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さて今日は 「株式投資本オールタイムベストシリーズ」 をお送りします。以前第25位として
敗者のゲーム 原著第3版(1999年版)
を紹介したのですが、今回から数回に分けてその続編をお送りします。理由は、2015年に原著第6版が出版されたのですが、その内容が第3版に較べて極めて洗練されており素晴らしかったからです。それでは始めましょう。
敗者のゲーム 原著第6版 (チャールズ・エリス著、日本経済新聞社)
さて敗者のゲームと言えば、
「インデックス投資家のバイブル」
ウォール街のランダムウォーカー
があります。そしてこちらも同じように改訂版が出続けていて今は何と11版となっているのですが、版を重ねるごとに効率的市場仮説とそれによる産物のインデックスファンドへの信念と偏愛が深まってきており、正直に言ってその表記は少しおかしいんじゃないかな (・・?) と感じるページが増えてきています。
それに対して、チャールズ・エリスの本書は版を重ねるごとにその理路整然さ・無駄な表現を削げ落とした野武士の様なシンプルさが増してきており、読んでいて背筋がゾッとするほどの凄みと切れ味があります。率直に言ってあまたある投資本の中で、
ずば抜けて良い1冊
です。
さてそれでは今日はまず初めに目次を見ておきましょう。
これは第3版でも一緒だったのですが、最初の第1部の出来がべらぼうに、失神するほどに良いです。ただ第2部・第3部にも素晴らしい警句が溢れており、明らかな捨てページの全くない珠玉の内容となっています。それでは次回から、この超パワーアップした第6版のベストオブベストの最高の、鼻血噴出の部分だけを見ていきましょう。
(続く)
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