PR
カレンダー
キーワードサーチ
New!
7usagiさん
New!
木昌1777さん
こたつねこ01さん
みぶ〜たさんサイド自由欄
気まずい雰囲気が嫌で、用も無く席を立った。部屋の中で二人が議論をしているのだが、少し喧嘩腰である。
二人の言わんとしていることは分かる。
それは第三者だから分かるということと、
二人の性格の違いだと分かっているからである。
でも当事者の二人は、それに気がついていない。
何故相手は自分の言うことが分かってくれないのかと、
同じ所を堂々巡りで、話しているのである。
一人は大雑把、もう一人は慎重派という性格の違いがある。
お互いがお互いを理解しようとしないから、
自分の主張が通らず、イライラとしてしまっている。
私が当事者になった場合は、きっと黙ってしまうだろう。
畳みかけて話してこられてしまうと、
ボキャブラリーが不足している自分としては、
伝わらないだろうからと、議論をすること自体を止めてしまう。
私も理論的で男性寄りの考え方をしているが、
「寄り」であって男性ではない。
それに理論を通すには、あまりに言葉不足である。
でも相手が替われば、私のほうが言葉をまくし立ててしまい、相手が黙ってしまうこともある。
そう考えると、こうやって第三者として見届けることは、とても必要なことだと思う。
自分のことを相手に分かってもらう前に、相手の言おうとしている話しに、耳を傾けるべきだと思う。
そして何処で考え方がすれ違ってしまうかを、見つけることが重要なんだと感じる。
お互い間違ったことは言っていないのだが、考え方や受け止め方が違っている。
物事をスムーズに運ぶために、少し冷静さを持って欲しい。
でもこれは、別の日の私が、
別の誰かと起こすシチュエーションでもある。
冷静に見極めて、言葉を選んで話しを進めたいと思った。