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さて2015年6月の成績発表です。ちょっと今日は忙しいので手短に行きます。今月の成績は対前年末比で+24.7%となりました。 超主力の3097物語コーポレーション、3385薬王堂などの株価上昇が大きかったですね。 さて今月のPF上位銘柄の主な売買ですが、買い増しの方は5184ニチリン、6240ヤマシンフィルタの「東証2部コンビ」他数銘柄でした。 また売却の方は6059ウチヤマHD、9707ユニマットそよ風の「ヨワヨワ介護銘柄コンビ」他数銘柄でした。 今月はPF最上位銘柄群に関して思い切り「選択と集中」を加速させた1ヵ月でした。それでは皆様来月も引き続きよろしくお願い致します。
Jun 30, 2015

さて前回の日記では「パクリ投資」の勝率と再現性の高さに起因するその優位性と素晴らしさを指摘したわけですが、 今回はパクリ投資の本質的な問題点を考えてみたいと思います。 パクリ投資の最大の難しさは、 「パクったその瞬間から、後は全て自分の責任」 になるということです。つまりパクった段階でパクリ元がどのような理由と投資哲学でその銘柄にたどり着いたのかという考え方・背景にまで十分に思いを馳せないといけない、そこまで出来なければ正しくパクったことにはならない、ということです。表面的に安易に銘柄だけをさらうと、もしも上手くいかなかったときにパクリ元を非難する気持ちがモリモリと湧いて来て「ただひたすら怒るだけ」ということになります。投資に100%はありませんから、そのレベルに留まっていてはなかなか投資家として高い次元に成長していくことが出来ません。 正しくパクるのは実は難しい ということなんですね。 要は パクリ投資の素晴らしさと言うのは「正解の可能性が高い銘柄に迅速にたどり着きやすい」ことであってあくまでも入り口に過ぎない ということです。 永遠の名著「マーケットの魔術師」の中で、著者のジャックDシュワッガーは、 だれかほかの人のアプローチをまねても市場で成功できるわけがない。、、なぜなら彼らのアプローチはあなたの性格には合わない可能性のほうが高いからである。、、、だれかほかの人のアプローチをまねるよりも、自分自身のアプローチを見つけなさい。、、、マーケットの魔術師たちが成功したのは、 自分の性格に合っていて、なおかつうまくいったアプローチを見つけたから である。 と述べました。。。。 さわかみファンドのパクリ投資を入り口に、挫折と思索を幾重にも重ねて私は自分自身の性格と能力にジャストフィットした現在の「優待バリュー株投資」手法にようやくたどり着きました。そして今でも毎日少しでも自分の投資手法を改善するべく勉強を続けています。あなたの投資手法は一体どのようなものでしょうか?
Jun 28, 2015
超優秀な投資家の方が手掛けている銘柄を真似して買う、いわゆる「パクリ投資」についての是非がしばしば話題になります。ま、これは古くて新しいテーマなのですが、今日はちょっとこの問題について考えてみたいと思います。 ちなみに私のパクリ投資に関する基本的なスタンスは、 パクリ投資は勝率の高い素晴らしい投資手法である。非常に効率的に良い銘柄に辿り付ける実に賢いアイデアである。なのでこれはとても良いやり方であり、そこに議論の余地は全くない。 というものです。 パクリ全肯定 と言うことですね。(笑) というか、私自身も15年前に右も左も分からない状態で株式市場に欲と鼻の穴だけ膨らませて飛び込んだときには、どの株をどのような理由で買ったら良いのかが全く皆目見当もつかず、知恵を絞りに絞って最初に思いついた作戦が、「そうだ。さわかみファンドをまず買ってその保有している銘柄リストを手に入れよう。さわかみのおやびんはきっと良い銘柄ばかりを選んでいるはず。そしてそんな中でおやびんが大きく損をしている銘柄はきっと相対的に物凄く割安になっているはずだから、それを抽出してバルク&ハイエナ買いをしよう。」というものだったのです。つまり、私もまずパクリ投資からそのキャリアをスタートし、その後多くのことを学びながら独自の「優待バリュー株投資手法」を生み出して今に至っているわけです。 ということは今の私があるのは、ヒヨヒヨで死亡率の高い危ないひよこ投資家だった時に最初に偶然に取ったのが極めて勝率の高い作戦である「パクリ投資」だったからであり、この事実が何よりも雄弁に「パクリ投資の素晴らしさ」を物語っていると思います。そして具体的な名前は挙げませんが、有力な個人投資家達の手がけている銘柄のみを巧みにブレンドしてPFを編成し、毎年TOPIXを大きくアウトパフォームし続けている「プロのパクリ投資家」も実際に複数いらっしゃいます。(笑) また1970~80年代の最高のトレーダーの1人として知られるエド・スィコータは、普通のトレーダーに贈るアドバイスとして一番重要なことは何か?と問われ、 「自分より優れたトレーダーを探す」 ことだと断言しています。 以上をまとめると、 パクリ投資というのは極めて勝率が高く、同時に再現性があって安全な、エクセレントな投資手法である ということになります。それでは何故、この素晴らしいパクリ投資が繰り返しの論争の種になっているのでしょうか? 次回はそれについて考えてみたいと思います。(続く)
Jun 27, 2015

さて今日はPF上位銘柄を紹介する十両銘柄概況シリーズです。 39位 7508 G-7ホールディングス (東1、非優待株) ◎~◎◎ PF時価総額39位は、いわゆる「オートバックス4兄弟」次男のG-7ホールディングスです。株価上昇と少しの買い増しにより前回の56位から順位を再び上げてきました。最近はオートバックスよりも業務スーパーの方がメイン業態となってきていますね。 現在の株価は1514円、PBR1.49、株主持分比率は38.4%、今期予想PER11.21、配当利回り2.3%(34~44円)で、優待はありません。 いや、実はG-7は以前は優待株でした。そしてその頃には私はこの G-7ホールディングスを「絶対基準優待バリュー株」として深く信頼し、投資判断の礎となる銘柄として極めて高く評価していた のです。 G-7優待廃止の衝撃 はあまりにも大きな物でした。私は開示情報を見た瞬間からショックで全身が硬直し、悪寒がして歯の根がガチガチいって合わず、大量の汗が目に入り曇ってパソコンの画面はまともに見えず、おまけに手も震えてマウスもまともに動かせないという悲惨な状況に突然にして陥りました。それまで全く自覚していなかったのですが、優待バリュー株投資家として、そこは私の「絶対に攻め込まれてはならない急所・ダメダメゾーン」だったのです。 さて、優待族的には「優待廃止は原則として即売り」な訳ですが、私はその後G-7を売り切ることはしませんでした。ファンダメンタルズが超良好な優良株なので、自分の中にどうしても売却の理由を見出せなかったのです。ただG-7に関しては「考えるとすぐに胃液が込み上げて来る。」という精神的に瀕死の重傷だったので、優待廃止後、私はしばらくの間G-7に日記で言及することはありませんでした。。。。。。 それから数年の時が流れました。私はようやく精神的なダメージから回復し、今また少しですがここを買い増ししてもいます。G-7は非優待株となった今でもとても良い銘柄であると思いますし、だからこそこうしてPF上位に留まり続けているんですね。
Jun 26, 2015
さて私の日記の根幹を成すポートフォリオ概況シリーズですが、ここまでで超主力・主力・準主力・幕内銘柄の紹介が終わりました。 本来であれば超主力株の紹介に戻るところなのですが、今回は幕内の1つ下の十両銘柄も見ておこうと思います。 かつては主力だったものの株価上昇やファンダメンタルズの悪化で力を落とし、順位を下げながらも辛うじて十両でなんとか踏み止まっている銘柄。 多くの有望株が犇(ひしめ)きあう「優待株いけす」から、数多のライバル達を押さえつけ跳ね除けて、ついに新たに関取の地位にまで這い上がってきた銘柄。 新旧勢力が複雑に入り乱れ、大変混沌とした面白い、活気のある状況となっています。そんな、「光と闇のクロスロード」、十両銘柄がどのような編成となっているのか、それでは早速見て行きましょう。。。。。
Jun 25, 2015

さて今日も通常のPF概況シリーズです。 231位 8005 スクロール (東1、3・9月優待) ◎ PF231位は、カタログ通販準大手でネット販売も積極展開のスクロール(旧ムトウ)です。 現在の株価は304円、PBR0.50、株主持分比率は56.2%、今期予想PER14.90、配当利回り3.3%(10円)、総合利回り6.6%(10+6(優待券はヤフオク平均落札価格の額面の60%で換算)+4( 静岡県産無農薬茶100g)=20円)で、優待は下記の通りです。 5000円分の優待券を利用しての実際の買物例です。 スクロールは業績推移は厳しいですが、十分過ぎるほどの総合利回りが出ており優待族的には非常に良い銘柄です。現行の優待制度が続く限りはこれからもホールド継続の予定です。
Jun 24, 2015

さて今日も通常のポートフォリオ概況シリーズです。 230位 5902 ホッカンホールディングス (東1、3月優待) ○ PF230位は、食缶業界3位のホッカンホールディングスです。 現在の株価は306円、PBR0.48、株主持分比率32.0%、今期予想PER10.30、配当利回り2.5%(7.5円)、総合利回り3.1%(7.5+2=9.5円)で、優待は1000株保有で2000円相当の缶詰詰め合わせです。 今日は優待品の実際の使用例を2つ御覧戴きましょう。 ホッカン優待の蟹サラダ ホッカン優待のコーンンクリームスープ ホッカンHDは指標的に安いですし、最低限の総合利回りも出ていますし、PF中堅銘柄としてホールドしていくのには特に問題の無い銘柄であると評価しています。
Jun 23, 2015

さて今日は通常のポートフォリオ概況シリーズです。 229位 9060 日本ロジテム(東JQS、3月優待) △ PF229位は、日清製粉系の物流会社の日本ロジテムです。 現在の株価は311円、PBR0.39、株主持分比率29.7%、今期予想PER33.09、配当利回り2.6%(8円)、総合利回り3.5%(8+3=11円)で、優待は3月株主に1000株保有で「3000円相当の弊社得意先商品の詰め合わせセット」です。 日本ロジテムの優待の特徴を一言でいえば、 「何故か毎年ふじっ子が入っている」 ということになるでしょう。早速そのちょっと不思議な優待品の実際を見て行きましょう。 2014年です。 2013年です。 2012年です。 2011年です。 2010年です。 毎年のことですが、この「コーヒーにジュースにビールにパスタにミートソースに、ふじっ子」 という、違和感と異物感の強い取り合わせは、多くの優待品を貰いなれているはずの私の心に必ず何らかの痕跡を残します。(笑) 日本ロジテムは業績は悪いですが、低PBRでまずまず総合利回りも出ていますし、PF中位銘柄としては特に問題はないと考えています。これからもちょっと変な取り合わせの優待を、そして果たして今年2015年度にもまたもやふじっ子を戴けるのかを楽しみに、のんびりとホールドして応援していく予定です。
Jun 22, 2015

さて今日はPF上位を紹介する幕内銘柄概況シリーズです。 38位 9787 イオンディライト (東1、2月優待) ◎ PF時価総額38位の幕内最後の一席は、商業・オフィスビルなど施設管理首位で、イオングループ依存度6割強のイオンディライトです。前回の35位からほとんど変わらない位置で登場しました。 現在の株価は3515円、PBR2.45、株主持分比率は59.8%で有利子負債は0、今期予想PER20.26、配当利回り1.5%(52円)、総合利回り2.0%(52+20=72円、優待品は2000円で換算)で、優待は100株保有で2500円相当の商品詰合せ、もしくは2000円相当のイオンギフトカードより1つ選択などです。 さて今日は実際の優待品を見ておきましょう。私が昨年戴いた1000株優待品です。 さて、イオンディライトは前期で11期連続で過去最高益更新 &10期連続増配 のピカピカの成長株です。イオングループの中ではピカイチの健康優良児ですね。このイオンディライトの良さを一言で言えば、 抜群に安定的な成長力の割にはまずまず安い。 ということです。PF上位にこういう銘柄があると頼もしいですね。 私はこの「安定的に成長し続ける分、常に指標的にはやや高いイオンディライト」がずっと欲しくて、 草むらに潜んでスズメを狙うデブ猫の如く 参戦のチャンスを「じっと伏せて待っていた」のですが、2013年の6月7日に市場が暴落し、恐怖でお漏らししながら、 パンパース買い をした日にどさくさに紛れてようやく参戦できたのでした。オムツと引き換えに決死の思いで獲得したこのイオンディライトを、これからも会社の成長と優待を楽しみにしながら、中期でホールドして愛でていく予定です。
Jun 18, 2015

さて今日もポートフォリオ概況シリーズです。 228位 2226 フレンテ (東証JQS、6・12月優待) △ PF時価総額228位は菓子メーカー中堅のフレンテです。 現在の株価は3085円、PBR1.35、株主持分比率は60.6%で有利子負債は0、今期予想PER109.79、配当利回り1.5%(47.5円)、総合利回り2.2%(47.5+20=67.5円)で、優待は100株保有で年2回1000円相当の自社グループ製品です。 フレンテの優待ダンボール箱は、上記のようにコイケヤのキャラクターが色々と刻印されていて可愛く、プレミアム感があるので開けるのが勿体無いほどなんですね。ただ、気をつけないと、 ↑ 間違ってこのように 「ヒーヒーおばあちゃん」を消滅 させてしまったりすることがあるので、開封には十分な注意が必要です。 さてそれではここで、前回の優待品の中身を確認しておきましょう。 ↑ このようにダンボールにパンパンにお菓子が詰まっています。 力のある、いい内容ですね。 ところで以前にフレンテの優待が届いた頃、ちょうどテレビを見ていると「ポテトチップスの意外な食べ方」という特集をしていたことがありました。 そしてこの中から、真似をして「ポテチオムレツ」を作ってみました。 ↑ ちょっと不思議な味わいでした。 フレンテは業績予想が外れやすくあまり信用できないですし、そもそも利益水準が非常に低いのが大きな欠点ですが、とにかく優待内容は強力です。「ジャンクフード優待なんか貰って嬉しいのかよ。」と思う方がいるかもしれないですが、 ダンボールからして抜群に可愛いフレンテ優待品は、実際に戴いてみると文句無く嬉しく思わず笑みがこぼれます。 これからも優待を楽しみに楽しくホールドして応援して行く予定です。
Jun 16, 2015

さて今日も通常のポートフォリオ概況シリーズです。 227位 2750 石光商事 (東証JQS、3月優待) △ PF227位は、コーヒー主力の輸入商社で創業1906年の老舗の石光商事です。 現在の株価は318円、PBR0.34、株主持分比率は36.3%、今期予想PER18.82、配当利回り3.1%(10円)、総合利回り4.1%(10+3=13円)で、優待は500株保有で1500円相当、1000株保有で3000円相当の自社取扱商品(コーヒー等)です。 優待品は非常に美味しいコーヒーです。石光商事は業績が非常に不安定なのが大問題ですが、超低PBRですし優待内容も魅力的です。私は今のところはのんびりホールド継続の予定です。
Jun 15, 2015

さて今日は通常のPF概況シリーズです。 226位 7577 パスポート (東JQS、2月優待) × (バリュー株投資家としての評価) △ (優待族としての評価) PF時価総額226位は、インテリア雑貨・生活雑貨専門店のパスポートです。前回はPF15位の準主力だったのですが、お店を探検しての自分の印象と実際の月次の悪化がシンクロして止まらず、「これは駄目だ。パスポートは余裕でアカン。」と考えて一気にポジションを落としたため、準主力どころか幕内・十両からも転落し、奈落の底の「優待株いけす」ど真ん中でようやく登場してきました。 現在の株価は319円、PBR2.49、株主持分比率は11.5%、今期予想PER83.95、配当利回り1.6%(5円)、総合利回り3.1%(5+5=10円)で、優待は100株保有で500円相当のクオカード、1000株保有で5000円相当の自社製品セット(選択式)です。 100株優待品 1000株優待品 自社製品セットからは5400円相当の優待券も選択することが出来るので、 私は毎回、優待券を使って実際に店舗で買い物をしています。今日は私の過去2年の実際の買物例を見て頂きましょう。 2014年 2013年 ↑ ただしこの写真内のバブは6484KVKの優待品、きき湯は自己購入したアイテムです。 パスポートは、 「カワイイ」アイテムで店内が満たされており、そのコンセプトは決して間違いではないと思うのですが、実際にはいつまでも変わり映えのしない商品が店頭に工夫なく山積みになっており、前に見たようなグッズばかりで全く新鮮さがありません。そのため、会社がライバルとして一番意識しているという 「フランフラン」とは「較べるも愚か」と言う程に店舗戦闘力が劣化 しています。そしてそれを反映して月次も、そして業績も、最悪な状態に落ち込んでいます。 パスポートに復活の兆しは今は全く見えませんが、引き続きじっくりと店舗観察を続けながら、PF中位銘柄としてホールド継続の予定です。
Jun 14, 2015

さて今日は久々に幕内銘柄概況シリーズです。 37位 3244 サムティ (東JQS、11月優待) ◎~◎◎ PF時価総額37位の幕内銘柄は、関西軸に投資用マンション開発、不動産再生販売等を行うサムティです。前回は273位の「優待株いけす」内銘柄でしたが、その成長力の高さが評価され、いけすから掬(すく)い出されて今回初の幕内昇進となりました。 現在の株価は951円、PBR0.91、株主持分比率は21.5%、今期予想PER8.70、配当利回り2.7%(26円)で、優待は200株保有で「センターホテル東京」・「センターホテル大阪」無料宿泊券各1枚などです。現在、優待券の使用に当たっては株主またはその家族の宿泊に厳しく制限されているため、総合利回りの算出はしておりません。 サムティは現在REITへの進出体制を整備(3489サムティ・レジデンシャル投資法人、6月30日上場)し、イケイケの強気な成長計画を立てています。私は「サムティはうまくいけば大化けがあり得るな。ただ同時に志半ばでの憤死のリスクも相応にあるだろうな。」と感じており、リスクとリターンの関係を多角度から慎重に勘案した結果、「うん、幕内中位くらいが自分にとっての居心地の良いポジションだな。」と判断したために、今回この位置で登場することとなりました。今後の業績推移をしっかりと見ながらホールドしていく予定です。
Jun 13, 2015

さて今日は通常のポートフォリオ概況シリーズです。 このシリーズは、私が「明日の主力株」を自分のPF内から発掘するための大切な作業となっています。そのためこれからもまだまだ続きますが御了承下さい。 225位 2406 アルテサロンHD (東JQS 12月優待) △ PF225位は、神奈川地盤の美容室チェーンのアルテサロンHDです。 現在の株価は645円、PBR1.44、株主持分比率は32.4%、今期予想PER60.85、配当利回り1.6%(10円)で、優待は100株保有で3000円相当、500株保有で15000円相当などの優待券です。優待券に代えて自社グループオリジナルPB商品もしくは横浜元町近沢レース店のオリジナルレース製品を選択することも出来ます。この優待券のヤフオク平均落札価格は額面の70%なので、総合利回りは4.8%(10+21=31円)となります。 私はもう何年も500株優待品として15000円相当の横浜元町近沢レース店のオリジナルレース製品を戴き続けています。これが毎年本当に素晴らしい内容なんですね。是非皆様にその実際を御覧戴きたいので今回はドーンと過去4年分を振り返っておきましょう。 まずは昨年2014年です。 2013年です。 2012年です。 2011年です。 いずれも精緻で流麗なレースが施されており、おっさんの私が使うのはちょっと躊躇(ちゅうちょ)してしまう程の美しさでしたね。(笑) アルテサロンHDには指標的な割安感は全くありませんが、その優待内容は上記の通り厚く楽しく充実しています。私としては優待変更が無い限りはこれからもホールドして応援していく予定です。
Jun 11, 2015

ウィリアム・オニールはその歴史的名著である「オニールの成長株投資法」や、 全投資家必携の傑作書籍の「マーケットの魔術師」 の中で、 「買値より7%下がったら自動的に成行で売る。一瞬の躊躇も無い。、、、進んで損切り出来ないのなら株はやめた方がいい。ブレーキのない車を運転するのかね。」 と語りました。 また、「新高値投資法」で有名な林則行は、その著作の中で、 「8%下がったら絶対に損切り」 と語りました。 ↑ ちなみに余談ですが、林先生の「株には新高値銘柄と非新高値銘柄しかない。」というのは凄い発想で、私は目から鱗が10枚くらい落ちました。素晴らしい本なので未読の方は是非。! また前世紀の伝説の相場師であるジェシー・リバモアは、 「投下した資金の10%以上損失を出してはならない。」 と語りました。 以上をまとめると、 ウィリアム・オニールは7%、林則行は8%、ジェシー・リバモアは10%での損切りが絶対ルールであると考えている ということになります。 そして私もこれらの偉大な投資家の基準に準じて普段から粛々と損切りをしているのですが、私が損切りがどうしても必要であると考えるのにはもう1つ別の大きな理由があります。それは、 含み損が増えるとIQが下がる。頭が曇って馬鹿になる。 ということを自分の経験から確信しているからです。 PFに大きな含み損を抱えたままの状態で戦っていると、そのマイナスが気になって心が捉われてしまい、日々の銘柄分析で必要な、多面的で深い2次的思考をすることが出来なくなります。つまり含み損があることがボディーブローとなり、投資家にとっての生命線である頭や心の健康を奪ってしまうのです。虫歯だらけのボロボロの口内環境では美味しい御飯は食べられないんですね。 そのため、私の損切りに関するルールとしては、何%で切るという一律の機械的な設定はしていないものの、毎日毎日しっかりと自分のPFの含み損の状態を把握しながら、 「これはきついぞ。頭が曇ってきたぞ。」と認識したら即切る ということになります。皆様の損切りの基準とはどのようなものでしょうか?
Jun 9, 2015

さて今日も通常のPF概況シリーズです。 224位 4695 マイスターエンジニアリング (東2、3月優待) ○ PF224位は、メカトロメンテと施設メンテのマイスターエンジニアリングです。 現在の株価は641円、PBR0.79、株主持分比率は63.6%と良好、今期予想PER13.00、配当利回り2.3%(15円)、総合利回り3.3%(15+6=21円)で、優待は500株で3000円相当のフリーチョイスカタログギフト券です。 私は昨年2014年は、 この青森県産スチューベンを選びました。「種ごと食べる」と説明書には書いてありましたが、私は種がちょっと苦手でそれは出来ませんでした。ただ説明書によると「種ごと丸呑みして楽しむぶどう」であり、「種を出そうとするとそれなりの酸味を感じる。」とのことでした。また次回丸呑みに挑戦してみたいと思っていますが、私は銘柄選択でも他の方の銘柄を丸呑みするのはやや苦手でどちらかというと自分でオリジナル銘柄を発掘したいタイプなので、それはちょっと難しいかもしれません。(なんのこっちゃ) また2013年以前は数年間連続で、 ラ・フランスを選んでいました。私は田舎に住んでいるので地元のスーパーではなかなかラ・フランスのようなお洒落で小粋な果物は見かけないんですね。なので、家に届くと非常に嬉しいです。 マイスターエンジニアリングは指標的にもまずまず割安ですし、優待を楽しみにホールドしていくのには何の問題もない水準と考えています。
Jun 8, 2015
さて今日は通常のPF概況シリーズです。 223位 9783 ベネッセホールディングス (東1、3・9月優待) △ PF時価総額223位は、『進研ゼミ』などで通信教育最大手のベネッセHDです。現在の株価は3280円、PBR1.64、株主持分比率は43.9%、今期予想PER88.41、配当利回り2.9%(95円)、総合利回り4.1%(95+40=135円)で、優待は年2回100株保有で自社グループ会社商品を中心とした優待品カタログ(2000円で換算)です。 ベネッセは昨年起こした情報漏えい事件のダメージが極めて深く、今期も業績低迷の予定です。それを反映して株価は急落し、現在その後の揉みあいの状況にありますが、私としては「総合利回りもまずまず出ているし、ま、とりあえず優待狙いで買うのは問題ないだろう。」と判断して1枚だけ拾いました。 逆張り系優待族としては至極当然の行動 ではありますが、同時に 「新高値投資法」のウィリアム・オニールや林則行先生には激怒される投資行動 でもあります。(笑) もちろん私も、実際の業績推移と企業イメージの変遷をしっかりと見ながら注意深くホールドしていく予定です。
Jun 7, 2015

最近の新しい投資本の中では出色の出来だった、リスク・テイカーズ(川上穣著、日本経済新聞社)。 大物アクティビストのダニエル・ローブやリーマン危機の預言者のデイビッド・アインホーンらが登場しており、ピーター・リンチなどの「オールドネーム」ではなく、今、この時代の第一線の大投資家達の考え方や生き方をヴィヴィッドに描写している、視点の新しい、知的興奮を抑えられない、読み始めたら止まらない、素敵な1冊です。 そしてこの本の中に、世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーター創業者のレイ・ダリオが登場しているのですが、 彼は、 失敗は成功の源 であり、 私は過ちや、問題を愛している。 と述べています。そして私も、常に自らの失敗や過ちから学び続けなければならないと肝に銘じ続けています。 さて前置きが長くなりました。それでは私の「失敗と過ちの分かりやすい一覧表」である、最新のPF含み損ランキングトップ20を見て行きましょう。。。。 と、その前に先月2015年5月の含み損銘柄たちがどうなったのかをちょっと見ておきます。 この中からは、準主力クラスの3228三栄建築設計、9831ヤマダ電機の2銘柄が株価上昇により卒業して行きました。パチパチパチ。ま、特に三栄建築設計は指標的に異常に割安だったので当たり前の様な気もしますが、なんにしても良かったです。 さてそれではいよいよ最新2015年6月5日現在の採れたてホヤホヤのPF含み損ランキングトップ20を見て行きましょう。 保有全530銘柄中でダントツ1位の含み損銘柄は、介護関連銘柄の9707ユニマットそよ風です。6059ウチヤマHDに代わる、PF主力「介護銘柄枠」のトップ銘柄として大きく買っていたのですが、その後前期業績に驚愕の超絶下方修正が入り株価が暴落しました。 私は業績修正の開示情報を見つけたとき、「あぁ、これは当然上方修正でしょう。(3Qまでは絶好調だった。) やっと出たか。どのくらいかなあ?」と思ってウキウキと気軽にポチったら実際には物凄い下方修正だったので、驚きのあまりもう少しでむち打ち症になるところでした。そしてここでは見ての通りのかなりの含み損を抱えた状態ですが、実はこれでも最盛期からすればかなりポジションを落としているのはちょっと秘密です。ま、これはもちろん100%自分のせいなのですが、えらい目に遭いました。(笑) 次のランキングでもユニマそよ風がPFに存在しているかどうかは、現時点では全くの未定です。(汗) 一難去ってまた一難。PFに相変わらず駄目な子を抱えながらの私の投資家としての旅路は続きます。。。。。。
Jun 5, 2015

今日は親友のよこまるさんと、「近い将来の東証1部昇格が期待される東証2部銘柄」で「どこが最も有望なのか? 一番株価がズコンと騰がるのはどこなのか? 」について、ずっと火花バチバチの激論を交わしていました。そのため日記の更新がこのような深夜となっております。 議論の中で具体的に俎板上に出た銘柄は、****、6240ヤマシンフィルタ、6294オカダアイヨン、7989立川ブラインドだったのですが、よこまるさんは****を一押しし、私はオカダアイヨン押しでした。結論から言うと、20年以上の親友同士でも最終的には意見が全く合わないと言うことが判明したので、株式投資というのは本当になんと難しく、そして奥深いものなのかということをしみじみと痛感しているところです。 さてそんな中ですが、今日もPF概況シリーズです。 222位 3245 ディア・ライフ (東マ、9月優待) △ PF時価総額222位は、首都圏で投資用マンションを開発、販売しているディア・ライフです。 現在の株価は 1736円、PBR5.46、株主持分比率は29.3%、今期予想PER32.75、配当利回り1.0%(17.5円)、総合利回り1.6%(17.5+10=27.5円)で、優待は200株保有で2000円相当のクオカードです。 ここは優待狙いで購入単価402円で2枚持っているだけなのですが、その成長力の高さが評価されていつの間にか株価がスルスルと爆裂上昇してきました。不動産関連では私は3228三栄建築設計、3244サムティ、3277サンセイランディック、3294イーグランドあたりをPF上位で保有しており、こちらの銘柄群がディア・ライフのように人気化する日が来るのを毎日正座して静かに待っているところです。(笑)
Jun 4, 2015

さて今日は通常のポートフォリオ概況シリーズです。 221位 5819 カナレ電気 (東1、6・12月優待) △ PF保有全530銘柄中の時価総額221位は、放送ケーブル主体の電線中堅のカナレ電気です。本当はもう少し上の順位だったのですが、紹介を忘れてしまっており今日の登場となりました。(汗) 現在の株価は2272円、PBR1.45、株主持分比率は84.9%の有利子負債0で鉄壁、今期予想PER14.01、配当利回り1.8%(40円)、総合利回り2.6%(40+20=60円)で、優待は年2回100株で1000円相当、200株で2000円相当のクオカードです。 カナレ電気は、業績も好調かつ安定していますし、なにしろ財務は万全ですし、PF中位としては十分に良い銘柄と思います。これからも優待改悪・廃止が無い限りはホールドして応援していく予定です。
Jun 3, 2015

さて今日は久々に幕内銘柄概況シリーズです。 36位 7264 ムロコーポレーション (東JQS、3月優待) ◎◎ PF時価総額36位は、金型から一貫生産が特徴の技術力の高い精密プレスメーカーで、自動車用駆動部品が主のムロコーポレーションです。 堅実な財務、好調な業績、円安メリット、万年不人気などの加点ポイントを高く評価して買い増しし前回は14位でしたが、その後の株価上昇局面でチビチビと売り上がりながらかなりポジションを落としたため、順位を下げてここで登場しました。 現在の株価は1351円、PBR0.73、株主持分比率は60.6%、今期予想PER7.25、配当利回り2.2%(30~35円)、総合利回り2.6%(30+5=35円)で、優待は100株保有で500円相当の金券、500株保有で1000円相当の金券またはお米5キロ、1000株保有で3000円相当の金券またはお米10キロまたは自社商品(フルーツ皮むき機)です。 (写真は会社HPより引用) 私はこの「チョイむき」が目当てだったのでもちろん選びました。早速果物を剥いてみましょう。 ↑ おぉ、面白いように剥けます。 あっという間に剥き終わりました。ムロコーポレーションの技術力の高さが実感できますね。 私は元々、この1000株優待品の柑橘類皮むき機「チョイむき」がどうしても欲しくてずいぶん昔に1000株までは買い増ししていたのですが、その後「優待株いけす」の上位銘柄をしらみつぶしに調べているうちに、「おや?、ムロコーポは指標的に抜群に安いし、業績好調な自動車関連銘柄で、円安メリット株でもあり今期業績は会社予想よりも上ブレの可能性が高い。過去の業績推移が安定的だし、万年不人気でヤフー掲示板にもほとんど人がいないのもいい。更に地味ながら成長力もあるし、ホームページが非常に見やすく業態がすっと理解しやすいのも良い。優待品のチョイむきの評価も非常に高いし、会社の技術力の高さが優待品に端的に現れているのも実に良い。総合的に考えると楽に準主力以上で勝負できるポテンシャルがあるな。」と考え、PF上位銘柄としたのでした。その頃からは株価はかなり上昇してしまいましたが、依然として十分に良い銘柄であると感じています。 これからも実際の業績推移をしっかりと見ながら、PF上位の一角としてのんびりとホールドしていく予定です。
Jun 1, 2015
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