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「えーっ!終わっちゃうの?」新聞の番組欄を見てびっくりし、目が点になってしまった。
26年以上続いた番組が、なんと!急に終わってしまったのである。
しかもオープニングは淡々としていて、今回で終わりだなんて、
微塵も感じられない進行状況‥。
番組の時間が終わる、45分の中での本当の本当の最後になって、
「今日は来週に‥という言葉が使えない」と、
まるで小さなお知らせかのように、ご挨拶をして終わっていった。
そんな何でもない終わり方が、私の胸にじわりじわりと寂しさを感じさせる。
常に最新情報を教えてくれた番組だった。専門知識が無い私にとっては、とても大事な情報源だった。
終わってしまったのか‥嘘みたいに静かな終わり方で、
こちらも感情を何処に持っていったらいいものか分からない。
ただだた、寂しさだけが残った。
番組で最後に取り上げたのは、目の異常についてであった。
小学3年生からメガネのお世話になっている私には、
随分と身近な議題である。
にも関わらず、全く知らない情報を教えてくれた。「サギングアイ」という新しく名前のついた病名のことである。
なんだこれ!?どうやら斜視の一種のようだというのだが‥さて何だろう?
私は近眼で乱視なわけで、この2点共々が、私の目の視点をぼやかせてしまっている。
近眼でも乱視でも、見えるものがぼやけて見えてしまうが、
サギングアイ症候群の患者さんも「ぼやける」という言葉を使う。
ところがこれが、私とは全く違う見え方をしている。
道路上にある中央の1本の線が、はっきりと2本で見えているのだ。ぼやけて2重に見えるのではなく、はっきりと2本有るように見えているのだ。
どういう状態!?どうして1本しかない線が2本に見えてしまうわけ?
色々な目の病気は、眼球に問題が有るのだが、このサギングアイ症候群は、眼球自体には異常がない。
異常がないのに異常な見え方をしている。それではいったい何処に問題があるというのか‥。
実は、眼球の周りにあるコラーゲンが、異常な見え方をさせてしまっていることが分かったのである。
このコラーゲン(プリー、と言う)の働きというのが、眼球の筋肉を支えている。
眼球を適切な位置に保持させ、両目で同じ方向を見るようにしている。そうすることで私たちに、安定した視覚情報を与えている。
このコラーゲンが年齢と共に痩せ細ると、目の動きがズレてしまい、
結果、左目と右目が違う動きをしてしまう。
それが、二重に見える原因になっているわけだ。
えーっ!コラーゲンが、年齢で痩せ細ってしまうの?じゃぁ、今後私たちにも起こってきてしまう症状かもしれないじゃないの!
このサギングアイ症候群になる人は、毎年約144,000人居るんだって!
しかも早い人で40歳後半から50歳にかけて発症する病気だというから、
他人事ではない。
この状態で車の運転なんて、怖くて出来ないじゃないの!
現にこの症状の人たちが、医者に行って相談するのだが、
どうやら医者の間でも、まだ知れ渡っていない病気のようで、眼球に異常が無いことから、
メガネに問題有るのでは?という、診断結果になってしまうことも‥。
医者に行ったら症状として「ぼやける」というのでなく、はっきり2重に見えると言うことが、適切な診断に導いてくれるようだ。
この病気に対処する方法も有るようなので、少し胸を撫で下ろす。対処方法というのが、メガネのレンズをプリズムレンズにすること‥。
或いは、プリズムレンズのシートタイプを、
現状の自分のメガネに貼れば良いようだ。
いずれも眼科で処方箋を貰って、眼鏡屋に行って作ることができるという。
寂しいなぁ‥こんな良い情報も、もう聞けないんだなぁ‥。
番組が終わるのは寂しいけれど、
今まで色々な情報をくださったことに、感謝しています。
お疲れ様でした!そして、本当に有難うございました。m(__)m
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