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今日はひな祭りの料理、ちらし寿司とお吸物、さくらもちを作りました。お手伝いは、MA、SIちゃんYUTではじまり、他の子は楽しそうに駆け回ってる。海苔の型抜きがはじまると・・・どこからか皆やってきて、型抜き終った海苔をパリパリほおばってる!皆、海苔大好きなんだね。今日の一番人気でした!!皆の色んな具が合わさり、とっても豪勢なちらし寿司になりました。さくらもちは、ちょっと想像と違くて、オリジナルなものだったけど、とってもおいしかった。子供たちもペロリと食べ、すぐさま「おかわり~」の声。なんといってもTAKAちゃんのお手製の“あんこ”が本当においしかったぁ~!!ごちそうさまでした。 春が近づくにつれ、GAとの別れが近づいてくる。GAのキラキラの笑顔を見てるとうるうるしてしまう。朝の会の時、今日の保育当番は誰ですか?って質問の時に、GAが私のことを初めて『AKIちゃん!!』って呼んでくれました!な~んだか くすぐったい嬉しい気持ちでいっぱいになりました。おばさんか、あの人!ってゆわれるかと思ってたから、なんだか私の方が照れてしまいました。でも、ありがとう!!本当にうれしかった。春から会えなくなってしまう子もいるけど、今、この皆で過ごせる一日一日に感謝し、子供たちが、存分に楽しめるよう。大切に過ごしていきたい。そう強く感じた一日でした。(akira)
2008年02月29日
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卒園製作の布草履作りに取り組んだ年長のGA君と そら組のMAちゃん。2日間に渡って挑戦し、今日完成させた。この一年、機会あるごとに取り組んできた草木染め。GA君が選んだのは玉ねぎの皮で染めた明るい黄色い布と、どんぐりで染めた渋い黄土色の布2色。裂いた布地を芯のロープに編みこんでいく。MAちゃんは桜の落ち葉、玉ねぎの皮、ソヨゴで染めた3色の布地を選んで可愛らしい色合いの組み合わせとなった。 GA君は面倒くさいと嫌々で始めたけれど、どうせなら早く仕上げてしまいたいと言わんばかりに、手はどんどん編み進める。きっちりと引っ張ってしっかりした編地に仕上がる。MAちゃんはこういった手仕事が大好きで、楽しそうに取り組む。鼻緒の編み方も器用にこなした。自分達で染め上げた布で 自分の手でこうして完成させていく自分の草履。物を作り上げていく過程を自ら体験することで その成り立ちを知り、手先の器用さを身に付けていく。今年初めてのねっこぼっこでの布草履作りだったけれど、今年年中や年少の子供たちは、憧れの眼差しを持って、GA君達の様子を見守っていた。早く自分もやってみたい、早くきつつき(年長)さんになりたいといいう、思いが目覚めてきている。ねっこぼっこ伝統の卒園製作になるであろう。年中AYUは縄ないの方法で縄跳びを完成させた。来年はその方法で布草履の鼻緒を編むんだよ。毎年技術が積み重ねられて卒園前に布草履に取り組みスタイルを ねっこぼっこの伝統にしていく。今年は初めての取り組みだっただけに、GA君もMAちゃんも大変だったね。二人が仕上げた布草履はとっても素敵!!履き心地もとっても気持ちいいって!!GA君の卒園まで残り2週間・・・。じわじわ・・・すでに来ています・・・。 TOMO
2008年02月28日
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真冬の気温に戻るとの予報だったが木々に囲まれて穏やかな日差しの中、お弁当後のひととき。Nonちゃん「もうすぐリス組さんになるから、どんぐり組さんも自分でお片付けできるようにやってみよっか」弁当箱を布巾に包もうと挑戦するZe君とDa君。端と端を持って、バツにして、穴にくるっと通して、引っ張る。手順は理解しているようだが苦戦中の2人。対角ではなく隣り合う端と端を持つので弁当箱がうまく包み込めないDa君。Nonちゃんが手伝おうかと声をかけたが、自分でやってみると。何度もやってみてようやく包むことが出来た。おめでとう!お弁当箱記念日だね。「この前見つけたいいところがあるから連れてってあげる」とSiちゃん。そこは先週見つけた崖で、のぼるのに苦戦していたDa君を皆が励ましあい助け合い登りきったという心温まるエピソードの場所。今日はすでに男の子達が登っていた。Da君も上から見下ろしている。Siちゃん、崖の上の木を掴み上手に登った。最後はMiちゃんの番。昨夜の雨でか崖は足がすべりうまく登れない。でも待って、崖の上からSiちゃんが助けの手を差し伸べているよ。しかしSiちゃんを邪魔するAyu君、Ga。他の男の子達も野次を飛ばしている。Siちゃん、意地悪攻撃に負け、助けるのをあきらめてしまった。すると次にはZe君が助けに来たよ!またまた邪魔をされてZe君退散。。。Miちゃん「登れな~い」と大人に助けを求める顔。でも大人たちは温かいまなざしのみ。つらいけどMiちゃん頑張って!木の枝を掴み、膝を斜面にひっかけ、腕でよじのぼ~~~る。 やったぁ!!!最高の笑顔を見せてくれたよ。(G母)
2008年02月27日
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今日の野外料理はいつもの味噌汁に加えて、郷土の味をいただきました。先週Tomoちゃんが講演会に行った智頭町産のもち米と黒豆で出来た豆餅 Takaちゃんの実家長野の郷土菓子「凍り餅」各家でとれたもち米を搗き、切り餅にして、紙にひとつづつ包み、干し柿みたいに紐で軒下に冬中吊るして作るそう。凍り餅を細かく砕いてお湯でふやかして食べます。
2008年02月26日
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鳥取県 智頭町という 面積の93%が山林、人口9000人弱という小さな町をご存知だろうか。ここの町役場の女性職員・UEさんから初めて連絡を頂いたのは、かれこれ4ヶ月ほど前だったろうか。ねっこぼっこを見学することは可能でしょうか・・・というよくあるご質問をメールで頂いたのが最初だった。智頭町では、町主催の『いきいき人づくり塾』という町おこしの為に町民パワーを行かした取り組みが行われている。智頭町の未来作りのために、住人自らががアイディアを出し合い、それを町がバックアップしていく取り組みだ。今年度の『いきいき人づくり塾』では 智頭町の豊かな森林資源を活かした育児のあり方として、森のようちえんが智頭町でも実践できないかと、勉強を重ねてこられ、実際に森のようちえんをおこなっている所を見てみたい・・・というご要望だった。UEさんは、インターネットで検索を繰り返し、いくつもの候補園からねっこぼっこを選び出し、連絡をくださったのだった。そして、ついにはなるべく多くの町民に森のようちえんを知ってもらいたいから・・・ということで、智頭町に講演会の講師として来て貰えないかと言う依頼に変更となり、昨年末からメール、電話で打ち合わせを重ねてきた。そして ついに22日~23日の一泊でTOMOが智頭町を訪れることになった。22日は塾生さん達との交流会。夕食をいただきながら 森のようちえんにかける想いを直接お聞きすることが出来た。講演会で話す内容は色々準備していったけれど、智頭町の人々の想いをまずお聞きでき、それを踏まえての講演会という段取りは非常に良かった。今回の言い出しっぺのSAEさん。いきいきひとづくり塾で森のようちえんという保育スタイルを紹介し、なんとかここ智頭町で実践したいと熱い想いをふくらましている二児のお母さん。ここには智頭町の豊かな自然環境に憧れて 他県から移住してくる人々もいて、SAEさんもそんなひとりだ。智頭町をこよなく愛し、智頭町の森で子ども達を育てたいと願っている。今回の講演会に寄せる期待はとてつもなく大きい。SAEさんだけでない。もともと智頭町生まれのKUMさんパパ。都会に憧れてきたのに、移住者から智頭の素晴らしさに気づかされ、今や智頭町を愛し、この豊かな自然を子ども達にしっかり伝えていきたいと願っている。3人の男の子のママであるKUMさんママも森のようちえんに寄せる期待が大きい。他にも、もうすぐ智頭に移住予定のUEDさん。4月に出産予定のMATさんご夫婦。薬剤師のNOMさん。みなさんからのエネルギーをたくさんもらって、明日の講演会への私自身の意気込みも高まっていった。翌日・23日の午前中は実際に智頭町のフィールドを視察させてもらった。これは私からの強い要望だった。実際に森のようちえんを行いたいと考えている場所を見たい。智頭の豊かな自然に私も触れてみたい。そんな私の希望を役場のOKAさんが雪道を運転してくれて実現してくださった。 雨上がりに太陽の光が差し込み、木々が輝く智頭の山々を眺めながらの散歩は心地良く、素晴らしく恵まれた自然環境に胸が高鳴った。ここなら 絶対にできる!!うらやましい位のフィールドだった。村おこしのために集落の人々で作り上げたログハウスの脇には小川が流れ 水車があり、雪国の厳しい寒さをしのげる場所の確保も、夏の水遊びにも充分対応できる。また、町内には統廃合で空家になっている町立保育園の木造立ての園舎があり、そこも利用可能だという。女性の就業率が日本で一番高い鳥取県では、幼稚園スタイルではなく 保育園が求められている。ここでは 森のほいくえんを実践したいと 長時間の保育体制にも応えられるビジョンを描いている。さて、いよいよ午後から講演会だ。チラシを配ったり口コミしたりして塾生さん達は 今まで一所懸命準備してきた。できるだけたくさんの人たちに集まってもらいたい・・・と意気込んでいる。ところが 講演会直前から大雪が吹雪き出した。焦るSAEさん。大丈夫。出会わなくちゃいけない人とは ちゃんと出会える。例え人数が少なくても 森のようちえんを必要としている人と、森のようちえんが必要としている人には ちゃんと出会えるから。それにこれだけの大雪なら 本当に聴きたい人だけが集まる。大丈夫だよ・・・と私。いよいよ講演会スタート。世界の森のようちえんの歴史、日本の実情。ねっこぼっこの歩みと取り組み。1時間半の私の話はあっという間に終った気がした。その中で私が大切にしたのは、ねっこぼっこの保育-子ども自身が自ら育っていく力を引き出すための、徹底した待つ保育の具体的な事例発表だった。こどもの変化、成長の具体的な話をこども達の名前を出しながら心をこめて話した。聴いているみなさんに、保育の心を一番伝えたかった。例え、森のようちえんが実現できなかったとしても、日々の育児の中で 子どもを信じて待つことをちょっとでも思い出してくれたら、そしてもし、本当に森のほいくえんが実現した時には、保育の柱にこの、待つ保育を掲げて欲しいと、願ってのことだった。森はこどもも大人たちも、ありのままを すっぽり受入れ、ただただ黙って恵を与えてくれる。そんな自然環境の中で こどもも大人も 自分自身をしっかり生きていって欲しい-TOMOからの熱いメッセ-ジが伝わっていくのが会場のみなさんから感じられた。幸せだった。質疑応答では 就学への不安、安全管理の問題、人集めの方法など実践に向けての 様々な質問が寄せられた。講演会後の交流会には、塾生さんだけでなく 講演会で興味を持たれた町民の方々が残ってくださった。子育て世代だけでなく ご年配の方も この取り組みを智頭町のために応援したい、関わりたいと思いを発してくださった。薬局経営のKUNさん。物静かなたたずまいの中に、どっしりとした存在感と熱い想いが素敵なおじさまだった。智頭町での今後の取り組みが具体的にどうなるか、まだわからないけれど、今回お招き下って、私自身が大きな大きなお土産をいただいてきた。ねっこぼっこが もっているものって凄い。私たちが取り組んでいることの方向性は間違っていない。そして このねっこぼっこの保育を創ってきた園長・あっちゃんの保育理念は 人々に伝わっていくんだ・・・という改めての確信。私にとっても 今回の講演会は 大きなものをいただけた。そして智頭町の心温かい人々との出会いは私の宝物になった。 3学期になって、今年も しっかり子ども達が育っていること、ひとりひとりの育ちに寄り添えることの幸せを噛み締めている。一年の最後に このような機会をいただけて 私は本当にラッキー!!最後になってしまったけれど 今回講演会準備向けて いろいろ力を尽くしてくださった智頭町のみなさん、資料作成など助けてくれて心よく送り出してくれた ねっこぼっこのお母ちゃん達、留守を預かってくれたスタッフたち、私に行っておいでとチャンスをくれたあっちゃん、そして2日間息子を世話してくれた愛する夫に 心から心から感謝しています。智頭町のみなさん、またお目にかかれることを 心から楽しみにしています♪ TOMO
2008年02月23日
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ねっこぼっこでは その子の誕生日にその子の為だけの誕生会を開いている。この日、AYUはねっこぼっこで4回目の5歳の誕生会だった。1歳10ヶ月の時から 通いつづけたAYU。今年で4回目となる。本当は明日がお誕生日だけど、明日は私はスタッフとして入っているから、今日は一母親として息子を祝ってあげたくて、スタッフとしてはお休みの今日にしてもらった。切り株のケーキを、散歩で集めてきた草花でデコレーションするのが ねっこぼっこのしきたり。去年は暖冬で春の野の花で飾られていた。今年は定番の椿の花びらがケーキを囲んでいた。さて、AYUが赤ちゃんの時の写真を持参したら 本人はテレテレ。みんなに インタビューも受けてまたまたテレテレ。いつものいばりん坊AYUは何処へやら。 実はこの日、すごく嬉しい報告を後からYU君ママから聞くことが出来た。私はその場で気がつかなかったけれど、YU君が初めて、自分から手を挙げて、自分の言葉でAYUにインタビューできたと言うことだった。NONちゃんにあてられて、言葉が出てくるのに時間はかかったけれど、それを誰もせかすことなく待ってあげられて、YU君も一所懸命『どんな色が好きですか?』とたずねることが出来たのだった。昨年9月に入園して、何度か誕生会を経験してきたYU君だけど、初めてみんなの前で質問できた記念日になった。そんな嬉しい瞬間を共有できたお母さんのAKIちゃん。我が子の成長振りに感動の様子だった。そして、その感動を私たちに分かち合ってくれたこともすごく嬉しかった。ひとりの成長をみんなで喜び合える・・・ねっこぼっこで我が子を育てるというのに、勇気がいった人もいる。なんていっても ユニークな場所だから。そうして集まった仲間たちの結びつきは とっても深く、素敵な関係となっている。AYUが2歳の誕生会を初めてここで開いてもらった時、園児はたった3名だった。今は13名の仲間がいる。すごいねえ♪みなさん 共に祝ってくださり有難うございました。TOMO
2008年02月20日
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今日はお休みの子も多く、少人数の中、久しぶりのいつものメニューのご飯とお味噌汁。朝の会で、いつものように「僕、火はやらないよ~~。」と言っていた年長児GA君。結局このままGA君は火に対して苦手意識を持ったまま卒園になってしまうのかなぁ?とさみしくは思ったけれど、それもしょうがないのかもしれない。無理強いするのはよくない…と思い、朝の会を終えました。さあ、今日は、3つの炉で火を熾すよ~~。というと、一つの炉には、MAちゃん、RYO。もう一つの炉にはSIちゃん、MIちゃん。そして、あと一つの炉には…GA君が。NONは一瞬、「えっっ!?」と思ったけれど、それを口には出さないでおきました。にじみ絵をしている時もGA君は、大人の一言にとても敏感に反応してしまい、「もう、や~~めた!!」ということがありました。何も言わずに見ていると、木をしっかり組み上げているのです!横で見ていたMAちゃんは、「GA、それすごいね~~!!」と感心。GA君もまんざらではなさそうなので、私も何気な~くそばに行き「それ誰に教えてもらったの??」と聞くと、「パパ!!」とうれしそうに答えてくれました。下に引いた葉っぱに火をつけていくのですが、なぜかうまく火がつかない。隣ではMAちゃん達の炉も、SIちゃん達の炉も徐々につき始めているのですが・・・。焦り始めたGA君。私も、今日はなんとか彼には自信を持ってほしいと思い、「もしかして、葉っぱ湿ってるのかもね~」と声をかけました。すると、見られていることに気付いたGA君は、マッチを放り投げて、「もうや~~めた!!」と走って行ってしまいました。またまた私は自己嫌悪…。なんで、声をかけてしまったのだろう…。GA君のやる気を削いでしまった…と思っていると、山のほうからいっっぱい葉っぱを抱えたGA君がやってきてさっきまで火を熾していた炉に入れていました。GA君のやる気や、成長に、とても感動しつつ保育当番のみんなでそっと後ろから見守っていました。しばらくすると、GA君のほうから、「見てみて~~!!」とうれしそうに声をかけてくれました。その炉には、火がごうごうとついています。その炉のそばには、GA君の誇らしげな顔!!その嬉しい時に、大人も一緒に共有させてくれようと、声をかけてくれたGAくん。「すごいね~~!!」とさらりとは言ったけれど、心の中で、どうしようもないくらい感動をしていました。嫌がるかな?と思いつつ、「この火をお母さんにも見せてあげたいから、写真撮ってもいいかな?」と聞くと、なにも迷いもなく、「いいよ!!」と言ってくれました。いつも自信のなさそうだったGA君。カメラを向けると、「うえ~~~いやだよ~~!」と逃げていくGA君。縄跳びを作った時からずいぶん変わってきたなぁと思っていたのですが、また今日も一つ成長して自信に満ちた顔。ごうごうと火が燃えているので、太い角材を入れても、楽しいくらいにそれがエネルギーとなりもっと火は大きくっていきます。長い時間かけて火熾しができたGA君。もっともっと楽しませてあげたいけれど…。「そろそろ、角材がもったいないよ~、」と声をかけると、「チェ~~ッッ」とつまらなさそう。そこで、SUGIさんが「自分で集めてきなよ」と声をかけると、またまたうれしそうに森の中に入って行きました。確かに、森にはたくさんの材料があるもんね。角材があると、私もそれに頼っていたことを反省しつつ・・。火熾しを充分に楽しんだ後、みんなで遊んでいる姿には、いつものクールさは全くなく、体いっぱい笑っているGA君の姿がそこにはありました。やらされるでもなく、自分から熾した火。見守るってとっても難しいし、まだまだしっかりできているとは思えないけれど、それでもGA君は自分でやりとげました。迎えに来たお母さんにそのことを伝えると、「春までの一日一日を踏みしめていってる感じだよね。」とおっしゃっていました。GA君の火熾しをいつも近くで心配していたTOMOちゃん。今日はお休みでそれが見られなかったけれど、どうしてもそれが伝えたくて、報告の電話をしたら、本当に喜んでくださいました。少人数の保育で、一人ひとりの成長が、みんなにとってうれしい出来事。こんなねっこぼっこに関わることができて、本当に幸せだなぁ…と思いました。(NON)
2008年02月19日
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今日は2週間ぶりの森ひろば。とあるキャンプ場で、玉ねぎの皮を使った草木染をしました。13組の親子さん達が集います。2月中旬の寒空のなか、この出席率は凄いな~。皆さんパワフルです。この日は晴れていたけど、風があってちょっと寒い。スタッフNONちゃんは、今日が森ひろばの司会デビュー。彼女はさすが、私よりも手遊びがうまい!子ども達の目がすっと惹き付けられていたよ。炉の火に当たったり、葉っぱや小枝を集めがてら、おさんぽに出掛けながら暖をとります。こういう日は、一箇所に留まっているのが一番寒い。KOちゃんは焼き芋をつくろうと一生懸命!薪をくべます。たまに二人とも広場のほうへお出掛け。KOちゃん、林のほうから剪定された大きな松の枝をしょって来ました。ここはKOちゃんにとって宝の山だね!ご飯とお味噌汁作りと並行して、各家庭から持ち寄った玉ねぎの皮を大鍋で、ぐわらぐわら煮出すと・・・・ホラ、茶色い色が出てきました。少し赤味掛かったその色を見て、紅茶みたいだね、との声。一緒に作るご飯も上手に炊け、食べ始めた頃、自分達で持ち寄った布が染まりました。豆乳で下処理した布は濃い茶色、処理なしの布は薄茶色に染まりました。それをミョウバンのお風呂に浸すと・・・それぞれレンガ色と、からし色になりました。子どもも大人も興味津々!!私はこの色の変わる瞬間が、魔法みたいで何度見ても飽きません。お家で思い思いに絞りを入れてきた布やTシャツ。今日は時間が無くて、残念ながら見せ合うことはできませんでした。では、次回以降に作品を見る楽しみは、お楽しみで取っておこう♪(あっ、でもTAKAは次回はお休みでした・・・)森ひろばが開始してから数ヶ月が経過しました。おんぶだっこだったSYU君が歩いたり、よくねんねしていたRYU君が起きてて周囲を観察してたりと、成長が間近に感じられて嬉しい。今季はあと2回。森ひろばは4月以降も続きますが、今季はいったん3月で終わりです。初代森ひろばのメンバー、優しく頼もしく、そして楽しい方が集まって下さいました。このご縁が、まだまだ繋がっていくことを願います。 (TAKA)
2008年02月18日
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今日も先週行ったあの場所。私おすぎはずいぶん長いことここでお散歩してなかったので今日はとっても楽しみ。園長のあっちゃんも来たよ。ヤッホー!!あっちゃんがスタッフNonちゃんに教えたい秘密の場所があるということで今日はあっちゃんがコース設定。赤ちゃんを背負ってるとは思えないほどの軽々しさで男の子達とズンズン歩いて行くよ。待って~。おすぎはMiちゃんといちばん最後をのんびり。川沿いの道で、Hiちゃんとお母さんのAkiちゃんに追いつきました。子ども達の列がずいぶん長~く広がったな~。Ryoくんは川に下りてお水に触る。春にこの川で水遊びしたことを思い出す。あれって一昨年?すっごい昔みたい。桜の花びらがヒラヒラ流れてきて、手ですくって遊んだっけ。きれいだった。橋を渡ったところで、みんなが休憩して待っていてくれた。ここに来たら必ずみんなは崖上り。今日はYuzくんがすっごい上まで上ってるよ。あっちゃん、大興奮です。上りかけたものの身動きできなくなったSiからSOS。あっちゃんが次にどこに足をかければいいか教えに行ってくれた。そしたらAyuくんが助けてくれてちゃんと上れたらしい。Ayuくん、ありがとう。強いけどときどき優しいそんなあなたに娘のSiはぞっこんです。そろそろ行こうかと言ってもYuzくんは下りて来ない。ぐるっと回ってずいぶん先から下りて来た。すごいね~と迎えるみんなのもとにクールな顔で下りて来たYuzくん。誇らしそうな表情が見え隠れです。 またまた川沿いを歩くと、あっちゃんが「うんこの木」と呼ぶ木が見えてきた。ホントだ~!!木の枝にうんこみたいなのがいっぱいついてる~!!落ちてる枝を拾って近くで見てみると、ますますうんこっぽい。どうも虫こぶだということだけど、うんこにしか見えなかった。どんな感触か触ってみればよかったなー。子ども達からは、「どうしてうんこが木に?」とか「なんのうんこ?」などという疑問は一向に出てこず、みんなただただ「うんこうんこ」と嬉しそう。いっか、うんこの木で。興味ないのに、「この木はこうでああで」と教えるよりみんながもっと大きくなって、図鑑とかでお勉強するようになったとき「おお~!これ見たことあるよ!幼稚園で~!」という瞬間が来たらきっとステキじゃないかね~。少し歩いたところで、先に着いてたあっちゃんとShuくんが休憩してたよ。まったり休むあっちゃんは風景に溶け込んで自然の一部になってた。やっぱりあっちゃんは森に居るのがいちばんみたい。あっちゃんがNonちゃんに見せたかった場所とは反対の方に結局行って田んぼの近くに落ち着きました。用水路があって、橋の上でお弁当を食べるグループと木の方で食べるグループに分かれました。橋の方は寒いのに子ども達全然平気。田んぼの周りを一列になって歩く子ども達。あれ、年の順に並んでるよ。かわいい~。Shuくんは用水路で釣りを始めた。木の枝で、藻を釣ってあっちゃんを狙ってビュンと飛ばして満面の笑顔。MiちゃんとSi、Zenくんは橋に腹ばいになって、橋の下からお互いの顔が見えるか覗き込む。落ちないでよ~。今日はバレンタインデーということで、Akiちゃんから特別にみんなにおやつのプレゼント。お母さんがおやつを持ってきてなんだか嬉しいYuくん。張り切ってみんなに声を掛けます。順番が来て呼ばれてもなかなかもらいに行かなかったYuzくん。恥ずかしかったのかな。待ちきれないAyuくんが、「先にもらっていい~?」と叫んでやっと走って行きました。リス組みさんは縄跳び用に、草木染の布をネジネジしました。あれは練習だったのかな?Nokちゃん、頑張ってたね。帰り道は行かなかった方の道へ行きたいと譲らないSiに、あっちゃんがついて行ってくれました。私は来た道を子ども達と戻る。Nonちゃんと他の子たちがどんどん先に行っちゃって、またまたMiちゃんと私のマイペースチーム。でも今度はRyoくんも一緒だ。二人でいろいろおしゃべりしてるから、お邪魔にならないように少し離れて歩く。まあ、なんかこの二人はいい雰囲気ねぇ。「公園に子どもを連れて行ったら、仲良し高校生のカップルに遭遇してなんだか居心地悪いおばさん」的存在の私。行くときに会ったおじさんに、「きんかん取っていいよ」と言われたMiちゃん。「Ryo、きんかん食べてないだろ~」と男友達のように叫びました。文章では伝わらないこの口調。かわいいよ~(涙)木の切り株がある場所で立ち止まって、私に向かってなにか呟いたMiちゃん。考え事をしていた私はなんて言われたのかすぐに分からずMiちゃんが見つめている方を見て、「ん~?」と生返事。「なくなっちゃったね~」と寂しそうな不思議そうな表情で言うMiちゃん。そっか~。氷だね。朝、切り株に生えた草の表面に綺麗な氷の結晶がついていたんだ。私が喜んで、「見て~。きれいだよ~。」と指差したけどMiちゃんもHiちゃんもそれほど興奮したようすもなく、黙ってじっと見つめてただけ。「興味なかったか」とそれ以上突っ込まずにいたんだった。でもMiちゃん、ちゃんと覚えてたんだね。あんなに白くなってたのに、今ははっきりした緑で、子どもの目には魔法みたいかも。 「あたたかくなったら氷は溶けるのは当たり前」じゃなく「あったものが消えるのは不思議」と感じる心、子どもに教えてもらえるね。川沿いの道を歩いていた私達に、山の中からみんなの声が聞こえていたよ。Ryoくんは、「あ、Ayuの声だ」とか「Gaくんだ」とかずっと言ってました。(私にとっては)長い散歩と、仲良し子ども達にまたまた癒されたお当番でした。あ、そうそう、今日もDaくんはNonちゃんにべったりだったな~。いつかDaくんにご指名いただいて甘えてもらいたいおすぎでした。
2008年02月14日
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久しぶりの竹パン。竹パンおいしかった?って聞いたら子供達「おいしいっていうか甘かった~」だって。そっか~ 焼きたての甘さ、最高だよね。
2008年02月12日
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今日の場所は、昨年プレようちえんで来たことのある場所だった。 小さな橋を渡り、川のほとりを歩く。再び小さな橋を渡り、山へと続く小道を入る。川のほとりの道中には金柑の木があります。その下に落ちた金柑を拾うのが子供達のお楽しみです。今日はなかなかの豊作だったよう。そして、お弁当を食べて落ち着く場所は、陽だまりのある畑の一角。 畑の奥には、小さな池があることをはじめて知った。池の表面にはうっすらと氷が張っていて、当然それを見てじっとしていられないのが子供達。早速、小さな石ころやどんぐりを投げてみては軽快に転がっていく様を存分に楽しみだした。 その時です…「あれっ?何か聞こえた?」池のほとりで遊 んでいた子ども達の動きが止まった。「コンコンコンコンコン~…」キツツキだ!「コンコンコンコンコン~」また聞こえる!近くの木にいるにちがいない!みんなで近くの木をくいいるように見上げる。あっ飛んでいった! 残念ながら木を突いているところは見えなかったけど、飛び去る姿は意外にも小さかった。頭が赤かったのでおそらくアカゲラであろうと分かった。(TOMOちゃん所持の野鳥図鑑による)ラッキーな出会いにとても嬉しくなった。さらに偶然、木のてっぺんにリスさんのお家も発見できた。 帰り道は、落ち葉のたっぷり積もった山の斜面を登った。大人も気合のいる斜面だったが、スピードに個人差はあれどみんな立派に登りきった。 そして帰りは暖くんの4才のお誕生会。ママの手作りスイーツをいただきます。お誕生会って、ママもそしてまた本人も始終みんなからくすぐられている気持ちがするんですよね。おめでとう おおきくなるんだよ~森からもきっとたくさんのプレゼントがあったでしょう。それを開くのはもっと大きくなってからかしら?(MI母)
2008年02月08日
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今日は半年振り(?)にお散歩させてもらったG母です。まもなく産後2ヶ月のKeも抱っこひもの中。なんとAtsuちゃんとNoちゃん&Yuちゃんも来てくれていました!集合場所は冷たい風が吹いていたけれど、一歩森へ入ると風はなく静かで暖かい世界。ウキウキしながらMiちゃんShuと手をつないで階段を上りきると、木の皮の中から誰かが見つけた幼虫が。皆でのぞいた後は、ちょっと春にはまだ早いからTomoちゃんがお布団かけてあげました。その後は布団のようなフカフカ落ち葉です。赤子を抱えて慎重に降りるG母を横目にKu君、「僕まっすぐ行けるよ~」と軽快です。静かな森に、サワサワと落ち葉を踏みしめる音が心を癒してくれます。今日来てホントよかった~☆お次は家族ごっこでお母さんのSiちゃんは買い物かごを持っています。Atsuちゃん「おかあさ~ん、チョコ買っていい?」Ryo君はソーセージ、Mahちゃんはニラを買ってもらいました。Atsuちゃんの優しい声、温かい笑顔、包み込む空気がそこにはありました。Atsuちゃんの産後、話合いの時に数回合ったけど、そういうものは子供たちとお散歩しているAtsuちゃんだからこそなんだな~。やっぱりAtsuちゃんは子供たちと一緒が幸せな人なんだ。今日来れてホントよかった~☆森を抜けると開けた場所では思い思いに過ごします。天気がよかったので、池には青空と木々がプラズマ画面のように鮮明に映ります!氷が張った水をツンツン。NoちゃんとAyu君は袋に氷を集めます。Miちゃん、Ze君、板の上でお昼寝気持ちよさそう。そして今日は卒園製作で、数日前から三つ編みの練習をしていたGaが、そら組さんのMahちゃんと一緒に縄跳びを編んでいました。Mahちゃんはさくさくと編み編み。。。編み目の整った優しい縄ができました。Gaはギュッと力を入れて編み、編み。時々コブが混じりながらも固い縄ができました。完成したら照れながらもTomoちゃんの記念写真に収まってくれました。今日来れて、最後までやり遂げる姿を見れて本当に嬉しいよ☆(G母)
2008年02月07日
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昨日の野外料理で、NONはとっても反省をしました。前日に降った雨のため、落ち葉が濡れてなかなか火がつかないので、今日は2つの炉だけで火を熾しましょう。とみんなで言っていました。気がつくと、一つの炉にYU君が。そしてもう一つの炉にAYU君と、RYOが。すると、その炉の近くで、ZE君が「僕も炉で火をおこしたい!!」と言っていました。この日は、ZE君のお母さんが保育当番に入ってくださっていたので、ZE君は一生懸命お母さんに「一つの炉で火をおこしたい!!」と訴えています。でも、今日は2つの炉しか使わない。火を熾すためにはZE君は、仲間に入れてもらうしかない。でも、順番は嫌だという。お母さんに訴えても、変わらないので、ZE君は、NONに訴えてきました。私は、きっとZE君は火を熾すことがだんだんわかってきたから自分で熾したいんだなぁと思い、軽く、「いいよ~~。」と言ってしまいました。すると、ZE君のお母さんが「今日は2つの炉だからいいんです。」とおっしゃいました。代わってとも言えないし、順番も嫌だ。それで、ZE君は大泣き。でも、大泣きしながらも、RYOとAYU君が炉を離れたすきに、その炉の前の場所を頑張って取ることができました。場所を取られたRYOは、YU君と一緒に火を熾しています。AYU君は、少し気に入らないみたい。でも、なかなかつかないZE君の火を、そばで見て、手を出して、口を出して、ようやく2人で火を熾すことができました。今日は落ち葉が湿っていたために、本当に苦労したけれど、(新聞を途中使ったりしたけれど)やっと熾せた火。ZE君も、AYU君も本当にうれしそう!!そして、NONを見て、ZE君は、一言、「AYU君がつけた火だよ!!」と。そして、「仲間だから!!」と、ZE君が持って来た捕食を半分こしていました。この瞬間、NONは、さっき言った自分の軽はずみな一言にとても反省しました。もし、あのままZE君の言うままに、一つの炉を増やして別々の火を熾していたらそれはそれで、納得できたかもしれないけれど、ZE君の悔しい気持ちや、AYU君が手伝ってくれた時のうれしさは今と同じではなかったと思う。大事なことを教えてくださったZE君のお母さん、本当にありがとうございました。そんな大事な火で作ったカレーはとても美味しく、みんな次々にお代りをしていました。まだまだ反省の多い毎日だったりするけれど、大事なことは、子どもたちを通してしっかり学んでいけれる今の環境にとっても感謝しています。(NON)
2008年02月06日
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今日は、ねっこぼっこの園生活の紹介ではなく、夜に多治見市教育委員会主催で開かれた講演会に出席したことを記そうと思う。今、来年度に向けての予算作成、鳥取県のある町から依頼されている森のようちえんについての講演会の準備、昨年実行委員をさせてもらった全国交流フォーラムからの原稿依頼、ソニー教育財団HPへの掲載原稿のチェックなど、毎日の保育現場以外での仕事がわんさか来て忙しくしているのに、どうしてもこの教育講演会には出席したかった。(どんなに忙しくても 毎日子どもと森で過ごすことで元気がもらえるから 頑張れる。保育現場に出かけるのが嫌でない、ワクワクするというのは、ねっこぼっこならではだと思う。公立保育園の保育士時代は そうでないこともあった。子どもに何かをやらせるカリキュラムも多かったからね)TOMOは多治見市に引っ越してきて2年になろうとしている。生まれ育って40年近い愛知県を離れて岐阜県民になって、こちらの教育事情や教育現場のことは全然わかっていない。と言うか、長男坊が現在小学3年生。幼児期のことは私の専門だから色々学んできたけれど、学童期以降のことはよくわかっていない。でも、将来を見据えて幼児期をどう過ごすかを考えなくては、意味がない。長男が学校から持ち帰った手紙に『多治見市では教育に大きく力を入れていくためのプロジェクトを20年度からスタートさせる。その為に陰山英男さんをお呼びしての講演会を開く』と案内があり、陰山さんのメッセージ『1年で学力は伸びる。多治見のプロジェクト成功に向けて力を尽くす』みたいなことが書かれていた。陰山英男さんをご存知だろうか。百ます計算の実践・提唱で有名な先生で、日本の教育改革の第一人者である。インターネットで検索かければ しっかり情報はゲットできるし、著作も色々。とにかく我が家の息子達の教育に直結する話らしいと感じた私は、夫にいつもより少し早く帰宅してもらって、息子達を任せ、夜いそいそと出掛けた。陰山さんの話で印象に残ったことをいくつか・・・。・日本の現在の教育システムが国際レベルで行くと非常にお粗末な物であること。特に中学の教育課程がメチャクチャである。詰め込み主義が悪いと教科書の内容がものすごく低レベルになっている。(都道府県名を教えない。富士山すらどこにあるか知らない大学生が大勢生み出されている)・日本の学力レベルが世界的に見ても低い。アジアの主要国の中では最下位。・日本の大学は自分の学校の研究レベルの維持しか考えないから、日本の若者の学力が落ちている現在、海外から優秀な人材を受け入れる。日本の若者の学力低下はほったらかし。・・・とにかく日本の今の教育制度ではきちんと考える力を育てるシステムになっていないということが凄く伝わってきた。そこで大切なことは何か・・・実は ここからはなんだ それでいいのか!やっぱりそうだったんだ!・・・という安心する内容だった。・学力アップの決め手は脳の機能強化・学力低下の本質は生命力の低下・睡眠時間が短い子は学力も低い・夜8時から9時に寝ている子どもが一番学力がいい・きちんと食事を摂る。特に朝ご飯をしっかり食べる子どもの学力はいい。・日本は世界で一番家での学習時間が短く、テレビ視聴時間が長い。・テレビ・ゲームなどは一日1時間までの子どもの学力が高い。(全く見ないよりも、1時間以内だと良いものを選択する力がついて、学力が高い)・百ます計算のような単純な反復練習が脳を鍛え、計算力以上に思考力を伸ばす(何故だかこれはまだ解明されていないが、そのようなデータが出ているとのこと)・複雑な文章問題を解いている時より、単純な計算問題に時間を計って取り組んでいる時の方が、はるかに脳は働いている。脳を鍛えていることになる。・単純な反復練習により段々成果が子ども自身感じられることで達成感と意欲につながる。それによって出来そうに無いことにも挑戦する意欲がわき、夢に向かって突き進む力を持つようになるそして、大事なことは子どもの成果が出たとき、頑張っているときに誉める以上に『凄いじゃん!』と驚いてあげることが大事だそうだ。誉めるというのは親の手の内のこと。驚いてやる、というのは親の想定外のことで手の内で無いから、子どもはもっと喜ぶそうだ。子どもは親に認めてもらおうと頑張っている。今、子どもを認め受け入れない親が物凄く増えていて、その結果子どもが崩れていっている・・・という話で締めくくられた。我が家ではテレビ類は1日30分~1時間。週に2日はテレビをつけない。朝ご飯はしっかり食べる。就寝時間は8時半。・・・と決めている。ところが最近 このルールが守られないこと、ルーズになっていることが出てきたので気持ちを引き締めるのにちょうど良かった。幼児期に大切にしてきたことが、実は学童期以降の学力にもとても大切で、それが多くのデータや実践記録で証明され、とても納得できる内容の講演会となった。国や県が動くのは待っていられないと、多治見市の子ども全員の学力(知識の詰め込みでなく、自分で考え自分で答えが出せる力)を向上させる為のプロジェクトをスタートしてくれることに、多いに期待すると共に、我が家でも見直せることを実践していきたい。まずは夫との家族会議だ。 TOMO
2008年02月05日
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今日の森は空気が澄んでいる。雨上がりでなんともすかすがしく、お日様の光がとてもやわらかくて暖かい。完全防備の防寒対策で身を包んできたものの、意外な暖かさに驚くくらい。散歩コースの途中でバードウォッチングのおじさんたちに出会う。ここはベニマシコという綺麗な赤い鳥が午前中だと出会いやすいとのこと。TOMOは以前にも話に聞いたことがあるけれど、本物にはまだお目にかかったことがないなあ。年長のKO君、もうすぐ年少のHAちゃん、いつも元気印のMI君はドンドコと歩いて行く。階段だってなんのその。3人で手をつないで歩く後姿が何とも微笑ましいなあ。半年も経っていないし、毎週開催でもないのに、こうしてつながりあいが出来て、関わり合いが深まっていくことは本当に嬉しい。お母さん方同士のつながりあいもそう。本当に森ひろばのお母さん方、みんな仲が良い。とても和気あいあいとしていて、いい雰囲気だ。子育て中の母親同士がつながりあっていくことは、とっても大事だと思う。ねっこぼっこの自主保育の良さとして、母親同士が学びあって育ちあっていく姿がいい。子育てベテラン組の母ちゃんのおおらかで、何が子育てには大事かが伝わる育児にスタッフと言えども、学びの連続だし、言うことを聞かないヤンチャ坊主相手に戦いのような毎日を送る母親に、私もそうよ・・・とお互いに励ましあっていける関係。そこに、森の癒し効果が加わって、お母さん達は英気を養ってまた、日常に戻っていく。とても素敵な場所だと思う。森で子育てを始めて丸3年。最初は戸惑いや疑問、それまで出会ってきた育児・保育との違いに色々悩みもしたけれど、今はっきり言えることは、一人一人をありのまま、しっかり丸ごと受け止める大人達の暖かさと 自然体験が与えてくれる多様性は どんな子どもの育ちにも一番必要なことだということ。〇〇教育とか、〇〇法とか育児や教育には色々な考え方があって、それぞれにいいところがあると思うけど、ねっこぼっこの人間としての根っこを育てる育児、その子がどんな子どもであろうと、健やかに育つ絶対条件として必要なものは変わらないと思うし、そこをしっかり押さえているねっこぼっこの保育には、今、何も戸惑い・不安がない私がいる。そこさえ押さえておけば、例え入学後多少のスタートダッシュにつまづきがあったとしても、それを挽回するだけの底力は ちゃんと養ってあるから大丈夫。3年間の森の保育に携わっての TOMOの今の思いだ。園長に言わせると、TOMOちゃんも変わったねえ・・・とのこと。森の保育に出会った最初の頃は 色々保育に注文が多くて、もっとこうした方がいい、あんな体験もさせたいと、要求が多かった私。3年間で一番育てられたのは私だと思う。色々そぎ落とされ、本当に大事なことは何かシンプルに考えられるようになったなあ。森ひろばのお母さん方と散歩しながらいろいろお話をするのが大好き。今日も次回実施する染物の話から、何故ねっこぼっこが手仕事を取り入れているか・・・という話に発展した。今の時代、幼少期からパソコンに向かったり、コンピューターゲームで遊んだりして、脳の発達の順番にそぐわない物を与えているから、多くの子ども達の脳が変なことになっている。原始時代から順番に経験していくのが、脳の健全な発達には必要で、最新の文明の利器は大人になってからでいい。だから、幼少期には物の作りの原点をしっかり体験することが大切。羊さんの毛刈りをして、羊毛を集める。羊毛を洗う。染める。染めた糸を紡いで糸にする。糸を編んで何か物を作り上げる。こうやって自分の生活に必要な物が作られていくのかと体験する。また、布を染める過程を知る。その布を裂いて編んで縄が出来たり、織り上げて生地が出来たりと、物が出来上がっていく過程を見たり、実際に体験したりすることがとても大事。森ひろばは単に野外を親子で散歩するだけでなく、こんな育児、楽しいよ。大事なことってこんなことだよ・・・と伝えていく場でもありたい。青空が何とも美しく、気持ちの良いお散歩日和の中、今日も参加者のお一人お一人と関わりあえて幸せでした。有難うございました。TOMO
2008年02月04日
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今日は3日に節分ということで、豆まきをしました。TOMOちゃんが、節分の説明をしてくれます。節分は年に4回もあるんだって!知らなかったわ~~。朝からソワソワしていたけれど、その説明の中、少しの物音でも、ビクッッとしていた年長児GA君。その予感的中!!モモ太郎のお話が終わると、鬼が飛び出してきました。みんな、MAHちゃんの作ってくれた豆を入れる「マス」を持って鬼退治です。「鬼は外!!」と、叫びながら豆を投げていくのですが、先ほどビクッとしていた、GA君は、鬼が近づいてくると、対抗するものの怖くて泣いてしまいました。他にも、泣く子もいたけれど、強い子もいるいる!鬼を追いかけて森のほうまで、走ってきたKU君やRYO。 豆まきが終わると、みんなで太巻き作りです。お母さん方が作ってくださった料理を巻いて出来上がり!!今年の恵方は南南東ということで、みんなで同じ方角に向かって黙ってもぐもぐ・・・。すごいなぁ。こんなに長い時間黙っているみんなを見たのははじめてかも。その沈黙に思わず吹き出してしまう子もいたりしたけれど、何とかみんな食べることができました。年の数だけのお豆を食べたり、TAさんからいただいたいよかんのおやつや、今日まで遊びに来てくれたYAちゃんの差し入れのおやつを食べてお腹いっぱいになりました。帰りの会が終わってからまいた豆を拾い集める子もいたのですが、これでおうちに鬼が来ても、大丈夫・・かな??
2008年02月01日
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