2015年12月の記事一覧 | 我輩はドラ猫である

年末

あっという間に年末です。今年の娘は受験勉強ではそこそこがんばりましたが私生活では不安がいっぱいでした。私もたくさん悩みました。すべて受験ストレスだったということにしたいです。厳しい冬を越したら明るい春が待っていると信じて…受験生に暮れも正月もないです。あと一息、娘は娘で、私は私で頑張ります！本当の春まであと少し！

寝る子は育つ

寝る子は育つ。睡眠は大切。しかし、この後に及んで寝まくる娘。もう頑張りすぎて疲れたのか？判定結果で甘く見ているのか？ 11月に塾でお腹の風邪をもらったせいか、それから、塾へ通わなくなってしまいました。映像の講座なのでほとんど終わらせたから、あとは、過去問対策など自習室でやる予定でしたが、家でやるからと。しかし、家では寝てる… さすがにまずいと、学校の自習室へ通いだしましたが五時半には終わりなんです。夜は寝てしまう。早起きになりましたけど。六時前に起きてシャワーを浴びて学校へ行き自習室へ。そして年末年始は学校はやっていません… いいのかなあ。みんな追い上げているのに。学校の先生は楽天的でここまできたら体調しだいだと言います。なので私も何も言いません。もともとどこの大学でもオーケーと言ってありますので。しかし、浪人は困るなあ。浪人してもうちの子は寝るだけだと思いますし。寝逃げとでも言いますか。寝ている間は受験ストレス感じませんしねえ。確か夏休みもこんなふうに寝ていました。あの頃は夜型で、午後から塾でした。それが、もう卒業となったら学校へ行きたがって。あと少ししか通えないから学校へ行くと。なんだか変な受験生活です。私も寝逃げしよう。私は横にばかり成長して、まずいです。

とらぬ狸の皮算用

いよいよ受験日程も決まり、願書も取り寄せ始め、母の私はテンパっています。私はまったく頼りにならない母で動揺するばかり。とにかく支払いとかちゃんとしなくちゃ。あれれ、検討したことのない大学の願書も… さくらは私が滑り止めを受けろと言ったらあんなに嫌がったのに、学校の先生の言うことは納得して聞いたようです。「行かなくていいんだよ、練習で受けろ」と…あひゃ、模試がわり？高い模試ですなあ。しかも絶対通えない、東京でない大学…まあそこはある意味有名でユニークだし、個性重視的な校風はさくらに合っていますけどねえ。というわけで行くつもりのない大学を２つ初っぱなに受けることになりました。私的には行ってもらっても全然オーケー…おっと待て、通えない大学の場合、下宿代は奨学金ですぞ。ひえー、いくらかかるんだろ。一番近い大学の場合、国際関係なので留学が必須💦これまた、奨学金ないと無理。いやあ、合格できる前にあれこれ文句も言えないしとらぬ狸の皮算用もできません。願わくば自宅から通えて留学は勘弁して…が本音ですけど…奨学金は最後の手段です。お医者様のように後日バシバシ稼げる職業につくなら別ですがそうでなければ女の子はそんなに稼げない…離職率も高いので奨学金という借金はできるだけ背負わせたくないな。ほんと、リケジョなら別だけど💦留学なら語学力がつくので生かしようがあるけど、ただ遠いだけではねえ。その遠い大学、とても楽しそうなんだけど。近ければ大賛成なんだけど…さくらもユニークな校風を気に入っているみたいだけど。まあ、そのとき、考えましょうか。そこしか合格できなかったらそれもご縁です。私のなかでは実力相応のところに入れるのが一番生きやすいのでは、と考えています。ミラクル合格してもついていけなかったら辛いでしょうし。でも何がミラクルなのか。だって高いところめざして頑張っているわけだし… 模試判定で良くてB、通常ＣかＤなんてのは実力としてどうなのでしょうね。あとは学部が合っているかどうか。国際系も若干受けるけど基本は社会学部。これも何をやりたいのかよくわからない。話を聞いていると教養学部か？という気がします。携帯小説を読んでいたさくらはその小説の舞台だったブライダル関係の仕事をやりたいと言い出しています。企画をやってみたいとか。さくらの言うことはコロコロ変わるのでよくわかりませんが、ホテル関係に勤めたいなら語学は必須ですよねえ。そうなると留学が必要？しかしそういうところに女性は長く勤められるのでしょうか？しまいに、結婚相談所もいいなって、あのう、それはもう少し年をとってからでどうでしょうか… ある本で母親の幸福度とかストレス度を調べたら一番ストレス高いのが専業主婦。二番目に高いのがフルタイムのワーキングマザー。一番ストレス低くて幸福度の高いのが短時間ワーキングマザーだそうです。つまり旦那様のお給料で生活できるけどお小遣いくらいは自分で稼ぐってパターン。これはつまり、夫婦なかもよろしいってのが、前提で短時間ワークなら子どもにもしわ寄せいかないってことですよね。ふーむ、それは幸せですがそこを目指すのもリスク高いなあ。これからの時代は二人に一人が結婚しない。二人に一人が離婚する。ありゃ、四人に一人しか幸せな結婚はできない… そりゃ少子化ですわなあ。で、シングルマザーの二人にに一人が貧困家庭なわけです。子ども六人に一人は貧困。子ども生むのに勇気がいるなあ。医学部は女子が増えていますけど大学で学生の親は娘さんの結婚生活も子育てもフォローしてあげてくださいと親御さんは言われているそうです。激務ですからね。うちは医学部どころかリケジョにもなれませんでしたが、ワーキングマザーになったとき娘をフォローする体力や経済力…自信ないなあ。でも、フルタイムワーキングマザーになったら祖父母の手助けは必須なんです。これがあまりなかったから私も一人しか生めませんでした。一人だからなんとか貧困にならずに、働いてこられたけど… 女性は旦那様の収入に頼るか祖父母に頼るかしないと生きにくい世の中ですね。なーんて、とらぬ狸の皮算用、こんな先の心配までしております。お金の心配なく、子育てをできたらいいですよね。

悲しい

受験が近づいても私は何もできない。娘が模試を二週続けてサボっても、相変わらず学校をサボってもなーんにも。疲労困憊。せめて学費をと働いていたけど、そのお金をﾄﾞﾌﾞに… 模試めんどくさい。小論文、とったけど受講やめた。学校さえ… この子は大学に入ったって通えるのか？不安とストレスと怒りで体調を崩し… 世の中甘くない。ストレス抱えてたって働けなかったら用なしだ。どうしたら楽になれるんだろう。元気になれるんだろう。しんどくなってきました。受験生の母はみんな辛いと思うけれど娘の自立に大きな不安と…自分自身をももて余しているのです。私も扶養されるような生活をしたかったなあ…今さらですけど。若いときはそんなこと考えなかった。なにごとも計算苦手なので、結婚や男性を経済力として見られなかったのですね…自分が稼げばいいと思っていたので。でもこんなに疲れると弱音を吐きたくなります。事実、周囲の退職が多いこと。女性は退職の転機が何度かあります。私が見ていて多かったのはやはり出産。そして、なんと、今や孫が生まれると退職という… 確かに祖父母がいないと若い親御さんたち、働きながら子育てしにくいですよね。でも、いずれにせよ、そういう人たちは家のローンが終わっていて、当然ながら子どもは所帯持てるほど自立しているわけですから、要するにローンも扶養家族もないからそんなにガンガン働く必要ないわけです。娘の学校ママさんたちも扶養の範囲内でパート程度に働く人がほとんど。私は、私の時代においては生き方間違ったんでしょうかね… もっともこれからの時代はだめですよ。専業主婦になりたいなんて言っていたらまず結婚できないと思います。しかしこれからは二人に一人が結婚しない二人に一人が離婚するてことは、四人に一人しか結婚して幸せになれない？その中のどれくらいの割合の人が子どもを生めるのか。子どもを生んで幸せになれるのか… 子ども六人に一人が貧困。シングルマザー二人に一人が貧困。これじゃあ、結婚も出産もしたくないという若い人たちの気持ちもわかりますね。私の時代はまだ、「クリスマスケーキ」なんて言葉が残っていた時代。遅くても30歳までには結婚するのが当たり前でした。子どもを欲しくないという人は私の周りにはいなかった。でもそれは、経済の調子も良くて、たとえシングルマザーでも真面目に働けばそこそこ稼げたし、ましてや共働きなら余裕さえありました。今はちがうんてすねえ。こんな時代なのでどうしても自立だけはさせてあげたいと思うのですが空回りです。疲れました。