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25位 1718 美樹工業 (東JQS、6・12月優待) ◎◎
PF時価総額25位の主力株は、大阪ガス軸のガス工事、子会社のセキスイハイム販売など住宅、建設が柱の美樹工業です。その激烈な指標的な割安さが高く評価され、「優待株いけす」から見出されて、今回初めてのPF上位進出を果たしてきました。


現在の株価は4560円、時価総額53億円、PBR0.47、自己資本比率は34.6%、今期予想PER5.54、配当利回り2.2%(100円)、総合利回り2.6%(100+20=120円、優待品は私の独断で1000円で換算)で、優待は1000株保有で 野菜(ブロッコリーの新芽・国産チコリ等)を年2回です。

ちなみにIRによると、現在の野菜優待は「郵送料のコストが跳ね上がっていて、野菜を送っているのか、箱を送っているのか分からない状態。」とのことで、「将来的には郵便で簡単に送れる1000~2000円程度の内容に変更するかもしれない。」とのことでした。という事は、いずれはクオカードになるのでしょうかね? ただいずれにせよ、優待制度廃止の予定はないとのことでした。
それでは早速具体的に優待品の使用例を見て行きましょう。
美樹工業優待野菜の台湾ラーメン
美樹工業優待野菜炒め大盛のヘルシーステーキ
美樹工業の優待パワーで、「緑レベル」が高く、瑞々しくて抜群に美味しい料理が出来ました。♬
さて美樹工業は今期は前期比較で減益予想であり、それもあって株価は非常に軟調に推移しています。そしてその最大の原因になってしまっているのが、大黒柱である子会社の「セキスイハイム山陽」の業績が優れない事です。下記の通り、契約・売上棟数が大きく落ち込んでいます。

IRによるとその原因は、「競合他社に負けた。特に一条工務店に負けてしまった。」こととの事でした。一条工務店が数年前にたくさん土地を仕入れていたのに対し、セキスイハイム山陽はあまり仕入れていなかったところ、中心となる若年層の顧客に「土地付き物件」のニーズが高かったために負けてしまったとのことでした。
ただそれを反省して今年はセキスイハイム山陽もたくさん土地を仕入れたので、

「契約・売上棟数の減少はこのあたりで下げ止まるだろうと見ている。」とのことでした。
また、セキスイハイム山陽は苦戦しているものの、美樹工業全体の業績としては、「受注工事高がたくさんあるので、少なくとも来年までは大丈夫。」とのことでした。

実際、美樹工業の求人情報を見ても、「現在、受注案件は多数あるものの、人材が不足しており、今回の募集に至っています。」と書いてあるので、当面の業績は心配ないのかな?と個人的には思っています。

以上、美樹工業は指標的にも極めて割安ですし、今後変更があるかもしれませんが上記の通り優待内容も素晴らしいですし、いくら今期が減益予想であるとは言え、優待族的にはいくらなんでもちょっと安すぎるなと感じます。なにしろ、
グレアムのミックス係数
(PBR×PER。バリュー投資の創始者で、世界一の投資家バフェットの師匠であるグレアムは、株を購入するにあたってはこれが22.5以下でなければならないと説いた。私はそれを更に厳しく半分にして11.25以下の銘柄を中心としてポートフォリオを組むようにしている。)は超激安レベルの2.60!
ですからね。
ちなみに過去の自分の経験上では、
グレアムのミックス係数が2以下になると「ほぼ不敗」
となるので、是非美樹工業にはその「不人気株の頂点」を目指してこれからも頑張ってほしいと思っています。後ほんのちょっとですからね。(笑)
ま、いずれにせよ、今後美樹工業をPF上位の一角として楽しくホールドしながら応援していく予定です。
2017主力株概況シリーズ 免責事項
2017主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、死んだ目の魚になっていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。魔法の水晶玉は残念ながら持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い、損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.000%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
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