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最近、仕事が休みの日は博多名所をめぐっているciao-chie.ですこちらのお社は博多の総鎮守、櫛田神社5月3日、4日に行われる博多どんたく祭りのパレードはココからスタートするとか。地元の総鎮守ですから、きっとパワースポットですよね。さっそくお参りに・・・・ 行く前に、腹ごしらえね昭和のニオイのプンプン漂うこちらのお店はその名の通り、ぜんざいやさん。ふっくら炊き上げた北海道産の大納言を1日寝かせておくことで昔ながらの優しい味わいを楽しめるという、博多っ子自慢の甘味処なのだそうですさっそくいただいてみましょう♪ 小ぢんまりとした店内には、先に来ていた観光客らしいご夫婦が一組。懐かしい下町の映画に出てきそうなお店で、ラジオに耳を傾けながら待つこと数分。こんがり、香ばしく焼き上げたお餅が入った看板メニュウ、「中洲ぜんざい」がやってきました ふっくら大粒のあずきの中に、小ぶりながらも御餅が3つも入ってるの一口食べると、あずきのやさしい香りと味が口の中いっぱいに広がって、シ・ア・ワ・セ自然な甘さの後に、しっかりとした甘さがずん、とお腹の中に響いてくるかんじ。あったかいぜんざいで体の中までぽかぽかになりました♪これからの季節は冷やしぜんざいもあるそうで、そちらも気になってしまいました大満足のぜんざいはこのボリュームで450円♪ 箸休めに添えてあった、くきワカメの佃煮がまた、上品な美味しさ。 ご飯のお供にも合いそうだったので、お土産に一袋購入してきました^^お腹が満たされたので、いよいよ「お櫛田さん」へパワーをいただきに行きたいと思います♪
April 30, 2011
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こちらは、赤煉瓦文化館の1階にある、福岡市文学館。もと保険会社の建物だったということで、こちら、入り口を入ってすぐのところには、郵便局や銀行の窓口のようなつくりになっています。窓口の格子も、優雅な曲線が印象的でとっても素敵♪ この文学館には福岡出身の作家や詩人たちの紹介と、その作品が展示されています。作家たちの生涯や直筆の原稿などを間近に見ることができるので、文学好きにはたまらないところですね。しかも、この文学館の中では彼らの著書が図書館のように並んでいて、来場者たちはゆっくりと座って本を読むことができます この机や椅子がまた、素敵でしょう?一枚板の座面には木のぬくもりが、そして背もたれ部分は木のように見えて、じつは革で出来ていて、やさしく背中を受け止めてくれます♪ひとまわり、部屋の中をまわって私が手に取ったのはこの本。ええ、もちろんタイトルに惹かれました(笑)手にとって、第1章をナナメ読み・・・のツモリが、最初の1ページからぐいぐいと引き込まれて、気づくと夢中で読みふけっていました時代を超え、常識を超えた官能の世界というストーリーはナポリというカオスの町を背景に、くっきりとした陰影、鮮やかな色彩を持って私のアタマの中に広がってゆき、気づいたら何時間もたっていました。本からふと目を上げて現実世界に戻ったとき、なんとなく、視線を感じたので見上げると、 アンティークな天井につきささるように立っているのは、テーブルと同じ木材なんだけど、その先端に。。。 ・・・・フクロウ文学館を貸しきり状態で本を読みふけっていた私ですが、じつはず~~っと、フクロウさんは見てたのね部屋から自転車で5分もかからないところなので、本の続きはまた今度にすることにして、魔都ナポリの世界から夕暮れの博多の町へと帰ってきた私なのでした。。 夜の赤煉瓦文化館。・・・素敵でしょ
April 29, 2011
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こちらは、赤煉瓦文化館でいちばん大きなお部屋で、会議室。このお部屋にきてようやく、この建物がお屋敷ではなくて「会社」だったんだって実感事務的な机や椅子が並んでますが、それでも縦長の窓には幾何学模様の窓枠が美しく、西日の差し込む会議室はなんだか懐かしいようなぬくもりを感じました☆ そんな、縦長の窓から建物西側を見下ろすと、昔のガラス独特の、まるで水の中から見ているような「ゆらぎ」の向こうに水鏡天満宮の杜が見えました。那珂川のほとりのこの神社は、その昔大宰府に左遷された「天神さま」こと菅原道真公がここに立ち寄り、川面に映った自分の姿を眺めたということから「水鏡」という名がついたのだそうです。・・現在福岡で一番ニギヤカな場所である「天神」という地名は、この神社にちなんでつけられたのだそうですよ~。窓の手前には、カーテンならぬブラインドの引き紐がぶら下がってるんですが、なんだかてるてる坊主みたい さて、そろそろ階下へ戻りましょう♪階段は鋼鉄製。絨毯が敷いてあるのでわかりにくいのですが、外観のロマンティックな赤煉瓦とは対照的な、鋼鉄の階段は力強いイメージで建物を支えています。2階から屋根につけられた塔へ登るための螺旋階段も鋼鉄で作られていて、この階段は辰野博士のご自慢だったとか。見所タップリな赤煉瓦文化館。次回は私もすっかり気に入ってしまった、福岡市文学館という一面をご紹介しま~す♪
April 28, 2011
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さてここで、1枚の絵を拝見一見、ボローニャとかフィレンツェとか、中世のイタリアみたいな風景だと思ってしまうのですが、実はコレ、福岡市赤煉瓦文化館を設計した、辰野金吾氏の手がけた建造物を1枚の絵の中に凝縮したものその名も、辰野金吾博士「作品集成絵図」。弟子の後藤慶二が師である辰野金吾博士の還暦の祝いに描いたもので、辰野金吾氏の代表作とも言える日本銀行と東京帝国大学工科大学を中心に、帝国生命保険大阪支店や日本生命九州支店(現福岡市赤煉瓦文化館)などの保険会社や銀行、商社が描かれています。昔の国技館や、東京駅駅舎もこの絵の中に描かれていますが、わかりますか?? こちらがその解説図。これによると、東京駅は絵の右上に、その左手に、国技館のドーム上の屋根が見えています。そして、今私が立っている赤煉瓦文化館、当時の日本生命九州支店はというと、東京駅駅舎の、左右に細長い建物の下にありました 赤丸で囲ったところが日本生命九州支店。確かに、この建物です年代も、場所もバラバラな煉瓦積みの美しい建物が、こうして1枚の絵の中に納まると、まるで1つの完成された町並みに見えてくるから不思議です。明治時代から、こんな街づくりをしていたら、今の日本はきっと、ヨーロッパみたいになってたのかしらと、なんとも不思議な気持ちで眺めてしまったのであります。。それにしてもこの風景、イタリアマニアにはとってもイタリアチックに見えてしまうの。 ちなみにこちらはボローニャの町(2009年夏撮影)・・・・似てるでしょ。。。??
April 27, 2011
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赤煉瓦が印象的な福岡市赤煉瓦文化館。1階の文学館はあとでゆっくりお邪魔するとして、まずはお2階へ。もともと保険会社の建物だったというこの建物。今でこそ、瀟洒な洋館といったたたずまいですが、建てられた当時はこの2階は保険に加入する顧客の健康診断を行う診察室やお医者さんのためのお部屋として使っていたようです階段を登って、最初に覗いたこちらのお部屋。八角形のこのお部屋は昔、診察室だったところ。資料によると、竣工当時の福岡は上水道が整備されていなかったため、衛生状態の悪化からたびたび伝染病が流行があったようです。そういったことからも、保険会社としては加入者の事前の診察が重要だったということで、こうして会社に診察室を設け、医師を常駐させていたんだそうです ・・・・う~~ん、あんまり「診察室」っていう感じはしないですね、さすがに でも、こんなところで健康相談なんて、なんだか優雅な雰囲気。 一方こちらは、診察室に隣接する、「医員室」こちらのお部屋は、診察室で加入者の健康診断をするお医者様のためのお部屋ということで、いくつかあるお部屋はそれぞれ、医師の格式を示すためにカーテンやマントルピースの設えなどに特に気を遣って整えられていたそうです。・・・といっても、コチラのお部屋も、今ではピアノやらかわいい応接セットのようなのが置かれてたりして、医員室というよりは、託児室みたいたぶん、お医者さんの格、みたいのがあったんでしょうね~。だって、もうヒトツのお部屋は。。。 ・・・ちょ~豪華だったのでした~~つづく!
April 26, 2011
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さて、2月の下旬に福岡に引っ越してから、早いもので2ヶ月が過ぎました 大分落ちついてきましたので、近所から少しずつ、博多の町を探索してみようと思います♪・・・といっても、昨日は午後から部屋の掃除とかイロイロしてしまって、気づいたら夕方5時。住まいから博多埠頭までは自転車で5分なので、韓国行きの船を見に行ってみようかな~、などと思い立って、自転車に乗り、博多埠頭へ。・・・が、埠頭へ向かう道に出た瞬間、競艇帰りのオヤジ軍団に行く手をさえぎられて断念しかたなく、天神方面に方向転換。那珂川にかかる橋の上にやってきました♪博多といえば、那珂川。そして那珂川の中洲といえば、博多きっての繁華街として有名です写真の左側、フツウの陸地に見えているところが実は中州なんですが、夜はホントにキラキラしているんですよ。・・・毎日仕事帰りにこの道を通るんですが、さすがに夜の中洲界隈はあんまり自転車でブラブラしたことないんですよね。。それより、この橋を西側に渡りきったところにある、レトロな建物が、実は博多に来てからず~~っと、気になっていたんです。 それがこの、ノスタルジックな赤煉瓦の建物この先には日本銀行があるので、最初は日銀の古い建物なのかしら?なんて思ってたんですが、日本銀行にしてはちょっと小さめの建物です。気になってイロイロ調べたら、福岡市赤煉瓦文化館、という名前であることが判明。明治42年(1909年!)に日本生命保険株式会社九州支店として建てられたんだそうですが、設計はあの、東京駅などを手がけた辰野金吾工学博士現在は建物1階に文学サロンがあり、そして2階には当時の面影を残す部屋を見学できるようになっているとか。国の重要文化財に指定されているこの建物ですが、見学料は無料、しかも朝9時から夜の9時まで開いているというから、太っ腹な文化財ではありませんか 入り口も立派です♪扉を開けて、受付のおじさんに自転車をどこに置いたらいいのか聞くと、「その辺に停めといて」といわれたので、この立派な看板の目の前に堂々と(?)自転車を停めることに 最近、外壁の煉瓦や屋根のスレート葺き部分の修復が行われたそうで、とっても美しい外観ですしばし、建物を見上げていると、中から見学を終えたカップルが出てきて、やっぱり写真を撮ってましたささ、早速中に入ってみましょう♪ 保険会社ということですが、中はまさに、小洒落た洋館こんな建物がオフィスなら、毎日ワクワクしながら通っちゃうわ~~赤煉瓦文化館、まだまだ続きます♪
April 25, 2011
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復活祭のお菓子といえば、タマゴのチョコレートたち♪イタ友がメールで送ってきた画像なんだけど、せっかくなら実物を送って欲しかったわ。あ~~、美味しそう
April 24, 2011
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今年も復活祭がやってきました☆主のご復活、おめでとうございます福岡のカテドラーレで行われた復活徹夜祭では、司教様のミサが行われ、そして新たに9名の方が洗礼を受けられました司教座聖堂という、立派な教会での徹夜ミサにも感動しましたが、あらためて故郷の小さな教会の、こぢんまりとした暖かいミサを思い出して、なんだかじわっとしてしまいました今日の写真は、北イタリア、ヴァレーゼのサクロモンテの礼拝堂です。私がたぶん、初めて神様やジェズ様の存在を感じた場所☆日本はもちろん、世界中で恐ろしいことが起きている今日この頃。復活祭にあたって、私などがなにを言ってもきれいごとのように感じてしまうかもしれませんので、とにかく一言でご挨拶に代えさせていただきます。「主の平和」
April 23, 2011
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ブランドショップが軒を連ねるモンテナポレオーネ通りをちょっと曲がったところに、こんなかわいいキャンディBOXが。・・・お菓子屋さん? でも、お店にはだれもいないまさか、無人売店?なんて思ったら、実はこのお店、地下に下りてゆくと、それこそパスタやスパイスからオリーブオイルにバルサミコなどなど、とにかくイタリア土産なら何でもそろっちゃうという、隠れ家的なお店だったの。カワイイ絵のついた小さい缶に入ったスパイスが5ユーロで売ってて、私もお土産に、ミントやアニスを買ってきちゃった♪お店のおじちゃんもとっても上品な人で、楽しいお買い物ができました♪・・・入り口のキャンディやチョコレートたちは、いつも無人くん状態の1階に置かれてるみたいだけど、このへんってそんなに平和なのかしらネ。。。
April 22, 2011
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ミラノ、ブレラ地区にて。地下鉄ランツァ駅を出てすぐのところに、古めかしい劇場が。劇場っていっても、一見古いアパートみたい。テアトロって書いてなかったら気づかなかったし、書いてはあるけど、実際に今も劇場として使われているのかも不明。 1859年に造られたといわれるこの建物。現役バリバリのアパートメントみたいだけど、築年数はざっと152年。日本じゃありえないような築年数だけど、イタリアの建物の中ではまだまだ、新築みたいなものかしら入り口に掲げられた看板と像はテラコッタ製。歴史を感じるくすんだ壁に、テラコッタの色はなかなか渋くていい感じ。 誰か有名な役者さんかと思ったら、イタリアの英雄、ジュゼッペ・ガリバルディさんの像。ガリバルディさんの銅像は、イタリア各地にあるらしいけど、こんなかわいらしいテラコッタの像はココ、ミラノのテアトロ・フォッサーティでしか見ることができないんですって☆なんだかちょっと、得した気分♪
April 21, 2011
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手ごろなお値段で上質な革製品が買えるCOCCINELE。ウィンドウのこのバッグも、素材感とつくりが凝っていていい感じ♪こういうシックなグレーのバッグが欲しかったから、中に入って出してもらったの。・・・でも、実際に自分が持ってみたら、随分地味な感じで、ぜんぜん似合わなかった このモデルさんのようにはならなかったというワケでも、デザイン違いでいい色のバッグを出してくれたので、そちらを持ってみたらしっくり似合ってたので購入~大人しい色のバッグって、やっぱり顔映りとか、持ったときのバランスが大事なんだな、と実感。あのバッグも、写真映りはかなり良かったんですけどネ
April 19, 2011
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夜遅くにスピーガ通りを歩いていたら、いつもと違うところに目がいってしまって。お店が閉まってるからかしらマンゾーニ通り近くのカドにあるこの建物。 ブランドショップとはちょっと違う、いかつい(?)門構えでしょ? よくみたら、小学校って書いてあるのミラノのど真ん中の小学校。中はどうなってるのかしらね。ここに小学校があるってわかって納得。 お店もちゃんと、ターゲットを狙ってるってワケね
April 18, 2011
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ミラノのフェラーリストアのウィンドウ。いろんなグッズがあるけれど、親子で全身コーディネート出来るようになったらもう、正真正銘筋金入りのフェラリスタまるで、ハリウッドセレブがパパラッチされた瞬間、、みたいなマネキンですが(笑)お子様のほうが黒キャップにレザージャケットで渋くキメてるのに対して、オトナは見るからにアヤシイぞ 中身にイケメンのモデルが入ってるだけで随分イメージが変わるんですネ。このマネキン、止めた方がいいと思うのは、余計なお世話。。。??さて、今年もF1シーズンが開幕しましたが、福岡に引っ越してきてからは地上波でしか見ることができないのでちょっとツマンナイ。 そのうえ我等がフェラーリは開幕からあんまりパッとしない。。。マネキンさんがほっかむり(?)を外せるように、頑張って欲しいですね、フェッラーリ☆
April 17, 2011
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ヴェネツィア大通りから、スピーガ通りに入るところにある、なんだかちょっぴり気になる門構え。いつも気になってみていたんだけど、由緒あるお屋敷なのかな、って思ってました。夜、人通りが少なくなってから通りかかったら、いつもは目に入らなかった案内看板が視界に飛び込んできました。 こちらがその看板。Seminario Arcivescovile。 大司教サマの神学校。。。??ファッションストリートに囲まれた一角に、大司教区の神学校があるなんて、ちょっとビックリ。 でも、ここに神学校が出来たのは、かつてのミラノ大司教であり、聖人のカルロ・ボッローメオの時代ということで、かれこれ500年も前のことなんだそうです 門の上には、暗くて見えにくいのですが、十字架を持った天使たちがたくさんいるんですが、なるほど、そういうことだったんだ~~。昼間、門が開いてても私有地っぽくて覗けなかったんだけど、今度開いていたら、ちょっと中を見せてもらいたいですネ
April 16, 2011
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フルラのウィンドウ。 いつもはシンプルシックな雰囲気なんだけど、今回はファンタジー登場人物を見るとどうやらこれは、オズの魔法使い主役のドロシーと愛犬トト、それからブリキの木こり。ドロシーがちょっとアヴァンギャルドな雰囲気なのが気になるけど、それよりもっと気になるのが右側の二人。 チョ~お洒落な、かかしと臆病ライオンミラノコレクションだから、おめかししてきたのかしらネバッチリ決め込んだけど、ライオン君はやっぱりちょっと、恥ずかしがってるみたいね
April 15, 2011
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ミラノのドゥオモのファザードは、何年もかけて、真っ白に修復、お化粧直しが済みましたまあ、起工から竣工まで、5世紀以上の歳月がかかっている大建造物ですから、完成した時点で、どこかの修復工事が始まっていたといっても、なんだか納得してしまいます。 ちなみに、去年の9月は、こんな感じでドゥオモ裏側の上のほうの修復工事が行われていました。あれから半年、今はどんな感じになってるのかと思ったら。。。。 昨日の夕方の大聖堂の写真ミラノの友人がアペリティーヴォに行くついでに写メを送ってくれました。工事はいよいよ、大聖堂の最高峰、マドンニーナの台座に差し掛かってました。今年の夏あたりには、工事は終わっているかしら?それとも、やっぱりどこかで工事をしてるのか毎回気になる大聖堂ですネ。。。
April 14, 2011
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ミラノの大聖堂から、サン・バビラ方面に歩いてくると、大通りからちょっと凹んだトコロに大きな教会があります。サン・カルロ・アル・コルソ教会。ミラノ司教で聖人のサン・カルロをまつった教会で、マンゾーニの小説にも出てくる名刹です ミラノの中心にある大きな教会だけど、大聖堂の影にかくれるような、ちょっと控えめな存在感が、かえって親しみを感じます。 ココに来て、教会が開いていると立ち寄っていくのが、最近のお気に入りになってしまいました♪ 教会の中はとっても素敵なんですよ でも、ここに来たらもうヒトツ、覗いて見たい場所があるんです。それが、教会の入り口、向かって右側に看板が出ている小さな書店です 看板には、サンカルロ書店、と書いてあるこの小さな本屋さん。・・・・こんな小さな書店ですから、実は今までなんとも思わずに素通りしていたのですが、最近になって、エッセイストの須賀敦子さんがその著書の中で何度も書いている、「コルシア書店」がココだということを知り、次回ミラノへ行ったらぜひ、覗いてみようと思っていたのですもともと、教会の物置部屋だったところを改造した書店には、教会関係者はもちろん、「聖と俗の垣根をとりはらおうとする新しい神学」の流れを受けつぐ共同体として、カトリック司祭、弁護士、新聞記者、高校教師、ワルド派の牧師、ユダヤ教のラビ、学生たちも訪れていたそうです。ミラノで暮らした10年間、須賀さんの生活の中心はここ、コルシア書店だったといっても過言ではないかもしれません。ここで働き、意見を交わし、そして最愛の夫とめぐり合ったのも、この書店でした。書店の入り口を入ると、細長い、「うなぎの寝床」を思わせる、奥行きのある空間が迎えてくれます。両側の書架に挟まれて立っていると、在りし日の須賀敦子さんが、タニノクリスチの靴を鳴らしながら、この狭い通路を行き来している姿が目に浮かびます。イタリアの歴史の中に、須賀敦子という紅の花が、今でもこの教会の横にきちんと息づいていることに、なんともいえない感慨を覚えたのであります。。。サン・カルロ教会の中の様子はこちらから⇒夜のサンカルロ教会⇒ サンカルロ・アル・コルソ教会⇒ サンカルロさんのハンカチ
April 12, 2011
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そろそろ、ジェラートが本格的に美味しい季節このジェラート屋さん、見せ方も気合充分こんな華やかなジェラート屋さんって、ローマやミラノのチェントロを思い出してしまうんだけど、実はココ、博多駅ビルの中にあるのillyのバールと繋がってるジェラート屋さんということで、味のほうも期待できそうじゃない??せっかくだからフンパツして、トリプル・フレーバーを注文♪絶対に外せないピスタチオと、チョコレートはジャンドゥイオッティ、そしてフランボワーズの3つの味をセレクトしました♪ じゃ~ん日本では滅多に頼まないトリプルフレーバー。 でも、お値段450円だっていうから嬉しいですよね♪ 500円玉を握り締めて注文したら、「お客様、申し訳アリマセン、ピスタチオのジェラートはプレミアムフレーバーになっておりまして、プラス100円になります」ですって「んまっ!」と、ビックリしたけど、もう注文しちゃったし、いいわ、と追加料金を払ってやってきたのがこちらのジェラートでございますでもね、さすがプレミアム。このピスタチオ、最高~~~~~お店のパンフレットを見たら、シチリア産のピスタチオを100パーセント使用なんですって!どうりで、イタリアでもなかなか味わえないような、ナッツの濃厚な味と香りそれに、ジャンドゥーヤのジェラートも、ヘーゼルナッツの味がしっかり利いた、カファレル社のジャンドゥイオッティを思い出しちゃう味なの駅ビルだし、これからちょこちょこ通っちゃうわ~~~
April 10, 2011
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福岡城址、舞鶴公園。二の丸跡には、優美な枝垂桜の園がありましたお天気があいにく曇り空だったので、ソメイヨシノは白っぽく見えてしまうのですが、枝垂れの鮮やかなピンク色は、こんな曇り空でもくっきり鮮やか。 なんて可愛らしい花なんでしょう午後から出かけたのですが、会社のお花見でしょうか、大きなシートを広げて、スーツにネクタイ姿の若者が数十名、ビールやら仕出し料理やらを忙しく運んでいました。公園の中や回りにも、いろんな屋台が出始めています。思い思いのお弁当を広げて桜の下で楽しんでいる人たちを見てると、なんだかうらやましくなってしまったので、お城のお隣、大濠公園そばのイタリア風パン屋さん、「LA SPIGA」で一休みすることにしました♪以前買ったパニーノもとっても美味しかったんだけど、今日のお目当てはスイーツ じゃ~~ん! ナポリの伝統的なスイーツのひとつ、ババでございます~~タマゴタップリのフワフワスポンジにはタップリのリキュールが浸み込んでいる、大人のスイーツですピスタチオを散らした生クリームが、リキュールのしみ込んだ生地をさらにまろやかな味わいに。。 食べるのもったいないけど、いっただきまぁ~す桜もキレイだったけど、念願のババを食べられて、大満足な1日だったのでした♪ 忘れずに、パニーノ用のロゼッタパンと、プレーンなフォカッチャも買っていこうっと。・・・ちょっと、食べすぎかしら。。。
April 9, 2011
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いつのまにか桜の季節になりました福岡の住まいから自転車で10分ほどで行ける桜の名所に、お花見に行ってきましたやってきたのは福岡城址のある、舞鶴公園。今ではわずかに数箇所のやぐらや石垣しか残っていない城跡は、この時期もっとも華やかに、賑やかになるところ。毎年この時期には桜祭りがあって、夜には幻想的な桜のライトアップなども予定されていましたが、今年は大地震もあったのでライトアップは行われないとか。お花見も自粛ムードかと思いましたが、公園内には短い花の命を精一杯咲かせている桜を見にきた人がたくさん来ていました♪ お一人様のお花見で、ちょっぴり淋しいカナ、なんて思ってた私ですが、一面の桜、満開の桜に包まれていると、そんな寂しさや日頃の悩みまで、なんだかどこかに行ってしまいました。。東京や、実家の埼玉でもちょうど今、桜が見頃ということで、偶然にも友達からメールが来たりして、1000キロ離れた場所で同じように桜の花を見ていることになんだか嬉しくなりました♪ 城跡の公園ということで、こうして天守閣跡まで上ってくると、桜の森を見下ろすことができます 下から見上げる桜も素敵ですが、こうして上から見るのもまた、素晴らしいものですネ☆まさに、「花の雲」という表現がピッタリです ソメイヨシノと、枝垂桜のツーショットなんとも贅沢な気持ちです♪今年の桜にはなんだか、しみじみと感じてしまった、と友達。私も、遠く離れているからこそ、状況がわかりにくかったり、わかったツモリでイロイロコメントしたりしても結局は「そこ」にいない自分が何をわかるというのか、という疑問がいつも、心のどこかにあって、何も言えなくなってしまいます。でも、こうして春が来て、今年も変わらぬ姿を見せてくれる桜を見ているとなんだか力づけられる気がします。去年と同じ木でも、今咲いている花はまったく新しいものだし、これと同じ姿は来年必ず見られるという保証はどこにもないのです。でも、わずか数日の花の命を一生懸命に咲かせている姿はいつでも、どこでも同じ。 可憐な花にすっかり癒されて、元気をもらった私なのです。。。
April 8, 2011
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スピーガ通りのオーダーメイドシューズのお店。造っているのは主に、紳士モノの靴やベルトなどの革製品みたい。こんなところで靴を誂えるのってやっぱり、セレブリティよねでも、イタリアで靴を誂えるっていうのは、誰もがあこがれるんじゃないかしら。ウィンドウを見ていたら、以前読んだ、井上ひさし氏の「ボローニャ紀行」を思い出しました。本の中に、実際に著者がボローニャの町で靴を誂えようとしたときのことが書かれていました。本の中で井上氏は、イタリアには2つの格言があって、ひとつは「ナポリを見てから死ね」、そしてもうヒトツは「イタリアに行ったら靴を誂えろ」というものがある、と書いています。「ナポリ・・・」のほうはとても有名ですが、靴を誂えろ、というのは初めて知ったんですよ。。。ホントなのかしら??・・とにかく井上氏はボローニャの町で格言どおり「靴を誂え」ようと思い、一軒の靴屋さんへ行き、オーダーしたいと言ったのだそうです。 靴屋さんの返事は「2ヶ月くらいかかりますが、よろしいでしょうか」というもの驚く井上氏に靴屋さんはオーダーメイドの靴を作る流れとしてまず採寸して、2週間程度で片足(利き足)を造る。その片足の靴を室内で1ヶ月ほど試し履きをしてもらい、その間に履き心地の感想を聞き、素材、デザインなどについて注文していただく。お客様の希望に沿う素材、デザインで本格的に靴を作ってお渡しすると説明されたのだそうです唖然とする井上氏に、靴屋のご主人は「靴は第2の足ですから、それくらい念を入れなきゃなりませんよ」と。。。靴のオーダー、と一口にいっても、本当に足に合ってなおかつ好きな素材やデザインで、理想の靴を作ろうとしたらやはり、これくらいのことはしないといけないのかもしれませんネ。最近日本でもいろんなお店でイージーオーダーで作るところがありますが、大体期間は1ヶ月程度かかるようです。そう思えば、型から起こして1ヶ月間試し履きをする、というイタリア式のフルオーダーはなんとも優雅で贅沢なものだなって思ってしまいます。 最初に計ってハイおしまい、ではなく、実際に試し履きを1ヶ月もするのですから、出来あがった靴の履き心地はきっと、最高なんでしょうね~~。 ウィンドウの奥のお店はこんな感じ。なんとなく芸術家のアトリエみたいな雰囲気ですよね隙の無い、ピシッとスーツを着こなした紳士と向き合い、真剣な表情でデザインや素材について説明する、ネクタイ姿の職人の姿が目に浮かぶようですいつかイタリアでオーダーメイドシューズ。。。やっぱりアコガレちゃうな~~
April 7, 2011
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ラグジュアリーなブティックが軒を連ねるミラノのスピーガ通り有名ブランドの豪華なショップの中で、こんなウィンドウが。いろんな道具がぶら下げてあって、いかにも「工房」といった雰囲気。キラキラしたショーウィンドウとは対照的で、かえって目立っています。 使い込まれた工具の下には、上質な紳士靴と、「SU MISURA(オーダーメイド)」と書かれたプレートがおかれていましたなるほど、ここはセレブ御用達の、靴のオーダーメイドのお店なんですね~~~靴の本場、イタリアですもの、時間と予算に余裕があればぜひ、自分にピッタリの靴を誂えてみたいもの自分だけのオリジナルシューズ、本気で誂えるとなるとどれくらいの時間が必要だと思いますか??コタエは次回の記事にて。。。つづく♪
April 4, 2011
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ミラノの夜は更けて、時刻はもうすぐ23時。スカラ広場のそばにあるジェラテリアは、この時間でもこんなにニギヤカ☆さすがにお子様はいなくて、オトナのデザートタイム、っていう感じね♪日本でもお店が出来たGROM、やっぱりイタリアで食べるのは一味違うような気がするわ ・・・夜風が気持ちいい~~
April 3, 2011
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舞台は再びミラノの中心、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア。モーダイベント真っ盛りということで、いつにもまして沢山の人で賑わっています大勢の人がいればいるほど、キレイなヒトって目立つのかもしれません・・ まっすぐ伸びた長い脚、無造作だけどスッキリまとめた髪、そしてぜんぜんイヤらしくない肌の見せ方。ヴィトンのネヴァーフルバッグなんてもう、見飽きるほど沢山の人が持ってるのに、こういう風に持つとまた、なんだかカッコよく見える。こんな、美しい後姿に出会えるのもまた、この時期のミラノならではなのかもしれませんね
April 1, 2011
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