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欧州共同債発行の可能性が新聞記事となって出てきました。ギリシャ問題やイタリアの問題等欧州の根本的な問題の解決は終わっていませんが、共同債の可能性で問題となっている事態の終息傾向が表れる可能性が出てきたと考えられます。先週末までの動きで二段上げの踊り場に入っていた相場も、三段上げで昨年の震災前の水準まで戻れば、やれやれと言ったところでしょうか。それでも日経絵日金の10,500~11,000円どころの水準で、もう一段上昇しても日経平均で300~500円上乗せできるくらいと考えられます。期間で言うともう1年遡らなくてはなりませんリーマンショック直前の日経平均12,000円に戻るには、今回の共同債に関するニュースにより為替が円安に進み、消去法で買われてきた相場展開ではなく、実際に日本に資金流入するのであれば可能かもしれません。その一方金利の上昇圧力が加わり、微妙な舵取りが必要になる事も考えられ、金利動向によっては為替の波状攻撃に会う事も想定しておく必要あるでしょう。ただ、楽観が芽生えてきたときは慎重になる必要がありますので、5月の連休明けには注意を払っておく必要があると考えています。
2012.03.25
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日経平均は終値で10,000円を超えてきました。価格帯で出来高の多い水準であった9,600円前後をなんなく抜け、昨年の震災時に大きく下落した時の窓を埋める水準まで上昇して終わっています。為替が円安に動いている事も街角景気の回復にも繋がっていると思われます。根本的にギリシャを含めた欧州問題が本当に片付いたわけではないにもかかわらず、気持ちの持ちようでこれほど変化するところが、年明けからの相場展開を示唆していたものと思えます。少なくとも5月の連休前後までは継続すると考えられ、それも3月決算企業の決算が発表される前後まで、ここで個別企業にサプライズがあればその後も個別物色の展開になる想定されます。来週は飛び石連休を挟み、3月期末の評価が気になるところですが、指数においてはほぼ同レベルまで戻っていることから、金融機関の売りを外人買いが相殺するように買い進んでいるものと思われ、保有していない事で困る投資家も多少は買わなくてはならない状況にある事も一つの要因となっています。
2012.03.17
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週末瞬間日経平均は1万円を付けてきました。オリンパス問題、AIJ問題、ギリシャ問題を抱えながらも、為替が円安傾向に振れ始め、新興国の金利低下が世界的に好影響を与えている状況が続いています。年明けからの統計でも外人買いが継続している事も重要な点と考えています。投資する対象もブルーチップ銘柄は選別され、JASDAQ、マザーズ、二部市場の銘柄が選別されて買われている特徴も、今後の市場が上昇するにあたり、考えさせられるところでもあります。国内の需要から海外市場の大きな変化、ちょうど本日で1年となる震災の影響、タイの洪水等、大きく流れを変える出来事があった事も忘れてはならないでしょう。相場は5月の連休までは堅調に推移するものと考えていますが、日経平均の上昇はある程度限りのあるものになるものと思われます。
2012.03.11
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欧州ではギリシャの格付けが下げられ、日本ではエルピーの破綻が発生したものの、相場の腰が折れることなく上昇をしています。2部指数の連続上昇記録やテクニカル面でも過熱感が否めないといわれながらも続いている現状には驚かされます。本来であれば、金融機関の有価証券の売却が期末にかけて売却されるものを、買い方の投資家が増えていることから上昇していると考えられます。では、誰が買っているのでしょうか?いつの時代も信用などの取組や、外人動向に左右されてきたこと以外にはあまり特殊なことは考えられません。消去法で日本株式が買われることもありますが、今回は、継続的に外人買が入っており、国内の投資家勢は積極的に買っていなかったことから、今回の相場で良い思いをしているところは少ないと思われます。AIJ問題も同時進行で発生していることから、一任勘定を実施しているところに対する金融庁の検査が入り始め、信託銀行に対する目も厳しくなっています。実態を表していないことについてはオリンパス問題と同じと考えてしまいますが、ことは単純なものではなく、天下りが絡んでおり、選挙活動などよりも倫理観を持った対応を行ってほしいところです。
2012.03.03
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