全6件 (6件中 1-6件目)
1
昨日いくつかある人にマジックを見てもらいました。演じたマジックを簡単なコメントつきで紹介します。特に手順は組まずに、思いついたものと準備していたものを見てもらいました。Very Little Turnover・・・おまじないをかけると、観客の選んだカードと同色同数(選んだのがハートの4ならば、ダイヤの4)が裏返るというマジックです。仕掛けのないカードで演じますが、ほんのわずかな準備が必要です。実際にやってみると、とても短いマジックですが、それだけにインパクトが強いようです。(Bob longe,Clever Crad Tricks for the Hopelessly Clumsy,New York,2001,pp.34-35.)空中から出る指輪・・・空中から指輪が落ちてきて、観客の手の上に着地します。すみません。種がばれてしまいました。ハンカチのねずみ・・・ハンカチでねずみを作ります。最後に引っ張るとうなぎに変身するという静岡県的?なネタを加えてみました。それなりにうけたようなのでよしとします。
2008.03.23
コメント(0)
ロベール・ウーダン(Robert Houdin)のThe Secrets of Stage Conjuring(『ステージ奇術の秘密』)という本を購入しました。(Wildside Press による出版)原著はフランス語で翻訳者はなんとあのプロフェッサー・ホフマン(Professor Hoffmann)です。ウーダンとホフマンですから、黄金の組み合わせです。(決してホフマンだけに「黄金」というわけではない)。 ステージマジックということも有り、実際に演じるためというよりは当時どのようなマジックが演じられていたのか、ウーダンがどのようなマジックを演じていたのかなどを生で知るために購入したというところです。「ロベール・ウーダン劇場」の説明まであって楽しい読み物のようです。さらにあのダベンポートの秘密などもあるようです。 その当時の資料から、その時代のマジック像をつかむというのはとても興味深い話です。非常に巧妙な原理や今も演じられているものがずっと昔からあったり、反対に面白いマジックが時の流れの中で消えてしまっていたりするのを発見するのは魅力のひとつです。観客側の資料なんかがあるともっと面白いのでしょうがね。ともかくそんな興味深い1冊です。 目次だけでも紹介しておきましょう。The Theatre of Robert Houdin A Conjurer's Stage Arrangement Handkerchief Tricks The Light and Heavy Chest The Houdred Candles Lighted by a Pistol Shot The Ghost Illusion The Indian Basket Trick Spiritualistic Manifestation The Bust of Socrates A Curious Effect in Acoustics The Decapitated Speaking The Protean Cabinet The Feats of the Davenport Brothers The Enchanted Portfolio The Magic Drum ちなみに、同出版社(wildside press)からは、ヒューガードによるナイトクラブマジックの本や雑誌『ジンクス』からの抜粋を集めた本なども出版されているみたいです。
2008.03.16
コメント(0)
![]()
彼女の登場は久々でしょうか。本日はアガサ・クリスティの『ねじれた家』を紹介したいと思います。この作品は1949年の作で、ポアロやマープル活躍するのではない、いわゆるノン・シリーズの長編です。 チャールズ・へイワード(語り手)が、結婚する予定の人物(ソフィア)の家出起こった事件らしきものに首を突っ込んでいくところから物語が展開していきます。ソフィアのおじいさんが死亡したのですが、そこには疑惑があるというのです。そこにヘイワードやタヴァナー警部などが乗り込んで言って、聞き込みを行います。 正直に言うと、前半は聞き込みばかりで少し飽きてきそうになりました。それに少しぞっとする話でもあります。オカルトではなく、人間同士の恐さです。けれど人物については、どことなく分かる、理解不能な人物ではないところがあるという感じもします。 実は犯人が誰かということも注目すべき点です。クリスティはもちろん意外な犯人で知られており『アクロイド殺し』『オリエント急行の殺人』などがその代表格です。『ねじれた家』も犯人にかけてはそれらに負けないように思えます。いくつかクリスティの作品を読んだひとで有っても(もしくは、むしろその方が)、楽しめるような気がします。 ねじれた家だからといって、今にも崩れそうな迷宮屋敷での怪奇な事件ではありませんから念のため。
2008.03.10
コメント(2)
![]()
なぜかずっと前から読みかけになっていた『奇岩城』(モーリス・ルブラン作、新潮文庫、堀口大學 訳)を読み終えました。この話はスケールが大きすぎるのと、前半部が忘却のかなたに有るのとでうまく説明できそうにありません。 今いえることは、若い学生の名探偵イシドール・ボートルレ君とシャーロック・ホームズ氏が登場するということです。モチロン宿敵のガニマール氏も登場します。とにかく歴史的な財宝(はったりに見えるくらい)やら大誘拐やら探偵対怪盗のとてもスケールの大きな作品です。トリックというほどのトリックは無いように思いますが、ルパンの変装のトリックは楽しめるのではないでしょうか。 少しホームズの活躍が無さ過ぎることが不満といえば不満です。ホームズはそんなモンじゃないぜって言いたくなるかもしれません。その代わりボートルレ君が代わりに目立ちます。ルパンはボートルレ君に勝てるのか? 雄大な歴史と探偵・怪盗の物語に身をゆだねてみてください。
2008.03.06
コメント(0)
![]()
今日はTricks with Your Head: Hilarious Magic Tricks and Stunts to Disgust and Delight(Mac King &Mark Levy)というマジックの本を紹介します。この本は、2つの理由で紹介するのをためらいそうになってしまった本です。1つ目の理由は有力そうなトリックが多いため内緒にしておきたいなぁという思いが働いたこと。しかしそういうわけにも行かないので紹介します。2つ目はもっと深刻な理由です。紹介されているネタに、お世辞にも上品とはいえないものが多いということ。すべてがそうではありませんが。したがって、発想自体は面白いものの、実演しづらいトリックも多いのです。 難易度自体は、演技力や大胆さがかなり要求されますが、技術や道具等はほとんど必要ありません。演技するのが好きな人、ギャグが好きな人、あまり上品でないトリックに目をつぶれる人にはお勧めできます(問題ないトリックもしっかりと載っています)。反対に、シリアスな展開を好む人や観客とのやり取りを好まない人には向いていないように思います。 文章については、内容にふさわしく、著者が友人あたりに話しかけるように(リスニングが全く苦手な私でも問題ない。文章ですから)書かれていて読むのがとても楽しい本です。ジョークに笑いながら読んでください。 最後に一言。『頭を使ったトリック』とは言っても、そうでないものがたくさんあります。 紹介されているトリックの実例を紹介します。Nose Card Rise(良いリズムのタイトルだ)・・・観客の選んだカードを、鼻の力でデックから競りあがらせます。Thumb Through Ear・・・その名のとおり、親指が耳を貫通します。A Singularly "Pourous" Head・・・耳に入れた水が口から出ます。(だから上品じゃないって言ったでしょ)Slap!Slap!All Fall Down・・・念力?でテーブルに立てた屏風を倒します。解説文が面白い。Nosebreak・・・鼻の骨で音を出します。A Really Good Nosebleed Gag・・・消える鼻血を出します。Seeing Through a Body・・・カードを透視します。トリック自体は一般的なものですが、演出は参考になるかもしれません。French Fry Up Nose・・・タバコなどを鼻の中に入れてしまいます。Blow Hole・・・ものすごく強力な鼻息でハンカチを吹き飛ばします。他にもありますがおもなものとしてこれくらい紹介しておきます。
2008.03.05
コメント(0)
![]()
ものすごい!というわけではないけれどなかなかの秀作のテキストを今回は紹介したいと思います。その名もMagic for Everybody(みんなのマジック)です。前書きからなんとも素敵です。少し長くなりますが引用してみましょう。「この本のマジックは2つの特質、すなわち、最大の効果という特質と最少の技法・スライトオブハンドの必要性という特質によって選ばれています。 (中略) この本のトリックに関しては複雑な道具は要りません。そしてこの本のトリックのほとんどはいつでもどこでも、常時入手可能な品物によって演じることができます」(Foreword より) なんとも魅力的な前書きではありませんか。最大の効果という点ではすべてのマジックがそうかどうかは分かりませんが、後者の特質については本当です。糸を使うくらいはありますが複雑な仕掛けは不要です。 また、紹介されているマジックの幅が広いのも良い点であると思います。指輪のマジック、カードのマジック、マッチ、タバコ、ハンカチ、コイン、数字、紙、ロープなどのマジックがあります。しかも、不思議なマジックから面白いコメディーマジックまでそろっています。 ただ、250も紹介しているため、一つ一つの紹介文は簡素でセリフ例や細かい演出などが十分に記述されていないように思われます。見方によってはマジックを学ぶ楽しみがすべてそのまま残されていると肯定的に評価することもできますが、他方では不親切でそっけないと評価することもできます。そのあたりは好みにお任せします。ただ、実演できないほど簡素な解説ではありませんのでご安心を。 例によって、いくつかのトリックを見て見ましょう。結び目と指輪・・・両端をふさいだロープの中央に、指輪を結び付けます。マッチトス・・・マッチ箱を投げ、裏が出るか表が出るかを予言します。ポケットからハンカチ・・・演者は、ポケットが空であることを示します。しかしポケットから、ハンカチが出てきます。ほうきと指・・・観客は両手でほうきを押しますが、演者は指一本でそれを止めます。見える?見えない?・・・コインを見えなくします。見えない壁・・・新聞紙の上に二人の人が乗りますが、その二人はお互いに触れることができなくなります。卵・・・卵がテーブルの上に静止して立ちます。2つの方法を解説。(実はここで紹介されている以外にもいくつか方法はあるらしいです)卵2(卵マニアじゃないぜ)・・・卵が、それよりも小さい口のビンの中に入ってしまいます。もちろんスクランブルエッグにして入れたりはしません。
2008.03.02
コメント(0)
全6件 (6件中 1-6件目)
1


