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2016年06月30日
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「少女は自転車にのって」(原題: وجدة、英題:Wadjda)は、2012年公開のサウジアラビアの映画です。ハイファ・アル=マンスール監督・脚本、ワアド・ムハンマド、リーム・アブドゥラらの出演で、女性のひとり歩きや車の運転を禁じるサウジアラビアを舞台に、女性として生きることの厳しさに直面しながらも前向きに生きる少女とその母親の日常を描いています。第86回アカデミー賞外国語映画賞サウジアラビア代表に選出された映画です。 「少女は自転車にのって」のDVD(楽天市場)監督:ハイファ・アル=マンスール脚本:ハイファ・アル=マンスール出演:ワアド・ムハンマド(ワジダ) リーム・アブドゥラ(ワジダの母) スルタン・アル=アッサーフ(ワジダの父) アブドゥルラフマン・アル=ゴハニ(アブダラ) アフド(校長先生) ほか【あらすじ】サウジアラビアの首都リヤドに住む10歳のおてんば娘ワジダ(ワアド・ムハンマド)は、ある朝、男の子の友達アブドゥラと喧嘩をするが、彼は「男に勝てるわけないだろう」と言い捨てて自転車で走り去ってしまいます。ワジダが通う女子校では、戒律を重んじる女校長目を光らせ、笑い声を立てただけで注意が飛びます。制服の下はジーンズとスニーカー、ヒジャブ(スカーフ)も被らず登校するワジダは、問題児扱いされています。学校の帰り、綺麗な緑色の自転車がトラックで運ばれるのを目にしたワジダは、思わず追いかけます。自転車は雑貨店に入荷したもので、値段は800リヤルでした。帰宅後、ワジダは自転車が欲しいと母(リーム・アブドゥラ)に懇願しますが、全く相手にしてもらえないので、自分でお金を貯めて買おうと決意します。手作りのミサンガを学校でこっそり友達に売り、上級生の密会の橋渡しのアルバイトをするものの、800リヤルには程遠く、手が届きません。そんな中、密会の橋渡しがバレ、ワジダは退学になりかけますが、母が校長に謝罪し事なきを得ます。その夜、父と母の喧嘩の声が聞こえてきます。父は家を継ぐ男子を得るために、第二夫人を迎えようとしているようです。ある日、学校でコーラン暗唱コンテストが行われることになります。優勝賞金は1000リヤル。コーランは大の苦手のワジダだったが、賞金で自転車を買おうと、迷うことなく立候補します。宗教クラブにも入りコーランを暗記、美しく暗唱できるようとワジダは毎日練習を重ねます。そしていよいよ大会当日、ワジダはその驚くべき集中力で、次々にコンテストを勝ち抜いていきますが・・・。サウジアラビア出身の女性監督が女性の人権がイスラム諸国でも最低レベルと言われる母国で撮影した本作は、厳しさに直面しながらも前向きに生きる少女の日常を描きながら、将来に向けて希望を感じさせる作品です。中東最大の親米国というイメージに隠れがちですが、サウジアラビアにおける女性の人権はイスラーム諸国の中で最低レベルと言われています。サウジアラビアはイスラーム教の中でももっとも厳格な宗派の法典を国法としており、女性は公的な場面から完全に排除されています。女性による車の運転や、近親者の男性の付き添いなしでの外出は禁止されています。外出時にはヒジャーブを身に着けねばなりませんし、就労も厳しく制限されています。また、一夫多妻が認められている一方で女性の性的自由はき極めて制限されており、婚外交渉は多くの場合、死罪となります。ちなみに女性の権利を制限する理由としては、・女性が子供を産み育てる義務を果たさなくなる・誘惑され不倫が横行する が一般的に挙げられ、また宗教指導者は女性差別の法的根拠として歴史的指導者アリーの格言を挙げているそうです。・女は信仰においても欠陥があり、相続においても欠陥があり、知性においても欠陥がある・女に助言を求めるな。なぜなら、女の思考力は愚鈍であり、決断力は脆弱だからである・必要以上に女を尊重するな。他人に干渉しようなどという考えを女に起こさせるなそんな話を聞くと暗黒社会の様ですが、無邪気なおてんば娘のワジダにはどこ吹く風、制服の下はジーンズとスニーカー、ヒジャブも被らず登校し、厳しい校長先生に目をつけられています。一方、母親はイスラムの教えを守り、外出する時はヒジャブを着用、運転手がいなければ外出することもできません。男性に聞こえる様な大声を出してはダメと娘を諭したり、娘と一緒に祈りを捧げたり、娘にコーランの誦唱を教えたりする一方、男の子ができない為、夫が第二夫人を迎えることに苦悩しています。この映画の巧みな点は、イスラムの戒律による制限を特に強調することなく、さりげなく日常生活に織り込んでいることです。宗教的な戒律はサウジアラビアで生活している人にとっては当然の大前提でしょうし、子を諭す母親や厳しい校長先生を見ているとこうした戒律があながち悪いことではないかもしれないと思われるほど巧みに描いています。女性の人権をソフトに主張するものの、ハイファ・アル=マンスール監督は反イスラムの立場をとっているわけではありません。しかしながら、イスラムの戒律を守りながらも幸せになれない母親と無邪気でおてんばな娘を対比して描くことにより、サウジアラビアが少しでも女性にとって住み良い世界になりますようにという彼女の想いが伝わってくる様です。サウジアラビアも女性兵士を含む米軍の駐留やアラブの春の影響で、女性の権利拡大を求める声が国内で拡大、近年女性の権利が徐々に拡大しつつあります。女性に選挙権を付与する動きもあり、またこの映画がリリースされた後、条件付きですが女性が自転車に乗れる様になったそうです。ワジダが乗りたかった自転車は女性の運転できない自動車の暗喩ですが、ワジダが大人になる頃はきっと自動車も運転できる様になるに違いありません。サウジ・ドリフトをして気勢を上げている男性ドライバーが YouTube を賑わしていますが、彼らより優良でない女性ドライバーを探すのは困難でしょう。ハイファ・アル=マンスール監督は、サウジアラビア生まれ。1997年にカイロ・アメリカン大学を卒業後、サウジに帰国、8年間に3本の短編映画を製作します。初のドキュメンタリー映画「Woman without shadows」の上映した2005年に、アメリカ人外交官の現在の夫に出会います。その後、夫と共にオーストラリアに移り、シドニー大学で映画学を学び、ワシントンを経て、現在は2人の子どもとバーレーンに住んでいます。本作は彼女の長編映画デビュー作であり、すべての撮影をサウジアラビア国内で行った初の長編映画です。サウジアラビアでは、未だ屋外で男女が話すことができず、撮影が阻止される為、彼女はヴァンの中から無線機で指示を出さねばならなかったと言います。劇中、「3時間も車の中で大変だった」と出演者が愚痴るシーンがありますが、これは監督の本音かもしれませんね。ワアド・ムハンマド(ワジダ)サウジアラビア・リヤド生まれ。オーディションを通じ、主役のセリフの読み上げた50人以上の少女の中から選ばれた。地元シアターで演技の経験があった彼女は、堂に入った演技をみせてくれる。新しい世代が、旧態然としたイスラム社会を少しずつ変えていくのではないかと期待を感じます。リーム・アブドゥラ(ワジダの母)サウジアラビアの古い家柄の家庭に生まれ育った彼女は、女性を家庭に縛り付ける社会で挑戦を続ける数少ないサウジアラビア女優の1人であり、テレビスター。社会の中でもリベラル寄りであり、極端で偏狭なイデオロギーを批評するコメディシリーズ「Tash Ma Tash」でキャリアをスタートさせた。本作は初の長編映画作品。スルタン・アル=アッサーフ(ワジダの父)アブドゥルラフマン・アル=ゴハニ(アブダラ)アフド(校長先生)ワジダが愛用するコンバース・オールスター コンバース ハイカット オールスター 黒(楽天市場) ワジダは制服の下にジーンズとスニーカーで登校する。校長に注意されるが、カジュアルで活動的なファッションは女性の自由の象徴。ワジダは紫の紐に変え、白い部分をマジックで黒く塗りつぶして履いている。イスラム世界を描いた映画のDVD(楽天市場) 「マルコムX」(1992年)「ビフォア・ザ・レイン」(1994年) 「運動靴と赤い金魚」(1997年) 「少女の髪どめ」(2001年) 「アフガン零年」(2003年) パラダイス・ナウ(2005年) 「ペルセポリス」(2007年) 「灼熱の魂」(2010年) 「壊された5つのカメラ パレスチナ・ビリンの叫び」(2011年) 「別離」(2011年) 「少女は自転車に乗って」(2012年)
2016年06月29日
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「クローサー・トゥ・ザ・エッジ マン島TTライダー」は、2011年公開のイギリスのドキュメンタリー映画です。リチャード・デ・アラグエス監督が、100年以上の歴史を誇るオートバイレースの最高峰、マン島TT(ツーリスト・トロフィー)の2010年に開催されたレースで、公道を最高時速320km以上で走り死と隣り合わせになるこの競技に命を賭ける選手たちを追っています。「クローサー・トゥ・ザ・エッジ マン島TTライダー」のDVD(楽天市場)監督:リチャード・デ・アラグエス出演:ガイ・マーティン ジョン・マクギネス マイケル・ダンロップ コナー・カミンス イアン・ハッチンソン ほか【あらすじ】マン島はイギリス本土と北アイルランドの間にある小さな島です。1907年、この島を舞台にバイクレースの最高峰とも言われるマン島TT(ツーリスト・トロフィー)が生まれました。200以上のカーブや大きな高低差のある1周60km強の公道をコースとして使用しながら最高時速320kmを超えるこのレースには常に危険がつきまとい、100年を超えるの歴史の中で200人以上が命を落としています。ライダーたちはそんなリスクを背負いながらも、スリルと名誉を求めて限界に挑みます。本作は、2010年に開催されたTTを映し出します。何かとお騒がせだが、虎視眈々と優勝を狙うガイ・マーティン、普段は物静かながらレースになると闘志の塊になるイアン・ハッチソン、優勝回数15回を誇るジョン・マクギネス、地元出身で期待を背負うコーナー・カミンズ、情熱と死の覚悟を併せ持つ彼らのレースが始まります・・・。世界で最も危険と言われるマン島TTレースに密着、スリリングなオンボード映像と、死をも恐れぬライダーや関係者のインタビューを通してレースの魅力に迫る、優れたドキュメンタリーです。マン島TTは世界一、危険なレースだと言われています。通常レースが行われるサーキットには、エスケープゾーンと呼ばれ、転倒やコースアウトの際にも安全なように、砂が敷き詰められた広い退避スペースが設けられ、その先にある壁もスポンジやタイヤバリアが設置してあって、衝撃をある程度和らげてくれます。しかし、マン島TTは、一般公道を使用するため、コース幅も狭く、またコーナーも多く、脇に石壁や崖があったりします。さらに、郊外の直線路では、最大320キロ超という非常に高い速度に達するため、転倒やコースアウトしたライダーが重大なダメージを受けることが少なくありません。路面もサーキットのように専用の舗装ではなく、一般のアスファルト舗装で滑りやすく、バンピーです。バイクが振られやすく、ピッチング(上下の揺れ)やウォブル(左右の揺れ)が起こして、バイクをコントロールすることができなくなることもあります。そんなコースを平均200キロ以上、最大320キロ以上で走るのですから、他のサーキットに比べて桁違いに危険なわけです。危険と言われるレース・サーキットの死者数(2014年現在)・ル・マン、サルト・サーキット、死者数22人・ダカール・ラリー、死者数27人・モンツァ・サーキット 、死者数42人・スパ・フランコルシャン、死者数48人・インディアナポリス・モーター・スピードウェイ、死者数56人・ニュルンベルグ、死者数68人・マン島、死者数242人そんなマン島TTを追った本作は、バイクの車載カメラとライダーのヘルメット内に取り付けられたカメラの映像が見どころのひとつで、どんなコースをどんな風に走っているのか一目で理解でき、まるで自分がライダーになったかのような怖さを感じることが出来ます。その一方で、死をも恐れぬライダーたちやレース関係者へのインタビューが、レースの持つ魔力を伝えます。インタビューの言葉も奥が深く、何度も繰り返してみたくなる作品です。「体験した最悪な事故は、2008年のノースウェストだな。時速193.1キロでコーナーを曲がり損ねた。俺は無傷だったけどマシンは大破した。命拾いしたものの、怖かったな。だが、一瞬、ワクワクもした。死ぬかもしれない時にスリルを味わっていた。自分を痛めつけたいんじゃない。優勝したいんだ。勝ちたい気持ちが強いと、スリルを味わうハメになる。金を出しても味わえないね。その瞬間、パニックに陥らず、「お終いだ」と思うんだ。そんな思いを10年で4回、味わった。そのうち3回はTTレースだ。」(ガイ・マーティン)「生まれ持った才能である程度までは行く。でも、レースで厳しい戦いを強いられて、体力がないばかりに負けたら落ち込むだろうね。僕はレースに取り憑かれている。唯一、望んでいる結果は勝つことだ。」(イアン・ハッチンソン)「ロードレースの魅力は、サーキットレースとは比較できない。サーキトレースが命綱をつけたロッククライミングだとしたら、サーキットレースはまさにフリークライミングだ。ミスは許されない。ひとつのミスで重症か、最悪の目にあう。マシンに足をかける前から、危険なことはわかっている。いろいろな思いが交錯し不安になるが、スタートの合図が送られると、迷いは消える。走り出すと音も風も緊張感もピークに達する。そこに待っているのは地獄だ。ヒヤッとする感覚が魅力でもある。」(カール・ロバーツ、TTマーシャル)「イタズラしているみたいに感じるのよ。道路を駆け抜けて罪を犯しているみたい。そこがおもしろいんだけど。ブレイヒルを下りていくとにやけちゃうわ。」(ジェニー・ティンマウス)「僕の人生はTTを中心に回っている。レースをしても、していなくても、暑くなるからね。僕は参戦して8-9年になる。未だに生き方がわからない。究極の興奮を味わってしまうと、普通の生活にまんぞくできなくなるんだ。その興奮が忘れられずに、癖になるんだ。レーストラックの脇に座ると走りたくなる。床を磨いていようが、ゴミを出していようが、ライダーや記者を案内していようが、頭から離れないんだ。」(ミルキー・クウェル、2002年TT優勝者)「マン島で生まれた者は、レースを見て育つのよ。白黒の田舎道が、突然、変わるの。ライダーが走り回ると、島が活気に満ちるのよ。」(マン島の住人)「道がでこぼこしているここで、我々は世界の勇者を見る。それで興奮しなければ、生きていると言えないね。」(マン島の住人)「フェリーも予約したし、キャンピング・カーで行く。家でじっとしてられないわ。電話を待つより、観戦していた方が良い。」(リタ・マーティン、ガイの母親)「TTが開催される二週間のうち、1〜2回、ある瞬間が訪れるの。立つとバイクと作業服が見渡せて、ピットインの合図が聞こえる。それを好きだと思う瞬間がある。バカなことも考えたわ。夫に万一のことがあれば、この感覚を味わえないんだって。その、1時間後のことよ・・・。毎日、人は亡くなる。明日、自分が愛する人を失うことだってある。「来週、私は生きてないかも」と、それが潜在意識にあると、人生を愛せるようになる。彼と出会って家庭を作り、自分はとても運が良いと感謝できるの。夫のレースを応援すると決めたのも、人生を楽しむためよ。人生は楽しむためにあるの。それを子供たちもわかってくれてる。彼と楽しい時間を過ごせたから、今の私たちがあるの。子供達は強いわ。楽しく過ごしている。これからも人生を楽しく過ごすの。バイクに乗ったり、台所で踊ったり。私たちはマン島もレースも愛している。死を愛することはできない。でも、死があることを知らずに、人生を愛することはできない。危険でなければ楽しくもない。だからレースがある。」(ブリジット・ドブス、撮影中のTTレースで亡くなったポール・ドブスの未亡人)ガイ・マーティンジョン・マクギネスマイケル・ダンロップコナー・カミンスイアン・ハッチンソンバンピーでバイクが跳ねやすいマン島の路面撮影地(グーグルマップ)マン島TTグランドスタンドスタート/ゴールやピットレーン、観客席がある。バイクを描いた映画のDVD(楽天市場) 「乱暴者(あばれもの)」(1953年) 「イージーライダー」(1969年) 「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦 」(1989年) 「ターミネーター2」(1991年) 「モーターサイクル・ダイアリーズ」(2004年) 「世界最速のインディアン」(2005年) 「クローサー・トゥ・ザ・エッジ マン島TTライダー」(2011年) 「12 O’clock Boys」(2014年、日本未公開)輸入盤、リージョン1、日本語なし
2016年06月27日
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「バックコーラスの歌姫たち」(原題:20 Feet from Stardom)は2013年公開のアメリカのドキュメンタリー映画です。監督:モーガン・ネヴィル監督による本作は、1960~90年代の音楽シーンで伝説と言われたアーティストのバックシンガーを務めた女性たちにスポットを当て、ダーレン・ラヴやメリー・クレイトン、ジュディス・ヒル、リサ・フィッシャーなど、陰で名レコーディングを支えてきた彼女たちの知られざる成功と挫折を描き、ブルース・スプリングスティーン、ミック・ジャガーといったトップミュージシャンが、バックシンガーとの関わりについて語ってお、います。第86回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞した作品です。 「バックコーラスの歌姫たち」のDVD(楽天市場)監督:モーガン・ネヴィル出演:ダーレン・ラヴ メリー・クレイトン カイリー・ミノーグ ジュディス・ヒル リサ・フィッシャー クラウディア・リニア タタ・ヴェガ ウォーターズ・ファミリー ミック・ジャガー ブルース・スプリングスティーン スティング スティーヴィー・ワンダー ベット・ミドラー デヴィッド・ボウイ ジョージ・ハリスン リンゴ・スター デヴィッド・バーン トム・ジョーンズ ジョー・コッカー シェリル・クロウ フィル・スペクター クリス・ボッティ ルー・アドラー レイ・チャールズ(アーカイヴ映像) マイケル・ジャクソン(アーカイヴ映像) ルーサー・ヴァンドロス(アーカイヴ映像)【あらすじ】ステージのメインで歌うスターに負けない歌唱力を持ちながら、バックシンガーが注目されることはありません。彼女達の多くは、子供の頃に教会の聖歌隊で歌う歓びに目覚め、才能を開花させています。現在70歳を超えたダーレン・ラヴは、60年代に黒人コーラスグループ、ブロッサムズに加入しました。やがて、エルヴィス・プレスリーやフランク・シナトラなど様々なスターのレコーディングに呼ばれるようになりました。クラウディア・リニアは60年代にアイク&ターナーのバックコーラス、アイケッツに加入しました。セクシーな衣装と派手なダンスを強いられた「動くフィギア」のような彼女達は、ステージのお飾りとして侮辱されることも少なくありませんでした。そんな中、バックシンガーを積極的に迎え入れたのが70年代のロックミュージシャンでした。クラウディアはジョージ・ハリソンが71年に主宰した「バングラディッシュ・コンサート」に参加したことをきっかけにイギリスのロック界で知られるようになり、ミック・ジャガーやデヴィッド・ボウイと浮き名を流しました。子供の頃からレイ・チャールズのコーラス隊に入ることを目指して来たメリー・クレイトンは、その夢を叶えた後、ジョー・コッカーやレーナード・スキナードなどのバックコーラスを通じて名を馳せていきますが、なかでもローリング・ストーンズの名曲「ギミー・シェルター」をレコーディングした時の想い出を活き活きと回想します。ジュディス・ヒルは、09年にロンドンで開催する予定だったマイケル・ジャクソンのコンサート「ディス・イズ・イット」で彼と共演するはずでしたが、マイケルが急死、彼女はマイケルの追悼式で「ヒール・ザ・ワールド」を歌い、世界から注目を浴びて華々しくソロデビューを飾りました。リサ・フィッシャーもバックコーラス出身でソロデビューし成功を収めたシンガーの一人です。ルーサー・ヴァンドロスに才能を見出された彼女は92年のグラミー賞で「ベスト・フィメール・R&Bヴォーカル」を受賞するほど高い評価を得ました。現在はスティングやローリング・ストーンズのツアーに参加するなどバックシンガーの世界で最高峰の一人として活躍しています。しかし、90年代に入ってから、様々な事情でバックシンガーの出番は少なくなってきました。フィル・スペクターとの確執が原因で音楽業界を離れ、一時は掃除婦の仕事をしていたダーレン・ラヴは80年代に音楽業界に復帰しました。メリー・クライトンもクラブで歌い続けています。そんな中、「バックコーラスの歌姫たち」が世代を超えてスタジオに集まり、そのソウルフルなコーラスを披露します・・・。普段、何気なく見過ごしているバックコーラスに焦点を当て、彼女らの情熱、才能と業績を讃える「バックコーラスの歌姫たち」は、洞察に富んだ感動的なドキュメンタリーです。アフリカ系アメリカ人によるバックコーラスは、1954年に結成された「ブラッサムズ」に遡ります。彼女らは教会で幼いころから聖歌を歌っており、実力に裏打ちされたパワフルでソウルフルな、感情のこもったコーラスは斬新で魅力的で、あっという間に業界に広がります。本作で使用されている曲の数々も、ノリノリでポップスのちょっとした歴史を描く音楽番組としても楽しめるくらいです。技量では素晴らしいものを持つと言われるバック・バックコーラスですが、幼い頃、同じように聖歌隊で歌い、コーラス・グループ「デスティニーズ・チャイルド」の解散後、ソロとしてスターダムを上り詰めたビヨンセは例外としても、バック・コーラスからソロに転向したいと思う人は意外に少ないようです。リード・シンガーがバック・コーラスより優れているかというと、必ずしもそうではありません。バック・コーラスには、リード・シンガーを補いながらも目立ちすぎないという微妙なバランスをコントロールするスキルが必要です。また、バック・コーラスには極めて正確な音程が要求され、リード・シンガーが音程をはずすことがあっても、彼女らが音程をはずすことは絶対に許されません。また、リードシンガーの中には初見で歌うことができない人もいますが、レコーディングのバックコーラスは初見で歌えることが絶対条件となります。また、バック・コーラスには共感する能力の高い人が多いようです。You don't hold on necessarily to your individual vocal persona. Could you try and get your persona to blend in mesh with other voices, it's awesome.歌に個性を出す必要がないの。他の人の声と網の目のようにブレンドできれば、最高よ。(ジャニス・ヴェンダーヴィス)本作に登場するリサ・フィッシャーは、人間離れした技量を持ち、最初のシングル「How Can I Ease the Pain」(1992年)でグラミー賞を受賞しますが、二枚目を完成させることはありませんでした。時間をかけすぎたという面もあるようですが、業界やスポットライトの熱さが性に合わなかったようでもあります。バック・コーラスが彼女の天職でした。I reject the notion that the job you excel at is somehow not enough to aspire to, that there has to be something more. I love supporting other artists. Some people will do anything to be famous. I just wanted to sing. I guess it came down to not letting other people decide what was right for me. Everyone’s needs are unique. My happy is different from your happy.好きなだけでは優れた仕事ができないという考え方には賛成できないわ。好きなことにはそれ以上のものがある。私は他のアーティストをサポートするのが好きなのよ。私は歌いたかっただけ。私にとって何が正しかったかを、他の人に判断されたくない。人それぞれよ。私の幸せは、他の人の幸せと違うの。(リサ・フィッシャー)類まれなる音楽の才能と優れた共感性は、リード・シンガーにとっても大きな魅力だったようです。本作に出てくるクラウディア・リニアは、ローリング・ストーンズから「ブラウン・シュガー」という曲を捧げられ、ミック・ジャガーやデヴィッド・ボウイと浮き名を流しました。音楽の才能を持つだけではなく、自分の音楽をよく理解し、合わせてくれるバック・コーラスの女性は、アーティストにとってミューズのよう存在にだったに違いありません。しかしながら、こうしたバック・コーラスの収入や認知には厳しいものがあります。本作に登場するダーレン・ラブは、1960年代以降、エルヴィス・プレスリーやフランク・シナトラ、ビーチ・ボーイズ、サム・クック、ディオンヌ・ワーウィックといった一流ミュージシャンのレコーディングにバックボーカルとして参加しますが、ほとんどクレジットされることもなく、1980年代には生計を立てる為に、ビバリーヒルズで掃除婦をしなければなりませんでした(浴室を掃除している時に、ラジオから流れてきた自分の曲を聴いてもう一度歌おうと決意したと言います)。また、最近では、アーティストや仲間内の多重録音で済ましてしまい、バック・コーラスを呼ばなくなった為、仕事が減っているそうです。思わず何度も見返してしまうほど、バック・コーラスの素晴らしさが伝わって来る映画です。世の中、精神性の高い一部のアーティストだけで回っているわけではありません。共感性の高いバック・コーラスの人々とのコラボにより、より感動的な作品が生まれてきたのは紛れもない事実です。競争力のある一部の人だけではなく、それを支える共感性の高い人々も認知され、報われる世界であって欲しいと思いました。ちなみに、本作に登場する若手のジュディス・ヒルは、父親がベース奏者のアメリカ人、母親が東京出身のピアノ奏者という日系アメリカ人ハーフです。2009年のマイケル・ジャクソンの カムバックツアー「THIS IS IT」のデュエット・パートナーとして起用され、練習を積みましたが、彼の逝去に伴いツアーが中止となりました。彼の追悼式典「ヒール・ザ・ワールド」のリードボーカルの大役を務め世界的な注目を浴びたのを記憶されている方もいると思います。その後、アメリカのオーディション番組「ザ・ヴォイス」に出演、最有力候補とみられていましたが、上位8位の演奏後、惜しくも敗退しています。プリンスが彼女にぞっこんで、彼女のデビューアルバム「Back in Time」をプロデュースしますが、ジュディス・ヒルらとプライベート・ジェットで移動中に薬物の過剰摂取により意識不明となり、6日後に逝去するという不幸に見舞われました。彼女も、バック・コーラスとソロ・シンガーの間で揺れているようです。ダーレン・ラヴエルヴィス・プレスリーやフランク・シナトラ、ビーチ・ボーイズ、サム・クック、ディオンヌ・ワーウィックといった一流ミュージシャンのレコーディングにバックボーカルとして参加した。61年にビートルズやラモーンズのプロデューサーのフィル・スペクターと出会い、歌唱力を認められてフィレスでも歌い始める。のちに「ザ・ブロッサムズ」という3人のヴォーカルで構成する自分のバンドを結成。また「ホームアローン2」の主題歌「ひとりぼっちのクリスマス」の主題歌を歌っている。アメリカントップ40入りした20数曲のバックシンガーとして活躍し、「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第84位にランクインされるとともに、ロックの殿堂入りしている。メリー・クレイトンR&B歌手。牧師の娘として生まれ、教会でゴスペルを歌っていた。彼女の魂がこもった歌声は、キャロル・キングのアルバム「つづれおり」の大ヒットに貢献。さらに、レーナード・スキナードの「スウィート・ホーム・アラバマ」やジョー・コッカーの「フィーリン・オーライ」に加え、ローリング・ストーンズの1969年の名曲「ギミー・シェルター」での共演で広く知られる。他にもレイ・チャールズのバックコーラスを担当したグループ、レイレッツでの活動等で知られており、70年にはソロ活動も行う。80年代以降は女優としても活動している。リサ・フィッシャーニューヨーク出身のリサ・フィッシャーは、R&Bシンガー、ルーサー・ヴァンドロスのバックコーラス・ヴォーカリストとしてデビュー。その後セッション・ヴォーカリストとして、スティング、クリス・ボッティ、チャカ・カーン、ティナ・ターナー、ビリー・オーシャン等の一流アーティストなどと仕事をしている。1991年にリリースしたソロアルバム、「ソー・インテンス」がR&B部門のチャート1位に輝き、翌年には「ハウ・キャン・アイ・イース・ザ・ペイン」にてグラミー賞を受賞した。1987年からは、ローリング・ストーンズのセッション・ヴォーカリストとしてツアーに参加した。タタ・ヴェガミュージカル女優から出発して、ゴスペルシンガーとして鳴らした実力派。スティーヴィー・ワンダー、チャカ・カーン、パティ・ラベル、マイケル・ジャクソン、エルトン・ジョン、そしてマドンナと、さまざまなビッグアーティストのバックボーカルとしても活躍した。モータウンとの契約を果たし、本人名義のアルバムも、「フル・スピード・アヘッド」(76)、「トータリー・タタ」(77)など、ディスコ全盛期の70年代後半を中心に何枚か出している。その後、ゴスペル歌手のアンドレ・クラウチと仕事をするようになり、彼のツテでクインシー・ジョーンズと知り合う。スティーブン・スピルバーグの映画「カラーパープル」にも参加している。クラウディア・リニアミック・ジャガーとデヴィッド・ボウイに好かれた黒人女性。ストーンズの「ブラウン・シュガー」はティナ・ターナーのバックコーラスをしていた彼女に捧げられた曲であり、デヴィッド・ボウイは「薄笑いソウルの淑女」という曲を書いた。ジョー・コッカーの1970年の全米ツアーを映画化した「マッド・ドックス&イングリッシュメン」の中で「レット・イット・ビー」を歌ったことで知られており、数々のスワンプ系の名盤にコーラスで参加している。ジョージ・ハリソンのバックコーラスとしても知られている。ジュディス・ヒル父親がベース奏者のアメリカ人、母親が東京出身のピアノ奏者という日系アメリカ人ハーフ。南カリフォルニア州バイオラ・ユニバーシティで音楽(作曲)の学位を取得した後、2007年 ミッシェル・ポルナレフの公演に参加。その後、アメリカに帰国、カティス・バッキンハムと共演を重ねシンガーソングライターとしてのキャリアをスタートさせる。2009年マイケル・ジャクソンのカムバックツアー「ディス・イズ・イット」 のバックシンガーとして採用されるが、マイケル・ジャクソン逝去に伴いツアーは中止となる。マイケル・ジャクソン追悼式典で「ヒール・ザ・ワールド」のリードボーカルの大役を務め、その模様を10億人が視聴、世界的な注目を浴びた。またスパイク・リー監督の「Red Hook Summer」に彼女が作曲したバラードが多数使用されている。動画クリップ(YouTube)ダーレン・ラブ「ひとりぼっちのクリスマス」ローリング・ストーンズと共演するリサ・フィッシャークラウディアの最初の仕事はアイク&ティナ・ターナーのバック・コーラスジュディス・ヒル「ヒール・ザ・ワールド」〜マイケル・ジャクソン追悼式典(YouTube)「バックコーラスの歌姫たち」オリジナル・サウンドトラック(リンク先で試聴できます)「バックコーラスの歌姫たち」オリジナル・サウンドトラックCD(楽天ブックス)ダーレン・ラブのベスト版(リンク先で試聴できます)ザ・サウンド・オブ・ラヴ ~ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ダーレン・ラヴ (楽天市場)リサ・フィッシャーのファースト・アルバム 【輸入盤】Lisa Fischer So Intense (Dled)(楽天市場) メリー・クレイトンのベスト版【輸入盤】MERRY CLAYTON メリー・クレイトン/BEST OF MERRY CLAYTON(CD)(楽天市場)ジュディス・ヒルのデビュー・アルバム ジュディス・ヒル「バック・イン・タイム」 [輸入盤](楽天市場)さて、本日のランキング商品ピックアップは、日テレShopさんの Japanese Soba Noodles 蔦オリジナルラーメンセット 日テレshop(日本テレビ 通販 世界オモシロ通販 オモシロ日テレ)デイリー総合ランキングのトップです。トリフュ・オイル入りの一食あたり1000円以上もする高級ラーメンですが、さすがテレビの影響力は大きいですね。
2016年06月25日
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古くはヒップ・バッグ、最近ではリュックが流行しましたが、少しばかり時代遅れの観が無きにしもあらず。ところがJOKnet楽天市場店さんのこのヴィンテージバッグは、おしゃれで古さを感じさせず、さらにリュックサック、ボディバッグ、ウェストバッグ、ボストンバッグとシーンに合わせて4通りに変化する優れもので、おしゃれに使いこなすことができます。ウエストバッグ ヒップバッグ メンズ ウエストポーチ ウエストバック ブランド カメラバッグ DEVICE デバイス 4way ボストンバッグ ボディバッグ 大容量 ドラム型 新作 雑誌掲載 ミリタリーバッグ ドラムバッグ パッチ おしゃれ価格:10584円(税込、送料無料)本体は本革のようなムラ感とシボ感が入った肉厚なソフトヴィンテージフェイクレザーを使用し、大人のミリタリー感を演出しています。メインルームはコの字に開くファスナー開閉式と機能的で、サイドには大型ファスナーポケットも配置、厚めの財布も収納できます。ブランドネームの入ったロゴ入りホックや引き手など細部にこだわっています。外観色はブラック、カーキ、ブラウンの三色。普段使い、登山、アウトドア、キャンプ、ツーリング、通勤、通学、ウォーキングの他、贈り物にも最適です。
2016年06月24日
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「バレエ・シューズ」(原題:Ballet Shoes)は、2007年にBBCで放送されたイギリスのテレビ映画です。1936年に出版されたノエル・ストレトフィールドのの同名児童文学作品を原作に、1975年にBBCによりテレビシリーズとして放送されたものを、サンドラ・ゴールドバッハー監督、エマ・ワトソンらの出演でテレビ映画として再映像化したもので、1930年代のロンドンを舞台に姉妹として育てられた孤児の少女3人の成長と絆を描いています。 「バレエ・シューズ」のDVD(楽天市場)監督:サンドラ・ゴールドバッハー脚本:ハイディ・トーマス原作:ノエル・ストレトフィールド「バレエ・シューズ」出演:エマ・ワトソン(ポーリーン・フォッシル) エミリア・フォックス(シルヴィア・ブラウン) リチャード・グリフィス(マシュー・ブラウン (ガム) ) ヤスミン・ペイジ(ペトロヴァ・フォッシル ) ルーシー・ボーイントン(ポージー・フォッシル) ヴィクトリア・ウッド(ナナ) ほか【あらすじ】化石研究家のガムは、研究の旅の途中で出会った身寄りのない赤ん坊たちを次々とロンドンの自宅に連れて帰りますが、ガムは旅に出たまま消息不明になってしまい、ガムの姪シルビアが残された3人の女の子を育てることになります。貧しいながらも明るく健やかに成長した3人は、やがてバレエ学校に通い始めますが・・・。「引き取ってくれた祖父のおかげと言われぬ様、独力で歴史に名を残す」と誓い合う三人の孤児の少女の物語ですが、1930年代のイギリスの雰囲気と、原作の清々しい香りが感じられる素晴らしい作品です。かつて「大英帝国に日が沈むことはない」はないと言われたイギリスですが、1900年頃のその植民地は、・アイルランド・インド、ビルマ、香港、威海衛、マレー半島、北ボルネオ、中国長江流域、クウェートなど・エジプト、スーダン、ローデシア、南アフリカ、ナイジェリアなど・ギアナ、ジャマイカ、ホンジュラス、トリニダードトバゴ、フォークランド諸島、南シェトランド諸島など・カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ連邦などの自治領でした。しかし、この頃、イギリスは既にアメリカに工業生産高で抜かれており、さらにその後、第一次世界大戦への派兵や物資供給、そして1929年の世界恐慌の影響で次第に疲弊していきます。原作が出版された1938年は、第二次世界大戦前夜、イギリスがさらなる疲弊へと向かいつつある時代です。そんな時代背景から見ると、この映画は来るべき時代に向けて女性は如何に生きるべきか?ということを問うている様でもあります。三人の孤児の少女たちは、そんな厳しい時代に名を残すことを何度も誓い合います。We three Fossils vow to put our names in the history books because it is uniquely ours and ours alone, and no one can say it's because of our grandfathers.我々フォッシル家の娘三人は、誰にも祖父のおかげと言われぬ様、独力で歴史に名を残すことを誓います。様々な経歴を持つ間借り人たちも、そんな少女たちに協力を惜しみません。厳しい時代にお金の心配をしつつ、夢と現実をみつめ、失敗しながら様々なことを学んでいく少女たちの姿は感動的です。この作品が時代を超えて愛されている理由はそこにあるのではないかと思います。日本は今、少子高齢化に直面し、国勢の衰退におののいています。若者の意欲は減退し、海外留学生は減る一方で、引きこもり状態になりつつあります。いつまでも同居して親のスネをかじる者もいれば、高齢者は金を溜め込まずに回せ、シルバー・デモクラシーでは自分たちの将来がない、高齢者の選挙権(人権)を制限しろなどと主張する者もいます。今ある日本の豊かさは、言ってみれば彼らの祖父の世代の資産ですが、それは享受して当然、もっと寄こせと主張しているかのようでもあります。少子化の世代は、「少なく産んで大事に育てる」と大切に育てられた世代ですが、果たしてそれで良かったのかどうか?内にこもり、人のせいにして甘えてばかりでは、世界の厳しい競争に勝てません。人口動態など物理的な構造のみならず、精神構造を受け継いでいくのかも、日本の課題でしょう。日本人は子供に甘いと言われますが、「独力で歴史に名を残せ」くらいの厳しい教育が必要なのかもしれませんね。エマ・ワトソン(ポーリーン・フォッシル)映画「ハリー・ポッター」シリーズのハーマイオニー・グレンジャー役で知られるイギリスの女優。シリーズ出演中より、「ステレオタイプにはなりたくない」と、役者として活躍する姿勢を見せており、本作はシリーズ以外の映画初出演。本作では舞台、映画に出演する少女を演じており、実生活とオーバーラップしつつ、役者としての片鱗をうかがわせている。エミリア・フォックス(シルヴィア・ブラウン)イギリスの女優。「戦場のピアニスト」(2002年)など映画に出演する一方、BBCの連続TVドラマでも有名。本作は三人の孤児の少女の母親代わり健気に務める女性を演じている。リチャード・グリフィス(マシュー・ブラウン (ガム) )イギリスの俳優。イギリスでは広く知られた舞台俳優で、テレビ・映画にも数多く出演している。映画「ハリー・ポッター」シリーズでバーノン・ダーズリー役を一貫して演じた。本作では、世界を駆け回り孤児を連れて帰る考古学者を演じている。2013年、心臓手術後の合併症の為、65歳で逝去。ヤスミン・ペイジ(ペトロヴァ・フォッシル )イギリスの女優。「サブマリン」(年)、「嗤う分身」(2014年)などの映画に出演する他、TVドラマシリーズで活躍している。本作では女性パイロットになることを夢見る少女を演じている。ルーシー・ボーイントン(ポージー・フォッシル)イギリスの女優。「ミス・ポター」(2006年)、「シング・ストリート」(2016年)などの映画に出演する傍ら、TVドラマでも活躍している。本作では、バレリーナを目指す少女を演じている。ヴィクトリア・ウッド(ナナ)イギリスのコメディアン、女優、シンガー・ソングライター、脚本家、監督。「たのしい川べ」(1996年)など、映画にも出演しているが、テレビでの活躍が顕著で、数多くの賞を受賞している。本作では、孤児たちの母親代わりのシルヴィアを支える乳母を演じている。2016年、末期癌の為、62歳で逝去。撮影地(グーグルマップ)ガムの家があったクロムウェル通りピクニックに出かけた庭園バレエ・シューズの原作本(楽天市場)ノエル・ストレトフィールド著「バレエ・シューズ」 Noel Streatfeild "Ballet Shoes"【電子書籍】サンドラ・ゴールドバッハー監督作品のDVD(楽天市場) 「ミー・ウィズアウト・ユー」(2002年)・・北米盤、リージョン1、日本語なし 「視姦」(1998年)エマ・ワトソン x リチャード・グリフィス共演作品のDVD(楽天市場) 「ハリー・ポッター」シリーズ(2001年〜)エマ・ワトソン出演作品のDVD(楽天市場) 「マリリン 7日間の恋」(2011年) 「ウォールフラワー」(2012年) 「ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日」(2013年) 「ノア 約束の舟」(2014年) リチャード・グリフィス出演作品のDVD(楽天市場) 「ウィズネイルと僕」(1987年) 「ヴィーナス」(2006年) 「ヒューゴの不思議な発明」(2011年)エミリア・フォックス出演作品のDVD(楽天市場) 「戦場のピアニスト」(2002年)ヤスミン・ペイジ出演作品のDVD(楽天市場) 「サブマリン」(2010年) 「嗤う分身」(2014年)ルーシー・ボーイントン出演作品のDVD(楽天市場) 「ミス・ポター」(2006年) 「シング・ストリート」(2016年)
2016年06月23日
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「ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム」は、2015年公開のイギリス、フランス合作のクレイ・アニメーション映画です。イギリスの人気クレイアニメ「ウォレスとグルミット」に登場したキャラクター、ひつじのショーンを主人公に、「ウォレスとグルミット」の脚本を担当したマーク・バートンと、「ひつじのショーン」テレビシリーズの監督リチャード・スターザックの共同監督で、自由になろうといたずらを仕掛けた為に、眠ったまま都会へ運ばれた牧場主と追い掛けていった牧羊犬を捜そうと、都会へ向かうひつじたちを描いています。第88 回アカデミー賞の長編アニメーション映画部門にノミネートされた作品です。 「ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム」のDVD(楽天市場)監督:マーク・バートン/リチャード・スターザック脚本:マーク・バートン/リチャード・スターザック出演:ショーン(ひつじたちのリーダー、賢く、冷静沈着、いたずら好き) スリップ(都会をさまよう野良犬、ひとりで強く生きてきたが愛する飼い主を望んでいる) トランパー(都会の動物収容所の捕獲人。捕獲を生きがいにする動物の敵、女性が弱点) ビッツァー(牧場主に忠実な働き者の牧羊犬、動物たちを仕切るが実はショーンと仲良し) 牧場主(ひつじたちやビッツァーの飼い主、動物たちに振り回されても気づかぬお人よし) シャーリー(他のひつじたちよりも3倍ほど大きいモコモコの体が特徴、食いしんぼう) ティミー(ひつじの赤ちゃん。いたずらが大好き、テディベアとおしゃぶりがお気に入り) ティミーのママ(ティミーから目を離せない、群れのお母さん的な存在、皆を気にかける) ツインズ(陽気で騒がしい元気なの双子のひつじ、冒険が大好き、イタズラの先頭に立つ) ナッツ(変わり者のひつじ、自分だけの世界を持つ、思いがけぬ力を発揮することがある) ヘーゼル(臆病なひつじ、いざという時には勇気を出して行動する) 3匹のいたずらブタ(ひつじたちをジャマする悪さ好き、食いしん坊、牧場主には従順)【あらすじ】牧場で単調な毎日をのんびりと過ごすショーンと仲間たちは、ある日、牧場主から自由になる生活を手に入れるために牧場主を眠らせて、牧場の隅にあるトレーラーの中に移し、まるで夜になったように見せかけるというイタズラをしかけます。ところが、牧場主が中でぐっすり眠ったままトレーラーが動きだし、牧羊犬ビッツァーもまた暴走するトレーラーの後を追いかけて都会へ行ってしまいます。牧場主と牧羊犬がいなくなった牧場は大混乱、取り残されたショーンと仲間たちは、ビッツァーと牧場主を追いかけて都会へ旅に出ることにしますが・・・。個性豊かなキャラクターが活躍する「ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム」は、クレイ・モデルが独特の温かな雰囲気を醸し出す一方で、シンプルなストーリーとユーモアに溢れたコミカルな脚本、そして表情豊かなキャラクターが見る者を魅了する楽しいストップモーション・アニメーションです。CGアニメ全盛の時代ですが、逆にクレイ・アニメの素朴な温かさが際立ちます。クレイ・アニメーションというと、ちょと退屈なイメージがありますが、本作に限って言えば、決してそんなことはありません。セリフのない85分の長編ですが、シンプルなストーリーとコメディ要素をふんだんに取り入れたユーモアに溢れた脚本、そして表情豊かなキャラクターにぐいぐいと引き込まれてしまいます。また、・牧場主が父親、ショーンが弟分で、家族をまとめる兄貴分が牧羊犬のビッツァーという設定は家族的である一方、・会社で例えるなら牧場主がボス、牧羊犬が中間管理職、ひつじたちは下っ端の労働者という設定でもあり、大人も子供も楽しめる内容になっているだけではなく、よく練られたキャラクターが魅力的で、手元に置いておきたくなります。ストップモーション・アニメーションとは、静止している物体を1コマ毎に少しずつ動かしカメラで撮影し、あたかもそれ自身が連続して動いているかのように見せる映画の撮影技術、技法です。撮影する対象として、紙、切り絵、クレイ(粘土)、人形(パペット)、モデル(模型)などの素材が使われ、非人間型のキャラクターを動かす手法として長年用いられてきました。長編映画では、CGによる映像加工へと移行しつつあり、コマ撮り特有の映像効果を期待する作品以外では減少しつつあります。アードマン・アニメーションズは、クレイ・アニメーション「ウォレスとグルミット」や「ひつじのショーン」シリーズで有名な、イギリスのアニメーション制作スタジオです。学生時代からアニメーションの制作をしていたピーター・ロードとデイビッド・スプロクストンが1976年に設立、粘土を用いてクレイ・アニメーションの制作を始めました。1985年よりニック・パークがアードマンに参加、後に世界的な人気シリーズとなる「ウォレスとグルミット」の第一作「チーズ・ホリデー」を完成させ、1989年にはリップ・シンクシリーズ「快適な生活〜ぼくらはみんないきている〜」を制作、アカデミー賞短編アニメ賞を受賞しました。さらに「ウォレスとグルミット」シリーズ第二作「ペンギンに気をつけろ!」(1993年)、第三作「ウォレスとグルミット、危機一髪」(1995年)がアカデミー賞短編アニメ賞を受賞しました。また、ドリームワークスと共同制作を契約、2000年にはその第一弾である長編「チキンラン 」を制作、世界的なヒットとなります。2005年、第二弾となる長編「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」が制作され、第78回アカデミー賞の長編アニメ賞を受賞しました。ドリームワークスとの提携は終了しますが、2011年、長編第4弾となる「アーサー・クリスマスの大冒険」、さらに翌年、長編第5弾となる「ザ・パイレーツ! バンド・オブ・ミスフィッツ」が公開され、第85回アカデミー賞長編アニメ部門にノミネートされました。アードマン・アニメーションズに遅れること10年、1986年にピクサーが設立され、その後、CGアニメが世界を席巻しましたが、手作り感が溢れるクレイ・アニメーションにも捨てがたいものがあります。ショーン(ひつじたちのリーダー、賢く、冷静沈着、いたずら好き)ショーンは「ウォレスとグルミット」からスピン・オフしたキャラクターだ。本作では主人公として活躍している。牧場主(ひつじたちやビッツァーの飼い主、動物たちに振り回されても気づかぬお人よし)オープ二ングに若くて活発な頃の8ミリが流れる。暖かい父親のイメージが重なる、味のあるキャラクターだ。ビッツァー(牧場主に忠実な働き者の牧羊犬、動物たちを仕切るが実はショーンと仲良し)スリップ(都会をさまよう野良犬、ひとりで強く生きてきたが愛する飼い主を望んでいる)ストーリーに深みを与えているキャラクター。「無声映画の時代のチャーリー・チャップリンの映画に出てくるマッチ売りの少女のような孤独な存在として作ったキャラクターで、同時にスリップはショーンたちに町中を案内する役割もある。みんなが可愛がってくれたら『ウォレスとグルミット』からショーンが飛び出したように、スリップが主役になる可能生もあるかもしれないね(笑)。」(リチャード・スターザック監督)トランパー(都会の動物収容所の捕獲人。捕獲を生きがいにする動物の敵、女性が弱点)鏡の前で捕獲器の操作の練習をするこのシーンは、「タクシードライバー」のロバート・デニーロへのオマージュだそうだ。「動物捕獲人のトランパーは、以前アードマンで雇われていた警備員がモデルになっているんだよ。彼は威圧的で、いつも怒っているような男で、誰も彼のことが好きじゃなかった(笑)。トランパーのヒゲも彼にそっくりだし、制服を着ていることを気に入っているところも、振り返るときに体ごと向きを変えるボディーランゲージも、ちょっとヒトラー的な面も参考にしたんだよ。」(リチャード・スターザック監督)ティミー(ひつじの赤ちゃん。いたずらが大好き、テディベアとおしゃぶりがお気に入り)ティミーは「ひつじのショーン」からスピンオフ、保育園に通い、成長していく幼児向けのシリーズ「こひつじのティミー」が制作された。見つめる犬動物収容所で、身じろぎもせず、じっとビッツァーを見つめる犬。こうしたキャラクターの存在も、映画を楽しくしている。牧場主がまだ若く、ビッツァーやひつじたちが小さい頃の写真オープニングに若くて活発な頃の8ミリが流れるが、その時に撮った社員。牧場主のキャラクタにーに深みを与えている。街に貼られた謎のポスター「ウルヴァリン」を模したポスターと思われる。ひつじのショーン関連グッズ(楽天市場) フィギュア のせキャラ 「ひつじのショーン」 ぬいぐるみ 寝そべり 「ひつじのショーン」 ピッツァーぬいぐるみ 「ひつじのショーン」 シャーリー マグニキ「ひつじのショーン」 ティミー キーホルダー「ひつじのショーン」 スクエアクッション 「ひつじのショーン」アードマンの長編ストップモーション・アニメーション映画のDVD(楽天市場)「チキンラン」(2000年) 「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ! 」(2005年)「アーサー・クリスマスの大冒険」(2011年) 「ザ・パイレーツ! バンド・オブ・ミスフィッツ」(2012年) 「ひつじのショーン 〜バック・トゥ・ザ・ホーム〜」(2015年)
2016年06月21日
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「パリ警視庁:未成年保護部隊」(原題:Polisse)は2011年のフランスの社会派ドラマ映画です。マイウェン監督、マイウェン/エマニュエル・ベルコ共同脚本、カリン・ヴィアールらの出演で、パリ警視庁で様々な犯罪から未成年を守る未成年保護班の警官たちの姿を公私に渡ってリアルに描いています。第64回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞、第37回セザール賞で作品賞をはじめとする13部門でノミネートされ、有望女優賞(ネドラ・アヤディ)と編集賞を受賞した作品です。日本では劇場未公開ですが、ソフトで視聴できます。 「パリ警視庁:未成年保護部隊」のDVD(楽天市場)脚本:マイウェン/エマニュエル・ベルコ出演:カリン・ヴィアール(ナディーヌ・デル、警部補、夫と離婚) ジョーイ・スタール(フレッド、熱血漢の刑事、妻子と別居中) マリーナ・フォイス(イリス・ラングロワ、警部補、ナディーヌの相棒、潔癖、摂食障害) ニコラ・デュヴォシェル(マチュー、若手刑事、プレイボーイ) カロル・ロシェール(クリス、女性刑事、マチューの相棒、他課の刑事が夫、妊娠中 ) エマニュエル・ベルコ(スー・エレン、女性刑事) フレデリック・ピエロ(バルー 、未成年保護班リーダー、部下からは「パパ」と呼ばれる) アルノー・アンリエ(バマコ、中堅刑事) ネドラ・アヤディ(ノラ、イスラム系の女性刑事) ジェレミー・エルカイム(ガブリエル、若手刑事、少々理屈っぽい) ウラディミール・ヨルダノフ(ボーシャール、バルーの上司、未成年保護班を少々軽視) アラン・アタル(マルク、ベテラン刑事、髭面、自分のヌード動画を撮った少女を尋問) マイウェン(メリッサ・ザイア、未成年保護班に同行するカメラマン、フレッドと恋仲に) リッカルド・スカマルチョ(フランチェスコ 、メリッサの双子の娘の父親、イタリア人) サンドリーヌ・キベルラン(フーブレイス夫人、夫の娘への性的虐待を告発する女性) ルー・ドワイヨン(メリッサの妹) ほか【あらすじ】未成年保護部隊の毎日は、児童性虐待者を連行、未成年のスリを逮捕、昼食時の男女問題の話し合い、虐待する親の尋問、子供達からの事情聴取、ティーンエイジャーの過度な性への直面、仲間との連帯の確かめ合い、考えもつかぬことに大笑いするような生活です。最悪の部分を見ながら、それとともに生きる彼らは、仕事で毎日直面する生々しい現実と私生活のバランスをどうとるのか?内務省から命を受けたカメラマン、メリッサの記録撮影に、グループの切り札、熱血漢のフレッドは苦々しい時を過ごすことになります・・・。「パリ警視庁:未成年保護部隊」は、真実と犯罪に向けたシャープな眼差しと実力派俳優による素晴らしい演技に満ちた、ユニークでパワフルな警察官たちのフランス流の群像劇です。未成年保護部隊が扱うのは虐待など、未成年がらみの犯罪です。麻薬犯罪の捜査など他の部署に比べて冷遇されていますが、業務は過酷で私生活とのバランスがとれず、離婚してしまう警察官も少なくありません。業務は欧米では珍しいことではないほとんど私服で行われていますが、真実と犯罪を追求する眼差しは真剣です。そしてこの映画をユニークで素晴らしいものにしているのは、すべて実際にあったものという多くのケースを扱うことにより青少年を取り囲む環境を浮かび上がらせるとともに、関わる警察官たちをいかにもフランス流に感情豊かに表現していることです。特に圧巻は、序盤の友人を三人の男に襲わせた不良少女の警察官たちの言葉の応酬や、終盤の女性を軽く見るイスラム教の男に同じくイスラム教の女性警官が怒りをぶちまけるシーンです。これらのシーンに登場する女性警官を演じたネドラ・アヤディは、本作で第37回セザール賞有望女優賞を受賞しています。また、シリアスなシーンだけではなく、奪われた携帯電話を取り戻す為にフェ○○○をしたという少女を尋問する際に警官たちが笑いこけるというユーモラスなものもあります。少女は至って真剣なのですが、この平和なケースに笑いこける警察官たちは、彼らが普段、如何に悲惨なケースを扱っているのかも同時に暗示しています。監督、共同脚本、出演の三役を務めたマイウェンは、フランスの女優、映画監督、脚本家で、本作が監督3作目です。女優の母を持つ彼女は、3才から子役として活動、5才で映画デビュー、以後人気子役・若手女優として活躍します。1991年にリュック・ベッソンと出会い、1女をもうけます。「レオン」(1994年)、「フィフス・エレメント」(1997年)に出演、ベッソンとの破局後はフランスに戻り女優活動を再開するとともに、映画監督や制作も手がけています。若手を中心とする笑いとエスプリを効かす流れの演劇で、才人揃い、俳優、監督、脚本家など映画界へ多く輩出する「カフェテアトル」の流れを汲む彼女は、伝統的なプロシーデュアル・ドラマに、ヴィヴィドな脚本で俳優の多様な個性を引き出すことに成功しています。カリン・ヴィアール、マリーナ・フォイスなど実力派女優はもとより、ジョーイ・スタールやネドラ・アヤディなど、光る俳優には見せ場が与えられているのも本作の特徴です。ジョーイ・スタールはもともとラッパーなのですが、映画の為に曲を作るうちに2008年頃から出演もするようになり、セザール賞にノミネートされるなど俳優としても才能を開花しています。本作ではカメラマンのメリッサとロマンスが芽生えますが、実生活でもメリッサを演じたメイウェンとロマンスが生まれました(残念ながらその後、別れたようですが)。 本作の原題「Polisse」は一見、フランス語のようですが、実は警察はフランス語でも「Police」です。敢えてミススペルのタイトルを使用することにより、未成年を扱う映画であることを暗示しています。日本語にすると「警察」ではなく「ケーサツ」とでもいったニュアンスでしょうか?洒落たタイトルではないかと思います。カリン・ヴィアール(ナディーヌ・デル、警部補、夫と離婚)ジョーイ・スタール(フレッド、熱血漢の刑事、妻子と別居中)マリーナ・フォイス(右、イリス・ラングロワ、警部補、ナディーヌの相棒、潔癖、摂食障害)ニコラ・デュヴォシェル(左、マチュー、若手刑事、プレイボーイ)カロル・ロシェール(左、クリス、女性刑事、マチューの相棒、他課の刑事が夫、妊娠中 )とジェレミー・エルカイム(右、ガブリエル、若手刑事、少々理屈っぽい)エマニュエル・ベルコ(右、スー・エレン、女性刑事)フレデリック・ピエロ(バルー 、未成年保護班リーダー、部下からは「パパ」と呼ばれる)ネドラ・アヤディ(ノラ、イスラム系の女性刑事) ウラディミール・ヨルダノフ(ボーシャール、バルーの上司、未成年保護班を少々軽視)マイウェン(メリッサ・ザイア、未成年保護班に同行するカメラマン、フレッドと恋仲に)リッカルド・スカマルチョ(フランチェスコ 、メリッサの双子の娘の父親、イタリア人)メリッサが使用するライカM8 Leica M8.2 ブラック(楽天市場)撮影地(グーグルマップ)未成年保護部隊がある警察署宝石強盗の取引現場(商業施設)動画クリップ(YouTube)怒り〜「パリ警視庁:未成年保護部隊」笑い〜「パリ警視庁:未成年保護部隊」警察官を描いた映画のDVD(楽天市場) 「ブリット」(1968年) 「ダーティハリー」(1971年) 「フレンチ・コネクション」(1971年) 「セルピコ」(1973年) 「ダイハード」(1988年) 「羊たちの沈黙」(1991年) 「ヒート」(1995年) 「セブン」(1995年) 「L.A.コンフィデンシャル」(1997年) 「ファーゴ」(1996年) 「ディパーテッド」(2006年) 「インサイド・マン」(2006年) 「ホットファズ」(2007年) 「エンド・オブ・ウォッチ」(2012年)
2016年06月18日
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「オデッセイ」(原題: The Martian)は、2015年のアメリカ公開のSF映画です。アンディ・ウィアーの小説「火星の人」(2011年出版)を原作に、リドリー・スコット監督、マット・デイモンらの出演で、火星に一人置き去りにされ、残り少ない物資と科学の力を武器に生き残ろうとする宇宙飛行士と、彼を火星に置き去りにしてしまった事を悔やみ、懸命に救出しようとする人々の努力を描いています。第88回アカデミー賞で、作品賞など、7部門にノミネートされた作品です。 「オデッセイ」のDVD(楽天市場)監督:リドリー・スコット脚本:ドリュー・ゴダード原作:アンディ・ウィアー「火星の人」出演:マット・デイモン(マーク・ワトニー、アレス3ミッションのクルー、技術者、植物学者) ジェシカ・チャステイン(メリッサ・ルイス、アレス3ミッションの指揮官、地質学者) マイケル・ペーニャ(リック・マルティネス 、アレス3ミッションの操縦士) ケイト・マーラ(ベス・ヨハンセン、アレス3ミッションのシスオペ、原子炉技術者) セバスチャン・スタン(クリス・ベック、アレス3ミッションの航空宇宙医師、生物学者) アクセル・ヘニー(アレックス・フォーゲル 、アレス3ミッションの天体物理学者) クリステン・ウィグ(アニー・モントローズ、 NASA広報統括責任者) ジェフ・ダニエルズ(テディ・サンダース、NASA長官) ショーン・ビーン(ミッチ・ヘンダーソン、 NASAのフライトディレクター) キウェテル・イジョフォー(ビンセント・カプーア、 NASA火星探査統括責任者) ベネディクト・ウォン(ブルース・ン、 JPLの所長) マッケンジー・デイヴィス(ミンディ・パーク、NASAの衛星制御エンジニア) ドナルド・グローヴァー(リッチ・パーネル 、 JPLの科学者) ニック・モハメッド(ティム・グライムス 、JPLの科学者) エディ・コー(グオ・ミン、中国国家航天局の主任科学者) チェン・シュー(チュー・タオ、中国国家航天局の副主任科学者) ジョナサン・アリス(ブレンダン・ハッチ 、NASAの衛星制御エンジニア) ほか【あらすじ[編集】宇宙飛行士のマーク・ワトニー(マット・デイモン)が参加する人類三度目の有人火星探査ミッション「アレス3」は、18日目に突然吹き荒れた猛烈な嵐の為、ミッションを放棄、6名のクルーは全員、火星から撤収することになります。ところが、撤収の途中にワトニーが突風でバラバラになった通信アンテナの直撃を受けて吹き飛ばされ、行方不明になってしまいます。タイムリミットが迫る中、必死の捜索する指揮官のメリッサ・ルイス船長(ジェシカ・チャステイン)でしたが、ワトニーを発見できず、やむなく離陸を決断、ルイス船長以下5人は宇宙船ヘルメス号で地球への帰途につきます。ワトニーは死亡したと判断され、NASAのサンダース長官(ジェフ・ダニエルズ)が記者会見を行いますが、彼は生きていました。辛うじて人口住居施設である「ハブ」に帰還した彼は、地球と連絡する術もないまま、残された物資を使って生き延びようとします。次の探査ミッション「アレス4」のクルーが火星にやってくるのは4年後、それまで生き抜くためには酸素や水を作り出すところから始めなければなりません。植物学者でメカニカル・エンジニアのワトニーは、ありったけの科学知識と持ち前のポジティブ思考によって、これらの途方もないハードルを1つずつ乗り越えていきます。やがてNASAもワトニーの生存に気付きますが、火星の厳しい環境がワトニーに行く手に立ちはだかります・・・。科学的でリアル、スリリングでユーモラスなメガヒット小説の感動を忠実に再現する本作は、リドリー・スコット監督の的確な演出、マット・デイモンら俳優の好演により、原作同様、素晴らしい作品になって当然という期待に見事に応えています。原作のもつスケール感や緻密感をすべて映画の中に再現するのは不可能で、当然、省略や脚色が必要となりますが、巧みでメリハリの効いた取捨選択と構成により、映画として端正にまとめながら、原作から受ける感動を忠実に再現する脚本・演出には舌を巻いてしまいます。また、火星の風景など美しいシーンも多く、絵が得意なリドリー・スコットの本領を感じます。映画は、・火星での主人公のサバイバルを描く部分・宇宙船のクルーを描く部分・地上のスタッフを描く部分と、三本の独立した映画のように別々に撮影、緻密なシナリオと編集により、これらを同時進行しているかのように見せています。数多い俳優と巨大で精密なセットの都合を考慮しながら、複雑な制作作業を遅滞なくを進め、感動的な作品を作り上げているのも巨匠リドリー・スコットならではです。原作の主人公は若くてユーモアたっぷりなので、マット・デイモンでは少し重いのではと思いましたが、余計な心配でした。彼一人で単調になりかねない火星部分で、長引くサバイバルによる微妙な心理変化をうまく演じられるのはマット・デイモンならではです。火星部分はずっと彼一人の撮影でしたが、無線でルイス船長と話すシーンでは主人公の火星での孤独な生活を思い、マット・デイモンはこみ上げる涙を止められなかったそうです。実は、彼は以前、役の為の減量がたたり、長く健康を害したことがあるのですが、主人公の長期サバイバルを表現する為に、再び減量しようとしました。これはリドリー・スコット監督に止められボディ・ダブルが使われたのですが、マットの人柄が感じられるエピソードです。ルイス船長を演じるジェシカ・チャステインは、この作品でも別人のように美しく知的な指揮官を演じています。ルイス船長役の第一選択はケイト・ブランシェットでしたが、彼女のスケジュールの都合がつかず、ジェシカの起用となりました。リドリー・スコットもマット・デイモンも彼女を絶賛していますが、私は特に後半、彼女の線が少し細い気がしました。ケイト・ブランシェットならばもう少し男性的に太く演じたのではないかと思いますが、ジェッシカは部下を火星に置き去りにしてしまった負い目と、女性であることに重きを置いて演じているようです。また、「この映画を見た女の子に宇宙飛行士なりたいと思ってもらいたい」と、彼女がインタビューで語っているは目からウロコでした。ルイス船長は火星にディスコ音楽を持って行きましたが、ジェシカが持って行きたいものは、ビートルズの「リボルバー」、TVドラマシリーズ「ブレーキング・バッド」、そしてシェークスピア全集(さすが役者!)だそうです。小説よりわかり易いと思ったのが、地上の人々や出番が限られる人の描写です。小説と異なり、映画では表情や服装、口調、動作などでも人物を描写することができます。宇宙服は厳しい制約となりますが、その点、地上の人々は制約がなく、のびのびと描くことができます。また、登場人物が多く出番が限られているので、キャラが立っている人が記憶に残りやすいです。クルーで印象に残ったのが、リック・マルティネスを演じたマイケル・ペーニャとベス・ヨハンセンを演じたケイト・マーラ。マイケル・ペーニャは何を演じてもあまり変わらないですが、いつも通りのいい味です。ケイト・マーラは有名なルーニー・マーラの姉ですが、本作ではちょっとオタクなシステム・オペレーターを演じています。オタクと言えば、エイミー・アダムスが「her/世界でひとつの彼女」でオタクなプログマーを演じており、タイプは少し違うものの、両者を見比べてみても面白いと思います。地上のNASAの人物では、・ジェフ・ダニエルズ(テディ・サンダース、NASA長官)・ショーン・ビーン(ミッチ・ヘンダーソン、 NASAアレス3ミッションのフライトディレクター)・キウェテル・イジョフォー(ビンセント・カプーア、 NASA火星探査統括責任者)の三人のパワーゲームと、それを横から見ているクリステン・ウィグ(アニー・モントローズ、 NASA広報統括責任者)が面白いです。彼女はコメディエンヌでもあり、ちょっとユーモラスな独特の存在感がいい味を出しています。また、・ベネディクト・ウォン(ブルース・ン、 JPLの所長)・ドナルド・グローヴァー(リッチ・パーネル 、 JPLの科学者)・エディ・コー(グオ・ミン、中国国家航天局の主任科学者)チェン・シュー(チュー・タオ、中国国家航天局の副主任科学者)も短い出演時間で、しっかりとキャラを立てています。ドナルド・グローヴァーはアメリカの俳優、作家、コメディアン、ミュージシャンで、まだ三十代前半、今後が楽しみです。 この映画では、70年代のディスコ・ナンバーがたくさんかかります。火星にはルイス船長が残していった趣味の悪いディスコ曲しかなかったという原作の設定に沿ったものですが、ルイス船長が10代の頃に聞いていた曲というわけでもなさそうです。さもなければ2030年代のルイス船長は70代にということになります。原作者のアンディ・ウィアーがルイス船長に1970年代のディスコを持たせたのは、未来のハイテク環境の中に懐古趣味を混ぜることによって、遠い将来の話ではないという親近感を狙ったものでした。また「趣味の悪い」というのもこの映画特有のユーモアで、ディスコファンであるアンディ・ウィア自身も友人にそんな趣味をさんざんバカにされているそうです。映画でもこれらの曲はアナログでノスタルジックな感じや、明るくて深刻にならない効果が出ています。いずれもいい曲ばかりですが、例えばワトニーが核燃料電池で暖をとる際の「ホット・スタッフ」や、エンディング・クレジッのずばり「アイ・ウィル・サバイブ」など、歌詞も考慮した選曲がなされています。・Turn the Beat Around by Vicki Sue Robinson(ヴィッキー・スー・ロビンソン「ターン・ザ・ビート・アラウンド」)・Hot Stuff by Donna Summer(ドナ・サマー「ホット・スタッフ」)・Rock the Boat by The Hues Corporation(ヒューズ・コーポレーション「愛の航海」)・Don't Leave Me This Way by Thelma Houston(テルマ・ヒューストン「ジス・ウェイ」)・Starman by David Bowie(デヴィッド・ボウイ「スターマン」)・Waterloo by Abba(アバ「恋のウォータールー」)・Love Train by The O'Jays(オージェイズ「 ラブ・トレイン」)・I Will Survive by Gloria Gaynor(グロリア・ゲイナー「恋のサバイバル」) THE MARTIAN DELUXE SOUNDTRACK CD【輸入盤】(楽天市場)マット・デイモン(マーク・ワトニー、アレス3ミッションのクルー、技術者、植物学者)ジェシカ・チャステイン(メリッサ・ルイス、アレス3ミッションの指揮官、地質学者)マイケル・ペーニャ(リック・マルティネス 、アレス3ミッションの操縦士)ケイト・マーラ(ベス・ヨハンセン、アレス3ミッションのシスオペ、原子炉技術者)クリステン・ウィグ(アニー・モントローズ、 NASA広報統括責任者)ジェフ・ダニエルズ(テディ・サンダース、NASA長官)ショーン・ビーン(ミッチ・ヘンダーソン、 NASAのフライトディレクター)キウェテル・イジョフォー(ビンセント・カプーア、 NASA火星探査統括責任者)ドナルド・グローヴァー(リッチ・パーネル 、 JPLの科学者)撮影地(グーグルマップ)火星の風景が撮影されたWadi Rum周辺「オデッセイ」の原作本(楽天市場) アンディ・ウィアー著「火星の人」(上)新版 アンディ・ウィアー著「火星の人」(下)新版 Andy Wier "The Martian" 【電子書籍版】 宇宙飛行士を描いた映画のDVD(楽天市場) 「2001年宇宙の旅」(1968年) 「ライトスタッフ」(1983年) 「アポロ13」(1995年) 「ゼロ・グラビティ」のDVD(2013年) 「インターステラー」(2014年)さて、本日のランキング商品ピックアップは、Joshin web 家電とPCの大型専門店さんの HD-LC3.0U3/N バッファロー USB3.0接続 外付けハードディスク 3.0TB【簡易パッケージモデル】デイリー総合ランキング、パソコン・周辺機器部門のトップです。 ちょっと前から3TBで一万円を切っています。今後、こうした商品もSSDに移行していくのかもしれませんが、安価なHDDは大きな魅力です。
2016年06月16日
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「アメリカン・ドリーマー 理想の代償」(原題:A Most Violent Year)は、2015年公開のアメリカの社会派サスペンス&ヒューマン・ドラマ映画です。J・C・チャンダー監督・脚本、オスカー・アイザック、ジェシカ・チャステインらの出演で、ニューヨークが最も暴力的で危険だった1981年の燃料用石油業界を舞台に、事業拡大を目指す経営者がビジネスの現場で直面する危機と苦渋の選択をリアルにかつスリリングに描いています。 「アメリカン・ドリーマー 理想の代償」のDVD(楽天市場)監督:J・C・チャンダー脚本:J・C・チャンダー出演:オスカー・アイザック(アベル・モラレス) ジェシカ・チャステイン(アナ・モラレス) デイヴィッド・オイェロウォ(ローレンス検事) アルバート・ブルックス(アンドリュー・ウォルシュ ) アレッサンドロ・ニヴォラ(ピーター・フォレンテ) ほか【あらすじ】歴史的に最も暴力犯罪が多く危険だったと言われる1981年のニューヨーク。競合の厳しい中、燃料用石油を販売する会社を経営する、移民のアベル(オスカー・アイザック)とその妻アナ(ジェシカ・チャステイン)は、事業拡大のために土地購入の頭金として全財産を投入します。その直後、積荷のオイルが強奪される事件が続発、資金繰りが悪化する中、法を犯して銃で自衛するか否か、判断を迫られます。さらに、脱税の嫌疑をかけられ、家族が不審者の脅威がさらされるなど、次々にトラブルが襲いかかります。悪い噂が広まり、銀行からも融資を断られ、夫婦の関係もぎくしゃくします。刻一刻と破産が迫る中、孤立無援のアベルはトラブル解決のために奔走しますが、その猶予はわずか30日しかありません・・・。成長する小さな会社の経営者が、積荷の強奪、脱税容疑の追求といった逆風に直面、厳しい選択をしながら、念願の土地を手に入れるまでの話を、巧みなサブプロットとストーリー・テリング、そして気鋭の俳優によるパフォーマンスで描いた、リアルでスリリング、それでいて考えさせられる、見応えのある映画です。5〜6年かけて暖めたというJ・C・チャンダー監督の脚本は、プロットやサブ・プロットが吟味されており、リアルでスリリング、娯楽性の高いものです。またチャンダー監督を含め、主演のオスカー・アイザック、ジェシカ・チャステインはいずれも40歳前後、近年、にわかに注目を集め、高い評価を得ており、スターダムを駆け上がる気鋭の人々よって作り出された本作は、ダイナミックで緊迫感があります。その一方で・積荷の強奪が続発、検察は何もせず、逆に脱税の調査をしかけてくる中で、自衛の為に運転手に違法な銃を持たせるべきか?・事業を成功させる為に不正会計はやむえないことなのか?・資金繰りが逼迫する中で、ギャングに金を借りるか、否か、妻が蓄えた裏金に手をつけるか、どうか?といった問題を見るものに投げかけて来ます。このあたり、大いに満足しているのですが、もっともらしいようで実は意味不明な「アメリカン・ドリーマー 理想の代償」という邦題がどうしてもピンとこないのでので、ここから少し、映画を読み解いてみます。アメリカン・ドリームは、人種や社会的階層によらず、均等に与えられる機会を活かし、勤勉と努力によって勝ち取ることの出来るとされるアメリカでの成功の概念です。映画では、事業を拡大しようとする移民の経営者夫婦や、同じく移民の運転手が成功を夢見ており、それをアメリカン・ドリームと言えばその通りです。また主人公のアベル・モラレスは、有能・勤勉を示唆する名前で、それはアメリカン・ドリームの実現に必要とされる素養そのものでもあります。ただしアメリカン・ドリームは、いわずものがなの大前提であり、映画ではそれを論っているわけでもなし、敢えて抽象的な概念を邦題に取り込む必要はないのではないかと思います。。但し、不正会計を疑われた妻が主人公に反論する際に、一度だけ、「アメリカン・ドリーム」という言葉が使われています。ANNA: You’ve been walking around your whole life like this all happened because of your hard work, good luck, and charm. Mr. Fxxking American Dream. Well this is America... but it’s not a dream, and that wasn’t good luck helping you out all those years... IT WAS ME! Doing the things you didn’t want to know about... You stole from me!アナ:自分が一生懸命働いたから、幸運だったから、魅力的だったから、今の成功があるとあなたは思っている。とんだアメリカン・ドリーム野郎よ。ここはアメリカ、でも夢の中の話じゃないのよ。何年もあなたを助けてきたのは幸運じゃなくて、あなたが知りたくもないことをやってきた私なのよ。あなたは私から掠め取っているのよ!ここでは、「アメリカン・ドリーム」が本来の意味ではなく、「非現実的な夢想家」という侮蔑の意味で使われています。もし、この意味で邦題を「アメリカン・ドリーマー〜」としたのであるならば、日本語でこのニュアンスは伝わりにくいでしょうし、移民の国のアメリカとは言え、新参の移民が悪に手を染めずに成功しようという姿勢を夢物語と捉えるのは誤った解釈だと思います。また、仮に主人公が単なる夢想家だったとしても、妻の不正会計がアメリカン・ドリームの現実解かどうかについては議論の余地があるでしょう。むしろ、ここから読み取るべきものは反語的に使われている「アメリカン・ドリーム」ではなく、すべて自分の力で成してきたと思う主人公の慢心です。同様、会社を急成長させたのはいいが、妻以外にも、従業員、業界、親族への対応が適切かという視点もあるのではないかと思います。次に、「念願の土地を手にいれること」を「理想」した場合、代金を支払うのは当然のことですので、それを「代償」とは言わないでしょうが、積荷が襲撃されたこととの因果関係が明確に描かれているわけではないので、それも「代償」とは言えません。むしろ焦点は、資金をどう調達するか、銀行に融資を断られるリスクを冒して運転手に違法な銃を所持させるかどうか、といったことになりますが、これらに対する経営者や運転手の判断とその結果を見てみると、失うものが何なのか、それほど単純には描かれていないことがわかります。また、主人公は「正しいことをする」ことをモットーとしていますが、これは夢の実現の実現方法の話で、アメリカン・ドリームそのものではありませんし、また「正しいことをする」は当然の話で、「理想」でも何でもありません。また「正しいことをする」といっても、法律的に正しい、倫理的に正しい、経営者として正しいと様々な含みがあります。仮に、法律的に正しいことを「理想」だとしても、その実現に代償が伴うという簡単な構図ではありません。法令を遵守しなければ、どの道、事業を失うという代償を支払うことになります。一方で、成功は常に誰かの助力の上に成り立っていることを考えれば、「正しいことをする」主人公が「正しくない」妻や、親族、従業員、業界にどう対処するかは重要な視点です。最後は「念願の土地を手にいれること」を理想とし、そのために「正しいことをする」という信念を曲げることを「代償」とする解釈です。これはもっともらしいのですが、先に述べたように「正しいことをする」といっても、法律的に正しい、倫理的に正しい、経営者として正しいと様々な意味に取れますし、また、エンディングの主人公のセリフには興味深いものがあります。さらに終盤に主人公がとる行動に、「理想」とか「代償」とは全く異なる、重要な視点が示唆されます。妻はアルマーニ、夫は仕立ての良いテイラード・スーツを纏うなど、成金趣味的な描写もありますが、映画の焦点は「理想」や「代償」ではなく、競合や暴力に直面した時にどう対処するか、白黒をはっきりできない、正解があるようでないようなグレイな世界での対応です。これはアメリカン・ドリームを目指す人のみならず、大なり、小なり、何かに挑戦する人、即ちほとんどの人に共通する問題であり、それがこの映画を見た多くの人が思わずいろいろ考えてしまう理由でしょう。本作は決して高い視点から「理想」と「代償」を描いているわけではありません。長所もあれば、短所もある人間のリアルな選択、性格とか、人生観が反映される生々しい選択を、ダイナミックに描いているのであり、その選択を是とするか、非とするかは、あくまでも観客の判断に委ねられているのです。「僕は映画監督として家族を養わなければいけないし、子供を大学に行かせたいし、みんなと同じようにおしゃれな車が好きだ。だから人生で何らかの選択をする時、僕は責任を負っている。白黒はっきりした選択なんて、今まで一度もなかった。いつだってグレーだったんだ。ストーリーのことを言えば、そういうグレーな領域にこそ、人間を描き出すヒューマンストーリーは見つかるものだ。どの道を選び、どこへ向かおうとしているのかというね。本作でも、そこを描いたつもりだよ。」(J・C・チャンダー監督)ちなみに監督は、彼らが暴力的で危険な年を如何に生きたかという視点で「A Most Violent Year」というタイトル(原題)をつけたそうです。J・C・チャンダーは、アメリカ脚本家・映画監督で、15年にわたってコマーシャルやドキュメンタリーでキャリアを積んだ後、2011年に「マージン・コール」で長編映画デビューし、第84回アカデミー賞オリジナル脚本賞にノミネートされるなど、高い評価を得ました。監督2作目の「オール・イズ・ロスト 〜最後の手紙〜」では、全編にわたってセリフのない海難映画を制作斬新なスタイルで高評価を得るとともに、ほぼ唯一の登場人物であるロバート・レッドフォードの好演が多くの映画賞を受賞し、アカデミー主演男優賞ノミネート漏れが問題となるなど、話題作ともなりました。第3作目の本作も、40もの賞にノミネートされるなど、高い評価を得ています。オスカー・アイザックはグアテマラ出身で、主にアメリカで活動する俳優、歌手です。マイアミで育ち、2005年にジュリアード学院卒業後、ニコラス・ウィンディング・レフン監督の『ドライヴ』等に出演、2013年にコーエン兄弟監督の「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」の主役として抜擢され、ゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされるなど、注目を浴びます。その後も「エクス・マキナ」(2015年)、本作、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(2015年)と立て続けに出演、今後の活躍が期待されます。共演のジェシカ・チャステインとは、ジュリアード音楽院の同級で、ジェシカの紹介で主役を勝ち取りました。ジェシカ・チャステインはジュリアード学院演劇部門出身のアメリカ女優で、複数の舞台や学生映画に出演した後、テレビドラマを中心に活躍、2008年に映画デビューを飾り、2011年には「ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜」で第84回アカデミー賞助演女優賞にノミネート、翌2012年には「ゼロ・ダーク・サーティ」で第85回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされています。2012年のカンヌ映画祭のパーティに同席したJ・C・チャンダー監督が、彼女に持ちかけて出演が実現しました。その後、「オスカーの母親はグアテマラ出身で、父親がキューバ出身。本人はマイアミで育って、ジュリアード音楽院に入り、ウィリアムズバーグに住んでいて、コーエン兄弟の最新作「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」に出演しているから、会ってみて。アベル役は彼よ。」と同級のオスカー・アイザックを粘り強く推薦、最終的に4ページにわたるメールでオスカーがアベル役にふさわしい理由を力説したと言います。チャンダー監督はこの時点でオスカーの起用を決めていましが、実力だけではなかなか役を得られないハリウッドで、粘り強く役を得てきたジェシカの人柄が偲ばれるエピソードです。ちなみに、当初はメイン・キャストにハピエル・バルデムとシャリーズ・セロンを想定しており、シャーリーズが辞退したため、ジェシカの起用が決まり、次にハピエルが方針の違いにより降板、ジェシカの推薦でオスカーの起用が決まったという経緯のようです。ジェシカもオスカーもそれなりの実力の持ち主でしたが、彼らでさえ、こうしてキャリアを積み上げていかねばならないということに、厳しいハリウッドの競合を見るような気がします。オスカー・アイザック(アベル・モラレス)ジェシカ・チャステイン(アナ・モラレス)デイヴィッド・オイェロウォ(ローレンス検事)アルバート・ブルックス(アンドリュー・ウォルシュ )アレッサンドロ・ニヴォラ(ピーター・フォレンテ) 撮影地(グーグルマップ)モラレスが手に入れたかった土地モラレス:この土地は川に面しているので、世界中の業者から直接燃料を入手しタンクに入れることができる。10万ガロンの備蓄容量を確保でき、夏の価格が安い時期に買って、冬の高い時期に顧客だけではなく、これは一番重要なことだが、競合相手にだって売ることができる。トラックで燃料を運ぶだけではない。運命だってコントロールできるんだ。でも、この土地が欲しい本当の理由は、飛ぶが怖いときこそ、飛ばなきゃならないんだ。さもなければ、一生、同じところに留まることになる。それは、俺には我慢できないんだ。J.C.チャンダー監督作品のDVD(楽天市場) 「マージン・コール」(2011年)「オール・イズ・ロスト 〜最後の手紙〜」(2013年)オスカー・アイザック出演作品のDVD(楽天市場) 「ドライヴ」(2011年) 「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」(2013) 「エクス・マキナ」(2015年) 輸入盤・・・リージョン1、日本語字幕なし「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(2015年)ジェシカ・チャステイン出演作品のDVD(楽天市場) 「英雄の証明」(2011年) 「ツリー・オブ・ライフ」(2011年) 「テイク・シェルター」(2011年) 「ゼロ・ダーク・サーティ」(2012年) 「インターステラー」(2014年) 「オデッセイ」(2015年)
2016年06月13日
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「ハワーズ・エンド」(原題:Howards End)は、1992年公開のイギリスのドラマ映画です。1910年に出版されたE・M・フォースターの同名小説を原作に、ジェームズ・アイヴォリー監督、エマ・トンプソン、アンソニー・ホプキンスらの出演で、知的で情緒豊かな中産階級の家庭と現実的な資産家の家庭の2つの家族が、別荘「ハワーズ・エンド」をめぐって繰り広げる人間模様を描いています。第65回アカデミー賞では作品賞を含む9部門にノミネートされ、主演女優賞(エマ・トンプソン)、脚色賞、美術賞を受賞した作品です。 「ハワーズ・エンド」のDVD(楽天市場)監督:ジェームズ・アイヴォリー脚本:ルース・プラワー・ジャブヴァーラ原作:E・M・フォースター「ハワーズ・エンド」出演:アンソニー・ホプキンス(ヘンリー・J・ウィルコックス) エマ・トンプソン(マーガレット・シュレーゲル) ヴァネッサ・レッドグレイヴ(ルース・ウィルコックス) ヘレナ・ボナム=カーター(ヘレン・シュレーゲル) ジェームズ・ウィルビー(チャールズ・ウィルコックス) サミュエル・ウェスト(レナード・バスト) ジェマ・レッドグレイヴ(イーヴィー・ウィルコックス) ニコラ・デュフェット(ジャッキー・バスト) エイドリアン・ロス・マジェンティ(ティビー・シュレーゲル) ほか【あらすじ】20世紀初頭、姉マーガレット(エマ・トンプソン)、妹ヘレン(ヘレナ・ボナム・カーター)、弟ティビー(エイドリアン・ロス・マジェンティ)、シュレーゲル家の三人姉弟はロンドンで暮らしていました。ヘレンは以前、資産家のウィルコックス家の次男のポール・ウィルコックスと恋愛沙汰を起こしたことで気まずい関係になっていましたが、ある日、向かいのマンションにウィルコックス家が引っ越してきます。マーガレットは、ウィルコックス家で唯一芸術を理解するルース夫人(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)の良き友人となりますが、やがてルースは「別荘ハワーズ・エンドはマーガレットに」と書き残して病死してしまいます。遺言は法的に有効ではなく遺族にもみ消されますが、マーガレットの優しさに心魅かれたウィルコックス家の当主ヘンリー(アンソニー・ホプキンス)は彼女に求婚、マーガレットは後添えに迎えられるます。一方、妹ヘレンは、知人のレナード・バスト(サミュエル・ウェスト)が、ヘンリーの助言により転職したあげく、人員整理で失業したことに腹を立て、姉とヘンリーの結婚式にレナードと妻ジャッキー(ニコラ・ダフェット)を連れて行きますが、偶然にもジャッキーは昔ヘンリーと愛人関係にあり、ヘンリーはうろたえ2人を追い出せとどなります。マーガレットは当惑しながらもヘンリーを許しますが、ヘレンはレナードに小切手を残し旅に出てしまいます・・・。イギリスの美しい自然に囲まれた古びたカントリー・ハウスの相続を背景に、20世紀初頭の階級間の緊張感ある人間模様を描いた本作は、原作のツボを押さえた演出とキャストの卓越したパフォーマンスにより、芳醇で見応えのある文芸映画に仕上がっています。E.M.(エドワード・モーガン・)フォースター(1879年〜1970年)は、「眺めのいい部屋」(1908年)、「ハワーズ・エンド」(1910年)、「モーリス」(1971年、死後に出版)などで知られるイギリスの小説家で、いずれの作品も映画化されています。異なる価値観をもつ者同士が接触することで巻き起こされる出来事について描いた作品が多く、しばしば、「社会の壁を越えて」お互いに理解し合おうとする人物たちが特徴となっています。「ハワーズ・エンド」でも、知的で自由主義的な中産階級であるシュレーゲル家と、保守的で功利的な中産階級のウィルコックス家、そして労働者階級のバスト夫妻と、三家族の人間模様が描かれています。フォースター自身は中産階級の出身で、幼くして父を亡くしますが、資産家の叔母に引き取られ、ケンブリッジ大学卒業後は海外旅行をして過ごすなど、お金に困ることはなかったようですが、本作では主として保守的で功利的な中産階級と知的で自由主義的な中産階級の労働者階級への接し方をめぐる摩擦を描きながら、自由主義的な視点で労働者階級の台頭を匂わす展開となっています。タイトルにもなっている「ハワーズ・エンド」は、ウィルコックス家のカントリー・ハウス(別荘)です。豪奢なわけでもなく、古くて便が悪いとウィルコックス家のやっかいものですが、美しい自然に囲まれているのが取り柄です。ウィルコックスの妻ルースにとっては自分が生まれたかけがえのない家であり、古き良きイギリスの象徴とも言えるこのカントリー・ハウスを誰が引き継いでいくのかというのが、この作品の隠れたテーマになっています。ヴァネッサ・レッドグレイヴ、エマ・トンプソン、アンソニー・ホプキンス、ヘレナ・ボナム=カーターといった、蒼々たるキャスティングもこの映画の魅力です。冒頭、ウィルコックス家の妻として登場するヴァネッサ・レッドグレイヴの存在感が素晴らしい。病気で気弱になる老妻を演じているのですが、彼女が画面に収まるとまるで主役のように目を惹きつけます。彼女の前ではまるで小娘のようなエマ・トンプソンですが、後半に向けて控えめに、ユーモラスに、知的に、少しずつ存在感を増していきます。ケンブリッジ大学で英文学を専攻する傍ら劇団で活動した経歴を持ち、文芸作品を得意とするエマ・トンプソンの才能を開花させた作品で、彼女はこの作品で第65回アカデミー賞主演女優賞を含む13の賞にノミネートされ、すべてを受賞しています。決して派手ではないのですが、登場人物のキャラクターを踏まえた衣装も素晴らしいです。映画では花開いたエマ・トンプソンですが、妹役を演じたヘレナ・ボム・カーターとエマの夫のケネス・ブラナーの不倫が発覚、エマは1995年に離婚します。「寝室で泣きまくったあと、バラバラになった心を引き出しにしまって、笑顔で外に出ることを繰り返していたため、それが女優としての自分にはプラスになった」というエマですが、「いつか晴れた日に」(1995年)で妹役で共演したケイト・ウィンスレットが俳優のグレッグ・ワイズとエマ・トンプソンの仲を取り持ち、エマは1999年に二人の子供を出産、2003年に再婚しました。私生活も映画に泣き、映画に笑う人生のようです。ちなみに、ヘレナ・ボム・カーターとはその後、和解しているそうです。原作が出版された20世紀初頭は、保守党の帝国主義的植民地政策が行き詰まり、イギリス史上初めて自由党政権が誕生、スト権を保護する労働争議法、労働者賠償法、学童給食法、養老年金法、職業紹介所法、国民保険法の制定などの社会政策が実現し始めた時期です。後に自由党を凌駕、「ゆりかごから墓場まで」というイギリスの福祉政策を作り出した労働党が結党されたのもこの時期です。映画が制作された1990年代初頭は、保守党のサッチャー政権の下で新自由主義に基づく構造改革が進み、経済状況が回復する中、労働組合に依存する労働党は一般有権者の支持を得られず、低迷が続いていました。所得格差が拡大する中、労働者のあり方が問われる時代でもありました。映画公開後の1997年、自由主義経済と福祉政策の両立を謳った労働党が、保守党政権によって拡大した所得の格差に不満を持った人々や、長期政権に飽きていた有権者の支持を集めて、ブレア政権が誕生しています。イギリスの映画界は1989年に底を打ちますが、翌年から観客動員数が増え始めます。奇しくもこの頃から、文芸映画のヒット作が増えています。詳しく調べたわけではありませんが、映画よりもむしろ文学や演劇で世界をリードしてきたイギリスを見つめ直す動きだったのではないかと思います。功利的、享楽的なハリウッド映画では得がたい、伝統や情緒が感じられる作品が多く、一部のアメリカ映画やフランス映画もイギリスで撮影されるようになるなど、世界にも大きな影響を与え、イギリス俳優のハリウッド進出もその後、増えているように見受けられます。エマ・トンプソン(マーガレット・シュレーゲル)アンソニー・ホプキンス(ヘンリー・J・ウィルコックス)ヴァネッサ・レッドグレイヴ(ルース・ウィルコックス)ヘレナ・ボナム=カーター(ヘレン・シュレーゲル) 撮影地(グーグルマップ)ウィルコックス家の別荘「ハワーズ・エンド」シュレーゲル一家が暮らす家ウィルコックス家のロンドンの家マーガレットとルースがクリスマス・ギフトを購入するフォートナム&メイスン弟、ティビーが通うオックスフォード大学「ハワーズエンズ」最寄りの「ヒルトン」駅シュレーゲル一家が夏を過ごすブラックサンズ・プールヘンリーの娘イーヴィーの結婚披露パーティ会場「ハワーズ・エンド」の原作本(楽天市場) 1990年代のイギリスの文芸映画のDVD(楽天市場) 「ハワーズ・エンド」(1992年)・・・E・M・フォースターの同名小説が原作「魅せられて四月」(1992年) ・・・エリザベス・フォン・アーニムの同名小説が原作 「日の名残り」(1993年)・・・カズオ・イシグロの同名小説が原作 「から騒ぎ」(1993年)・・・ウィリアム・シェイクスピアの同名戯曲が原作 「いつか晴れた日に」(1995年) ・・・ジェーン・オースティン の「分別と多感」が原作 「Emma エマ」(1996年)・・・ジェーン・オースティンの小説「エマ」が原作 「イングリッシュ・ペイシェント」(1996年) ・・・マイケル・オンダーチェの小説「イギリス人の患者」が原作 「鳩の翼」(1997年)・・・ヘンリー・ジェイムズの同名小説を原作 「恋におちたシェイクスピア」(1998年) ・・・シェイクスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」、「十二夜」が原作ジェームズ・アイヴォリー監督 x エマ・トンプソンのコラボ作品のDVD(楽天市場) 「ハワーズ・エンド」(1992年) 「日の名残り」(1993年)ジェームズ・アイヴォリー監督作品のDVD(楽天市場) 「ボストニアン」(1984年) 「眺めのいい部屋」(1986年) 「モーリス」(1987年)エマ・トンプソン出演作品のDVD(楽天市場) 「愛と死の間で」(1991年) 「から騒ぎ」(1993年) 「いつか晴れた日に」(1995年) 「パーフェクト・カップル」(1998年) 「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」(2004年) 「17歳の肖像」(2009年) 「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」(2011年)「ウォルト・ディズニーの約束」(2013年)
2016年06月11日
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「エール!」(原題:La Famille Bélier、英題:The Bélier Family)は、2004年公開のフランスのコメディ&ドラマ映画です。エリック・ラルティゴー監督、ヴィクトリア・ベドス/スタニスラス・カレ・ド・マルベール /エリック・ラルティゴー脚本、ルアンヌ・エメラらの出演で、歌の才能を持つ少女が、聴覚に障害のある家族に音楽の道へ進みたいという希望を理解してもらおうとする姿を描いています。第40回セザール賞に6部門でノミネートされ、映画初出演のルアンヌ・エメラが最優秀新人女優賞を受賞した作品です。 「エール!」のDVD(楽天市場)監督:エリック・ラルティゴー脚本:ヴィクトリア・ベドス/スタニスラス・カレ・ド・マルベール /エリック・ラルティゴー原案:ヴィクトリア・ベドス出演:ルアンヌ・エメラ(ポーラ・ベリエ) カリン・ヴィアール(ジジ・ベリエ) フランソワ・ダミアン(ロドルフ・ベリエ) エリック・エルモスニーノ(トマソン) ルカ・ゲルバーグ(クェンティン・ベリエ) ほか【あらすじ】フランスの田舎町で酪農を営むベリエ一家は、16歳の高校生のポーラ(ルアンヌ・エメラ)以外、父のルドルフ(フランソワ・ダミアン)も母のジジ(カリン・ヴィアール)も弟の(ルカ・ゲルバーグ)も、全員耳が聴こえません。 美しく陽気な母、熱血漢な父とおませな弟と、「家族はひとつ」が一家の合い言葉の、オープンで明るく、仲のいい家族です。ポーラは彼らの日常、特に家族の農場経営に関するかけがえのない通訳ですが、ある日、ポーラの歌声を聴いた音楽教師トマソン(エリック・エルモスニーノ)はその才能を見出し、パリの音楽学校のオーディションを受けることを勧めます。夢に胸をふくらませるポーラでしたが、彼女の歌声を聴くことができない家族は、彼女の才能を信じることもできず、大反対です。夢に向って羽ばたいてみたい、だけど家にとって必要不可欠な私がいなくなったら?と悩んだ末に、ポーラは夢を諦める決意をします・・・。聾啞の両親に健聴者の娘という酪農家を舞台にシャンソン、性、恋、家族愛、旅立ちを描くフレンチ・コメディは、フランス期待の新人シンガー、ルアンヌ・エメラとフランスのトップクラスのベテラン俳優の熱演により、パワフルな笑いと感動を呼び起こします。ルアンヌ・エメラが歌うミッシェル・サルドゥのシャンソン(フレンチ・ポップス)の美しい旋律とフランス語の詞が魅力的です。多くは70年代のヒット曲と思われますが、シャンソンっていいなと感じさせるものばかりで、さらにルアンヌ・エメラが歌うと全く古臭くなく、新たな息吹を感じます。この映画で使用されているミッシェル・サルドゥの曲は、 「La Maladie d'amour 」( 恋のやまい) 「Je vole」(青春の翼) 「Je vais t'aimer」(愛の叫び) 「La Java de Broadway」 (ブロードウェイのジャヴァ) 「En chantant」( 歌と共に) 「エール!」オリジナル・サウンドトラック(楽天市場)・・・リンク先で試聴できますいずれも名曲ですが、一曲だけ、オープニング・クレジットでイギリスのポップ・デュオ、ザ・ティン・ティンズの「ザッツ・ノット・マイネーム」が使われている以外、すべてミッシェル・サルドゥの曲で固めているあたり、こだわりを感じます。バラエイティに富んだ選曲で音楽バトルを描くアメリカのコメディ映画「ピッチ・パーフェクト」と対照的で、いかにもフランス映画らしいアプローチと言えるかもしれません。2013年にフランスの音楽オーディション番組「The Voice: la plus belle voix」に出場、人気を集めてプロ歌手デビューしたルアンヌ・エメラを起用できたのは大きな幸運だったのではないかと思います。実は、彼女の起用は当初の予定にはありませんでした。既に制作が決まり、エリック・ラルティゴー監督は80人のオーディションを終えていましたが、絞り込まれた主役候補は演技は申し分ないものの、歌が全くダメで、リップ・シンクにしようか悩んでいました。その時、「The Voice: 〜」でルアンヌ・エメラを見たラルディゴー監督は、急遽、彼女のスクリーン・テストを行いました。テストは3回行いましたが、演技教育を受けていない彼女は集中力が続かず、いずれも最悪の結果でしたが、光る一瞬を感じたラルティゴー監督は、思い切って採用を決めました。撮影は苦労したようですが、演技も下手に作らず、女性としてまだ成長過程(未完成)で、素直で生命力を感じさせる16歳の少女の感じがよく出ており、終盤、彼女が全力で走るシーンは感動的でさえあります。彼女は見事、第40回セザール賞最優秀新人女優賞を受賞、映画公開翌年の2015年には、彼女がプロ歌手としてリリースした「Chambre 12」(邦題:夢見るルアンヌ)はフランスのアルバムチャートで一位を獲得、ダイアモンドディスクを受賞しています。彼女の起用は、ラルディゴー監督にとっても、ルアンヌ・エメラにとっても相乗的効果をもたらしたのではないかと思います。両親を演じるカリン・ヴィアール、フランソワ・ダミアンのパフォーマンスは圧巻です。フランス生まれのカリンは、1986年にデビュー後、50作以上に出演、セザール賞、モントリオール国際映画祭等で主演女優賞を数多く受賞しているフランスを代表する女優です。ベルギー生まれのフランソワは、元々コメディアンですが、話題作に数多く出演、本作ではセザール賞最優秀主演男優賞にノミネートされています。カリンはお喋りで外交的で常にハイ、子供をとても可愛がって家庭を切り盛りする母親を、フランソワはぶっきら棒で内向的で控え目な父親を演じていますが、その対比もお互いを補い合っているようであり、面白いです。二人とも健聴者ですが、彼らが演じると実際の聾啞者以上にらしく見えます。コメディなので誇張されていますが、さすが大俳優、いつものことながら、役者の凄さを感じます。冴えない音楽教師を演じたエリック・エルモスニーノもセザール賞最優秀主演男優賞の受賞歴の大物俳優です。映画初出演のルアンヌ・エメラを彼らがしっかりと支えているのは間違いないでしょう。弟役のルカ・ゲルバーグもいい味を出しています。完璧な手話を実現する為、カリンとフランソワは6ヶ月間、手話を学んだそうですが、完璧な手話を実現しながらコメディのリズムを維持するのが意外に難しいという、見えない苦労もあったようです。若いルアンヌ・エメラは4ヶ月間、学びましたが、フランス語と手話では主語、述語など言葉の順番が異なるので、しゃべりながら手話をする彼女の演技の難易度は高かったようです。 ルアンヌ・エメラが歌うミッシェル・サルドゥの美しいシャンソンと、聾啞の両親のパワフルなコメディで十分に楽しめますが、実はこの映画は、・娘が素晴らしい歌声を持っているのに、それを聞くことができない両親・通訳をしながら一緒に暮らす娘が、パリで歌という健聴者の世界へ飛び込むことへの母の反感をさりげなく描いています。後半、少しトーンが変わるので見落としかねないのですが、ここを前提として押さえておくと、ラストシーンの意味が倍増します。因みに聾啞者が独自の閉鎖的なコミュニティを築くことは、「ザ・トライブ」を監督したミロスラヴ・スラボシュピツキーも指摘していますが、エリック・ラルティゴー監督は、この映画の前提に関して次のように語っています。「私たちは、違いをカテゴリー分けして安心する傾向があります。でも、自分たちと違うコミュニティに少しばかり近づくと、彼らも自分たちと同じだということに気がつきます。彼らも私達と同じ心配事や、恐れ、喜びを持っています。ニュージーランドには、英語と手話という二つの言語がありますが、同じ国に住んでいるにも関わらず、この二つの世界、二つのコミュニティーは決して交わるようには見えません、交わるにしても極めて稀でしょう。二つのコミュニティに架け橋や何らかの結びつきを作りたいという意向がありました。」「わたしにはちょっとした経験があります。いとこの一人が聾啞なんです。子供の頃、私たちは一緒に過ごし、彼女が他の人に自分を伝えることができないのを見ました。30年か、40年前のことですが、彼女は補聴器を持っていました。それほど精巧ではなく、快適でもなく、面倒だったので、彼女はそれをいつもはずしていました。でも、子供同士、私たちはなんとか意思疎通し、一緒に遊び、一緒に楽しみました。喧嘩もなんでもしました。子供頃には自然だったこのコミュニケーションを、私たちは大人になるにつれてどこかに押しやってしまいます。こうした繋がりや結びつきを失うことは悲しいことです。」「ポーラは、社会と家族の架け橋でもあるのです。彼女なしではコミュニケーションが成立しません。弟も聾啞なので、両親は彼女の通訳に頼るしかないのです。彼女は銀行に電話したり、なんだりしなければなりません。彼女はティーンエイジャーでありながら、大人の役割もしなければならないのです。」コメディの前提として誇張して描かれていますが、父親の選挙運動が頓挫したのは何故か、娘がパリの音楽学校に行くことに両親が落胆するのは何故か、母親が娘につらく当たるようになるのは何故かが、これでわかります。聾啞者を題材にコメディを演じるという、ある意味、ハラハラする部分もある本作ですが、フランスで行われた聾啞者向けの上映会では、98%の人が特別扱いせずに健聴者と同じように描いたことを歓迎、2%の人が健聴者が聾啞者を演じたことを残念と感じたそうです。自らの経験を踏まえて丁寧に描いたエリック・ラルティゴーの想いに応えるかのような高い受容率ですが、残りの2%の人にも満足してもらうには、ミロスラヴ・スラボシュピツキー監督やファラリー兄弟のように、実際の聾啞者や障害者をキャスティングする以外にないのかもしれません。ルアンヌ・エメラ(ポーラ・ベリエ)カリン・ヴィアール(ジジ、右)とフランソワ・ダミアン(ロドルフ、左)エリック・エルモスニーノ(トマソン)ルカ・ゲルバーグ(クェンティン)撮影地(グーグルマップ)ポーラが自転車で通学する道ポーラが通っていた高校ルアンヌ・エメラのデビュー・アルバム(楽天市場)「夢見るルアンヌ」(2015年)エリック・ラルティゴー監督作品のDVD(楽天市場) 「ビッグ・ピクチャー 顔のない逃亡者」(2011年)聾唖を描いた映画のDVD(楽天市場) 「奇跡の人」(1962年) 「愛は静けさの中に」(1986年) 「ビヨンド・サイレンス」(1996年) 「ギター弾きの恋」(1999年) 「リード・マイ・リップス」(2001年) 「Dear フランキー」(2004年) 「バベル」(2006年)「ザ・トライブ」(2014年)さて、本日のランキング商品ピックアップは、ジュエリーキャッスルさんの オープンハート ネックレス 【GINGER雑誌掲載】スワロフスキー プラチナ ネックレス レディースデイリー総合ランキング、ジュエリー・アクセサリー部門のトップです。高級感がありながらさりげなく、様々なシーンで使えそうなデザインです。お値段も手頃!
2016年06月09日
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「テイク・シェルター」(原題:Take Shelter)は、2011年公開のアメリカのサイコ・スリラー&ドラマ映画です。ジェフ・ニコルズ監督・脚本、マイケル・シャノン、ジェシカ・チャステインらの出演で、竜巻や嵐の悪夢に苛まれ、職場や家族との生活に支障をきたしていく男の姿を描いています。第64回カンヌ国際映画祭で批評家週間グランプリほか3冠に輝くなど、各国の映画祭で大きな話題を呼んだ映画です。 「テイク・シェルター」のDVD(楽天市場)監督:ジェフ・ニコルズ脚本:ジェフ・ニコルズ出演:マイケル・シャノン(カーティス・ラフォーシュ) ジェシカ・チャステイン(サマンサ・ラフォーシュ) シェー・ウィガム(デュアート) ケイティ・ミクソン(ナット) キャシー・ベイカー(サラ) レイ・マッキントン(カイル) リサ・ゲイ・ハミルトン(ケンドラ) トーヴァ・スチュワート(ハンナ) ロバート・ロングストリート(ジム) ほか【あらすじ】オハイオ州で工事現場の地盤の掘削作業を仕事とするカーティス(マイケル・シャノン)は、妻のサマンサ(ジェシカ・チャステイン)と難聴の障害を持つ娘ハンナ(トーヴァ・スチュワート)と幸せな生活を送っていましたが、巨大な竜巻が街を襲う悪夢にうなされるようになります。悪夢は毎晩続き、竜巻と共に降るエンジンオイルのような雨、そして理性を失った人々に自身や娘が襲われるリアルな内容に、 彼は次第に強迫観念にとらわれます。家の庭に大きな穴を掘り、竜巻用シェルターの増設を始めた彼に、家族や会社の仲間達は次第に不信感を募らせます。 統合失調症で施設にいる母の症状が遺伝したのかとカーティス自身も悩みますが、 妻にもなかなか理解してもらえぬまま、娘の手術を前に仕事を解雇されてしまいます・・・。 主人公の悪夢をきっかけに日常生活に潜む不安をじわじわと濃密に描くこの作品は、ジェフ・ニコルズ監督の巧みな脚本・演出とマイケル・シャノン、ジェシカ・チャステイの卓越したパフォーマンスにより、サイコ・スリラーとヒューマン・ドラマが高いレベルで融合した非常に見応えがあります。ジェシカ・ジャステインが演じるサマンサは、美しくどこにでもいるような主婦です。実生活でも同じ障害を持つというトーヴァ・スチュワートが演じる彼らの娘サラには聴覚障害があり、サマンサは可愛い娘に優しく接します。医療費が高いアメリカでは会社が付保する医療保険の内容が重要になりますが、幸運にもカーティスの保険でサラの人工内耳の手術がカバーされることがわかり、一刻も早く、手術を受けさせてやりたくなります。一方、悪夢にうなされるようになったカーティスは、心配をかけまいと妻にも話さず、お金がかかるという理由でかかりつけ医に紹介された専門医の診察を受けず、近場のカウンセラーで済ませようとします。竜巻用シェルターの増設を始めた彼に、家族や会社の仲間達は次第に不信感を募らせ、溝が深まっていきますが、果たしてハンナは無事、手術を受けられるだろうか、カーティスの家族は破綻しないで済むのだろうかと、ハラハラしながら、映画を見ることになります。ジェフ・ニコルズは、アメリカのアーカンソー州出身の映画監督・脚本家・映画プロデューサーで、「Shotgun Stories」(2007年、奔放未公開)や本作の脚本・監督を務め、映画祭で多くの賞を受賞、さらに監督3作目の「MUD -マッド-」(2012年)では第65回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門でパルム・ドールを競うなど、気鋭の監督です。巨大竜巻が多発するアメリカ、特に南東部では竜巻から避難する為のシェルターが珍しくありません。竜巻が接近すると自治体がサイレンを鳴らし、住民はシェルターに避難します。ある日、自宅の裏庭にいたジェフ・ニコルズ監督は、地下の竜巻シェルターをじっと見下ろす隣人を見かけました。中に入ろうとしているのだろうか、立ち去ろうとしているのだろうか?誰か中にいるのだろうか?と、思いを巡らし、脚本を書き始めるきっかけとなりました。シェルターを見下ろす男というモチーフを残しながら、彼はテーマを肉付けています。「この映画は、二種類の不安を描いています。一つは、我々が良く経験する漠然とした不安です。朝、目覚めて、世の中や経済動向など自分の手が及ばないところで何が起きているか、気になる人がいると思います。2008年、私は金融危機の始まりに衝撃を受けました。もう一つは、個人的な不安です。我々は、健康、家計、家族など、人生を軌道に乗せて行かねばなりません。私はちょうど結婚一年めで、結婚して誰かの為に生きることの意味、破綻する結婚としない結婚の違いはどこにあるのかなど、結婚について多くのことを考えていました。でも、物語を完結するには、不安だけでは不十分だということがわかりました。不安は効果であって、原因ではない。結婚がそれなりの不安を生み出すのは、結婚が失われるかもしれないものだからだと、私は考えていました。「Shotgun Stories」を製作している頃、私は独身で、誰も私のことは知らず、従うべき規範もなければ、心配事もほとんどありませんでした。結婚によって生じる不安を描くことは、私にとって結婚生活を如何にうまくやるかということでもあったのです。」主演を務めたマイケル・シャノンは、舞台もこなすアメリカの演技派俳優で、1993年にビル・マーレイ主演の「恋はデジャ・ブ」で映画デビュー、キアヌ・リーヴス主演の「チェーン・リアクション」やトム・クルーズ主演の「バニラ・スカイ」などの話題作へ出演しキャリアを重ね、2008年の「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで」でアカデミー助演男優賞にノミネートされています。マイケル・シャノンは背が高く、個性的な風貌ですが、本作では舌を巻くほど、緻密な演技を展開しています。カーティスを演じるに当たり、彼は敢えて関連する精神疾患の本を読みませんでした。カーティス自身がほとんど病気の事を知らないからというのがその理由ですが、マイケル・シャノンはが病気の症状の再現よりも、症状に当惑し、悩むカーティスを表現する事を重視していることがわかります。この作品の最も貢献しているのはマイケル・シャノンであることは紛れもない事実ですが、私は目は共演のジェシカ・チャステインに釘付けなりました。彼女はジュリアード学院演劇部門出身のアメリカ女優で、複数の舞台や学生映画に出演した後、テレビドラマを中心に活躍、2008年に映画デビューを飾り、2011年には「ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』で第84回アカデミー賞助演女優賞にノミネート、2012年には「ゼロ・ダーク・サーティ」で第85回アカデミー賞主演女優賞にもノミネートされています。私は「ゼロ・ダーク・サーティ」を先に見たのですが、彼女が演じるキャラクターの違いに驚きました。対決的な性格で色気もなく、組織人としてバランスに欠けるほど仕事に対する執念が強いマヤと、美しく子供を愛するどこにでもいるような主婦サマンサは、もともと大きく異なるキャラクター設定ですが、同じ女優が演じているという痕跡が全く見当たらない、即ち、完璧に演じ分けているのです。また、カーティスの悪夢が悪化するに従い、冒頭の可愛らしい主婦から、彼を支えるべく徐々に立ち上がっていく様も見事です。彼女が出演した「ファミリー・ツリー」を監督したテレンス・マリック監督は、ジェシカ・チャステインを評して次のように語っています。「彼女はどの瞬間も自然で、とても美しい。さらに、彼女は現実的な世界にも適応できる。美人女優にはとても難しいことだ。ジェシカは二つの世界を行ったり、来たりできる。彼女は例外だ。」(テレンス・マリック監督)「テイク・シェルター」、「英雄の証明」、「ツリー・オブ・ライフ」、「ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜」、「Wilde Salomé」(本邦未公開)、「キリング・フィールズ 失踪地帯」と、2011年には出演する映画が6本も公開され、アカデミー助演女優賞ノミネートされたほか、数多くの賞を受賞、ジェシカ・チャステインは一躍、時の人となりました。これは、予定されたことではなく、4年の間に撮った作品が、たまたま、立て続けに公開されただけとのことですが、ジェシカ・チャステインはこの頃のことについて、次のように語っています。「これらの映画の役を得るのは難しかったわ。でも、「テイク・シェルター」は、エグゼブティブ・プロデューサーのサラ・グリーンがテレンス・マリックのプロデューサーでもあり、「ファミリー・ツリー」で彼女と一緒に仕事をした私をジェフ・ニコルズに紹介してくれたの。彼女はテレンス・マリック監督とジェフ・ニコルズ監督のミーティングをアレンジ、それから私はジェフとコーヒーを飲み、脚本や「Shotgun Stories」の話をしたのよ。私たちは、すぐに仲良くなったわ。」(ジェシカ・チャステイン)まだ無名だったジェシカ・チャステインの本作のギャラは、一日当たり100ドルでした。インーディズとは言え、彼女ほど実力のある女優のギャラの安さにこの業界の厳しさが伺われますが、一方でチャンスにつかむべく貪欲に役に取り組むジェシカ・チェステインも立派です。「何よりも、マイケル・シャノンと一緒に仕事ができることに興奮したわ。私はずっと彼のファンで、彼の映画も舞台も好きだった。彼は本当にダイナミックで、本能的で、強烈なの。もし、役をもらえて彼と一緒のシーンを演ずれば、私は背伸びしなけらばならないとわかっていたわ。それは私が学ぶことができる素晴らしい体験なの。それは私にとって、間違いなく強運だったわ。」「『一瞬たりとも球から目を離すな、さもなくば全てを失う』と言いますが、その通りだと思います。私はたくさんのお金とともに育ったわけではありません。私の家の財源や制約は厳しく、私は俳優をしながら極貧の中で残りの人生をラーメンをすすりながら過ごすリスクを冒していました。私には、間違いなく「テイク・シェルター」で描かれている家族に通じるものがあります。映画の冒頭では何事もなんとか、かんとか、うまくやれており、それに満足しています。でも、何かが彼らの目を球から奪い、全てが崩壊し始めるのです。」様々な役を器用にこなし時の人になったジェシカ・チャステインですが、彼女なりのカラーを出しながら大女優として大成することが期待される逸材です。<ネタバレ>苦労の挙句、カーティスの病気に正面から相対することになった一家は、カーティスが施設に入所する前にと家族で浜辺のリゾートを訪れますが、そこで一家はカーティスが悪夢に見た竜巻とエンジンオイルのような雨を目撃します。呆然と竜巻を見つめるサマンサに、カーティスが気遣うように声をかけ、サマンサが「わかったわ」と答えて映画は終わります。このエンディングが、・これもカーティスの幻覚か?・結局、カーティスが見ていたのは幻覚ではなかったのか?・病気に向き合うようになるまでの苦労が水の泡ではないか?などと、様々な解釈を生んでいます。不可思議といえば不可思議なエンディングですが、一つだけ明らかなのは、今までは主婦として不安も不自由もなく暮らしていたサマンサが、聴覚障害の娘と病気の夫を抱えて生計を立てながら、果たして家族を守っていけるのだろうかという家族崩壊の不安に直面する立場になったことです。「敢えて曖昧なエンディングにしています。すごく怒る人もいれば、いたく気に入る人もいます。自惚れす過ぎととって欲しくないのですが、私にとって面白くて興味深いのは、皆、何が起こったのか、話しているということです。私にとって、何が起こったかは重要ではありません。言ってみれば、何が起こったのか、何が起こるのかといったいうことは、話す楽しみでしかない。私にとって重要なのは、二人が人生の同じページで同じものを見ていることです。彼らがいる場所については幾つかの解釈があり、それはそれで素晴らしいのですが、二人が同じものを見ている限り、そこには決意があり、希望の可能性もあるのです。理解する人もいれば、そうでない人もいますが、インディーズ映画を作成している我々だけがそうした伝え方ができるのです。」(ジェフ・ニコルズ監督)<ネタバレ終わり>マイケル・シャノン(カーティス・ラフォーシュ)ジェシカ・チャステイン(サマンサ・ラフォーシュ)トーヴァ・スチュワート(ハンナ)実生活でも聴覚障害を持つというトーヴァだが、自然で可愛らしい演技に驚かされる。撮影地(グーグルマップ)カーティスの家アメリカの荒々しい気候の中で遮るもののない広大な草地に立つ一軒家は、竜巻に襲われたらひとたまりもなく、地下のシェルターが必要になることは想像に難くない。ジェフ・ニコルズ監督xマイケル・シャノンのコラボ作品のDVD(楽天市場) 「MUD -マッド-」(2011年)マイケル・シャノン出演作品のDVD(楽天市場) 「その土曜日、7時58分」(2007年) 「ドリーム ホーム 99%を操る男たち」(2014年)ジェシカ・チャステイン出演作品のDVD(楽天市場) 「英雄の証明」(2011年) 「ツリー・オブ・ライフ」(2011年) 「ゼロ・ダーク・サーティ」(2012年) 「インターステラー」(2014年) 「アメリカン・ドリーマー 理想の代償」(2014年) 「オデッセイ」(2015年)さて、本日のランキング商品ピックアップは、珍味堂 ひろめ店さんの、 濃厚カツオだし醤油が作れる♪無添加嬉しい だしが良く出る宗田節 高知よりお届けデイリー総合ランキング、食品部門のトップです。最近、何かと話題の宗田節ですが、これは醤油を入れて二週間ほど、冷蔵庫に入れておくと出汁醤油になり、注ぎ足しながら一年も使えるという優れもの。たまに讃岐うどんを茹でるのですが、市販のめんつゆでは物足りないので、試してみたい一品です。
2016年06月07日
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先日、iMac mid-2007 の HDD を SSD に換装し、快調に使用していますが、SSD に関する詳細設定を調べていたら、トリム機能に行き当たりました。SSD はその仕組み上,データを書き込む際に、書き込もうとする場所に既にデータがあった場合,HDDのように直接上書きすることができません。その為,長期間使用していると,OS上で論理的に削除されても,SSD上に残骸データが増え,書き込み速度が遅くなります。トリム機能は、この書き込み性能の低下を改善するために,OS上で論理的に削除されたデータの場所をSSDに通知し,予めその場所のデータを削除する機能です。Mac OS X El Captain のトリム機能は、アップル純正の SSD を搭載している場合、デフォルトで「オン」になっていますが、サードパーティのSSD に換装した場合は、手動で「オン」に設定することができます。トリム機能の効果は、SSD の品種や負荷のかかり方にもよりますが、メモリをたくさん使う人や、長時間使用する人は、設定変更しておけば安心です。但し、ターミナル・コマンドで行う設定変更は自己責任になります。>【Tips】「OS X El Capitan」のサードパーティ製SSDのTrim有効化は「trimforce」が簡単(ソフトアンテナブログ)楽天市場で人気のSSD 【SanDisk】SSD Plus 240GB SDSSDA-240G-J25C【smtb-u】(あきばお〜楽天市場支店) CrucialCT500MX200SSD1 (SSD/2.5インチ/500GB/SATA)(ソフマップ楽天市場店) CFD Toshiba製SSD 採用 スタンダードモデル(240GB) CSSD-S6T240NMG1Q [CSSDS6T240NMG1Q]【05P...(エディオン 楽天市場店) MZ-750250B/IT【税込】 サムスン Samsung SSD 750EVOシリーズ 250GB(ベーシックキット) [MZ750250BIT]【返品種別...(Joshin web 家電とPCの大型専門店) MZ-75E500B/IT【税込】 サムスン Samsung SSD 850EVOシリーズ 500GB(ベーシックキット) [MZ75E500BIT]【返品種別...(Joshin web 家電とPCの大型専門店)
2016年06月07日
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「ショーン・オブ・ザ・デッド」(原題:Shaun of the Dead)は2004年公開のイギリスのホラー・コメディ映画です。エドガー・ライト監督、エドガー・ライト/サイモン・ペグ共同脚本、サイモン・ペグ、ニック・フロストらの出演で、恋人に愛想を尽かされた主人公が突如として蘇った死者たちの襲撃から恋人を救い出そうと奮闘する姿を、ロンドンを舞台にコミカルに描いています。 「ショーン・オブ・ザ・デッド」のDVD(楽天市場)監督:エドガー・ライト脚本:エドガー・ライト/サイモン・ペグ出演:サイモン・ペグ(ショーン、電器店店員、親友と共同生活、恋人リズに愛想を尽かされる) ニック・フロスト(エド、ショーンの親友、昼からビールとゲーム三昧の堕落した生活) ケイト・アシュフィールド(リズ、ショーンの恋人、進展しない関係に業を煮やす) ディラン・モーラン(デービッド、大学講師、ダイアンの恋人、リズが好きだった) ルーシー・デイヴィス(ダイアン、デービッドの恋人、売れない女優) ペネロープ・ウィルトン(バーバラ、ショーンの母、前夫と死別しフィリップと再婚) ビル・ナイ(フィリップ、バーバラの夫、ショーンが12歳の時にバーバラと再婚) ピーター・セラフィノイス(ピート、企業に勤めいる、ショーンとエドと同居) ジェシカ・スティーヴンソン(イヴォンヌ、ショーンの友人、最近家を買った) ほか【あらすじ】ロンドンの電器店に勤める青年ショーンは29歳の冴えない青年です。職場では後輩にバカにされ、家では親友のエドと自堕落な生活を送る毎日でしたが、無気力が災い、一向に進展しないショーンとの関係に業を煮やした恋人リズに振られてしまいます。すっかり落ち込んだショーンは更正しようと決意しますが、街中では蘇った死者がさまよい歩き始めていました。人々が次々と死者の犠牲になる中、ショーンはエドと共に、母親とリズを救い出そうと彼女らの元に向かおうとします・・・。「ショーン・オブ・ザ・デッド」は、ゾンビ映画へのオマージュとウィットに富んだ風刺を巧みにバランス、更に友情やラブ・コメディまで盛り込んだ、ホラー・コメディの傑作です。エドガー・ライトはイギリスの映画監督で、14歳の頃から映画製作に興味を持ち、20歳で初めての監督作品が小規模ながら劇場公開され、BBCなどでコメディ番組の制作を手がけるようになります。この頃、サイモン・ペグと出会い、シチュエーション・コメディ「スペースド」を制作、イギリスで高い評価を得ます。「スペースド」のシリーズ1第3話の「アート」は、アンフェタミンとバイオハザード2に影響で幻覚を見る主人公(サイモン・ペグ)と、侵略してくるゾンビと戦う姿を描いていますが、これを撮影した後、エドガー・ライトはこれをヒントにゾンビの長編映画を撮影したいと考えました。エドガー・ライトとサイモン・ペグが映画化に動き始めた頃、制作会社が興味を持ちましたが、資金を引き揚げてしまいました。どうしてもこの映画を作りたかったエドガー・ライトは、他の仕事を受けずに資金探しに専念しましたが、結局、友人から借金する羽目になります。テレビの仕事を続けることは映画化から遠ざかることだと考えた彼は、一気に破綻へと向かい、赤字まみれになりました。この苦しい時期に借りたお金を、サイモン・ペグは未だに受け取らないそうですが、サイモン・ペグだけではなく、この映画に出演する、ニック・フロスト、ジェシカ・スティーヴンソン、ジュリア・ディーキンといった「スペースド」の主要キャストがエドガーの心の支えになったのではないかと思います。因みに、「スペースド」は、同棲していた彼女に家を追い出されたサイモン・ペグが、ロンドンのカフェで家探しをしていたジェシカ・スティーヴンソンと偶然出会い、カップルに成り済まして格安フラットに入居、ティムの親友であるニック・フロストら仲間たちと繰り広げる生活をユーモラスに描いています。そういう前提で見ると、ジェシカ演じるイヴォンヌとサイモン演じるショーンが旧知の同志で、各々が仲間を引き連れてゾンビと戦うとか、イヴォンヌが家を買ったとか、イヴォンヌがサイモンの恋人を評するといった設定もうなずけます。サイモン・ペグとニック・フロストの好演は言うまでもないのですが、ケイト・アシュフィールド(リズ、ショーンの恋人)とペネロープ・ウィルトン(バーバラ、ショーンの母)もなかなかのパフォーマンスで、時に可愛らしく、時に厳しく、リアルでありながらユーモラスな演技に頷いてしまいます。バーバラが死ぬシーンにサイモン・ペグはあたかも実の母を亡くすかのように反応、撮影後、サイモン・ペグとニック・フロストは思わず泣いてしまったそうです。本作の原題「Shaun of the Dead」は、ゾンビ映画の名作であるジョージ・A・ロメロ監督の「ゾンビ」(1978年)の原題「Dawn of the Dead」をもじって付けられたものです。生憎、「ゾンビ」のリメイクと公開時期が重なり、混乱を避ける為に「ショーン・オブ・ザ・デッド」の公開を二週間ほど遅らせなければなりませんでしたが、ロメロ監督は本作を気に入り、次回作にカメオ出演を依頼、ロメロ監督のファンであるエドガー・ライトとサイモン・ペグが「ランド・オブ・ザ・デッド」にゾンビ役で出演しています。公開時に「Rom Zom Com」(ロマンス、ゾンビ、コメディの略)とコピーが付けられた本作は、イギリスで大ヒットとなりました。当初、サイモン・ペグとエドガー・ライトは、「From Dusk till Shaun」と題してゾンビを他のモンスター(恐らくは吸血鬼)に置き換えた続編を作ろうと考えていましたが、本作の結果に満足、また、登場人物の多くがゾンビになってしまったことから、これを断念、後に・エドガー・ライト監督、サイモン・ペグ、ニック・フロスト出演(ビル・ナイも全作に出演、但し第三作は声のみ)・血とコルネット・アイスクリーム・イギリス伝統のパブなどで、ゆるく関連するスリー・フレーバー・コルネット三部作(血とアイスクリーム三部作)の第一作として位置付けられました。・第二作は「ホットファズ -俺たちスーパーポリスメン!-」(2007年)・第三作は「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」(2013年)となり、いずれも高い評価を得ています。この三部作を見ていると、苦労はしたものの、サイモン・ペグらとともに、エドガー・ライトの才能が開花すべく開花したことがわかります。 サイモン・ペグ(ショーン、右)とニック・フロスト(エド、左)ケイト・アシュフィールド(リズ)ペネロープ・ウィルトン(バーバラ)ビル・ナイ(フィリップ)「マリー」オープニング・クレジットでレジを打つ女性が、後にゾンビとなって登場する。スピン・オフ・コミック「There's something about Mary」映画では描かれていない「マリー」がゾンビになるまでが、エドガー・ライト、サイモン・ペグ原作のコミックになった。撮影地(グーグル・マップ)ショーンの行きつけのパブ「ウィンチェスター」オープニング・クレジットで映し出されるスーパーマーケットショーンたちが住んでいたアパート通勤の途中、ショーンが立ち寄る店ショーンが働く電器店リズが住むアパートショーンの両親の家ショーンがゾンビとの対決に使用したウィンチェスター銃のレプリカ デニックス ウィンチェスターM66 ゴールド(楽天市場)スリー・フレーバー・コルネット三部作のDVD(楽天市場)(エドガー・ライト監督 x サイモン・ペグ x ニック・フロスト コラボ作品) 「ショーン・オブ・ザ・デッド」(2004年) 「ホットファズ -俺たちスーパーポリスメン!-」(2007年) 「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」(2013年)エドガー・ライト監督作品のDVD(楽天市場) 「スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団」(2010年)サイモン・ペグ出演作品のDVD(楽天市場) 「スター・トレック」(2009年) 「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」(2011年) 「スター・トレック イントゥ・ダークネス」(2013年) 「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」(2015年)「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(2015年)さて、本日のランキング商品ピックアップは、楽天ブックスさんの、 天才 [ 石原慎太郎 ]デイリー総合ランキング、本・雑誌・コミック部門のトップです。反田中の急先鋒だった石原慎太郎が、今なぜ「田中角栄」を描くのか、非常に興味深い作品です。
2016年06月05日
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毎年のことながら、父の日のプレゼントは何を贈ろうか迷ってしまう人も多いかと思います。喜んでもらおうと思えば思うほど、悩んでしまいます。でも、そんなに趣向が凝らされていなくても、プレゼントを貰うのは、それだけでも嬉しいものだと思いますし、ちょっとした工夫や、心遣いが感じられればさらに嬉しいというものだと思います。ビールで晩酌をするお父さんには、ビールはありがたいギフトです。毎日、消費するものですので、必ず喜んで貰えるのではないかと思います。ビールは嗜好品ですのでいつも飲んでいるものを贈るのが無難ですが、逆に他のビールを飲むの機会が少ないで、普段、飲まないとっておきのビールを味見してもらうのも一案です。父の日ビールギフト【超早割18%OFF】よなよなエール飲み比べセット5種10缶父の日ギフト【送料無料】価格:3000円(税込、送料無料)いつもとはちょっと違うクラフトビールの飲み比べ、飛び出すメッセージ付きで、父の日ギフトに最適です。ビールやお酒を飲まないお父さんには、【まもなく終了!父の日ギフトキャンペーン 6/6 9:59まで】特大国産うなぎのお試しセット【うなぎ蒲焼き3種入り】【送料無料】【鰻/蒲焼き/国内産/父の日/ギフト】価格:4990円(税込、送料無料)美味しい特大の国産うなぎを自宅で簡単に多べられるのがミソです。いずれも楽天市場の人気商品ですので、安心です。父の日のプレゼントに迷ったら、ビールかうなぎを贈ってみるのは、如何でしょうか?
2016年06月05日
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iMad mid-2007 を使用して10年近くなるが、入手当時は快適だったマシーンも、パワー不足が目立って来た。アップデートで OS が重くなり、多機能化するウェブもどんどん重くなるにつれて、マルチタブをがんがん開いて使うには、CPU も メモリもパワー不足だ。もはや、買い替え時なのもかもしれない。【新品】APPLE iMac MK142J/A MK142JA [1600][在庫あり]価格:126050円(税込、送料別)ところが、既にパソコンを4台も所有しており、家族の目が厳しく買い替えはままならない。そこで止むなく、目につかないパーツ交換でマシンの延命を図ることにした。第一弾は、RAM の増設。iMac のメモリ増設!(楽天売れ筋お買いものランキング)これで、だいぶ楽になったが、それでもタブをガンガン開くと、物理メモリが不足し、スワップメモリに逃げそうになる。元々、私の iMac の HDD 容量は 250GB で、さらに Windows のブートキャンプ用にパーティションを分けて使っている為に、余裕がない。ファイルはなるべく外付け HDD に保存し、内蔵 HDD はこまめにファイルを削除して使っている。私の iMac の HDD はアップルの在宅修理対象ではない為、大容量 HDD への交換を見送って来たのだ。ところが、電源の温度が80度を超えるなど、iMac の中にホコリが溜まり、放熱効率が落ちている可能性もでてきたので、思い切って iMac をバラして清掃するついでに、そろそろ寿命でいつ逝っても不思議のない HDD を SSD に換装する事にした。参考にしたのはこのサイト。iMac(Mid 2007) がもっさりなので HDD を SSD に換装しよう 〜分解編〜(7thwheel blog)パソコンを分解するなど滅多にする事のない私でも、数時間で換装することができた。使用した SSD はこれ。《在庫あり》Samsung 850EVO Series SSD SATA 6Gbps 500GB [MZ-75E500B/IT]価格:17998円(税込、送料無料)容量500GB で従来の倍なので、長期保存ファイルは外付け HDD を使っているので、これでも余裕しゃくしゃくだ。効果は絶大、OS やアプリの起動が早くなったばかりでなく、・ウェブの表示やスクロールが早くなった・ウェブ入力のレスポンスが良くなった・CPU の使用率が下がった・電源の温度上昇がゆるやかになったといいことでづくめである。これらは、条件にもよりそうだし、理由もよくわからないが、SSD の容量に余裕が出来たため、メモリの確保の仕方が変わったのかもしれない。但し、メモリの使用量は若干増えたようだ。いずれにせよ、SSD でのスワップファイル使用は、HDD ほどストレスにならないので、しばらくはメモリ使用量を気にせず、マルチタブのウェブ・ブラウジングが楽しめそうだ。残るは CPU の換装だが、パソコンを分解するなど滅多にする事のない私には無理だろう。通常使用でCPU使用率が100%になることは滅多にないので、現在の CPU でも何年かは持つだろう。なお、iMac の分解には、特殊ねじ(トルクスねじ)用のドライバが必要です。トルクスはネジの頭が六角の星型をしている為、ドライバーとネジとのかみ合いが強く、力の伝達効率が非常に高いのが特徴で、ヨーロッパではプラスネジを抑えて主流になりつつあり、ヨーロッパ製の自動車やオートバイなどにも数多く採用されています。アップルは、古くからのこのトルクスねじを使用しており、何度か使う機会があった為、私はセットを使用しています。エンジニア マスターグリップドライバーセット(特殊ネジ対応型) (1S) DR-51価格:3067円(税込、送料別)マグネット式の前面ガラスを外す為、耐荷重3キロの吸盤付きタオルハンガーを二個、使用しました。LEC レック フラットミニタオルリング(レバー式吸盤)【RCP】【BB-155】価格:360円(税込、送料別)細部の配線をたどるのに、ピンセットがあると便利です。TRUSCO ステンレス製ピンセット 115mm 直ギザ付 (1本) TSP-20価格:98円(税込、送料別)
2016年06月05日
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「戦場でワルツを」(原題:ואלס עם באשיר、英題:Waltz with Bashir)は、2008年公開のイスラエルの長編アニメーション&ドキュメンタリー映画です。アリ・フォルマン監督・脚本により、1982年のレバノン内戦に関してフォルマン自身の記憶を探りながら、戦争の不毛さ、悲惨さを描いています。第81回アカデミー賞外国語映画賞にアニメ映画として初めてノミネートされた作品です。 「戦場でワルツを」のDVD(楽天市場)監督:アリ・フォルマン脚本:アリ・フォルマン出演;アリ・フォルマン(本人、映像作家、レバノン内戦時にイスラエル軍に従軍) ミキ・レオン(ボアズ・レイン=バスキーラ、レバノン内戦の帰還兵、悪夢に悩まされる) オーリ・シヴァン( 本人役、映像作家、フォルマンと映画を共同監督した旧友) イェヘズケル・ラザロフ(カルミ・クナアン、レバノン、内戦の帰還兵、オランダに移住) ロニー・ダヤグ(本人、レバノン内戦の帰還兵) シュムエル・フレンケル(本人、レバノン内戦の帰還兵、戦争中は歩兵部隊の隊長) ザハヴァ・ソロモン(本人、イスラエルの心理学者、心的外傷を研究) ロン・ベン=イシャイ(本人、サブラ・シャティーラの虐殺を取材したジャーナリスト) ドロール・ハラジ(本人役、レバノン内戦の帰還兵、難民キャンプ近くで戦車旅団を指揮)【あらすじ】2006年冬、イスラエル。映画監督のアリは、旧友のボアズから毎夜みる悪夢に悩まされていることを告げられます。それは、自分達が19歳で従軍した24年前のレバノン戦争の後遺症だと言います。しかし、アリにはその頃の記憶がありません。その夜、唐突に甦った記憶の断片は、フォルマンや仲間の兵隊たちがベイルートの海辺で照明弾が打ち上げられていく夜空の下、海水浴をする幻想でした。アリは、映画監督で臨床精神科医の親友オーリの勧めに従い、失われた記憶を求めて世界中に散らばる戦友達を訪ねる旅を始めます。オランダの広大な土地に暮らす幼なじみのカルミは、戦場へと運ばれる船で、巨大な全裸の女の幻覚を見たと語ります。上陸するなり、銃を乱射、通りがかった市民のベンツは蜂の巣になります。戦車隊員だったロニーは、記憶を封印して生きてきました。「スイマー」と呼ばれた彼は、自分ひとり助かった自責の念から仲間の墓参りもできずにいます・・・。マーシャル・アーツの専門家、フレンケルの証言から、共に戦った兵士の中にアリがいたことを聞かされるが、アリには全くその記憶がありません。だが、取材を経て、アリの記憶は少しずつ甦ります。レバノン大統領に選出されたばかりのバシールが暗殺された翌日、西ベイルートに向かう交差点で廃墟となったホテル群から、アリ達兵士への狙い撃ちが始まります。飛び交う弾など意に介さぬように、TVジャーナリストのロン・ベン=イシャイが、悠然と歩きます。四方八方からの銃撃の中、道の中央に進み出た一人のイスラエル兵が、ワルツを踊るような軽やかな動きで機関銃を連射し続けます。その兵士はフランケルでした。アリは、繰り返しフラッシュバックするあの海に自分がいたはずがない、と確信します。オーリによれば、記憶を変容させた源は、アリの両親がアウシュヴィッツにいたと知った幼い日の恐怖、そして、そこに重なるバシール暗殺の復讐劇「サブラ・シャティーラの虐殺」の恐怖があると言います。アリは、自分自身の真実を見つけるためさらに旅を続けます・・・。戦争で心に傷を負った男が戦友達を訪ね歩きながら兵士時代の記憶を取り戻す様を、アニメーションによる長編ドキュメンタリーという斬新な手法で描くこの自伝的作品は、美しく幻想的な映像表現と巧みな構成のストーリーテリングにより、幅広い層に戦争の不毛さ、悲惨さをアーティスティックに伝えます。この映画の主人公は、イスラエルの映画監督、脚本家アリ・フォルマン本人で、1982年のイスラエルによるレバノンへの侵攻を背景としています。レバノンにはいくつかの宗教的な政党があり、各々が私的軍隊を持つという、複雑な国でした。1982年、イスラエル北部の国境がパレスチナ解放機構の兵士により爆破され、これを防ぐ為にイスラエルはレバノンに侵攻しました。アリ・フォルマンも、兵士としてレバノンに派兵されます。映画は、アリの友人が毎日、繰り返して観るという悪夢から始まります。それは、テルアビブの通りで26頭の犬の獰猛な狂犬においかけられる夢です。レバノン内戦の際にイスラエル兵が近づいたことをパレスチナのテロリストに真っ先に知らせる犬を抹殺するのが彼の役割だった為に、20年も経ってから犬に追いかけられる夢を見るようになったことが、後にわかります。その後の数々の幻想的なストーリーテリングの展開をも暗示する、素晴らしい導入ですが、アリ・フォルマン監督は、次のように語っています。「その夢は、わかりやすく、映画製作者として抗し難いものがありました。それは映画で映像化した通りですが、その夢の話は無意識のうちに深く抑圧されていた私の過去、レバノン内戦の傷をえぐりました。これが映画化を始めた理由です。」四半世紀前に兵士としてレバノンにいた時の記憶から欠け落ちてる断片をかき集めるアリ・フォルマン監督の自伝的な映画は、彼が聞いて回る戦友達の象徴的なエピソードが、アニメで非現実的、幻想的に描かれおり、この映画を際立たせています。彼は、当初から実写で制作することに乗り気ではありませんでした。「とても私的な経験に関する話です。私は、何か重要な部分が私の記憶から欠け落ちているような気がしていました。「戦場でワルツを」を制作している4年間には、大きな感情の高ぶりを経験しました。私は、私の記憶を埋める数多くの重大な発見をし、私と妻の間には3人の子供が生まれました。子供達が大きくなった時、どのような戦争には加担してはならないと、映画を見て正しい判断をしてくれるかもしれません。」「どんな風に見えると思いますか?25年も前に起こった事について映像記録もないままに、中年男がインタービューを受けるなんで、退屈です。でも、アニメーションなら幻想的な絵で戦争の非現実的な面を捉えることができます。記憶と失われた記憶、夢、無意識下の世界、幻覚、青春、失われた青春、映画のこうした要素をひとつのストーリーに乗せるにはアニメーションしかありませんでした。他に実現する手段がありません。これは、完全に自伝的映画で、映画で描かれていることは真実です。ドキュメンタリー映画が真実で客観的であるのと同様にね。とは言うもののドキュメンタリーが真実を描くことはあり得ない。特に25年も前に起きたことを描くとなると、真実はひとつではないからね。だから、たくさんの脚色はあります。でも、アニメーションで描いたから真実でないという気持ちは、私にはありません。」レバノン国内のイスラエルの味方はキリスト教徒で、彼らはファランジスト市民軍と呼ばれる民兵組織を持っており、多数の党による内戦状態のレバノンでイスラエルと同盟関係にありました。この組織のリーダーがバシール・ジェマイエルが、レバノンの大統領に選出されますが、数週間後に彼の事務所が爆破され、彼と彼の主だったスタッフ全員が爆死します。愛するリーダーを失ったファランジストの民兵は、爆破犯と目されたパレスチナ難民のキャンプに行軍、復讐の為に72時間に渡って3200人のパレスチナ人を虐殺、その多くは女性や子供達で無防備でした(後に爆破はシリア人によって行われたことが判明)。イスラエル政府は何が起こっているいるか知りながら、それを止める為の手を何も打ちませんでした。この映画の原題はヘブライ語で「バシールとのワルツ」という意味で、タイトルにはふたつの意味が込められています。ひとつは、レバノンにおけるイスラエルの盟友バシール・ジェマイエル大きな看板が見下ろす交差点で、四方八方からの銃撃の中、道の中央に進み出たフランケルがワルツを踊るような軽やかな動きで機関銃を連射し続けるシーン。バックにショパンの「ワルツ第7番 嬰ハ短調」が流れ、戦争を描きながら象徴的、幻想的に戦争を描くこの映画の見どころのひとつであり、後に続く悲劇の序曲ともなります。もうひとつは、同じクリスチャンであるバシール・ジェマイエルと同盟を結んだイスラエルが、悲劇的な最後を迎えたバシール同様、悲劇的な事件に巻き込まれてしまうことの暗示となっています。尚、上述の「ワルツ第7番 嬰ハ短調」だけではなく、レバノンの街に戦車で入る際に流れる「グッドモーニング・レバノン」など、この映画ではアニメーションのみならず、音楽も効果的に使われています。この映画は多くの人の心を動かしましたが、戦闘に直面した兵士達の個人的な心理描写が優れていた為か、女性から予想外の反応があったそうです。「この映画は確かに人々の心を動かしました。それは予想した事でしたが、「戦争とは一体、何なのか初めて見せてくれた映画」という女性の声は意外でした。彼女らは戦争映画に反対している訳ではありません。それまでの戦争映画に描かれている戦争体験が理解できなかったのです。「戦場でワルツを」を観て、自分の夫や、息子、いつか兵士になるかもしれない小さな子供達についての数多くの事を、初めて理解できたのです。」この映画のトーンは決して明るくなく、また、何らか解決策を示すものではありません。彼の戦争や映画の影響力に対する考え方も悲観的です。「(戦争を知らないなんて)馬鹿げている。阿呆だ。役立たずだ。自分が19歳の戦車の操縦士で、あちこちに移動して歩くと思え。それだ、それが戦争だ。」「大きなエゴを持つ人たちが机の向こうで、他の人々、若い人たちを送り込み、何の意味をなく死なせることだ。それが戦争だ。それ以上の何ものでもない。それを映画にしようとしたんだ。」「(アメリカでの映画公開時にガザで新たな紛争が起こった事は)驚くに値しない。紛争はいつもある。繰り返して起きるんだ。」「映画は人々の間に小さな橋を架けることはできるが、世界や政治、政治家、決定、戦争への支持を変えることはできない。何も変えることはできないんだ。」「(個人的で暗い)この映画が評価されたのは驚きだよ。偽善家ぶることはできなかったんだ。でも、評価されていい気分だよ。」何らかの形で戦争に加担し、自らも傷つき、記憶を封印しつつも、悪夢に苛まれ、年月を経て心情を吐露することによって救われる。これは繰り返される争いの中で、人々が何度も経験してきたことなのかもしれません。平和を唱えても戦争がなくならないならば、争いを人の本能のひとつと認め、傷つかないような闘い方について人類共通のルールを持たねばなりません。昨今のテロ事件を見るにそれさえ難しいのが現状のようですが、せめて「中東とワルツ」を踊る国が制作するものではなく、この映画のように彼ら自身で制作した質の高い映画を、数多く期待したいところです。<ネタバレ>映画では、サブラ・シャティーラの虐殺の際に主人公は何処にいたのかわからないという設定になっていますが、実際のアリ・フォルマン監督に全く記憶がなかったわけではありません。 彼らは、虐殺のあったキャンプから500メートルほど離れたビルの屋上で、上官の命令に従い照明弾を打ち上げていました。そしてその二日後に、彼らはそうすることにより間接的に虐殺を手助けしていたことを知ります。彼は帰還した後に、一緒にいた人との関係を断ち切るなど、忘れる為にいろいろな努力をしていました。「我々はどこにいるかはわかっていました。交通事故などの強い脳震盪で、自分の名前や自分が誰であるか、どこから来たのかを忘れるのとは全く違うのです。それは、話のあらすじは覚えているがいくつかの断片が欠け落ちているという感覚です。私はどこにいるかは知っていましたが、私も、私の周りにいた人も、何に加担したのか、何も知らなかたのです。この映画は、それを明らかにしています。」ホロコーストはイスラエルの人々の遺伝子です。 サブラ・シャティーラ、ボスニア・ヘルツェゴビナのスレブレニッツァ、アルメニア、ルワンダ・・・、大量殺人のニュース映像は、どこで起こったものであれイスラエルの人々に衝撃を与え、ホロコーストを思い出させます。アリ・フォルマン監督はこの映画で二回ほどホロコーストを引用していますが、サブラ・シャティーラの虐殺との関係については言及していません。それは、「戦場でワルツ」の暗号のようなものですが、彼が映画の終わりに挿入した実写のニュースフィルムを見て人々は震え上がり、ホロコーストの歴史を考えればイスラエル政府がそのような残虐行為に関与するはずがないと抗議する人もいたそうです。記憶を抑圧から解放したアリ・フォルマン監督がホロコーストを引用することは容易でしたが、彼が長い間、記憶を抑圧してきたのと同様、サブラ・シャティーラの虐殺へのイスラエルの関与を認めたくない人は少なくないのかもしれません。<ネタバレ終り>アリ・フォルマン(映像作家、レバノン内戦時にイスラエル軍に従軍)ボアズ・レイン=バスキーラ(レバノン内戦の帰還兵、悪夢に悩まされる)オーリ・シヴァン( 映像作家、フォルマンと映画を共同監督した旧友)カルミ・クナアン(レバノン内戦の帰還兵、オランダに移住)ロニー・ダヤグ(レバノン内戦の帰還兵)シェムエル・フレンケル(レバノン内戦の帰還兵、戦争中は歩兵部隊の隊長)ドロール・ハラジ(レバノン内戦の帰還兵、難民キャンプ近くで戦車旅団を指揮)「戦場でワルツを」から(YouTube)冒頭の犬の悪夢のシーン友人の悪夢を聞いた後にアリに蘇った記憶の断片「グッドモーニング・レバノン」ワルツを踊るかのように銃を乱射するシーン「戦場でワルツを」のサウンドトラック(楽天市場) Waltz With Bashir 輸入盤 【CD】レバノン内戦、パレスチナ紛争を描いた映画のDVD(楽天市場) 「ガリレアの婚礼」(1988年)・・・VHS 「西ベイルート」(1998年) 「パラダイス・ナウ」(2005年) 「戦場でワルツを」(2008年) 「レバノン」(2009年) 「灼熱の魂」(2010年) 「いのちの子供」(2011年) 「オマールの壁」(2016年)さて、本日のランキング商品ピックアップは、うなぎ屋かわすい 川口水産さんの 特大国産うなぎのお試しセット【うなぎ蒲焼き3種入り】デイリー総合ランキング、食品部門のトップです。もうすぐ、うなぎの季節ですね。やわらかで、簡単に美味しく食べられるので、父の日のプレゼントにも最適です。
2016年06月03日
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「英雄の証明」(原題: Coriolanus)は、2011年公開のイギリスの映画です。シェイクスピアの悲劇「コリオレイナス」を現代の舞台に置き換え、レイフ・ファインズ主演、初監督、ジェラルド・バトラーらの出演で、政争によりローマを追放されたローマの将軍コリオレイナスの悲劇を描いています。 「英雄の証明」のDVD(楽天市場)監督:レイフ・ファインズ脚本:ジョン・ローガン原作:ウィリアム・シェイクスピア「コリオレイナス」出演:レイフ・ファインズ(コリオレイナス ) ジェラルド・バトラー(タラス・オーフィディアス) ヴァネッサ・レッドグレイヴ(ヴォラムニア) ブライアン・コックス(メニーニアス) ジェシカ・チャステイン(ヴァージリア) ジョン・カニ(コミニアス) ジェームズ・ネスビット(シシニアス) ポール・ジェッソン(ブルータス) ルブナ・アザバル(タモーラ) アシュラフ・バルフム(カシアス) ほか 【あらすじ】小国のリーダー、オーフィディアス(ジェラルド・バトラー)はローマ侵略を狙い、幾度となく戦いを繰り返しますが、ローマの将軍コリオレイナス(レイフ・ファインズ)を打ち負かせずにいました。コリオレイナスは数々の武勲により着実に権力をつけていきますが、彼の独裁性に危機を感じた政治家の策略により、国民の支持を失って行きます。コリオレイナスの味方は、政治的野心溢れる母ヴォルムニア(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)、彼の無事を祈る美しい妻ヴァージリア(ジェシカ・チャステイン)、政治家の師と仰ぐメニーニアス(ブライアン・コックス)しかいなくなり、ついに国を追放されます。ローマに絶望したコリオレイナスは、1人で宿敵オーフィディアスのもとを訪れます・・・。古代ローマ時代の血のたぎるような争いを現代に再現、舞台劇とシェイクスピア劇の迫力をスクリーン上に結集させ、独特の魅力を放つとともに、舞台と映画の名俳優レイフ・ファインズの底力を見せつける作品です。古代ローマは現代社会ほど複雑ではなく、闘いはシンプルで血がたぎるように熱いものだったに違いありません。ロシアとチェチェンを彷彿させる現代に置き換えられて大国と小国の争いの舞台は、あたかも壮大な大道具を背景にしているようで、そこで繰り広げられる闘いには一種の小気味良さが感じられます。親子の関係もスリリングです。コリオレイナスの母ヴォラムニアは、代々国を治めて来た指導者一家の女家長で、愛する息子にその義務を果たさせようとします。息子のコリオレイナスも、自分が国そのものであるがごとく考えていますが、頑な性格が災いし、母親にたしなめられます。シェークスピア流の壮大なセリフの応酬で、感情がぶつかり合う様は圧巻です。新たな執政官としてコリオレイナスを押す貴族派と、国民を煽動してそれを阻止しようとする民主主義派の対立も描かれています。言ってみればどっちもどっちなのですが、国を守る使命感に燃えるコリオレイナスが煽動に流される民衆を罵倒するシーンは、時に衆愚に陥りかねない民主主義を痛烈に皮肉っているようで小気味良いです。「戦争、そして政治の裏側にあるたくさんの駆け引きやうそは、現代にそのまま通じる。観客は、この物語が17世紀に書かれたものであることに、改めて驚くはずだ。」「これはシェイクスピアの中でも僕のお気に入りの一作だが、それはこのキャラクターやストーリーが、様々な可能性を秘めているからでもある。以前舞台で演じたときは、怒れる暴君としての彼の一面に焦点を絞ったけれど、映画というメディアを使えば他の観点からもっと多角的なこの人物を表現できるのではないかと思った。それにこのストーリーは現代にも通じる要素ばかりだ。いつの時代にも戦争や政治的な衝突はある。僕自身、成長の過程で民主主義に対する疑問を抱いて来たし、権力を持つ人、欲する人の心理について考えて来た。さらにここには普遍的な母と子のドラマもある。だからとてもダイナミックな戯曲で、そういう点に心を引かれたんだ。」(レイフ・ファインイズ監督)舞台と映画は、似ているようで異なります。最も大きな違いは、舞台にはカメラワークも構図もないことです。舞台では観客の目線そのものがカメラワークであり、構図を決めるのは観客自身です。広い舞台に立つ俳優は、全身で感情を表現し、注目を集めなければなりません。また、言葉でより強く感情を表現する必要がある為、シェークスピア劇のように壮大で芸術的なセリフが展開されます。舞台の迫力はこうして生まれるわけですが、同じ演技を映画でやると、演技過剰になってしまいます。舞台と映画の両方を良く知るレイフ・ファインズは、舞台的要素を巧みに取り入れることにより、映画の中に舞台の迫力と緊張感を実現しています。レイフ・ファインズはイギリスの俳優で、王立演劇学校でキャリアをスタート、1988年にロイヤル・シェイクスピア・カンパニーに参加、1995年にブロードウェイで「ハムレット」に主演し、トニー賞を受賞しています。映画俳優としてのキャリアも確立した現在も、古典的文芸作品から近代の作家による作品まで幅広く舞台に出演しています。映画初出演は1992年の「嵐が丘」で、翌年、「シンドラーのリスト」でアカデミー助演男優賞にノミネートされています。1996年には「イングリッシュ・ペイシェント」でアカデミー主演男優賞にノミネートされ、その後も『ナイロビの蜂」、「ハリー・ポッター」シリーズ、「グランド・ブダペスト・ホテル」など、評価の高い作品に出演、第一線で活躍を続けています。コリオレイナスの母ヴォラムニアを演じるヴァネッサ・レッドグレイヴもイギリス出身の女優で、1958年に舞台デビュー、2003年にユージン・オニールの「夜への長い航路」でトニー賞を受賞する一方、「ジュリア」でアカデミー助演女優賞を受賞するなど、現在でも映画・舞台の双方で活躍する大女優です。セリフを口にした瞬間、あたかも彼女が主役であるかのように惹き付ける存在感は他に類を見ないものであり、ライフ・ファインズとのセリフの応酬は、セルビアの対テロリスト特殊部隊SAJの隊員たちが演じたという戦闘シーンと並んで、本作の大きな見どころになっています。コリオレイナスの宿敵オーフィディアスを演じるジェラルド・バトラー、コリオレイナスの妻ヴァージリアを演じるジェシカ・チャステインは、映画中心に活躍する俳優ですが、いずれも舞台経験を有する俳優です。ブライアン・コックス(メニーニアス)、ジョン・カニ(コミニアス)、ジェームズ・ネスビット(シシニアス)、ポール・ジェッソン(ブルータス)らは、いずれも舞台、映画の双方で活躍する俳優で、この映画の密度を非情に高いものにしています。余談になりますが、ひいきの俳優にはどうしても舞台経験者が多くなります。これは、舞台経験者だからひいきにしているのではなく、ずば抜けた演技力、表現力を見せる俳優には、舞台経験者が圧倒的に多いということです。日本では演劇は限られた人の趣味という観がありますが、表現力や、コミュニケーション力が重要視される昨今、演劇が今、一度、見直されてもいいのではないかと思います。ヨーロッパやアメリカでは、小学校から演劇的なゲーム(シアターゲーム)や、感情を開放するレッスンを受けたり、人と関わる職業の人が演劇を学ぶ事が少なくないそうです。レイフ・ファインズ(コリオレイナス)主役に加えて監督も務めた本作で、レイフ・ファインズは現代劇とシェークスピアの古代劇、舞台劇と映画が渾然と一体となった、独特の魅力を放つ作品を作り上げるとともに、役者としての底力を見せつけている。ジェラルド・バトラー(タラス・オーフィディアス) コリオレイナスとオーフィディアスは、敵として憎み合いながらも、惹かれ合う間柄。ジェラルド・バトラーは、映画俳優になる前に舞台で「コリオレイナス」を演じたおり、それが決め手となって起用された。チェ・ゲバラなどを参考にしたというカリスマ的な風貌が、オーフィディアス役にベストマッチしている。ヴァネッサ・レッドグレイヴ(ヴォラムニア)ヴァネッサ・レッドグレイヴは舞台と映画の両方で活躍する大女優。コリオレイナスの母を演じて、レイフ・ファインズと見事なセリフの応酬を繰り広げる。ブライアン・コックス(メニーニアス)メニーニアスは貴族院の議員で、コリオレイナスの良き理解者。ジェシカ・チャステイン(ヴァージリア)ヴァージリアを演ずるジェシカチャステインは、ちょうど頭角を現し始めた時期であり、この年(2011年)公開の映画6本に出演している。キャスリン・ビグロー監督は、この作品の未編集フィルムを見て、ジェシカジャステインを「ゼロ・ダーク・サーティ」に起用することを決めた。ジョン・カニ(コミニアス)コミニアス将軍は、コリオレイナスの良き理解者。ジェームズ・ネスビット(シシニアス、右)とポール・ジェッソン(ブルータス、左)シシニアスとブルータスは、民主主義派の護民官。民衆を煽動し、コリオレイナスの執政官就任を阻止、彼をローマから追放する。セルビアの対テロリスト特殊部隊SAJが出演する戦闘シーンは本格的だ「ハート・ロッカー」のバリー・アクロイドが撮影監督を務めており、手持ちカメラの荒々しい臨場感が凄まじい。ジェラルド・バトラーは、この映画をシェイクスピア版「ハート・ロッカー」と称している。議会のシーンが撮影されたセルビアの国会議事堂(グーグルマップ)「英雄の証明」の原作本(楽天市場) 「コリオレーナス」(白水Uブックス シェイクスピア全集) William Shakespeare "Coriolanus"【電子書籍版】レイフ・ファインズ出演作品のDVD(楽天市場) 「シンドラーのリスト」(1993年) 「クイズ・ショウ」(1994年) 「イングリッシュ・ペイシェント」(1996年) 「スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする」(2002年) 「ナイロビの蜂」(2005年) 「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」(2005年) 「ヒットマンズ・レクイエム」(2008年) 「ハート・ロッカー」(2009年) 「英雄の証明」(2011年) 「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」(2012年) 「007 スカイフォール」(2012年) 「グランド・ブダペスト・ホテル」(2014年)さて、本日のランキング商品ピックアップは、Galaxy Galleryさんの 宇宙 ペンダント パイレックスガラス ブラックオパール デイリー総合ランキングの、ジュエリー・アクセサリー部門のトップです。ガラスの中に一点、一点手作りした3Dが閉じ込められた、魅力的なアクセサリーです。
2016年06月01日
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はきつぶして、ボロボロになったので、サンダルを買い替えました。買い替えたといっても、同じメーカーの同じ製品で、三足めです。 DUNLOP 【ダンロップ】 M44 メンズ・ミュールタイプ・スポーツサンダル 【スポサン】 ちょっと近所まで出かける時は、さって引っかけられるサンダルが便利ですが、ラフに歩いたりすると脱げてしまったりするのが難点です。ヒールストラップがついたサンダルならばそんなことはありませんが、ストラップをつけたり、外したりが面倒で、サンダルの気軽さが半減してしまいます。その点、このサンダルは引っ掛けるだけで足にぴったりとフィットし、多少、ラフに歩いたりしても、脱げることがないので重宝しています。ダンロップのロングセラー商品で、フィット感に優れるだけではなく、クッション性に優れています。かかと部のエアロクッション、ミッドソールのソフトEVA、インソールのクッション素材と合わせて衝撃を緩和。裏地には足当たりの良いナイロンメッシュ素材を採用。ベルトは3か所ともマジック式で、足にピッタリとフィットするように調整可能。靴底は丈夫でグリップのあるラバー製です。
2016年06月01日
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