みきまるの優待バリュー株日誌

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Feb 8, 2018
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カテゴリ: 株式投資全般
​   さて今日は株式投資本オールタイムベスト68位






規律とトレンドフォロー売買法 (マイケル・W・コベル著、パンローリング社)






 の好評第5弾です。





















​​ さて今日はまずは 







​世界を代表するトレンドフォロワーの
  ジョン・ヘンリー​







 を見ていきましょう。










​彼は僅か16000ドルの資金でファンドを始めて、しまいにはボストン・レッドソックスのオーナーにまで上り詰めた、まさにアメリカンドリームを体現した人物​







 です。トレンドフォローに力がなければ、200万円弱から出発した投資家が時が流れて大リーグ屈指の強豪を手に入れるなど「絶対にあり得ないこと」のはずですね。♬​​













 ​
​​​ ヘンリーはズバリと言った。「私だけが将来の価格を予測できないとは思わない。  一貫して何かを予測できる人はだれもいないし、投資家は特にダメ  だ。。。  私たちは、ほかの投資家が将来を予測できると確信しているところを利用する。  」​​​













  トレンドフォローは主に価格というひとつのデータに基づいている。



 相場の動きを予測できると考えて、負け組になるトレーダーは多い。





 (以下はヘンリーの言葉)




​  トレンドが現れるのは、将来の価格について徐々に合意ができるから。



 簡単に合意できる変化もあれば、ひとつの相場の見方が出来上がるまでに時間がかかることもある。  ​そういう時間のかかることだからこそ、私たちの利益は生まれる。​











​ この 「なぜトレンドが現れるのか?」に関するヘンリーの説明は分かりやすいし印象的 ですね。彼がほぼ無一文からレッドソックスを手に入れたという実績を考えると、猶更です。​











 ヘンリーの言葉。




​  私たちの哲学は、トレンドフォローにはもともとリターンを生む性質があるということ  です。​




​  この20年ないし30年以上もうまくやってきた人たちがいます。来る年も来る年も、それはただの運だったとは言えない でしょう。









 何よりもその「事実」がトレンドフォローの有効性を証明している、ということですね。










  ヘンリーの言葉。



 私たちがファンドの運用を始めたのは1981年。。。そのころ私が設計していたものが、今ではトレンドフォローシステムと言われるものだ。その手法ー機械的で数学的なシステムーは、実際にはまったく変わっていない。しかし、  ​過去18年間で事実上何も変更していないのに、システムは今日でも引き続きうまく行っている。​





 (以下はコベルの言葉)




​ ダンだけではなく、ヘンリーやほかの  数多くのトレンドフォロワーも異口同音に「システムは変更していない」という  のに気づかざるを得ない。​













​ つまり、繰り返しになりますが、






​「トレンドフォローは劣化しない最強戦略」​






  であるということですね。​











​  ヘンリーが初めて運用したファンドは1981年に1万6000ドルの資金で立ち上げられた。彼は今ボストン・レッドソックスのオーナー  だ。​



 ヘンリーは変化を理解している。この理解が彼を明らかに有利にしている。












 事実はなによりも雄弁です。トレンドフォロー戦略に力があること、私たちバリュー投資家もそれを謙虚に学ばなくてはならないことは、残念ながら明白なんですね。(続く)






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Last updated  Feb 8, 2018 06:05:08 PM


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