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2017年04月27日
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カテゴリ: 経済
 北九州市は1963年、小倉市、門司市、戸畑市、八幡市、若松市の5市が合併して生。
 石炭から石油へのエネルギーの転換による筑豊炭田閉山の影響や、八幡製鐵所などを中心とした重工業の停滞などで雇用が大幅に減少。
 1986年、重工業は円高不況による構造不況業種とされ、北九州市の経済の沈滞は明確だった。
 1988年に策定された『北九州市ルネッサンス計画』の描く都市像は下記の通り。



目指す5つの都市像
 1.緑とウォーターフロントを生かした快適居住都市
 2.健康で生きがいを感じる福祉・文化都市
 4.海にひろがるにぎわいの交流都市
 5.未来をひらくアジアの学術・研究都市
 これらに基づき、インフラ整備、イベント開催がすすめられた。
 交通系では北九州空港、小倉の北九州モノレールがそれ。
 小倉に北九州国際会議場を建設。
 門司港レトロの整備事業は成功だった。
 若松区の北九州学術研究都市は、大学、研究施設の誘致がすすんでいる。
 スペースワールドは経営主体が変わるまで赤字基調の経営を続けた。

 残された問題点には深刻なものがある。
 行政や政治主導でやることは、維持管理、連携の視点に欠ける施策が多いので、「モノ」ができても思ったようにならないことが、いまだに多い。
●事業採算の見通しや事業継続の仕組み作りに問題があった。
 コムシティ(開業から1年半で商業施設運営会社が経営破綻。
 ひびきコンテナターミナル(開港から2年で運営会社が破綻。
●黒崎副都心は事業予算不足で計画が遅れ地盤沈下が続いた。
 そごうの撤退後、黒崎周辺は経済が郊外型に変化し地盤沈下が決定的になった。
●港湾政策は国策とアンマッチ
  響灘環黄海圏ハブポート構想に基づき、ひびきコンテナターミナル等を整備したが、国は東京・横浜、大阪・神戸、名古屋・四日市を強化させる方針に転換した。
●商業地区の機能消失
 県道大蔵到津線の拡幅で沿道の八幡東区七条、荒生田、三条の個人医院・金融機関・商店街が道路用地として更地化された。
 スペースワールド閉園後の跡地に巨大アウトレットモールと遊園施設を作る計画は、北九州市の再生計画のいったんとなりうる。
 本当はスーパーマーケットがあると良いのだろうが、それでは地元と折り合いがつけるのがさらに難しくなる。
 地元商工会は雇用増による地域の活性化に期待すべきだろう。






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最終更新日  2017年04月27日 20時00分16秒
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