全2件 (2件中 1-2件目)
1
日経平均の日足を見ていると、振り出しに戻ってしまった事が良く分かります。テクニカル面でRSIやストキャアスを見てみても滑り台のように急激に下落した事が良く分かります。今年は各国の大統領、首相などの選挙が数多くあることは解っていた上、その結果いによっては様々な結果に陥る事も予想できていたわけなので、最悪のシナリオを描いたうえでタイミングを計る事が先決なのだろうと思います。このような時に日経平均の下落水準をどのあたりまでと考える事よりも、個別銘柄の居所を見て為替の水準と合わせて今期の決算がどのあたりまで修正されるのかを検討しておいた方が良いと思います。少なくとも各国の選挙結果が出るタイミングを見計らって売買を考える事が先決なのでしょう。買えなかった投資家がこのあたりの水準で動き始めるところなので、良く見ておかなくてはなりません。また、米国の住宅販売がすこぶる良かったにもかかわらず、スペイン、ギリシャ問題で揺れ動いた為替等の影響で先週下落していた市場も、今週はユーロ問題に関係なく自律反発する可能性が出てくるところです。通常であれば今年1月の窓開けの水準である日経平均の8500円どころが押し目のめどと考える向きが多かったようですが、オーバーシュートする事も視野に入れておけば、最大8000円どころを見ておく必要はあった事になります。一部の報道によれば、今月はヘッジファンドの解約などの月にもあたっており、いずれにしても売り先行になる可能性が高かった事を考えれば当然の成り行きなのかもしれません。
2012.05.27
コメント(0)
今年の連休はギリシャではありませんでしたが、スペインの格下げがネックとなってしまし、米国における景気指標も芳しくなく連休の谷間に続落となってしましました。国内市場も連休入りまでに大きく下落し、日経平均の一目均衡表厚い雲を下に突き抜けようとしていることから、連休明けの相場に注目です。通貨は欧米ともに大幅な下落には至っていませんが、ドルは80円を切る等予断を許しません。日銀の為替介入の水準が取りざたされているところですが、いずれにしても円高に振れる事イコール、企業の予想収益率を下落させる事になり、前期の状況から悪化する事を念頭に投資を考える事になります。また、この連休中に年金基金の運用先を新興国で行おうと言った記事が見受けられるようになり、これまでの比ではなく大きな規模になりそうです。一般的に市場の規模からみれば、多大な資金の流入にならなければと思います。十分に発達した市場であれば良いのですが、一定のリスクを基に行動する事になりかねません。対象は良いと思いますが、為替の動きにも目が離せなくなりそうです。
2012.05.04
コメント(0)
全2件 (2件中 1-2件目)
1