みきまるの優待バリュー株日誌

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Apr 2, 2018
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カテゴリ: 優待株について
​​​​​​​​​  さて今日は2018PF概況シリーズです。







72位 2153 E・Jホールディングス(東2、11月優待) ◎◎◎







 PF72位は、エイトコンサルと日本技術開発が07年に経営統合し発足し、官公庁工事が柱の総合建設コンサルの E・Jホールディングス です。尚、仕込みの関係で紹介が遅くなりましたが、実際の順位は遥かに上で、現在既にポートフォリオ10位以内の超主力の一角として戦っています。








 現在の株価は1546円、時価総額112億円、PBR0.66、自己資本比率は58.6%、今期予想PER11.23、配当利回り1.9%(30円)、総合利回り2.3%(30+5=35円)で、優待は年1回、100株保有で500円相当、1000株保有で1000円相当、5000株保有で2000円相当のクオカードです。
​​
















E・Jホールディングスは、2017年10月13日に上記の株主優待制度を新設しました。処々の状況から東証1部への昇格のための株主数増加策であることは「ほぼ、すけすけのスケルトンで見え見え」ですが、現状の株価位置がファンダメンタルズから見て濃厚な割安感があることから、私は「バレバレとはいえ、東証1部昇格でそれでもある程度の株価上昇は見込めるかな?」と考えてかなり多めに買いました。











 ただ最近はこの「東証1部昇格狙い投資法」はあまりにも世間に広く、かつ海よりも深く、四方八方に知れ渡ってしまったために、








​実際の東証1部昇格発表が完全なる「材料出尽くし」になってしまって、逆に株価が超暴落することすらある​​









 という、「世紀末的で混沌とした状況」です。(笑)












​ そのため私も1つ1つの昇格候補を慎重に詳細に多角度から吟味して、今や







​新種の罰ゲーム​







 に成り下がりつつある、鮮度の落ちた、リスク・リワード・レシオの劣った、やや消耗戦的なトリッキーな戦いに取り組んでいるわけですが、今回のE・Jはそれでも比較的良い案件なのではないか?と現時点では考えています。ま、投資として報われるかは実際の昇格を待ってみないと分からないですが。​











尚ここで補足情報なのですが、会社IRによると、「2017年11月末の段階での株主数は2018人。優待新設効果で400人ほど増えたが、まだ(東証1部昇格に必要な)2200人には達していない。また東証1部昇格に関しては、『念頭に置いているし、全く想定していないという事ではない。』と言う状況である。更なる株主数増加対策に関しては、『ゆくゆくは何らかの手を打つ予定だが、現時点では具体的には一切申し上げられない。』」とのことでした。









​​ ま、私が翻訳コンニャクで超訳すると、「めちゃ、T1に上がりたいです。♬」という理解でよいかと思います。








​IR文学というのはとかく必要以上に、常に異常に難解なものなのですが、二重否定表現を連発する場合には、皆様の想定通りのゴールが待っていることが経験上非常に多い​







 んですね。








 そしてそれが何故かというと、







​「本当の事は言えないが、同時に嘘をつくわけにもいかない。」という縛りがあるために、どうしても通常の会話ではあり得ないような、珍妙で奇天烈な答えをせざるを得なくなるから​







です。​​















 後、このE・Jホールディングスに関しては、もう1つ非常にいいなと思う点があります。








 ここの完全子会社に「近代設計」という会社があるのですが、ここが「電線共同溝、無電柱化検討業務で全国1位の圧倒的なシェア」を誇っているのです。







 この無電柱化事業は、東京五輪開催に向けての都心の道路やそれ以外でも全国の幹線道路で強力に推進されているものです。




​​







 そしてこの無電柱化事業というのは、「地震国日本」では非常に大切なものです。何故かというと、地震の時に電柱が崩壊すると、道が塞がれたり緊急車両が通れなくなるということがあるからです。






 国土交通省では全国56箇所で電線共同溝・無電柱化事業を行っているのですが、そのうち11箇所をE・Jホールディングスグループが受注しています。つまり占有率は約20%です。また残りの45箇所は23社が行っています。したがって
E・Jホールディングスグループがずば抜けて高い 占有率を持っていることが分かります。







つまり何が言いたいのかと言うと、地震国家である日本にとっては国策事業とも言える「 無電柱化事業」が株式市場で人気テーマとなった時には、ここ E・Jホールディングスがその「本命ど真ん中」の銘柄になる、そういうカタリスト(株価上昇のきっかけとなる起爆剤)がある、ということなんですね。











以上をまとめると、 E・Jホールディングスには以下の3つの魅力があるということになります。





1. 指標的に極めて割安で、業績も好調を維持している。




2. 現時点では株主数が基準を満たしていないが、何らかの株主数増加対策(立会外分売や株主優待拡充)をした上で、近い将来の東証1部昇格が高い確率で期待できる。




3. 
地震国家である日本にとっては国策とも言える「 無電柱化事業」関連の本命ど真ん中銘柄である。











 このように多くの魅力に溢れたE・Jホールディングスを今後超主力の一角として楽しくホールドして応援していく予定です。





​​​​​





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Last updated  Apr 2, 2018 07:28:31 PM


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