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昨日のことですが、私のPF1位の超主力で福井地盤の郊外型ドラッグストアのゲンキー(2772、東2)が、ポイント引当金の計上における一部の集計ミスでの業績下方修正を発表しました。
http://ir.nikkei.co.jp/irftp/data/tdnr2/tdnetg3/20110120/6oaseq/140120110119011218.pdf
ゲンキーは1月4日に中間業績の上方修正を発表していたのですが、その際に私は「やや保守的だし、おそらくもう少し業績は上ブレするな。1株利益250~280円前後は出せるだろうな。」と考えて、その後大きく買い増ししていました。
なので、昨日開示情報を見つけたときには「あれ?、こないだ発表したばっかりなのに、また上方修正発表するのかな? おかしいな?」と思ったのですが、開けてみると驚愕の業績下方修正だったので久々に度肝を抜かれました。
その内容は、「ポイント引当金の計上における一部の集計ミスにより230百万円を販売管理費及び一般管理費として計上するというものでかなり金額も大きいものでした。
PF1位の超主力銘柄でのなんだか情けない感じの集計ミスをそのまま看過することは当然出来ませんので、今日はゲンキーのIRに具体的な内容を質問しました。
すると、「当社は3年前にポイントカード制度を始めた。付与ポイントは累計で5億6千万で、毎月計算して債務として計上していた。今回1月10日以降の分について集計しているとどうも数字が合わない。まさかと思って3年前のポイント制度開始時に遡って調べ直してみると2億3千万円足りなかった。」とのことでした。
率直に言って私はかなりがっかりしましたが、「今後更に引き当て金が増える可能性は全く無い」とのことで、それが唯一の救いでした。
ゲンキーに関しては、指標的な割安さ、既存店の絶好調が証明しているその店舗戦闘力の高さ、地盤の福井から隣県の岐阜県に攻め上がってシェア首位のVドラッグ(バロー系列)を猛追しているその攻撃力と成長力、魅力的な優待内容、と3拍子揃った利点から「現時点で総合力トップの優待バリュー株」と高く評価していましたが、今回の件では私は大きく落胆・失望しました。
ま、下方修正後でも割安な銘柄であることに変わりはありませんが、超主力としてホールドしている銘柄としてはあまりにお粗末な悲しい出来事でしたね。
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