそろいの赤いマントと、ミニスカートからのぞく健康的なナマ足に、見物客は大喜びやっぱり、若い子はカワイイわね♪ ・・・隣で見ていた王様ふうのおじ様が、とっても嬉しそうでした~
January 19, 2010
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カラフルなサンマルコ広場でのパレードにぎやかな音楽や、人々の歓声につつまれて、出演者も見物客も一気にテンションが上がります やっぱり、ヴェネツィアはこうでなくっちゃ☆ みなさん、デジカメや携帯カメラを掲げて撮影に余念がありません各バンドはそれぞれ自分の番が終わると見物客と混じってほかの参加者を眺めたり、野次を飛ばしたり。。 観光客にカメラを向けられて、ご満悦で手を振る二人~♪まさに、一足早いカーニバルといった雰囲気です☆ 広場はいつの間にかたくさんの人で賑わってきていて、広場に面したカフェではいそいそと、テーブルや椅子をだして並べ始めたんだけど・・・ 早速、出番を終えたばかりのグループの休憩所にされてしまったのでした~
January 19, 2010
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カーニバルを数週間後にひかえた真冬のヴェネツィア、サンマルコ広場。寒くって静かで、なんだかサビシイ。。。そんな(私を含めた)観光客の気持ちを察してなのか、突然にぎやかなパレードが始まりました☆カラフルなコスチュームに身を包んだ楽団が、広場を練り歩きます♪それにしても、みなさんそれぞれ、面白い演出ですね エジプトのファラオたちまで行進してる~~ それぞれお国柄を感じるコスチュームで広場を練り歩くバンドの皆さん。面白かったのは、衣装やフェイスペイントに、漢字をあしらったりしているグループが多かったことこのグループは背中にドラゴンの絵、そして前身ごろのあわせの部分に大きく「龍」の文字。 こちらのバンドマン、右肩に「龍」の文字。・・・・逆さだけどこのグループの衣装は、着る人それぞれに違う文字が入っていました。 左の、楽器を持った人。 右胸に「対象」って書いてありました 彼の前を歩くご婦人の胸には「水」おまけにフェイスペイントは梵字だし、ナゼか頭にパンダを乗っけてる人も。。。思わず笑っちゃうパレードなんだけど、背景にサンマルコ寺院のファザードなんて、やっぱり贅沢な風景だわ~♪
January 18, 2010
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きらびやかな衣装や仮面を見て、気分はすっかりカーニバルなんとなくウキウキと気分が高まってきたころ、サン・マルコ広場からはにぎやかな音楽が聞こえてきました♪前日、霧に包まれて静まり返っていた風景がウソみたいに、どこからともなく、人が集まってきます そして、人波のあいだから見えたのは、音楽だけではなく華やかな衣装に身を包んだ軍団~ヨーロッパ各国からやってきた、アマチュアバンドたちのフェスティバルが始まるところだったのでした!カーニバルとはまた違うけど、にぎやかになったヴェネツィアは曇り空の下でも急に、輝きだしたみたい参加したバンドたちは、思い思いのコスチュームに身を包んで、演奏だけじゃなくて、パフォーマンス全体でアピールしています。いよいよバンドのパレードが始まるらしいので、私も早速、見物客の中に混ざってみることにしました♪・・・つづく・・・
January 17, 2010
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ヴェネツィアがもっともにぎやかになるのが、カーニヴァル。今年のカーニヴァルは2月6日から19日まで。・・・そう、あとちょうど3週間です仮装したり、仮面をつけたりしてちょっぴり羽目をはずして過ごすカーニヴァル。ヴェネツィアのおみやげ物やさんでは一年中、華やかな仮面を売っていますが、これからカーニヴァル本番にかけて、こうした仮面や衣装をあつかうお店がだんだんと多くなっていきます。町をあるいていると、広場に仮設テントを設けて、カーニヴァルの貸衣装小屋ができたりするのですが、こういうお店に飾ってある衣装は売り物なのかしら。それともやっぱり、レンタル??仮面もいろんなのがあるけれど、地元ヴェネツィアっ子たちは、毎年新しい仮面を用意するのかしら?ちょっと気になる、カーニヴァルの準備です
January 16, 2010
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・・・久しぶりに、建物の間から青空が見えてきました!なんだかラッキーです水の都、ヴェネツィアに住む人は年々減少しているそうです。というのも、町全体が古いから、家のメンテナンスだけでも相当費用がかかるし、近年は温暖化で水位の上昇(アクア・アルタ)のため、運河に面したエリアでは建物の1階部分は居住区として使えなくなってしまったところも多いようです。真冬には霧も多く、湿度との闘い。寒さと湿気を避けて、冬の間は南で過ごすという人も多いというヴェネツィア。外から見るのと、生活するのとではやはり、大きな違いがあるんでしょうねさて、そんなヴェネツィアに、もしも住むならどんな家がいい??豪華なお屋敷もいいけど、私なら、上の写真みたいに、屋上テラスつきの家がいいな♪・・・屋上テラスゥ? アレってどう見ても、「物干し台」じゃないのっていわれそうだけど(笑)、あれで十分☆ウソだと思うなら、実際に上がってみてくださいナ♪ カーニヴァルやお祭りの日には、ここから花火も見られるし、なんといってもこの、ばら色の屋根を見下ろすだけでもイイ気分~~♪休日のブランチをこんなところでいただくのもいいですよね☆う~ん、あこがれちゃうなぁ~~~普段なかなか見られない、ヴェネツィアの屋根。生活感あふれるこの景色は、教会の鐘楼からは見られません☆でも、観光客でも見られる場所がちゃんとあるんです♪こちらからドウゾ~⇒@@@かたつむりの階段@@@
January 16, 2010
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ヴェネツィアの一人歩きの友、といえばファストフードお洒落なカフェやレストランも沢山あるけれど、料金が高いし、一人でポツンと座って時間をやり過ごすのもなんだかさびしいので、もっぱら食べ歩きの出来るモノを探してしまいます。珍しく、クレープの屋台があったんですけど、売ってるのかどうかわかんないような状態~。このお店、もともとは切り売りのピッツァ屋さん。ピッツァを売る傍らで、クレープの屋台も置いてみた、って感じなんですけど、 やっぱり人気はピッツァのほうがダントツなのね ・・・次々と焼きあがるピッツァなら、待たずに食べられるけど、クレープは出来上がりの状態がこうやって目に訴えてくるワケでもないし・・・ってことかしら?それに、クレープ食べたくても、ピッツァコーナーでこんなに行列が出来てると、横から「クレープお願いします」って、ちょっと言いにくいですよね。。。
January 15, 2010
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地元ヴェネツィアの人たちが行き交う裏通り。真冬のヴェネツィアでよく見かけたのが、前を歩くスィニョーラがかぶっているような帽子。モコモコのファー素材が多いんですけど、帽子というよりはストールみたいな細長い布や毛皮の両端にリボンや紐がついていて、鉢巻みたいに頭に巻いて、紐を結ぶと帽子になっちゃうっていう冬アイテム。アレって、帽子として以外にも、首に巻いたりすればマフラーとして使えるんじゃないかなって思うんですけど、どうなんだろ?実際、自分で真冬のヴェネツィアを歩いていると、とにかく「底冷え」がする手袋やマフラーはもちろん、長い間外を歩いているとほっぺたや耳が痛いほど冷たくなってくるので、帽子や耳当てがほしくなるんですよね。そういう意味ではこの帽子、なかなかスグレモノかもしれません。紐の縛り方で、頭だけじゃなくて耳まですっぽり覆うことができるし、解いてマフラーにもなる。これにフード付のコートを羽織ってしまえばかなり暖かそう。。。真冬のヴェネツィアに行ったら、こんなアイテムを探してみるのもいいかもしれないですネ
January 14, 2010
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サンタ・マリア・グロリオーザ・ディ・フラーリ教会(…長い名前だなぁ)の近くに、こんな赤い壁の家がありました。小さな広場に面した建物は古びていて、よろい戸のほとんどが閉まっているのを見ると、人が住んでいるのかどうかもわからないですが、この古さと、壁の鮮やかな赤がなんとも言えぬ雰囲気で引き付けられてしまいます世界で始めての集合住宅(アパート)が出来たのはココ、ヴェネツィアなんですってこの建物ももしかしたら、フロアごとに別の世帯が住んでいるのかもしれないですね。もうちょっと陽気のいい季節なら、あの窓から身を乗り出して、広場の井戸端会議に参加しているヴェネツィアっ子たちの姿がみられるのかもしれません 赤い家の脇にある路地へ入ろうとして、ちょっと変わった造りに気づきました。1階よりも、2階部分がバルコニーみたいにせり出していて、壁などは石造りなのに、そのせり出したトコロだけ、太い木組みで支えてあるんですなんだか、お寺や神社の屋根を支える組物を思い出してしまいます。なんだかとってもエキゾチックな雰囲気で、しかも周りの建物には似たようなものは見当たらなくて、個人的にすっごく気になってしまったんですよね~。。。
January 13, 2010
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ヴェネツィアを歩くときは、敢えて地図やガイドブックは見ないようにしています。・・・って言うとカッコイイけど、実際には地図を見ても、ガイドブックとにらめっこしても、絶対に迷子になるからだから、ぶらぶらと足の向くまま、気の向くままに歩いていると、こうして突然、大きな教会や広場に出てビックリすることも。地図で見ると、大して大きくないヴェネツィアという町には、そりゃあもうたくさんの教会があるので、迷子になっても教会の名前で調べれば必ず、地図で自分の場所がわかるようになってるんです。橋の向こうにレンガ造りの大きなファザードが見えてきたので、迷わずそちらへ向かいました。 果たして、ゴンドラの浮かぶ運河の向こうに見えてきたのはヴェネツィアを代表する教会のひとつといわれる、サンタ・マリア・グロリオーザ・ディ・フラーリ教会。14世紀半ばに着工してから1世紀以上もかけて完成されたといわれる巨大な聖堂です。 ティツィアーノやドナテッロの芸術作品に出会える教会として有名ですが、数ある教会の中でも、サンマルコに次ぐ高さを誇る鐘楼も、自慢の一つ。このあたりはスクオーラと呼ばれるヴェネツィア独特の豪奢な信者会の建物が多く、観光客も多いエリア、とのことでしたが、やっぱりこの時期は閑散としていました。 おじさんたちも、なんだかヒマそうですネ。。。2010年、ヴェネツィアのカーニバルまでいよいよ1ヶ月をきりました(今年は2月6日~19日まで)。おじさんたちがヒマなのも、今のうちかもしれませんね
January 12, 2010
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黄金色のサンマルコ広場でしばし、夢気分を味わった後は、再びヴァポレットに乗って、宿のあるサンタルチア駅前まで戻ることに。カーニバル期間中は真夜中までにぎやかなサンマルコ周辺ですが、この時期は夜の9時を過ぎたらもう、人影もまばら。ヴァポレットを待つ人もほとんどいなくて、ぽつんと一人、停留所に立って、目の前の大運河と、対岸のサン・ジョルジョ・マッジョーレ島の小さな明かりを眺めていたら、大好きな須賀敦子さんのエッセイを思い出しました。リド島のペンションで友人とひと夏を過ごすことにした須賀さんはやがて、島での退屈な毎日から逃れようと、ある夜リド島へは戻らずに、ヴェネツィアの町に宿をとります。せっかくヴェネツィアに宿をとったものの、一人で夜の街を出歩こうという気にもならなかったという筆者は結局、早々と床につきますが、廊下の話し声やドアを開けたてする音、シャワーの音などが気になってなかなか寝付かれずにイライラしながらも、いつの間にか浅い眠りにつく。どれほどの時間がたったのか、筆者は今までとはまた、違った物音で目を覚まします。。。(須賀敦子著「ミラノ 霧の風景」より ~舞台の上のヴェネツィア~から抜粋)・・・ふと、物音で目が覚めた。暗い中で耳を済ませたが、先刻までの騒音と違って、今度の物音はおよそ見当のつかない種類のものだった。しかし、じっと聞いているうちに、それが窓の外から聞こえてくる水の音だとわかった。運河の水が岸に当たっている、そこまではよかったが、その水音は、もうひとつの、まったく自分には想像のつかない摩擦音を伴っていた。なんだろう、といろいろ考えたが、わからない。私はとうとう起きだして、音がどこから聞こえてくるのか確かめようと窓を開けた。(中略)・・・・開けて見ると、考えたとおり、運河の水が岸の煉瓦にチャポチャポと当たっていた。そしてすぐそばの暗い街灯に照らされて、小舟が一そう繋がれているのが見え、私はあの摩擦音が、船の舳先が波の上下につれて岸辺の意思にこすれる音であることを突きとめた。それはスタンダールやアッシェンバッハの劇的なヴェネツィアとはほど遠い、そしてあの汗と喧騒に満ちた昼間のヴェネツィアには似ても似つかない、ひそやかでなつかしい音だった。何時ごろまで、その音がつづいたのだろうか。私はその音を聴きながら、なにかほっとしてまた眠りに落ちたのだった。読んでいて、そのときの様子が目に浮かぶような情景ですが、今こうしてヴァポレットを待ちながら、埠頭にひとり、たたずんでいると、須賀さんが体感した音とはまた違うけれど、「ひそやかでなつかしい」という表現がぴったりの波音が足元から聞こえてきます。運河沿いの路地の突き当たりにあったという宿で聴いた水音は真夜中、ヴェネツィアという町が眠りについた時間だけに聞こえるひそやかなものであっただろうと思います。それに対して、サンマルコの埠頭に当たる水音は、単なる水、というよりはもう、しっかりとした「波音」。チャポチャポというよりは「ザブンザブン」という音なんだけどザブンとザブンの間に、シャラシャラ・・と小さい音がまざっていて、そのシャラシャラ・・というかすかな波音もまた、真冬の、人気のない埠頭でじっと、耳を傾けないと聞こえないような小さな音です。そして、埠頭に繋がれたたくさんのゴンドラたちがゆれるたびに奏でるギイィ・・という音が重なると、『ザブン、シャララ、ギイィ、ザブン』と、耳にやさしく響いてくるのです。リズミカルな、『ザブン、シャララ、ギイィ、ザブン』を聴いていたら、凍えそうな空気の冷たさが少しだけ、和らぐような気がしたのでした。・・・やがて、波音に重なるように、ヴァポレットのエンジン音が近づいてきました。「ブォナセーラ、スィニョーラ!」かすれた声で怒鳴りながら、埠頭の杭にロープを巻きつける水上バスの車掌さん(?)に会釈をして乗り込むと、後ろから若い学生さんたちが数人、ワイワイ騒ぎながら飛び乗ってきました。あの波音も、ラガッツィの話し声も、ヴァポレットのエンジン音も、みんなヴェネツィアの音。ガラガラの船内で硬いベンチに腰を下ろして初めて、自分が芯から冷え切っているのを実感宿に着いたら、たっぷりのお湯を張ったバスタブにゆ~っくり浸かろう!と、熱いお湯がほとばしる「音」を夢見つつ、宿へ向かったのでした
January 11, 2010
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灰色と、霧に閉ざされたヴェネツィアの風景はいい加減見飽きてしまいませんか?・・・もちろん、そんな真冬のヴェネツィアだからこその魅力もあるのですが、こう毎日グレーの空が続くと、さすがに「色」が恋しくなってしまいます。そんなときには、夜のヴェネツィアがお勧め☆路地を歩くのも楽しいけれど、サンマルコ広場のライトアップは圧巻です小広場から、広場へ向かって歩いてゆくと、左手前方には鐘楼、右手にはサンマルコ寺院のファザードが見えてきます。 ロマネスク・ビザンチンと称されるエキゾチックなファザードは、夜になって金色の照明に照らされるとより東洋的で神秘的な表情になります。光と影が、重なるアーチや小柱、そしてきらびやかな彫刻たちをよりいっそう美しく見せてくれる、夜のサンマルコ広場は昼間とはまた、完全に別の顔。そして、寺院から広場を振り返ってみましょう。。。 夕方から降り出した雨に濡れた広場は、金色の光を反射してこんなに輝いていますこれから舞踏会が開かれる宮殿の大広間みたいでしょ?寒くって、雨に降られて、お店も閉まってるけど、こんな広場を独り占めできるなら、真冬のヴェネツィアも悪くない、ですよね
January 10, 2010
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水上バスを降りて、サンマルコ広場へとやってきました。・・・・なんだか拍子抜けするくらいの静けさいつもならたくさんの観光客がいて、その観光客に負けないくらいのハトたちがいて、広場の真ん中あたりまで、カフェのテーブルが並べられていたり、おみやげ物の屋台がでていたりするのに。霧に包まれた広場はまるで魔法にかかったように静かで、なんだかかえって荘厳な感じがします。 サンマルコ寺院を正面に、三方をぐるりと囲んでいる建物の1階には老舗のカフェやお店が軒を連ねているのだけれど、実際に営業しているお店はほんの数軒。カーニヴァルまでまだ数週間。ヴェネツィアが1年で一番静かな季節なのかもしれません。 あまりにも静かな広場の様子に、なんだかどうしていいかわからず、思わず建物を見上げても、曇り空にそびえる古い建物じゃ、ますますどうしていいかわからなくって。。。 ちょっぴり切ないような、さびしい気持ちでポルティコの下を歩く私・・・。これって、現実?それとも夢・・・??ブルーのイルミネーションに慰められてもういちど、広場の方をみたけれど、 そこにはやっぱり、無彩色のヴェネツィアが静かに、静かに横たわっていたのでした。。
January 9, 2010
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霧のヴェネツィア、大運河クルーズもそろそろ終点。サンマルコが近づくにつれて、運河の幅が広くなって、「運河」というよりはもう、「海」という雰囲気になります。水の上の霧は、この辺りでだいぶ晴れてきましたが。。。 街の上空は相変わらずのグレイの世界。サンマルコ広場の名物である巨大な鐘楼も、上のほうは霧の中に入ってしまっていますネ。寒そうな景色ですが、水上バスのデッキに立っているとホントにしんしんと冷えてしまいます。 ヴァポレットはようやく、サンマルコの停留所へ到着。鐘楼は相変わらずぼんやりだけど、停留所の、サンマルコの獅子のオブジェが出迎えてくれました赤と黄色のスチールでできた、影絵のようなオブジェを見てたら、無性になにか、暖かい飲み物が恋しくなってしまったのでした
January 8, 2010
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・・・デパートで、こんなの見つけて買ってきちゃいましたハモンイベリコのヴィンテージものだそうです熟成期間45ヶ月って書いてありますが、お店の人によると、なかなか入荷しないマボロシのハモンイベリコのヒトツで、お値段はなんと、100グラムで1万円でね、今日は家族が出かけてて留守だったんですよ。夕食も外で済ませてくるから、私ヒトリの予定。。。。フフフ、みんなに内緒で食べちゃえ!というワケで、14グラム、税込み1470円のパックを買っちゃったんです。 ついでに、おいしそうなフランス産のチーズと、大好物の枝つき干しぶどうを買い、家に帰れば友人から頂いた赤ワインがあったわぁ~、とホクホク顔で帰宅。玄関先で、かぎを探してバッグの中を探っていると、誰もいないはずの家の中からピロリロリ~ン♪と、電子レンジの音が夕食要らないハズの父が、なぜか夕方帰宅していて、なにやら冷蔵庫の中を物色していたらしいのですよ。独り占めしようと思ってたけど、悪いこと(?)はできませんね(笑)結局父と二人で、14グラムの極上ハモンイベリコをつついたのでした 熟成されたハモンイベリコは、どんぐりで育った豚だから、この脂はオリーブオイルと同じ、オレイン酸がタップリ含まれているんだそうです一口ずつ、じっくりと味わわせていただきました♪この後、パスタとサラダを作って、食べ終わるころには結構酔っ払ってました(笑)お正月2日から仕事だったもんで、今日は久しぶりの休日。ようやくお正月気分に浸れたかも~~~~ごちそうさまでした☆
January 8, 2010
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サンマルコ行きの水上バスはやがて、アカデミア橋に差し掛かりました。大運河に架かる橋の中でも唯一の木造の橋です。がっしりした石橋が多いイタリアで、細かい寄木細工のような木造の橋を見るとどこか懐かしいような、エキゾチックな香りの漂う橋。こんな霧の日は特に、旅情がかきたてられます。。。橋の向こうにお屋敷が1軒だけあるように見えますが、本当は運河に沿ってあの向こうにもびっしりと建物が軒を連ねているんです。つまり、それだけ霧が深くなってきたということ。。。 橋をくぐった辺りから、視界がまた、一段とぼやけてきました。それでも、ところどころ濃いところと薄いところがあって、時折重なり合った白いヴェールがそっと持ち上げられるように、霧の中から船や建物の陰が姿を現します。ゴンドラやボートをつないでおくための杭にはカモメが一羽、羽を休めに降りてきていました もう一度、アカデミア橋を振り返ったところ。須賀敦子さんがエッセイの中で、「夜のうちに小人たちがマッチ棒で組み立てたような」と表現した繊細なつくりの橋は、霧の中にすっぽりと隠れてしまっていました。それでも、この橋を過ぎるともう、サンマルコまではもうすぐです。 ヴェネツィアの顔とも言うべき、麗しのサンタ・マリア・デッレ・サルーテ教会のクーポラも、霧に包まれてもう少しで見逃すところでした教会は工事中で、養生幕や囲いがあったのですが、霧のおかげでうまくごまかせているみたい初めてヴェネツィアを訪れたのは、初秋。仕事関係のご招待で、ヴェネツィアでディナーをいただいたときでした。夕食の時間まで自由時間で、ヒトリでぶらぶら歩いていたのですが、案の定迷子になってしまい、アカデミア橋で途方にくれていたところ、たまたま引率してくれていたイタリア人の方と橋の上でばったり遭遇。その方はローマ出身の弁護士さんで、やっぱりヴェネツィアは初めて、という人でした。でも、ソコはやっぱりイタリア人。地元ヴェネツィアの子供たちに道を聞きながら、ザッテレ河岸からこの教会へとたどり着きました。当時まだイタリア語は「ぼんじょるの」と「ぐらっつぇ」位しか知らなかった私ですので、たぶん英語で話をしていたんだと思います。細い路地の小さな橋の上から、運河に泳ぐ魚を見て「Pesce(ペッシェ)だ」と言った彼の言葉が聞き取れずに「ピッチ?ビッチ?ペッチ?」なんて聞き返して大笑いされたことや、迷路のような路地を抜けると突然、夕日が輝くザッテレ河岸が目の前に広がって、そのあまりの美しさにしばらく絶句したこと、サンタ・マリア・デッレ・サルーテ教会の中で初めて聞いたイタリア語のアヴェ・マリアの祈りの響きの美しさなどが、凍りつくような寒さと霧に閉ざされた大運河で、鮮やかによみがえってきたのでした。・・・まもなく、サンマルコに到着です♪
January 7, 2010
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リアルト橋の袂からヴァポレットと呼ばれる水上バスに乗って、再びサンマルコ広場へと向かいます。前回の写真に写っていたレストランがあるのが画面左側、テラスに赤い日よけがかかっているお店です。うっすらと霧が出てきた大運河に乗り合いの渡し舟、トラゲットが乗り出しています。リアルト橋が白い霧のヴェールに包まれてなんともいえない情緒を感じてしまいますネ。 ヴェネツィア本島の南側、アドリア海から立ち上ってくる霧は、大きくS字を描いて蛇行する大運河のところどころで濃くなったり薄くなったりしているので、水上バスからの眺めもまた、ドラマティックに展開してゆきます。 運河の両側には12世紀から17世紀にかけて建てられたという優美なお屋敷が軒を連ねていますこうしたお屋敷も、よく晴れた日中ならきらきらと華やいで見えるのですが、どんより曇った真冬の、重たい霧に包まれてしまうとどこかミステリアスな、なんとも不気味な表情に見えてしまいますねともすると、廃墟のようにも見えるお屋敷ですが、時折人の気配というか、今でも使われているんだなって思わせてくれる光景に出会います。 パーティでもあるのでしょうか、たくさんの椅子やテーブルを運んでいますこういう風景を見ると、ますますお屋敷の中が気になってしまいますよね~~。。カナルグランデの霧は、この後さらに深くなってゆくのです。。。。(つづく)
January 6, 2010
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カナルグランデの冬景色空はどんより重たそうで、水の色は冷たそう。。。この後冬の北イタリア名物(?)である霧が出て、水の上の古都をすっぽりと包み込んでしまいました。曇り空のヴェネツィアなんて、魅力も半減だな、と思っていたのですが、逆に「喧騒」からは程遠い、ちょっぴりしっとりした、静かな風景があるものですネ。 そんな大運河の、リアルト橋のすぐそばにあるリストランテ。なにやらスーツ姿の男性が数人、話しこんでますなにかの打ち合わせでしょうか。お店の装飾といい、テラス席のまん前に停泊中のゴンドラといい、あまりにも「絵になる」風景なんだけど、きっとお値段はべらぼうに高いんだろうなぁ~~~(ため息)
January 5, 2010
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今日から仕事始めという方にはゴメンナサイ・・・今日のみくぽんです母の寝室で、布団乾燥機をかけていたら早速モグリにきていました。もちろん、乾燥機で布団が膨らんでいるので、潜るに潜れず、しかたなくお尻だけ突っ込んで、上半身は枕の上という贅沢な姿もう、ウットリしてます(笑)うらやましいけど、コレが彼女の仕事のヒトツだから、仕方ないのかも。自慢の富士額もクッキリで、今日も縁起物っぽいみくぽんなのでした~♪
January 4, 2010
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ヴェネツィアの大運河に堂々とした姿を誇るリアルト橋。16世紀の後半に作られたという、白亜の大理石の橋は、大運河と両側の建物の間で美しい姿を見せています。ヴェネツィアの橋は、その下を船やゴンドラが通れるように、大小のアーチを描く反り橋になっていて、下を通る船はイイけど、橋を歩いて渡るほうはというと、少なからず階段を上り下りすることになります。 こうした橋の階段は、大運河だけではなくてこうしてヴェネツィアの町を迷路のように張り巡らされた運河の小さな橋にも見られます。ヴェネツィアの人たちは、忙しくてあっちこっちに行かなければならないことを「上がったり下がったり」って言うそうです確かに、町のいたるところにある橋を渡るということは、その数だけ階段を上がったり下がったりしなくてはイケナイということ。なんだかすごく実用的というか、現実的な言い回しなんですネ でも、トウキョウで「東奔西走する」よりは、こうやって、ヴェネツィアで「上がったり下がったりする」ほうが、やっぱり魅力的かも・・・ただし、スーツケースとか持っていない場合に限りますけどネ
January 3, 2010
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2010年の幕開け、みなさまいかがお過ごしでしょうか。私は元旦早々、「大掃除」をしてましただって、大晦日まで仕事だったんだもん。。でも、おかげさまで部屋がピカピカになりました ちょっと安心です♪せっかく年越しを湯船で過ごしたのですから、今年は自分自身を磨くこともがんばってみようかな、なんて思ってます。写真は、今日のみくぽんです私が本棚のホコリと格闘している間、カーペットに横たわってのんびりくつろいでいたので、カメラを向けたらちょうど、ウィンクして招き猫のポーズをとってくれました♪・・・まぁ、猫にとっては日常のポーズなんでしょうけど、元旦から招き猫のポーズを写真に撮れたのはなんだかラッキーな気がしません??もしかしたら縁起物かもしれませんので、皆さんにもおすそ分けしちゃいま~す
January 2, 2010
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2010年、明けましておめでとうございます大晦日、仕事納めで軽くビールなどをいただいて、帰りがけに缶ビールをお土産にもらい、気持ちよく帰宅したciao-chie.です。ウチは近所にお寺があるので、毎年除夜の鐘を聞き、0時の時報とともに家族で正座して「あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします」ってやってたんですが、今年はなんだかみんなバラバラで、私などは湯船の中で年を越しましたでもね、大好きなお風呂の中で年越しができて、なんだか贅沢な気分です去年は私自身、いろいろと変化がありました。新しいことにチャレンジするかたわら、大好きなイタリア通いもできました。。。これはひとえに、周りの人たちのご協力の賜物です、みなさん、ありがとう今年はいったい、どんな1年になるんだろう。。。やりたいことはたくさんあるし、今までの勢いをなくさずに進化し続けたいと思いつつ、まだまだ弱いところ、未熟なところをもっと強化していきたい。2009年は仕事の忙しさも楽しいと思えるほど充実した1年だったけど、その一方で、プライヴェートではいつも、宙に浮いているような、足が地面についていないような気もしました。そんな反省をふまえ、今年は仕事も頑張りつつ、自分の足元をしっかりと見つめていきたいと思っています。そしてなにより、今年も2回はイタリアへ行きたいなぁ~~~とまぁ、相変わらずイタリアマニアな私ではございますが、今年もどうぞ、よろしくお願いいたします!!
January 1, 2010
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