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NHKのチコちゃんは、私たちに色々な疑問を投げかけて、それに答えてくれるのだが、目の付け所が素晴らしい。
先週もう一つ心に残ったお話しがあった。
残ったというか、気づかなかったというか‥占い師なのに(笑)
「陰陽五行思想」のことである。
私は四柱推命を行なうので、占いの依頼者に必ず陰陽五行の話しをする。
なので、いつも口にするお話しのはずなのだ。
それでも気づかないから、チコちゃんの着目点は凄い!
「なんで、青春は青い春(と書く)なの?」という投掛けである。それに対して聞かれたナインティナインの岡村さんは、返事に詰まった。
そういえば、青春って甘酸っぱいし薄いピンク色を感じるし‥。決して青くはないなぁ‥、んっ?どうしてなのだぁ?
岡村さんの疑問‥その通りじゃん!何故私は気づかなかったのか!!
いつも言っていることだからといって、
分かっているはずでも、咄嗟に答えが出てこないこともある。
陰陽五行思想は、
宇宙のあらゆるものが、陰陽思想と五行思想から成り立っていると、
二千数百年前の古代中国で決まった。
宇宙を含む物全般には、陰と陽があり、
五行(木・火・土・金・水)との組み合わせで成りたっている、
という思想である。
これらに色々なものが割り当てられたのだが、その代表的なものに、色と季節を当てはめたのである。
五行の「木」に対応する色は青色、「火」に対応する色は赤色、同様に「土」は黄色、「金」は白色、「水」は黒色である。
そして「木」に対応する季節は春、「火」に対応する季節は夏、同様に「土」は無し(間とする)、「金」は秋、「水」は冬である。
そう‥「木」は青色であり、春なのである。
青と春で青春、青春という言葉は、ここから生まれたのである。
(気づけよ私‥笑)
明治大学の加藤徹教授によれば、日本で青春という言葉が使われ始めたのは、奈良時代。
但しこの頃の青春の定義というのは、年齢が若い‥、という意味だけだった。
今のように、淡い恋愛的な要素とかは入っていない。そういう意味付けをしたのは、夏目漱石が書いた「三四郎」だった。
彼の書いた本「三四郎」のヒットが、「青春」という言葉を、我々に定着させたのだった。
私にとって身近な陰陽五行が、青春という言葉を生んだなんて、結構身近なことでも、分かっていないことの多さに驚かされる。
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