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昨日に続いて きょうも北九州行き。 九州厚生年金会館での公演 「トラップ一家物語」を観る為だ。 「赤毛のアン」と同じ イマジン制作のミュージカルで どうしても観たかったのを、実沙紀チャンのお母さんがキップを取ってくださったもの。 北九州で行われたオーディションには 桃子チャンが妹と2人でチャレンジしたが 残念ながら パスしなかった。 その時 桃子チャンのお母さんから 「赤毛のアン」のオーディションの常連で 私の顔見知りの野田さん(中1)が、合格したと聞いていたので、彼女が どんな役を演じるのか興味津々だった。 神谷君が実家の駐車場を用意してくれていたが、事前にインターネットで調べたら 厚生年金会館には170台収容の無料の駐車場があると書いてあったので、そこに入れようと 少し早めに自宅を出た。 開演は1時なのだが、12時少し過ぎに着いた。 所が有料の駐車場ばかりで、無料のはどこにもない。 結局 最初の1時間300円 という所に停めたが、(早起きは3文の得)でなく逆に200円の損になってしまい、合計800円を取られて何だか すごく気分が悪かった。 この公演は どうやら 一般的なチケット販売はなく、スポンサーが 自社製品を買ってくれた客に ペア券をプレゼントするという仕組みになっているらしく、きょうはサンリブの管理職が大勢で 入り口で客のお出迎え、終演後はお見送りというスタイルだったが みな 愛想がよく悪い感じはしなかった。 このミュージカルは「サウンド・オブ・ミュージック」の名で映画化されヒットした作品の舞台化だが、出演者達の歌や踊りも中々達者で とても楽しい作品に出来上がっていた。 主役のマリアを演じるのは 宝塚歌劇団 月組のトップ娘役だった麻乃佳世。 特に美人という訳でなく 本当にトップだったの? というぐらい地味で、いわゆる宝塚臭さがなくて好感が持てた。 そういえば 宝塚臭いというのは どちらかというと男役で、娘役は普通の人が多い。 私の従妹も娘役で、その友達のタカラジェンヌと飲みに行った事があるが、ケバケバしい所の全く無い ごく普通の女性たちだった。 今 気がついたが 男役とは言うのに 何故 女役と言わず娘役って言うのだろうか。 若い役ばかりではなく 老け役だってあるのに。 さて 話を戻して そのマリアが家庭教師として 教育をするトラップ一家の7人の子供達が素晴らしかった。 いずれもオーディションで選ばれた子供達で、殆ど素人と言っていいと思うが、可愛い子あり 賢そうな子 上品な子 おっとりとした子とそれぞれ違ったキャラクターの子供が集まっていて 目が離せなかった。 特に私が気になったのは 一番下のアガーテを演じた花原優香という子で、役の上では3歳だが 本人は小学校5年生。 舞台は初めての経験だそうだが、最初に7人が登場したシーンから 彼女の持つ独特の雰囲気にすっかり魅了されてしまった。 どちらかというと天然系で、舞台の上でも力が抜けていて 全く演技をしてないようにみえる。 ただ 、ありのままの自分の姿(自然体)で 立っているだけかのように見えるが いざ 歌のシーンになると実に豊かな表情をする。 7人の子供達は 地方公演組ではなく、全国巡演組だから、きっと東京で選ばれたのだろうが 素人でもこんな存在感のある子がいるなんて 東京の層の厚さを感じた。 こんな子を指導出来たら 楽しいだろうなあと演出家を羨ましく思うと共に 来年 また彼女が イマジンのミュージカルに出るようだったらまた観に来たいなと思った。 北九州のオーディションで選ばれた 15人の地方公演出演者が どこで出てくるのだろうと気になっていたが、休憩前の 前半部分には姿を現わさなかった。 後半の、トラップ一家の子供達が ドイツでの歌のコンクールに出場し、見事1位に選ばれるシーンで、他の出場チームとして登場、全員で踊りながら 歌を1曲だけ披露した。 前半 出ずっぱりのトラップ一家の子供達が素晴らしく 15人の地方出演者の影がすっかり薄くなってしまったのは残念だったが、みな伸び伸びと身体を動かし 大きな声を出して頑張っていた。 野田さんは残念ながら 「赤毛のアン」のオーディションは最終選考で落ちてしまったが、その時に撮った歌とダンスの審査風景の写真を上げようときょうは用意していた。しかし 渡す機会がなかった。 本当は 「赤毛のアン」は 残念だったが、「トラップ一家」に合格してよかったねと 声を掛けても上げたかったのだが。 普通 このような公演の場合は 終演後 出演者がロビーに出て来て 観客を送り出す事が多く、私はそこで出演者たちと言葉を交わすのが好きなのだが、きょうは そういった演出はなかった。 本当は アガーテ役のチビちゃんにも (君が一番輝いていたよ)と言って上げたかったのに、ちょっと拍子抜けしてしまった。 会場は夏休みとあって お母さんと小学生という組み合わせが多かったが、前半が終了した時のアナウンスで(15分ほど休憩します)というのを聞いた私の後ろの席の男の子が (15時間? )と母親に訊いていたのには思わず笑ってしまった。 おいおい 15時間もここで待つのかよ(笑)
2005年07月31日
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朝9時過ぎに電話で起こされた。 東京の稗田さんからだった。 何だか胸騒ぎがして (何か特別な知らせですか? )と訊いてしまった。 普段は 相手が用件を言うまではこちらから訊いたりはしない。 残念な事に 胸騒ぎが的中して 四方さんが亡くなったという知らせだった。 私の 虫の報せは (もしかして 入院されたのでは・・・)というものだったが、亡くなったと聞いて絶句してしまった。 四方さんは 母の幼馴染で 女学校時代の同級生。 母が亡くなる前、東京の順天堂医院に入院中は 毎日お電話をくださり、週に3日は 見舞いに来てくださっていた。 母の葬儀の日には 大きな涙を沢山こぼし、別れを惜しんでくださった。 四方さんのお父様は 満州で有名だった高級ホテル(大和ホテル)の支配人。 ご主人は 私の父と同じ 満州医科大学(満大)の卒業生で、母と2人とも未亡人となってからは、毎年4月に東京で開かれる同窓会に 遺族会員として 仲良く出席なさっていた。 母が亡くなってからは 私が後を引き継ぎ 4月に上京した時は 四方さん きょう連絡をくださった稗田さんと、埼玉の大きな病院で理事長をなさっている そのお姉さんとで 揃って出席するのが楽しみだった。 今年4月の満大同窓会での四方さん(向って右端) その同窓会は いつも原宿の(南国酒家)で開かれ、2次会は表参道の喫茶店で4人でコーヒーを頂くのが決まりだった。 絵を描く事 万葉集のお勉強 太極拳など幅広い趣味を楽しんでいらしたが、その趣味のひとつ クロスワードパズルには 私も仲間に入れて頂き、毎週金曜日の毎日新聞の夕刊に載る問題を FAXで送って頂いていた。 表向きは ボケ防止の頭の体操という事だったが、実は 私には別の思惑があった。 母の入院中に大変お世話になったので、もし四方さんが入院されたら、すぐに駆けつけなければならない。 かといって 毎週(お元気ですか? )と電話で訊ねるのも不自然だし、毎週のFAXが途絶えたら その時点で 何か異変が起きたのかなと、稗田さんにでも調べて貰えば分るからという考えだった。 四方さんは旅行好きな方で よく お嬢さんと遠出されていたが、その時は必ず(旅行から帰ってから送りますので少し遅れます)と連絡をくださった。 金曜日の帰宅が遅かった場合など、土曜日に届く事も多いので、週末までにFAXが届けば お元気な証拠と 四方さんのアリバイ(健康証明)にしていた。 先週はちゃんと金曜日にFAXが届いた。 どちらかが1問でも分らない問題があると パソコンにメールして、答え合わせをするのだが、先週は全問解けたので 特にメールはしなかった。 その前の週に お電話した時に いつもより 声に力が無いので 心配して訊ねると (身体の調子が良くなくて、パソコンを見る気力もないのよ)と仰言っていたので メールは遠慮したのだ。 昨日はFAXが届かなかったが、実は 四方さんは88歳の誕生日。 きっと家族で集まって 米寿のお祝いでもなさっているのだろうと思っていた。 母が亡くなった時に (私の誕生日の翌日に亡くなるなんて)と仰言っていたが、奇しくも ご自分の誕生日 母と1日違いの日に亡くなるなんて何か2人の絆というか 因縁のようなものを感じてしまった。 お通夜が きょうの6時からという事だったが、毎年欠かさない母の命日の墓参の予定が入っており、北九州まで出かけなければならないので、失礼して 母の墓に報告し 九州の空から ご冥福を祈る事にした。 11月の父の命日以来 墓参りをしていないので、さぞ 雑草が伸びている事だろう。 いつもは除草剤を買って行くのだが、生憎 朝から雨、天気予報を調べると 終日降り、あすも午前中は雨だそうだ。 除草剤を蒔いてから 24時間以内に雨が降ると 流れてしまって効果がないと言われているので きょうは持っていくのを止めた。 しかし 父が亡くなって23年 母の死後8年。 命日には必ず墓参りをしているが 不思議な事に1度も雨が降った事がない。 東京オリンピックが10月10日に開かれたのは 統計的に その日が晴れになる確率が高かったからだそうだが、北九州で何かイベントをするのだったら、11月30日がいい。 なにしろ 23年間 雨が降っていないのだから。 午後2時過ぎ頃には どうやら 雨が上がった。 これは 母が早く来て欲しいと合図しているのかなと、3時半過ぎになって車で出発したが、途中まで行くと薄日さえ差してきた。 高速を通って 5時過ぎに現地に到着する頃には、(天気予報ってなんだったの)という位の好天気。 やはり 命日 晴れのジンクスは今年も生きていた。 お墓に着いて驚いたのは 雑草が全く生えていない。 花入れに 花が差してある。そんなに新しくはないが 私が11月に差したものとは明らかに違う。 隣りの親戚の墓との境にある植木が繁りすぎて 鬱陶しかったのが、きれいに剪定されて すっきりしている。 こんな事は初めてだ。一体 誰がやってくれたのだろう? 親戚の誰かだろうか。 狐につままれながら 帰りは いつものウナギ屋へ。 両親ともウナギが好物だったので、供養の為 命日には必ず食べるのだが、6時過ぎたばかりだというのに 店は超満員。 いつもは2人しかいない オバサンが きょうは6人もいて店を手伝っている。 聞いてみると 一昨日が土用の丑の日で この状態がずっと続いているそうだ。 ウナギにとっては受難の日々だ。
2005年07月30日
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調理師学校 夜間部の夏休み前 最後の授業。 と 言っても これは私の授業に限った事で、実際には生徒達は11日から月末までが 休みなので 本当に短い夏休みだが、昼間部と比べて 授業時間が少ないので仕方ないというか、自分の好きな道なので、それぐらいの苦労は何とも思っていないだろう。 今夜はまず 前回の 漢字の振り仮名付けテストの答え合わせから。 クラスの平均点は 62点だったが、珍解答を 幾つか紹介しよう。 河豚(カッパが3人)、麦酒(ムギシュ、バクシュ、ムギジョウチュウ)、蚕豆(ラッカセイ、トウフ)、心太(シンコ、ダイコン)、田作(タゴサク)、雲丹(ウンタン)、鮪(サカナ)、外郎(ゲロウ)、鱒(タル)、烏賊(ゲソ)、西瓜(メロン)、土筆(ツチノコ)。 本当に君達は 調理師の卵なの? って感じで 笑わせて貰った。 これでいいんですよ。笑われて覚えるんだから・・・。 その後 休憩を挟んで 原稿用紙の書き方の勉強。 原稿用紙に限らず 文章の書き方にはルールがある。 例えば 行変えのあとの 最初は1マス空けて書き始めるとか・・・。 漢字の用法でも、年齢は年令、何歳は何才とは書かないといった決まりを勉強して貰ったあと、どれだけ身に付いたか 実際に原稿用紙を配って作文して貰った。 題名は「10年後の私」。 10年後に自分はどうなっているか、或いはどうなっていたいかを書いて貰った。 一言で10年後と言っても クラスには 10代から50代までの生徒がおり、それぞれ 思いも違うだろうが、みんな どんな事を考えているか 読むのが楽しみだ。 書き終わったら提出して 帰っていいと言ったので、出来た生徒から持ってきたが、私が ひとりだけ ちらっと読んでみると (私は10年後は死んでいます)と書いてあった。 29歳の女性で、穏やかじゃないので よく読むと(食事は1日に2回だけ、野菜が嫌いなので肉が中心だが、余り噛まないでいい物ばかり食べている。仕事は殆どデスクワークだが たまに外の仕事があっても 移動は車ばかり使っているので 完全な運動不足。このままだと あと10年は生きられない)と書いてある。 でも私と殆ど同じじゃないか、私の場合は更に睡眠不足まで加わる。 だったら私も あと10年 もたないのかなあ。
2005年07月29日
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ワープロの修理を断念し、パソコンでの文書作りに切り替えようと思っている。 その為には これまでワープロのフロッピーディスクに保存しておいた記録や資料を どうやってパソコンに取り込むかだが、そういうソフトがある事は聞いた。 ただ 私が いま使っているパソコンにフロッピーを直接 挿入する装置が付いているかが問題だ。 昨日5時少し前に NECの福岡本店に電話をしてみた。 所が パソコンの使い方等については フリーダイヤルで答えているからと、0120で始まる番号を教えてくれた。 すぐにそこへ電話をしたのだが、テープが 受付は5時で終了しましたと言う。 時計を見たら 5時02分だった。 仕方がないから ビッグカメラとベスト電器に電話して訊いたが どうやら 私のパソコンにはフロッピーを取り込む装置は付いてなくて 取り込む為には 別に フロッピーディスクドライブを購入しなければならないらしい。 ビッグカメラでは それは 2000円代、ベスト電器では5000円代と言われた。 きょうは 確認の為 昼過ぎに NECのフリーダイアルに直接 電話をしてみた。 応答はテープの音声になっていたが、担当者が空き次第 順番に繋いでいくが 待ち時間の 大体の目安は 15分ぐらいと言われた。 応答のテープは若い女性の声で、感じが悪くなかった。 この種の問い合わせの電話では 話中で 散々待たされた上 やっと繋がったと思うと テープで(只今 大変混み合っておりますので 後ほどお掛け直しください)と言われるのが多い。 冗談じゃねえと そのまま待っていると 何度も この同じテープが流され、イライラする事が多い。 第一 掛け直すかどうかは 電話を掛けた客の方が判断すべきで、言われなくても 長すぎると感じたら客は勝手に切って、掛け直す。 きょうのNECのテープは1度も(お掛け直しください)とは言わなかった。 最初に大体の待ち時間を言われたので、待っている間も そんなにイライラする事はなかった。 待っている間に時々流れるテープも 同じものの繰り返しではなく 何本かの告知を 入れ替えて流していた。 テープの女性の声も 優しく 柔らかく 心地よかったので、15分ぐらいなら待ってみるかという気になった。 結局は 20分掛かったが、新聞を読みながら待っていた。 テープでの応対の場合、声の感じというのは大切な要素だと思う。 歯切れがよく、ハキハキしていても 却って その為に 紋切り型の冷たい感じになっては逆効果だ。 企業のイメージを決める ハートのあるアナウンスである為には、デモテープでのオーディション(審査)をやって決定するぐらいの 姿勢が必要だと思う。 私が持っているNECの機種に フロッピーディスクの取り込み口があるかどうかの確認の為に 20分待つのは 待ち過ぎかもしれないが、そんなに長くは感じなかった。 問い合わせで 挿入の為の取り入れ口がない事が確認され、フロッピーディスクドライブを購入しなければならなくなったが、因みに値段を訊くと1万円前後という、どうして こんなに値段が まちまちなのだろう。 きょうの映画は 「仮面の男」(98) (三銃士)と同じ アレクサンドラ・デュマ原作の(鉄仮面)の映画化。 私は子供の頃 (三銃士)は読み 映画もミュージカル仕立てのもの(確かダルタニアンがジーン・ケリーで女優がジューン・アリスンだったと思う)を観た事があるが、(鉄仮面)は初めて。 フランスの国王ルイ14世は 戦争好きで その出費の為 国民は食べる物がなく飢え、絶望の日々を送っていた。 ルイ13世に仕えた アラミスら三銃士は 国民を救おうと ある計画を思い立つ。 昔の仲間ダルタニアンを呼び出し 彼に協力を求めるが 14世の元 現在も銃士長を勤める彼は 国王への忠誠心から 協力を断る。 実はルイ14世には 双子の弟があり、国王継承のゴタゴタを避けるため、産まれて間もなく 田舎に移され そこでひっそりと暮らしていた。 所がそれを知ったルイは 10歳の弟フィリップを拘束すると、バステューユ監獄に幽閉した。 顔が瓜二つの為、鉄の仮面を被せて。 三銃士の計画とは、このフィリップを6年振りに 牢獄から救出し、仮面舞踏会の日にルイを拉致して、フィリップとすり替えようというものだった。 計画は上手くいき 見事 フィリップはルイに成り代わる事が出来たが、土壇場で ダルタニアンに見破られ、また仮面をつけられて 元の牢獄に入れられる事になってしまう。 レオナルド・デカプリオが ルイとフィリップの二役で登場、悪政の専制君主と善良な弟フィリップを見事に演じ分けている。 また 中年になった三銃士とダルタニアンを演じる 役者達の味のある演技と活躍が素晴らしく、若い女性 映画ファンには、おじさん達の魅力を改めて感じさせ、中年・熟年の男性には 溜飲の下がる作品となっている。 本当に ルイ14世には 双子の兄弟があったのか 浅学な私には 史実は判らないが、最後に ルイとフィリップの兄弟が 実は皇太后のアンとダルタニアンの間に産まれた子だという台詞が出るに至って(え~っまさか~っ)と思ってしまう。 ルイ13世に忠誠を誓ったダルタニアンが、その妃と密通していたとなると、この映画のテーマの一つである (忠誠心)は どうなるのだろう。 「日本解放戦線・三里塚」(70) 成田空港開港をめぐる 全学連と地元農民による反対運動を描いたドキュメンタリー作品。 やむに止まれぬ気持ちは分るが 私の好みとしては (バカヤロー)とか(カエレ~ッ)とか(クソッタレ~ッ)とか 大勢で相手を汚く罵るような場面が多い映画は苦手だ。 よく(素朴な農民が)といった表現をするが、、集団による こんな罵声を聞いていると、その素朴さにも疑問を感じてしまう。
2005年07月28日
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きょうの夕刊に 福岡に住む中国人の男性(25歳)が、同居している友人を殴り殺したという記事が載っていた。 そういえば 中国人留学生ら3人による 福岡の一家4人惨殺事件で、中国で逮捕された犯人1人の死刑が執行されたという記事も先日見た。 この事件では中国で逮捕されたもう1人が無期懲役、日本で逮捕された男が死刑の判決を受け、それぞれ控訴している。 事件が起きた時には 彼らが日本の暴力団に金を貰い 殺人を引き受けたと噂された。 あれだけの犯行ながら、彼らが奪った金銭は僅かだし、遺体を運んだ被害者の乗用車も放置するなど、疑問な点も多かった。 まだ その疑惑は充分に解明されていないが、もし暴力団の介入が事実だとして その報復が怖くて 真実を言えないのだったら、控訴の際の新事実の存在で主張すれば、棄却されずに 再審理して貰えると思うのだが それをやってないとすれば やはり彼らだけの思いつきで行った犯罪だったのだろうか? だとすれば 尚更 恐ろしい。 外車を持っていて 金持ちそうだという理由だけで 2人の幼児まで殺せるものだろうか。 昨日観た映画 「花とアリス」(04) 岩井俊二監督作品。 中学3年のハナ(鈴木杏)とアリス(蒼井優)は大の親友。一緒にバレエ教室にも通い、学校へもいつも同じ電車で通学している。 いつも電車に乗り合わせる男子高校生に 気になる2人連れがいて、1人はアメリカからの留学生、そして もう1人は そのホームステイ先の男の子。 アリスはアメリカ人、ハナは日本人の その高校生に熱を上げるが、留学生の方はやがてアメリカに帰ってしまう。 アリスとハナは その男の子と同じ高校に進学。 ハナは早速 彼が所属している落語研究会に入部してアプローチを計る。 部員は部長と彼とハナの3人だけ。 それなのに 彼はハナの名前も覚えてくれない。 ある日 下校時に彼の後をつけたハナは 彼が商店の鉄のシャッターに頭をぶつけて転倒するのを目撃する。 すばやく 彼を助け起こしたハナは 彼が自分の名前を覚えてくれてないのを逆手にとって、彼を記憶喪失だと言い切る。 更に (私の事を好きだと告白した事も覚えていないでしょう)とたたみ掛け、自分が記憶喪失にかかったと彼に思い込ませて、彼と親しくなる事に成功する。 しかし パソコンの調子が悪いので調べて欲しいと彼を自宅に誘った事から、思わぬ事態に。 中学時代に通学電車の中で 彼を盗撮した写真を何枚も パソコンンに採り込んでいたのだが、それを見付けられてしまう。 詰問する彼に ハナは咄嗟に これは あなたの元カノのアリスが撮ったものだと嘘をつく。 そして ハナは嘘を正当化する為に 元カノになりすまして欲しいと アリスに口裏合わせを頼む。 自分に彼女がいた事を知った彼は 喪失した記憶を取り戻したいと、何度もアリスに会いに行くうちに 彼女の事を好きになってしまい、アリスも満更でもないと思うようになる。 挙句の果ては ハナに(あんな素敵な彼女と別れて 君に好きだと告白した理由が分らない)と言い出す始末。 こうして 男女高校生の 初恋に似た淡いお付き合いは 複雑な三角関係へと進展してゆくのだが・・・。 ハナ役の鈴木杏は初めて観た。スタイルは決していい方とは言えない ちょっと太目だが、台詞のテンポが実に良かった。 特にコミカルな会話の部分で 相手役とのやりとりが歯切れよく、彼女をボケ役にして 上手いツッコミ役がいたら きっと いいお笑いコンビになるだろうと思った。 役で 彼女を落研に入部させた岩井監督も その辺を見抜いていたのだろうか。 また この映画の大きな見せ場になっている蒼井優のバレエが素晴らしかった。 岩井監督は 彼女の応募用紙の特技の欄にバレエと書いてあるのを見ても(1年程度 かじったぐらいだろう)と余り期待していなかったと言っているが、この世界でも食べていけるだろうと思わせる程の出来だった。 この映画の成功の何%かは 彼女のバレエのシーンにあったと言ってもいいだろう。 また この映画のお楽しみの一つが ちょい役で出ている役者さん達。 アイドル時代は 綺麗だけど無口で存在感が少なかった 相田翔子がアリスの遊び人の母親を演じていて、(えっ 昔はもっとスリムじゃなかった?)と思わせるグラマラスな肢体に変身、その彼氏役が阿部寛。 アリスのオーディションに立ち会う雑誌社の女性編集者が広末涼子。 度のきついメガネを掛けていて、私も 映画を観終わって指摘されるまで分らなかった。 もう1度ビデオを巻き戻して 確認したが、前もって知らされなければ殆どの人は気がつかないだろう。 他に叶美香やルー大柴 大沢幹生ら、吉岡秀隆は撮影現場には来ているのだが 顔は出ず 声だけで出演している。
2005年07月27日
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きょうは12時までにこの日記を書き終えたい。 そうすれば 久し振りの 記入率100%になる。 いつも100%を目指して この日記を書いているが、書き終わると午前0時を過ぎている。 これでは厳密な意味での100%ではなく、99.99%だ。 昨日 初めてプリンターにインクを入れ、操作をしてみた。 7年前のプリンターに付いているCDは 今の機種では互換性がなく インストール出来なかったが、パソコン本体の(印刷)という箇所を強引にクリックしたりして 試行錯誤の末 何とか 印刷する事が出来た。 おまけに 写真もカラーでプリント出来た。 まさに 案ずるよりは産むが易しだ。 プリントが何とか出来たのだから 今度はワードの番だ。 これまでの ワープロからパソコンに 記録を乗り換える為には、文章の作成と保存を知らなければならない。 幸い 以前 購入して 1度も読んでなかったテキストが出てきたのでそれで勉強する事にした。 テキストは(小学生のためのマイクロソフト ワード 応用編)。 3~6年生向けなので 非常に分り易い。 これで勉強すれば、これまでワープロで作成し フロッピーに保存していた 会社の決算報告書も 専門学校の試験問題や成績表 MASHのスケジュール表も パソコンで出来るようになる。 ビッグカメラに電話をして訊いてみたら ワープロのフロッピーをパソコンに取り込むソフトが 1万数千円、パソコンに直接 ディスクを挿入する所が付いてなければ、取り込むための付属機が3千円ぐらいであるそうで、何だか楽しみになってきた。 きょうは 岩井俊二監督の楽しい映画を観たが、ここに書いていたら午前0時を過ぎてしまうので、明日 書く事にした。 只今の時刻は23時49分。 ついに念願の 日記記入率100%を達成した。 万歳を叫びたい心境だ。
2005年07月26日
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今月31日に 小倉の九州厚生年金会館で行われるイマジンミュージカル「トラップ一家物語」を観に行くつもりにしていた。 「赤毛のアン」と同じイマジンの制作だが、こちらは切符の前売りをしており、是非購入したいと思っていた。 23日に思い立って インターネットで注文しようとしたら、東京のプレビュー公演のチケットが完売し、予定していた当日売りも中止になったと出ていた。 これは大変と 事務所に直接 電話して(北九州公演のチケットはまだありますか? )と訊ねてみた。 そうしたら 私の勘違いで、北九州公演の切符は最初から販売の予定がなく、予約を受け付けていたのは 東京でのプレビュー公演だけだった。 切符はミュージカルの出演者と関係者にしか出していないとの事。 仕方がないので 一旦は諦めたが、ひょっとしてと思い直して、実沙紀チャンのお母さんに 何か手に入れる方法はありませんかとメールで訊いてみた。 所がである、何とか手配してみましょうの 返事が意外に早く来て、きょう 手に入ったとの連絡を頂いた。 一昨年 イマジンの北九州公演「アルプスの少女ハイジ」に 実沙紀チャンが出演し、それを観た北九州のお知り合いが、今年も出演するものと思って 2枚 手に入れていたというのだ。 しかし今年は実沙紀チャンが出演しないと知って、それならばと 譲ってくださったらしい。 中学生の実沙紀チャンにも ちゃんとファンがいるんだなと 感心すると共に 有り難く 譲って頂く事にした。 切符は2枚一組で、1枚を無駄にしない為にも 誰かを誘わなければならないが、こんな時に ガールフレンドのいない私は困ってしまう。 実はこのミュージカル、桃子チャンが妹と2人で オーディションにチャレンジしたが失敗、林君もオーディションの通知をイマジンから受け取ったが、丁度 学校の体育祭とダブッて受けられなかったというイキサツがある。 桃子チャンは もし受かっても 公演の翌日から東京で「赤毛のアン」の合宿だから、出演できたかどうか分らないが、私としては、もしかしたら林君や桃子チャンが出演したかもしれないミュージカルなら 今後の事も考えて是非観ておきたいと思ったのだ。 30日は母の命日で 毎年 お墓の掃除をしながらの墓参で 北九州まで行っているので 2日連続になるが、出来れば 小倉に1泊してもいいかなと思っている。
2005年07月25日
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少し前からワープロで印字すると 文字がかすれるようになっていた。 かすれた所を ボールペンでなぞったりして 何とか使ってきた。 そろそろ 耐用期限が来たのかなと思っていたが、数日前から 全く印字しなくなった。 毎月 MASHの最後のレッスンの日には 翌月のスケジュールをワープロで作成して講師や生徒に渡すようにしているのだが、きょうの分は 仕方ないから 手書きで作ってコピーした。 紙が少し茶色っぽい物だったので、コピーが真っ黒になってしまった。 私のワープロも 今 使っている物で 4台目。 いずれも 印字しなくなって、販売店に持ち込むと 修理すると数万円掛かりますので 新しく買った方がお得ですよと言われて 買い換えてきた。 でも 聞く所によると パソコンに追われて ワープロはもう製造中止になっているとか。 買い替えが出来ないとなると 修理も無理なのかな? パソコンにデータを入れて、プリントすればいいのだろうけれど、私はその プリンターの使い方が分らない。 7年前にVAIOのパソコンを買った時に 一緒にEPSONのプリンターも買ったのだが、まだ1度も使った事がない。 デジカメの写真のプリントもコンビニの器械に頼っている。 仮に プリンターが使えるようになっても、ワープロのフロッピーに収められた膨大なデータは どうなるのかと心配になって友人に聞いてみた。 フロッピーの記録をパソコンに取り込むソフトがあるそうだが、でも ややこしいよと脅かされた。 それに ワープロは長年やっているので 文章を作り フロッピーに入れる作業に慣れているが、パソコンでは まだ やった事がない。 写真はマイピクチャーという所に保存してるが文章はどこに保存していいのかも分らない。 ワードを勉強する前に インターネットとメールを覚えてしまったので、基礎が全く出来ていないのだ。 最初から勉強し直さなければ ならないのかな? きょうのMASHのレッスンは アナウンス・朗読と日舞。 内田君が 明日から 夏休み前の期末試験が始まるとの事で、日舞の前で早退したほかは 変わりなし。 そういえば 大學で将棋部の 内田君には話したが、昨日の日経の夕刊に面白い記事が載っていた。 (将棋連盟 経営改革へ新手)というタイトルで、連盟独自の収益事業として 将棋盤 駒 扇子などの販売とあった。 面白かったというのは 扇子がセットになっている事だ。 日本舞踊家や落語家は 必ず扇子を持っているが、棋士もそうだったのだ。 そういえば 年配の棋士も若い棋士も みな扇子を持っている。 暑いから扇ぐというのでもなく、扇子を強く握って 膝の上に立てたり、それで 自分の肩を叩いたり ちょっとした小道具になっている。 日舞や落語は和服だが、将棋は背広姿の棋士がいたりして 必ずしも和服ではないが、それでも 我々は扇子を違和感なく受け容れている。 不思議なものだ。 MASHが終わって、(吉野家)の新メニュー 生姜焼きを食べに林君を連れて行った。
2005年07月24日
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バイオリンの筒井君 ベースの川上さんが出演するコンサートを聴く為に久留米に行って来た。 メインはピアニストの山下康子さんで 第一部はベートーヴェンのピアノソナタop.2 NO.3 Cdur。 そして第2部が アルゼンチンタンゴ。 筒井 川上両氏にピアノ バンドネオンの4人の編成で、ALA GRAN MUNEKA(大きな人形)など3曲が演奏された。 最近では バンドネオンの奏者が少なく、アルゼンチンよりもコンチネンタルタンゴの方が多いようだが、久し振りに本格的なアルゼンチンタンゴを聴いた気がした。 最後に 小林一茶の俳句に曲をつけた 珍しい試みがあり、句のイメージが生かされていて 大変面白いと思ったが、朗読の部分で少し引っ掛かるものがあった。 (日の暮れの背中淋しき紅葉哉)といった俳句を6句ほど朗読する為 初老と思われる男性の読み手が舞台に登場する。 容姿 服装ともに 一見NHKのアナウンサー風の実直そうな男性だが、まず気になったのが、靴の汚れ。 背広にネクタイ、髪は白髪の73分けで きちんとしているのだから、靴ぐらい ちゃんと磨いてきて欲しかった。 下手から出て来て 1句読む毎に 袖に引っ込むのではなく、彼女が演奏している間 出ずっぱりで 明るい舞台の上の椅子に腰掛けているのだから、嫌でも目が足元に行ってしまう。 それに読みも気になった。 和歌と違って俳句は読みにくいとは思うが、12字の言葉の中で、完全に棒読みの所と 妙に謳い上げる所が混在している。 何だか俳句の解釈が中途半端な感じで、これなら いっそ百人一首のように全部 調子をつけて詠むか、森本レオ風に感情を押し殺した棒読みで行くかどちらかに統一した方がいいと思った。 田村徹という その人は プログラムによると作曲家らしいが、俳句の中の(走馬灯)をソウバトウと読むに至って すっかりしらけてしまった。 演奏の方は どれも素晴らしかったのだから、その他の事は目をつぶるべきなのかもしれないが、つい 私の悪い癖が出てしまった。 会場の方は超満員で、殆どが40~60代のオバサンたち。 夏休みになると 街に子供達の姿が多く見られるようになるが、きょうに限っては 往復のバスも電車もオバサンだらけ、オバサンたちは暑さに強いのかしら。 きょうの映画は 「イノセンス」(04) 押井守監督の近未来アニメ。 肉体の機械化が進み 人間がサイボーグやロボットと共存する2032年の日本が舞台とされているが、街の看板は全て漢字で、日本というより香港のような感じだ。 よく分らないまま 観ているうちに寝てしまった。 もう1度初めから 見直そうかと思ったが、また寝てしまいそうなので、止めた。 同監督の(GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊)の続編と言われているが、前編のそれは そんなに難しくなかった。 こういう観念的映画は 監督の観念にうまく同調出来ればいいが、そうでなければ、なかなか従いて行くことは出来ない。 またいつか コンディションのいい時に観てみようと、一応 消去はせずに保留にしたが、観るかどうかは微妙な所。 もう1本の映画 「J・F・ケネディJR/悲劇のプリンス」(03) ご存知 ダラスで凶弾に倒れたケネディ大統領の長男のジョン君の生涯を描いた物語。 勿論 役者が彼を演じているのだが、ホワイトハウスの執務室で遊ぶ姿や有名な 大統領の葬列に向って敬礼をする所など 幼き日の実写フィルムもふんだんに使われており 興味深い。 司法試験に失敗したり、女優との恋に悩んだり、人間らしい彼の人柄が描かれているが、アメリカの雑誌で最もセクシーな男に選ばれた事もある彼の 男としての魅力もふんだんに盛り込まれている。 検事を辞めたあと 政治を娯楽的な立場から見た雑誌を発行したりするが、真剣に政治の世界に飛び込みたいとは思っていなかったような気がする。 偉大な父 大統領の後継者として世界中から期待と関心を寄せられた彼が、他人の視線を気にせず、伸び伸びと出来るのが空の上。 自家用機を操縦するのが好きだった彼は 30代の若さで妻と共に遭難し、この世から去って行った。 今 彼が生きていたら どうなっていたかと考えるよりも あれで幸せだったのではないかと思ってしまう作品だ。
2005年07月23日
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昔 母が銀座に店を出していた。 小倉で経営していた料亭の支店で、地下に降りていくバーだった。 現在は喫茶店になっている事は このページで書いた事がある。 そういえば 母の店がオープンした頃 隣りは大きな喫茶店だったのを思い出した。 外壁がレンガのしゃれた造りで、名前は(田園)。 オーナーは女優の山根寿子さんだったと記憶しているが、間もなく閉店してしまった。 場所は並木通りとすずらん通りに挟まれ、すぐ近くを みゆき通りが直角に走っている通りで 正式な名前がなく、通称 親不孝通りと呼ばれていた。 当時 川口松太郎が 息子で慶応ボーイだった川口浩をモデルにして、親のスネをかじりながら、夜毎 銀座で遊びまわる親不孝達を主人公に(親不孝通り)という小説を新聞に連載していた事から、いつの間にか 通りの名前として定着してしまったのだ。 何か良い名前がないものかと、地元の商店街が 一般から名前を募集して付けたのが(西五番街)。 ニューヨークの東五番街をもじったものだが、余り評判は良くなかった。 SOGOのCMソングとしてヒットしたフランク永井の(有楽町で逢いましょう)の向こうを張って 当時 人気のあった西郷輝彦で(○○の西五番街)というレコードを出したが 全くヒットしなかった。 知名度で言っても すずらん通りや並木通り みゆき通りには負けている。 今は一応 通りの名前として定着しているが、昔 親不孝通りと呼ばれていたのを知っている人はほんの僅かだろう。 きょうの映画は 銀座の朝から夜までを描いた「都会の横顔」(53) 監督は清水宏。 銀座のど真ん中で1人の女の子が迷子になってしまう。お母さんに赤い靴を買って貰うために一緒に 銀座にやって来たのだという。 靴磨きのお姉さん(有馬稲子)に、親を探すように頼まれたサンドイッチマン(池部良)は 銀座8丁を行ったり来たり この子を連れて歩きまわる。 午前中から探し始め やっと見付かったのが夜の8時過ぎ。 その間の 銀座の町並みや そこを行き来する人たちを描いたちょっとした銀座のスケッチブックになっている。 都電や都バスが走りまわり、今はない 森永の大広告塔や日劇が見られるほか、当時の風俗として街頭の靴磨きや進駐軍の姿も見る事が出来る。 今でも健在なものとしては 不二家のペコチャンの首振り人形やワシントン靴店 みゆき通りの英国屋等々。 今は立派になっている4丁目の交番も コンクリートで出来た狭い電話ボックスのような物で しかも石の階段が欠けている。 登場人物も 赤ん坊を背負って銀座をウロウロ探し回る 迷子の母親の役が木暮実千代。 当時 犬猿の仲と言われた伴淳とトニー谷が それぞれインチキな 街頭易者と英会話教室の教師の役で出ている。 また 連れの女性をまいて キャバレーのホステスと日劇に行ってしまう 女にマメな三等重役の役を森繁久弥が演じており、のちの社長シリーズのキャラクターに通じる演技を見せている。 有馬稲子も池部良も 普段の深刻な役ではなく 軽いタッチで演じており、こんな靴磨きがいたらいいだろうなとか こんなサンドイッチマンなら楽しいだろうなあと思わせてくれる。 映画の中で 有馬稲子が 靴磨き仲間の少年に頼み事をして(あとで吉田のコロッケを奢るからさー)と言う所があるが、そのコロッケ屋は いまだに 銀座7丁目で健在なんだそうだ。 私も あとで知ったのだが 並木通りの(そば所 よし田)で、明治18年の創業以来の コロッケそばが今でも人気メニューだとの事。 私も8月に上京したら 絶対食べに行こうと今から楽しみだ。 池部良さんといえば昔 すずらん通りの(ケテル)というドイツ料理のレストランで よく見かけた。 ドイツ人がオーナーシェフのその店には私も よく食事に行ったが 池部さんは 何故かいつもセーター姿で それが万年青年のようで 大変 格好よかった。 池部さんは 確か大正ひとけたの生まれと聞いていたが 随分 歳をとっただろうな。 (ケテル)にも急に行きたくなって インターネットで(銀座ケテル)を検索してみたら 多くの人が 当時の店を懐かしみ 店はまだ営業してるのだろうか? との書き込みが随分あった。 しかし情報の一つとして 今年の3月に閉店したとあった。 こんな事なら 去年上京した時に 行っておくべきだったなあ。
2005年07月22日
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毎月20日に東京のアパートの家賃が三井ホームから振り込まれてくる。 これを引き出して 銀行が混まない21~24日の間に 支払いや引き落としのある銀行への振り分けをするのが毎月のきまり。 近くの銀行は行員はいなくて ATMの機械が2基あるだけの出張所だが、駐車場があり 3台収容出来る。 タテにきちんと入れれば楽に3台入るのだが、時々ナナメに入れる奴がいる。 そうすると2台しか駐車出来ない。 そういうマナーの悪い奴に限って 銀行の利用客ではなくて、近くの別の所にきた奴の無断駐車だ。 95%ぐらいが 20代後半から30代半ばの主婦である。 (たまに男性もいるが 彼らは決まって ベンツに乗っている。) きょうもナナメ駐車が2台あって 私の車は停められない。 勿論 ATMの前には誰もいないので、銀行の利用者じゃない事は明白だ。 どうせ そこいらの専業主婦だろうと思って待っていたら 推測通りの女がやって来た。 一言 注意をしてやろうとも思ったが そういう輩に限って こちらが一言 言う間に5~6言の口汚い反論が返ってきて 不愉快になるだけだから止めておいた。 顔だけ見て 睨み付けてやったが、蛙の面に小便で効果はない。 私は福岡生まれではないが 福岡の男性のマナーの良さには一目置いている。 福岡は元は商人の町であり、支店文化の街だ。 東京や大阪などから 支店長が単身でやって来て いいマナーを植えつけている部分もあるだろう。 それに比べて 女性(特に主婦)のマナーの悪い事。 敢えて主婦と言わせて貰ったのは、仕事をしている人は ある程度 社会のマナーを守っている人もいるが、元々(私さえよければ・・・)の女性が結婚して 子供でも出来ようものなら そのエゴイズムが増幅されて、(私さえ・・・)が(私と家族さえ・・・)となる。 だから始末におえない。 きょうは銀行だったが 私がよく行くコンビニでも同じ事だ。 オバサンが斜めに停めているので 仕方なしに並べて停めて店内に入る。買い物を済ませて出てくると その車は出て行ったあとで、まるで 私が自分本位な駐車をしたみたいで 白い目で見られる。困ったものだ。 きょうの映画は 「キル ビル」(03) タイトルに(映画の巨匠に捧ぐ)と出てきたので、てっきり黒澤か小津だと思っていたが 次に出た文字が深作欣二。 この作品の監督名を見て納得がいった。 深作監督を敬愛してやまない クエンティン・タランティーノ。 彼の6年振りの新作だ。 結婚式の当日 元恋人のビルが率いる暗殺集団の襲撃を受け、新郎やお腹の子を始め 参列者を皆殺しにされ、自らも昏睡状態に陥ったヒロイン(ユマ・サーマン)が 4年後 昏睡から覚め、一味への復讐を誓って病院を抜け出す。 復讐相手のリストを手に 彼女が最初に向ったのは 日本の沖縄。 そこには伝説の刀鍛冶 服部半蔵(千葉真一)が住んでおり、何故か 流行らないすし屋で寿司を握っている。 半蔵に特別な刀を造って貰った彼女は それを持って東京に行く。 飛行機の中でも 空港でも 堂々と刀を携帯しているのに 何のお咎めもないのは何故 なんて考えては野暮なのかな? 。 目指すは日本のヤクザの頂点にいる女親分(ルーシー・リュー)。 彼女こそは 最大の仇なのだ。 イギリスと中国の血を半分ずつ持つ彼女が 何故 日本のヤクザのトップになれたのか、そんな事に疑問を持つヤクザは たちまち 彼女の日本刀で首を跳ね飛ばされる。 ヤクザ達が親分と 食事をしている料亭に乗り込んできた主人公はたちまち 用心棒や子分に囲まれる。 (ヤッチマイナ~)と 片言の日本語で絶叫する親分。 予告編で何度も観たシーンだが、これを聞いた時、昔 (鬼龍院花子の生涯)という映画で夏目雅子が(なめたらあかんぜよ!)と土佐弁で怒鳴るシーンがあったのを思い出した。 そういえば (極道の妻たち)でも 姐さんに扮した 岩下志麻が(覚悟しいや!)と脅すシーンがあるが、男が言うより 女が言った方が凄みがあるという事をタランティーノは知っているのか。 たった一人で乗り込んだ主人公は数十人を相手に日本刀1本で大立ち回り。 バッタバッタと相手を斬り倒していくが、このシーンの凄まじい事。 血しぶきをあげ、腕や手首 脚が胴体から離れてふっ飛んでいく所は勿論、頭がコロリと落ちるシーンもあり、気の弱い女性なら正視出来ないだろう。 恐らく この映画を自分に捧げられた深作監督も 天国で苦笑いしている事と思う。 ただ この銃器の時代に 大勢のヤクザが決闘に加わりながら 拳銃やマシンガンが一切使われず 日本刀や鎖鎌のような武器だけで勝負させたのは監督の哲学(美学)なのだろうか。 女子高生ヤクザ役の栗山千明との決闘シーンも凄かったが、最後は女親分と庭での1対1の対決。 折から降り出した雪の中での決闘は 東映のヤクザ映画か忠臣蔵の1場面でも観ているような感じで、タランティーノ監督の日本びいき(日本オタク)振りが垣間見られて楽しい。 エンディングの音楽は梶芽衣子の(怨み節)、これもピッタリはまって違和感がない。 女親分も 幼い頃 両親を斬殺されるのだが、その回想シーンだけは実写ではなくアニメで描かれており、production I.G 制作のそのアニメが素晴らしく 私はそれを取っておきたいだけの理由で このビデオを消去ではなく保存にしてしまった。 なんでも 監督が直接 プロダクションに行ってアニメの制作を依頼したそうだ。 尚 この映画には続編があり、そちらはアメリカに舞台を移して マカロニウエスタン並みの ガンアクションがふんだんに盛り込まれているとの事。 観ようか どうしようかと迷っているが、きょうの作品の最後に(彼女は子供が生きている事を知っているのだろうか?)という 結婚式の時の襲撃で殺されたとばかり思っていたお腹の子が生きている事を示唆するような台詞があり、それが気になった。 その子が 昏睡中に助けられ育てられていたとすれば4歳だが、それを聞くと 続編が観たくなる。
2005年07月21日
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(年寄りは過去を語り、若者は未来を語る)と言われている。 歳を取り 自分の未来が見えてくると 夢を持てなくなり、夢を持たないと次第に老けていく。 アウシュビッツに収容されたユダヤ人たちの写真を見ると、みな 一様に虚ろな目をして、実際の年齢より老けてみえる。 明日という日への希望を失った顔だ。 しかし 中には この極限状態の中でも希望(夢)を失わなかった人達がいたそうだ。 その人たちの顔は若く、処刑を免れ 生き残った人が多かったと記録に残っている。 出来れば 死ぬまで 夢を持ち続けたいものだ。 私の目下の夢は MASHの子供達を、女の子は 希望する宝塚に入学させ、男の子を舞台俳優にする事だ。 何の事はない、これは子供達の夢であり、私はそれを手伝っているだけなのだが、子供達が夢を実現させ それを喜んでいる姿を見たい。 今でも教室は赤字だが、今後も 夢を追い続ける子供が1人でもいれば 教室は辞めない積りだ。 子供達の為でもあり、自分自身の為にも。 MASHだけではない。昼間部と夜間部で講師をさせて頂いている調理師学校でも 調理師の免許を取り、自分の店を持とうとしている人たちのお手伝いをし、その夢に便乗させて貰っている。 卒業生が開いた店に行って 食事をするのが楽しみで、もう3軒ほど そんな行きつけの店が出来た。 会社一筋に生きてきて 定年と共に目標を失って ぼ~っとしている人を何人か知っている。 老後の趣味は 盆栽(凡妻)いじりだけという彼らを見ていると、つくづく 自分は幸せだなあと思う。 私の中学ぐらいまでの夢は 小学校の先生になる事だった。 高校に入って 親に反対され その夢は実現しなかったが、今 MASHで小学校や中学の子供達を指導していて、子供の頃の夢って叶うものだなあと感心し、神様に感謝している。 私が 教室の子供達に いつも言っているのは あのピーターパンの言葉で(強く望めば 何でも叶う)。 きょうの映画は 小学校の教員試験に何度も落ちながら、チャレンジし続け ついに山口県の小さな小学校の先生になった新米教師と その生徒達が周囲の反対にめげず、ある夢の実現に向って努力する物語。 久し振りに映画を観て泣いた。 その映画は 「ほたるの星」(03) 実際に山口県の防府市であった出来事の映画化だが、撮影は萩市の古い校舎を借りて行われた。 この映画には 東京から転校してきて 先生ともクラスメイトとも ものを言わない自閉症の女の子が登場する。 病気で母を失い、父からの暴力が絶えないのを見かねた母親の叔母がその子を引き取って育てているのだが、先生と級友たちが立てた ある計画に参加するうちに次第に心を開いてくる。 その計画が実現すれば 必ず母親に会えると確信した その子は 計画が挫折しそうになった時も ひとりで頑張り通す。 以前観た映画で(友情 FRIENDSHIP)という作品があり、これも実際に 日本のある中学で起きた出来事で、全米でテレビ放送され話題になったものの映画化だが、教師の役は柳葉敏郎。 この映画も涙が溢れて困った。 ひところ流行った学園物といえば 高校生を扱ったドラマだが、どうも私は それより年下の小中学生の 純粋に生きる姿を描いた作品に弱いのかもしれない。 勿論 この作品の主役は子供達だが、脇を固める役者が素晴らしい。 校長役の樹木希林 元教師役の役所広司 地元住民の八名信夫 私の好きな笹野高史 懐かしい佐藤允 中原ひとみ等々。 出来るだけ多くの人に観て欲しい。 そして この映画で泣けたら (友情 FRIENDSHIP)も是非ご覧頂きたい。 凶悪犯罪の低年齢化が話題になる今だからこそ、少年少女達の無垢な姿を観て ホッとして欲しい。 こういう映画を観て流す涙は 目を洗うだけでなく 心も洗ってくれる。
2005年07月20日
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人のエガオが好き、人が楽しそうにしているのを見ると嬉しくなる。 道で向こうから歩いて来る人が 思い出し笑いをしていると (何か楽しい事だあったんだな)と こちらも つられてエガオになる。 きょうは 月に1度の食事のサロン「ミカの会」。 会場は「博多座」の近くにあるスペイン料理の店(CAFE DEL CANDY)。 熱々のスペイン料理に焼きたてのパン、それに美味しい赤と白のワインに皆 満足。 それに宴たけなわの頃に 我々の個室に ギタリストが登場。 フラメンコギターの生演奏のサービスまでついていたのだ。 8年前 この会を企画した時のコンセプトは(気の合う仲間と美味しい料理を食べる)だった。 どんなに美味しい料理でも 一人で食べたのでは その美味しさも半減する。 きょう参加の12人のメンバーをみても、現在 結婚して家庭を持っているのは 男性二人だけ、しかも1人は単身赴任中だから、私を始め 殆どは1人寂しく(?)夕食を摂っている事になる。 (因みに 10人の独身者のうち 3人は結婚経験者だが・・・。) だから 皆 月に1度のこの会を とても楽しみにしている。(気の合う仲間と)というのも大事な条件だ。 時々 会員以外のゲストを招ぶ事があるが、それは 集団面接みたいなもので、会員の中の1人でも違和感を感じると それまでで、全員が あの人ならいいねと認めた人でないと、新しい会員にはなれない。 だから会員同士で 気が合わないという人は1人もいない。 これが長く続いている理由かもしれない。 会員として認められると まず幹事をやらされる。 自分の取って置きの店を紹介するか、それが無ければ 料理の美味しい店を探してこなければならない。 この会は幹事が回り持ちで、毎月変るのだが、これまで90回近くの食事で 同じ店は殆どない。 例外は みんなのアンコールが多かった佐賀の「飴源」という老舗料亭と、上海蟹の店ぐらいだ。 1回目から写真と記録をとっておけば 美味しいもの巡りの本が出せたかもしれないのにちょっと残念だ。 長続きの理由の もう一つは 色んな職種の人の集まりで、お互いに利害関係や取引関係がない事も挙げられるかもしれない。 きょうのメンバーをとってみても、税理士 看護師 保育士 シューズショップのオーナー、高級下着販売の代理店主 人力車を使ってのイベント業主 派遣会社の支店長 電気業界大手の人事担当管理職 マスコミ系文化センター社員など様々。 仕事の話や愚痴は持ち込まないが、お互いに無関心なのではなく、誰かが本当に困っていれば、皆で助け合う(1人はみんなの為に、みんなは1人の為に)を実践している 本当にいい仲間なのだ。 この会が始まって 暫くして気がついた事は、女性達が 食事とお酒だけでなく お洒落も楽しんでいるという事。 和食の時は着物で、中華の時はチャイナドレスでと、料理に合わせて衣装を変えている。 ベトナム料理の時は青ザイで来た会員もいた。 女性に比べて男性の方は 服装に無頓着で 色気よりも食い気。 先月 洒落たホテルでの会でも 幹事のおしゃれをしてという但し書きに気がついて フォーマルで行ったのは私だけ。 お陰で すっかり 浮いてしまった。 それと もう一つ 最初のコンセプトに無かった事は 大声で笑う事。 きょうも 席のあちこちで 話が弾み 笑い声が絶えなかったが、みんな うわべだけでなく お腹の底から声を出して笑っている。 私もきょう自分の笑い声を聞いて驚いたのだが、こんなにお腹の底から 屈託の無い声を出して笑えるのは この会だけだ。 そういえば 最初の頃は マダムねねさん ミカコさん 神谷君の声が大きいと 笑っていたのだが、どうやら みんな 伝染してしまったらしい。 でも大声で笑うのは健康にいいと言われている。(笑う門には福来たる)とも。 それぞれの仕事で 苦労やストレスも多い人達だが、これからも月に1度ぐらいは 全てを忘れてお腹の底から笑いに来て欲しい。 他のお客さんには 煩くて ちょっぴり迷惑かもしれないけど・・・。
2005年07月19日
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九州北部は昨日梅雨明けしたそうで、きょうは 屋外は相当な暑さだったらしい。 私が気象台記者だった頃は 梅雨入りも梅雨明けも 気象台は はっきり宣言して 言い切っていた。 所が 最近の気象台は弱腰で、昨日の発表も(梅雨明けしました)ではなく、(梅雨明けした模様です)と 何だか歯切れが悪い。 もし 雨が降ったら 梅雨明けしたとは言っていないと、責任逃れする為だろうか? そういえば 今朝のローカルの天気予報で 例のNHKのおそまつアナウンサーが喋っていた。 最近 余り声を聞かないので、てっきり他の部署に移され アナウンサーは辞めたと思って、NHK OBの安部さんに訊ねたら まだアナを続けていると言われ がっかりしていたのだが、やはり本当だった。 もう入社して2年ぐらいにはなると思うが、一向に上手くならない。 彼女は中国の清の時代を セイの時代と読むぐらいの常識のない女性だが、それだけではなく、アナウンス技術が まるで出来ていない。 きょう聞いた天気概況も 中学生の作文の棒読みのようで、やたらと力が入っていて聞いていられない。 MASHの生徒で 中学の放送部の実沙紀チャンの方が上手いぐらいだ。 ラジオで喋って 一番 恥をさらしているのは 本人だと思うが、自分では 恥と思っていないらしい。 たかが天気予報なのに 必ず(神田がお伝えしました)と自分の名前を名乗る。 私だったら あんな稚拙な読みをしていたら恥ずかしくて名前など名乗れないと思う。 本人は上手いと思っているのだろうか? 誰か 下手さ加減を指摘してやる人がNHK内部にはいないのだろうか。 私がデスクだったら 人事部に上申して 彼女を他のセクションに廻して貰う。 それが会社の為でもあり、本人の為でもあるから。 実際に私がいた局では アナウンサーに不向きとされ 2年未満で 総務部などに配置換えになった者が数名いた。 民放の方が スポンサーの関係などで 厳しいのかもしれない。 目覚ましのラジオで起き、嫌な天気予報を聞かされたあと、目薬を点す間、ラジオをつけたままにしておいた。 いつもは 定時の目薬点しのあとは ラジオのスイッチを切って 2度寝を するのだが、今朝は 何だか面白い番組をやっているので 暫く聴く事にした。 (いのちの対話)という番組で、高知市からの生の公開放送。 テーマは(平和を願う絆)で、ゲストとして 東京大空襲の体験を書き続けている作家の早乙女勝元さんら3人が出演している。 番組のホストは長野県の医師 鎌田實さん。 最初に 早乙女さんの 説得力のある話に引き込まれてしまった。やはり実際に体験した話ほど 人を打つものはない。 鎌田さんの話も滑らかで、アナウンサーかと勘違いしてしまった程だ。 そして もう1人の進行役として NHKの男性アナウンサーが出ていた。 その彼の喋りが素晴らしい。 言葉が次々と よどみなく出てくるし、表現が実に的確で無駄がない。 勿論 最近多い NHKアナの常識ミス、境内をケイナイと言ったり、奇しくもを キシクモ、天邪鬼をテンノジャアクと読んだりする常識ミスも全く無い。 そのアナの名前は 村上信夫。 NHKにも ちゃんとしたアナウンサーいるじゃない!!というのが偽らざる感想。 ベテランアナウンサーらしいので、当たり前の事と 今更 褒められても何とも感じないだろうが、前記の2人と併せ 3人の話術の快さに すっかり魅了されて、2度寝を忘れて聴き入ってしまった。 ローカルの神田アナから受けた不快感も消え、口直しならぬ 耳直しが出来て お釣りがくるぐらいだった。 それにしても 最近の女子アナのお粗末ぶりは目に余るものがある。 先日の仙台での 未成年タレントの飲酒事件にしても、メンバーの内6人は 東京に帰り、残っていた2人が食事会に招ばれた所までは分る。 しかし食事が終わってホテルに帰った その18歳のタレントを再び 2次会に呼び出したのが フジテレビの菊間アナだったと聞いて 開いた口が塞がらなかった。 33歳の分別がある筈の社会人の女性が 深夜に可愛い年下の男の子を呼び出す。 ジャニーズのタレントは 女子アナ接待のホストか? 勘違いも甚だしい。 本来なら (未成年はお酒を飲んだら駄目よ)と たしなめなければならない立場の人間が 飲み会に誘い出すとは 非常識もいい所で、飲酒幇助で逮捕してもいいぐらいだ。 春のプロ野球キャンプでも 派手な服装で 選手たちを物色してまわる女子アナの姿が目立つ。 我々の現役の頃は 女性記者の取材はなく、グランドは男子スポーツアナの聖地だった。 所が 今は 女子アナたちの性地になってしまっている。 若手のタレントを飲みに誘い、プロ野球やサッカーの選手に色目を使う。 まるで サ○リのついたネコのようだ。 これでは 今 話題になっているバリ島に ガイドの男を探しに行く女たち、一昔前の ハワイのビーチボーイや沖縄の黒人を買いに行くギャルたちと、何ら変らないではないか。 これから入社する女子アナたちには 社会的な常識と節操を持って欲しい。 きょうの映画 「燃ゆる大空」(40) 陸軍省後援で 日中戦争における97戦闘機の活躍を描いた航空映画。 歌手の灰田勝彦が主役で 訓練生から戦地で自害するまでを 気持ちよく熱演している。 他に長谷川一夫が 珍しく大尉の役で出演しているが、通行人や端役も含め女性が1人も出演していないのが特徴。 特技監督として円谷英二が参加、陸軍航空隊の900機余りの戦闘機が画面狭しと飛び交う様は 翼にカメラを据えつけて撮影。 その 空中戦の迫力は いまだに 語り草になっている。 機体もろとも 損傷を受けて帰還した兵隊が、臨死の床で 戦友に身体を起こして貰い、(天皇陛下 万歳)と叫んで息絶える場面は 戦意高揚映画の宿命で仕方ないのかも知れないが、必要のないカットのような気がした。
2005年07月18日
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今朝8時過ぎに電話で起こされた。 東京で 映像の製作プロダクションをやっている友人からで 8月に仕事で上京してくれないかという依頼。 オランダのレンブラント博物館が 現在 お土産用に DVDを販売しているが、オランダ語の物ばかりなので、英語 フランス語 ドイツ語と日本語の解説入りのDVDを作りたいと企画していて、その日本語版制作の協力を頼まれたそうだ。 80分物のDVDで 内容はレンブラントの絵画の映像に 作品や作品に関わるエピソードが解説として入ったものがあり、その解説の部分をこれから 日本語に翻訳するので、そのナレーションを読んで欲しいという依頼だ。 予算的にかなり厳しく 私が駄目ならオランダに言って 断ると言っているので、何だか責任は重大だ。 興味のある話だし、是非引き受けたいが、8月の下旬には予定が入っており(赤毛のアンとパワーキッズの公演に三味線の会の司会)、それ以外の日ならOKだと返事をした。 彼の話だと 7月中に編集と翻訳を終え、日本語の台本を作って、実際の録音は8月のお盆明けに 1日だけ東京のスタジオを借りてやる事になりなそうだとの事で それならば 調理師学校は昼間部 夜間部とも夏休みだし、出来ない事はない。 DVDの編集と台本は完成次第 郵送してくれるそうだから、充分プレビューの時間もある。 日本の観光客がオランダから持ち帰るDVDに 私の声が入っているなんて何となく照れ臭いが、従妹がオランダ人と結婚してあちらに住んでいるので 教えてやったら喜ぶだろうなと思うと、段々やる気になってきた。 きょうの映画 「コールガール」(71) コールガール役のジェーン・フォンダがアカデミー主演女優賞を受賞した作品。 ペンシルヴァニアのある研究所の科学者が消息を絶って数ヶ月。同じ研究所の同僚で親友のクルートが上司の指名でニューヨークでの捜査に当たる事になる。 手掛かりは 彼がニューヨークのコールガールに宛てた手紙だけ。 しかし 受取人の行方が分らず、クルートは彼女の友達で売れっ子のコールガール ブリーに協力を求める。 警察に釈放されたばかりで、最初は彼の協力を拒んでいたブリーも次第に彼の人柄に触れ、捜査の協力をするようになる。 客以外の男性との関わりがなく 愛を知らないブリーだが、クルートに対して新鮮な愛やトキメキを感じ始める。 捜査が進むうち、手紙の受取人の女性は自殺している事が分り、彼女の親友のヤク中の女性も謎の死を遂げる。 やがて ブリーにも死の危険が迫っている事を感じたクルートは、彼女を守ると共に、行方不明の科学者も殺された可能性があるとして、友人の刑事に 手紙の鑑定を頼む。 コールガールに宛てた この手紙は科学者が書いたものではなく、別人が彼の名前を騙って書いたのではないかとの疑惑からだ。 そして タイプの特徴 行変えの仕方 文字の詰め方などの分析から 意外な人物が浮かび上がるのだった。 ミステリーとしてのハラハラ ドキドキ感よりも、主人公2人の心の触れ合いを中心にコールガールの生態や大都会の断面を鋭く捉えている。 特に 2人の市場での買い物のシーンで、腕を組んだり 手を繋いだりでなく、ブリーがクルートの上着の裾を そっと持って従いて行く所に 彼女のいじらしさが表現されていて 公開当時 評判になった。 「進軍の歌」(37) 日中戦争勃発当時の国策映画で 題名は同名の軍歌から採られたが、その軍歌は レコードが売れず 余り知られていない。 戦意高揚映画というのは 太平洋戦争末期の昭和18~9年ぐらいに作られ始めたのかと思っていたが、いきなり タイトルに(東亜の平和)(銃後を護れ)(挙国一致)の文字が並んだ時には驚いた。 父親の会社で専務に出世した次郎と その会社の工員で労働争議のリーダーを務める俊作は 小学校からの幼馴染。 その立場の違いから、俊作は次郎に対して敵愾心を持っている。 この2人に 同時に軍からの召集令状が届き、同じ部隊に配属される事になった。 会社主催の壮行会にも俊作は姿を現わさない。 しかし、次郎の方は 何のわだかまりも持っていない。 入隊後も 仲良くしようと差し出す次郎の手を俊作は握ろうともしない。 2人は 敵に包囲された激戦地で、後方の部隊に戦況を報告する為、上官と敵中突破を敢行する事になったが、途中 上官は敵の銃弾に倒れる。 そこで 次郎が(俺が 敵の目をそらす為に陸路を突っ走るから その間に お前は川を渡って 部隊に急げ)と提案する。 その時 俊作は これまでの すべてのわだかまりを捨て(いや 俺が行く)と次郎の手を振り払って 危険な陸路に飛び出して行くのだった。 俊作の役は佐分利信、次郎の後を追って戦地に行き、看護助手になる芸者の役で、当時 人気絶頂の桑野通子が出演している。 桑野通子さんとはスクリーンでしか会った事はないが、お嬢さんの桑野みゆきさんとは 1度だけ テレビのイベント(実験放送)でお会いし 1時間程 インタビューした事がある。 お母さんは映画で観る限りでは 表情などの やや暗い所が気になる人だが、みゆきさんの方は 明るくて 気さくで 今で言う癒し系の女優さんだと思った。 実はその日は もう一組 女優さんとの対談が入っていて佐久間良子 三田佳子のお二人とも お話をしたのだが、同じ1時間なのに 2人一緒の時間が すごく長く感じられ、桑野さん1人の時間が あっと言う間に過ぎた気がした。 人柄の違いだろうか? 佐久間 三田のお二人は 今でも女優を続けているが、桑野さんは結婚と同時に 家庭に入ってしまった。 今の彼女の演技を観たいなという気持ちの反面、若い時のイメージを大切に取って置きたいなという気持ちが 私の中で 相半ばしている。
2005年07月17日
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昨日 高校同期の集まりがあった。 元毎日新聞の同期生 古野君が,講演の為 福岡にやって来るので 久し振りに 彼を囲んで語り合おうというものだ。 場所は ヤフー福岡ドームにJR九州が持つ スーパーボックス。 ナイターを観戦しながら食事を楽しむという企画。 ゲームは ホークス対ライオンズ、是非 出席して四面楚歌の中で、ライオンズを応援しようと張り切ったが、気がつくと 専門学校の夜間部の講義の日だ。 幹事には 涙を呑んで、欠席の返事を出した。 でも 結果として 出席出来なくて幸いだった。 前半戦最後の大事な試合、満を持して登板したエースの松坂が松中に3本のホームランを浴び、負けてしまった。 しかも3本目は サヨナラホームラン。 さぞや福岡ドームは ホークスファンの大歓声で盛り上がった事だろう。 行っていれば きっと口惜しい思いをしたに違いない。 昨日のその頃は 学校が終わって ジャズのライブを聴きに行っていたが、それで正解だった。 それにしても 松坂は 1試合に同じ相手に3本もホームランを打たれたというような事は、少年野球の頃まで遡っても 経験がないだろうから ショックが大きかった事だろう。 福岡はヨメさんの実家があるだけに、関係者が大勢観戦していただろうから 相当な屈辱を感じていると思う。 しかし 日本シリーズやオリンピックでもそうだったが、松坂は人一倍リベンジ精神が強く、それを生き甲斐にしている男だから、次のホークス戦が楽しみだ。 きっと松中を3三振に斬って取ってくれるものと期待している。 松中と松坂、漢字でもカナでも1字違いの2人の対決は 今後 パリーグの名勝負の一つになった事は間違いない。 松坂から1試合3ホーマーを奪ったという事で 自らの球史に また一つ箔をつけた松中は 言わずと知れた 去年の三冠王。 今年も打率以外の二冠を突っ走っている。 しかし何となく地味さを隠しきれない。 去年のホークスの納会でも、記者たちの取材の対象は 専ら城島で、三冠王を取った松中を取材する記者は殆どいなかったという。 恐らく これまで 三冠王を取った選手の中では 最も目立たない選手ではないだろうか。 有名スポーツ選手や芸能タレントが持っている華やかさ、所謂ハナ(華)がない。 そういえば 現在 打率でトップを行く 西武の石井もそうだ。 首位打者なら 毎回スタメンで使われても当然なのに、高木浩之と交互に使われているし DHでも中村と 出番を争っている。 セリーグでは巨人の清水もそうだ。 毎年 3割打つ好打者なのに やはり 華がない。 その点 三冠王になれなかった長嶋や新人王以外のタイトルを取った事がない清原の方がファンを惹きつける華を持っている。 カリスマ性と言葉を変えてもいいかもしれない。 芸能人でも 私が会った中で 一番 華を感じたのは、小学生の頃の安達祐美。 福岡の紀伊国屋書店でサイン会をしている時に見た。 黒山の人だかりがしていたので、何だろうと 後ろから背伸びをして見たが、華というか 辺りにオーラが漂っていた。 子役とはいえ スターになる人間というのは違うなと、妙に感心したのを覚えている。 逆に 私が目撃した芸能人で 全くオーラが出ていなかったのが 間寛平。 福岡空港のロビーで私の前に並んでいたが、白いジャンパーにゴム草履を履き、お付きの人と2人連れ。 列の周りを子供達が走り回っていて、気がついた子供に彼がどんな反応をするか楽しみにしていたのだが、誰ひとり 彼が寛平チャンだと気がつかなかった。 きょうの映画 「ホーク/ B計画」(98) 香港・日本の合作アクション映画。 香港に逃亡した 日本のオカルト教団の教祖が香港警察に逮捕される。 日本の警察は香港政府に教祖の引渡しを交渉するが、その最中 日本領事館に教団のテロリストが乱入、領事を射殺する。 その上テロリストは科学者を拉致し、毒ガスを完成させると、TV局を占拠し、教祖の釈放を要求する。 日本からやって来たSAT(特殊部隊)の隊長と香港警察の刑事が組んで彼らに立ち向かうが・・・。 マシンガンを乱射しての大量殺戮シーンは一昔前の香港映画を思わせる。 オウム真理教をモデルにしていた為 日本での劇場公開が遅れた。 「僕たちの失敗」(62) 石川達三の読売新聞連載小説の映画化。 大學の法学部を出て、法務省に勤めていた男(市川染五郎)が 出世より自由を求めてカメラ工場の工員になる。 そこで見初めた女子工員(桑野みゆき)に いきなり、結婚を申し込む。 3年間の期間限定で、もし うまくいったら 更に契約延長という条件付き。 更に彼女が 義母との同居を嫌がった為の 別居結婚だ。 夜は彼女のアパートに泊まり、朝 母の所に戻って 朝食を済ませて工場へ出勤するという変則的な生活が続く。 そんな折 彼女が妊娠した事が分る。 産むなと言う夫に、どうしても産むと言う妻、果たして彼らの結婚生活はどうなるのか? 現在の 松本幸四郎は、いい顔をしているが 若き日の染五郎は いま 見ると 目が釣り上がり 決していい顔とは言えない。 やはり 芸が顔を作るのか。
2005年07月16日
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先日 テレビ局での後輩 筒井君から突然 電話が掛かってきた。 ミュージシャンの川上さんと話していて私の名前が出たので 久し振りに電話をしようと思ったというのだ。 その川上さんが 大橋の喫茶店でジャズのライブをするので聴きに来ないかと誘われた。 きょうは 調理師学校の夜間部の授業だが、場所が丁度 同じ大橋だし、授業が終わってから駆けつけると約束した。 川上俊彦さんとの付き合いは 私がアナウンサー時代に司会をしていた1時間のワイドショー「土曜スタジオ」で、彼がレギュラー出演していた頃からのもの。 この番組はオペラ歌手の立川清登さんがホストをしていた番組で、生放送だったので、立川さんには 毎週 東京から来て頂いていた。 毎週 立川さんの歌が2~3曲入るので その伴奏の為 番組で 専属バンドを結成、そこでベースを弾いていたのが川上さんだ。 少し小柄で、大きなウッドベースを抱え、いつもニコニコと楽しそうに演奏していた。 ほかのメンバーは 余り覚えていないが 彼の事はすごく印象に残っていた。 当時 福岡には 全国から一流ミュージシャン達が遊び来ては 興が乗ると、歌ったり演奏したりしていた「88」というナイトクラブがあったが、川上さんはそこでも演奏していた。 学校の授業が終わるのが9時半なので、ライブは無理だと諦めていたが、ラッキーな事に2ステージあったので、充分にスタンダードジャズの演奏を楽しむ事が出来た。 彼も大変懐かしがってくれたが、昔の仲間が 現役で頑張っているのを見るのは嬉しい事だ。 演奏はベースの彼を中心にピアノとギターという珍しいトリオだが、(スターダスト)や(サマータイム)など 熱の入った演奏で 満員のお客さんも大満足のようだった。 実は 声を掛けてくれた筒井君も 大學は北九州の普通の公立校だが、バイオリンをやっていて 一時 北九州交響楽団にも所属していた事がある。 来週23日には川上さんと一緒に久留米の演奏会に出演するそうで、聴きに行くのが楽しみだ。 その演奏会とは 桐朋学園卒で 九州交響楽団とも何度も共演している山下康子さんというピアニストのリサイタルで ベートーヴェンやドビュッシー、ショパンの演奏の合い間、第2部でアルゼンチンタンゴを演奏する事になっている。 彼らはこのタンゴの部に出演する。 会場には元ディレクターの久礼君も来ていて、久し振りに話が弾んだ。 所が 帰りにとんだハプニングが・・・。 会場の喫茶店の場所が分らなくて大通りに車を停めて探したので、その駐車場所まで筒井君が車で送ってくれた。 所がその車が忽然と消えていた。 レッカー移動されたのなら 路上に 何かチョークで書いてある筈だがそれもない。 もしかして盗難にあったのかもしれない。 私は夢の中ではもう 5~6台 車を盗まれているが 現実では初めての事だ。 筒井君は(こんな所に 車を停めるなんて無謀ですよ)と言いながら、私と一緒にただ茫然と なす術を知らない。 暫くして ふと気がつくと 30メートル程先に 車が停まっているではないか、単なる 私の駐車場所の勘違いで、彼にも心配をかけたが、ホッと胸を撫で下ろした。
2005年07月15日
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「一つ有る会」のマドンナ 森田さんの誕生祝いをした。 本当は 明日が彼女の誕生日なのだが、zonocyanが企画し、フランス革命記念日(パリ祭)のきょう バースディイブの食事会となった。 1ヶ月前に zonocyanから連絡があり、この日を空けておくようにと言われていたので、カレンダーに記入し、てっきり彼女が幹事だとばかり思っていたら、先日 (誕生会の件 どうなりました? )と訊かれ、(えっ 私が 仕切るの? )と聞き返した始末。 会場は 彼女らの希望を訊いていたので どうという事はないが、昨日になって またzonocyanからのメールで、(森田さんに連絡はつきましたか?)と言ってきた。 私が内気で、美人に プライベートな電話なんか出来ないのを充分知っていて、彼女も人が悪い。 結局 (連絡はしていません)と返信しただけで 何の反応もないまま、今夜 待ち合わせの場所に行った。 本当に 彼女らは来るのだろうかと不安なまま、待ち合わせのホテルのロビーで待ったが、まず 森田さんが現われてひとまずはホッとした。 柴チャンにも声を掛けたらしいが、仕事で来られず、3人で約束の店に行った。 博多の食通の間では 有名な店らしいのだが、女性二人ではちょっと入りづらい雰囲気の店で、どちらかというと 大衆食堂に毛が生えたような所だ。 私は2度目だが、彼女らは初めてで 大変興味を持っていたようだ。 でも 決して 誕生日やパリ祭を祝うようなムードのある店ではない。 店の名前は「金萬」。生肉が売り物だ。 スキンヘッドのおじさんと奥さんの2人でやっている。 こうなったら 色気より食い気と心を決めて、3人で食べまくった。 馬刺し レバ刺しから始まり、レバニラとじ 餃子 炒飯と平らげた。 飲み物も私は 生ビール2杯と焼酎をロックで3杯。 その焼酎も 店のオカミさんが (大きなグラスにしましょうね)と ダブルのグラスに並々と注いで持ってくる。 終いには 横隔膜がびっくりして シャックリが停まらなくなってしまった。 2次会は 近くの高橋さんのショットバーまで歩いて行ったが、そこでジンのカクテルを飲んでいるうちに 停まっていたシャックリが再発。 彼女らは12時前に帰ったが、私は高橋さんと、1時過ぎまで話し続けた。 さすがに 今夜は歩かず、中洲から直接 タクシーで帰宅。 居間の電気を点けたまま ベッドにバタンキューまではよかったが・・・。 まあ こうして 我がマドンナのバースディイブは無事(?)終わったのである。
2005年07月14日
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この夏 初めて 我が家で蝉の声を聞いた。 他所では既に初蝉の事が話題になっていたので、我が家は少し遅いのか、或いは昼間は寝ていて気が付かなかったのか。 きょう 庭の蝉の声を聞いたのも 夜になってからだった。 しかし歳時記によると、にいにい蝉が鳴き出すのは梅雨明けの頃というから、そう遅れてはいない気もする。 鶯も初鳴きの頃は、鳴き方が下手くそなのと同じく 我が家の蝉も まだ練習が足りないのか ツクツクホーぐらいまでしか声が出ていないのが かえって新鮮でいい。 もっとも 蝉には鳴く順番が決まっていて、つくつく法師は もっと後から鳴くものかもしれない。 まず にいにい蝉はジージーと弱い声で鳴き チッチッと鳴き納める。次いで大きな油蝉が 強い声でジージーと 油で揚げるような声で鳴く。 みんみん蝉はミーンミーンと繰り返し高い声で鳴き、熊蝉は最も大きくシャーシャーと やかましく鳴き立てる。 私にはこの蝉は 大声で シワーシワーと鳴いているように聞こえ、小じわを気にしている女性には 辛く聞こえるのではないかと、毎年思ってしまうのだが、考え過ぎだろうか? きょうの映画 「橋のない川 第二部」(70) 第一部に続いて 今井正監督で撮られた続編で 前作に続いて伊藤雄之助と北林谷栄が好演。 大正期に富山の漁師の妻たちから起こって大阪まで波及していった米騒動などが物語の中心に置かれている。 この騒動は 米問屋と政府が結託して米を買占め、食うに困った貧民達が米寄越せと 米屋の焼き討ちなどをして騒いだもので、その一部に被差別部落の人間が加わっていた為、彼らの仕業だと責任転嫁されたいきさつなどが詳しく描かれている。 差別の連続で 救いがなく 暗い雰囲気のまま終わった第一部に比べ、最後に水平社の設立を示唆して終わっており、この作品では やや救いが見られるが、ストーリーの展開が急すぎて ついて行きにくい所もある。 実は この映画は、三部作の予定で制作が進められていたが、部落解放同盟による制作妨害 上映阻止闘争などがあって、急遽 第二、第三部を一緒にして完結させてしまったというイキサツがある。 解放同盟による反対運動の理由になった 差別的表現とは、伊藤雄之助扮する部落の年寄りが酔っ払って汽車に乗り、女の子達が座っている席に強引に割り込もうとした所と、少女が好きな男の子の関心を引こうとヘビを掴んで投げる箇所で、誰でもがする他愛ない いたずらだと思うが、部落の少女は皆 ヘビを手づかみにすると誤解されるという抗議だったという。 インターネットで調べると 当時 反対運動の先頭に立って指揮していた人物が、(実は自分はあの映画は観ていなかった。最近 ジックリ映画を見直してみたが、別に 差別とは思えない、出来れば今井監督に第三部まで作って欲しかった)と手記を書いている。 もう1本の映画 「カルメン故郷に帰る」モノクロ版(51) 日本初のカラー映画として木下恵介監督がメガホンを取った同名映画のモノクロ版。 当時はカラーの映写機を備えた映画館が少なかったので、同じ現場で カラー作品と同時に撮影された。(助監督は松山善三、小林正樹、川頭義郎の3氏) 実際にカラーで上映した映画館は3割に満たなかったといわれ、この辺りは カラーテレビの普及時を思い起こさせる。 カラー版は数年前に観ているが、モノクロ版を初めて観て、校長先生役の笠智衆の存在感が 大きく感じられて、(こんなに重要な役だったかなあ)と不思議に思ったが、その理由が あとで分った。 モノクロ版では 校長が 生徒の前で歌を歌うシーンがあるが、カラー版ではカットされていたのだ。 そのシーンの 色の仕上がりが余り良くなかったので、ストーリー上、どうしても必要な場面でもないからと 外されたそうだ。 たった一つのシーンが有るか無いかで 随分 役者の印象が違うものだなと感心した。 このモノクロ作品に於ける役どころは 笠智衆にとって代表作の一つに入れてもいいかなと思うが、カラー作品を観た時には そんな風には感じなかった。 また 故郷に錦を飾るストリッパー役の高峰秀子も 裸のシーンこそなかったが、太股丸出しの 当時としては かなり大胆な姿で出演しているが、それまで 子役として清純な役の多かった彼女が、どういう意気込みや決意で この役に臨んだのかを知りたいと思った。 彼女は筆が立ち、多くのエッセイなども出しているから どこかに当時のエピソードが書いてあるかもしれない。 笠さんの本も 家のどこかに有る筈だから、もう1度引っ張り出して読んでみよう。 そういった 色んな興味を掻き立てられた きょうのモノクロ版であった。
2005年07月13日
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きょうは 郵便局が空いている時間ギリギリに起きる事が出来たので 早速 入金に行ってきた。 株式の配当金は ある一定期間だと 郵便局で引き出せるが それを過ぎると 信託銀行か証券代行会社に行かなければならないので煩わしい。 我が家にも期間を過ぎた為 放置してあるもの 例えば2年前の配当金などが多数ある。 今年の株主総会後のもので、まだ間に合うものがあったような気がして、探したが なかなか見付からず、郵便局が閉まりそうになったので きょうは 受け取りを諦めた。 結局 きょう入金したのは 車の税金で、納付期限は5月31日のもの。 いつも 期限をかなり過ぎて納入しているが 延滞料を取られた事はなかった。 しかし 去年 野間大池郵便局という所で、初めて延滞料を取られた。 額は少なくても 何だか気分が悪い。 そこで 今年は 一昨年まで収めていた 長住郵便局に行ってみた。 恐る恐る 伝票を出したが 延滞料は取られなかった。 郵便局によって違うのだろうか。 もしそうなら 来年も長住にしよう。 きょうもテレビで野球観戦。 そして 性懲りも無く 西武の采配批判。 性懲りも無いのは 私ではなく 伊東監督。 一昨日 昨日と押さえ投手の投入ミスで 薄氷を踏む思いの西武の勝利だったが、きょうの西武ベンチを見て びっくり。 ホワイトボードに書いてある控え選手の欄に青木の名前が無いのは当然だが 大沼の名前ははっきりと書いてある。 昨日1点差まで詰め寄られた元凶なのに。 試合が大詰めになって もっと信じられない事が起きた。 その大沼が最終回に また投げたのだ。 試合の方は先発の湧井が打たれたものの カブレラが2本のホームラン、中島が3ランを含む5打点と、打線が好調で 西武が絶えずリードして迎えた9回表 9対6と西武の3点リードの場面で 何と何と あの疫病神大沼の登板。伊東監督 気は確かか? 8回は森がロッテを3者凡退に切ってとったのに 何故彼を続投させない? 西武が逆転されるシーンを見たくない私は 勿論 チャンネルを変えた。 暫くして元に戻してみると 悪い予感が的中し、ロッテに4点を献上し何と10対9と逆転されていた。 後で調べると いきなり 今江にホームランを許し、二塁打 四球と 一死も取れないまま降板したとの事。 昨日も1点差まで詰め寄られた大沼を 何故使う。 解説の斉藤氏も(敗因は大沼の起用)とはっきり言っていた。 打者がいくら打っても 打っても、最後に大沼が出て来て逆転されるんでは、やる気がなくなってしまう。 きょうの試合は西武にとって意味の有る 大事な試合だった。 ここで ソフトバンクに連勝し、更にロッテに連勝すれば、秋に行われるプレーオフで この両チームに 大きなプレッシャーを掛ける事が出来る。 その大事な試合を2試合もぶち壊したのだ。 もし プレーオフに大敗したら、大沼の責任は大だ。 大沼のような選手がいたら野手の気勢をそぐだけでなく、他の投手にもやる気をなくさせる。 今シーズン3勝しているが、その倍ぐらいは彼が原因で落としている。 5回まで勝っていて 勝利投手の権利を持って降板した投手の勝ち星を彼がどれだけフイにしてしまった事か。 今夜だって あのまま 森が続投して楽勝していれば三井が久々に勝ち投手になっていた筈だ。 また大沼に続いて投げた小野寺が 自責点1で敗戦投手になったが、自責点3の大沼は勝敗関係なし。 もし 森から小野寺に直接繋いでいたら、たとえ 1点取られても 小野寺は負け投手ではなく、セーブが付いていただろう。 今の大沼は 野手だけでなく 投手からも信頼されていない。 ファンだって 私のように どんなに大差でリードしていても、彼が出てくると ああきょうは負けだと、観戦を止めてしまう人間は多いと思う。 豊田のような 絶対的な守護神でも チームメイトの信頼を失ったら 即ファーム行きなのに、何故 大沼がいつまで 1軍に居られるのか、どう考えても分らない。 最近 最終回に登板させる事が多いのは 監督だけは彼を信頼しているという事か? だとしたら 伊東監督は 1度 病院で精神鑑定して貰う必要がある。 長年 西武のホームプレートを守ってきた監督なら当然 御存知だと思うが、押さえの投手の条件は ホームランを打たれない事、四球を出さない事(制球力)に尽きると思う。 大沼の被本塁打は リーグ4位の11本。彼の投球回数は53,2回。 他の投手は投球回数が多いので インニングで割った被本塁打は大沼がダントツのリーグ1. 因みに投球回数136の松坂は被本塁打4本。豊田は2本、森は3本である。 与四球の方でみると、大沼はリーグ9位の31個。 これは松坂と同数だが、投球回数が違う。 投球インニングで割った数は これまた ダントツのリーグ トップ。 伊東監督は パリーグで被ホームラン、与四球共にダントツの男をストッパーとして起用している事を 自分で分っているのだろうか? 西武が後半の追い上げに必要な事は 大沼と青木をファームに落として凍結し、2度と1軍に上げない事。 出来れば2人1組で 楽天に金銭でトレードし、その金で 外国から有力なストッパーを見つけて来る事だ。 2人にとっても、野手にも投手にも信頼を失くし、針の筵の上にいるよりも、今の状態なら 負けても そう責められない楽天の方が のびのびと活躍出来るかもしれない。 尤も 相手が要らないと言うかも知れないが。 とに角 2人が 1軍にいる事で、他のファームの投手達の 昇格のチャンスを潰している訳だから。 少なくとも 彼らよりいい投手がファームにいる筈、長田 石井貴 張 許 後藤 鳥谷部らにもチャンスを与えて欲しい。 以前から 伊東監督には直訴しようと思っていたが、松井稼頭央選手のようなホームページを持っていないし、球団の公式サイトでは、もみ消されて監督に届かない可能性が有るので、控えていた。 しかし もう これ以上は待てない。 巨人の場合は 球団気付で ちゃんと堀内監督に届けてくれるので、西武も試してみよう。 但し伊東監督は 川上元巨人監督と同じ熊本出身。 肥後モッコスと言われるように 頑固者が多いから、人の意見を聞いてくれるかどうかは ちょっと疑問だが。
2005年07月12日
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郵便局に行く用事があるのだが、なかなか 開いている時間に起きられなくて困っている。 この所 夜は冷房がなくても眠れる涼しさだし、天気も 雨か曇りで暗いから カーテンを閉めていれば 外の明るさで目を覚ます事もない。 それにもう一つ 目薬が増えて 午前中に1回 点さなければならないので、10時半に目覚ましを掛けて起き、目薬を点してから2度寝をするので、熟睡してしまうという事もある。 余り寝過ぎるのも健康によくないというのだが・・・。 今夜もテレビで野球観戦。 西武が帆足の好投で 千葉ロッテに勝ち 3連勝。 カブレラが通算200号のホームラン。 538試合での200号はこれまでのブライアント(近鉄)の578試合の記録を40試合も短縮するプロ野球最速記録とか。 そんなお目出度い記録に きょうも水を差す 不愉快な事が。 昨日の日記でも書いたライオンズのもう1人の疫病神 大沼が何と最終回に登板、私はいつもの通り、即座にテレビのチャンネルを他に切り替えた。 あと1回だし 7対3と4点差がついているので、いつものように逆転される事はないだろうと、一縷の望みを繋いで、30分後にそっと チャンネルを戻してみた。 もう試合は終わってるかな?と期待して。 所が 何とまだ ロッテの攻撃中で 1点差にまで追い上げられている。 たまりかねた監督がピッチャーを星野に代え、何とか事なきを得たが、大沼は 6人の打者に3安打1四球のテイタラクだったようで、2夜続けての疫病神の登場にすっかり、気分をそがれてしまった。 昨日の西口といい きょうの帆足といい 何故 続投させないのだろう。 絶対的守護神の豊田がいた時は別だが、今は居ないのだから 二人にあと1回投げさせて 完投させるべきだ。 ベンチでハラハラしながら戦況を見守るよりも 自分で投げて試合を終わらせる方が 二人にとっても 気持ちがいいと思うが、何も完投は松坂の専売特許じゃない。 きょうの映画 「ギャンブル・プレイ」(03) 麻薬や盗みなど前科6犯のギャンブラー ボブ(ニック・ノルティ)。最近は麻薬中毒で、しかもギャンブルの方も負け続きで すっかり落ちぶれている。 そんな彼の所に昔の仲間から、大掛かりな盗みの仕事の誘いがくる。 それは 日本人が経営するモンテカルロの高級カジノの金庫を襲おうという計画だが、実はこの話にはウラがある。 このカジノには 経営者が金にあかせて買い集めた ピカソ ゴッホといった世界中の名画が飾ってあり、それを奪おうというものだ。 客には本物と思わせて店の売り物にしている これらの絵は みな偽物で、本物は防犯のセンサーに守られた倉庫の中に保管してある。 カジノの室内にある名画を盗むように見せかけ、警察の目をそちらに向けておいて そのスキに倉庫の本物を頂こうという作戦なのだ。 倉庫の下までは ナポレオン時代の地下道が通じており、そこから侵入する手筈だ。 所が 彼らがカジノの金庫を狙っているらしいというニセの情報を掴んだ男2人が 協力を申し出てくる。 1人はカジノの金庫番の男で もう1人は彼の双子の兄弟。 店では彼に双子の兄弟がいる事を知られていないので、1人が金庫の側で アリバイを作っているうちにもう1人が金を運び出そうという計画だ。 しかし 一つだけ厄介な事がある。 ボブが ヤクの売人と会っていた怪しげな店に 警察の手入れが入り、売人によって殺されそうになった刑事をボブが助けた事から、その古い馴染みの刑事ロジェがボブにまとわりつくようになる。 ロジェはボブに好意を持っていて、前科のある彼が 今度 法を犯せば終身刑になる事を知っており、何とか罪を犯さないようにと絶えずボブを尾行しているのだ。 麻薬取引のある店で 17歳のアンという女性と知り合ったボブは 彼女がこの店の経営者にパスポートを奪われ、売春をさせられていると知り、その男に喧嘩を売って、そのスキにパスポートを奪い返してやる。 名画強奪作戦はモンテカルロラリーの前日に実行される事になっており、その当日 タキシードで正装したボブと新しいドレスに身を包んだアンが颯爽と カジノに現われる。 彼らは警察の目をカジノに惹きつける為の囮であり、ボブにはアリバイ工作でもある。 しかし 単なる囮で入ったカジノで 意に反して ボブはギャンブルで勝ちまくる。 一方 地下道では 思わぬガスの爆発で絵画の強奪は失敗。 金庫の方も ボブに仕事を任された仲間が、仕事の前に 警察に追われる身になってしまう。タレコミ屋が刑事と話している現場を見つけて 口封じの為、彼を射殺した為だ。 そんな中 福の神アンと組んだボブは店の支配人が真っ青になるくらいチップの数を増やしていくのだが・・・。 この映画 最後には思わぬ展開が待っている。 ボブ役のニック・ノルティは好きな役者の1人だが、落ちぶれたギャンブラーがタキシードに着替えて颯爽とカジノに乗り込んで行くあたり、とても格好よかった。大人の風格を漂わせながら、優しい目に特徴があり、2月に亡くなった友人の画家川尻源さんの姿とダブラせながら観てしまった。 この映画1番の注目は アン役の女優 ナッサ・クヒアニチェ。 ヨルダン生まれの彼女は アメリカ人好みのグラマーではなく、どちらかと言うとロシアやヨーロッパタイプの小柄でスリムな体型で ヘアーもショートカットが決まっている。 今後 必ず出てくる女優だから その 舌を噛みそうな名前と共に覚えておいて欲しい。 大作への出演は初めてだが、これまで グルジア・ドイツ制作の「シビラの悪戯」(00)という作品に出ていて ビデオ化されているようだから 私も是非観てみたい。
2005年07月11日
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MASHのレッスン、「赤毛のアン」に備えて桃子チャンの特訓が始まった。 原田先生に、1時間早く出て来て 個人レッスンをして頂いた。 そのあと レギュラーの声楽 ダンスの授業。 実沙紀チャンんのオバアチャンと内田君が見学。 内田君はきょう 将棋の大会があり、レッスンは受けられなかったが、大会で2位になったのと、大學の奨学金が取れたのを報告に来てくれた。 終わって 皆を車で送って行ったが、途中 締め込み姿の男性に大勢遭った。 きょう10日は 夕方から博多祇園山笠の「流れかき」、それに向う人たちだろう。 車の中で お尻丸出しの彼らを見て、女性のお尻は綺麗だが、おじさんのお尻は汚いなど、みな勝手な事を言っている。 私も博多に住むようになった始めの頃は このお尻丸出しに抵抗があった。 私の住んでいた小倉にも山笠はあり、祇園太鼓で有名だが、こちらの服装は白のステテコ姿。 その裾を翻しながら太鼓を叩く姿は勇壮なものだ。 昔は女人禁制だったが、最近では 女性のチームも増え、こちらは 黒のスパッツのようなものを履いている。 博多山笠も女性に開放し、締め込み姿で 山を担がせたら、違った意味の男性ファンが全国から詰め掛けるだろう。 内田君の家の 薬院近くまでは、時折 小雨がぱらつく程度だったが、林君宅の大野城に向うあたりから、急に大雨となり、同時に車の大渋滞。 日曜日なのに こんなに混むのは やはり山笠の影響? いつもは 8時過ぎまで明るい福岡の街が 7時前なのに真っ暗で、土砂降りの雨のために全く前が見えない事も。 何もなければ 30分足らずで着く所を 1時間半ぐらい 掛かってしまった。 帰宅後はテレビで野球観戦。 西武がソフトバンク相手に 打線好調 西口の好投で 8回終了まで 10対1とリードしている。 所が ここで 思わず目を覆いたくなる光景が。 大沼と共に西武の疫病神 青木が、1軍に昇格していて、9回に登板するんだと。 冗談じゃない そんな事したら 西武の楽勝ムードに水を差す結果になるのは目に見えている。 案の定 バティスタに いきなりホームランを打たれ、8人の打者に6安打を献上して たちまち3点を入れられてしまった。 解説者も言っていたが、大量差で負けるのと 少しでも加点して追撃ムードでゲームを終わるのとでは 翌日のゲームでの志気に影響する、だから ここは西口が続投してすんなりゲームを終えるべきだと。 何で青木を1軍に上げたのだ。 私は2~3年前から 大沼と青木を西武の疫病神と弾劾してきた。 幸い 今年は 青木はずっとファーム暮らしで、大沼1人を 西武の敵としてきたが、これ以上 この二人を使えば 折角の西武の追い上げムードに水を差すものであり、プレーオフ進出だって危うくなる。 一昨年の防御率24点、昨年が14点という 1軍登録の資格がないような青木を登板させて 負け続け 懲りた筈の伊東監督 何故分らぬ!!
2005年07月10日
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今年から ソフトバンクと名前の変ったホークスが いつの間にか ロッテを抜き、快進撃を続けている。 連戦連勝で、プロ野球新記録の19連勝まで、あと4連勝。 このまま 独走を許してしまっては パリーグが面白くなくなる。 2位との差が5ゲーム以上になると、プレーオフで 首位のチームに無条件で 1勝が加えられる。 去年はダイエーと西武の差が4.5ゲームだったので、3チームがハンディなして戦い、盛り上がった。 今年もプレーオフを面白くするには ロッテに頑張って貰い これ以上 ゲーム差を広げない事だ。 果たして どのチームが この連勝にストップをかけるかと注目されていたが、やはり この人 西武の松坂がやってくれた。 5安打 無四球、それに今シーズン自己最多の14奪三振で完封。 ホークス打線を全く寄せ付けなかった。 流石 球界を代表するピッチャーだ。この所 期待を裏切られっぱなしだったが、きょうは見直した。 きょうの映画 「実録ジブシー・ローズ」(74) 福岡県久留米市といえば、松田聖子やチェッカーズ、藤吉久美子ら大勢のタレントの出身地として知られるが、それ以前の昭和10年久留米生まれの 日本的タレントの物語。 日本のモンローと呼ばれ 幅広いファンを熱狂させた踊り子ジプシー・ローズのベールに包まれた私生活を描いた作品。 14歳の頃 博多での 長谷川一夫の新演技座のショーを観て、その魅力の虜になったローズは、その一座と共に上京、小道具主任の家に置いて貰いながら浅草の舞台に立つ事になった。 そこで ストリップ演出の元祖と言われる正邦乙彦に認められ、踊り子としての才能が引き出されていく。 やがて正邦は 彼女のマネージャーであり、演出家であり 教師であり、恋人であるという立場に変わる。 昭和27~8年頃 東劇バーレスクに出演していたジプシー・ローズは 独特の腰のグラインドが 観客の男達を興奮の虜にし、ストリップの女王の誇りを欲しい侭にしていた。 その頃 東劇で映画「シェーン」の特別試写会に皇太子が臨席する事になり、そのお召し車の運転手が、会場を間違えて 東劇バーレスクの入り口に車を着けてしまった。 その入り口には股を大きく広げたローズの写真の看板が掛かっており、それを大谷社長が大いに恐縮し、以後 同劇場でのストリップの興行を中止してしまう事になる。 この事件はローズには衝撃であり、挫折の始まりでもあった。 昭和32年頃からドサ廻りが始まり 酒びたりの日々が続く。 その後 山口県防府市でバーを開いて ママに収まるが 昭和42年 突然の心臓マヒで32歳という若い生涯を終える。 この映画の監督は西村昭五郎、長谷川和彦が助監督を務めている。 体型が似ているという事で 主役のローズ役に抜擢されたのは ストリッパーの ひろみ麻耶。 バストやヒップも大きいが ウエストも中々のもの、65センチ以上はるだろう。 当時 グラマーと言えば このような全体的に太めな女性を指したのだろうが、現在だったら 果たして 男性客が高い入場料を払って観に行くだろうか? 少なくとも私には 魅力的とは思えなかった。
2005年07月09日
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私は毎週火曜日の夕方 生協(Fコープ)に 野菜や肉など 食料品を届けて貰っている。 毎週 必ず頼む物としては 食パン 卵 豆腐 納豆などがある。 食パンは6切れにスライスしてあり、パン用のプラスチックのケースに入れて、毎朝(?)トーストにして食べているが、届けて貰った時点で まだケースに1~2切れ残っている事がある。 その場合は ケースが空くまで、戸棚の中か どこかに しまっておき、空いてからケースに収めるようにしている。 きょう 残っていたパンが無くなったので 新しいのを入れようとしたが、肝心のパンがない。いつもの食器棚にも その他 どこにも・・・。 慌てて 探したが 結局どこにも見当たらなかった。 何週間か経って カビで緑色になった 食パンが どこかから姿を現わすと思うとゾッとする。 きょうの映画は 「珈琲時光」(03) 小津安二郎監督生誕100年記念として台湾の候孝賢監督が日本を舞台に 日本の役者だけを使って作った作品。 東京を舞台に 1人の女性の日常を通して 人と人との繋がりを繊細に描いている。 日本人を父に 台湾人を母に持つフリーライターの陽子(一青ヨウ)が台湾での仕事を終え、東京に帰ってくる。 赤ん坊の取替え事件が起き、その赤ん坊をよく見たら 顔がガラスで しわくちゃだったという 変な夢を見たと、仲良しの古書店の2代目店主 肇(浅野忠信)の所に、彼女が電話をすると 外国の絵本に 似たような記録があるという。 早速 彼女は神保町に有るその書店に その資料を見せて貰いに行く。 彼は 彼女の取材の為の資料集めに いつも積極的に協力してくれる 欠かせない友達だ。 彼女の今度の取材は 昭和10年代に日本で活躍した台湾出身の音楽家 江文也の足跡を尋ねるもので、江が当時出入りしていた 銀座の書店や喫茶店を探すのも肇は手伝ってくれる。 彼が見つけてきた 当時の銀座の地図を頼りに 辺りで聞き込みをするが、今は雑居ビルになっていて探し当てる事は出来ない。 そんなある日 彼女は久し振りに 両親の住む高崎に里帰りすると、母親に 今 妊娠していて 相手はタイに住む台湾人だが、結婚する積りは全くないと、シングルマザー宣言をする。 母親は継母だが、実の子のように心配して あれこれ思い悩むが、実父(小林稔侍)は それを聞いても 一言もそれについては触れず 黙ってビールを飲んでいる。 (貴方は何でも私に言わせて、自分では肝心な事は何も言わないんだから)と母親は夫の様子を見て じれったがる。 東京に帰った陽子は肇にも 同じ告白をするが、最初は驚いた肇も その後一切その事には触れず、彼女に対する態度も変らない。 この映画は海外でも多く公開されているが、小林稔侍や浅野忠信の演技を観て 外国人は、日本の男性はみんな 無口で 物静かだと勘違いしないだろうか。 候監督の好み(愛着)だと思うが この映画には電車のシーンがやたらと出てくる。 主人公が出掛けるのは いつも電車であり、車内のシーン 車窓から見た風景 駅での乗り換えなど 映画全体の3~4割が 電車に絡んだシーンと言っていい。 都内で唯一残っている 早稲田・三ノ輪間の都電も再三出てくる。 私の都内の持ち家は 東西線の早稲田駅近くに有るのだが、まだ この都電には1度も乗った事がないので 今度上京したら 絶対に乗ろうと、この映画を観て思った。 また お茶の水駅近くに 丸の内線と中央線、総武線の鉄橋が3重に立体交差する場所がある。 恐らく聖橋の上から撮ったものだと思うが 線路の左側には神田川が流れている。 このカメラショットも2~3回出てくるが、特に 映画のラストシーンでは線路上を同時に 4系列の列車が通過する所が観られ、鉄道マニアには たまらない映像だ。 候監督って 相当な鉄道オタクかもしれない。 この線路のシーンと共に お茶の水駅も何回か出てくる。最初に駅の入り口が出てきた時に、あ お茶の水だと分った。 数年前の事だが、母が長い事 順天堂医院に入院していて、私は牛込から毎日 神田川を横目に見ながら 看病に通っていたのだが、この駅もよく利用したので、とても懐かしく感じた。 外国人監督が 日本で映画を撮影すると、新宿や歌舞伎町、高層ビルといったシンボル的なものを撮ることが多いのだが、候監督は 流石 親日派、日本には20年前から度々来られているだけあって、繁華街よりもちょっと横に入った路地のような所の撮影が好きなようで、最初に 監督の名前を知らずに この映画を観た人は外国人が演出しているとは気が付かないだろう。 殊更に 神社仏閣や日本的な絵づらを 求めていないので、逆に 台湾の路地裏で撮影したと言っても通用するかもしれない。 しかし ロケ地は実在する所ばかりで、肇が店主を務める古書店は 神保町の(誠心堂書店)で 実際にその店で飼われている犬も出演している。 また肇と陽子がよく利用する喫茶店は 西神田にある創業1952年の(COFFEE ERIKA)。 ふたりの友達の誠治(萩原聖人)が勤める 天ぷら屋は 神保町の天丼専門の人気店(いもや)だ。 鉄道ファンだけでなく 現在 東京に住んでいる人にも是非 勧めたい映画だ。 映画を観たあと 実際に撮影に使われた店に行ってみるのも楽しいかもしれない。 特に 喫茶店と、聖橋から見る電車の立体進行は見もので、私も是非 今度体験してみたい。 誠心堂書店ロケでの候監督(中央)と一青(その右)浅野(手前) タイトルの「珈琲時光」とは (珈琲を味わう時のように、気持ちを落ち着け、心をリセットし、これからの事を見つめる為のひととき)という意味だそうだ。 でも 主人公の陽子は 喫茶店に行くたびに 珈琲ではなく ミルクを飲んでいたのは何故だろう。 この映画は 特に事件や恋愛の興奮といったドラマチックなものが一切無く、淡々と 日常生活を描いたものだが、意図的に 色々な問題が解決されないまま 宙ぶらりんになっているという映画でもある。 まず ガラスの顔をした赤ん坊の夢は何を意味していたのだろう。 そして 音楽家 江文也のその後の足跡は辿れたのか、取材は完結し 記事になったのだろうか。 また1度も姿を見せなかった 陽子のお腹の子の父親とは 話し合いがついたのだろうか、その後の二人の関係は? 何の解決や示唆もないまま 映画は終わる。 また 主役に 歌手で 台湾とのハーフの 一青を起用していながら 台湾ロケも 彼女に中国語を喋らせる事も全くない。 ただ1回 映画で中国語が流れるのは 彼女の留守電に残された 台湾からの仕事のメッセージだけ。 まあ そんなものかと、誰もが結論を求めず 不満も感じずに終わってしまう不思議な映画だ。 ごく普通の日常生活を ごく普通に描いたのが小津スタイルであり、そのオマージュとして作られたのが この作品で、高崎に帰った陽子のくつろぐ姿の表現などに 小津監督のカメラアングルに似たものを感じ取る事が出来るが、候監督に 小津以上に影響を与えたのはフランスのゴダールだと言われている。 候監督のファンで 殆どの作品を観ている私にすれば 必ずしもそうとは断言出来ない。 ゴダールの代表作(勝手にしやがれ)と候監督の他の作品を比較しても そこに共通点は見られない。 しかし この作品に限っては 何度か カットとカットの繋ぎに 論理的な整合性よりも 感情的な接続を優先させるゴダール的な編集スタイルが見られた。 高崎で知人と喋っていた彼女が 次の瞬間 東京の街を歩いていたりする場面転換などは 決して小津監督のスタイルには無いものだ。
2005年07月08日
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昨日 税理士の吉原さんから電話が掛かってきた。 城野さんという人を覚えているかとの事で とっさに頭に浮かんだのが、アナウンサーの城野。 会社の後輩で、スポーツがやりたくて 大阪の毎日放送に移籍、最近会ってないが、まだ頑張っている筈。 でも吉原さんと城野君との接点が見付からない。 よく聞いてみると 昔 「一つ有る会」に来ていた陶芸家の城野さんだった。 元佐渡が嶽部屋のお相撲さんで、足の怪我で引退後に ふるさとの上野に帰り上野焼(城之窯)を開いている。 その城野さんが 同じ上野焼の(庚申窯)(堀田窯)の若手で組んで 今 3人展を開いているという。 場所は博多駅近くのNTTビルの1階。 早速きょう 行ってみる事にした。 久し振りに会う城野さんは かなりスリムにはなっていたが、あの 人のよさそうなエガオは昔のまま。 (オヨメサンは? )と訊くと 嬉しそうに (貰いました)と言う。 きっと彼に似た優しい女性なのだろうなと、会ってみたくなった。 大分前だが 山口の倉重さんと、当時は大分にいた安部さんのNHKコンビが彼の窯を訪ねた事がある。 その時 私は仕事があって 一緒に行けなかったが、城野さんから 私にと 大きなビアジョッキを頂いた。 陶製のジョッキで飲むと ビールがまろやかになった感じで 今でも愛用している。 きょうも帰りに 少し小ぶりのジョッキを頂いてしまった。 いつも頂いてばかりなので 今度オヨメサンを見に 窯に伺った時に何かお返しをしよう。 安部さんが所要で上京している事を伝えたら 彼はその事をよく知っていたから時々連絡を取り合っているのかもしれない。 3人の陶芸家のうち ひとりは 若い女性で しかも安部さん好みの美人。 これで 安部さんを上野に引っ張り出す口実が出来た。 一旦 帰宅して 夕方からバスで天神へ。 「一つ有る会」の7月例会。 昨夜 受付終了後に追加の出席申し込みがあり、やっと目標の12人を確保出来たが、日野さんが 会社の 女性の同僚を連れて現われ、14人になった。 吉浦君の連れと合わせて 新しく女性2人が加わり、いつに無く賑わった。 まさに 案ずるより産むが易しだ。 新人の三角さん 新加入の鶴田さん 2次会は いつもの高橋さんの店。6人が流れたが、仕事で来られなかった柴垣さんやヨガのカコ先生らメンバーの4人が待ち受けていて 椅子の無い柴チャンがいつもの通りカウンターの中へ。 各々カクテルで大いに盛り上った。 久し振りに楽しい2次会だ。 途中 佐賀県の鳥栖から来ている日野さんが JRで帰る為 出て行ったと思ったら すぐに戻ってきて どうみても 終列車に間に合わないので 始発で帰りますと、腰を落ち着けて飲みだした。 やがて 1時近くになり 我々も そろそろ帰ろうかという時、きょうは酒を飲んでない柴チャンが 送りますよと、5人を車で送ってくれた。 その中には 日野さんも入っている。 彼は盛んに恐縮して (博多駅までで 結構ですよ。始発を待ちますから)と言うのだが、とうとう 鳥栖まで送って貰う事に。 それにしても 柴チャンって何て優しいのだろう。 彼は 今 映像関係の専門学校で 編集を教える講師をしているのだが、背は高く 体重も お相撲さん並み、今なら 城野さんより 重いかもしれない。 身体が大きい人は心も大きいのかな? 彼らの共通点はもう一つ、柴チャンは田川市 城野さんは田川郡赤池町出身で、田川繋がり。 優しい人の所にオヨメに行きたいなら 田川出身の大きな人がお薦めかも。 何だか今夜はいい気分で、楽しい気持ち(充実感)のままで眠りたかったので、いつもの パソコンもビデオも辞めにしてベッドへ直行した。 時計を見たら 2時55分。 3時前に寝るのは 4月11日以来の約3ヶ月振りだった。
2005年07月07日
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調理師学校 昼間部 1学期最後の授業。 先週の期末試験の答え合わせと敬語の抜き打ちテスを行った。 私の場合、追試験は 新しく問題を作るのではなく、同じ問題の答え合わせをして その答えをレポートにして出して貰うようにしている。 以前は別に問題を作っていたが、どんなに問題のレベルを落としても、2度も3度も追試を受ける生徒がいるので 数年前から今のやり方に切り替えた。 要は キチンと覚えて貰えば、教育の目的は達成出来る訳だから、このやり方でいいと思っている。 今回は点数が60点に満たなかった生徒が2名、試験当日欠席した者が1名の 合計3名が追試対象者だが、きょう出席したのは1名だけ。 他の2名は 答え合わせを聞いていない訳だが、どうやってレポートをまとめるのだろう。 一応 学校事務局には 100点をとった2名から模範解答を見せて貰うように指導して欲しいと伝えたが、元々 欠席が多く、殆ど教室に顔を見せてない二人(男女各1名)なので、恐らく優等生の100点組とは接点を持っていない筈だ。 それに 恐らく自分から話し掛けていく積極性を持っていないと思う。 私の授業では大きな声を出す為の発声法の勉強をさせているが、学科の成績の悪い生徒は 極端に声が小さい。今回の二人もそうだ。 人間は自信がないと声が小さくなり、自信を持つと声は大きくなる。 だから、逆に声を大きくすれば自信が付いてくるものだが、声の小さい生徒ほど 出席率が悪く、発声練習にも参加しないので 他の生徒達がどんどん声が大きくなっていく中 取り残されて 益々自信を失くしていく。 毎年 追試救済策として 60点未満の者でも 腹式呼吸の合格者には 学科で10点まで、出席皆勤者には5点まで プラスするようにしているのだが、声が出ていたり、皆勤の生徒は自信を持っている訳だから成績もよく救済の必要がない。(今回の試験では 該当者17人のうち 女性1人だけ この特典を使って 追試を免れたが、彼女は試験の前日に 腹式が合格、まさに 滑り込みセーフだった。) きょうの映画 「恐竜100万年」(66) 紀元前100万年 人類はまだ言語を持たず、恐竜や 空を飛ぶ翼竜が活躍する時代の物語で、台詞はアーとかウー以外は名前を呼び合うだけ。 主役の男のライバルの名前が(サカナ)なのには 笑ってしまった。 人間を襲う恐竜や 恐竜同士の戦い、火山の爆発など、当時の特撮としては中々よく出来ていた。 主人公の恋人役(?)の 元ボンドガール ラクエル・ウェルチの存在感が圧倒的で 恐竜達をすっかり食ってしまった感じで、彼女が出演していなかったら、この映画の魅力は60%ぐらいだったかも。 但し大変 気になったのは 彼女のメイクで、アップになると きれいに描かれた眉、アイライン 付けまつげがはっきり分り、(原始時代って みんなスッピンじゃないの? )と思ってしまった。 大女優になると スッピンでの撮影を嫌うのかな。 確かに映画は 観客に夢を売るものだし、リアリズムと夢との接点は難しいものかもしれない。 リアリズムと夢という事で思い出すのは 10年ほど前だったと思うが、(NACタレントセンター)で教えていた頃、生徒たちの発表公演で(ひめゆりの塔)をやった事がある。 御存知 沖縄の女学生たちの戦争悲劇を描いたものだが、米軍に追われ、沖縄各地を転々と逃げ回りながら、洞窟に収容されている瀕死の日本兵の治療や看護にあたり、最後は大半が自決して果てるという物語だ。 その女学生達の衣装の 白のブラウスとモンペ姿が 汚れひとつ無く、破れやそれを繕ったあとも無いのに違和感を感じた。 演出の偉い先生に もう少し 衣装を 汚れた感じにしたらどうですかと訊くと、その先生が 芝居は観ている人に夢を与えるものですから・・・と言われた。 今でも 納得した訳ではないが その時は そんなものかなあと思った。 そういえば 芥川龍之介の言葉に(嘘でしか語れない真実もある)というのがあったっけ。
2005年07月06日
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今月の(一つ有る会)の人集めで苦労している。 事前に常連の 男性4人と女性1人の欠席の連絡が入った。 会場の個室を押さえてあるので 最低10人、出来れば12人は確保したい所だが、先程 長崎の女性から出席の連絡が入って、やっと 10人になり 中止しなくて済んだ。 具島さんも危機感を感じたのか もし中止するなら連絡をくださいと言われた。 こちらが中止をほのめかした訳でもないのに そう言って貰えると気が楽だ。 明日の4時までに 会場に人数を伝えなければならない事になっているが、私が3時から講義が入っているので、実際は締め切りは2時50分という所か。 メンバーにはメールで出欠を問い合わせているが 未だに応答なしが男性1名に女性3名。 大体いつものメンバーだ。 それに対して メールに即座に反応して返事をくれるのも いつもの人。 きょうは1番が高橋さん、2番が池田さん。 どちらも こちらがメールしてから 返事がくるまで 3分と掛からなかった。 高橋さんは背広とネクタイの販売、池田さんは下着の販売の仕事で、やはり自営業の人は心がけが違う。 きょうは 私が遠慮して 連絡しなかったが、神谷君の反応も実に早い。 とに角 時間までに連絡が来なかった人は欠席という事にして 10人で始めようと思っている。 今夜は以前から冷蔵庫の中にあって気になっていた 薩摩産の鶏のムネ肉を料理しなければと思い、賞味期限を調べてみた。 冷凍ではなく冷蔵保存と指定がしてあったが、何と期限は2ヶ月前の5月10日。 包装の封を切ってなかったし、肉は腐りかけが美味しいなどという言葉を拡大解釈して煮てみる事にした。 取り敢えず袋から出すと 成るべく顔を肉に近づけないようにして(匂うと戦意が喪失するから)、とに角 フォークで目茶目茶に突きまくる。 これは 味がよく しみ込むようにと 肉が縮まないようにとの配慮から。 昆布だしのめんつゆが 少し残っていたので それを鍋に入れて鶏肉と一緒に強火で煮るが、少しつゆの量が足りないので、健康飲料を千倍に薄めた水を足す。 この飲料には殺菌作用があるので、念の為だ。 味が薄くなったので 醤油と砂糖を適量加える。 火加減を中火にして暫く煮詰めたあと、煮汁が減ってきたので 一旦 鶏肉を鍋から出し、食べ易い大きさに切る。 今度はフライパンにオイルを引き、その鶏肉を入れて 暫く焼いたあと 鍋に残った煮汁を加え 強火にして 赤ワインを加えて出来上がり。 恐る恐る食べてみたが これが中々いける。 とても 賞味期限を2ヶ月も過ぎたシロモノとは思えない。 ワインを飲みながら 大半は平らげてしまった。 あとで気が付いたが 生姜を入れればもっと いい味になったかもしれない。 今の所は 身体にも異常はない。今晩一晩過ぎないと分らないが、あすの朝 大丈夫だったら問題はないだろう。 そういえば 昨夜のオカズは サイコロステーキだった。 こちらの牛肉は賞味期限内で 問題はなかったが、私流 簡単ステーキの作り方を 独身男性の為に披露しよう。 まず 牛肉を新聞紙に挟んで 血を充分に抜く。 新聞紙が赤くなり 血が抜けたら 肉の両面に塩コショウをしっかり塗りこむ。 暫く放置して 味がしみ込んだら、食べ易い大きさのサイコロ状に 肉を切る。 その後 フライパンで焼くのだが、出来れば すき焼などで最初に使う肉の脂の部分(スーパーなどでは 無料でくれたり、20~30円ぐらいで売っている所もある)を使うと美味しく出来る。無ければサラダオイルでもいい。 まず 空のフライパンに 油を敷き 強火で加熱する。 充分熱くなった所で 火を止め、水で冷やしたフキンなどの上にフライパンを置き 熱いうちに手早く肉を入れて 余熱で焼く。 箸を使って サイコロ状の肉の上下左右に焦げ目がつくように 手早く焼くのがコツ。 そのあと 用意したスイートコーンの缶詰から適量をフライパンに入れ、肉と一緒に もう1度 強火でさっと炒める。 炒め過ぎないように、コーンに熱が通って暖かくなる程度で止めるのがベスト。 このサイコロステーキはビールの肴に最高だし、勿論ゴハンのオカズとしても充分イケル。 きょうの映画 「渇き」(58) 島耕二監督。 スケート場で知り合った大学生(川崎敬三)と課長夫人(山本富士子)の不倫を描いた作品。 夫人は 学生との間に出来た子供を堕し、夫とも離婚する訳だが、どう見ても山本富士子と川崎敬三が釣り合わない。 山本の貫禄勝ちといった所だが、川崎はプレイボーイ気取りのチンケな学生にしか見えず、役柄がはまっている夫役の佐分利信を捨て 彼に傾く必然性が感じられない。 川崎の友人の 学生役で柴田吾郎(のちの田宮二郎)が出ている。
2005年07月05日
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眼圧検査の為 市内の林眼科に行く。 4時に受付停止になるギリギリに駆け込んだが、相変わらず混んでいる。 左眼が霞み出した時に どこか眼科のいい病院はないだろうかと友人に相談して紹介されたのが この病院だ。 他に大島眼科というのが有名だそうだが、交通の便がこちらの方がいいので、ここにした。 眼科の専門病院だから 検査の為の機械は揃っている。 小さな病院では購入出来ないような高額の機械も置いてあるらしい。 そういう意味では いい病院だと言えるが、医師の腕がいいかというと必ずしもそうでもないと思う。 設備が整っているから 大勢の患者が来る。その対応の為 大勢の事務員と看護師が必要となり、その人件費と 機械の導入やメンテナンスの為 更に売り上げを伸ばさなければならない。 そんな図式が当てはまりそうだ。 点数を稼ぐ為に 検査がやたらと多い。 いつも必ず 大部屋で看護師さんによる視力と眼圧の検査があるのだが、きょうは 私は眼圧の検査の名目で呼び出されており、担当医に個室で眼圧の検査を受ける訳だから 大部屋での検査は必要ないと思うが 2回も検査され 勿論その分の検査料も取られている。 来月は視野検査だそうである。 医師には (大丈夫 大丈夫 大した事はない)と言う楽観的言い方の人と(このまま放っておくと大変な事になる)と言う悲観的 脅迫的 物言いの人とがいるような気がするが この病院では 殆ど後者の方ではないかと思う。 私が この病院で付いた最初の担当医の女医さんは感じが良かった。 目薬がなくなるのが2ヵ月後だから、その頃来てくださいと言い、決して検査を強要しなかった。 病院の売り上げに協力しなかったせいか 地方の病院に転院させられてしまった。 2番目に担当になった男性の医師は 1本で2ヶ月間もつ目薬を2本も出したり、その反面 月に1度の検査を強要し、目薬も別に1本増やしたりした。 その商業主義に嫌気がさし その医師の担当の日を避けて診察に行き、今の女医さんが3番目の担当となった。 しかし その女医さんも2度目の医師と50歩100歩。 きょうも 眼圧が下がらないからと 別に目薬を1本増やし、視野はこれ以上広くなる事はないから このままだと どんどん狭くなっていくと 視野検査の予約を入れさせたりする。 二人の医師に共通している事は 患者に対する優しい目を持っていないという事だ、患者は単なる収入源なのか。 待合室にいると時々 個室の 患者と医師の会話が聞こえてくる事がある。 きょう たまたま聞いた医師の話し方が ざっくばらんで しかも思いやりに溢れていて 感じがよかった。 この病院には少ない男性医だったが あんな先生なら担当して貰いたいなと思ったが 今の女医さんは、月~土の毎日勤務だし、余程の事がない限り変更は難しいだろうな。 実は私の父も北九州で町医者をしていた事があり、眼科医だった。 金儲けには縁のない人で 一生貧乏暮らしだったが、それもその筈、経済的に困っている患者からは治療費を取らず、無駄な薬は一切出さなかった。 患者が(注射はしなくていいんでしょうか)などと聞こうものなら(医者の私がしなくていいと言っているのだから必要はない。どうしても注射をして欲しいのなら 他の病院に行きなさい)と怒ったりしていた。 当時 父のそういう診察態度を見ていて私が(患者さんはワラにもすがる積りでああ 訊ねているんだから、あの言い方はないよ)と食ってかかり、よく父とは衝突したものだが 今にして思えば あれが父の患者に対する優しさだったのかもしれない。 小さな開業医だったので 看護師さんも 古くからのお付き合いの 年配の女性が1人。 事務員など置く余裕がないから 父が1人で医療費請求の手続きなどもしていたが、やがて それが面倒になって 山口や四国の法人の病院に眼科部長として勤めに出てしまった。 開業医の頃はもとより 勤務した病院も小さな病院で、立派な検査の機械などなかったが、医師としての腕は確かで 当時 眼科で有名だった 九大の生井名誉教授が 駄目だと見放した患者を3人も失明から救い、四国に名医がいるという評判が立ち、本州や九州から泊り込みで診察を受けに来る患者も多かったとか。 これは 父からではなく 父の死後 他の方から聞いた話だが、大学病院や専門病院のような高額な設備を整えていなくても 自分の腕で患者の病気を治している開業医はいくらでもいるのだ。 決して 検査の為の設備が充実しているだけで その病院を立派な病院だと思ったり、そこの医師を 必ず腕がいいと 思い込んだりしてはならない。 ちょっと 例が 俗っぽくなるが、例えばプロ野球のチームで どんなに高額のマシーンを持っていても強くないチームもあるし、設備がろくに整っていなくても強いチームだってある。 要は その設備を使いこなす腕が有るか無いかだ。
2005年07月04日
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昨日は焼き鳥屋での暑気払いの飲み会のあと、伊藤先生の行きつけの店に案内して頂き 二人で2次会をした。 上記の出だしの文章を書いて一旦中断し、残り2,000行余りの続きの文章を書き終えたのが 2時過ぎ。3時からのメンテナンスに充分間に合ったと 登録しようとしたが、これが出来ない。 調べてみると 4日に限って メンテナンスが1時から7時までとなっている。 冗談じゃねえ、(お知らせ)と書いてあるのを見落としたこちらも悪いが、日記を書く前に いちいち お知らせなんか見てやしない。 こちらはいつも通り 3時からだと思っている。 慌てて文章を全部(コピー)して メンテナンスが終了する7時過ぎに(貼り付け)をしようと、対応措置をとったが、終了後も(貼り付け)が出来ず、全部消えてしまった。 いま ものすごく腹が立っている。半分は相変わらずの(楽天)に、あと半分はそんな楽天だと知っていながら 未然にミスを防げなかった(自分)にだ。 メンテナンスで文章が全部消えてしまうという 頭にくる現象はこれまで何度も経験しているが こんなに腹が立ったのは初めてだ。 恐らく 昨日私と同じ体験をした人は全国で何千人もいる事だろう。 メンテナンスでも文章が消えず保存出来る方法ぐらい 楽天の頭脳で研究すれば、すぐに見付かりそうな気がするが。 きょうは一日 ムカムカして もう1度 書き直す気が起きなかった。 (気を取り直して 思い出しながら 昨日の文章を再生したいが、間もなく3時、それまで どれ位書けるか? もう騙されんぞ。) 伊藤先生は 長い事 福岡市の動物園長をなさっていた方で、水曜日に 先生の(食品衛生学)の授業のあとに 私の授業が入っているので、講師控え室で よくお話をするのだが、休憩時間が10分しかないので、ゆっくりとお喋りは出来なかった。 きょうは 動物園時代の貴重なお話を伺う事が出来て楽しかった。 先生の園長時代に直接お会いした事はないが、動物園はテレビや新聞にとって貴重なニュースソースだ。 ニュースのデスクは 私も経験があるが 日曜日に ニュースネタがなくて困る事が多い。平日だと 県政 市政や経済など、何らかの記者発表があり、それを流しておけばいいが 休日は記者クラブも休みなので、いつでも使えるように撮り溜めしておいた 所謂 ヒマネタを使うか、当日の街ネタを拾う。 そんな時に デスクが頼りにするのが 気象台と動物園。 気象台に電話を入れて、きょうは○月下旬並みの陽気などというのが分れば それだけでニュースになる。 動物園も同じで、その日の人出が多かったり、新しい動物が入園、或いは動物に赤ちゃんが生まれたなどというニュースは格好の街ネタになる。 福岡動物園で 毎年お世話になっていたのは 6月4日 虫歯予防デーの動物の歯の検診。 カバに大きな口を開けさせて (カバさんは草食なので 虫歯が1本も有りません)などとやっている。 カバにとっては いい迷惑だが1年にいっぺん この日ばかりは他の動物を押さえて 彼が主役だ。 伊藤先生が園長時代に 福岡市動物園が 姉妹都市の中国広州市から3ヶ月だけパンダを借りた事がある。 毎日 大勢の見物客が詰めかけ 話題になったが、まだ日本では 上野にしかパンダがいない頃で、大阪が 何故 福岡が先なのかと口惜しがったそうだ。 ただ パンダは居住区によって食べるエサの笹の種類が違い、広州のパンダは 孟宗竹よりも乾燥したものしか食べないので、係員が海外まで買い付けに行ったという。 何しろ大事な預かり物で、病気や死なせでもしたら大問題と 大変な気の使いようだったと伺った。 勿論 入国の時は 税関で動物検疫を受けた訳だが、その後 国税局から輸入税を払うようにと請求がきて、借り物なのでと交渉したが、結局 福岡市が税金を払ったという裏話も聞かせて頂いた。 色々と面白いお話を伺っているうちに 11時を過ぎてしまい、タクシーで帰宅したが、乗車するまで いつもより長く 天神から山荘通りまで歩いた。 帰宅後 暫くビデオを観て、床に就いた。 いつもは半袖のTシャツに下着姿で寝るのだが 雨のせいか いつもより涼しく、長袖のパジャマを着ても 暑苦しくなかった。 ビールの酔いも手伝って熟睡し、途中 電話で1度起こされたものの 12時間も眠ってしまった。 きょうは起きると共に (笑点)を観ようとテレビをつけたら 時間が繰り上がっていて観る事が出来なかった。ナイター中継のせいだ。 NTVはよくこれをやる。 まるで 日テレを観ている人間は 全部ジャイアンツファンだとでも思っているような横暴さだ。 きょうは 脳梗塞で倒れた長嶋前監督が 久し振りに東京ドームに姿を現わすというので 天覧試合並の(いや それ以上の)大騒ぎ。 勿論 日テレが視聴率稼ぎの為に 中継の日を選んで仕掛けたものだが、マスコミが煽り立てるので、選手が意識過剰でコチコチになっている。 その結果 最下位の広島に敗れてしまったが アンチ巨人の私としては 大嫌いな桑田が2軍から上がってきての先発で 四球を連発、チームの連勝をストップさせたので気分は悪くなかった。 おまけにデーゲームでは 西武が この所 勝ち星のなかった松坂の完投で、チームと自分の連敗に終止符を打ったというので きょうはいい日になりそうだ。 きょうの映画 「阿部一族」(38) 森鴎外の名作の映画化。 劇団前進座総出演で 脚色・監督は映画界きっての国粋主義者 熊谷久虎。 当時の世相を反映して タイトルの右に 国民精神総動員の文字が表示される。 肥後 細川藩の藩主忠利侯が逝去、18名の側近が 殿の後を追って殉死する。 しかし毒見役頭の阿部弥一右衛門は 生前の殿からのお許しがなく、後を追う事が出来ない。 そんな彼の事を 殿中では 臆病者とか卑怯者とか陰口を叩く者がおり、それに耐えかねた彼は 屋敷に5人の息子を集めると その前で切腹して果てる。 殉死者の遺族は藩によって厚遇されるが、弥一右衛門は お許しのないままの後追いなので 犬死とみなされ、遺族も冷たい待遇を受ける。 先君の1周忌の法要で 阿部家の長男権兵衛は 焼香を済ませたあと、自ら髷を切って、剃髪の意思を見せるが、これを自分への あてつけと取った現藩主は彼を拘束し、武士にとっては不名誉な縛り首に処する。 更に 今後の行く末について相談に集まった次男以下の阿部一族に対し、謀反の動きありとして 藩の討伐隊を差し向ける。 この映画では 原作にない宮本武蔵が登場、姿は出ないが 話題として重要な役割を果たしているが、国民に人気の高い武蔵の名を借りて 肥後細川藩をアピールする意図を持ったものだろう。 原作は武士道の礼賛というより むしろその不条理を訴えたものであり、何故 この作品が戦意高揚に選ばれたのか やや理解に苦しむ。 国策映画に貢献した熊谷監督の作品は 昭和11年から16年まで、15年を除く毎年 キネマ旬報のベストテンに選出されている。
2005年07月03日
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きょうは お世話になっている調理師学校の ビールの飲み会。 天神ビルのビアガーデンに5時半集合だったが、雨で会場が変更になったと、学校から電話連絡があった。 梅雨に入って 殆ど雨らしい雨が降らず、水不足が心配されているというのに、皮肉にも きょうに限って朝から雨。 飲み事なので バスで行ったが 道路が大渋滞。 土曜日であり 雨が降ってるし・・・と渋滞の理由を考えてみたが、昨日から始まった 博多祇園山笠の飾り山見物の人出も影響しているのだろう。 渡辺通り一丁目のバス停付近で既に 5時半になってしまい、バスが信号で止まったまま 全く動かない。 イライラしながら時計を見ていたが、何と20分間も動かないままだった。 やがて運転手の(お急ぎの方は こちらで お降りください)のアナウンスで乗客が殆ど下車し、私も ホテルニューオータニの前から天神ビルまで 延々と歩いた。 一応 休みを確認する為に、屋上のビアガーデンまで行くと、受付にメモが預けてあって、変更した会場の地図が書いてある。 更に歩いて やっと探し当てた時には 集合時間を1時間近くオーバーしていた。 その場所というのが親不孝通り近くの「八角」という焼き鳥屋。 ドアを開けると カウンターから畳席まで超満員。 カウンターに補助椅子を持って来て貰って やっと 落ち着いた。 歩き続けて汗びっしょりだったので、最初のビールの美味しかった事。 辺りを見回すと 殆どが年配の男性で、知らない顔ばかり。 私は 学校事務局と講師だけの少人数の会だと思っていたのだが、あとで聞くと 調理師学校では シニアの為の料理教室を開いており、大半がその在校生と卒業生で 講師は数人しかいないとの事だった。 それにしても シニアの男性で、料理を習う人が多いのを知って驚いた。 この店の従業員は 店主と その奥さんらしい人の二人だけで、カウンターの中で、40人を超すであろう客の鳥を 一人で焼いている店主は てんてこ舞い。 (ご挨拶が遅れまして・・・)とあとで挨拶に来られた店主は 調理師学校の卒業生だった。 私は顔を忘れていたが、帰宅して 藤田というその人の事を ノートを調べてみたら、13年度の生徒で 当時52歳 剣道4段で 声はよく出ていたが、私の授業は 割りに欠席が多かった。 最初 この会場の事をメモで知らされた時は 何故 ビアガーデンからいきなり焼き鳥屋なんだろうと不思議に思ったが、これで納得出来た。 ビアガーデンが休みと分って 学校側が 突然 我儘の効く卒業生の店に 電話で予約を入れたみたいで、店主は驚いたと言っていたが、土曜日は客も少なく、日曜日は休みなので 仕込みも少な目だった事だろうから、在庫一掃セールになった。 私は(恵みの雨)だねと言ったが、店主にとっては迷惑だったかもしれない。 でも 卒業生が こうやって頑張っているのを見るのは嬉しい。 私にとっては ビアガーデンで飲むより こちらで飲んだほうが楽しかった。 久し振りに お目に掛かった80歳の校長先生は いつものメガネを掛けていらっしゃらなくて (実は白内障の手術を受けたら 物が見え過ぎて困っているのよ)と冗談を仰言るぐらい元気で 安心した。
2005年07月02日
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きょうの夜間部の授業は 先日の敬語のテストの答え合わせと電話の応答のシュミレーション。 夜間部は毎週ではなく 隔週で 3時間のレッスン。 次の授業までの2週間が 待ち遠しい。 それは ひとえに このクラスの生徒達のやる気が伝わってくるからだ。 電話の応答では 始めに 電話を掛ける方と 受ける方が それぞれ気をつけなければならない事を学習し、あとは 実際に電話のやりとりを、1 基本のパターン、2 名指し人を呼び出し その人と話すやり方、3 名指し人が不在で 後で掛け直すパターン、4 不在の名指し人に 伝言を頼む場合の4っのケースでシュミレーションして貰った。 掛ける方と受ける方を それぞれ男性と女性で組んで練習したが、年配の女性の語調がきつく、若い男性がビビッている感じの応答もあり、もう少し優しい声で・・・と注意したり、若い女性からの電話に おじさんが あがってしまい、吃ったりするケースも見られた。 電話はお互いに顔が見えない為に 言葉のニュアンスが大事だが、女性に多い紋切り型の喋りより、むしろ どもりながら喋る素朴な喋り方のほうが 誠実そうで好感を持たれる事もある。 例えば パソコンの調子が悪く、サポートセンターなどに電話をした場合でも、男性のサポーターは応答が優しいが、女性は きつく そして冷たく聞こえる場合が多い。 頭が良くて 言葉がはっきりと自信に満ちている女性ほど そう聞こえ勝ちだから注意が必要だ。 実は 今 私が使っているシュミレーションの台本は 以前 NTTで使っていたものである。 大分前の話だが、NTTの電話交換台が大幅に自動化され、交換手さん達が大勢余ってしまった事があった。 その人材を活用して 大手の企業などを対象に 電話応対教室を開こうと考えた当時の福岡局の局長に頼まれて、教室で指導役を務める 元交換手さん達の指導をさせて頂いた。 つまり 講師を教える講師という訳だ。 確かに 1日 交換台の前に座ったままで 応答を繰り返していた彼女達は 大勢の人前で話す事に慣れてなかった。 NTTに作って頂いたシュミレーションの台本では (もしもし薬師丸さんのお宅ですか? )などというのがあって、どうして 名前が もっとポピュラーな 山田さんとか佐々木さんじゃないのだろうと不思議に思ったが、その頃 テレビでNTTのCMをやっていたのが、女優の薬師丸ひろ子さんで、成る程と納得した。 NTTでは 実際に受話器を使って練習したが、きょうのシュミレーションは 受話器は 有るつもり・・・の 積り練習だった。 きょうの映画 「ペンタゴン文書/合衆国の陰謀」(03) 民間の研究所で ベトナム戦争の分析をしていた戦争推進派のダニエル・エルスバーグは レポートでの分析力を認められ、ペンタゴン(国防総省)で働く事になる。 しかし 仕事で 自ら激戦地のサイゴンに行き、戦争を目の当たりにしてきた彼は、政府の報告書に疑問を感じ始める。 それによると 米軍の戦死者は過小報告され、ベトナム軍の戦死者は水増しして報告されていた。(日本の大本営のようだ) そんな折 彼はペンタゴンの最高機密文書を手に入れる。 (対ベトナム政策の歴史)と題されたその文書は47巻7,000ページに及び、トルーマン アイゼンハワー ケネディー ジョンソンの歴代大統領が30年にわたり、どのようにベトナムに介入し、アメリカ国民を騙してきたかが詳しく記されていた。 特に トンキン湾攻撃の報復として始められたベトナム戦争が 実はトンキン湾事件が起こる数ヶ月前から準備が進められていた事など、恐るべき事実が明らかにされている。(これも盧溝橋事件と日中戦争勃発に似ている。) これ以上 勝ち目のない戦争を続けて アメリカの兵士を戦死させてはならないと感じたエルスバーグは ペンタゴンを辞めると、その文書のコピーをニューヨーク・タイムズとワシントン・ポストの記者に渡す。 そのスクープ記事を見て 危機を感じた政府は 両社に記事の差し止めの命令を下すと共に エルスバーグを機密漏洩や国家反逆罪で告発してくる。 マスコミ両社は逆に 差し止め無効を訴え、最高裁で審理されるが、裁判長は (憲法の中で最も守られなければならないのは 出版の自由と国民の知る権利の確保である)と裁定し 記事の掲載が認められる。 敗訴した政府は 何とかエルスバーグを 国家反逆罪で終身刑にしようと焦り、FBIなどを使って 彼がカウンセリングを受けている精神分析医の事務室に忍び込みカルテを盗み出したり、証拠品探しの為 民主党本部に押し入って逮捕されたりの失態を繰り返す。 愈々 最高裁の審理により 国家反逆罪の判決が下りる日 裁判長は、これら一連の政府側の行動について触れ、(公正な裁判にとって 由々しき行為であり この審理は無効とし 閉廷する)と事実上の無罪を言い渡す。 この秘密文書の公開によってニクソン大統領は 戦争を続ける大義名分を失い、1975年 アメリカにとって最も長かったベトナム戦争は終結する。 国家への忠誠心と愛国心が 相反した場合は 愛国心を優先させるべきだというアメリカ人の気質が描かれた作品である。
2005年07月01日
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