PR
Free Space
Calendar
New!
征野三朗さん
わくわく303さん
Night0878さんKeyword Search
Category
9位 3020 アプライド (東JQS、3月優待) ◎◎◎
PF時価総額9位の主力株は、九州地盤で西日本を軸にパソコン小売店『アプライド』を展開するアプライドです。前回は2017年に34位で登場していましたが、その後の買い増しと、今年の 第1四半期決算
の内容が「非常に悪い」と市場から評価されて株価が暴落した時に逆に自分は「アプライドは元々超低評価であることを考慮すれば、特に大きな問題は無い。マーケットの反応は少し過剰すぎる。」と考えて更に買い乗せしたことから、今回大きく順位を上げてアプライド史上初のPFトップ10入賞となりました。

現在の株価は1450円、時価総額39億円、PBR0.75、自己資本比率は33.7%、今期予想PER5.18、配当利回り2.8%(40円)、総合利回り3.4%(40+10=50円)で、優待は100株保有で株主優待ポイント1000P(1P=1円、ポイントは自社グループ店舗およびインターネット通販で利用可)などです。

私は今年2018年は優待MAXとなる10000ポイントを戴きました。

通販セレクト商品の中から、 蔦の家 京華漬 詰合せ を選びました。


味が染みていてとても美味しかったです。

さて、私はアプライドの主力化に当たって数年ぶりに複数のお店に探検に出かけたのですが、まず店内の照明が以前より明るくなっていることと、動線がすっきりして良くなっていること、掃除が行き届いて綺麗になっていることに驚きました。また修理サポート部門にはお客さんがたくさんいて、しかもその多くが以前は店内では全く見かけなかった高齢者でした。「アプライドは新たなお客さんを捕まえることに成功したんだな。明らかに良くなってるな。」と実感しました。

実際に過去10年間の業績推移を見ても、この数年で営業利益率が急改善しています。
(上記データは四季報オンラインプレミアムより引用)
この業績改善の理由ですが、IRによると以下が理由とのことでした。
1. 小売り中心だったのを、5年位前から法人(通販業者とか事務メーカーなどの卸売業が中心)への販売メインに切り替えた。理由はその方が台数が売れて効率が良いからなのだが、この2、3年でようやく利益が出るようになってきた。
2. 小売りに関して、以前は物販がメインだったがPCサポートサービスを合わせて提供するようにした。これによって利益率が改善した。(みきまる注 同業他社でかなりエグいサービス体系で有名なところもありますが、アプライドでは「75歳以上の高齢者は契約できないようにするなど、良心的にやっている。実際サービスの評判も良い。」とのことでした。)またサービスをメインにするに当たって3年位前から各店舗も綺麗に改装した。
また今期は前述した通り第1四半期決算がイマイチでしたが、これについては、
3. 売上が下がっているのは、法人への販売方法を変えたため
である。具体的には、今までは卸業者を経てエンドユーザーの法人への販売だったのを、直接エンドの法人に販売するように切り換えをやっている。これによって、売上は下がるが利益率は上昇する。更に今期は法人への販売のための営業所を2か所増設して拡大を図っている。また当社は BtoBビジネス(法人へのパソコン販売)がメインと言う関係で、 利益は第4四半期にまとめて出る傾向
がある。そのため今のところ、今期も(会社予想通りの)利益は出せる見通しである。
とのことでした。
またパソコン小売りという括りで同業他社を見てみると、
3020 アプライド (PBR0.75×PER5.18=3.89)
3021 PCNET
(PBR2.89×PER27.36=79.07)
3375 ZOA
(PBR0.84×PER12.66=10.63)
7618 PCデポ (PBR1.08×PER15.14=16.35)
と、 グレアムのミックス係数
で見ても、 明らかにアプライドが1人だけ安い
ことが分かります。
そして 「アプライドが激安である理由」
ですが、恐らく数年前までの 「裏寂れた、薄暗くて活気のない、店員さんが不愛想でやる気がない、利益率の低い、C級のPC屋」という負のイメージが多くの投資家に残っていて、それで過小評価され続けている
のかなあ?と個人的には思っています。
以上、業績急改善中で、同業他社と較べても指標的にも極めて割安なアプライドを、新たな主力株として愛でながら、楽しくホールドして応援していく予定です。
2018主力株概況シリーズ 免責事項
2018主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、死んだ目の魚になっていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。魔法の水晶玉は残念ながら持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い、損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.000%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
2024~25主力株概況102位、日本ハム。 Nov 19, 2025
2021~25PF概況637位、ミアヘルサホールデ… Nov 18, 2025
2024~25主力株概況101位、マルハニチロ。 Nov 16, 2025