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いやあ今年2023年ですが、早くも1か月が経過しました。月日が流れるのは本当に早いですね。ちなみに今月はちょっと大きめの買い物をしたのですが、その決め手になったのは、「来月から大幅値上げになります。」という言葉でした。「デフレにっぽん」もついに本当に終わるんだなあ、新しい時代に入っていくんだなあ、と実感しました。 次に今月の成績ですが、対2022年末比で+0.9%となりました。対TOPIXで大きく劣後しています。私は毎年「1月だけは絶対に良い成績を上げたい。」と強く思っているのですが、残念ながら実に酷い結果に終わりました。(汗) ちなみに私が「1月だけはどうしても勝ちたい。」理由は、 1月バロメーター というものがあるからです。 これは、投資家であればだれでも「一家に一冊」、富山の置き薬のように必ず常備しておくべき、国宝級の超名著 アノマリー投資(ジェフリー・A・ハーシュ著、パンローリング 2013年) の中で、提唱されている有名な指標です。ちょっと引用してみましょう。 素晴らしい1月バロメーター 1月バロメーターは 1972年にイェール・ハーシュが考案した指標 だ。1950年以降に大きく誤ったのは7回だけで、 精度は88.7% だった。 この指標は、 年間の相場は1月のS&P500の動きに似る という格言に従っている。 1年の動きは1月の動きに似る ー 騰落率順で見たS&P500の1月のパフォーマンス そして、自分の個人的な感覚としても、この 「1月バロメーター」は絶対にある と思っています。そして私はそれを前提とし更に一歩進めて、「1月だけは何があっても絶対に好成績を出したい。」という所まで精神的には既に進化(・・? しているのです。 経験上、1月の成績が良かった年は大体そのまま年間成績がいいし、逆に1月の成績が悪いと年中ひーひー苦しんだ挙句最後も酷い ということが多いからです。(笑) 、、、という事は、今年2023年はとても大切な1月がこのように悲惨な着地だったので、これはタフで壮絶な1年が想定されます。全く先が思いやられます。😥😥😥 ま、いずれにせよ、今年の相場も始まりました。何があっても生き抜けるように、そして絶対に退場しないように頑張ります。それでは皆様、来月もよろしくお願い申し上げます。
Jan 31, 2023
さて今日は2021~23ポートフォリオ概況シリーズです。 183位 8123 川辺 (東S、3月優待) ○ PF183位は、ハンカチ、スカーフ、服飾雑貨等の専門商社の川辺です。 現在の株価は945円、時価総額18億円、PBR0.28、自己資本比率は52.0%、今期予想PER21.58、配当利回り1.1%(10円)、総合利回り2.1%(10+10=20円、優待品は額面の50%で換算)で、優待は100株保有で2000円相当の自社製品などです。 川辺は地味ですが、超低PBRですし、優待内容も実用的で使いやすいですし、個人的にはまずまず良い銘柄であると考えています。
Jan 30, 2023
さて私は以前から無償のボランティアで、投資初心者の方のポートフォリオ立ち上げのお手伝いをたまにさせて頂いています。 なんでそんなことをしているかと言うと、純粋に面白いこと、どうやって株式投資の世界に足を踏み入れてどんな銘柄をどれだけ買えばいいかが全く分からなくて立ちすくんでいる方が多いので、その足掛かりを作ってあげると非常に感謝されることが多いこと、そしてそれを通じて自分のリアルの人間関係のネットワークへの好影響があること、会話の中から投資初心者の方の心の動きが垣間見えてそこが凄く参考になること、どの方もそれぞれ違う仕事をしているので話の中で自分が全く知らなかった有望銘柄に気付くことがあること、などです。 具体的にどんなお手伝いをしているかと言うと、ネット証券の口座開設の仕方、入金の仕方、画面の見方などを説明し、実際に口座開設&入金をして貰います。その後は、それぞれの方のライフスタイル、資金量、リスクの考え方、どのくらいの知識量と勉強意欲があるのか、どんな性格をしているのか?などをお伺いしたうえで、「だったらこのくらいの銘柄で組んだらいかがですか?」と言うモデルポートフォリオを作成&提示して、投資の参考にして頂くというだけのものです。それ以上のことは当然しないです。 、、、2021年の1月頃、姫の友達のサリーちゃん(仮名)が「株を買いたいので教えて欲しい。」と依頼してきました。30代前半のOLの方で予算は50万円との事でした。とても上品で美しい方です。事前に証券口座を作って入金までして貰った上でスタートする予定だったのですが、実際にお会いすると、ログインパスワードが何だったか分からない、何とかログインするも自分の銀行からどうやって証券口座にお金を移したらいいのかが分からない、なんにも分からない、という状態でその日は始めることが出来ませんでした。 、、、時が流れて、2021年7月。ようやく50万円が入金された状態でついに投資デビューすることになりました。サリーちゃんは非常に保守的な性格をされているという事だったので、低PBR・低PER・高総合利回りの「手堅い」銘柄で分散をかけて、「何があっても絶対に死なない」固めのポートフォリオを提案しました。 具体的には、2792ハニーズ(指標的に安く総合利回りが高い。若い女性なので優待券が使いやすい。)、2730エディオン(総合利回りが高い。優待が使いやすい。)、9324安田倉庫(指標的に安く、また賃貸等不動産の含み益が大きいので負けにくい。)9990サックスバー(当時コロナ禍で業績ボロボロだったが、1銘柄位は逆張りでリスクを取りたい。)などを提案しました。 またこの4銘柄を買ってもまだ50万円まで少し余裕があるので、1単元の単価が安い2193クックパッド(IR対応が日本一塩いことで有名だが、優待内容が良い)、8285三谷産業(1単元4万円弱の投資で、優待で1500円相当の陶磁器が頂ける)も追加で提案しました。 他にもいろいろな選択肢を提示したのですが、結局サリーちゃんは上記の6銘柄を買って、ついに「投資家デビュー」を飾られたのでした。(続く)
Jan 29, 2023
さて今日は2022~23主力株概況シリーズです。 40位 4676 フジ・メディア・ホールディングス (東P、9月優待) ◎◎ PF40位は、「若年層強いが視聴率は低迷中」と四季報には書いてあるものの、周りの若い人に聞いてもフジテレビ好きの方を何故かほとんど見かけない、民放キー局の一角であるフジ・メディア・ホールディングスです。 ここは前回は2021年に484位で登場していました。当時の株価は1486円でした。その後特に業績推移に問題はないものの、マーケットで「若い人はもう完全にネットに移行していてテレビを見ないし、なんだったら受信機すら持っていない。テレビ局はもう完全にオワコン。」という認識が広まった影響で株価が順調&着実に下がってきました。 ただ自分としては「テレビ局は制作力が依然としてあるし、また過去のコンテンツを再利用することによってネットと共存できると思う。後、フジ・メディアHDは利益の半分~3分の1は都市開発&観光部門から上げていて多角化しているので、過去25年間で一度も赤字が無く業績の安定感が抜群でもある。それを考えるとちょっと売り込まれ過ぎな気がする。」と考えてこの数か月で多めに買ったために、今回初めてのポートフォリオ上位登場を果たしてきました。 現在の株価は1087円、時価総額2546億円、PBR0.30、自己資本比率は60.2%、今期予想PER8.95、配当利回り3.7%(40円)、総合利回り4.3%(40+7=47円、優待品は3・9月優待合わせてのメルカリ平均価格の700円で換算)で優待は100株保有で3月株主に株主優待冊子、9月株主に自社オリジナル手帳などです。 「このセクターは岩盤規制に守られていて確実に利益が出るんだしちょっと過小評価過ぎるんじゃないかなあ。」と個人的には思っています。 さてフジメディアHDは過去25年1度も赤字が無く黙々と稼ぎ続けているのに、堅調な業績とは裏腹に株価は過去30年での最安値水準となっています。日本の「失われた30年」を象徴するような銘柄ですね。(汗)(上記データはSBI証券より引用)(上記データはかぶたんプレミアムより引用) ま、いずれにせよ、これから超低PBRのフジ・メディア・ホールディングスをポートフォリオ上位銘柄としてのんびりと保有継続していく予定です。2022~23主力株概況シリーズ 免責事項2022~23主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の無重力の自由過ぎるステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Jan 29, 2023
さて今日は通常の2021~23PF概況シリーズです。 182位 3434 アルファCo (東S、3月優待) ◎ PF182位は、キーセットなど自動車部品が主力で日産向けが5割のアルファCoです。 現在の株価は930円、PBR0.30、自己資本比率は48.0%、今期予想PER12.72、配当利回り3.2%(30円)、総合利回り4.3%(30+10=40円)で、優待は300株保有で3000円相当の商品(カタログより選択)などです。 今日は1つだけ優待の選択例をご覧いただきましょう。 「泳ぐホタテの貝柱」です。 なんだこれ、プリップリで肉厚で、滅茶美味しい。。。 さてアルファCoは超低PBRですし、総合利回りも出ていますし、PF中上位でホールドしていくのには特に不満もありません。これからも現行の優待制度が続く限りはのんびりと保有していく予定です。
Jan 28, 2023
さて今日は通常の2021~23PF概況シリーズです。181位 4662 フォーカスシステムズ(東P、3月優待) ○ PF時価総額181位は、通信などインフラ系のオンラインソフト開発が主力のフォーカスシステムズです。 現在の株価は1061円、時価総額173億円、PBR1.33、自己資本比率は61.5%、今期予想PER13.13、配当利回り2.8%(30円)、総合利回り3.1%(30+2.5=32.5円、1P=0.5円で換算)で、優待は200株保有で株主優待ポイント1000P(1P=1円相当)などです。 私は現在900株を保有中です。それでは実際の過去の選択品を1つだけ見てみましょう。 ククク、こんなに点心がいっぱい。。。私は点心が大好物なのです。♪ 実際の調理例をどーんと一気に御覧頂きましょう。 あー、美味しかった。♬ フォーカスシステムズは指標的には妥当な株価位置ですが、ま、優待を楽しみにホールドしていくのには特に大きな問題は無いものと現時点では考えています。
Jan 27, 2023
現在全国の書店で絶賛発売中の、日経マネー2023年3月号。 今月号も、「読者のことを考え、ためになる記事で誌面を埋め尽くそう」という「編集部の親切心」が伝わって来る高クオリティな内容で、素晴らしいと思いました。 さてそんな中ですが、私の連載「株式投資のレジェンドに学ぶ必勝テク」が6回目を迎えました。当連載は担当編集者の方によると「人気があって非常に好評」とのことで、とても嬉しく思っています。 今回も、アメリカの資産運用大手のフィデリティの看板ファンドマネジャーで、ピーター・リンチの後継者であるジョエル・ティリングハストです。 皆様も是非本屋さんで御一読下さい。
Jan 26, 2023
さて今日は当ブログの「看板記事」で大人気の 2022~23主力株概況シリーズ です。 39位 9324 安田倉庫 (東P、3月優待) ◎◎ PF時価総額39位の上位銘柄は旧財閥系の倉庫準大手の安田倉庫です。(上記データは会社ホームページより引用) 現在の株価は940円、時価総額285億円、PBR0.36、自己資本比率は47.6%、今期予想PER10.47、配当利回り2.7%(25~26円)、総合利回り3.6%(25+8.8=33.8円)で、優待は100株保有で2キロ分のお米券などです。 さて安田倉庫は今の株価位置は非常に安いと思います。その理由は以下の通りです。1. 賃貸不動産だけでも約283億円の含み益がある こと。ちなみに賃貸等不動産を実効税率30%で全部売っぱらったと仮定すると、実質PBRは0.30と、見た目より更に低くなる。(上記は 安田倉庫 第154期有価証券報告書 P78より引用)2. 倉庫業は魅力的な優待バリュー株の宝庫であるが、安田倉庫も他社に負けないくらいに安いこと。尚IRも「当社は株価的な評価が低いという認識は社内にある。」ということでした。具体的に他の銘柄も併せて見ておくと、9305ヤマタネ (PBR0.40×PER9.45=3.78)9310日本トランスシティ (PBR0.45×PER4.90=2.21)9319中央倉庫 (PBR0.44×PER11.36=5.00)9322川西倉庫 (PBR0.41×PER11.48=4.71)9324安田倉庫 (PBR0.36×PER10.47=3.77) となります。それにしても倉庫業というのは万年不人気なので、 グレアムのミックス係数 が非常に低い所が多いですね。ちなみに「正統派バリュー投資家 (・・? 」である私の基準だと、上記のすべてが「余裕で買えるレベル」となります。なので当然ですがすべての銘柄を保有しています。 3. アマゾンに代表されるネット通販(EC)の爆発的な拡大により配送拠点としての重要性が高まっており、 いつの間にか倉庫業界は「隠れ成長産業」になっている こと。(上記データは会社四季報業界地図2023年版 P230より引用) 実際にここ 安田倉庫の過去の業績推移を見ても、この数年で売上高が大きく伸びている ことがわかる。(上記データはかぶたんプレミアムより引用) そしてその割に、我々投資家サイドには「倉庫業界なんてもうオワコン。」という強い固定観念が残っていること。つまり、 「実態と認識のギャップ」が存在しており、そこに大きな投資チャンスを感じる こと。 ま、ここはのんびりと持っていればたまに「含み資産関連株」として吹くこともありますし、武運が無くて何もなくても、そもそも「資産バリュー株」として十二分に死ぬほど割安ですし、「ローリスク・ミドルリターン」でリスク・リワード比に優れた、 「プチ宝くじ」感覚で保有していける実に良い銘柄 であると考えています。2022~23主力株概況シリーズ 免責事項2022~23主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
Jan 25, 2023
さて今日は2021~23PF概況シリーズです。 180位 2058 ヒガシマル (福証、3・9月優待) △ PF180位は、養殖用クルマエビ飼料や養魚用飼料が主力で、麺業主体に食品も手掛けているヒガシマルです。ちなみにテレビCMで良く見かける「ヒガシマル醤油」 とは全くの別会社になります。ただ私はここに投資するまでは同じ会社であると固く深く信じていました。「福証の小さな会社なのに、バンバン全国CM打って凄いなあ。」と思っていたのはちょっと秘密です。(汗) 現在の株価は909円、時価総額43億円、PBR0.68、自己資本比率は39.0%、今期予想PER71.57、配当利回り1.0%(9円)、総合利回り1.7%(9+6=15円)で、優待は1000株保有で年に2回3000円相当の自社製品(麺類等)です。 ヒガシマルの優待品には独自性がありますし、どれも実に美味しいです。実際の調理例を2つ御覧戴きましょう。 ヒガシマル優待の長崎皿うどん ヒガシマル優待の長浜とんこつラーメン ヒガシマルは福証銘柄と言うこともあり流動性がほぼ0なのが大問題ですが、優待内容には非常に力があります。これからものんびりとホールドしながら応援していく予定です。
Jan 24, 2023
さて最近の投資の話なんですが、民放キー局の上位4社(TBS、日テレ、フジ、テレ朝)をバルクで鬼買いしていました。 賃貸不動産の含み益がダントツに多いTBS と 視聴率1位の日テレ をBIG2の双璧として主力のM1クラスにまで昇格させ、かなり離れて不動産部門からの収益が大きくてかつ安定しているフジをM3クラス、更に離れて視聴率2位のテレ朝はM4クラスという布陣を組み上げて戦っています。 その理由は、PBRやPERなどの指標面から見て激烈に安いこと、どこも電波利権の独占効果で(絶頂期からは落ちるとはいえ)余裕の黒字を継続していること、ティーバーによるデジタル広告収入が急増してきていること、特にTBSやフジは不動産部門で収益全体の3分の1~2分の1を稼いでいて正直テレビがダメになっても全然平気なくらいの余裕があること(但しそのせいで、日テレやテレ朝に較べて番組作りが真摯でなくて出来の悪いコンテンツが多い気はする。)などです。 その中でも特に自分は民放5社が共同で行っている動画見逃し配信サービスであるTVer(ティーバー)の成長性に注目して、実際にサービスを使いながら色々調べていました。 最初に気付いたのは、「いつの間にか配信されている番組数が増えているな。」ということでした。例えば、テレ朝の看板番組の1つであるアメトークなんかも今年2023年の1月から配信開始となっています。各社が「ティーバーはデジタル広告配信で儲かる。」ことに気付いて、強いコンテンツに使用許可を出すようになっているのでしょう。 次に気付いたのは、「なんだかんだ言って、民放各社の番組作成能力は高いんだな。」ということでした。自分は現在NETFLIX、U-NEXT、アマゾンプライム、DAZNと4つの有料動画配信サービスに加入しているのですが、内容が急激に充実し始めているTVerが正直に言って一番優れているように感じ始めていますし、実際一番よく使うようになってきています。 、、、すいません、悪い癖で前置きが長くなりましたが、実はここからが今日の本題です。。。 さてそんなTVerなんですが、自分がマイリストに登録して良く見ているのは、水曜日のダウンタウン(TBS)、隣のスゴい家(BSテレ東)、ワールドビジネスサテライト(テレ東)、秘密のケンミンショー極(日テレ)、サンド伊達のコロッケあがってます(BS-TBS)あたりです。見るのはご飯を食べる時のみに限定しています。 番組を選ぶ基準は、1.面白い、2.番組の背後に流れているコンセプトや哲学が明るい、3. 知的好奇心を満たしてくれる、の3つです。その理由ですが、自分は全財産の99%を株式市場に投じて戦っている関係で、「スリル・サスペンス・恐怖」と言うような感情やエンターテインメントは毎日十分過ぎるくらいにマーケットから頂いているので、ご飯を食べる時くらいは明るくて、出来れば同時に面白くて大脳新皮質を刺激してくれるコンテンツと共に気楽に愉快に過ごしたいからです。 そうは言っても、TVerには現在400もの番組が配信されています。自分が全く知らないものが山とあります。そこで今日は皆様にお願いがあります。上記の私の「1.面白い、2.番組の背後に流れているコンセプトや哲学が明るい、3. 知的好奇心を満たしてくれる」基準を満たしているものが他にあったら教えて頂けないでしょうか?
Jan 23, 2023
さて今日は2021~23PF概況シリーズです。179位 8361 大垣共立銀行 (東P、3・9月優待) ◎ PF179位は、岐阜県西部地盤に愛知、三重、滋賀へ展開している大垣共立銀行です。 現在の株価は1885円、時価総額789億円、PBR0.29、自己資本比率は4.1%、今期予想PER9.23、配当利回り3.7%(70円)、総合利回り4.2%(70+10=80円、優待ポイントは商品との交換もできるので1P=1円で換算)で、優待は100株保有で3月株主に「株主優待スペシャルポイント」1,000ポイント分カード1枚、9月株主に500株保有&1年以上の継続保有で、OKBブランド優待品(カタログより選択)です。 あ、後、めっちゃ昭和的で渋い手帳も貰えます。💦💦 銀行の「ホットなサービス」ってなんだろう。身ぐるみ剝がされそうでちょっと怖いな。。。 それでは今日は私が過去に頂いた500株優待品をいくつか見ておきましょう。 銀行名を「OKB」としてブランド化するというのは斬新でとても面白いですね。 味噌煮込みうどんって美味しいよねえ。。。 大垣共立銀行は宣伝の仕方がユニークで特色のある銀行です。現行の優待制度が続く限りはこのままホールドして応援していく予定です。
Jan 22, 2023
さて今日は2022~23主力株概況シリーズです。38位 9404 日本テレビホールディングス (東1、3・9月隠れ優待) ◎◎ PF時価総額38位の上位銘柄は、テレビ放送草分けで視聴率首位継続中の日本テレビホールディングスです。2021シーズンに72位で上位に初登場した銘柄ですが、その後も順調に株価が下落し、私は「強い番組をたくさん持っていて視聴率首位だし、赤字でもないのにPBR0.3倍ちょいは安過ぎるな。」と考えて買い増ししたため、今シーズンは大きく順位を上げてここで出てきました。 現在の株価は1015円、時価総額2678億円、PBR0.31、自己資本比率は81.8%と超鉄壁、今期予想PER7.84、配当利回り3.7%(37円)です。 日テレには公式の優待制度はありませんが、隠れ優待として年に2回Huluの1か月お試しチケット また議決権行使でクオカードが頂けるようです。 さて今のマーケットではテレビ局は完全に「オワコン」と切り捨てられており、民放各社の株価はどこも順調に下落し続けています。ただ私自身の考えは以下の通りです。1. 民放各社はどこも財務状態が鉄壁に近い。そんな中、TBS、日テレ、テレ朝、フジの上位4局は「PBR0.28~0.33」と資産バリュー株としての視点から見て歴史的な安値水準に捨て置かれており、バリュー投資家としては買い出動せざるを得ない状況である。(上記データは四季報オンラインプレミアムより引用)2. いかに「冬の時代」とはいっても、テレビ放送の電波を独占しているという「巨大利権」=「経済的な堀」には大きなものがある。民放上位4局の過去25年間の業績推移を見ても、リーマンショック時の2009年にテレ朝が1回、2010年にTBSが1回最終赤字を出したのみで、後は毎年着実に黒字で稼ぎ続けている。「稼ぐ力とその安定性」を考えると、今の株価水準は驚異的に安い。3. ネットフリックスやアマゾンプライム、またU-NEXTなどの動画配信勢力に旧態依然としたテレビ局はいずれ駆逐されるという論調が支配的になっているが、個人的には「ネットとテレビ局は共存できる。」と考えている。 具体的に言うと、民放各社が出資している「見逃し無料配信サービス」のTVer(ティーバー)が急激に収益化してきているし、また民放各社が持っている過去のお宝コンテンツはネットで再利用してこれからいくらでもお金を稼げるだけの力がある。 、、、と言うような観点から、私は今回日テレを買い増ししました。今後の株価と業績推移をしっかりと観察しながらホールドしていく予定です。2022~23主力株概況シリーズ 免責事項2022~23主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
Jan 21, 2023
さて今日は株式投資本オールタイムベスト135位反脆弱性(ナシーム・ニコラス・タレブ著、2017年、ダイヤモンド社) の第8弾です。 今日も、第2章 過剰補償と過剰反応はどこにでもある から。 周囲にちょっとだけ雑音があるほうが集中できるというのも、似たような過剰補償のメカニズムのひとつだ。まるで、そういう雑音を打ち消そうとする行為そのものが、私たちの精神の集中を研ぎ澄ますかのようだ。 また、人間には、混雑するバーの雑音をシャットアウトし、騒々しい会話が飛び交う中から、信号のみを聞き分けるという、並外れた能力もある。 つまり、私たちは過剰補償する力を持っているだけでなく、雑音を必要とするときもあるのだ。 私たちは、木の葉のそよぐ音や波の音を聴きながら、眠りにつくのが好きだ。 そういえば、香港だったかな? 重度の不眠症で悩んでいる方向けに「敢えて騒音だらけのバスに乗って、逆に居眠りを誘うことによって睡眠不足を解消するツアー」があるという話を聞いたことがあります。これなんかはタレブの言う「私たちは過剰補償する力を持っているだけでなく、雑音を必要とするときもある」ことの典型例ですね。 また私自身の経験でも、ある銘柄で大負けしたり市場全体が大暴落してポートフォリオが大ダメージを受けた時に、投資家として何とか生き伸びるために「優待株いけす」内を必死に捜索して見つけたフレッシュな銘柄が起死回生のヒット株になってくれた、ということが頻繁にあります。 大きなピンチに陥ったからこそ「普段は使えない潜在力」が発揮されたんだな、と感じる局面は良くあります。これも過剰補償の1つなのかもしれないですね。(続く)
Jan 20, 2023
さて今日は2021~23ポートフォリオ概況シリーズです。PF中上位で、力のある良い銘柄がひしめきあっている激戦区ですね。 178位 1738 NITTOH (名メイン、3・9月優待) ◎~◎◎ PF時価総額178位は、愛知地盤でシロアリ等の防虫駆除から住宅設備・リフォーム工事が柱になってきているNITTOHです。 現在の株価は448円、時価総額18億円、PBR0.46、自己資本比率は60.5%、今期予想PER5.67、配当利回り3.6%(16円)、総合利回り4.1%(16+2.2=18.2円)で、優待は1000株保有で3月株主にお米券5キロ 9月株主にオリジナルカレンダーです。 渋いですが、機能性が高くてなかなか良いカレンダーと思います。 以上をまとめると、以下の通りとなります。 さて私は昔から「旧名証2部(現名証メイン)友の会会員」を自称しているのですが、NITTOHは濃厚な指標的割安感、皆無に近い流動性で非常に名証メインらしい小粋な銘柄です。この流動性ではなかなか主力としては戦えないですが、優待を楽しみにポートフォリオの片隅に置いておくのにはとってもいい銘柄なのではないか?と考えています。
Jan 19, 2023
さて今日は2022~23主力株概況シリーズです。 37位 8877 エスリード (東P、3月優待) ◎◎ PF時価総額37位の上位銘柄は、森トラストの連結子会社でマンション企画、開発、販売が柱のエスリードです。1物件集中販売方式による短期完売が基本戦略で、徹底したローリスク経営を志向しており、マンデベとしては相対的な安心感の高い素敵な銘柄ですね。 ここは2021年1月に通常のポートフォリオ概況シリーズに462位で登場していたのですが、その時に、「うん、エスリードはポートフォリオ上位で戦えるだけのリアルガチの実力がある。買い増ししよう。」と判断して主力株概況シリーズに初登場しました。 さてエスリードは好調な業績&良好な財務状態とは裏腹に配当性向が10%強と非常に低いのが難点だったのですが、2022年10月27日に唐突に40円→80円への増配を発表しました。 私は、「エスリードは元々ポートフォリオのもっと上位で戦えるだけの十分なポテンシャルがあった。でもあまりにも配当が渋ちんなので、投資家に評価されないと感じて多くは買えなかった。ただ今回の増配で配当利回りも見れる水準になった。来期以降の更なる増配も期待できそうだし、倍プッシュしよう。」と考えて即日実行したため、今シーズンは大きく順位を上げてここで出てきました。 現在の株価は1889円、時価総額292億円、PBR0.51、自己資本比率は47.3%、今期予想PER5.14、配当利回り4.2%(80円)、総合利回り5.8%(80+30=110円)で、優待は100株保有で3000円相当の「フリーチョイスギフトカタログ」です。 私は毎回エスリードの優待では旬の果物を選択しています。瑞々しくて美味しいものばかりです。今日も1つだけ実際例を見ておきましょう。 エスリード優待 山形県・長野県産ピオーネ エスリードは指標的に極めて割安で、まずまずの総合利回りも出ており、また業績不安定なところが多いマンションディベロッパーとしては特異的に財務状態が良くて業績推移も安定している、という素晴らしいクオリティ銘柄です。本当に抜群に良い銘柄ですね。2022~23主力株概況シリーズ 免責事項2022~23主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、死んだ目の魚になっていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。魔法の水晶玉は残念ながら持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い、損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.000%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Jan 18, 2023
さて今日は、 2021~23PF概況シリーズ です。 177位 7938 リーガルコーポレーション (東S、3月優待) ○ PF時価総額177位は、紳士靴・婦人靴製造&卸・直営のリーガルコーポレーションです。ここは ずいぶん以前の2011年頃には主力の一角として勝負していた こともあるのですが、現在は保有コスト0分の恩株が静かに残るのみです。 現在の株価は1886円、時価総額61億円、PBR0.58、自己資本比率38.6%、今期予想PER20.09、配当利回り1.1%(20円)、総合利回り3.2%(20+40=60円、優待券はメルカリ平均価格の額面の80%で換算)で、優待は100株保有で5000円相当の優待券などです。 今日は優待券を実際にお店で使って買った靴を見て頂きましょう。いずれも造りもしっかりしておりクオリティが高いです。 リーガルは歴史のある企業ですし、優待内容も良いですし、ポートフォリオ中上位でホールドしていくのに過不足の無い良い銘柄であると考えています。
Jan 17, 2023
さて今日は2021~23PF概況シリーズです。 176位 6670 MCJ (東S、3月優待) ◎ PF時価総額176位はマウスコンピューターの製造販売がメインのMCJです。ここは2017年には3位の超主力として戦ったのですが、株価上昇に伴いちびちびと売却し、今は恩株が1000株ポートフォリオの片隅に静かに眠るのみです。 MCJは2016年2月4日に優待新設を発表したのですが、その内容が極めて良かったことからその翌日にとりあえず1000株だけ拾っていました。その後2016年2月中旬に全体相場が下がったときにMCJも合わせて暴落した瞬間があり、その時に「この株価位置は優待族的には絶対に、確実に、明白に安いな。」と感じ、ドカンと大きく買い増しして超主力化しました。 買った時には、「でも、何か私が見逃している悪材料が隠れているかもしれないな。」と内心覚悟していたのですが、 その後結局は何もなく(笑)株価は「最大で買値の7倍」と大きく上昇 し、私は大きな利益を得ることが出来たのでした。 (上記データはSBI証券より引用) 現在の株価は954円、時価総額971億円、PBR1.49、自己資本比率は60.7%、今期予想PER9.19、配当利回り3.5%(33円)、総合利回り4.5%(33+10=43円)で、優待は100株保有で1000円相当の「パソコンワンコイン診断サービス」利用券(500円×2枚)、1000株保有で10000円相当の商品(オリジナルカタログから選択)です。 私の過去の1000株優待品の選択例をいくつか見ておきましょう。 パソコン工房の10000円分の優待券。 鰻楽のうなぎのかば焼き さてここで改めて考えるに、 株式投資で勝ち残るには、「勝つときに大きく勝つ」ことがどうしても必要 です。何故なら市場では平均50%の確率で負けるので、利益が出ればそれを逃さないためにすぐに薄利で撤退し、損失が出た時には負けを認めず我慢に我慢を重ね、終いにはクソナンピンを繰り返し、やがて経済的・精神的な限界がきて巨額の損失を出すという、人間の根源的な「行動バイアス」に捉われた、「小さく勝って、大きく負ける」やり方では投資家として大成することは決してできない からです。 不人気な時に静かにバリュー株として買い、市場に気付かれ人気化した時期をグロース株として楽しくホールドし、モメンタム(株価の勢い)の消失と共にポッケに札束をねじ込んで黙って風の様に去る これが「株式投資の王道」であると私は考えているわけです。 この バリュー→モメンタム戦略 を図解すると、以下の様になります。(規律とトレンドフォロー売買法 マイケル・W・コベル著、パンローリング社 より引用) そして、ここMCJではこの「バリュー→モメンタム戦略」がピタリとはまって私は大きな利益を得ることが出来たのでした。これからも「第2のMCJ」を求めて、日々精進していく所存です。
Jan 16, 2023
さて今日は当ブログ一番人気の2022~23主力株概況シリーズです。 36位 8935 FJネクストホールディングス (東P、3月優待) ◎◎ PF時価総額36位の上位銘柄は、首都圏で『ガーラ』ブランドの投資用ワンルームマンション販売を手掛けるFJネクストHDです。 現在の株価は967円、時価総額335億円、PBR0.52、自己資本比率は72.7%と良好、今期予想PER6.32、配当利回り5.0%(48円)、総合利回り5.6%(48+6=54円、優待券はメルカリ平均価格の額面の60%で換算)で、優待は1000株保有で自社子会社運営旅館優待利用券(10000円)1枚などです。以前は100株優待もあったのですが、現在は廃止されてありませんのでご注意ください。 私は以前FJネクストの100株優待廃止があったときに、「優待廃止は残念だけど、代わりに来期の4円増配もあるし、何しろここは業界最強クラスの武闘派営業陣が強烈で、何があってもオラオラで業績数字を作ってくるし、指標的にも非常に割安だし、マンデベではあり得ないくらいに財務状態が鉄壁だし、ここはむしろ買い増しで行く局面だろう。」と考えて少し乗せました。(上記データはかぶたんプレミアムより引用) そしてその後自分のポートフォリオの時価総額が同じくらいの順位の銘柄と徹底比較したところ、「いや、FJネクストはもう少し上の順位で戦えるだけの力があるな。」という結論になり、更に優待MAXとなる10000株まで買い増しをしたために、昨2021シーズンからはポートフォリオ上位に滞在されています。 、、、さてFJネクストはマンション購入を勧める勧誘電話が「ちょっとだけやんちゃ」(笑) なことで有名ですが、待ちの営業ではなかなか売れる商品ではないでしょうし、これはやむを得ないだろうと思います。 そして世の中には「もっと剛腕」の会社もたくさんあります。私は以前に当時「業界最凶」と言われていたFJネクストのライバル企業から何故か何度も電話勧誘を受けたことがありました。 普通に断って1回で済む場合もありましたが、ツワモノの方にはそれは全く通用しませんでした。 「私は一切興味がありません。なので、2度と電話をかけてこないでくださいね。お願いします。」と丁寧に言って切っても、「こらあ、俺の話はまだ終わってないんだよ。最後まで聞けや。おまえマジで社会人としてあり得ない、ふざけた態度だな。どういう教育受けてきたんだ。俺が叩き直してやる。これから追い込みにテメエの家まですぐ行くよ。首洗って正座して待っとけ。!」見たいな感じですぐに連続コールバックしてくる強面営業の方もいたりして、割と精神的にキツかったです。 (^_^;) それにしてもこういう「超イケイケ営業」系の銘柄には何故かとても良い株主優待制度を持つ、実に株主思いの会社が目立ちます。 あらゆる意味で、資本主義の原則にプリミティブに愚直に素直な企業が多い ということでしょうかね。(笑)2022~23主力株概況シリーズ 免責事項2022~23主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、死んだ目の魚になっていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。魔法の水晶玉は残念ながら持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い、損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.000%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Jan 15, 2023
さて今日は株式投資本オールタイムベスト135位反脆弱性(ナシーム・ニコラス・タレブ著、2017年、ダイヤモンド社) の第7弾です。 今日も、第2章 過剰補償と過剰反応はどこにでもある から。 競馬で勝つ方法 名馬は、遅い馬と競わせると負け、強敵と競わせれば勝つといわれている。ストレスややりがいが欠如し、補償不足になっている状態、いわば”逆ホルミシス”の状態は、どんなに優れた者でも堕落させる。。。多くの人は、初級の微積分学よりも上級の微積分学のほうが成績がいい。 この過剰補償のメカニズムは、もっとも意外な場所に潜んでいる。飛行機で大陸間を移動してくたくたになったら、休みよりも、ジムで少し運動したほうがいい。 また、こんな有名な裏技もある。大急ぎでしなきゃならない仕事があるときには、会社でいちばん(または2番目に)忙しい人に頼むのがいい。 ほとんどの人は暇な時間を無駄にしてしまう。暇な時間があると、人は機能が低下し、怠け、やる気をなくすからだ。忙しくなると、ほかの仕事もがむしゃらにこなすようになる。これも過剰補償の一例だ。 うーん、実に納得のいく文章ですね。彼はどれだけ天才なんだろうとしみじみと思います。さて、このタレブの指摘ですが、投資家界でぴったり当てはまる実例があります。 FIRE(「Financial Independence、 Retire Early」の略で、経済的自由と早期退職を意味する言葉)を目指して集中して生き生きと投資に取り組み、ついに目標資産を達成して隠居する投資家の方々と言うのはいつの世にもたくさんいらっしゃるのですが、私の観察だとFIRE後の彼らは高い確率でFIRE前よりも投資成績を落としています。 使える時間は飛躍的に増えているはずなのに、何故かそうなります。またFIRE達成後に心身の不調を訴えだす方も非常に多く見受けられます。これこそがまさにタレブの言う「暇な時間があると、人は機能が低下し、怠け、やる気をなくす。」ことによる、「ストレスややりがいが欠如し、補償不足になっている状態」の典型例なのではないでしょうか? (続く)
Jan 14, 2023
さて2021~23ポートフォリオ概況シリーズをどんどん行きます。PF中上位銘柄の紹介が続いていますが、このあたりのランクから「明日の主力株」を発掘できることが過去に非常に多いので、スピードを上げてガツガツ行きたいと思っています。 175位 7893 プロネクサス (東P、3月優待) 〇 PF時価総額175位の上位銘柄は、上場企業のディスクロージャー・IR支援大手のプロネクサスです。 現在の株価は950円、PBR0.99、自己資本比率は66.9%と良好、今期予想PER13.25、配当利回り3.8%(36円)、総合利回り4.3%(36+5=41円)で、優待は100株保有で500円相当、1000株保有で1000円相当のクオカードなどです。また長期株主優遇優待制度も導入されています。 さてプロネクサスは指標的には妥当かな?と感じる株価位置ですが、創業80年以上の実力有る証券印刷のリーディングカンパニーですし、「ま、これはのんびりと持っとけばそれでいいやつやな。」と感じる銘柄です。そのため現行の優待制度が続く限りはこれからも一定量をホールドして応援していく予定です。
Jan 13, 2023
さて今日は、当ブログ一番人気の 2022~23主力株概況シリーズ です。 35位 8928 穴吹興産 (東S、6月優待) ◎◎ PF時価総額35位の上位銘柄は、四国首位級のマンションデベロッパーの穴吹興産(通称:優待さぬきうどん株)です。2020シーズン10位、2019シーズンは14位と最上位の一角でしたが、その後の株価上昇時に持ち株の一部を売却し、保有コスト0分を残すという所謂「恩株化」をしたために、その後はやや順位を下げ、30~40位前後をウロウロしていらっしゃいます。 不動産がメインですが、介護や人材派遣など「不動産で飯が喰えなくなったときを考えて」か、結構多角化しています。♪ 現在の株価は2011円、時価総額232億円、PBR0.65、自己資本比率29.0%、今期予想PER5.36、配当利回り2.9%(58円)、総合利回り4.4%(58+30=88円)で、優待は100株保有で3000円相当の選択型ギフト券1枚(讃岐うどんセット等より1つを選択)です。 うどんの本場の讃岐(香川県)の会社なので、当然優待品の中ではうどんがダントツに美味いですが、実はそれ以外にも色々と選択肢があります。 今日は過去の私の選択品を2つ見ておきましょう。 津田の松原サービスエリア限定 骨付き鶏うどんセット このうどんは子会社の穴吹エンタープライズが運営する施設のもので、本場讃岐ならではのコシの強さで大変美味しいです。 ほんとに滅茶苦茶美味しい !!! なんというか、「人間の原始的な太古の本能にガツンと訴えかけてくる」うまさがあります。 どうです? 穴吹興産の優待品、滅茶苦茶いいでしょう。♬ さあ、もう1つ行きますよ。♪ ジョイフルサンアルファ厳選長崎県産牛肩ロース 穴吹興産優待牛肩ロースのすき焼き お肉がふんわりしていて美味しかったです。 さてそれでは今日は、私が「穴吹興産をポートフォリオ上位銘柄として戦っている理由」を箇条書きで説明致しましょう。1. 株式市場で最も不人気な業種の1つであるマンションディベロッパーは指標的に割安なところが多いが、ここ穴吹興産もその条件を満たしていること。2. マンションディベロッパーが市場で超不人気である理由は、リーマンショック時に潰れたり、潰れないまでも大赤字を出して会社存亡の危機に追い込まれる銘柄が続出した「恐怖の記憶」が未だ多くの投資家の脳裏にまざまざと焼き付いているせいである。 ただ、ここ穴吹興産は過去20年間一度も赤字がなく、当然リーマンショックも余裕で黒字で切り抜けるなど業績が極めて安定的に推移しており、また緩やかではあるものの持続的な成長が続いているのが気に入ったこと。 ちなみに過去20年間赤字のない理由についてはIRによると、「当社は地方都市中心に事業をしていて、他社の少ないところで堅実に丁寧にやってきたから。」ということでした。(上記データはかぶたんプレミアムより引用) また穴吹興産は財務状態が非常に悪いのが大きな欠点でしたが、最近はかなり改善しているのもプラスポイントと思います。(上記データはかぶたんプレミアムより引用)3. 穴吹興産は四国・九州・中国・北関東(栃木や群馬)などの強敵の少ないエリアに狙いを絞ってマンションを建てているのだが、この「ニッチ戦略」が、かつて 2012年にPF1位の超主力として戦ったウェディング銘柄の2198アイ・ケイ・ケイ みたいで気に入ったこと。 ちなみにIRによると、「ウチは四国の会社なので、地方都市での様々なノウハウがある。なので、競合の多い大都市圏は避けている。また地方都市だけで見ると、マンション供給では第1位である。」ということでした。 4. 「12期連続で未契約完成在庫0戸」 と極めて手堅いビジネスをしている点が気に入ったこと。ちなみにIRによると、「当社は市場調査を重視し、各エリアでのマーケティング情報を集積して将来予測を慎重にやっている。」とのことでした。(上記データは2022年6月期決算短信P2より引用)5. 前述の通り、うどんの国讃岐らしい、日本株市場最強クラスの魅力的な御当地優待が付いていること。そして優待内容に「強力なガチンコパワー」があるために、優待権利月である6月には高確率で株価上昇が期待できること。 以上をまとめると、穴吹興産はうどんの国讃岐らしい極めて魅力的な御当地優待、指標的な割安さとマイルドながらも着実な成長力、更にしっかりとした総合利回り、過去の業績推移の高い安定感などから、優待族的には「キャッスルエクセレントな最上級の銘柄」の1つであると考えています。 自らの経験上、 「指標的な割安さと一定の成長力を同時に併せ持つ銘柄」と言うのは、時間はかかってもいつかは株式市場で高い評価を受けることが多い です。未保有でお金の余っている優待族の方は、この機会に是非お一ついかがでしょうか? 優待うどん、美味いですよ。2022~23主力株概況シリーズ 免責事項2022~23主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Jan 12, 2023
私の超主力株の一角である 2726パルグループホールディングス が本日、通期業績の上方修正と増配 を発表しました。 ここは2022年1月と4月に イオンモール を巡回しているときに、稼ぎ頭の 3コインズ(スリコ) が大繁盛していたのを直接目で見て、お客さんの目の輝きに驚き、店内の熱気を直接肌で感じて主力化し、その後も定期的にお店をチェックしながら、強い確信を持って戦ってきました。 ピーターリンチ 直系の 「巨大ショッピングモール徘徊投資法」 がしっかりと機能している、依然として自分の大きな武器の1つとなっていることが改めて確認できてとても嬉しく思っています。 これからも自分の コアコンピタンス領域(よく理解していて強みのあるエリア)を決して逸脱することなく、地に足を付けた投資を続けていきたいと考えています。
Jan 11, 2023
さて今日は2021~23PF概況シリーズです。174位 1904 大成温調(東S、3月優待) ◎ PF174位は、空調、給水など設備工事中堅の大成温調です。 現在の株価は1910円、時価総額131億円、PBR0.46、自己資本比率は67.7%、今期予想PER11.90、配当利回り4.1%(78円)、総合利回り4.6%(78+10=88円)で、優待は300株保有で3000円相当のクオカードなどです。 さて大成温調は指標的に安くて非常に魅力的な銘柄ですが、実はここ以外にも優待族的には、「銘柄コード1900番台には地味ながら非常に良いいぶし銀の優待株が多い。」んですね。具体的に見ておきましょう。1904 大成温調 (今回紹介)1909 日本ドライケミカル1928 積水ハウス1952 新日本空調1965 テクノ菱和1976 明星工業 あたりですね。そしてもちろんここ大成温調もエクセレントな銘柄です。現行の優待が続く限りはこれからも末永くホールドして応援していきたいと思っています。
Jan 10, 2023
さて今日は通常の 2021~23PF概況シリーズ です。173位 8331 千葉銀行 (東P、3月優待) ◎ PF時価総額173位の中堅銘柄は、資金量は地銀最大級、預かり資産も地銀最上位級、また動産担保融資や知財活用融資などの新規取り組みでも地銀界を主導する、まさに 「地銀界の雄」 である千葉銀行です。 なんだろう、銀行の頭取の方って「岸田的」な雰囲気の方が多いです。業界で流行っているのでしょうか? 現在の株価は962円、時価総額7845億円、PBR0.67、自己資本比率は5.5%、今期予想PER11.62、配当利回り2.7%(26円)、総合利回り3.0%(26+3=29円)で、優待は1000株保有で、3000円相当の千葉県特産品または3000円相当のTSUBASAアライアンス共同企画特産品などです。 私は、今年2022年は「成田黄金漬 なでしこセット」を選びました。 理由は簡単で、自分は「漬け魚」が大好きだからです。味が深くて本来の旨味がよく引き出されているからです。 地方銀行は全体に少し上がったものの、どこも依然として指標的には激安レベルです。ただその中で王者である千葉銀行はPBR0.67と地銀界では最高ランクの評価を受けています。 私としては現行の優待制度が続く限りは当然これからもホールド継続の予定です。
Jan 9, 2023
さて今日は当ブログ1番人気の 2022~23主力株概況シリーズ です。 34位 7485 岡谷鋼機 (名P、2・8月優待) ◎◎ PF時価総額34位の上位銘柄は、「江戸初期1669年創業」で中部財界のドン&名門商社の岡谷鋼機です。 2015シーズン42位、2016シーズン34位、2017シーズン38位、2019シーズン42位、2020シーズン42位、2021シーズン37位と6年連続でPF上位で登場していますが、今シーズンもその地位を維持してここでゆったりと出てきました。 私のポートフォリオは、一切忖度の無い完全実力主義&サスケ方式の「真っ新な、生まれたての小鹿のような目」で毎年決定されるので、7年連続で上位に留まれる様な銘柄は極めて稀で驚異的です。 これは岡谷鋼機に確かな実力・高い総合戦闘力があるという事ですし、悪く言うと「滅茶苦茶良い銘柄であるにもかかわらずこの7年間全く株価が上がらなかった。」という言い方もできます。バリュー投資は本当に難しいですね。(玉汗) 2021年3月に31年ぶりの社長交代があり、創業家14代目の当主で前社長さんの長男でもある岡谷健広氏が就任しました。「岡谷鋼機にだけ江戸時代がそのまま今でも続いている。」かの様な錯覚を覚えますね。(笑) 岡谷家14代当主 岡谷家13代当主 さて岡谷鋼機は、トヨタですら一目置く真の盟主、名古屋経済界のドン(上記データは週刊ダイヤモンド2022年3月5日号より引用)(上記データは週刊ダイヤモンド2022年3月5日号より引用) として知られています。 2013年に債務超過に陥っていた老舗劇場の御園座(みそのざ)が救済されたのも、最終的に岡谷家13代当主の岡谷篤一前社長がゴーサインを出したことで決まったという事実に、その別格の存在感が滲み出ています。(上記データは週刊ダイヤモンド2022年3月5日号より引用)(上記データは週刊ダイヤモンド2022年3月5日号より引用) また岡谷鋼機は地元の名古屋では、 「嫁に出すならトヨタより岡谷の社員」 とも言われています。 (上記データは手持ちの週刊ポストの過去記事より引用) ちなみにこれに関連して、2021年2月20日に東洋経済オンライン編集部による、「生涯給料の中部地区ランキング」という記事がありました。 このランキングの中で、岡谷鋼機の生涯給料は3億3950万円の3位であり、3億3570万円で4位のトヨタ自動車、3億0845万円で8位の豊田自動織機よりも上位に位置していました。 つまり、「嫁に出すならトヨタより岡谷の社員」という古くから地元に伝わる格言はある意味で真実だったということなんですね。! (上記データは東洋経済オンライン編集部2021年2月20日の記事より引用) そんな素敵な岡谷鋼機の現在の株価は9710円、時価総額944億円、PBR0.33、自己資本比率は42.5%、今期予想PER4.25、配当利回り2.5%(245円)、総合利回り%(245+22=267円、優待米は1キロ440円で換算)で、優待は100株保有で2月株主に 愛知県産米5kgです。200株保有の場合は8月にも同じお米5kgが戴けます。更に長期株主優遇優待制度(100株以上の連続3年以上の保有で図書カードの追加)もあります。 愛知県のお米が美味しいなどとはあまり聞いたことがなかったのですが、この岡谷鋼機のはなかなかのクオリティです。 ちなみに長期株主優遇優待の内容は以下となります。 100株以上を3年以上連続保有で、2月及び8月株主に2000円相当の図書カード。 さて岡谷鋼機は超マイナー市場である名証プレミア所属であることが災いして指標的に非常に割安な株価水準に捨て置かれていますが、その実力には確かなものがあり、間違いなくポートフォリオ上位の一角で戦える素晴らしい銘柄であると考えています。 創業家14代目の新社長さんの手腕に期待しながらこれからも楽しくホールドして応援していく所存ですが、ワイが投資家として元気な内に金銭的に報われる日が本当に来るのだろうか?、会社がこれからも永続するのは間違いないけれども、株価上昇と言う「日の目」を見る前に自分が先にくたばってしまうのではないか?という気もちょっとしてきています。 と言うか、よくよく考えると岡谷鋼機が株主にせっせとお米優待をくれてまた長期で持つと図書カードが追加されるのも、「チミ達投資家は、家臣として岡谷家の永続と繁栄を末永く静かに支えよ。」という暗黙のメッセージなのではないか?ともちょっと感じています。(滝汗)2022~23主力株概況シリーズ 免責事項2022~23主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
Jan 8, 2023
さて今日は株式投資本オールタイムベスト135位反脆弱性(ナシーム・ニコラス・タレブ著、2017年、ダイヤモンド社) の第6弾です。 今日は、第2章 過剰補償と過剰反応はどこにでもある から。 心的外傷後成長とイノベーション ある日、私はイギリス政府顧問で政策立案者のデイビッド・ハルパーンの事務所で椅子に座っていた。私が反脆さの考えを話すと、彼は「心的外傷後成長」という現象を教えてくれた。これは心的外傷後ストレス障害とは逆で、過去の出来事で心に傷を負った人々が、それまでの自分より強くなるという現象だ。 イノベーションを起こすには? まず、自分からトラブルに足を突っ込むことだ。といっても、致命的ではない程度の深刻なトラブルに。私は、イノベーションや洗練というものは、最初は必要に迫られて生まれると思っている。 失敗への過剰反応で巨大なエネルギーが解き放たれたとき、イノベーションが生まれるのだ。 考えてみると私たち投資家と言うのは、「前もっては正解が分からない」究極の複雑系であるマーケットに命の次に大切なお金を、それもどデカい金額を突っ込んで戦っているわけで、これはまさにタレブの言う「自分からトラブルに足を突っ込む」過酷な状況です。 ここで大切なのは、限度を超えた集中投資や過度のレバレッジをかけた「もしも失敗すると致死的」なやり方をしないことです。 カーレースの最高峰F1で長年チームオーナーを務め「名伯楽」として知られたエディ・ジョーダンは数々の天才ドライバーの栄枯盛衰を見つめ続けてきた方ですが、彼はシンプルに 「ベストドライバーたちはマシンの限界ぎりぎりで走るが、決して限界を超えることはない。」 と述べています。 つまり、「ブラックスワンに襲われても、ギリギリで生き残れる」くらいの「適度な分散と、ほんのり集中投資」が、ダメージを糧にして成長し投資家としてのイノベーションを生み出していくためには必要なんだな、と感じました。(続く)
Jan 7, 2023
さて今日は通常の2021~23ポートフォリオ概況シリーズです。 172位 8118 キング (東S、3・9月優待) ○ PF時価総額172位はレディスの中堅アパレルのキングです。 現在の株価は493円、時価総額122億円、PBR0.40、自己資本比率は87.3%と鉄壁、今期予想PER18.13、配当利回り2.0%(10円)、総合利回り2.2%(10+1=11円)で、優待は3月株主に500株保有で500円相当、1000株保有で1000円相当、2000株保有で2000円相当の図書カード また、3・9月株主に100株保有で自社ファミリーセール招待状などです。 キングは今でも低PBR(0.40)ですが、私が参戦した2011年にはPBRは0.24程度でした。当時からキングは財務は磐石で安心感の高い銘柄でしたし、本当にあの頃はどの銘柄もアホみたいに安かったです。ま、2023年現在の今も日本株市場には驚異的に安い銘柄が溢れかえってはいますが。 現行の優待制度が続く限りは、このままのんびりとホールドして応援していく予定です。
Jan 6, 2023
さて1年の初めに投資家としての「成績目標」を掲げることについては賛否両論があります。 否定的な立場の方の意見を総合すると、「相場の先行きがどうなるかなど誰にもわからない。それなのに具体的な年間成績目標数値を掲げるというのは、相場の神に対して傲慢過ぎる自己中心的な考え方だし、また自分自身に対して非合理的で無駄なプレッシャーをかけることになるので、その意味でも非常によくない。」あたりかと思います。 そして私も上記のような考え方には基本的に賛成です。 ただその一方で、自分は農耕民族的でのんびりかつおっとりとした争いを好まないとても平和主義的な性格であり、常に高い目標を掲げていないと、 ただひたすらバイ&お祈りホールドの愚鈍な中長期凍死家 になって、毎日ぐでーっと弛緩してしまいがちであるという大きな問題があります。 そのため自分は例年 TOPIX+20% を目標成績として戦っています。 その心は、目の前に待ち構えている相場環境がどんなものであれ、基本的にフルインベストメントを貫いて常に相場に留まり、ベンチマークとなるTOPIXをしっかりと上回る成績を出せればそれで良い、というシンプルなものです。 超長期で見ればマーケットは年に7%前後のリターンを与えてくれるところ なので、難しいことは考えず持っている資金を満玉ぶちこんで、そして何があっても退出せずに 世界最大のグレートゲーム を楽しみ続ければよいと考えているのです。 なので、例えば今年2023年がTOPIXが―40%と言う様な「岸田禍の大惨事」となったとしても、その中でワッショイわっしょい体を張り続けて結果が―20%だったらそれで全然構わないし納得する、そこはもう割り切っているということです。 この数年全く目標を達成できていないのは事実ですが(滝汗)、 今年2023年もとにかくそこを目指して頑張ろうと思っています。
Jan 5, 2023
さて今日は当ブログでダントツ一番人気の 2022~23主力株概況シリーズ です。 33位 3297 東武住販 (東JQS、5月優待) ◎◎ PF時価総額33位の上位銘柄は、山口、福岡県を地盤に中古住宅の再生販売事業を展開している東武住販です。2021シーズンは34位でしたが、今シーズンもほぼ同じような立ち位置でここで登場してきました。 さて東武住販は実に魅力的な価格水準の中古住宅を販売しています。歴戦の株クラの方々ならその気になればすぐに買えるくらいの値段でたくさんの一戸建てが売っているのです。見ているだけで楽しいですね。♪ (上記データは東武住販のHPより引用) 現在の株価は992円、時価総額27億円、PBR0.71、自己資本比率は66.9%と良好、今期予想PER6.36、配当利回り3.4%(34円)、総合利回り4.4%(34+10=44円)で、優待は100株保有で1000円相当、1000株保有で2000円相当の自社営業地域(地盤はフグの本場の山口県下関市)関連食品などです。 今日は私が過去2年に戴いた優待品を復習として見ておきましょう。 2022年です。 1000株優待品 優しい味わいです。 100株優待品 2021年です。 1000株優待品 100株優待品 さて東武住販には、 1.指標的に割安で、総合利回りもまずまず、かつ一定の成長力がある。 2. 時価総額僅か27億円の超小型株であるため、いわゆる 小型株効果 が期待できる。3. 営業エリアをじわじわと拡大しながら、数年単位で見ると緩やかながらも確かな成長を続けており、中長期の時間軸で「ゆったりまったり」ホールドするのに適している。 (上記データはかぶたんプレミアムより引用) 4. 激レアな5月優待銘柄 (総数僅かに33) であり、優待権利前には需給の関係から、高い確率での株価上昇が期待できる。 と言う4つの大きな魅力があります。 これからもポートフォリオ上位銘柄として、楽しくホールドしながら応援していく予定です。2022~23主力株概況シリーズ 免責事項2022~23主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。魔法の水晶玉は残念ながら持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Jan 4, 2023
さて今日は通常の2021~23PF概況シリーズです。 171位 2002 日清製粉グループ本社 (東P、3月優待) ○ PF171位は、製粉で圧倒的トップ・食品もパスタ類が強くて大手級の日清製粉グループ本社です。 現在の株価は1641円、時価総額4995億円、PBR1.16、自己資本比率は60.0%と良好、今期はオーストラリア事業の見直しで減損があり最終赤字予想、配当利回り2.4%(39円)で、優待は500株保有で自社グループ会社製品です。 過去の私の選択例をいくつか見ておきましょう。 実用的かつ素晴らしい内容ですね。 今日は実際の使用例を2つだけ見ておきましょう。 日清製粉優待ミートソースパスタ 日清製粉優待八割そば さて製粉業界には 2001ニップン 2004昭和産業 など良い優待株が多いですが、業界1位の日清製粉Gの優待内容は流石としかいいようのない充実したものです。これからも現行の優待制度が続く限り、楽しくホールドして応援していく予定です。
Jan 3, 2023
さて、魅力的な優待のついた地方銀行株を全て買ってコレクションしようという、優待族ならではの遊び心といたずら心に満ちた 優待地銀株バルクプロジェクト ですが、本日はその6か月ぶりとなる2023年新春最新版をお届けします。 尚、始めに説明しておくと、この企画は優待が「定期預金の金利優遇」のみのところは優待族的にはほぼ無価値と言うことで対象外となっています。あくまで地元特産品カタログやギフトカードなどの戦闘力のある優待制度があるところのみを狙ったプロジェクトとなります。 そして2年前にこのプロジェクトを始めた理由は以下の通りでした。0. まず大前提として、長く続く国の超低金利政策により各銀行は収益基盤を削られている。更に悪いことに地方銀行は元々数が多かった上に各地域の人口減もあり将来の成長が全く見込めず、むしろ売上高も利益も右肩下がりの「限界集落」の様な過酷な状況に置かれている。1. そのため地銀株は今の株式市場では「最低最悪の不人気業種」となっており、名前を聞いただけで多くの投資家が眉をひそめるような状況である。 誰も話題にすることがない、誰からも関心を持たれない、誰も資金を投入しない、「3無」の状態に陥っており、0.1倍台、0.2倍台という極端な低PBR水準にまで売り込まれ打ち捨てられた銘柄群が、浜辺に打ち上げられたアザラシの如くにゴロゴロと転がっている。2. 歴史的に見て、低PBR銘柄群への投資は報われてきた。 この数年は「バリュー投資冬の時代」が続き全くパフォーマンスは冴えないが、マーケットでは「有効な手法と言うのは常に移ろっていく」ものである。 そしてその手法が馬鹿にされ嘲笑され、多くの投資家に見捨てられた時が「陰の極」だったということも良くあることである。そのため、今後バリュー投資手法が息を吹き返し、更に金利水準の上昇があった場合には、「ダブルスープの恩恵」が地銀株に降り注ぐ可能性がある。3. 地銀各行は、店舗統廃合や顧客に課す各手数料の大幅アップなどの「なりふり構わない」経営改善策を必死に続けており、その効果がついに出て業績が劇的に改善しているところが多い。 実は個人的にはそのせいで大変な迷惑を被っているのだが、逆に言うとそれは「各地銀が着実に利益構造を改善している」ことの裏返しでもある。4. 地銀株はどこも「各地方を代表する優良企業」であり、長年の企業活動により地元に深く食い込んでいる。そのため、各銀行の「地域特産品満載の優待カタログ」は内容にオリジナリティがあって同時に非常にクオリティが高いところが多く、優待族的には垂涎ものである。5. そうは言っても、「地銀株は全体として未来が明るくない」のは間違いない。なのでどこか1社を「決め打ち」して戦うのはリスキー過ぎる。そうではなく、魅力的な優待が付いた地銀株を総ざらいしてガボッと地引網で買い集め、全国各地の貴重な郷土品優待を楽しみながらそれらを「一つの塊」として戦うのがベストな投資アイデアである。 以上でした。 まずはプロジェクトスタート時の2020年3月の初代セットリストを見ておきましょう。全部で27銘柄で時価総額約1000万円での船出でした。当時はコロナショック真っただ中だったこともあり、ほとんどプラスになっている子がいない、赤字だらけの地獄のゲロゲロマイナススタートとなりました。 、、、プロジェクト開始後も地銀株は暴落が続き、私はリスクコントロールに細心の注意を払いながらも全体としては資金投入をひたすら続けました。 もちろん銘柄の構成は常に脳みそを振り絞って考え、トヨタ式の「カイゼン、カイゼン」で、少しでも「力のある、意味のある塊」となるように努力を継続してきました。そして、自分の「優待地銀株箱庭」は静かに成長していきました。。。 次に、2022年2月のプロジェクトの状況を見てみましょう。 それまでプロジェクトの首領として君臨していた7337ひろぎんHDが「優待改悪」により上位集団に吸収され、7167めぶき、7327第四北越、8334群馬、8381山陰合同、8385伊予、8386百十四、8418山口、8577愛知などの有力諸大名が似たような時価総額で激しく競り合う群雄割拠の戦国時代となりました。この中から天下統一を果たす新たな覇者が出るのか、それともドロドロ油地獄の混戦が続くのか、全く目が離せない状況となっていました。 尚、厳密には7182ゆうちょ銀行と 8421信金中央金庫 は地銀ではありませんが、銀行と言う括りでは一緒ですし、また魅力的な優待が付いているという事で「準メンバー」としてプロジェクトに入れています。 その結果、プロジェクト全部で33銘柄、時価総額は約5270万円となりました。 それでは次に、前回2022年7月の状況を見てみましょう。 優待地銀株の中で、相対的な魅力が高いと考えた「東北の雄」8341七十七銀行(1000株→3000株)や、8714池田泉州HD(10000株→20000株)を買い増ししました。その8341七十七銀行や、8527愛知銀行が時価総額上位に並んで全体をけん引する「やや縦長」の構成に変化してきていました。 プロジェクト全体としてみると、時価総額は5530万円で構成銘柄は32となっています。また全体の損益も僅かですがプラス圏に入っており、「何とかこれからも企画を続けられそうかな?」という「薄日が差してきた」状況でした。 ちなみに前回の33銘柄から32銘柄へと1つ減っていますが、これは青森県1位の8342青森銀行と青森県2位の8350みちのく銀行が「悪魔合体」して「青森県を完全制圧」する7384プロクレアHDに変身してしまった影響です。(上記データは四季報オンラインプレミアムより引用) それではいよいよ最新データとなる2023年1月現在の状況を見てみましょう。黒田日銀のまさかのサプライズ実質利上げ(0.25→0.5%)により、収益改善の期待から各地銀は「株価棒上げのお祭り状態」となりました。その結果、2年近くの苦闘を経て私のプロジェクトもようやくホッと一息つけるような状況となりました。時価総額は7527万円で損益は+1707万円となっています。 具体的に中身を損益順で見ていきましょう。7389あいちFG、8341七十七、8714池田泉州、8334群馬、8418山口FG、8367南都、8361山陰合同などがけん引する形で、プロジェクトの損益が急激に改善してきています。(上記データは四季報オンラインプレミアムより引用) またしばらく前に導入した 「非優待株オブザーバー参加制度」 により、8306三菱UFJ、8316三井住友、8411みずほなどのメガバンクにも無理を言って新しく参加してもらう事にしました。これによって、各地銀株の相対的な株価的な立ち位置がより立体的に分かるようになりました。 先ほどのリストを高PBR順に並べてみると非常に面白いです。地銀界最強クラスの戦闘力を誇る8331千葉銀を除くと、8306三菱UFJ、8316三井住友FG、8411みずほのメガバンクが相対的に高く評価されていることが良く分かります。また今後のメガバンクのPBR推移によって各地銀株の未来もおおよそ決まる形になっているんだな、ということがより具体的に理解できます。 そして「地銀株はもう上がり過ぎだ。!」という意見が一部にあるものの、依然としてPBRが0.1倍台、0.2倍台の銘柄も多く、少なくとも地銀株人気が過熱しているというような状況からは程遠いのではないか?と個人的には考えています。(上記データは四季報オンラインプレミアムより引用) 以上、優待族としての出自と存亡を賭けた大型企画に成長してきた、 優待地銀株バルクプロジェクト 2023年新春編 でした。🎵 バルクプロジェクトシリーズ 免責事項各バルクプロジェクトシリーズ は、私の投資家としての遊び心から「エンターテインメントとパフォーマンスの両立」を賭けて、また同時に「投資を極限まで楽しむことを通じてより良い投資家になる」ことを目指して全力で取り組んでいるものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私は「未来を見通せる魔法の水晶玉」を持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
Jan 2, 2023
皆様、2023年明けましておめでとう御座います。 さて早速今年の抱負ですが、 1. 「いつもニコニコ全財産フルインベストメント」を原則とする。決して「悪魔のささやき」であるマーケット・タイミング戦略 を取らない。過去200年の期間で見てあらゆる金融商品の中で株が最も長期リターンが良いことはデータから明白なので、その「最も有利な所」にシンプルに全財産を賭け続ける。(上記データは「株式投資の未来 ジェレミー・シーゲル著、日経BP、2005年」より引用) また「失われた30年」が続き、1990年を起点とすると世界でダントツの低パフォーマンスに喘ぎ、既に誰にも注目されなくなっているローカル日本市場ではあるが、過去115年間(1900~2015年)の超長期での「1か月物Tビルと比較した年平均プレミアム」で見ると6.2%であり、世界平均の4.2%、アメリカの5.5%を上回っている。 マーケットは「平均回帰の原則」が強く働くところであることを考慮すると、過去30年間があまりにもとんでもなく酷過ぎた分、ここからの数十年の日本株市場の長期パフォーマンスは世界平均を大きく上回る可能性があると個人的には考えている。 何が言いたいかと言うと、「長期ポテンシャル抜群」&「長年戦い続けてきて裏路地の隅々まで知り抜いている」ここ日本株市場で、今年2023年も全身全霊を賭けて戦う。(上記データは、「ファクター投資入門 アンドリュー・L・バーキン+ラリー・E・スウェドロー著、パンローリング、2018年」より引用) 2. 1年間例えどんな事があろうとも、株式市場から絶対に退場せずに生き抜く。そして「常に上機嫌で、朗らかに楽しく」毎日を過ごす。株式投資は「世界最大のグレートゲーム」であり、それに参加できることへの感謝の気持ちを持ち続ける。 3. 「優待株いけす」から選び抜いた総合戦闘力の高い精鋭銘柄に資金を集中し、ベンチマーク(TOPIX)を上回る成績を上げることに注力する。 自分には投資でワクワクドキドキ感を味わいたい、スリルとサスペンスを楽しみたいという無意識の欲求があり、それでリスク・リワード比の劣るギャンブル的な銘柄で勝負してしまうという悪癖が以前からある。またそれによって平均するとこれまで毎年3~4%のパフォーマンスを失っている。 なので、「野菜畑を育てる農夫」の様な気持ちで、リスク・リワード比の優れた、地味だけど魅力的な銘柄に限りなく特化して堅実に戦う。投資に過剰な楽しみを求めない。普通にやっているだけでも十分に面白いんだし、自分は「とにかく勝つためにマーケットにいる。」ことをしっかりと意識し続ける。 具体的には数多くの優待銘柄でポートフォリオの防御力・総合利回りを限りなく高めつつ、強い確信の持てる上位銘柄には迅速&大量に資金を投入する「カウンター狙いの投資」に徹底する。 毎年少なくとも2回か3回は絶好の投資チャンスが訪れる。例えば昨年2022年だったら 2681 ゲオHD や 2726 パルグループHD に、「ボールが止まって見える。お金が目の前に落ちている。」と感じる瞬間があった。それを決して逃さない。絶好球は強打する。 イメージとしては、モンゴルの大草原の草むらに体を低くして隠れ獲物を捕らえるチャンスを粘り強く待つマヌルネコの様に「極限まで重心を低くして」集中して戦う。 (撮影 みきまる 名古屋東山動物園) 4. 投資戦略としては、現在の自分の根幹手法である バリュー → モメンタム戦略 を貫き、少しでも良好なパフォーマンスを目指す。「メンタル中世」を合言葉に、「勝つことにどこまでも貪欲」に戦い続ける。 5.優待銘柄への感謝の気持ちを忘れず、戴いた優待は様々な手段を駆使して100%使い切る。 といったところです。 尚ここで、自らの利便性のために、昨年2022年末のベンチマークとなる各指数を貼っておきます。今年も絶対に、各指数を確実に一人ずつ順番に○ってやります。(上記データはSBI証券より引用) 今年はどのような優待バリュー株との出会いがあるのか、どの銘柄を新たに主力として戦うことになるのか、今から本当に楽しみです。何があろうとも、自分が生きている限りは最後まで死力を尽くして頑張ります。それでは皆様、今年2023年も1年間何卒よろしくお願い申し上げます。 みきまる拝。
Jan 1, 2023
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