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我輩は空から母ちゃんを見守っていたし心にもいるのだが、霊感のない母ちゃんは毎日帰宅しては号泣するので参った。 我輩はそばにいる。でももう肉体的にはそばにいてやれない。 あんまり泣くので、我輩が霊感を使って連絡をとり、我輩の推薦により新たな猫に来てもらえるよう手配した。 我輩と似た猫だと母ちゃんが混乱するのでまるっきり別のタイプだ。何が違うかというと、それはもう、日本人とフランス人くらいに違う。 母ちゃんは子育ても一段落というか、あのさくらのやつは青春謳歌中で飛び歩いていて家にいない。 なので抱っこ好きで人懐こいラグドールを我輩は妹として推薦した。 さくらが「ここちゃん」と命名した。なかなかいい名前だ。 どうだ 血は繋がっていないが、我輩の妹だ。 血統とかどうでもいい。なぜなら猫族の我輩がこんなに人間族と仲良く愛し合えたのだから、猫種なんてどれでも良い。 同じ哺乳類ではないか。 ここちゃんは優秀な我輩と違ってなかなかトイレを覚えず、母ちゃんは悪戦苦闘しておるようだな。 我輩が優秀すぎたのだよ! 我々アメリカンショートヘアー族はもともと狩りの名人、野性本能が強い。排泄物を砂で隠すのも本能ゆえ。 妹のラグドールは猫なのに抱っこ好きなタイプだから野性味が少ないのであろう。 大器晩成と思って大目に見てやってくれ 。 ここちゃん、母ちゃんのケアを頼んだぞ❗
December 29, 2016
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いつの間にか冬になって寒波が来ています。 先日まで遅い紅葉が見られて これが12月5日。時が秋のまま止まった…と言いながらもノロウイルス流行の嵐に巻き込まれ…私は珍しくかかりませんでしたけど周囲はすごいことになっていました。 私は猫のことで気が張っていたのでしょう。 気付けばめちゃくちゃ寒い。 今でも帰宅後は猫の名前を呼んで泣きます。 仕事で遮断されている悲しみに襲われます。 しかもそこへ持ってきて父の認知症やら母の異様な行動💦 唯一親戚の中で頼りにしていた叔母にも見放されました。 「あんたは母親の悪口ばかり、こっちがうつになる!」と。 毒母を持った苦しみは経験者でないとわからないですね。 それなら反面教師にしてあなたがいい母親になれば?という人もいます。 やはりわからないのです。 理性でできることには限界がある。追い詰められているのにさらに努力せよと言われている感じです。 私は必死で連鎖しないよう努力しています。 限界を感じているときにいつも無条件に愛してくれた猫はもういません。 どうして私を置いていったのか。私はもう頑張れない。 代わりはいません。 あそこまで愛してくれたものはいないのです。でもいないのです。 霊感の弱い私は死んだ子の気配を感じることができません。霊感が弱いというより感性が鈍いのです。傷つくまいと心を麻痺させる方法を子ども時代に覚えてしまったせいかもしれません。 みんな私にいい人であれと言ってきます。 いい母親で、親孝行な娘で、よく働く人であれと 猫だけが 私が弱くていい加減で情けなくてもそれでも私を好きと寄り添ってくれました。 それは得難い体験でした。 でももういないのです。 時薬と言いますがかなりの時を要するみたいです。その前に凍てついてしまいそうです。 特に母親がこれでもかと私をいじめてくるようで生きていくのが恐ろしいです。 神様、もうこれくらいで許して戴けないでしょうか。 息をするのも苦しい。 愛のない生活に再び戻りました。私の居場所はいつもここ。 娘が気遣ってくれるのでその点は嬉しいです。私が泣くと一緒に泣きます。 でもあの子には未来がある。私の母みたいに苦しめ続けてはいけないです。 どうしたらいいのかわかりません。 紅葉も見に行き、スパにも行きました。 どんなに贅沢をしてもそこに愛はない。 しかし 生活があるので 生きている限り働きます。
December 14, 2016
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動物病院から思いがけずお花が届きました。桃太郎君、初七日。 優しい動物病院のスタッフさんたちありがとう。 川柳を詠もうとしてみました。 「亡き猫の 愛にあふれて 目を閉じず」 桃太郎は目を閉じずに亡くなったのです。 最後の晩は浅い呼吸をしながら一晩中目を開けていて時々みゃーみゃー鳴きました。見えない目でなんとか私たちを見ようとしていたのでしょう。でも見えないから触れていないと不安で鳴いたのでしょう。 一晩中添い寝しました。鳴けば撫でました。一晩中起きているのを見たのは初めてだったのでただごとではないと感じました。 最後に私の腕に顔を乗せて安心したように呼吸を止めました。 全身で愛してくれました。 こんな体験はありませんでした。 どんな私でも受け入れてくれる、大きな愛。家族に恵まれずそういう体験がなかった私に、神様が猫という形でまるごと愛される体験を私にさせてくださったのです。 お墓はどうしようか迷っていました。 やはり個別のお墓にしようかなあと考え直しています。 私の生きている限りはお花を供えにいきたいから。 最後まで大切に。
December 3, 2016
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これはペットロスなのか。 怒り、悲しみが押し寄せる。 怒りといっても動物病院には感謝してるし、友達にも助けられたし、怒ることはないはずなのだが。 桃太郎のいない家に耐えきれない。 道を歩いていても野良猫をガン見。連れて帰りたくなる。野良猫のほうは恐怖を感じて電柱の後ろに隠れてしまった。 ネットサーフィン先は保護猫、里親のページ。 飼えないとわかっていても、桃太郎の代わりが欲しくなる。 そう、でも身代わりにしちゃいけないのだ。わかっている。でも衝動を抑えられない。その気持ちを理解できないらしい冷たいさくらに怒りが向く。 でもさくらはポツンと言った。 「何ヵ月かしたら保健所で子猫をもらってくるつもりだった」 なんで? 「あたし、お金ないからペットショップで猫を買えないもん」 無理やがな。たぶん。でも… さくらは猫アレルギーなので無理だ。が、症状としては軽度だから、さくらは抜け毛の多いアメショーでなければ大丈夫と思っているらしい。 アメショーはお腹の側の抜け毛がすごく多いので意外だった。やはり外来種、寒い国の猫なのだ。 でもだめ。 今は身代わりにしてしまうから。 動物愛護精神でなく、桃太郎に会いたくて後先考えずに行動しそう。 生まれ変わったら私たちのところに来てね。
December 2, 2016
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