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私は「あっ!」としか言葉が出なかったのだが、私の周りの数人の人は「危ない!」と声に出していた。
危うく車との接触事故。横断歩道の真ん中で、車と電動車いすとが接触するところだった。
前の車が動かなかったので、その車は横断歩道で歩行者を遮るように横たわっていた。
信号が変わっても、前に車があるのでその車は動けない。私たち歩行者は青に変わったので、立ち往生の車めがけて歩いていく。
歩行者は車を避けて二手に分かれたのだが、私は車の後方から周りこんで渡っていくことにした。
でも障害者であるその人は、電動車いすを使って車の前に周りこんでいったのだ。
ところがその頃には、前の車がスムーズに動いていったので、その車も前の車に続いて動こうとしたのである。
横断歩道に止まっているから歩行者の邪魔になるということも有り、余計慌ててしまったのかもしれない。
車いすは電動なので、思いのほか早く動く。
そして座っているから、とても低いのである。
その車は危うく電動の車いすを巻き込むところだったのだ。
どちらもすぐにブレーキを踏んだようで、事故にならずに済んだのだが、周りの歩行者もみんな足を止めて、思わず凝視してしまった。
思った以上に早く動く車いす‥そして車から見えにくい高さ。
これって小さいお子さんと一緒だよね?
こうやって事故が起こっていくのだと、目の前で見て怖いと思った。
ちょっとした油断が大きな事故になってしまう。
私は車を運転しないし、小さな子供も居ないのだが、
それでも事故にあう可能性は、当然ながら有る。
貰い事故という場合も有りはするが、
それでもちょっと気を付けたら防げる事故も有るだろうと思う。
いつも落ち着いて行動しなければいけないと、改めて思うのだった。