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実は恩田陸はまだ読んだことがなかった。家に本はあったけれど(主人が買った)なんとなく読む気がしなくて・・。恩田陸は男だと思っていたくらいで・・(^^;)でも、この前名古屋の本屋さんでこの本を見つけ、奈良好きの私にとって「行方不明になった異母兄を探しに奈良を旅する」話はそそられてタイトルが「真昼の月を追いかけて」なぁんてちょっとインパクトあり・・でどんな話しなのかちょっとワクワクして買ってしまった。さてさて内容は・・奈良のあちこちをを行方不明の異母兄を探すため兄の親友の女性と一緒に旅をしながら謎解きをしていくのだが話自体はなんというか・・・・イマイチのような・・。一体この旅は何なのさ・・????とちょっと腹立たしくなってみたり。早く本題にいきなはれ~~~~みたいな気分になってページを一気にめくりたい気分にもなった。でも兄に指示された奈良の旅の描写は懐かしさがこみ上げて奈良にすぐ飛んでいきたくなった。明日香のあちこちが目に浮かび一緒に奈良を旅している気分に浸った。最後に兄を橘寺で待つ人がいた・・・・・。その橘寺に私は何度も訪れているが今度、橘寺を訪れた時はきっとこの小説を思い出すだろう。この小説にとても感銘を受けたとか、謎解きが面白かったとかそう言う思いはあまり無いが登場人物と一緒に大好きな土地を一緒に旅する気分に浸れるというのはなかなか良いものだ。実際にはこの世に居ない人たちなのにその場に行ったら会えるような気分になるのも面白い。そう言う意味で「奈良好き」の人にお勧めの一冊だと思う。
2007年12月16日
12月はほんとうになんだか慌ただしい。今年は朗読の発表会や英語のスピーチコンテストなどイベント事が12月に集中。オマケに今までお給料をもらっていた身が事業主契約に変わるというややこしい事になり頭を抱えている。そんな合間に地元のケーブルテレビから地元の民話を読む番組への出演依頼があった。慌ただしくて落ち着かない私は辞退していたのだが急に読めなくなった人がいて結局行くことになった。ケーブルテレビは家でも見られるのだがほとんど、見ていない。見るとしてもNHKのBSぐらいでお金がもったいないからもうやめようかと思っていたくらい。でも、出演するとなるとどんな番組をやっているのかと興味津々でTVを付けてみた。すると、消えて行きつつある地元の映画館の特集をやっていた。いつの間にか引き込まれて最後まで見てしまった。民話のコーナーも色々工夫されていて民話に出てくる様々な場所等を紹介していた。地元の自然やクリスマスイベントなどの紹介身近な話題が盛りだくさんで結構頑張って番組を作ってるんだなと感心した。なんだかんだと落ち着かないけど地元の方言をテレビで聞くのも何となく良い感じで・・ホットする。前に見た頃は、なんだか・・あまりにも稚拙な感じがしてもういいワって感じだったんだけど・・。せっかくお金払ってるんだからこれからは少し見てみようかな。
2007年12月12日
奥田英朗の著書。あの「イン・ザ・プール」を書いた作者と同一人物??と疑ってしまうような内容。 主人公の少年二郎は東京に住む小学6年生だ。彼の父親はやっかいな人物。元過激派。学生運動を今もずっと続けているような心の持ち主。その父親に振り回される二郎。この父親は現代人が忘れてしまったものをしっかり持って生きているので、たまらなく魅力的ではあるが二郎同様、ちょっと勘弁して!!と叫びたくなったりもする。南の島に行ってからは水を得た魚のように、生きる力をみなぎらせたたくましい男となる。昔日本のジャンヌダルクと呼ばれた妻と共に観光開発業者や国家権力の手先(警察等)ととことん戦い抜く。なんか、はちゃめちゃで笑っちゃうけど案外今の日本に必要なのはこういう人ではないかしら。いつのまにか口出しせぬが一番と長いものに巻かれ自分の生活を守るだけが精一杯と小さな幸せにしがみつく。それも人生だとは思うけれどなんだか寂しい気もしないではない。小説の中では二郎の父親と一緒に戦っているような気分がして結構楽しかった。「豊川悦司」主演で映画化もされている。機会があったら見てみたい。
2007年12月05日
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