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冬が近づき、レインフォレストに木の実がなくなると、カソウェリが裏庭にやってくる。カソウェリはダチョウのように大きな飛ばない鳥。真っ黒のボディに首から頭は鮮やかな赤と青。珍鳥です。今年はパパカソウェリが一羽の雛と一緒に戻ってきた♪雛はまだ生まれたてでとっても小さくってキュート。主食がフルーツや木の実なのでパパイヤやバナナを庭の隅に置いておく。日に2、3度顔を出してはフルーツを食べていく。まだ小さい雛のために、パパはフルーツを小さくちぎって地面に落としてあげる。それを一つ一つ口に運ぶ雛。何とも微笑ましいじゃぁないですか!!カソウェリはパパが雛を育てる。片時も目を離さずに、充分に成長するまで守り続ける。日本に比べられないほどの自然があふれるオーストラリアだが、年々人口の増加に伴い、レインフォレストや森林が切り開かれ、少なくなっているのは事実だ。カソウェリや他の動物たちが「住処を失ってしまう日」なんて日が来なければいいのだが、、
April 27, 2005
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うららかな日曜の午後。アランは友達とカ二を釣りに出かけたのを幸いと、このところちょっと疲れ気味の体を休めるため、私はソファに寝そべり、本をひろげ半分うつらうつら。と、家の前で人の話し声が聞こえてきた。「お客さんかな?」慌てて起き上がり、ぐちゃぐちゃになった髪を直す。窓に近づき表を見ると見知らぬ4人のアボリジニがうちの前庭の中にいる。しかも裏庭にあるガレージを指差しなにやら話ししてるではないか。「どろぼう??日曜のまっぴるまに??」ガレージと言っても車を入れてるわけじゃない。入ってるのは、ボート、バイク、バギーやドリル、チェーンソーなどの工具たち。全部アランの宝物だ。釣りに出かけてるのでボートはないが、ガレージのシャッターが思い切り開いたまま。中が丸見え状態。玄関にかけより勢いよくドアを開けた。「何か御用ですか?」ちょっと強い口調で。4人のうち1人が「いえ、ちょっと。あのやしの木の実が欲しくって」それはビートルナッツと言うやしの木。ガレージの横に植わってる。と言っても、お隣の敷地だ。「お隣には了解を得てるんです。でも、お留守みたいで。お宅の庭から入らせてもらってもいいですか?」いいとも、悪いとも言わないうちにずんずんと庭に入り込み、フェンスをよじ登りお隣の庭に入る4人。確かにやしの木はうちとお隣の境のフェンス脇に立ってるけど、、なんでうちから?了解を得てるならなぜ隣から直接行入らない??いまだに疑いの目を4人に向ける私の存在などぜんぜん気にもせず、やしの木によじ登るアボリジニ、、やしの木なんてここじゃなくたってどこにでも生えてるじゃん?!実をもぎ取り、地面に落ちた実もひとつ残らず拾い「どーも」と帰っていった。なんなんだ?なんなんだー??帰ってきたアランに報告。「このやし、ビートルナッツって言ってね、実が「噛みタバコ」の一種なんだよ」へ?そーだったんだ。「どこにでも生えてるわけじゃないから、わざわざここに取りに来たんだよ。へ?そーいうこと、、なーんだ。んもー、びっくりさせるんだから!ドキドキしてそんしちゃったじゃん!!
April 20, 2005
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土曜日。友達夫婦をディナーにご招待した。せっかくだから(なにが?)早めに来てもらい4人でテニスをすることに。確か、3年ぶりのテニスだ。ま、楽しく汗をかければ、それでよし!と言うことで、空気のあまり入っていないボールと、ガットの緩んだラケットを手にコートに向かった。2時間ほどの間に高いフェンスを飛び越えたボール4球。まずまずではないか、うん、うん。あちらこちらにコートを走り回ったおかげで汗だくだ。でも気持ちいい!仕事でかく汗とは大違い。家に戻り、シャワーを浴び、「何か飲む?」と友達に聞いてみた。「あ、じゃぁビールを一本もらおうかな」ギクッ!!「も、もーしわけない。うち最近ビール買ってないのよ。ワインかウイスキーなら、、」そーなんです!ここ一ヶ月ほどアランったらビール断ちしてるんです。と言うのも、この半年ほど、月に2、3度の割合で私がいやぁーな目で彼のおなかを見つめ始めたのがことの始まり。いやーな目でみる私。「きょーちゃん、、もう僕のこと愛してないんでしょ」「いえ、、愛してるけど、、そのおなかは嫌」「ビールやめてほしいの?」「やめなくってもいいけど、、そのおなかが嫌」「、、、」「出会った頃はそんなんじゃなかったもん!」を、繰り返すこと半年。ある日突然「今週はビール買わないでね」「え?え!!」「ウイスキー代わりに買ってきて」で、ウイスキーをジンジャーエールで割って飲んでるんです、最近の彼。で、効果はあったかって?う~ん。どうなんでしょう?少しは小さくなってきているような、、きてないような、、
April 13, 2005
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この5年半に、日本に帰るたびに買いあさり、もらいまくり。あるいはケアンズで買ったり、はたまた送ってもらったりと、、たまりにたまった文庫本たちがついに行き場を失ってしまいました。お恥ずかしい話、約6年間もオーストラリアに住んでいながら、いまだ英語本アレルギー(ってか、ただ読みづらいから読まない、もしくは読めないのだが)で、今もなお日本語の活字に頼っているわけです。何度も繰り返し読んでるし、この先も繰り返し読むだろうし。処分はしたくない。「あのぉ、ダーリンさま。肩でもおもみいたしましょうか?」「えぇ どうしたの」と、まんざらでもなさそう。「いえ、実はですね、、」と、肩をもみもみ。「私の本たちが行き場を失っておりまして。つきましては本棚なんぞ作っていただけないかと、、」「ハハハ それで肩もみかー、、ちょっと安いな」 オイ!「今夜は焼肉と言うことで」「レバーもね」「はい、買ってまいります」「あー、肩甲骨の下ね、そこそこ!あああぁ」「で、やっていただける?」「うん、いいよ。 でも来週ね」 あ、、そ。肩もみしたのになぁ。ま、来週でも再来週でもいいです。忘れないでね。ちゃんと作ってね。じゃないと買っちゃうから!本棚。
April 6, 2005
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