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さて市場の動揺が続いていますが、今日はポートフォリオ概況シリーズを1本お届けします。
73位 8793 NECキャピタルソリューション (東1、3月優待) ◎◎
PF時価総額73位はNECの持分法適用会社で、NEC関連が6割強を占めるNECキャピタルソリューションでした。現在の株価は1020円、PBR0.36、株主持分比率8.2%、今期予想PER7.32、配当利回り4.3%、総合利回り6.3%で、優待は100株保有で2000円相当のカタログギフトです。1年以上の継続保有で優待は3000円相当にランクアップします。
上記のような魅力的な選択肢の中から、私は今回は「高級花切りばさみ」を選択しました。
リース関連銘柄というのはどこも割安に放置されています。それは「リース会計基準の見直し」に伴うリース離れが投資家に嫌気されてのことなのですが、業界全体での2011年6月累計のリース取扱高は前年同月比で3.7%減と底打ちしてきています。その意味ではこのセクターの銘柄は全体にやや売られすぎのように感じています。
ま、リース関連と言うのは今現在だけではなく以前から大体万年不人気なので、その自覚の元に手厚い優待制度を持つ優待バリュー株が他にも多くあります。ただその中でもNECキャピタルソリューションの指標的な割安さは突出しています。具体的に私が現在保有している銘柄を8月11日現在のデータで見てみると、
8424 芙蓉総合リース PBR0.71×PER5.66=4.02 配当2.4%
8425 興銀リース PBR0.92×PER7.51=6.90 配2.8%
8439 東京センチュリーリース PBR0.95×PER6.60=6.27 配2.6%
8566 リコーリース PBR0.53×PER7.09=3.76 配2.3%
8793 NECキャピタル PBR0.36×PER7.32=2.64 配4.3%
となり、
1. リース関連には全体的に指標的に激安な優待バリュー株が多い。
2. その中でもNECキャピは何故か一人だけ更に突出して安い。
ことが分かります。またNECキャピは7月28日発表の 1Q も全く問題のないものでした。
しかしながら、ここの親の6701NECには昔から悪い癖があります。かつて2004年頃のことでしたが、新規上場してから1年ちょっとだった3717NECシステムテクノロジーを安値でTOBして我々投資家を唖然とさせたことがありました。子会社を高値で上場させて、人気がなくなり株価が低迷してくると安値でTOBして買い戻す、これは上場詐欺に近いような行為であり、こうした過去があるのでNECキャピタルソリューションは投資家にあまり信用されておらず株価が低迷しているのではないか?とも感じています。
ただ、そういった「NECリスク」はあるにせよ、現状のNECキャピタルソリューションが極めて割安で魅力的な銘柄であることに変わりはありません。私は総合的に考えて、大きく買い増しして本日現在でPF16位の主力としました。今後の業績と株価推移によっては更なる買い増しも視野に入れて注意深く見守っていくつもりです。
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