能登の手染め日記
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
全1件 (1件中 1-1件目)
1
盆休みで息子が帰ってきて親子3人ビールで乾杯。息子は久しぶりに能登の刺身を食べて満足そうだ。だが、私と妻が『アジのスシ』を出して食べ始めると顔をしかめた。今年の『アジのスシ』は、とても醗酵の状態が良くて『臭くない』、と私たちは思う(笑「それは、あんたらの勝手な感想や」と息子が不機嫌だ。「こんな臭いもん食べる家、彼女も連れて来れんわ」と、連れてくる見込みもないのに言うではないか(爆「あのな、今は郷土料理とか家庭料理とか、ウケル時代なんやぞ」「俺は要らんわ」「能登は醗酵食品で売っとるんやけどなぁ」「へぇ?」「おまえの好きなイシルオニギリも、醗酵食品なんや」「そうなん?」「子どもでもイシル食べられるように、焼きオニギリにしたんや」「ふぅ~ん」我が家のソウルフードともいえるイシルおにぎり、アジのスシ、イシル鍋、コンカイワシ、特別なものではなく我が家で当たり前のようにして出てくる発酵食品。買うものもあるが自家製のものもある。家庭によって味は違うが、我が家の『アジのスシ』は能都町の山間部から嫁いで来た母の味が妻に受け継がれてきたものだ。能登の山間部で主に作られていた『アジのスシ』。能都町宇出津の町家で生まれ育った妻は結婚したころは、ナレズシを食べることができなかった。昨年暮れに亡くなった母は数年前から作ることはできなくなっていたが、近所の人は母が作り続けていると思っていたらしい。妻は私と結婚した当初から手伝うことを、ほとんど無言のうちに強制されたようだった(^^;私は、母と妻がアジを漬けこむ様子をカメラに納めながら、心ひそかに、いつの日か妻が作れるようになれることを祈っていた(^^2003年5月23日 アジのスシを漬ける母と妻息子が嫌がるほどアジのスシの話をしている最中に、親戚のお母さんから電話が来た。「スシ、上手かったよ!よう世話してつくったね」その言葉に優しさが込められていた。この人は、妻が家に来たころから見守ってくれた人だ。妻が母の代わりに、ずっと前から作っていることを知っている人だった。私は電話の会話を聞きながら、・・・5匹目を食べた。今年のは重石の状態が安定して食べやすいのだ。言わせてもらおう・・・その重石を乗せて管理することが私の仕事なのだ。これは、とても重要な仕事なのだ!と、言わなければ気がついてもらえないことなのだ!(笑とろけるような今年のアジのスシは、食べやすくて危険だ。発酵食品は整腸作用があるらしいが、食べ過ぎると激しい下痢を起こすこともある・・・また明日、と自分に言い聞かせて箸を置いた(^^▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Aug 12, 2014
コメント(0)