みきまるの優待バリュー株日誌

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Jul 24, 2020
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カテゴリ: 株式投資全般
 さて今日は株式投資本オールタイムベスト105位






順張りスイングトレードの極意 (荻窪禅著、彩流社、2020年)










 の第8弾です。








 今日も、第5章 順張りスイングトレードの秘訣 から。










 ​
ボラティリティブレイクアウトが起こったら「頭の切り替え」をする



 仮に次ページ下図のような動きをした銘柄があるとしましょう。



 一つの大相場を演じる株の典型的な値動きですが、1では非常にわかりやすい上方向へのブレイクアウトが起こっています。ここは上手いトレーダーが買いを入れてくる絶好のポイントでもあります。また既存のホルダー側としては、これまで株価が動かないことに苛立っていた場合、1で早速やれやれ売りをしてしまう可能性が非常に高いと思われます。(上級者であればいよいよ上昇局面がスタートしたと見て買い増しをしてくるでしょうが)。



 2は下方へのボラティリティブレイクアウトです。これは結果としてはダマシになるわけですが、1で買っていたのであれば一旦利益確定するのは戦略として正しいでしょう。



 その後3で改めて上方向へのボラティリティブレイクアウトが発生しますので、もし2で売っていたのであれば、改めて3で(一旦売ったところより高値となったとしても)買い直したいところです。



 そして4でついに、下方向への(結果的にダマシではない)ボラティリティブレイクアウトが発生します。












 この荻窪禅さんの文章には、凄腕モメンタム投資家の考え方が凝縮されていてとても興味深いですね。








 ちなみにバリュー投資一辺倒だった頃の私は、下図の1で喜んで売っていました。そしてその後で株価が暴騰するのを茫然として見つめながら、「おかしい、ファンダメンタルズからはもう高いはずなのに、どうしてこんなに上がるのか?」と首をかしげるばかりでした。






 そして今の  バリュー→モメンタム戦略 ​ を採用している私は、1を見つけたら、「ファンダメンタルズ的見地から見てまだ十分に買えるなら、利益を最大化するために買い乗せする。もしもそうでない場合はそのまま我慢してホールドする。」様にしています。





 ただし2の局面では、ケースバイケースですが場合によってはふるい落とされると思います。そして次の3の局面での買い直しは多分もうしません。何故なら、バリュー投資家としての観点からは「もう既に十分に高い」ことが多いからです。自分だったら、「優待株いけす」から探して次の銘柄に進む局面です。











 ただ少なくとも、「1では絶対に売らない。」ことは、荻窪禅さんと共通しています。本当に大切な、株式投資の肝の肝 ですね。(続く)





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Last updated  Jul 24, 2020 10:44:49 AM
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