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本日、大相撲の元大関、千代大海関の引退が発表されました。以下ヤフーニュースからの引用です。
1992年九州場所初土俵。95年名古屋場所、19歳で十両昇進。97年秋場所、九重親方が育てた初の幕内力士となった。関脇だった99年初場所で初優勝し、場所後に大関に昇進。迫力のある突き押しで人気があった。
2002年名古屋場所、03年春場所でも優勝したが、近年は首やひざなどのけがが慢性化。この2年間は2けた勝ち星もなかった。大関かど番14回は史上最多。
ここ1年くらいは明らかに衰え(おそらく実質的には前頭最上位くらいの力しかなかったと思う)、互○会パワーでなんとか生き延びてきたわけですが、
把瑠都関との一戦で魅せた、投げてもないのに相手が吹っ飛ぶ「空気投げ」
自分で突っ張りながら何故かじりじりと後退していく「千代大海ムーンウォーク」
など、衰えてからも多彩な技(?)で我々相撲ファンを楽しませてくれました。また唯一の持ち技の[突っ張り] が効かなかったときに、
瞬時に放たれる引き落とし技のCSP(チヨスペシャル、これは投資家的に例えるならば、ある銘柄をひたすら買い続けて、だめと思った瞬間にドテンして大量に空売りを浴びせるようなもの)
はまさに名人芸で最後まで有効で、全盛期のきらめきを思い出させてくれることもありました。
私は投資家として千代大海関の「何があってもどれほど力が衰えても引退しない。死力を尽くして生き延びる。」という姿勢にある意味敬服していました。
相撲取りも投資家も生き延びてこそ数々のドラマを当事者として体験でき、かつお金を稼げるわけ で、辞めてしまったらそこで終わり ですからね。
また現行の「負け越しても次の場所で勝ち越せばOK」という大関制度を最大限に利用してここまで長生きしてきた点は、「ルールの範囲内であれば何をしてもOK」という我々投資家に与えられた条件と全く一緒で、私は千代大海関の精神的なタフさに驚嘆し続けていました。
千代大海関は力の衰えた引退前の1~2年こそ上記のような苦しい相撲もありましたが、全盛期には押し一本で電車道で相手を土俵から突き出す、見事な魅惑的な相撲を見せてくれました。
今後親方として粘り強く後進を指導し、「第二の千代大海」を育ててくれるのを楽しみにしています。長い間本当にお疲れ様でした。
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