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ここは能登半島の南向きの海岸線、雪が降っても20cmほどしか積もらないのに今回の寒波はすごいことになった。二日間で多いところは60cmほど積もった。その雪の重さで直径30cmほど木が倒れて車が通れない。我が家のガレージの前の話!!!昨日は朝と夕方2回除雪したが、今朝にはまた積もって、更に仕事場の屋根から雪が落ちて、そこに倒れた木。妻は仕事に行くのをあきらめた(ーー;雪を除きながらチェーンソーで細かく切り分けて捨てる。なんとか午前中に終わったが、妻は午後になると仕事に行ってしまった・・・まだ玄関前は雪の山。左上に切り株、重くて並べるだけ。午後4時、ようやく2台の車が自由に出し入れできるほどのスペースを確保したが、居間の屋根から雪が落ちる音がした・・・明日は母屋の屋根から落ちるだろうか・・・屋根雪が落ちると圧雪で重い。また降ってきた。ボタン雪。もう身体がしびれている。肘や腰、節々が拒否反応を起こしている。という一日だった(--▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Jan 25, 2016
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染色生活が長くなったが、実は初めのころ色を使うのは苦手だった。北国の田舎、曇った空の下に生まれ海と山と畑の中に包まれて育った私の色感は、けっして良いものではなかった。環境のせいばかりではなかった、と思うが(^^;そういうこともあってかどうか?忘れたけど、高校の芸術の授業では書道を選択した(笑)文字や物の姿形には興味があったので多少のデッサン力はあったのだろうけど、色の知識を学ぶこともなく色感も発達しなかったようだ。染色の仕事を選んだのは、もっと色を使いたい、使えるようになりたいと思ったことが大きな理由だった。だが、染色工房で図案部に配属されデザインガッシュを使って描いた図案は、自分でも「色の使い方が下手くそ!」だと痛感した。実際、けっこう苦しんだ。色にうなされる夢を何度も見た。色彩理論も色の使い方も色彩心理の本も読み漁った。が、そんなことでは、たいして上達などしなかった(--;今から40年前も図案を描いていたそれでも経験を重ねるうちに、なんとか弱点をカバーして仕事をしたが、時代は変わりパソコンの画像ソフトで図案を描くことになった。50歳近くになってパソコンの画像ソフトを学ぶのは難しかった。だがパソコンの色は使いやすかった。クリックひとつで色の選択ができプリントで色の比較が間単になり、自由に選んで使えるようになった。是は嬉しかった!楽しかった!そして草木染めを行うようになり、今もまた色について学んでいる。染めの講習などで色の歴史を話すことがある。染料の話にも、その元は色の話であり、色に見える源の光の話であったりする。化学的に合成された顔料や染料が発達する前は、天然の鉱物や土、植物や動物の色素を使っていた。だが、美しい赤や紫は稀少で高価だった。ざっくりとした言い方で、高貴な色というのは手に入りにくい色のことで、高額な色と言える。高額な色は高貴な地位の人しか手に入らなかったのだ(^^;18世紀初頭から合成顔料が発明される。1704年、プルシャン・ブルーがドイツで製造法を発見されると1780年にはコバルトグリーン、1797年にフランスでクロームが発見され、1817年にカドミウムイエローなど次々と顔料の製造法ができてきた。(1856年にイギリスの科学者ウィリアム・パーキンが紫を製造してから化学合成染料も発達する)そうしたなかで1824年、絵の具の金属チューブが発明される。それまで室内で天然の顔料が練りこまれて使われていた絵の具が、外に持って出ることができるようになった。これで描くものが変わった!印象派以後、外の光を描くことができたのはチューブ入り絵の具ができたことが大きい。光によって移り変わる色の魅力を、その場で、その時々に描けることの喜びがあった。科学的な見方、考え方の発達によって絵の表現が変わったのだ。自然であっても化学であっても、人間の、より美しいものを求める力が、より素晴らしいものを実現してきたといえる。そして、化学染料であっても天然染料であっても、光によって見える色が、いまだに光によって褪せることに悩ませられるとは、なんとも皮肉な話であることだが(^^;▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Jan 23, 2016
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新年特別企画?今年は体験予約が早くから2件。さっそく昨日から開始。草木染めは初めて、能登が大好きという東京在住のYさん。1日コースで2色の絞りわけ絹ストールを2枚と木綿バンダナ60cm四方の合計3枚、ちょっと仕事量が多いが一人受講なので妻がマンツーマン(^^こういう絞りを2枚、約50cm×175cmの絹ストール。まずは1色目の染め2枚。これだけで2時間。乾燥させて下絵を描き、縫い締め絞りの糸入れ。2色目を染め上げて、絞りを解いてアイロンを掛ける。工房の周囲は車の音もなく、海の波も静か。時間が止まったままのような静かな時間が流れて行き、午後5時に終了。外は、もう真っ暗。初めての草木染め体験、初めての絞り技法ばかり。でも、美しく完成!工房は道路から少し入り込んでおり、入り口に看板も出してないので知らない人は分からない。・・・人を見かけたら聞いて教えてもらうことが多いようだ(^^;普段は通販カタログの追加や依頼された仕事をしているので、近所の人以外は殆ど誰も来ない。まれにネットで見つけて予約してもらったお客さんが訪問してくれる。日々、静かに染め。そして図案作成。そして時々畑仕事。そして家庭菜園と藍などの染色植物の栽培。そして家の周囲の草刈りが多い!!!(笑今年も、そんな一年になりそう。今日も静かな一日がすぎていく町外れの染め工房であった。;▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Jan 11, 2016
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昨年、椿の名所に暮らしている人から「染めの特産品として使えないか?」という質問を受けて『椿染め』を調べてみた。椿の花を使って染めるには俗に言う『花びら染め』というのがあるが、花びらを染めるときに熱をかけると色素は壊れていくし、低温で染めた色は退色が激しく酸やアルカリ分にも変色しやすい。染めを何度か重ねて鉄分の媒染を重ねた赤みのグレーが実用できるかどうか?というくらいだと思う。文献などによると昔からアカネなどの媒染剤として枝葉を燃やした灰汁を使うとあり、アルミ成分が有効に利用されていたとある。先日のブログにも書いたように、実際に工業試験場での試験でもアルミ成分は含まれていた。問題は媒染剤として働くアルミ成分がどのくらい含まれているのか?染めた内容はどうか?ということ。季節によっても違いはあるが、8月末の緑葉の濃い時期の灰汁で1リットル当たり1.4g含まれていると出た。4リットルの灰汁で5.6g程度含まれているから、染める色は薄いピンクからアカネ色までを想定し、布の重さ56gの10%の媒染剤量と設定、染めと媒染を5回重ねた。同じように酢酸アルミを同じ比率で5.6g使って比較(^^)上からアメリカセンダングサ、アカネ、コガネバナ、左:酢酸アルミ媒染、右:椿灰汁媒染酢酸アルミの媒染と椿灰汁媒染、写真ではほぼ同じ発色。並べて比較すると、灰汁媒染は全体として明度は落ちるが少し濃く染まるという程度の違いがあった。その灰汁媒染の染布の工業試験場における耐光堅牢度の試験では3級未満。残念ながら染めと媒染を9回繰り返したアカネも結果は良くなかった。そして酢酸アルミの媒染では常に良好な結果の出ていたコガネバナの耐光試験結果も3級未満と良くなかった。・・・これで、私は何枚もの試験に落ちた落第生になってしまったのだ(泣確かに椿の灰汁にはアルミ成分が多く含まれているのは事実だ。だが、他の成分も多く含まれている。これは、酢酸アルミ単一による媒染とは明らかに異なっている。俗に言う『草木染め特有の膨らみのある色、ムックリ感』が強い。大げさな言い方をすれば、白い胡粉の入ったポスターカラーのような顔料絵具を塗った感触に近い。染色の古典として、昔の草木染めはこうした灰汁を使ったり水中や土中の金属分に反応させて発色させていた。自然のものを使った染色は染め液にも媒染剤にも、発色に有効な成分以外の金属塩や染色に不適当な成分も繊維に付着する。そうした過去に染められた生地を実際に見る機会は少ない。しかし石灰分などが多い水で染めると、白濁した色になる。というのは誰でもが想像できることだろう。椿灰汁から酢酸アルミなどの媒染に代わった経緯は染めの原理が理解されてきた時代に、より明快な発色を求めた結果といえる。どちらの染めを良いとするかは好みもあるから単純に比較できないが、草木染めを自然のものだから良いということではなく、美しく発色させて、長持ちさせる染めを求めることもまた染め人の務めなのだと思う。そして、椿灰汁の媒染の堅牢度が良くないから単純にダメということではなく、もっと堅牢度を高める方法はないのか、有効な灰汁の使い方がないかを探すこともまた染め人の仕事なのだと思う。染め方は様々だ。1回だけの私の染め方とは異なる方法や別の環境で良い結果が出ることもあるだろう。自然のものは分からないことばかり。また今年一年かけて違う方法を調べてみる・・・この道のりも、また長いわ~~~(^^;▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Jan 9, 2016
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なんという正月から、縁起の悪いタイトルであろうか(^^;染めを行っている身としては、草木染めの古典と現代の化学の染めの狭間において学ぶことが多く、そこで生まれ出ずる疑問を解明しないと進めないこともある。ということで古典の染色で使われていた灰汁の正体を解き明かしたいと新年に思うわけ。で、正月早々ではあるが、さっそく家の周囲の藪椿を燃やして椿灰をつくった。日付を入れ100gごとに袋に入れて分けて、次のデータに使う。椿灰から採る灰汁にはアルミ成分が多く含まれているというので、昔からアカネ染めなどに使われていたという。という話を講習会でしたら、何人かの人が灰汁媒染を行って染めていた(^^なので、石川県の工業試験場で成分を調べたのが、これ。・・・これ、分かるだろうか?(^^;データ「蛍光X線分析 定性分析チャート」アルミニュムはAl-SKA3,Al-KA、ま、色々な成分が含まれているということは分かる。ほかの植物から作った灰汁にも夫々に使用に適した有効な成分があって、アク抜きや清澄剤として使われたり、藍染めや焼き物にも使われている。まぁ、椿の灰汁による媒染にも色々な方法があるので、1度や2度の結果だけでは断言できないこともある。今後そうしたデータもまとめて残していきたいと思っている。セミクラッシックの草木染めを行う身としては、古典も現代の染めもデータを明らかにして、自身の染める方向を見つけたい。だが、こんな時間の掛かるデータばかり取っていては、わが身が灰になるまでに、この正体を明らかにできない感じもする(~~;ということで、灰になるまで頑張ろうかな(^^▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Jan 6, 2016
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