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「フゴッ、ブワ、ヒデブ~!!」なぜ、私が意味不明な悲鳴を上げているのか。それは、かれんが、寝転がった私の緩みきったおなかの上で、ジャンプを始めたからだ。「ちょいと、ママ、骨折れるって!!カルシウム不足だって!!」これは、かれんが、私の肋骨の上を歩いているところ。「・・・・・・!!!」これは、肋骨を歩いて来たかれんが、そのまま私の顔の上にお尻をダイビングさせたところ。そして、またおなかの上のジャンプから始まる。「フゴッ、ブワ、ヒデブ~!!」「ホント、肋骨折れるから、勘弁してください!!」「・・・・・・!!!」繰り返される、この仕打ち。あたしゃ、女子プロレスに入門したのか!!かれん、あなたは、鬼コーチなのですか?!母は、おなかが毎日筋肉痛です・・・・。
2003.03.31

娘が、突然に「ちんこー、ちんこー・・・」と、言い始めた。それも清々しい朝のひと時に。「ちょ、ちょ、ちょっと、こんなこと教えたのパパ!!」と、慌てる私をよそに、娘はさらにその先を続けた。「ちんこー、ちんこー、りっと、ったー」後は、そのエンドレスリピート。んんむむむむ?これって、もしかして、♪トィンクル、トィンクル、リトル、スター・・・♪って、「キラキラ星」の英語を歌ってるのかも・・・そう思って聞くと、確かに、「ちんこー、ちんこー、りっと、ったー♪」とそれらしいメロディがついているような気がする・・・・。ごめんよ、娘。確かに「twinkle」を、ものすごくネイティブに発音すると、「ティンコー」となるかもしれない。あなたの発音は正しかった。ただ、母の汚れた耳には、妙な言葉にしか聞こえなかったのだよ・・・
2003.03.30
子供部屋で、かれんの着替えを選んでいると、居間から、かちゃかちゃ陶器のぶつかる音がする。そういえば、居間に急須とマグカップが置きっ放しになっていた。居間にいるのは、かれん。いたずらし始めたんだ!まずい!!と、居間にダッシュで駆け込むと(ハッハッハ・・・ちょっと息切れ)机の上は、何ともなっていなかった。お茶でもこぼして、大きな水溜りが出来ているかと思っていたのだが。よしよしと思い、近づいてチェックすると・・・・お茶もこぼしていない、マグカップも倒れていない。何をいたずらしていたのか?ふと、茶筒に目を移すと、茶筒が空っぽになっている。あれ?今朝は、お茶葉が半分くらい入っていたぞ。でも、机の上に、お茶の葉はこぼれていない。茶筒の中にあったお茶の葉はどこにいっちゃたの?・・・・とキョロキョロすると・・・・OH~!!NO~~~!!!蓋が開いた急須の中に、こんもりうず高く盛られたお茶の葉が・・・・「こら~~~~~~~!!!!!」と怒ってみたものの、かれんは、どこかに逃げ去った後だった。私は、とりあえず、上のほうのぬれていないお茶を筒に戻したが、それほど戻すことが出来ず、仕方なく、私は、そこにお湯を注いでかなり濃いぃ~お茶をすすることになったのだった。しかし、あれだね。お茶っ葉を、マグカップではなく、急須に入れたこと、しかも、茶筒からこぼさずに入れられたことを褒めてやるべきだったか?なんて、濃いお茶をすすりながら思っていた時、今度は、子供部屋から、怪しい物音。「こら~~~~!!!」結局、褒めてやるか・・・・という私の気持ちは、どこかに吹き飛んでしまったのであった。
2003.03.28
少しお姉ちゃんになったからか、最近、横抱きでおっぱいを飲むのが気に入らないらしく、私の前にまたがって座り、右と左を好き勝手に飲んでいるかれん。その様子を見ていたパパが、「おまえの(おっぱい)そんなに高い位置にあったけ?」と言った。「かれんが、自分が飲みやすいように、両手で持ち上げてるんだよ。」と私が説明すると、「そーだよなー。おまえのは、こう、へその横に並んでるもんなぁ。」と、おへその左右をちょんちょんと指差しながら言うのだ。「し、失礼な!!そんなに垂れちゃいない!!!」・・・・若干垂れかかってはいるが・・・・(ショボン)・・・。でも、私の母方の祖母は、本当にそれくらい長いおっぱいだったらしい。私の母は、幼稚園から帰ってくると、祖母から、立ったままおっぱいをもらっていたと話していた。おっぱいが長いため、そんな荒業が可能だったらしい。祖母が、母に「おっぱいは、まだ出ているのかい?」と聞いたことがあるらしいのだが、その時は母、口を開けて、中にたまっている母乳を見せたと言う。私の母は、4,5歳くらいまで母乳を飲んでいたことになるのだ。私の母は、戦争を体験したのにもかかわらず、生まれてから亡くなるまで「細いですね。」と言われたことのない、がっちりとしたたくましい体格の人だった。それも、祖母の母乳のおかげなのかもしれない。私とかれんで、その記録更新に挑戦してみようか・・・・な~んて、思ってしまうくらい、母乳好きなかれんは、やっぱり病気知らずのおてんば娘だ。好きなだけ母乳を飲んでくれ。母は覚悟を決めたぞ。祖母を見習うのだ。
2003.03.27

この不景気なご時世でも、いつも駐車場が満車なのは、100円ショップ。私は、100円ショップ大好きで、1つのお店では飽き足らず、市内にある100円ショップ8店舗を、購入もの別に使い分けている。保存容器はこのお店、野菜(売っている店があるんですよ)はここ、紙はここ・・・などなど。で、100円ショップと言えば、「ダイソー」が有名であるが、市内8店舗中の4店舗が「ダイソー」となっている。でも、店舗の大きさによって品揃えも違うので、これも使い分けが必要だ。そして、今日訪れたのは、市内で1番大きい「ダイソー」。欲しいものは、かれん用に、100円の図鑑。うわさでは、犬や動物のものあるらしい。犬が大好きなかれんのため、この図鑑を手に入れたいと思いつつ、家から近い順に「ダイソー」を探し続けたが扱っておらず、今日、家から一番遠いが、一番大きな「ダイソー」にやってきたと言うわけだ。かれんの手を引っ張りながら、本の売り場に行くと、お目当ての図鑑を発見。「世界の犬図鑑1,2」のほか「動物園の動物」「野鳥」などの図鑑もなかなか良い。この図鑑が、すぐに見つかったので、うきうき気分で店内を見ると、買いたいものが出てくるは、出てくるわ。サイコロ、テープのように好きな長さに切って使える付箋、透明なアクリル板の伝言メモ、4目並べゲーム・・・などなど。サイコロは、2センチ角位で、2個入りを3個買う。私が無類の双六好きで6個も買ったわけではない。これから、かれんの算数の勉強にもなるし、積み木にもなるし、ということで。テープのように切って使える付箋は、かれんがひらがなを覚えたら、手持ちの絵本のひらがなにそれを貼り、漢字に直して、漢字絵本にしてしまおうという目論みで購入。透明なアクリル伝言メモは、かれんが、もう少ししてプリントをやる時に、プリントの上において、そこに書かせれば、プリントが何回も使える。4目並べゲームは、私が以前に壊してしまい、ずっと探していたものだ。これは、大人もはまる頭脳ゲーム。そのうちかれんと出来ればと思って購入した。そのほか、木製すのこ、箱、小さな木製ラティス。これは、少し工作して、100円ショップコーナーに載せる予定。・・・てな訳で、レジで清算すると2,300円少々。「ダイソー」で2,300円も買うというのはかなりの散財。1つ100円だからといって、買いすぎた。ダイソーマジックにはまってしまったようである・・・。 ダイソーでフィーバーした買い物の一部。 縦・横・斜めで4つ並べると勝ち。なかなか頭を使い、侮れないゲームなのだ!!お勧めの一品。みんなでやると盛り上がる。かれんもチップを入れるのを楽しんでいます。手先の訓練になります。
2003.03.26

「ニコニコして~!!」というと、娘は、すぐにこういう顔をする。そのため、写真は、こんな顔ばっかだ。この写真は、パパのパソコンの待ち受け画面用に、せっかく撮ってあげたのに、パパに見せたら。「かわいくないから、いらない。」と、一言で却下されてしまった。私的には、見ているだけで、ほのぼのと幸せな気分になれるのだが、これは、付ける薬もないといわれている、末期症状的親バカのためだろうか・・・。こんな笑顔がいつまでも続く、平和な地球になることを、祈ってやみません。
2003.03.25

アメリカ人ばかりがでかいわけではないが、アメリカにはじめて行った時、人間のサイズのデカさに驚いた。私の顔の前に、お尻がある・・・・そんな感じがしたのだ。縦にも大きいが、横にも大きい。日本人では、ありえない太り方の人がいる。横に大人3人並んだようなお尻が、ユサユサ揺れて歩いているのだから、サイズが違う。そして、アメリカで初めて食べたパストラミビーフサンドイッチにも度肝を抜かした。だって、1センチの厚さのパンの間に、薄切りビーフがぎしっしりと、厚さにして10センチも詰まっているのだ。日本人の感覚として、こんなサンドイッチありえない。それを朝食に食べた私は、見事に胃を壊し、翌朝の朝食までまともなものが食べられなかった。なぜ、こんなことを書いたのかというと、娘が生まれる前に買っておいた「made in USA」のロンパースがある。襟元のタグには「3~6mon」と表示されているので、3~6ヶ月のベビー用のはずだ。娘が3ヶ月の頃、表示にしたがって着させてみた。見事にブカブカだった。娘が1歳の頃、やっと着られる様になったが、まだ大きかった。そして、1歳8ヶ月にして、ようやくちょうど良くなったのだ。アメリカンサイズでは、うちの娘は、まだ6ヶ月ということになるのか!?恐るべし、アメリカンサイズである。この赤いロンパースが、3~6ヶ月用なのだ。女の子なのに、なぜかハーレーダビッドソンのロンパース。
2003.03.24
最近、トイレトレーニングの第一歩として、トレーニングパンツをはじめた娘。「ちっこ、ちー、行くぅー。」と言うから、トイレに連れて行けども、おしっこする気配なし。「ちー、出ないね~。」なんて、自分も覗き込んで。あなたが、ちっこするって言ったんでしょう!!と思いつつ、「そうね~、出ないね、また、教えてね。」と言えば、トイレを出た早々に「ちっこ、ちー、する~。」と言う。さっき、出なくて、今出るわけないじゃん!!と、思いつつも、万が一を思い、トイレに腰掛けさせるもやっぱり出ず。「出ないね~」と、娘ののんきな言葉。諦めて、トレーニングパンツを履かせ、しばらく遊ばせていると、娘が、パンツを触ってもぞもぞしている。見ると、パンツがぬれて気持ち悪いらしいのだが、教えることはあまりない。まぁ、最初はこんなものなのだろう。「パンツぬれたら、ママに教えてね。」と言いながらパンツを脱がせ、とりあえず、娘は、そのまま何も履かせず、トレーニングパンツを洗いに行き、少しだけ目を離したときのこと。洗い終わって戻ってくると、娘の姿がない。そして、絨毯に小さな水溜り。あちゃー、おしっこ漏らしちゃったんだ。でも、どこ行っちゃったの?と、娘をきょろきょろと探すと、隣の部屋から、一目散に駆けてきた。片手にティッシュを握り締め。そして、ティッシュで、自分の粗相の後を、一生懸命に拭き始めたのだ。娘よ、そこまで知恵が回るのならば、おしっこトイレでしようよ・・・。
2003.03.23
我が家の庭に、結婚してすぐに、背丈が15センチほどのタラの木の苗を3本植えた。タラの木は、春になると出てくる若芽をてんぷらなどにして食べる、山菜の王様だ。うちの旦那様が、無類のタラの芽好きで、春になると山に行ってはタラの芽を取ってくるのだが、それだけでは飽き足らず、庭にも植えたというわけだ。しかし、たった15センチ、たった3本植えたタラの木の苗は、旦那様の愛情を一身に受け育ちすぎ、今では10数本にまで増え、私の背丈ほどになってしまっている。タラの木の林が我が家の庭の一角にできてしまった。そして、そのタラノ木がちょうど食べごろの芽を出し始めたのだ。とういことで、今晩のお夕飯は、タラの芽の天ぷらと釜揚げうどん。旦那様が帰ってきてから、食べごろのタラの芽を選定して収穫してもらう。私が勝手に採ると、これはまだ食べるのには早すぎるなど、文句を言われる恐れがあるので、私は、タラの芽には決して手出しはしない。何せ、旦那様にとっては、娘と同じくらい愛情を注いでいるタラの木なのだ。そして今日、旦那様によって収穫されたタラの芽は4つ。採りたてを水洗いし、天ぷらの衣をつけ、さっと揚げる。うどんは、例の大きな土鍋(1月26日の日記参照)で茹で、そのまま食卓へ。アツアツのうどんを、アツアツの汁につけ、アツアツのタラの芽の天ぷらといただくと、口の中が春で一杯、タラの芽の香りが、食欲をそそる。春の息吹を感じつつ、うどんと天ぷらを頬張る幸せ。生きてて良かった~。人間食べることが一番幸せだねぇ。かれんも、小さなタラの芽を食べてみる。「おいし~ね~。」かわいい娘が、自分の手塩にかけて育てたタラの芽をおいしいといって食べる。旦那様も、今日の気分は極上だったようである。
2003.03.22
今ごろ、お雛様?と思われる方もいらっしゃると思うが、私の住んでいる所は、田舎のため、1ヶ月遅れ(旧暦)で雛祭りをする。4月3日が雛祭りになるのだ。七夕も8月7日だし、お盆も8月。ちなみに、お正月とクリスマスは、暦どおりに行う。(あたりまえか・・・)と言うわけで、皆さんに遅れること1ヶ月、今ごろ雛人形を出してきた我が家。3段飾りとはいえ、出すのはなかなか大変だ。飾り棚の大きな包みが二つ、お人形の入った大きな木箱が一つ、お道具が入った箱が一つ。物置から、えっちらおっちら、運ぶのも私、そして組み立てるのも私、並べるのも私。パパとかれんは、のんきに遊んでいる。見本の写真を見ながら、段飾りに並び終えるまで、1時間くらいかかっただろうか。隣の部屋で遊んでいたパパとかれんものぞきにやってきた。「きれ~ね~。」と、かれんは女の子だけあって嬉しそう。お道具をおもちゃにしてしまうのではないかと心配していたが、手も出さずにじっと見ている。触ってはいけないと幼心にも分かるのだろうか。パパはと言うと、下の段に並んだ荷車などのお道具類を指差し、「これは、何?」と聞いてきた。「それは、お嫁入り道具なんじゃないの、お雛様の。」と、私が答えると、何を勘違いしたのか、「しまって、しまえ、そんなもの。」と言う。おいおい、今から嫁入り道具と言う言葉に、そんなに敏感に反応してどうする。だけど、次の瞬間、ニヤリと笑いながら、「お雛さんは、梅雨明けくらいまで出しておいていいぞ。」と言ったのだった。お雛様は、ひな祭りが終わったらすぐにしまわないと、婚期が遅れるという。そんなに長く出しておいたら、かれんが、ものすご~く行き遅れちゃうでしょが。まぁ、パパの場合それが狙いののだろうけど・・。妙な所で、知恵の回る奴だ。それだけ知恵が回るのなら、娘の嫁入り阻止より、世界平和で妙案を考えてほしいものである。・・・でも、嫁入り阻止だから知恵が回るのか・・・・
2003.03.20
さて、土曜日の晩、久しぶりの旧友との再会、そして温泉にお泊りという好条件がそろい、パパは、非常に深酒をした。朝起きても、ボーっとしているし。帰りの車は、私が運転しようかと申し出たが、お前の運転では、おちおち寝てられやしないと却下され、パパが運転することに。私は、娘を後部座席のチャイルドシートに座らせ、娘の横に座ったのだが、パパの眠そうな目が心配で心配で、後部座席から、一人でおしゃべりしていた。これも、パパの眠気を覚ましてあげようと言う妻の愛情だ。漫談のように、一人でボケ、一人で突っ込み、歌まで歌ってあげたのに・・・・。「ねぇ、ちょっと、寝たらダメよ。起きてる?」ど、バックミラー越しに、パパに話し掛けても、音沙汰なし。「ねぇ、寝ちゃダメよ。」再度の私の呼びかけに対し、パパの返事は。「・・・・寝ているんだから、起こすな。」おーーーーーい、運転中じゃん。走ってるじゃん。危ないじゃん!!!「寝るな~~~、ばか~~~!!」ま、これくらいの冗談いえるくらいなら大丈夫か・・・と思ってみたり、もしかして、本気で寝てた?なんて思ってみたり。やっぱり、心配で、自宅に着くまで、喉がかれるほど、後部座席から一人しゃべり続けた私だった。
2003.03.18

今回の温泉旅行に少々追記。訪問した伊豆稲取は、雛のつるし飾り祭りが開催されていた。この稲取地方に残る、伝統風習らしい。このつるし雛の風習は、日本全国でも、稲取の他、九州柳川地区、山形酒田地区にだけある珍しいものだそうだ。一つ一つに、我が子の健やかな成長と幸せの願いをこめた、かわいらしい人形が、紅白の布が巻かれた竹ノ輪に、いくつも長く吊る下げられ、素朴な華やかさをかもし出している。そういった、つるし雛が、伊豆稲取のいたるところに飾り付けられているのだ。お土産屋さん、ホテルのフロントはもとより、商店街のショーウィンドーにも、華やかに飾られている。私は、以前、おばから稲取のお土産に、つるし雛のお土産用の飾りをもらったことがある。一つの赤い紐に、5つほどの人形がついているものなのだが、あまりのかわいさに、是非、本物のつるし雛が欲しい、と思っていたのだ。今回の訪問は、本物のつるし雛を手に入れる絶好のチャンス!!とばかりに、ホテルに着くなり、運転で疲れたパパのお尻をたたき、稲取市内に繰り出したのだった。あちらこちらのつるし雛を見て、心は踊るばかり。どんなつるし雛にしようかな~、予算は2万円くらいあれば、そこそこのものが買えるかな・・・なんて、私は、懐具合と相談しつつ、あちらこちらに飾られたつるし雛に心奪われていた。とその時、パパの携帯に電話が入り、外出のついでに、酒屋さんで、今晩の宴会用のお酒を買ってきて欲しいと友人からの依頼だった。そのため、近くの酒屋さんに入ることにした。そこにも、レジの横に、30個以上の人形のつい大きなたつるし雛が、飾られている。レジで買い物を精算するときに、パパが思わず「これくらいのつるし雛って、いくら位するんでしょうね。」と聞いてみた。おぉ、パパいいぞ、私も聞きたいと思っていたのだ。お店の人は、レジに値段を打ち込みながら、「・・・そうですね~、この大きさだと20万円くらいかしらねぇ・・・」と言った。「に、に、にじゅうまんえん!!」思わず、私とパパは、声がそろいつつ裏返っていた。予想をはるかに上回る、高額さにびっくり。お店の人は、私たちの声にビックリしていた。「・・・て、手作りだし、素材は、絹なので・・・・」なるほど、言われてみれば、そうかもしれない。これだけの数を、手作りするのは、かなり大変な作業だ。それに、素材も絹なら高額なのも頷けるが・・・20万円とは。私のつるし雛購入計画は、あえなく撃沈された。その後、ダメでもともとと、つるし雛を作っているお店に出かけたが、やはり、20万円は相場のようで、そこから、これなら10万、これなら5万・・・とどんどん安いものを紹介していただいたが、最初に20万円を見てしまったため、安いものは小さいし、人形の数も少ないので、やっぱりどうしても見劣りしてしまい、諦めることにしたのだった。しかし、どうしても欲しいつるし雛。買うのは無理にしても、自分で作ってみようか・・・ともくろんでいる。つるし雛の風景~追記の追記~以前、おばからもらったつるし雛は、娘の子供部屋の電気の紐につり下げていた。娘が人形を引っ張って、電気をつけたり消したりするのにちょうど良かったからだ。しかし、旅行から帰ってきて、つるし雛の値段を知った私は、電気の紐からそれを速やかにはずし、居間の壁にディスプレイさせていただいた。値段を知らないと言うのは、本当に恐ろしいことだ。~つるし雛雑事~つるし雛の人形一つ一つには、いろいろな意味がこめられている。例えば、「巾着」はお金の困らない生活をするようにとか、「草履」は、早く歩けるようになりますようにだとか。40種類ほどの人形それぞれに意味があり、私はそのパンフレットを見ながらフムフムと頷いていた。そして、ふと思った。パパがつるし雛を作ったら、「唐辛子」と「ハマグリ」ばかりのつるし雛になるだろうな・・・と。 「唐辛子」には、娘に悪い虫がつかないように、との虫よけの意味があり、「はまぐり」には、二枚貝の堅い口から貞操の意味合いがあるそうだ。それにしても、「唐辛子」と「はまぐり」ばかりのつるし雛なんて、かわいくも何ともない。
2003.03.17
さて、宿の名前も分からずに出発した今回の温泉旅行。1人1万円と言う値段から、あまり期待はしていなかったのだけど。パパのお友達の親戚が旅行会社をしている、言うことで特別価格のホテルだった。通常は1万円では泊まれないらしい。確かに、最上階のスィートルーム2部屋・・・・2部屋?4家族なのに?激安の影に落とし穴あり。4組(3家族+1カップル)での旅行のため、部屋を4部屋で予約していたのに、2部屋にされてしまったのだそうだ。と言うことで、男部屋と女部屋とわかれ、これが私の運命の分かれ道になろうとは、このときは、気づく由もなかった。さてさて、大人数での賑やかな旅行。最初は、慣れない雰囲気に大人しかったかれんも、徐々に、いつものパワーを発揮し、夕飯の宴会の席では、1歳年上のお兄ちゃんと、ずっと、宴会場内を走り回っていた。ひたむきなマラソンランナーのように・・・・グルグル走って、「早い、早いね~。」と自分で自分を褒めつつ、途中の給水場(飲み物が置いてある机)で、ジュースを飲みつつ、宴会の間、ずーっと走りっぱなしだった。これだけ動けば、今晩はバタンキューね、なんて思っていたのだけど。かれんは、部屋に帰って、ますますヒートアップ。部屋に戻り、引き続き行われた宴会の間中、興奮して遊び続け、宴会が終わっても、その興奮は冷め遣らず。みんなが徐々に寝始めてしまい、仕方なく、私はかれんを寝かしつけるために、寒い廊下を何往復も。寝る気配なしのかれん。私とかれんは一緒に寝る予定なのだが、その右隣の布団には、8ヶ月のこうちゃんとママがすでに寝ている。左隣には、2歳8ヶ月のはやとくんのママがすでに寝ている。私は、いつもなら、かれんに添い寝しつつおっぱいをあげるのだけど、興奮したかれんは、寝かそうとすると、「ねんね、ないない~~~。」と騒ぎ始めるため、布団に入るには、かれんが完全に寝入ってかれでなければならなくなり、私は、廊下往復で疲れてかれんを、部屋の片隅のソファーで授乳するのだが、おっぱいを飲むと、かれんは眠らずに復活してしまう。そして、また廊下の往復・・・・。どのくらいの時間、それを繰り返していたのだろうか・・・・温泉で、疲れを取るどころか、真っ白な灰となって燃え尽きた。かれんが、やっと寝入ったのは真夜中すぎ。パパはと言うと、旧友との再会に気をよくして、お酒が進み、とっくの昔に夢の中だった。さて、やっと寝付いたかれんではあるが、寝てからも、「ぱいぱい~」とおっぱいを欲しがって泣くため、両側のママやお子様たちに気を使い、寝た気がしない。我が家のベッドなら、パパが寝ているだけだから、こんなに気を使わずに、私もぐっすり寝られるのだけど・・・こんなに気を使い、こんなに眠れず、こんなに疲れた温泉旅行は、初めてだった。帰りの車の中だって、夕べの見すぎたパパが運転しているため、心配でおちおち眠れやしない。睡眠できる幸せをかみしめた旅行となったのだった・・・。かれんは、帰ってきてからも、パワー全開、いつもとまったくかわらない。このスタミナはどこから来るのだろうか。私の母乳には、マムシエキス以上のパワーが秘められているのでは、と思えてならない・・・・・
2003.03.16
今日から伊豆の稲取へ、一泊温泉旅行だ。パパのお友達が結婚するので、そのお祝いに企画された旅行で、我が家を含めて3家族+今度結婚する1カップルが参加。お子様も、2歳8ヶ月(♂)、1歳8ヶ月(♀)、7ヶ月(♂)といるので、賑やかになりそうな予感がする。で、どこに泊まるのかというと、それが謎なのだ。一人1泊1万円ということ意外、すべて謎のベールに包まれている。男同士で連絡を取りあっているため、情報量の少ないことと言ったら!!これが、女性同士の旅行ならば、露天風呂はあるのかどうか、夕飯のメニュー、部屋の広さ、果ては、浴衣の柄すらもチェック済みになっているだろう。男同士って、無駄なおしゃべりしなさ過ぎだと思うのだが。それとも、女同士がおしゃべりしすぎなのだろうか・・・ま、それはさておき、このミステリーツアーのような謎に包まれた旅行、詳細報告は、また後日。私とパパ、かれんの3人が揃う所、必ず爆笑の影あり。楽しい日記が書けることと思います。それでは、いってきま~す。
2003.03.15
結婚して3回目のホワイトデー。私は、毎年手作りのケーキを旦那様に持たせている。小さな職場なので、バレンタインデーに、旦那様のもらってくるチョコレートも2個しかない。社長の奥様と事務員の方のお2人だ。職場では、上司同僚などの男性同士の関係も重要ではあるが、影で支える女性があってこそ、会社は回っている。女性のご機嫌を損ねては、旦那様の会社での立場も危ういと、気の回らない妻なりに、いろいろと試行錯誤した。ハンカチやハンドタオルが一般的だが、人それぞれ好みがあり、お二人を良く知らない私には、好みを推測することが出来ない。そこで、一番素朴で、嫌いない人も少ないであろう手作りのマドレーヌケーキを、毎年せっせとこしらえている。うちの旦那様をよろしくね、の気持ちをいっぱいこめて。それから、うちの旦那に手を出すなよ!!・・・・・・・といっても旦那様の職場の女性お二人は、40歳以上ではあるけれど・・・
2003.03.14

最近、はたと気がついた。娘の洋服は、毎年買ってやらねばならないのね・・・という単純なことに。生まれたときには、47.5cmしかなかった身長も今では80cmになり、昨年、長ズボンだったものが、今では膝丈のズボンになっているし袖を折っていたものが、今はつんつるてんになって、おなかが出てしまう。たけのこもビックリの成長ぶりだ。私たち夫婦は、とても物持ちがよく、私なぞ高校時代に買ったトレーナーをつい最近まできていた。パパなんて、いまだに小学校のとき使っていた体操袋を、旅行に出かける際の下着入れとして使っている。「6年4組 ○○ ○○(パパの名前)」という名札もついたままだ。てなわけで、娘は、いつまでも70~80cmのものを着続けるような錯覚をしていたのだ。そんなわけはない。毎年、これから最低でも15、6年は、毎年洋服を新調していかなければならないのだ。まぁ、娘は、半ば私のきせかえ人形となっているので、楽しみではあるのだけど。最近、髪もようやく伸びて、女の子らしくなってきたし。7~8ヶ月の頃は、髪が薄くて後頭部はハゲ、頭頂部は、何もしなくても髪が立ち上がってしまい、ソフトモヒカンヘアーを、ベッカムよりもいち早く取り入れていた。そんなヘアースタイルなくせに、待ちきれずスカートやワンピースを着させると、これが、極上に似合わない。ソフトモヒカンをゴムで結わえて、女の子らしさをかもし出そうとしたら、どこかの女性漫才師のような顔になってしまうし。泣く泣く、ワンピースは諦めたものである。今では、髪も伸びたので、ようやく女の子らしい洋服も似合うようになってきた。だけど、私の着せ替え人形も、いつまで大人しく言うことを聞いてくれることやら。 ソフトモヒカンをご堪能ください。
2003.03.13
白菜の漬物、糠漬け、胡瓜の酢の物、梅干、沢庵、納豆、煎餅、昆布の佃煮、羊羹、甘納豆・・・これは、隣のおばあちゃんの好物等ではなく、かれん(1歳8ヶ月)の好きな食べ物、ベスト10なのである。もちろん、私が毎日食べるものなので、かれんも知らずに好きになっていたのであるが、1歳児とは思えぬ、あまりの渋好み。これが、もっと若いママだったら、ピクルス、フランスパン、ビスケット、シフォンケーキにババロア・・・なんて好みになっていたのだろうか・・・・「ママが、年いってるから、かれんもこんなに渋好みなのかしらねぇ・・・」と私がつぶやくと、すかさずそれを聞きつけたパパは、「かれん、パパが、若くてピチピチのママを、かれんに連れてきてやるぞ~。」などとのたまう。憎たらしぃ~~~~。「お~い、私はお払い箱かい!!!」と、私が突っ込みを入れたときには、すでに外を向いて、口笛を吹いていた。まるで、「TOM&JERRY」のトムさんが、ジェリーにいたずらをした後にとぼけている姿そっくり!!重ね重ね、憎たらしい奴だ。
2003.03.12
お昼寝の時間、娘をそっと寝かしつけた途端、お目々がパチリ!!うそ~~~!!「あっち、行こうね~。」と、完全復活してしまう娘。私は、あまりのショックに、しばらく起き上がれなかった。あ~、私の唯一の自由時間が、今日はゼロだよ・・・・。そんなことは、お構いなしに、娘は、私に起きてとばかりに、私の目、鼻、口に指を突っ込み始める。痛くても、起き上がる気力がない。自由時間が~~~~~あ~~ん!!私も意地になって狸寝入りを決め込んでいたら、娘が泣き始めた。その声は、だんだん大きくなるし、しかもいきんでいる。あっと思い、お尻の匂いを嗅ぐと、くさい。それもかなり。そういえば、昨日、うんちが出ていなかったから、硬いうんちが出て、お尻が痛くてないているのかもしれない。私は、慌てて起き上がり、替えのオムツを片手につかんで、娘のオムツを開いてみたら・・・♪ピン、ポン、パン、ポ~ン♪ お知らせです。これより先は、お食事中の方、お食事直後の方は、お読みになるのをお控えください。何が起こっても、当方では、責任負いかねます。それでは、本文に戻ります。なんと、大きなうんちが、お尻の穴から、顔だけ出しており、出産で言うなら、発露の状態だったのだ!!娘の声は、半分絶叫になっている。これでは、痛いはず。私は、右手に用意していたお尻拭きをかなぐり捨て、素手で、肛門の周りをグッと押し、うんちの頭を出してあげると、そのままそれを掴み、引っ張ってみたら・・・出るは、出るは、15センチぐらいが、一気に引っ張り出された。大人並みのうんちだった・・・・。よっぽど痛かったのか、娘は、まだ大泣きしていた。尻の穴の小さい人間・・・と、罵る言葉があるくらいだから、尻の穴は、大きい方がいいのだろう。その点に関しては、娘は、非常に優秀かもしれない。お尻を拭いて、あたらいいオムツを付ける頃になって、娘はようやくご機嫌を取り戻した。1歳8ヶ月にして、産みの苦しみを味わった娘。私は、さながらお産婆さんといったところか。それにしても、世界広しといえども、うんこを、素手で引っ張り出してあげられるのは、娘一人だろうなと、手を洗いながら思う私であった。
2003.03.10
朝から風が強く、寒い日だったのに。娘には、あまり関係ないらしい。朝、8時頃に起きてくると、開口一番「おんも(外)、行く~!!」私もパパも、「寒いからやだよ~!!」と、声を合わせて言ってしまったのに、娘ときたらお構いなし。「行こう、行こうね~。お着替え、する~。」と、まったくのマイペース。娘のこのマイペースぶりは、パパ譲り。パパは、自分のペースを崩すことのない超マイペース派。幼い頃、弟と二人でお母さんに怒られ、家の外に逃げようとした時、弟は、靴を持って裸足で飛び出し、まんまと逃げ仰せ、パパは、マイペースに靴をはいて靴紐を縛っていたところで、お母さんにつかまり怒られたという。急ぐということがないのだ。ま、それは置いといて。寒いから止めようよ~、という私の言葉は娘に聞き入れられず。仕方なく、寒風吹きすさぶ中、娘は後ろに手押し棒のついた三輪車にまたがり、パパがそれを押し、私は、バケツ、シャベル、ボールなどのお遊びセットを持ち、娘の三輪車の後に従った。私は、思わず、「下~に~、下~に~。」と言って、シャベルでも振りかざしてやろうかと思った。娘は、大名気分で、強風もものともせず、気分よく三輪車にまたがっていた。まだ、足が短くてペダルに足が届かないくせに・・・・。
2003.03.09
従姉妹とユニクロの話になり、我が家はユニクロのパジャマを愛用している、と言う話題になったときのこと。私が、「うちのパパ、肩幅に合わせて買うとLサイズなんだけど、ズボンの裾と袖を折り返さないとならないんだよ」と話した。すると従姉妹が、「そうなんだよね~。日本人男性って、肩幅に合わせると、足はだいぶ余っちゃうんだよね。」と言い、二人で深くうなずきあった。そして、ふと従姉妹が、「それじゃぁ、パジャマをたたんでおく時に、ズボンの裾を折ってあげておけば?履いたときに、おぉ、と妻の愛情を感じるかも。」と、提案してくれた。私は、それもそうかもしれないと思ったがのだが・・・でも、目測を誤って折り過ぎてしまった場合、パパがパジャマのズボンを履いた時につんつるてんで、くるぶしまで丸見え、なんてことにでもなったりしたら、「おいおい、俺の足は、こんなに短くないぞ!!!」と、パパは気分を害し、逆に夫婦喧嘩の火種になりはしないか・・・という結論に至った。ということで、パジャマの裾を折ってあげるという、妻の愛情は封印。過ぎたるはなお及ばざるが如し・・・である。
2003.03.07
未だ結婚指輪は、持ち主の不当扱いに対するストライキを続行し、行方不明のまま。そのため、隊長を私、隊員を娘、以上2名から成る結婚指輪捜索隊を結成した。と言っても、娘は私の後ろをくっついてきて、「ないね~、ないね~。」と言っているだけだけど。ゴミ箱の中、本箱の中、ありとあらゆる箱の中、洗濯機の中・・・捜索は続くものの、結婚指輪の姿はない。しょぼんと気落ちしたままいると、パパが帰ってきた。もうこれ以上内緒にしておくのも心苦しくて、「け、け、結婚指輪がなくなっちゃって、い、家の中にあるはずなんだけど・・・」と、しどろもどろにカミングアウトしてみた(カミングアウトって、こういう使い方していいのか?)。怒るかな・・・?と、そっと様子をうかがうと、「ふ~ん」と、一言いっただけ。よかった、怒られなかった、機嫌も悪くなっていない。胸のつかえがすっと取れた。だけど、指輪はまだまだ見つかっていない。ちょっと頼りない・・・いや、あまり当てにはならない隊員1名を従えて、結婚指輪捜索隊の家宅捜査は、まだまだ続く・・・・早く見つかってくれ~~~~~*************************************皆さん、昨日の日記に、励ましのお言葉ありがとうございました。見つかった時には、必ずご報告します。というか、金屏風の前で記者会見したいくらいかも・・・!?
2003.03.06
さて、今日も疲れた、寝ようかな・・・と思い、何気なしに指を見たら、結婚指輪がない!!うそ~!!しかし、これは、パパに悟られてはいけない。怒られるに決まっている。そーっと、思い当たるところを見渡してみるがない。トイレにいく振りをして、台所を探してもない。ない、ない、ないのだ!今日、1日の行動を振り返ると、はずした記憶があるが、付け直したかどうか思い出せない。はずしたところは、気づかれないように、穴があくほど探しているがない。どこにもない・・・・。不安な気落ちで朝を向かえ、パパを送り出したあと、家宅捜査を試みるも、成果なし。私の結婚指輪ちゃん、どこに家出したのよ~。私のあなたへの対応は、確かにひどかった。家事をするときもそのままで、指輪は傷だらけ、ろくに手入れもしなかったし。あるときは雑巾をしぼり、またあるときは食器を洗い、またあるときは、ぬかみその中に突っ込まれ、劣悪の環境化の中、それでも文句ひとついわずに私の左手の薬指にいてくれていたのに・・・どこ行ったんだよ~、出てきておくれよ~。ストライキでもしているのだろうか。もっと待遇を善くするから、どうか戻ってきてほしい・・・。パパに見つかる前に・・・(泣)
2003.03.05
・・・といっても、たいしたことではない。桁数の多い数字をパッと見で、いくらか分かるだけである。私は、銀行に入ってから、数字に打つ桁のコンマが3桁ごとというのを初めて知った。(オイオイ・・・)そのくらいであるから、新入行員の頃は、桁数の多い数字は、下から「一、十、百、千、万、十万、百万、千万・・・」と数えなければ分からず、お局様に「あら、新入行員さんは、かわいいわね。下から桁数えてるわよ。」と、ちくりと刺されたこともあった。その後、いろいろな係を体験し、伝票をコンピューターに打ち込む係ではただスピードと正確さを要求され、数字のうち間違えは、上司に目の色を変えて怒られた。そんな経験がものをいって、例えば、1,433,948,747円とか書かれていても、咄嗟に14億3千3百・・・と頭の中で訳せる。・・・が、銀行を辞めた今、この技術は、まったくもって用をなさない。なぜなら、私の日々慣れ親しむ桁数は3桁以内。多くて4桁。5桁になると、ドキドキ胸が動悸し始めるくらいであるから、瞬時に億単位をさばかなくったって、十分事足りてしまうのである・・・。
2003.03.04
旦那さまと携帯電話の話をしていた時のこと。私が、「最近、携帯のワン切りって、なくなったねぇ。」と言うと、旦那さまは「ワン切りはなくなったが、迷惑メールがくる。」と言う。「え?携帯のアドレス変えたほうがいいんじゃないの?私は、変えてから来なくなったよ。で、どんな迷惑メールが来るのよ?」と聞いてみたところ、「・・・ん?ああ、そうだな、『夕飯に魚焼くから、帰るときに電話して』とか、うるさいんだよ。」と言う。はて?どこかで聞いたことがある文面・・・「ちょっと、それ、私が書いたメールでじゃん!!迷惑メールじゃないじゃん!!帰ってきたときに、ホカホカ焼きたての魚を食卓に出そうっていう妻の愛情でしょ!!」と、私の怒りもパパにはどこ吹く風。「だって、めんどくさいんだよ、お前のメール。」だって!!んもーーー、腹の立つ!!でも、迷惑メールと言われようとも、私はやめませんからね!!
2003.03.03
先月の28日で1歳8ヶ月になったかれん。単純に計算して、1年8ヶ月おっぱいを飲んでいるわけなのだが、止める気配は一向にない。さて、最近は、いろいろと知恵もつき、おっぱいの飲み方にも、バリエーションが出てきた。遊んでいて、ちょっとのどが渇いたときには、人の服を勝手にめくり上げ、1口2口飲んで、遊びに戻る。通りがかりに気がついたように、これまた勝手に服をめくり上げて飲む。お風呂では、水中に沈んでいるおっぱいを引っ張りあげて飲む。夜寝ている時にも、まだ2~3回授乳しているのだが、寝ぼけた声で「・・・ぱい・・ぱい。」と、おっぱいを催促し、しばらく飲むと、「はんたい。」と、おっぱいの交換すら要求する。偉くなったものである。おっぱいを飲むのに、自分で私の洋服をめくりあげるのだが、焦っていると、めくりが足らず、私のおなかを吸い始めたりする。「おいおい、かれん、そこは、ママのおなかよ。」と、私が声をかけたら、それを見ていたパパが、「引き締まったバストに、豊満なウエスト、そりゃ間違えるよなぁ。」とのたまう。あれ?褒められた?いえいえ、思いっきりけなされていることに気がつくのに、数十秒かかる私なのであった・・・・悔しいーーーー!!
2003.03.02
鉄拳というお笑い芸人をご存知の方がいたら、たぶん、お笑いに対して、高いアンテナをお持ちの方だろう。そんなに有名ではないが、一度見たら忘れられない。顔は白塗り、おでこに「男」の文字。黒のマントに、黒い衣装で、まるで子供番組の悪役のような服装。気の弱そうなデーモン小暮と言った風貌だ。その格好で、へたうまな絵を見せるという芸風である。この格好と、気弱そうな喋りと、へたうまな絵があいまって、不思議と笑いのつぼがむずむず疼いてしまうのだ。テレビにもあまり出演しない(できない?)ので、彼のお笑いを見る機会は少ないのだが、先日書店の店頭で、鉄拳の本が平積みされていたのだ。題名は、「〔鉄拳作品集〕こんな○○は××だ」というもので、彼のへたうまな絵が満載されている。私は、他の本を買うつもりが、そんなことも忘れて、この本を握りしめレジに直行。家に帰るのも、もどかしく本を開けて読み始めた。笑える、笑える。声をあげて大笑いである。ふと目を上げると、そんな私の姿を、ジッと見守る娘がいた。ママ一人で、そんなに楽しんでずるいとばかりに、私の膝にのぼり、鉄拳の本を読み始めたのだ。「まだ、かれんには、この面白さは分からないって。」と言っても、娘は、私の膝から動こうとしない。そればかりか、鉄拳の本のページをめくって、「ハハッハハーーー!!」と私の真似をして、大笑いし始めたのだ。「かれんには、まだ、早いよ!!」と本を取り上げたところ、娘は、「てっけん、よむー。てっけん、よむー。」と言うではないか。仕方なく鉄拳の本を渡すと、また、大笑いして読み始めた。・・・・それ以来、1日に一度は、「てっけん、よむ~。」と娘にせがまれるようになってしまった。鉄拳の本は、もうボロボロ、娘の大笑いは続いている。娘よ、1歳8ヶ月で、鉄拳の笑いがわかるのならば、将来は、第二の山田花子でも目指してみようか・・・・と思う、お笑い好きの母親である。
2003.03.01
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