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NHKの「チコちゃんに叱られる!」の番組は、本当に面白い。この間の設問は、二つとも私の心にドンぴしゃのものだった。
一つ目の設問が「なぜ猫は魚が好きなの?」というもので、その答えが「日本人が魚好きだから」であった。
えっ?日本人限定??‥ということは、日本の猫限定の答えなの?
これがその通りで、世界各国の猫の好物は、その国の人間が好きな食べ物だったのだ。
専門家によると「猫はライオンなどと同じ肉食動物なので、本来ネズミなどの小動物を好んで食べる」という解答だった。
あっ、確かにそうだ!‥猫=ねずみだ!
でも‥猫=魚に考え方がすり替わっているなぁ‥。
キャットフードも、魚入りだし‥。
しかし実は、猫が魚好きと思っているのは日本だけだというのである。
日本以外のキャットフードは、牛肉入りだったり鶏肉入りだったり、
中には猪の肉入りのものまであるらしい。
では、何故日本の猫は魚好きになったのだろうか?
本来人類の何万年前からの悩みは、畑や蔵などの穀物を食い荒らすネズミだったのである。
そのネズミの駆除のために、猫を家畜として飼ったのが最初だった。そして古代エジプトから、世界各国へと猫が伝わっていったのである。
一方、日本にはペットとしての猫は居なかった。
奈良時代に中国から伝わって、貴族など一部で猫を飼い始めた。
猫は日本人の食べ残しの魚を食べていた。
そう、飼われ始めた猫の主食は、人間の食べ残しだったのである。
その頃の日本人は、お米と魚を主に食べていたので、
動物的タンパク源が必要な猫は、必然的に魚を食べたのである。
番組では、猫の食べるものの世界各国の例を出していたのだが、その日本との違いに、私は驚いた。
例えば主食がトウモロコシのメキシコでは、猫もトウモロコシを食べる。同様にスイスではチーズ、イタリアでは何と!パスタなのだ。
イタリアの猫には、麺をすする猫も居るようで、
イタリア人が麺をすすれないのに、
猫はすすれるという奇妙なことに‥(笑)
なんと、猫=魚だと思っていたのは日本人だけだという、井の中の蛙状態だったと知った時だった。