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今年に入って、自分の記憶力の悪さが目立ったと彼女は言う。
去年何も問題無くスムーズに覚えられた振付が、
今年は発表会の直前まで覚えられなかったと言うのだ。
フラダンスの先生が、発表直前になって振付を変えたらしく、
曲の流れで振付も覚えていたものだから、
すぐには変えられなくて大変だったというわけである。
それは‥仕方がないことじゃない?と言ったのだが‥。まぁそれは一つの例で、自分で去年と比較すると違いが大きいらしい。
あまりに去年と違い過ぎる自分の記憶力に、どうやら認知症を恐れて医者へ行ったようである。
気持ちはとても分かる。
私も父が認知症で、認知症になった者がどうなっていくか分かるだけに、
そうなりたくない気持ちは、とてもよく分かるのだ。
同級生としては、老いていくのも一緒なわけで、
老いに対する不安を感じざるを得ない。
医者で「隠れ脳梗塞」と言われたようだが‥。
う~ん、多分医者に行って具体的な病名をつけられただけの違いで、みんな一緒じゃない?と言ったけど‥。
よく情報番組で、何歳がピークで後は落ちていくと言われる。運動神経だったり、お肌の張りだったり、記憶力だったり‥。
落ちていくのが当たり前で、それをどれだけ引っ張り上げるか‥だ。
筋力ならば、何もしなければ落ちていく一方だけど、
やれば取り戻せる分野ではあるよね。
取り戻せないものもあるけれど、維持することは可能なわけで、遅いということはなく、今始めれば未来が随分違ってくると思う。
脳の委縮だって、誰でももっと早い段階で始まっているハズ‥。医者は病名をつけただけだと思う。
勿論、それで自分が生活面で変えられることがあれば、
それはそれで必要な情報だが、単に不安になるだけなら、
不必要な情報になってしまう。
情報は無いより有ったほうが断然良いが、その情報に振り回されてはいけないと思っている。
その時思い出したことがあるのだが‥それは、生前の母の事である。
昔の風呂は空焚き防止機能が付いていなかったのだが、今はお湯が張っていない時に追い炊きをしても、
自動で止まってくれる。
母はお湯が張っているものと思い、追い炊きをしてしまったのだ。
昔なら空焚きで、下手をすれば火事を起こすことになる。
それをしてしまった母は、風呂場で泣き崩れたのである。
「空焚きを起こさないために、空焚き防止機能付きにしたのだから、
気にすることは無いんだよ」と母を慰めたのだが、
母はその時自分の老いを感じたんだろうと思う。
しっかり者ほど老いていく自分とのギャップに、苦しむのではないだろうか?
悲しいけれど、みんなが通る道‥。
自分を等身大に受け止めて、
今現在出来る心と体のカバーを、最大限にしていきたいと思う。