.｡o○水青の部屋.｡o○

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14年前の作品で何度か観ていたけれど、また、観たくなって、とうとう♪特典付きのDVDを買ってしまった。

ティム・バートン監督と音楽を担当したダニー・エルフマン二人の音声解説を

聞きながら観たので、3回も観たことになる(* ^ーﾟ)ゝ”

ジョニー・デップへ

「単に演じたい役柄ではなくて、僕が演じなければならなかった。

このストーリーが僕の心のど真ん中に棲み着いて、どうしても立ち退こうとしなかったんだ・・・」

ジョニー・デップは送られてきた脚本を読んだ時、赤ん坊のように泣いてしまったという。

「頭の中のいろいろなイメージが激しくうねりながら、どっと押し寄せてきてきた。

子供の頃に飼っていた犬のこと、僕が成長過程で抱いた風変わりで、

おぼろげな感情・・僕はこの物語に取り憑かれてしまったんだ」

両手がハサミの人造人間エドワードのおかしくも悲しいストーリー。

創造主の博士が死んでから丘の上の古い屋敷で暮らしていた彼は優しいセールスウーマンペグに発見され、

彼女の家に連れて来られる・・

エドワード役にはトム・クルーズが有力候補に挙げられていたそうだけど、ティム・バートン監督は

ジョニー・デップに自分と同じアウトサイダーとしての本質と、エドワードの悲哀や苦悩と強く結びついている魂を見出した。

「単に演じたい役柄ではなくて、僕が演じなければならなかった。

このストーリーが僕の心のど真ん中に棲み着いて、どうしても立ち退こうとしなかったんだ。

出世の手段などではなく、この役は解放だった」というジョニーは、エドワードに選ばれる前に、すでに役に入り込んでいた。

撮影は常夏のフロリダにセットを作って行われた。暑さの中、全身を革のコスチュームですっぽりと覆い

30センチもの大きなハサミを両手に装着して顔に白塗りメークを施し、身も心もエドワードに

完全になりきったジョニーの演技は芸術的だった・・・

「エドワードは世界の中で最も正直で純粋な心を持っている。彼のキャラクターの手本になるものはなかった。

新生児みたいな無垢さをもった存在で、無条件に愛を与えるペットも思い浮かべて参考にしたんだ。

体の動きとしては、チャップリンを研究して、表現にとリ入れた」と言う・・

ペグを演じたのはダイアン・ウィースト。そして、ペグの高校生の娘キムにウィノナ・ライダー。

ペグの家族はエドワードを守ろうとするが、周囲の人々から危険視されてしまう。

さらに彼のハサミの手は、生まれて初めて愛したキムを抱くこともできず、二人の恋は悲劇につき落とされていく。

当時ジョニー26歳、ウィノナ18歳。真剣に交際を始めた二人だった・・・。

風刺と感動に満ちた物語は独創的で幻想的な映像美に彩られている・・・

エドワードは孤独なアーティストで、様々な作品を創造する。

氷の彫刻を作ると、氷の粒子が雪のように舞いその中でキムが踊るシーンはなんともいえない美しさだ・・・

「風変わりで才気溢れる若い監督に大量生産とTV業界での死のスリルの世界から救出された・・

今の僕があるのはティムとの出会いのおかげ」と語るジョニー。

独創的で深みのある現代の傑作メルヘンを創り上げたバートンとジョニー。
ふたりは盟友となり固い絆で結ばれたのだ。

（以上、映画雑誌フイリックス：JOHNNY　DEPPより）

一歩も部屋から出ることなく、1日は終わってしまった(≡・ x ・;≡)

☆彡Mio★Diary☆彡

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