みきまるの優待バリュー株日誌

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Jan 13, 2022
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カテゴリ: 株式投資全般
​  さて今日は株式投資本オールタイムベスト124位






トレーダーのメンタルエッジ(ジェイソン・ウィリアムズ著、パンローリング、2013年)









 の第3弾です。








  今日は、第14章 神経症傾向とトレード から。













 まずはロ、レービン、スティーンバーガーが2005年に発表した研究を紹介しよう。。マーケットで感情の起伏をより抑制できた人は、トレード結果も良かったことがはっきりと表れていた。



 神経症傾向が低い人と投資の成功に最も高い相関性が見られた。。。その理由は第3章で見た脳の外側と内側の経路に関係がある。穏やかな気質で、感情が安定していて、リラックスしているトレーダーは、勝ちトレードのあとでも負けトレードのあとでも論理的かつ適切な判断を下すことができる。











 神経症傾向が強いことはトレードの世界では大きなハンディキャップになるということですね。そして私たち  日本人は「不安遺伝子」を持っていることが多く、世界中で最も不安を感じやすい民族である  と言われているので、もしかするとそれで日本人には「投資嫌い」や「投資下手」が多いのかもしれないですね。









 つまり、すでに公表されている研究によって、トレード中の感情の状態が極めて重要だということは分かっている。。。勝ちトレードや負けトレードに感情的に反応することは、マーケットでの成功に悪影響を及ぼす。



 しかし、なぜなのだろうか。それは、マーケットでのトレードがギャンブルではなく、技術的で知的な仕事だからである。



 父と私はこれをさらに掘り下げていきたいと思った。そこで、私たちは独自の研究を始めた。まず、世界中から先物トレードで大成功を収めている一流トレーダーのみを選んでNEO-AC検査の完全版を受けてもらった。知りたかったのは、世界最高峰のトレーダーに共通する性格特性があるのかどうかである。もしあるならば、普通のトレーダーも自分自身をよりよく理解したうえでトップトレーダーの情報を参考にすればトレードの成功につなげられるかもしれない。



 彼らの神経症傾向をファセットのレベルで見ると、非常に興味深い発見があった。実は、勝ち続けるトレーダーは、NのファセットのなかでもN1(不安)とN6(傷つきやすさ)がという2つのファセットがかなり低かったのである。つまり、成功したトレーダーは、ストレスがかかる状況においても失敗や負けに関して不安になったり傷つきやすくなったりすることが普通の人よりもはるかに少ない人たちだった。



 N1が高い人はトレード中の不安の大きさに特に注意しなければならない。資金を失う恐怖は非常に大きいため、これを軽視してはならない。












 前述したように、日本人の多くは不安レベル(N1)が高いわけなので、投資に当たっては「自らの感情のコントロール」に最大限の注意を払わなくてはならない、ということですね。非常に参考になりました。






 また改めて考えてみると、資産が余裕で自由億を超えているような投資家の方は確かにあんまり神経質な人はいないし、どちらかというと大らかだったりちょっとズボラだったりする傾向があるなあ、とも感じました。実に面白いですね。(続く)






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Last updated  Jan 13, 2022 07:19:29 PM
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