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さて今日は 2020~21主力株概況シリーズ です。
79位 9956 バローホールディングス (東1、3月優待) ◎
PF時価総額79位の上位銘柄は、中部地区食品スーパー業界の雄のバローです。ここ数年PF上位の地位を保っていますが、今年もここで登場してきました。
現在の株価は2455円、 時価総額1325億円、 PBR0.92、自己資本比率は35.3%、今期予想PER10.98、配当利回り2.3%(56円)、総合利回り2.7%(56+10=66円)で、優待は100株保有で1000円相当、500株で1500円相当、1000株で3000円相当の 自社電子マネーギフトカードです。以前は 自社開発商品もしくは自社グループ商品券だったのですが変更となりました。なお長期株主優遇優待制度も数年前から導入されています。





さて最近のバローは、激しくなる一方のスーパー業界の「仁義なき抗争」でやや守勢に回り始めており、スーパー既存店月次推移が伸び悩み、また店舗にも往年の活気が乏しくなってきています。
更に悪いことに、バローが本拠地としている岐阜県は現在「全国最大のドラッグストア激戦地」と言われているのですが、中でも「フード&ドラッグ」を標榜し、小型店を同一地域に絨毯爆撃的に集中出店して他社を殺しにかかっている「福井の暴れん坊」こと9267ゲンキードラッグストアの猛攻が止まらず、これにも甚大なダメージを受けているものと思われます。何故なら、ゲンキーは「ドラッグストアの衣を被った激安スーパー」がその実態であり、医薬品の売り上げは10%程度しかないからです。
ただ、そういう苦しい状況下ではあっても、傘下のドラッグストア(Vドラッグ)、ホームセンター、スポーツクラブなどの総合力で依然としてジリジリと売上高を伸ばし続けているのは高く評価できると思います。
スーパー業界下位には例えば、
7520 エコス
7643 ダイイチ
などもっと指標的に割安な銘柄もありますが、バローはその規模の大きさと安定的な成長力も加味すると、今の株価位置なら依然として一定の魅力があるものと感じています。これからもしっかりと業績推移を注視しながら、PF上位銘柄として楽しくホールドしていく予定です。
2021主力株概況シリーズ 免責事項
2021主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、死んだ目の魚になっていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。魔法の水晶玉は残念ながら持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い、損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.000%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
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