全31件 (31件中 1-31件目)
1

このネットの世界の中には、病気と闘っている人、ご主人がぐうたらで生活苦に困っている人、 * 旦那様が不倫真っ最中で氷の心溶けざる人、不倫は好ましくないと解りつつ癒してくれる人に恋焦れる人、 *外見だけで対象外となり未だ素敵な恋人の居ない人、現状で一応満足半分の人等、いろいろ居られることでしょう。 * されど、どんな環境に置かれていても、自分を律することができるのは自分をおいて他には有りません。 * 昔、こんな言葉を聞いたことが有ります。やること為すことすべてが好転していて人生の絶頂期に在る時には、有頂天になってはいけない。 * 自惚(うぬぼ)れないで他人の意見を受け入れるようにしよう。反対に、やること為すこと空回りしてどん底に在る時は、へこたれないで自分を信じて前進しよう。 *そういう意味で、私は新聞の占いやテレビの占いを教材にしています。
2020.01.31
コメント(0)

〇久しぶりに、全国の投稿者による洒落ことば『大語海』の教育編から拾いました。〇あたし 伝記になあれ!〇あ痛っ、口がふさがらない。 *〇愛って絶えるものなのね。〇浅き夢見し飽きもせず---宝くじ〇穴があったら歯 痛い。 *〇(歌)明かりをつけましょ ボンヤリと♪ーーー 省エネ時代。〇あがきのヤマも今宵限りーーー試験前夜。〇あいつ同化してるぜーーーカメレオン。本日はこの辺で~~~♪
2020.01.30
コメント(0)

〇童謡「かごめ かごめ」を検証すると、幾つもの不思議に出遭います。 先ず”かごめ”って何のこと? ”夜明けの晩”っていう歌詞も矛盾しています。めでたい時に使う”鶴・亀”が滑って転ぶもの変。 止(トド)めが”うしろの正面 だぁれ”の収め方。 * わらべ唄の遊びは幾つかのジャンルに分けられますが、この唄は”箪笥長持ちどの子が欲しい?”同様、「子取り遊び」の一つ。千葉県野田市の古社である愛宕神社には、「籠の中の鳥」の彫刻があって、”籠の中の鳥は、いついつ出やる”という訳で、籠には破れ目まで拵えてあるようです。 * 野田は江戸初期から醤油の産地として知られ、江戸川伝いに堀川へ、その水門を通る時には低い余り身をかがめる必要性があったので、屈む=かごめに転じたと推察されます。 * 鬼役の子供は霊媒師・呪術師のひとつで、屈みなさいと唱えつつ、霊力を高める為、ぐるりを廻ったとも考えられます。かがめではなく、囲むの命令形から転じたとも言われ、霊を外に逃がさない為に囲んだとも。後ろの正面、 * つまり真後ろで見えない人を霊力で当てる遊び、いや神事の例かも知れません。
2020.01.29
コメント(0)

〇季刊「銀花」第23号(1975年)には鯔背な印伴纏と河井寛次郎の字と陶硯の特集が組まれています。 *京の祇園祭でも神輿洗いの行事では男っぽい部分もありますが、何と生粋の江戸っ子の半纏姿には、日頃不平不満のある奥方さまも改めて亭主を惚れ直すほど。 * 硯と言えば中国は端渓硯や歙州硯には飛んでもない価格がついていますが、日本産なら宇部の赤間石、熊野の那智黒、石巻の雄勝石が著名。 *それらとは打って変わって、寛次郎の独特の色合いや形の陶硯にも味わい深いものがありますね。
2020.01.28
コメント(0)

〇関西落語の「」矢橋船」。近江の乗合船で豪商の隠居がお付きの男に熱燗を所望しますが、 * ついうっかりと熱燗の道具、銅製の酒燗器を忘れて来て居ました。折よく乗客の中に真っ新の”尿瓶(シビン)”を持つ人が居たので、それを借り、携帯用の炭火で温めます。 *近江の煮鮒を肴に隠居は上機嫌。尿瓶を貸して貰った男や近くの乗合にお裾分け。乗船代に熱燗酒もついていると勘違いする変人がおこぼれを強要しますが、 *船には戸板に寝る病人が居て、彼の尿瓶と、この熱燗酒入りの尿瓶がごっちゃになった為、折あしく尿や尿入りの酒を飲みかける話があります。 * 本来はご隠居を中心に、即興のことば遊びなどをする風流な落語なのですが、この尿瓶部分だけはちょっと下世話なネタ。
2020.01.27
コメント(0)

〇真冬の朝のゴミを出すとき、小高い丘に住んでいるので東を向いたときの太陽の眩しさ。目を瞑っても真っ赤に燃える日輪が残像として消えないのは嬉しい限りです。どうやら、私は光、明かりというものに敏感なのかも知れません。 * いつもここに書くように、秋になると日ごと日照時間が短くなり、暗く陰気な冬期を迎えなければなりません。 * 起床から洗顔に至るまでの所要時間が、夏場とは倍以上異なります。だから冬至という日を好みません。 * それでも正月を越え、2月になると極寒に抗いながらも、日永になっていく喜び、黒い地面に真みどりの草が下萌えする喜びは喩えようもありません。 * 西洋の学童の絵では太陽は黄色系統らしいのですが、日本の子供たちは真っ赤にクレパスを塗り込めるのだそうです。視覚面に於いても、日本の子供たちはお日さまの存在をしっかり意識しているのでしょう。最後に太陽に寄せた拙句ですが、 ふとん干すシフォンケーキに変るまで ふかふかに膨らんだ蒲団に寝そべり目を瞑れば、瞼には黄金色の太陽の慈愛の光、ああ平和だな。
2020.01.26
コメント(0)

〇その作品「富獄百景」では日本の名峰・富士山をいろんな角度から覗くという趣向を凝らした天才浮世絵師・葛飾北斎。Wikipediaで調べましたら、相当な奇人で、名前を30回も変えていたり、転居に至っては93回。食事の用意は自分では一切せず店屋物ばかり。客の接待も他人任せ。 * 版元からの給金は中身を確かめることなく、支払いには貰った時の袋のまま渡していて、余った分は請求者の余禄、不足した場合にはきっちり追加請求されていたようです。 * 人に接することが苦手で、会っても礼をせず、こんにちはと嫌と二つの使い分けだけ。主に縞柄木綿の服の着たっきり雀だったようです。彼の生き様の是非は兎も角、東欧の画家にも影響を与えた偉業は賞賛に値するし、彼から多くを学ぶべきでしょうね。
2020.01.25
コメント(0)

下に並べた人たちって、一体誰??? 1歴 山 2維 廉 3以利沙伯 4加利列窩 5坎 徳 6格侖児 7瓜 得 8哥白尼 9雑未耶 10施福多 11沙 翁 12瑣 子 正解と思われる人名を下の欄からお選びください。 aソクラテス bシェクスピア cシーボルト dザビエル eコペルニクス fゲーテ gクロムウェル hカント iガリレオ jエリザベス kウィリアム lアレキサンダー これは中国において、発音の似たものを充てたものと思われます。各自でお調べ下さいね♪
2020.01.24
コメント(0)

〇通常、わたし達は新聞やテレビ、そしてインターネット等から情報や知識の一部を得ています。特にテレビ番組の影響麓は軽視できません。 *きのう迄無名だった食べ物店が、テレビ放映をきっかけに昼食時前後は長蛇の列をなす人気店に激変。それも一年以上も続く現象。 * 或る程度の人数しか受け入れず、100年以上味を守って来た老舗料亭に余り連れて行って貰っていない世代が親の時代になると、 *その子供達も、唸るような深い味わいの高級料理を知らないので、安易に人の噂に感化されて、行列に並んでしまうのでは無いのかも知れません。 * 先日のテレビ番組で栄養学から無駄のない<キウイ>の食べ方として、皮を剥かないで、皮ごと食べる光景を映していました。 *タレント達が、うん上手い、この方が美味しい等と言うものだから真似てみましたが、やはり従来の食べかたがわたし達には合っていました。 *タレント生命を維持する必要上、黒いものまで白と大袈裟に言うタレントさんよ、それでは某大物政治家の取り巻き連中と何ら変わりません。良識のある人として誇りを持って欲しいなぁ。
2020.01.23
コメント(0)

〇例によって昭和11年1月6日、つまり84年前の父の日記を繰れば、<昼は雑用や昨日の思ひ出(宝塚観劇)に浸って過す。 夜、かつて「若草の歌」として自分が作詞作曲して置いたものを、明日の若草会(俳句の会)で発表すべく、眞ちゃんにその伴奏を願ふため、眞ちゃんの家へゆく。眞ちゃんは直ちに、その略譜をつくり、その場でメロデーをハーモニカで奏されるの聞いて大いに驚嘆する。 *来信:素経氏往信:白川氏、素経氏、八桂氏、和太郎さん>とあります。へぇ~ 親父も作詞・作曲をして居たんだと驚きました。でも、よくよく考えると、永年勤めていた某生保の社歌の歌詞は惜しくも第2位だったことは、古アルバムから知ってはいました。しかし、作曲までしていたとは知りませんでした。 *これって、無形の一子相伝なのかも知れません。
2020.01.22
コメント(0)

〇父が蒐集したジャンルの中で場所を取り過ぎて困っているのが”東北こけし”です。大阪の帝塚山に居た頃は、これら”こけし”の殆どは、3棹の整理ダンスに格納されていました。 * 整理ダンスに納まるものと言えば衣服類が相場なのに、わが家では大小さまざまな”こけし”が陣取っていたのです。 * 大阪からこちら長岡京市の新居に移った時から、彼らの住いは、段ボール箱10数個、衣裳缶4ケースに格下げになりました。 * 父の親友T・Nさんも集めて居られたけれど、バブル崩壊前に売りに出されたとかで数百万になったとか? ところで妹の親友だった方が某老舗に嫁がれ、そのご主人がこけしファンだったと聞き、近づこうとしましたら、生憎、その親友は既に離婚、別の方と再婚して居られたようで、”万事窮す”?? * 甥がインターネットを通じて販売して呉れた結果、相当な額となり、甥と姉、妹5人で公平に分けました。なお、30体ほどわが家には残っています。
2020.01.21
コメント(0)

〇最近は京町屋をリフォームし、いかにも京都らしい雰囲気を醸し出した新参の食べ処も沢山誕生しているようです。微に渡り細にわたり造形的な美の翳を演出し、彩り豊かな料理を戴きながらの目の遣り場は、ほんの小さな坪庭。 * 四方の廂によって方形に切られた空の色、その真下は小宇宙ながら季節感を漂わせる辺りは、いかにも京雅ビの真髄なのかも。 水野克比古さんの写真集『京都 坪庭』は京都御所の藤壺、萩壺から始まって、上賀茂神社、伏見稲荷大社、 * 松尾大社と続き、仁和寺、随心院、南禅寺や上京、中京、右京、左京、下京、東山など至る所の坪庭が収められています。 * 何かと忙しい現代ですが、わたし達の心の中にも小さな”壺庭”を設えておきたいものですね。
2020.01.20
コメント(0)

〇江国滋さんの『にっちもさっちも』というエッセイの第4章<日本語ノート>には、手紙を書くことで敬語3原則を使い分けることになることを薦めておられます。また遣い方を誤っている若者に年長者がその場で注意しないことや電話・ケータイの普及で筆不精になったから、敬語の遣い方に疎くなっているのでしょう。 *文字で綴る場合には話言葉と異なるので、つい丁寧な文章になります。だから読者側にすれば、相手のことは実際よりも2倍も3倍も良い方へのイメージが広がり、素敵な人物像が出来上がってしまいます。 * アンドレ・ジイドの『田園交響楽』の物語のように、失明が癒えて恋憧れていた人物が、彼女のイメージと大いにかけ離れていたという不幸に遭遇するやも知れません。それは仕方の無いことですが、少なくとも、敬語をきちんと使い分けて居れば、読者には好印象を与えますので得しますよね。五木寛之著『青春の門』挿絵の風間完さんや東山魁夷さんの文章は論評風ではない、やさしい丁寧な文章だったように記憶しています。
2020.01.19
コメント(0)

〇一昨日には歌会始が行われましたが、過去に一度だけ応募したことがあります。 すべて毛筆書きで、和歌も略歴その他、慣れない筆遣いに緊張したものでした。 * ところで父の青春日記を紐解けば、昭和10年頃、男女こぞって百人一首のカルタ取りに打ち興じていたことが伺い知れました。わが家でもその昔、母を読み手とし、子供4人に父を加えた5人が歌留多取りを楽しんだこともありました。 * その折の父はと言えば、手加減なく、例のカルタを横に払うような大袈裟な取り方をしていたものです。子供たちの中で1番ましなのは私で、スピードを競う上で大切な知識、一枚札(むすめふさほせ)のことや * 上5の僅かな違い<世の中よ<>と><世の中は<>との違いなど、いろんなテクニックを教えて貰うことができました。
2020.01.18
コメント(0)

〇昭和58年(1983)発刊とあるから37年も前のもの、高木史朗著「レヴューの王様」。目次に入る前のページには、ムーランルージュで活躍したミスタンゲットやジジ・ジャンメールのポスター、 * 黒いヴィーナスの異名と共にパリのレヴュー界にジャズを持ち込んで大ヒットさせ、ジャズを世界的に広めたジョセフィン・ベーカーのポスターも。 目次を見れば、この本の内容も推し測れます。 1)王様のおいたち 2)帝劇オペラから浅草オペラへ3)岸田辰弥との出会い 4)松旭斎天華一座5)草創期の宝塚少女歌劇 6)宝塚初期黄金時代 7)小林一三の国民劇 8)白井鉄造宝塚へ * 9)レヴュー「モン・パリ」 10)「モン・パリ」と帝劇女優劇 11)「パリゼット」 その他、「ローズ・パリ」、「花詩集」、宝塚第一期黄金時代、 オペレッタ 「桃花春」・・・ * そして付録には大正11(1922)年7月上演の「金の卵」から昭和54年7月の「ラ・ベル・たからづか」までの白井鉄造の作品を並べています。 * 白井氏はこの位にして著者・高木史朗さんは宝塚歌劇に於ける現代的なミュージカルを切り開いた人物で、寿美花代さんが現役のころ、大ヒット作「華麗なる千拍子」が上演され、私もその明るさとリズムとスピード、 * 極端にまで身体をくねらせる振り付けのダンスの斬新さの虜になってしまいました。本来はいけないことですが、父はそれらの舞台を8ミリカメラに収めていました。万博と言い、宝塚と言い、花博と言い、後世に残したいものを父は保存していました。
2020.01.17
コメント(0)

〇現在のところ、句集を出す意思は無いのですが、何かの折にと記録しています。 〇さる程に紅葉襖の奥の院 切干や老婆小町の小屏風 顔見世や綺麗どころの華匂ふ〇顔見世や仁左のまねきを一つ足す 白壁の体温柔し蔦もみぢ 集ひては呑み食ふ笑ふ年納め 紅マフラーそぼ降る雨を真知子巻 年の瀬や目疾み地蔵へちょいと寄る〇歳晩の路地や子供のチョークの絵 あの頃はアパート暮らしおでん酒 よーじやの大硝子戸や冬至雲 糟糠の妻は一灯寒椿冬場は殊更、頭脳が回転しませぬ。
2020.01.16
コメント(0)

〇10数年前にテレビ放映された「笑いの祭典ザ・ドリームマッチ09」では10組20人の芸人さんの即興漫才・コントが繰り広げられました。通常の相方、漫才コンビーを入れ替え、3時間の持ち時間で新しいネタを演じ競い合うという趣向でした。結果的には超大物コンビ「内村・松本」組が優勝しました。 * 1日100円すら貰えない”どん底”の生活から芸を磨き、ほんの一瞬のチャンスを掴みとって漸くテレビに映る芸人へと蛻変(ゼイヘン)した成功組の芸人たちであっても、 * 一旦軌道を走るようになるといずれマンネリ化に陥ってしまいます。ところが、当番組に参画することによって、新コンビで、そして僅か3時間のネタ合わせで舞台に立つという緊張感と共に、芸人としてのプライドを掛けた闘いはいやが上にも優れた作品として一夜に誕生するのでした。 * ボランティア・ガイドの一員として、”マンネリ化”を一番怖れる私ですが、この番組から多くのことを学んだように思います。初心を忘れることなく、ご参加下さったお客様にご満足いただけるガイドが出来るよう、常に新しいネタ・情報を探求して提供して参りたいと思っています。
2020.01.15
コメント(0)

〇もしかしたら、アル中かも知れないと懸念される方は、このテストをお試しになっては如何?思う 思わない 分らないというところを○で囲んで下さい。 * 1)酒と聞いただけで飲みたいとあなたは思いますか? (思う 思わない 分らない)2)独りで飲んでいるとき人恋しく思われますか? (思う 思わない 分らない) * 3)人間一生に飲む酒量は決まっている思われますか? (思う 思わない 分らない)4)飲んでいるうちに気分が晴れてくるように思いますか? (思う 思わない 分らない) * 5)梯子酒は身体に良くないと思いますか? (思う 思わない 分らない)6)今までに何軒飲みまわったかその勘定をしてみたいと思いますか? (思う 思わない 分らない) * 7)酒を飲んでいるとき酒を発散させるため歌を歌ったほうがいいと思いますか? (思う 思わない 分らない) 8)たまに1日くらい酒なしで、ドライな日を送りたいと思いますか? (思う 思わない 分らない) * 9)奥さんとさしつさされつふたりで飲みたいと思いますか? (思う 思わない 分らない)10)酔い醒めの水がとてもうまいと思うことがありますか? (思う 思わない 分らない) *<おこたえ> 10問のうち、思うが7つ以上の方は、当り前のお酒飲みで、決してアル中ではありません。 * 思うが7つ未満の方は、お酒飲みだとは言えませんから、これもアル中の心配はありません。 * 思わないが7つ以上の方は、嘘つきか、へそ曲がりで、これもアル中の心配はなし。 * 思わないが7つ未満の人は、トリスバーの前で、いつも入ろうか、どうしようかと迷うタイプの方です。 * 分らないが5つ以上、10もある方は、きっともう一杯飲んでおられるのではないでしょうか?ああ羨ましい。一緒に一杯やりたくなりましたヨ。> * 上の一文は昭和35年9月25日発行、編集発行人:開高健、「洋酒天国」の49号から若干表現を変えて転載いたしました。
2020.01.14
コメント(0)

〇和田誠編『日本の名随筆』から美空ひばりさんの芸談に触れると、彼女が逆境を乗り越え、一流の女優、一流歌手として看板を張って来られた生き様や仕事に関する身の処し方に、深いものを感じます。 * ファンの為に時代の変化に機敏に合わせながらも、どっこい”ひばりイズム”を必ず織り交ぜることを忘れない彼女でした。 * <・・・とくにこのごろの歌には、顔をそむけたくなるような歌詞のものがありますが、ああしたものはうたえません。 わたしは日本人の血が流れている女ですから、日本人らしい、日本の歌を、その心を生かした歌をうたいつづけていくつもりです。> * 一見、つんとお清まし姐さんの風情でありながら、実際には敬虔な部分の多い大物歌手であったことが、これらのエッセイを通して理解できたのでした。
2020.01.13
コメント(1)

〇父が遺してくれた四十数年ほど前の京都新聞の切り抜きには、「喜運山歳中行事要録」といういかめしい表題の引継書のことを採り上げています。 * 縦二十八センチ、横二十センチ、全五十四ページに及ぶ和綴じの本で、文久元年(一八六一)十月、当時の長福寺住職:智空恵観が書き残したとされる寺の行事やしきたりの本です。 * 村の様子から行事の段取り、献立、接客上の心得まで懇切丁寧に書き記し、一般に知られていない末寺の舞台裏や庶民の生活を知る資料になっています。 * (正月) 二日に来た檀家にはミカンを一つ昆布の上にのせて渡すこと。酒や茶菓子を振舞う必要のないこと。 * (二月の彼岸会) 参拝に来た鐘講に酒は出すに及ばず。(七月の盆) 細かな段取りのほか、夜には蚊取り線香の用意。施餓鬼会では、当日の献立、手伝いの人数など。 * 此処では要約して書きましたが、こと細かに書いてあります。大山崎町には江戸末期からご維新にかけての社会情勢を綴った「観音寺日誌」などもあります。 *藤原定家の『明月記』などの日記の存在から、どの時代もさして変らない人々の営みや人情が汲み取れそうです。
2020.01.12
コメント(0)

〇毎夜わたし達夫婦は洋間のソファに坐りテレビ番組を楽しんで居るのですが、某年某日、いつの間にか「バブルへGO!!」という映画へ家内がチャンネルを替えたようで、ついつられ観てしまいました。 *その中で「ヤバイ」という言葉が新旧両方の意味で使われていました。古語でも「なかなか」という語は、中途半端、なまはんか、かえって、とうてい、かなり、その通りという具合に時代によって意味が変化しています。全然という単語もつい最近までは否定的な意味を持つ言葉を誘引する使い方が主流であったものが、程度を表わす用法となって肯定の言葉を伴うようになりつつあります。 * 太古の頃に生まれた言葉が万葉、王朝文化の平安、武家文化の鎌倉・・・と時代を経て表現が直されたり、或いは埋もれてしまったり、逆に新語として根付き現代に及んでいるなど、言葉の歴史が日本歴史の一面を物語っているようです。 * 俳句という十七文字の芸術・文学に身を置く者として、日本古来の言葉を知ることは、いわゆる温故知新を地で行くものと思われます。そういう意味で、五十音順に並べている用語解説の書・鈴木棠三著『日常語語源辞典』(東京堂出版)はお薦め本。
2020.01.11
コメント(0)

〇亡父は強度の痔持ちだったのか、乙種で出兵はしていませんが、掲題の「陣中日記」を真っ新の状態で遺しています。本編は230頁程度、付録には支那事変一年史、簡易東洋史年表、支那地名の読み方や歌謡索引、年数早見表などの付録があります。 本編には昭和14年度の新旧暦、「国民に望む」(近衛首相)から始まって、12カ月ごとに区切られ当時の日本の写真や行事、軍歌、流行歌、民謡、都都逸、川柳その他豆知識事典が書かれていて、各月の終りには日記欄が設けてあります。 * 写真はいかにも戦前・戦中の華やかな国民の姿や豊かな日本の風景が収められ、写真の下に俳句が付されています。ちょっと手放すには惜しい代物ですから、値打ち物かどうか尋ねて来ようと思っています。
2020.01.10
コメント(0)

〇二つの事柄の違いについて明確に答えられないことがありますね。例えばアナウンサとキャスターであれば、前者はニュース原稿を正しく読んだり、スポーツの実況を伝えたり、事件現場からのリポートなど情報提供を行う人、 * 一方キャスターは取材記者、ニュース解説者、アナウンサーの役割を同時に担当するニュースの専門化でもあります。では 1)会席料理a:懐石料理b2)科料a: 過料b3)許可a: 認可b (参考)1)a=江戸時代に連歌や俳諧の席で出された軽い料理。本膳 料理を簡略化したもの。 b=茶の湯で茶を飲む前に食べる簡単な料理で、禅僧が修 行の時、空腹をしずめ腹を温める為に使った温石から ふところ石→懐石となった。2)a=公然猥褻罪・賭博罪など軽微な犯罪に科せられる刑罰 で財産刑の一種。 b=行政上の秩序違反、義務違反など、禁令を犯した者に 対して取り立てる金銭のこと。出生や死亡の届を正当 な理由なくして怠った場合など。3)a=或る種の行為を一旦禁止した上で、一定の用件を満た した場合、役所がその禁止を個別に解除することで、 飲食店の営業許可は保険所の衛生基準や消防署の防災 基準を満たしていることを条件に許可される。 b=公の機関がある人の一定の法律行為を認めることによ って、その効力が有効になることで、私鉄の運賃認可、 学校法人の設立認可など。
2020.01.09
コメント(0)

〇掲題の日記帳には、初荷は2日、東では6日西では14日に門松撤去とあります。 日記末尾の付録には歴世年號表があって、わたし達の祖父母・父母が暗記させられた年号がずらり。 * 主な山岳・河川・湖沼・峠など。面白いのは高層建築物が挙げてあり埼玉の川口放送塔などの鉄塔や煙突、京都の東寺塔、名古屋及び大阪城の天守閣、東京三越本店塔、大阪朝日新聞社航空標識塔など。 *当時内地の人口は73百万人。海外在留人が176万人。その他多岐に亘って懇切丁寧に記されていますが、怖いなと思ったのは、最終頁の徴兵適齢表。17年度の徴兵適齢者は大正10年12月2日~11年12月1日生まれとの表示でした。
2020.01.08
コメント(0)

〇某日、和泉式部が下鴨神社に詣でた際、足を草鞋に摺られ痛かったので紙を巻いていたのを神主忠頼が ちはやぶるかみ(神、紙)をば 足にまく物か と囃したてれば、和泉式部がすかさず続け、 これをぞしものやしろとは言ふ * また頼経・公資の二人のやりとりに 桃園の桃のはなこそ咲きにけれ 梅津のうめは散りやしぬらむこのように滑稽問答に近いものだったようです。 * ところが後鳥羽天皇の頃から漢詩の聯句などの影響で、2句どまりにせず、数10句に亘って続けるようになり、その後50、100句という連歌の形になっていったようです。 * 定家・家隆といった当時の歌壇の名匠たちも好んで連歌を楽しんだようです。これにいろんな規則、形式を決めた幾分真面目な連歌の時代(莵玖波集)を経て、山崎宗鑑らの、奔放にして自由闊達な作風が再び勃興し、”犬筑波集”となり、それから更に風雅な味わいを基礎とする蕉風時代へと移り、今ン日の俳句へと繋がりました。
2020.01.07
コメント(0)

〇一年の計は元旦に有りと申しますが、ここ数年、いや、もう数十年、否、テレビがお茶の間のメインになった頃から、わたし達は時間に追われる生活にどっぷり嵌っています。 * 昔は現在に比べて何かにつけて不便でした。時間がかかり過ぎました。その代り、一日一日の記憶が現在よりも豊かだったのではないでしょうか。 * Aという地点からBという地点まで、てくてく歩いて行くことが今よりも多かった分、 地上の景色や空の色、風の肌触り、光の明暗・強弱というものを頭脳に記憶していたのではないでしょうか。 * 考えてみますと、記憶に残っていることは時間をゆっくり使った旅の思い出、家族一日たっぷり使ったお出掛けの様子、諸々の練習など、時間を存分に要した行いではなかったでしょうか。
2020.01.06
コメント(0)

〇京都寺町通にある三月書房で購入した良書を取り出しました。筒井紘一著『茶の湯百人一首』(淡交社)がそれで、千宗旦から村田珠光にいたる茶人の短歌。 *山上宗仁・足利義政・千道安・一休宗純・沢庵宗彰・里村紹巴・織田信長、細川幽斎・古田織部・薮内竹翁・本居宣長・吉井勇・三条西実隆・九條武子・千利休・村田珠光らに丸印。 * 伊勢人の心さしとてすゝか山 ふりすてがたきこの茶筅哉 実隆三条西実隆は古今伝授を受けた一人で、昔もむかし、長岡天満宮の境内の碑が遺されていますが、我らガイドの会でも馴染みの深い人物。 *摂津と山城の境界となる地にある関戸明神の境内に、 ありがたき姿おがまん杜若 という芭蕉句碑が歌われ、山崎宗鑑がまだ貧しい折に実隆の屋敷へ同道したとき、杜若を土産に渡したら * 手にもてる姿を見ればがきつばたと実隆が一興で揶揄して詠んだ歌に芭蕉が、連歌を芸術の域に高め、発句から俳句が独立できできる礎を築いた恩人として詠んだもの。 *なお、三条西実隆は飛鳥井家に和歌を学び、一条兼良に次ぐ中世和学の権威。永井路子著『歴史を騒がせた夫婦たち』三節目に取り上げられています。
2020.01.05
コメント(0)

〇わが氏神、小倉神社は延喜式に並べられる古き神社で、向日神社同様、勤王志士たちの隠れ社でもありました。 *おみくじには金と銀、各8種類(巾着、クローバー、貝、馬、鳩、桃、鍵、扇)の縁起物が1個ずつ納めてあって、 *鳩は幸福到来・交通安全、クローバーは幸福到来・身体健全、桃は災難消徐・子孫繁栄、巾着=金運招来・商売繁盛、貝=良縁成就・夫婦円満、 *馬=出世開運・商売繁盛、鍵=開運招福・学業成就、扇=開運招福・芸能上達。 *私のみくじ「吉」は<目先の利に飛びついたり、誘惑に負けないように、長い目で事のなりゆきをみなさい、時間はかかるが、成功は間違いない>とありました。
2020.01.04
コメント(0)

〇男性の喫煙者が減る一方、女性にもたばこを嗜まれる方が増えています。全く吸わない作家・佐藤愛子さんは「もし私がたばこを吸う人間であったなら、 *もう少しゆとりのある仕事ぶりが出来るのにと思う。私はたばこを吸わぬために、ほっと一息ということがないのだ」などと、たばこのみをうらやんでおられます。 *「女だてらに小なまいきな」とか「居直った感がある」という悪口は減りましたが、敢えて奥野信太郎さんに言わせると、「灰皿に捨てるときに、グイグイと灰皿の底になすりつけ、火を消すのは侘しいし、ほんの一口か二口吸っただけで捨てる女は、おそらく虚栄心が強く、消費癖があり、男を男とも思わないような気がしてならない」と。 *フィルターをルージュでベタベタにする女性や歩きながらの喫煙、ハンドル片手の咥えたばこ等々も不評。美しいポーズで優雅に吸う女性は魅力的。
2020.01.03
コメント(0)

〇興津要氏の『おもしろ雑学日本語』によれば、江戸時代の暦には、正月2日に”姫はじめ”と記されていて、いろいろな事柄を初めて行う日とされているようです。 * 釜で炊いたやわらかい”ひめ飯”を初めて食べる日であるとか、台所で炊事を始める”火水(ヒミ)始め”の日だとか、女子が裁縫を始める”姫はじめ”の日であるとか、 * 馬に初めて乗る”飛馬始め”であるとか、太陽を初めて拝する”日見始め”の日であるとか、その年初めての男女の睦ごと”密事始め”など数知れないほどです。 そこでこんな川柳が やかましやするにして置け姫はじめ
2020.01.02
コメント(0)

本年もよろしくお願い申し上げます♪この椿の画は「京鹿子」に在籍しておられた観崖画伯によるもので、床の間の掛け軸は雀の画。大部分が空白になっているのは、ここに一句認めて吊る趣向なんでしょうが、父すばるもましてや私にも勿体なくて・・・。先ほど雑煮の準備を済ませ、昨夜家内が用意してくれた屠蘇のセットも太箸も万端整っています。お重箱にめでたい幸が満たされたら、新年の寿ぎを始めます。皆様本年もよろしくお願い申し上げます。良い年でありますよう、祈念申し上げます。
2020.01.01
コメント(0)
全31件 (31件中 1-31件目)
1