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韓鶴子総裁御言選集 - 目次韓鶴子総裁御言選集 1巻 真の父母様を中心とした一つの世界 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任韓鶴子総裁御言選集 2巻 理想家庭と平和世界のモデル 第1部 真の愛運動と女性の役割 第2部 理想家庭と平和世界のモデル韓鶴子総裁御言選集 3巻 天一国と私たちの使命 第1部 平和世界に向かう道 第2部 神様と人類の希望 真の父母 第3部 天一国安着のための私たちの使命韓鶴子総裁御言選集 4巻 愛しき君よ 花咲かせたまえ 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任人類の涙をぬぐう平和の母 自叙伝 [ 韓鶴子 ]韓鶴子総裁御言選集2 - 理想家庭と平和世界のモデル第1部 真の愛運動と女性の役割13. 世界平和と女性の役割 II*このみ言は、2002年4月10日、韓国ソウルのリトル・エンジェルス芸術会館で開催された「世界平和女性連合」創立10周年記念式で宣布されたものである。尊敬する内外の貴賓、各界の女性指導者、そして会員の皆様。きょう私は、「世界平和女性連合」の創立から、これまでの10年間、愛で導いてくださった神様に深い感謝を捧げながら、あふれんばかりの感慨をもってこの場に立ちました。「世界平和女性連合」は、「女性時代の到来」を宣布するとともに、女性平和運動の中枢機関として、私の夫であり、共同創始者である文鮮明総裁によって創立されました。本連合は決して、この世の一つのありふれた女性団体として出発したのではありません。それは第1に、真の父母理想を中心とした神様の創造理想世界実現のための摂理史的意義をもって創設されたからです。第2に、女権拡張、男女平等、女性労働運動など、主に男性を相手とした外向的で闘争的なフエミニズム運動ではないからです。文総裁の教えによると、女性というのは男性と対決、闘争する存在ではなく、無形の神様の性相と形状、陽性と陰性の二性のうちの一性を代表した個性真理体なのです。ですから、女性は男性の単なる補助者や保護の対象ではなく、神様の片方の一性を代表した立場で、むしろ男性を全きものにしてあげる独立した人格者です。真の愛の理想を中心として、女性は男性の貴い愛の対象者です。価値から見て、男性と女性は絶対平等な存在なのです。本然の真の愛で一つになった男性と女性は、互いに同じ地位になる同位権をもつようになります。また、いつどこでも共にいる同参権をもちます。さらには互いのものを、第二の自分のものとして共有する相続権を得るようになります。このように神様の真の愛の理想のもとに一つになった男性と女性は、同位権と同参権だけではなく、互いのものを共有することによって、価値的に完全に平等な存在となるように創造されました。ですから、男性と女性は、相手の特性や気質、役割をまねたり、それを羨んで奪ったりする必要がある対立と敵対の関係ではありません。真の愛で自分のものを相手に与え、相手側をさらに完成させてあげながら、より大きな次元で一つになることによって互いに共有する関係なのです。女性は、神様が女性だけにお与えになった貴い本性と女性特有の愛情をもち、子女を身ごもり、養育しながら家庭を指導するという、重要な役割をもっています。女性は、愛の結実を抱いて育てる自己犠牲を通して、一族の血統を継いでいきます。胎教から子女の心性を正しく育て、人格を涵養する母性の役割というものは崇高なものです。人類は、だんだんと世界化と多元化が進む社会の中で、互いに共に暮らさざるを得ません。未来の文化世界において、女性の崇高な役割は、家庭単位ではもちろんのこと、社会、国家、世界で絶対的なものとして公認されるでしょう。人類の未来全体を宿し、生んで養育することが、歴史的次元の崇高な母の役割だからです。母性の役割が無視されるならば、人類の希望と将来は、どこに宿るというのでしょうか。このような意味で、本連合の世界平和運動は、固有の領域と共に、摂理的意義をもっていることに対して、会員の皆様は誇りをもたなければなりません。そして真の父母様の直接的な指導のもとで、誇らしい活動をしてきたことに感謝しなければなりません。私は過去10年間、国連本部、そしてアメリカ、日本など多くの国の国会議事堂での講演、数々の国際大会での基調演説など、世界的に数百回の講演をしてきました。少なくは数百人、多くは10万人を超える人々を前に、教育を兼ねた講演をしました。北米大陸、ヨーロッパ、ロシア、中国、アジア、オセアニア、アフリカの奥地に至るまで、五大洋六大州を何度も巡回しながら「女性時代の到来」を宣布し、世界平和と女性の役割について教育してきています。それとともに、倫理と道徳と新しい価値観の確立問題、青少年の腐敗と家庭破壊、未婚の母の問題、エイズ、麻薬犯罪の問題など、深刻な危機に処した現代文明を診断し、警鐘を鳴らしてきました。今や各国で自覚した女性たちによる救国救世の運動が起きて、希望的な基盤が造成されつつあります。世界180ヵ国以上の会員の皆様の積極的な参加によって、驚くべき実績が成し遂げられたことに対して、この場をお借りして、もう一度、感謝と称賛を捧げます。皆様。今後10年間、女性平和運動の方向とその中心となる内容とは何でしょうか。文総裁は、2012年を神様と人類が願う平和理想世界の結実期として定め、率先して行動していらっしゃいます。私たち女性連合にとっても、今後10年間はとても重要な期間です。平和世界は、世界や国において、先に成し遂げられるのではありません。すべての組織の基盤となる家庭において、先に平和が成し遂げられなければなりません。世界平和の最も核心的な内容は、家庭の平和をいかに成し遂げるかということにかかっています。真の父母と真の夫婦、そして真の子女が神様に侍って平和の家庭を築き、ひいてはこのような家庭が氏族、国家、世界へと拡散するとき、真の世界平和が実現されるのです。家庭の平和のための母親の使命、また妻の役割は絶対的です。今日のように不倫や退廃が蔓延し、青少年たちの放縦や離婚などによって家庭が崩壊する状況の中で、私たち女性連合が世界的に展開する真の家庭祝福運動と青少年純潔教育は、根本的な平和運動なのです。神様の真の愛による唯一の救国救世の平和運動です。宇宙の公法と原理に立脚して、家庭を全きものとし、社会を再建しながら、国を正しく立てる仕事に特別な使命感をもって進んでいかなければならないと思います。女性の政治参加、女性の経済参加、教育および文化分野への女性の参加、女性に関する法律制度改善など社会分野への参加、それ以外にも多様なNGO(非政府機構)活動が必要です。しかし、何よりも優先すべき運動は、正しい価値観の教育に伴う真の家庭運動であることをもう一度強調します。女性たちはまた、統一運動の旗手にならなければなりません。本連合の事業にも、南北統一のための様々な活動を明示しておきました。女性は南北統一のために、正しい理念教育と真の愛の実践によって手本を示すことで、先導的役割を果たさなければなりません。戦争や葛藤は、利己的な動機から、領土や財産など、他人の物を奪おうとするときに起こるものです。その反面、平和は、他人のために自分を投入するとき、すなわち真の愛を与えるときにやって来るのです。私たち女性連合が今まで心血を注いで展開してきた「隣人と社会のための奉仕と分かち合いの活動」は、平和運動の貴い礎石となるでしよう。今年、北朝鮮の同胞、特に子供や女性たちを支援するための「北朝鮮愛1パーセント運動」を展開したことも、本連合の創立精神を高めるものであると思います。各国において国際的に展開するこの真の愛の実践と分かち合い運動は、超国家的、超宗教的、超人種的に葛藤の溝を越え、平和を堅固なものにしつつあります。これまで文総裁の指示により、日韓の女性32万人が姉妹結縁を行うなど、世界各地で、国際間に平和の掛け橋を渡すために、多くの努力をしてきました。この運動は、国際会議や平和運動の実践の一つの儀式として定着しました。愛する会員の皆様。21世紀は、女性が男性と共に堂々と一つの軸を形成し、世界史の主役にならなければなりません。力と技術の世紀ではなく、愛と文化の世紀を創建していく中心において、女性の役割はますます重要になりました。世界平和実現の根幹である真の家庭回復運動を主導的に引っ張っていく会員の皆様となられることを期待します。自覚ある女性は、家庭を守る愛と平和と奉仕の中心です。世界平和も、その出発の起源は、愛と道徳の学校である、健全な家庭の中の母親にあると言えるでしよう。たとえ世界が満身創痍で汚れてしまったとしても、神様の真の愛のビジョンのもとに一体になった女性連合の実践運動によって、必ず浄化できるという確信をもって邁進してくださることを皆様にお願いいたします。神様と霊界の大いなる加護と導きが臨むでしよう。きょうは御多忙中にもかかわらず,この場に参加してくださった内外の貴賓と会員同志の皆様に深い謝意を表しながら、私のお話を終えたいと思います。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.04.30
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韓鶴子総裁御言選集 - 目次韓鶴子総裁御言選集 1巻 真の父母様を中心とした一つの世界 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任韓鶴子総裁御言選集 2巻 理想家庭と平和世界のモデル 第1部 真の愛運動と女性の役割 第2部 理想家庭と平和世界のモデル韓鶴子総裁御言選集 3巻 天一国と私たちの使命 第1部 平和世界に向かう道 第2部 神様と人類の希望 真の父母 第3部 天一国安着のための私たちの使命韓鶴子総裁御言選集 4巻 愛しき君よ 花咲かせたまえ 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任人類の涙をぬぐう平和の母 自叙伝 [ 韓鶴子 ]韓鶴子総裁御言選集2 - 理想家庭と平和世界のモデル第1部 真の愛運動と女性の役割7. 世界平和と女性の役割 I*このみ言は、1992年8月26日、韓国ソウルのシェラトン・ウオーカーヒル・ホテルで開催された「世界平和女性連合」世界大会で語られたもので、以後10月20日から12月23日まで開催された「世界平和女性連合」創設アメリカ・ヨーロッパ・オーストラリア・ニュージーランド・フイリピン・中国各大会でも宣布された。世界各国から韓国を訪ねてこられた「世界平和女性連合」の指導者の皆様、そして韓国の各女性団体の指導者の皆様。きょう、このように世界各国の女性指導者および韓国の各界女性指導者たちが会場を埋め尽くす中、世界平和のための私の所信の一端をお話しできますことを、この上なく光栄に思います。今の時代は、正に理念の障壁や言語、もしくは文化の違い、または人種的葛藤を越えて一つの世界へと侵入する重要な転換期を迎えています。私たち女性が、愛と平和の新しい世界のためにきょうの集会を開催するようになったことは、単なる偶然ではなく、神様の摂理であり、滔々と流れる歴史の必然であり、宿命なのです。これまでの歴史においては、男性の役割が強調されました。男性中心の世界であり、社会体制でした。しかし、不幸にも、男性たちが主導してきた世界の実情は、一言で言うならば闘争と罪悪の歴史だったと結論づけざるを得ません。ですから、人類はこのような罪悪と闘争の世界で、善と平和があふれる幸福の世界を夢見てきたのではないでしょうか。戦争、革命、闘争、抑圧、支配、葛藤、暴力などが人類歴史の大半を占めており、男性的な力の論理が通用し、男性的なイデオロギーが支配してきたのです。しかし、今の時代は違います。今日の歴史は、平和、和解、慈悲、愛、奉仕、犠牲を要求しています。男性的な力の論理だけでは現実問題を解決できない時代です。これ以上、人類を抑圧するイデオロギーは必要ないのです。より女性的な愛の論理で現実問題を解決し、歴史の方向を正さなければならない時です。21世紀をわずか10年後に控え、暴力革命と階級闘争を掲げて人類を無残に蹂躪してきた共産主義が、その結末を告げているのも、これ以上戦争を許してはならないという世界の言論のひたむきな声も、新しい女性時代の開幕を知らせる兆候であり、女性解放の時代、世界女性時代の到来を宣布する世界史的転換ののろしです。世界各国からお集まりになった女性連合指導者の皆様。私はこの歴史的な場で、儀礼的な挨拶をしようとは思いません。過去と現在、そして未来の意味を歴史に宣布するお話を語ろうと思います。理解と協力を指向する、この歴史的転換時代に、私は「神主義」を基本として、永遠の平和世界の建設のための大原則を提示しようと思います。すなわち、未来世界を開拓する女性たちの表題とするために、「世界平和と女性の役割」という題目で、夫である文鮮明総裁が主唱してきた「頭翼思想」と「神主義」を再び皆様にお伝えしようと思う次第です。本来神様は、喜びを享受されるために、愛する相対を造られました。彫刻家は一つの傑作を作るために、夜を徹し、精力を消耗しながら全力を投入しますが、そのような心はいったいどこに由来するのでしようか。喜びを味わうために愛の対象を創造された神様の心に似たのではないでしようか。存在世界を見ると、鉱物界、植物界、動物界、そして人間世界までも、すべてペアになっていることが分かります。人間世界には男性と女性、動物世界には雄と雌、植物世界には雄しベと雌しベがあります。また、分子世界には陽イオンと陰イオン、原子世界には陽子と電子があります。一言で言えば、すべての存在世界はペア・システムになっているのです。ペア・システムとは、すべての存在が愛を中心として互いに相対性を帯びて存在することを意味します。互いがために生き、愛することのできる相対がいなければ存在できないということです。なぜペアで存在するのか御存じですか。それは互いに愛を中心とした理想的な作用をするためなのです。世界のどこにも愛を与え合うことのできる相手がいなければ作用できないのであり、作用できなければ、存在と繁殖ができないのです。したがって、それは既に死んだ存在のようなものです。神様が人間を創造されたのは、愛する対象が絶対的に必要だからです。人間世界において、我が子が親の自分よりも立派になることを願う父母の心は、正に神様が人間をお造りになるときに抱かれた真の愛の心情にその根を下ろしています。自分より相手が立派であることを願う心は、本来神様から来た真の愛によるものです。すなわち、神様は、100を投入すれば100だけの存在にしかならないので、100以上を投入するために、忘れて、また投入するのです。しかし、自分よりも大きな対象が現れるようになるので、引き続き忘れては投入し、最後には生命までも投入するのです。ここから真の愛は始まります。神様の真の愛は、投入してまた投入し、与えてまた与えても忘れる愛です。与えたという記憶が残っている限り、愛は無限に回ることができないのです。愛は無限に運動するものなので、与えたことが記憶にとどまってはいけません。与えてまた与え続けても記憶に残らないので流れるのです。本来真の愛とは、神様の絶対愛のことをいいます。そして、愛には相続権があり、一体となることによって永生の論理が成立するのであり、真の愛を実践する家庭と社会は、永遠に滅亡せずに発展するのです。神様の相対として造られた人間が、神様のみ言に逆らわず、神様のみ旨のままに成熟して、絶対不変の真の愛を神様から相続していたならば、人間世界には根本的な平和の歴史が展開されるはずだったのであり、戦争のような血を流す悲惨な歴史はなかったはずでした。その真の愛の中で、個人はもちろん、社会や国家間における対立や葛藤までもが完全に超越され、溶かされて、真の平和世界が形成されていたはずでした。しかし、人間始祖の堕落により、そのような真の愛を私たち人間は完全に相続することはできませんでした。不幸にも人類は、神様の真の愛の相対者として完成できなかったがために、神様の代わりに真の愛の実体として立つベき真の父母の位置を失ってしまったのです。それでは、人間始祖の堕落の起源は何でしようか。聖書を見ると善悪の実を取って食べたことが原因となっています。ところが、その善悪の実を取って食べてから、どこを隠したでしようか。本来は口や手を隠すはずですが、下部を隠したのです。それは、サタンを中心として行われた誤った愛を意味します。これが悪の血統を繁殖する起源になったのです。人間にとって真の愛と真の生命、そして真の血統の根源地は正に愛の器官なのです。しかし、堕落によって、この神聖でなければならなかった愛の器官が、天理を破壊した凶悪な宮殿となってしまいました。悪の本拠地になったのです。ここに、偽りの愛、偽りの生命、偽りの血統が植えられました。10代の成熟していない時に、人間始祖のアダムとエバが堕落したのです。そのように悪を植えたので、歴史的に人間世界に悪の血統が広がっていきました。ですから、終末である収穫の時が来れば、全世界的に青少年たちがアダムとエバのように愛の倫理を破壊し、退廃的な風潮へと流れるのです。このような現象を見たら、サタンの全権時代が極に達したことを知らなければなりません。その時こそが、神様鉄槌を下す審判の日となるのです。歴史的に神様のみ前に淫乱な都市、淫乱な国は必ず滅びていきました。今日、アメリカ、ヨーロッパ、日本など、世界の先進国を見てみてください。東西、四方に吹き荒れるフリーセックスと淫乱の波を、誰が押さえることができるでしようか。堕落してサタン側になった人類は、野生のオリーブに例えることができます。その中で、幸いにも、神様が分立して探し出した人類が宗教圏の野生のオリーブですが、これは神様の所有権の中にある野生のオリーブです。ですから、神様が自由に主管することができるのです。再臨主が来られれば一遍に切って接ぎ木しやすいように準備してきたというのです。その時に初めて、野生のオリーブが真のオリーブとなり、本然の状態へと返っていくのです。私たち人間は、真の愛を中心として神様の血統と連結された真の息子、娘としての一体理想を成し遂げることができませんでした。ですから、メシヤが来なければなりません。メシヤは真の父母として来られる方です。真の父、真の母として来られ、サタンを追放し、自由解放の天国世界、平和世界を創建しなければならない重大な責任を負って来られる方です。今や、世界史的勝利の伝統を立てた真の父と歴史的な女性の代表として勝利した世界的女性の代表である真の母に侍り、真の男性像はもちろん、真の母、真の妻、真の娘の理想像を確立しなければなりません。今まで無秩序で乱れた生活をしてきた男性たちを正しく導き、アダムとエバを滅ぼした恨を歴史的に解かなければならない使命が私たち女性にあるのです。尊敬する国内外の各界女性指導者の皆様。今や私たちは、到来した女性時代とともに、夫を抱き、子女を正しく養育する真の愛の模範的な実践運動を全世界的に展開しなければなりません。そうして、夫と子女たちの積極的な支持を得て、「世界平和家庭連合」へと発展しなければなりません。「世界平和女性連合」の運動は、女性だけのための運動ではありません。まず、夫と子女のために生きる真の愛の運動として、理想的な家庭を結実させなければなりません。このようにして築かれた理想的な家庭が集まり、理想的な国家、理想的な世界を築くようになるのです。「世界平和女性連合」が「世界平和家庭連合」へと発展しなければならない理由がここにあります。そして世界平和の具現のために、政治、経済、文化、そして社会の各分野において女性たちが先頭に立たなければなりません。左翼と右翼を統一し、無神論的唯物論を克服して、21世紀以降の永遠の歴史を先導していく「頭翼思想」、すなわち「神主義」こそ、私たち女性連合が堅持しなければならない基本的な価値観です。共に、私たちの家庭を真なる父母、真なる夫婦、真なる子女の家庭として育てていくことにより、真の愛の主人公であられる真の父母を中心とした平和の世界に向かって総進軍しましょう。神様の祝福が皆様と皆様の御家庭、そして皆様の国に共にあることを願いながら、お話を終えさせていただきます。ありがとうございました。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.04.30
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文鮮明総裁 講演文「宇宙の根本を探して」(96.08.01 世界平和家庭連合創設会議 閉会晩餐会 ワシントン・シェラトンホテル) 尊敬するご来賓の皆様、そして紳士淑女の皆様! 冷戦の終息とともに、平和と社会正義に対する新しい希望が急速度に地球全体に拡大しています。新しい世界的な現実を無視したり、直視することのできない指導者たちは、津波のように押し寄せる変化に押し流されてしまうことでしょう。 今、私たちは新しい世紀への入り口に立ち、伝統的な思考方式を再検討し、新しい機会と価値観を受け入れるために、果敢に進んでいくべき時であると信じます。そのような意味で、私はきょう、生涯をかけて主唱してきた「世界平和の実現と真の家庭の価値」についてお話をすることができますことを大変な光栄に存じます。 この世界には、男性と女性という二性が暮らしています。ところでこの両性は、互いにその立場を変えることはできません。皆様は、自らが願って男性、あるいは女性として生まれたのですか。それとも、願わないのにそのように生まれたのですか。私たちは、自分では考えもせず、願いもせず、そして原因はもちろん、結果や過程も知らないまま、そのように生まれたのです。 人間がいくら偉大な存在であるといっても、それが原因的な存在ではなく、結果的な存在であるということを否定することができません。したがって、第一原因である存在がなければならないのです。すると、その第一原因とはだれでしょうか。男性でしょうか、女性でしょうか。その第一原因的な存在を神様と呼んでも、あるいはどのような名前で呼んでも構いませんが、その原因的な存在がなければならないのです。 今宵、ここには世界的に著名なかたがたが集まっておられます。皆様は「神様はどこにいるのか。見せてくれれば、私は信じよう!」とおっしゃるかもしれませんが、少なくとも、その原因的な存在がなければならないことを否定すべきではないということに、前もって注意を喚起するものです。 きょう、私は「宇宙の根本を探して」というテーマでお話ししいたします。私たちが、宇宙の根本を探し求めていけば神様に帰着しますが、そのおかたが、男性格と女性格の二つの性稟を所有しておられるということを理解しなければなりません。宇宙の出発の原因は、どのようになっているのでしょうか。神様に対しては、いまだ分からないとしても、私たち人間は男性と女性、そして主体と対象からなっています。鉱物界の分子を見れば、陽イオンと陰イオンから構成されており、植物界は雄しべと雌しべから、動物界は雄と雌から、そして人間は男性と女性から成っているということが分かります。 存在界を調べれば、鉱物界、植物界、動物界、どの世界であっても、より次元が高い陽性と陰性が、より次元の低い陽性と陰性を吸収して、存在、発展しているということを知ることができます。なぜ、このような現象が生じるのでしょうか。このすべての存在世界には、万物の霊長である人間を完成させるべき責任があるからです。鉱物界を見ても陽性と陰性、すなわち主体と対象が、愛という概念のもとに互いに一体となって存在しています。同様に、植物界もすべて雄しべと雌しべとがあり、主体と対象が愛を中心として、一つに結合して存続しているのです。最近、医学会では病原菌にまでも陽性と陰性があると言っています。 主体と対象、すなわち陽性と陰性が一つになるためには、何を中心として一つになるのでしょうか、キスすることによってでしょうか。愛は、概念であると同時に実在です。それでは、その愛が定着することのできる実在とは何でしょうか。ここには、各界の指導者のかたがた、フォード元大統領、ブッシュ前大統領等、名士のかたがたが集っていらっしゃいますが、自信があれば答えてみてください。皆様がご存じでないことがあると言うことです。男性が男性になり、女性が女性になるようにしているものが何であるかということを知らなかったというのです。それがまさしく生殖器なのです。それが嫌いな人はいますか。好きであるとすれば、どれくらい好きですか。今までは、それが善くないものであると考えていたとしても、これからは好ましく思わなければなりません。 未来の世界は、どのような世界でしょうか。生殖器を絶対的に好ましく思う世界になるなら、その世界は善い世界でしょうか、悪い世界でしょうか。栄える世界でしょうか、滅びる世界でしょうか。冗談で言っているのではありません。神様が人間を創造なさる時、最も重要視して、精魂を込めてつくられた所はどこでしょうか。目ですか、鼻ですか。心臓でしょうか。それとも頭脳でしょうか。これらのものはすべて、死んでなくなってしまうのです。事実、そうなのではないでしょうか。 世界平和のための家庭連合の目的は何でしょうか。道徳と宗教等、すべての分野を完全に超越し、夫婦が完全に一つとなって、神様までも拍手で歓迎することのできる人が暮らす世界があるとするなら、それはどのような世界になるでしょうか。男性と女性が生まれる時、彼らの生殖器の主人はだれなのでしょうか。夫の生殖器の主人は妻であり、妻の生殖器の主人は夫なのです。今日まで、人類は生殖器の主人が互いに取り替えられているということを知りませんでした。簡潔な真理です。これを否定することはできないというのです。千年、万年、歴史がいくら流れたとしても、この真理は変わりません。 すべての男性は、それが自分のものであると考え、またすべての女性も、それが自分たちの所有であると考えているために、世の中がこのように滅びつつあるのです。互いに主人を間違って考えているということです。人はすべて、愛は絶対的であり、永遠なるものであると言いながら、それを夢のようにかなわないものであるとばかり考えています。しかし、その永遠の愛の主人が取り替えられているということをはっきりと知るなら、世の中はこのような状態にはならなかったはずです。博士や学者は数多くいますが、このたった一つのことを考えついた人がいないというのです。 皆様は、このことを否定することができますか。皆様の父母、祖父母、曾祖父母、そして人類の先祖たるおかた、さらには宇宙の根本であられる神様に尋ねたとしても、すべて同意するようになっているのです。これは鉄則です。この真理こそ、宇宙が億万年過ぎたとしても原理原則として残るがゆえに鉄則なのです。そしてこの鉄則ゆえに、神様のみ前に立ったときに正しい人と間違った人の判定を受けるようになるということは当然なことなのです。 そのように考えれば、旧約聖書に出てくるアダムとエバの堕落も、正にこの鉄則に背いたところに由来していることが分かるのです。アダムやエバは、自分たちの生殖器が自分たちの所有であると錯覚したのです。考えてみてください。神様が善悪を知る木の果を取って食べたからといって、アダムとエバを追い出すでしょうか。神様は、そのようないいかげんな神様ではありません。アダムとエバは、根本的な問題において過ちを犯して、宇宙のどこからも公認を受けることができなくなったので、追放されてしまったのです。鉱物界や、植物界や動物界の雄と雌もすべて、愛の相対のために自分の生殖器を保管しているということを、アダムとエバは分からなかったというのです。 それでは、生殖器は何のために存在するのでしょうか。それは、愛のためです。愛を探し求めていくために、そのように雌雄として生まれたということです。神様の属性は何でしょうか。神様は絶対的であり、唯一、永遠不変であられるおかたです。そうであるならば、愛の主人はだれでしょうか。男性でもなく、女性でもありません。そのおかたが、正に神様であられます。愛と中心として、愛を通してのみ神様と人間が一つになるのです。なぜなら、神様にも人間にも愛が絶対に必要だからです。神様が必要とする愛とは、果たしてどのような愛でしょうか。それは、絶対的愛を願われるのです。皆様はどうですか。私たちも同じです。神様が絶対的愛、唯一の愛、不変の愛、永遠の愛を必要とされるように、私たち人間も絶対、唯一、不変、永遠なる愛を必要とするのです。皆、神様に似るべきなのです。 神様ご自身が、男性格と女性格、陽性と陰性を持っておられるかたなので、そこから分立された実体対象として創造された人間も、男性と女性として創造されたのであり、彼らが結婚すれば、実体として神様に代わる陽性と陰性になるのです。このように結婚を通して、縦的な神様の愛が横的に完全統一されるように追求したものが、神様のみ旨であったのです。 人間の体は、この地を代表した横的なものです。それがすなわち、肉身です。それとは反対に、良心はいつも縦的なものを愛し、縦的に高いものを探し求めるのです。したがって人間は、神様の縦的な基準と一つになることのできる点を探し求めていくべきです。その点は中心点でなければならず、正にこの点で男性と女性が共に出会うべきなのです。そうして、この中心点から生まれた人間は、愛とともに幼児期の成長過程を経て、兄弟姉妹の愛、そして夫婦の愛を経験しながら成長するのです。このとき、肉身を地を代表して成長するようになり、心は神様を中心として成熟して、最後に体と心が縦的、横的に一つになって、幸福の基地を築くようになるのです。そのような場所であるからこそ、絶対的な愛を中心として絶対的存在である神様も喜ばれ、その愛の対象対である夫婦も幸福になるのです。 このように、上下の関係である父子の関係、東西の関係である夫婦関係、前後の関係である兄弟姉妹関係が一点を中心として完全に一つになるとき、理想的な球形を造るようになります。このようなことから、東洋では父子の関係のことを「一つの体」と言います。さらには夫婦関係も一体であり、兄弟姉妹も一体であると考えています。何を中心として、これらすべての関係が四方に球形を造るとき、これらすべてのことが可能になるのです。一点で出会って、球形を造るべきなのです。その点は一つです!一つであるので、統一が可能なのです。神様と人間も父子の関係にあるので、一つにならなければならないのです。それは真の愛を中心としてです。 尊敬する指導者の皆様! 人間の欲望とは、どれほど高いものを願うことでしょうか。皆様の心の欲望は、神様よりも高くなることさえ願うのです。いくらだめな人間であったとしても、神様よりも優れた世界の代表者になろうという欲望は持つことができるのです。もし、皆様が神様の愛する息子であるのなら、「お父様、お越しください!」と言うとき、神様は来られないでしょうか。皆様の妻がいくらだめな妻であるとしても、本当に愛しているなら、妻が呼ぶとき、夫はついていくのです。このように真の愛で一つになれば、妻が夫を呼んでもついていき、兄が呼べば弟がついていき、弟が呼べば兄がついていき、皆が絶対に離れたがらなくなるのです。 神様も独りでおられた場合、寂しいでしょうか、寂しくないでしょうか。どうして分かりますか。紳士淑女の皆様、愛を持っていますか。生命を持っていますか。皆様の血統をつなぐことのできる精子と卵子、皆持っていますね? 良心も持っていますか。それならば、愛を見たことがありますか。生命、血統、良心を見たことがありますか。触ってみたことがありますか。その存在の現象は知っていますが、触ることも見ることもできないということを知らなければなりません。ただ、心で感じることによってのみ知ることができるのです。同じ論理で、神様がいるのか、いないのかというとき、または神様を見たのか、見なかったのかと問うとき、見なかったとは言うことはできないのです。 何が重要なのでしょうか。見えるものですか、見えないものですか。見えないものが、より貴いということを知らなければなりません。お金、地位、名誉は見ること、または触ることができますが、愛、生命、血統、良心は見ることも触ることもできないのです。皆、持っているのに、なぜ見ることができないのでしょうか。それは、一つになっているからです。心と体が絶対的にバランスを保っていれば、感じることができないのです。 皆様は、自分の目が瞬きするのを感じながら暮らしていますか。三時間も数え続けてみてください。また、息をするのを数えながら暮らしていますか。右手を左側の胸の上に当ててみてください。どのような音がしますか。鼓動の音、心臓の鼓動の音を感じます。皆様は、その鼓動の音を一日に何度くらい聞いていますか。聴診器で聞いてみると、爆弾が爆発するような音が聞こえるのに、私たちは1週間、一か月……。忙しいときは、何か月間もそれを感じないで暮らしているのです。考えてみてください! 小さな蠅が一匹頭の上にとまっただけでもすぐに感じる私たちが、何百倍も大きな鼓動の音を聞いても、なぜ感じることができないのかというのです。それは、一つになっているからなのです。 格式あるこの檀上から、このような話をすれば失礼だと思われるかもしれませんが、実感のわく話なので、一つの例を挙げてみましょう。皆様も毎日、朝起きてトイレに行かれることでしょう。大便をするとき、マスクをして用を足されますか。笑いごとではなく、まじめな話です! もし、ほかの人がそばで用を足して、そのようなにおいを漂わせれば、すぐに鼻をふさいで何万里でも逃げ出すはずですが、なぜ自分の大便のにおいは、そのまま嗅いで、平気で座っていられるのでしょうか。それは、自分の体と一つになっているので、自分の大便は汚く感じないのです。 皆様、幼いとき、鼻くそをほじくってなめてみたことがありますか。その味は甘かったですか、しょっぱかったですか。しょっぱいですって? その味を知っているところを見ると、皆、経験者ですね! なぜ、その鼻くそを汚く感じなかったのでしょうか。それは、それが正に私たちの体の一部分だったからなのです。世の中のだれも分からなかったことをレバレンド・ムーンが初めて発見したのです。皆様、咳をして痰が出れば、ごくっと飲み込んだりもするでしょう? ここに列席なさった大統領の皆様はいかがでしょうか。そのような経験はありませんか。取り澄ましていないで率直に答えてみてください。なぜ、汚く感じないのでしょうか。それは、皆、一つになっているからなのです。 私たちは皆、朝、昼、晩と、毎日三食ずつ食べていますが、実は、私たちの口から三〇センチほど下りれば、そこには肥料工場があるのです。毎日、三食ずつ食べて、その肥料工場に原料を供給しているのです。ワァー! そのことを知ったあとでも、箸とスプーンが口に入りますか。おなかの中に肥料工場があることを知りながらも、そのことを感じないで私たちは生活しています。なぜ、感じられないのでしょうか。それは、一つになっているからです。愛、生命、血統、良心があっても、一つになっていて完全にバランスがとれていれば、感じることはできないのです。 私たち人間がそうであるように、神様も愛、生命、血統、良心、すべて持っておられるのですが、独りではそれを感じることはできないのです。完全にバランスがとれているので、感じることができないのです。ですから、神様も相対が必要なのです。相対の必要性をここに見いだすことができるのです。男性でも女性でも、独りのときは愛を感じることはできませんが、男性の前に女性が現れ、女性の前に男性が現れるときには、相対的に刺激的な愛と血統が雷と稲妻のように衝撃をもたらして問題を引き起こすということを知らなければなりません。ですから、しっかりと気をつけなければなりません。このような真理を知らずに生きてきたのです。神様も絶対的に愛の相対が必要であるという論理を、人間が悟ることができなかったというのです。 それならば、神様の愛の相対とはだれなのでしょうか。猿でしょうか。人間が結果的存在であるとするならば、猿がその原因的存在、すなわち私たちの先祖になれるのでしょうか。そんな夢のような話は、到底聞くに堪えません。アメーバから始まった生命体が人間に至るまでには、数千段階の愛の門を通過しなければならないのです。ただ無条件に上がっていきますか。とんでもないことです。すべての動物においても皆、同様です。種の区別は厳格です。だれも占領することはできないのです。 唯物論を信奉する共産主義者たちが、猿が先祖であると信じ、猿と人間を交配させたとして、新しい生命体(人間)が生まれてくると思いますか。百年、千年続けたとしても徒労に終わります。なぜ、できないのでしょうか。これは、考えてみるべき問題です。 それならば、神様も何を必要とされるのでしょうか。何かの器官をさらに必要とされるのでしょうか。それは、目でしょうか、手でしょうか。必要とされるのは、私たちが考える五官ではありません。神様は、男性格と女性格という二つの性稟を共に所有しておられますが、父として存在されるためには、男性各主体として存在されるかたなのです。 このような基準から見るとき、神様も愛のパートナーが必要なのではないでしょうか。被造世界のだれが、果たして神様の愛のパートナーになるのでしょうか。男性独りででしょうか。女性独りだけでパートナーになれますか。神様はどんなパートナーを願われるでしょうか。お金のパートナーですか。知識のパートナーですか。権力のパートナーですか。違います! 神様は愛のパートナーを願われるので、夫と妻が生殖器を通して一つになる、その位置を中心として顕現され、人間と出会われるのです。 その位置が、どうして神様を中心として一つになる位置なのでしょうか。愛は絶対的であり、男性と女性が絶対的に一つになることを願う所が、正にその位置であるからです。横的に見れば、陽性である男性がその中心に向かって近づき、陰性である女性がまた近づき、神様も男性の性格である陽性と女性の性格である陰性が合わさって、大きく陽性的立場で、大きな陰性と合わさって一つになるのです。それが、いつそのようになるかということが問題なのです。 結婚とは何でしょうか。なぜ結婚が重要なのでしょうか。それは、結婚は、愛を探し求めていく道であるからです。愛する道、生命を創造する道であり、男性と女性の生命が一体となる道であり、男性と女性の血統が混ざる所なのです。結婚を通して歴史が生じ、ここから国が生じ、理想世界が始まるのです。これがなければ個人もなく、国もなく、理想世界もありません。このことが公式になっているのです。男性と女性は、絶対的に一つにならなければならず、父母と子供たちは、絶対的に神様と一つになり、神様を愛し、神様と共に生きた後に死んでそのまま霊界に行けば、そこが天国なのです。しかし、そのような人、そのような家庭、国家、世界、そのような人類が理想とする人がいないので、神様が理想とされる天国は、空いているのです。今まで亡くなった人類はすべて、地獄に落ちているのです。天国に入れなかったということです。 このような観点から見るとき、イエス様も人類を救うための救世主として来られたのですが、昇天された後、天国には行けず、楽園に行っておられるということを知らなければなりません。天国に行くためには、家庭を築いて入らなければならないので、イエス様も再臨されることを願われたのです。イエス様も、結婚して家庭を築き、その家庭とともに神様に侍って暮らしてから、共に天国に入ることができるのであって、独りでは天国に入ることができないのです。ですから、聖書にも「あなたがたが地上でつなぐことは、天でも皆つながれ、あなた方が地上で解くことは、天でもみな解かれるであろう」(マタイ一八:18)と書かれているのです。地上で解決しなければなりません。地上で病気になったので、その病気になった場所で治さなければならないのです。 今日、人類は堕落した後孫となって、堕落圏下に陥っているので、この圏を突破して上がらない限りは、天国に入ることはできないのです。堕落圏内にいる人間は、いかなる困難があっても、その圏を打ち破らなければならないのです。それゆえに、イエス様も「死なんとする者は生き、生きんとする者は死ぬ」(参照マタイ一〇:39)ということを言われたのです。この死の道を行くためには、全生命をかけて、突破して上がらなければならないのです。 皆様の家庭は、堕落圏内の家庭なのです。氏族、国家も同様です。闘って勝たなければなりません。アダム家庭で覆されたのです。アダムとエバは、赤ん坊を生んだ後に追い出されたのでしょうか、追い出された後に赤ん坊を生んだのでしょうか。彼らは、追い出された後に、神様とは関係のない立場で子供を生んだのです。このようなことも知らずに、天国に行くことができるのでしょうか。とんでもないことです! 無知には理想はなく、完成もありません。目を覚ましてください! 私はこのように警告いたします。 レバレンド・ムーンの話が正しいのか、間違っているのか祈祷してみてください。私がこの道を探し求めるために、どれほどの受難の道を歩んできたか、だれも知りません。罪なく監獄に六度も入るほどの苦難に遭い、探し求めてきた道です。ところが、他人の大切な子供たちを連れていって、このような真理を教え、短時間で方向転換させるので、皆、洗脳したというのです。無神論者には、神の存在を詳しく、科学的に理論的な基盤をもって証明してあげるので、無神論は崩れていくのです。それとは反対に、キリスト教徒たちは、自分たちが信じている教理と違うといって、異端だと責め立てながら、私たちを打ち据えようと大騒ぎしているのです。しかし、彼らが唱える異端が正当なのです!反対になるということを知らなければなりません。 サタンが嫌うものは神側であり、神様が嫌われるものはサタン側であるということを知らなければなりません。全世界的にレバレンド・ムーンのことを好きな人が一人でもいましたか。皆様も、レバレンド・ムーンがどのようなことをしているか調べてみたのでここにいらっしゃったのであって、知らないまま、ただ来られたのですか。ワシントン・ポストもレバレンド・ムーンのことが分からないから反対するのであって、皆様のように知れば、それでも反対するでしょうか。反対することはできないのです。ワシントン・ポストが本当のことを知れば、ワシントン・タイムズよりもさらによく待遇することでしょう。 思想的空白期におかれている旧ソ連の若い青年たちも、レバレンド・ムーンの思想を中心として出版された中学校、高等学校、大学校の教材を通して、そして、ひいては刑務所の囚人までも、その教材を通して思想武装をしているのです。ロシアの三千六百か所の学校で、レバレンド・ムーンの思想の教材を使っているのです。彼らは叫んでいます。「私たちはアメリカに先立たなければならない! レバレンド・ムーンに反対するアメリカに先立たなければならない!」と。西洋の腐敗した退廃風潮であるホモセクシャル、フリーセックスなどを収拾する道は、レバレンド・ムーンの思想だけであると彼らは信じ、急いでいるのです。アメリカよりも先にレバレンド・ムーンに従っていこうと叫んでいるのです。 皆様! 神様のことが好きですか。レバレンド・ムーンがこのようなことがらを展開しているのを見つめられる神様は喜ばれるでしょうか。教皇庁の教えと今回の大会に参席されたロバート・シューラート牧師の教えが同じであることがありえますか。もちろん、大きく違います。そうであるとすれば、だれの教えが正しいのか神様に尋ねてください。イエス様と聖母マリヤにたいする皆様の理解が間違ったもとであると、いくら教えてさしあげたところで、それ自体が統一教会にとって利益になるということが何かあるのでしょうか。しかし、皆様が必ずや知るべき一つの事実は、「地上で解かなければ、天でも解くことができない」ということです。それを早くから知ったレバレンド・ムーンは、生涯をかけてこの道を歩んできたのです。 皆様、イエス様は結婚をしなければならないのでしょうか。結婚しなければならなかったのです。イエス様は女性ですか、男性ですか。聖女がいるとするなら、イエス様も彼女と結婚をしたくないでしょうか。神様はエデンの園にアダムとエバを創造されながら、彼らに生殖器をもつことを共に許されたのですが、何のためにそうされたのでしょうか。彼らが成長すれば、神様は彼らを結婚させてくれるでしょうか、させてくれないのでしょうか。問題は、彼らの堕落にあります。堕落ゆえに血統が代わったのです。それゆえに神様は、彼らをエデンの園から追い出されたのです。本来、神様の体となって、神様にとっての婦人格にあるべきアダムとエバが堕落することによって、神様ご自身の体と理想を病に至らせ、恩讐になってしまったのですから、それをごらんになっていた神様の心情は、いかばかりのものであったでしょうか。堕落とは、自らを埋葬する墓です。他人のものを奪い取っていく行動です。言い換えれば、堕落はフリーセックスの根になり、個人主義の先祖になったのです。 今日のアメリカは、どのような国ですか。極度の個人主義、過分なる私生活の追求、フリーセックス……このようなものを神様が好まれるでしょうか。過度の個人主義が追求するものは何でしょうか。彼らの話のとおりであるならば、天も地も、世界、国家、社会、家庭、ひいてはおじいさん、おばあさんまでも皆、放り出してしまい、父母と兄弟も失ったまま、ジプシーやヒッピーになって気の向くままにさまようというのです。そして、雨や雪が降れば、行くところがないので、自殺して一生を終えようという話ではないですか。 しかし、人間の本心は極度の個人主義や、過分なる私生活の保証を願ってはいません。宇宙と国家、町や村、そして父母の愛を受けて暮らしたいというのが、私たちの本心が願うところです。しかし、そうではあり得ない反対の道を行くうちに、良心に火がつき、本心との相克を感じるようになって、むしろ薬でも飲んで自殺するほうがましであると判断し、自ら命を絶つという現象がだんだん増えていくのです。こうして、「自分のまいたものを刈り取る」(ガラテヤ六:7)という真理が的中するのを目撃するわけです。 アダムとエバがエデンの園にどんな種をまいたのでしょうか。フリーセックスの種をまいたのです。それを否定することができますか。そうであったので、彼らは下半身を覆ったのです。小さな子供たちも、親が隠しておいた大切なお菓子を盗み食いして見つかれば、それを包み隠そうとするのが本性の作用ではないでしょうか。もし、善悪の果を取って食べたならば、その取って食べた手や口を覆うべきはずであるのに、どうして下半身を覆ったのかということです。 レバレンド・ムーンは賢明な人間です。皆様に及ばない人間であるからこのようなことを言っているのではありません。堕落は淫乱によって引き起こされたということを否定することはできません。アダムとエバが堕落して落ちたものを救ってあげるためには、堕落した方向と百八十度反対方向の経路を通さなければ、救ってあげることはできないということは、至極、理論的なことです。堕落によって地獄行きの血統を受け継いだので、メシヤが来られなければならないのです。 メシヤは、堕落前の神様が創造されたエデンの園という場所で家庭を築くことのできる主人としてこられるかたです。そのことをはっきりと知らなければなりません! 理論的に合わなければならないのです。メシヤはまず、神様に侍る家庭を築き、その家庭を通して国家を立てなければなりません。このように、家庭が問題なのです。メシヤの家庭を中心として、接ぎ木する摂理をしなければならなかったのです。この死亡の世界で、だれが自分を救ってくれるのかということが問題です。それゆえに反対を受けたのです。 旧約時代は、「目には目、歯には歯」(出エ二一:24)という原則の下に蕩減してきました。イサクの妻であったリベカを見てください。長子であるエサウと夫までもだまし、次子であるヤコブに祝福を奪って与えた女性ではありませんか。そのような女性を、神様はなぜ愛されたのでしょうか。そのような神様のことを、どうして信じることができるというのでしょうか。今まで、これらの諸問題についてだれも理解することができませんでした。レバレンド・ムーンが初めて解いてさしあげているのです。レバレンド・ムーンだけが、神様の秘密を皆、知っているからです。 それでは、どこから天国と地獄が分かれるのか調べてみましょう。空中ですか。どこでしょうか。それは、まさしく皆様の生殖器なのです! 深刻なことです。これが天地をひっくり返したのです。このことをだれが否定することができますか。レバレンド・ムーンが発表した原理の本、「堕落論」に説明がなされています。疑問に思うのであれば、神様に尋ねてみてください。皆様としては、夢にも想像することのできない内容と理論をもって体系だてられた、レバレンド・ムーンの原理の本に、だれも反対することはできません。 レバレンド・ムーンが天国に行くのか、そうでないのか気になるのであれば、死んでみればいいのです。死んで霊界に行ってみれば、分かることです。今晩、私の話を聞いて気分を悪くされたのならば、割腹をしてでも霊界に行ってみてください。そうすれば分かることではないでしょうか。レバレンド・ムーンがこの道を探し出すために、死の道を何度も越えてきたことを、皆様は知らなければなりません。神様を数百回も泣かせた人が、レバレンド・ムーンです。有史以来、ほかのだれも、レバレンド・ムーンほど神様を愛した人はいません。ですから、いくらこの世界がレバレンド・ムーンを滅ぼそうとしても、私は絶対に滅びません。神様が保護してくださるからです。皆様もレバレンド・ムーンが教える真理圏内に入ってくれば、神様が共にあられて保護してくださいます。 生殖器を、目の不自由な盲人のように、方向を失ったまま使用すれば地獄行きであり、反対にこれを神様の絶対愛に基準を合わせて使えば、天国に高い所に行くのです。これは明白な結論です。 現在、青少年の問題が深刻です。エデンの園において、アダムとエバが青少年期に物陰で、淫乱によって堕落してフリーセックスの種をまいたので、刈り入れの時期である終わりの日には必ず、世界的に青少年たちのフリーセックスの風潮が蔓延する現象が現れるのです。終わりの日には、再臨主が神様の真の愛を中心として、堕落圏内に陥った人類を絶対愛圏内に引き上げ、救われるという戦略を、サタンは知っています。ですから、サタンはどこにも愛の基準を置くことができないので、アダムとエバを堕落させるときにそうしたように、全人類をフリーセックスに押しやって、裸になって皆、死んでいく方向に全世界を引っ張っていくのです。人類がすべて、天使長の後裔としての末路をたどるようになるのです。 エデンの園においてサタンの支配圏内に陥ったアダムとエバの後孫が今日の人類なので、サタンは堂々と神様の前でも、この世界のすべての男性と女性を引っ張っていき、自分のやりたい放題になし得る権限を主張するというのです。神様は、サタンが何を願うかをご存じなのです。サタンは、フリーセックスを通して、ただの一人も神様の前に帰ることができないように、言い換えれば、全人類を完全にめちゃくちゃにして、地上地獄をつくろうとするのです。 今日、私たちが生きているこの世界が、地上地獄になりつつある世界でなくて何でしょうか。したがって、このように地上地獄となったこの世界と百八十度異なる、正反対の道を求めていけば、天国に行く道があるのです。再臨主が来られて、この世界を救ってくださることにおいても、正にこのような百八十度反対の道を教えてくださって、天国に導いてくださるのです。 それでは、フリーセックスの道と百八十度異なった正反対の道とは、どのような道なのでしょうか。偽りの父母が現れてつくった道がフリーセックスの道であるので、真の父母が現れて、この間違った道を正してあげなければならないのです。神様は、干渉なさることができません。この地上にいかなる主権や軍事力、経済力、政治力をもってしても、手をつけることのできない問題です。偽りの父母によって引き起こされたことであるので、真の父母がメスをもって手術しなければ、決して人類は救われる道がないのです。 罪を犯した者が、その罪を蕩減しなければならないのです。家庭において結婚を間違ってしまって、血統が百八十度曲がってしまったために、真の父母が来られて結婚させ、百八十度反対の原状に戻してくださることによって、天国に行く道を開いてくださるようになるのです。 神様がアダムとエバに期待されたことは、何であったのでしょうか。それは、絶対純潔の愛を期待されたのです。この場にお集まりの世界の指導者の皆様が、このような内容を知って帰られて、皆様がたの国で絶対純潔の愛を取り戻す運動を展開されれば、皆様の家庭と国は、そのまま天国に直行することができるということを、理解してくださるようお願いいたします。絶対純潔の愛が存在する所には、絶対相対が誕生するようになり、自動的にフリーセックス、ホモ、レスビアンという言葉は消えるようになるのです。 このような運動を世界的に広げるために、レバレンド・ムーンは一生をささげて受難の道を克服してきました。しかし今や、勝利のファンファーレを鳴り響かせ、世界に号令することのできる時が来たので、天のみ前に感謝するものです。 世界平和に向かい得る礎石を築くのも家庭であり、世界平和への道を破壊し得るのも家庭です。人類の希望と幸福の土台が破壊された所が、アダム家庭でした。したがって、きょう、このように世界平和家庭連合を創設し、皆様の家庭も、今からはサタン世界と百八十度異なる方向に行くことのできる道を開くようになったことを、天の前に感謝せざるを得ません。この道でなくしては、自由も幸福も理想もありません! 皆様は今、絶対、唯一、不変、永遠の生殖器を中心として、これを基盤にして神様を求めていかれるようお願いいたします。この基盤が愛の基盤、生命の基盤、血統の基盤、良心の基盤にならなければならず、正にここから地上天国と天上天国が生じるということを理解されるべきです。 すべての男女が、自分に所属した生殖器が、実は、自分のものではなく、その主人は自分の相対であるということを認定するようになれば、私たちは皆、頭を下げ、謙虚な姿勢で愛を受け入れるようになることでしょう。愛は、相対なしには来ないのです。相対から来るということを知らなければなりません。ですから、ために生きない所には、愛があり得ないのです。絶対的にために生きる所において、絶対愛を見いだすことができるということを肝に銘じられ、皆様も今からお帰りになれば、サタン世界との一戦を覚悟してくださるようにお願いいたします。 どこに行かれても、テレビやその他の言論機関を通してレバレンド・ムーンの話を伝えてみてください。絶対に滅ぶことはありません。地獄と化したこの世界を、果たしてどんな力で変えることができるというのでしょうか。神様の愛、すなわち絶対、唯一、不変、永遠であられる神様の真の愛を中心として、私たちの生殖器も絶対、唯一、不変、永遠の基準に立てて生きていかなければ、そのことは不可能なのです。私たちの生殖器の本来の主人は、神様であられます。 今、私たちは皆、共にこの目的のために前進しましょう。神様の真の愛を実践する前衛舞台になりましょう。今から家に帰られたら、夫と妻で共に、自分たちの生殖器が絶対、唯一、不変、永遠なる器官であることを互いに確認し、それが正に自分のものではなく、相手のものであり、相手が今までしっかりと保管してきたものが自分のものであると宣言し、お互いのために永遠に奉仕し、感謝しながら生きようと、誓ってください。そのような家庭であってこそ、永遠に神様が住まわれるようになり、そのような家庭を中心として世界的な家庭編成が成されるのです。 そうして、皆様すべてが、共に次回の三百六十万双の祝福結婚式に参席され、地上天国に入籍する真の家庭となられますようにお願いいたします。 ありがとうございました。アーメン!「宇宙の根本を探して」は『ファミリー』1996.10月号P.49~65に掲載されていました。分かりやすいように「生殖器」を青マーカーしています。上記講演文からは神様は人間始祖アダム・エバの堕落ゆえにその主人となることができませんでした。黒・天聖経「宇宙の根本」に記載され内容は創造本然のことを語られていたものであって、人類歴史で神様の生殖器は見ることも触ることも出来なかったというのが事実です。家庭連合の夫人の方々への教育ということですが、支流人(分派)の夫人の方々はどうなのでしょうか?真の父母様に「絶対信仰・絶対愛・絶対服従」を教えられてきていました。それがどうなっていますでしょうか。アダム・エバは、一粒の種(「夜の神様」)から双子の兄妹として生まれました。完成して花の雄しべ、雌しべのように合わさればそこから出てくる種は元の種(「夜の神様」)と同じ種ということはどなたも理解できるでしょう。ところが、別からの雄しべが付いたとなれば元の種と同じになるでしょうか?それが堕落と言われているものです。血統を違えました。子女様方の三男さん、七男さんも「真の家庭」と主張しています。「天の父母様」が種とすれば、真の父母様から生まれてくる「家庭」も「天の父母様」の種に似たものとならなければならないはずです。文鮮明総裁も神様は「天の父母様」、韓鶴子総裁も神様は「天の父母様」、全く同じ「天の父母様」の血統から生まれた双子の兄妹だと言われています。そのお二人が聖婚されては「真の父母様」です。ところが、三男さんや七男さんの家庭、特には女性の相対者はどうでしょうか。それが問題です。三男さんの相対者は自分の父母は「真の父母様」と、「絶対信仰・絶対愛・絶対服従」だったでしょうか。郭家からの嫁という考えでいたとすれば、それに「はんだ付けされた三男さん」もまた「真の家庭」から外れて血統を違えては「郭家の養子」ということにならないでしょうか。七男さんの家庭ともなればもっと複雑です。相対者だけでなく七男さんまでもが「真の父母様」を蹴とばして姜賢實女史を「継母」に立てるなどしては、実の親が誰であるかも分からない「孤児」となってしまっています。b408さんも「億万歳!!」を叫んでみたところで、結果は人間始祖アダム・エバの血統と同じです。その点からすれば、家庭連合の祝福家庭は夫も妻も「天の父母様」「真の父母様」と一つの血統から生まれた双子であり、その二世・三世の祝福家庭もまた、同じ「天の父母様」「真の父母様」と呼んでいます。聖書ではイエス様はまたほかの多くの「種」の譬えを語られていました。その一つを最後にb408さんへの回答は終了です。マタイによる福音書/ 16章 5~12節5 弟子たちは向こう岸に行ったが、パンを持って来るのを忘れていた。6 そこでイエスは言われた、「パリサイ人とサドカイ人とのパン種を、よくよく警戒せよ」。7 弟子たちは、これは自分たちがパンを持ってこなかったためであろうと言って、互に論じ合った。8 イエスはそれと知って言われた、「信仰の薄い者たちよ、なぜパンがないからだと互に論じ合っているのか。9 まだわからないのか。覚えていないのか。五つのパンを五千人に分けたとき、幾かご拾ったか。10 また、七つのパンを四千人に分けたとき、幾かご拾ったか。11 わたしが言ったのは、パンについてではないことを、どうして悟らないのか。ただ、パリサイ人とサドカイ人とのパン種を警戒しなさい」。12 そのとき彼らは、イエスが警戒せよと言われたのは、パン種のことではなく、パリサイ人とサドカイ人との教のことであると悟った。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.04.30
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家庭連合の韓鶴子総裁の改ざんされたみ言動画「生声で聞く独生女教の核心教理」がUPされていました。そのほとんどはPeaceTV映像でも確認が取れるものであり、その最初の一つを以下に取り上げてみました(日本語での映像はこちらから)。http://www.ipeacetv.com/vod/vod_view.asp?vId=7976&mId=A01&page=7天地人真の父母様御聖誕記念敬礼式真の父母様のみ言天一国6年 天暦1月6日 (陽2018.2.21)天正宮博物館우리는 새로운 시대에 살고 있습니다. 여러분들이 하나님을 바로 알아야 합니다. 그래야지 하나님을 내 가정과 나라,세계에 모실 수 있게 되는 것입니다.하나님께서 천지창조를 하실 때에 당신의 형상당신의 모양을 닮아 피조세계에 창조하시기 시작하셨습니다.광물세계, 플러스와 마이너스식물세계, 암술과 수술동물세계, 암컷과 수컷마지막으로 인간 조상이 될 수 있는남자와 여자, 성경에서 말하는아담과 해와를 창조하셨습니다.만물세계와는 달리 인간에게는 성장기간이라는기간을 통한 책임을 할 수 있게 역사하셨습니다.그렇다면 천지창조를 하신 하나님우리가 하나님을 생각하게 되면높은 곳에 있으신 분존엄하신 분, 근엄하신 분감히 타락한 인류로서는 (구원이 없습니다.)고개를 들 수 없는 분이렇게 표현이 되고 있습니다.그런데 성경에서는‘하나님은 사랑이시라 했습니다.’ 사랑!우리가 천지만물을 놓고 느끼는 것은사랑스럽도록 아름답고 황홀한바라보면 기쁨으로 하나가 되는그러한 마음을 경험하게 됩니다.그렇다면 창조주 하나님은만물 세계를 보아, 인간 세계를 보아(남성격인 주체가 아닌) 男性格主体ではなく하늘아버지와 하늘어머니가 계셔서생명체가 탄생하게 되었다 하는 것을여러분들이 확실하게알아야 할 것입니다.그러나 지금까지 종교인들은한 면만 바라왔습니다.종교의 완성도 인간의 완성도우주의 어머니, 참어머니독생녀를 맞지 못하면 ↑여러분들이 갖고 있는 인종문제, 종교문제,무슨 문제, 문제가 되지 않습니다.하늘부모님이시며 인간으로서 승리한참부모와 하나 된 우리는참부모를 통해서 거듭 탄생하게 될 때에하늘부모님 앞으로 나아갈 수 있는 것입니다.그렇기 때문에 여러분들에게는각자의 책임이 있습니다.종족메시아 책임 해야 됩니다.이 놀라운 섭리시대에 살고 있는 여러분들이여러분들 것만으로 남겨서는 안 된다는 말입니다.전 세계 인류, 75억 인류가하늘부모님의 존재를 알고하늘부모님의 꿈이 무엇이었는가를 알아승리한 참부모를 믿고 모시고 따름으로 말미암아하나님 앞에 나갈 수 있는참자녀의 자리에 나갈 수 있는축복의 은사를 받을 수 있는 이러한 때에알지 못하고 듣지 못하여그런 삶을 살지 못하고 영계로 간 그러한 인류가있어야 되겠습니까? 없어야 되겠습니까?종교가 통일될 수 있는 것정치, 모든 면이 통일될 수 있는 것은우주의 어머니 참부모,독생녀를 맞는 길입니다.그 길만이 모든 지구상에 살고 있는생명체들이 바라는 길입니다.타락한 인류를 통해서 이 아름다운 지구성이많이 붕괴, 파괴되고 있습니다.그래서 나는 우주의 어머니로서 참부모로서여러분들의 후손, 미래를 생각하지 않을 수 없습니다.이 잘못된 것을 하나하나 바로잡아야 할 것이나와 여러분들의 책임입니다.2018년 무술년 새해를 맞아서는 여러분들의 각오가좀 더 차원 높게 승리해야 되겠습니다.上記はPeaceTV映像からのもので、改ざん映像の部分をマーカーで記しました。順序的には黄マーカーから青マーカーと順序が入れ替わっているだけでなく、赤文字は韓鶴子総裁のみ言からは発見されず、付け足されたものでした。以下に改ざん映像からのものを整理してみました。우리는 새로운 시대에 살고 있습니다. 여러분들이 하나님을 바로 알아야 합니다. 그래야지 하나님을 내 가정과 나라,세계에 모실 수 있게 되는 것입니다.하나님께서 천지창조를 하실 때에 당신의 형상당신의 모양을 닮아 피조세계에 창조하시기 시작하셨습니다.광물세계, 플러스와 마이너스식물세계, 암술과 수술동물세계, 암컷과 수컷마지막으로 인간 조상이 될 수 있는남자와 여자, 성경에서 말하는아담과 해와를 창조하셨습니다.그렇다면 창조주 하나님은만물 세계를 보아, 인간 세계를 보아(남성격인 주체가 아닌) 男性格主体ではなく하늘아버지와 하늘어머니가 계셔서생명체가 탄생하게 되었다 하는 것을여러분들이 확실하게알아야 할 것입니다.그러나 지금까지 종교인들은한 면만 바라왔습니다.종교의 완성도 인간의 완성도우주의 어머니, 참어머니독생녀를 맞지 못하면타락한 인류로서는 (구원이 없습니다.)堕落した人類として(救いがありません。)これまでも家庭連合や韓総裁を貶めるために悪意ある改ざん映像を流し続けていたことを考えれば、これは一例ですが、ほかのそれらも同様にみ言がカットされ、また並べ替えられては改ざんされているものであることはほぼ推測が出来ます。このような映像を紹介しているブロガーも、悪意をもってみ言改ざん映像を紹介しているようです。これらの方々は「良心の呵責」というものはないのでしょうか?一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.04.29
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b408さんへ先ずは人違いであったことをお詫びします。過去に私の周りに「宇宙の根本」を30回以上読んであなたと同じようなことを語っていた人物がいましたのでその方かと思ったのですが、違うというのであれば回答も簡単にこれが最後です。順不同で書きますのでご容赦ください。中村氏に対しての侮辱罪? についてですが法律はそう簡単ではありません。世間が小さなことでも侮辱罪だと騒いでは裁判所がいくつあっても足りません。それなりの法的根拠が必要ですし、裁判ともなれば「侮辱罪」だけで争われるのではなく、ほかの法との兼ね合いも出てきては長い期間を要する場合があるとの話です。神様の生殖器についてです。例としてですが、花の種に「雄しべ、雌しべ」が必要ですか?花が咲いてこそあるべきものであってその種に「雄しべ、雌しべ」があるなどと聞いたことがありません。神様もまた、種のままであれば同様です。イエス様のみ言の中に「一粒の種」の譬えもあります。ヨハネによる福音書/ 12章 24節よくよくあなたがたに言っておく。一粒の麦が地に落ちて死ななければ、それはただ一粒のままである。しかし、もし死んだなら、豊かに実を結ぶようになる。創造を始められる前の神様(「夜の神様」)もこの種のようなものです。どこに生殖器がありますか?永遠自存の神様であればこの「種」(孤独)のままであっても良かったでしょう。ところが、「心情(愛)の神様」でもある故に喜びを得ようと創造を始められました(「昼の神様」)。一粒の種の譬えのように「絶対信仰・絶対愛・絶対服従」でもってすべてを投入されたものでした。最終的には人間始祖アダム・エバが完成して(綺麗な花を咲かせて)は、その愛し合う姿をご覧になられまた神様の「男性」「女性」が入ってはともに喜びを享受されたことでしょう。ところが、アダムとエバの堕落ゆえに花の雄しべ・雌しべを見ることができませんでした。「宇宙の根本」が神様の生殖器というのであればアダム・エバの堕落もなくスクスクと完成していったという話になります。黒・天聖経「宇宙の根本」ですが、正しいタイトルは「宇宙の根本を探して」(1996年8月1日、お父様の講演タイトル)であるべきです。初めて1960年に「小羊の婚宴」、真の父母様によってこの地上にそれが誕生しました(拍手)。支流人(分派)の方々はこんにち、その父母様が一体となっていないといっては否定しています。b408さんもその一人であり、神様の生殖器を発見していないということになります。※寝てしまっていましたので、もう少し続きを書きます。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.04.29
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韓鶴子総裁御言選集 - 目次韓鶴子総裁御言選集 1巻 真の父母様を中心とした一つの世界 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任韓鶴子総裁御言選集 2巻 理想家庭と平和世界のモデル 第1部 真の愛運動と女性の役割 第2部 理想家庭と平和世界のモデル韓鶴子総裁御言選集 3巻 天一国と私たちの使命 第1部 平和世界に向かう道 第2部 神様と人類の希望 真の父母 第3部 天一国安着のための私たちの使命韓鶴子総裁御言選集 4巻 愛しき君よ 花咲かせたまえ 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任韓鶴子総裁御言選集2 - 理想家庭と平和世界のモデル第1部 真の愛運動と女性の役割8. 理想世界の主役となる女性III*このみ言は、1992年9月24日から10月6日まで開催された「世界平和女性連合」創設日本大会と在日同胞大会で宣布されたものである。尊敬する内外の貴賓、「アジア平和女性連合」の会員、そして紳士淑女の皆様。このたび開催される「世界平和女性連合」の7大都市講演会を前に控え、きょうはこのように盛況を呈してくださり、心からの感謝を申し上げます。私は昨年(1991年)の9月17日にも、ここ東京において、「アジア平和女性連合」が主催する全国大会で、基調講演をさせていただきました。そして、その後1年の間に、日本だけでなく、国際的にも大変な反響を得て、女性連合は目覚ましい発展を遂げることができました。昨年の11月20日には、大韓民国のソウルで、「アジア平和女性連合」の第1回大会が、1万5000人以上の韓国女性の代表たちにより、大盛況のうちに開催されました。そして今年の4月10日には、世界70ヵ国以上から集まった平和を渴望する15万人を超える女性の代表たちが、ソウル・オリンピック・メーンスタジアムをあふれんばかりに埋め尽くす中で、世界の女性運動史上に類例のない、最大の女性大会が開かれ、「世界平和女性連合」が結成されたのです。その間、この大会がこのように驚くべき成長を遂げるために、献身的な苦労と努力を惜しまれなかった関係者の皆様に、心から称賛を捧げたいと思います。私はこのような国際大会ののちにも、韓国国内で81ヵ所の主要都市を巡回し、「理想世界の主役となる女性」という主題で講演を続けました。行く先々で、雲霞のように集まった延べ100万人を優に超える韓国の女性たちから熱狂的な歓迎を受け、大変な好評を頂きました。私はこの熱気の中で、私たち女性には、未来の世界平和のために寄与できる無限の可能性と潜在力があることを実感できました。これらの大会は、21世紀までわずか8年を残すこの時において、戦争と暴力、搾取と破壊に染まった、男性を中心とした力本位の時代が過ぎ去り、今や愛と赦し、和合と協力によって人類を導いていくべき女性たちの新しい時代が到来していることを覚醒させる、重要な契機となりました。これらの大会を通じて、私は「女性の本然の役割を自覚し、平和と幸福と自由の礎を据えよう」と力説いたしました。すなわち、神様の真の愛が定着する真の家庭を築くことこそが、真の平和の国、平和の世界を建設する近道であると強調したのです。去る8月25日、大韓民国のソウル・オリンピック・メーンスタジアムで行われた3万組の国際合同祝福結婚式は、理想家庭を通じて世界平和が実現できることを示す、最も実証的な大役事でした。第1回「世界文化体育大典」の行事の一環として行われたこの日の国際合同祝福結婚式は、一言で語れば、地上に世界平和の門を大きく開け放つ歴史的な宣布でした。そして神様の愛を中心に、世界は一つの家庭、人類は一家族であることを万民に誇らしく示す、一つの巨大な愛のパノラマだったのです。この日、私の夫である文鮮明総裁と私は、真の父母として、世界131ヵ国から参加した6万人を超える善男善女たちに、翡翠色の青空のもとで祝福を授けました。翡翠色の青空と輝く太陽のもとで繰り広げられたこの愛の一大祭典で、彼ら新郎新婦は一斉に、神様の愛を中心として真の家庭と真の平和の世界を成し遂げることを、神様と真の父母と全人類に宣誓しました。この日、神様の真の愛を中心に結ばれた約束は、永遠で、絶対的なものです。決して条件的あるいは制約的なものではありません。なぜならば、限りなく与えても、さらに与えようとする真の愛の中での出会いは、互いが離れようにも離れられない、永遠の関係として残るものだからです。ですから彼らには、今日の社会でよく目にする性道徳の紊乱や離婚のようなことは、考えることすらできなくなるのです。神様の真の愛を中心として出会う彼らには、国籍や人種、言語、風習などが障害になることはありません。すべての障害を溶かしてしまう神様の真の愛の中で、彼らは共通の真の愛の言語を発見し、共通の真の愛の広場で出会うようになるのです。こうした超国家的、超人種的、超宗教的な次元における出会いは、彼らをして世界のために生き、世界を抱くことのできる、未来の世界人に成長させてくれるのです。彼らが世界の至る所でために生き、犠牲になって生きる真の愛の根を下ろすときに、この地上からは憎悪と闘争の哲学が消え去り、戦争と殺戮の惨劇が終わりを告げるでしょう。ただひたすら永遠に互いのために生き、愛し合う真の理想家庭と平和世界が実現されるでしょう。既に文鮮明総裁は、去る1988年に6500組を超える永遠の平和の橋を架けました。日本と韓国の若者たちが、神様の真の愛を中心として共に夫婦となって以来、彼らの家庭は真の血統の関係として、両国の国民と伝統、文化を誰よりも愛し、大切にするようになったのです。少なくとも北東アジアの平和は、彼らによって保障されるようになったと言えるのです。昔から、家庭を守り、育むことは、私たち女性に与えられた固有の特権であり、使命でした。ところが、今日のこの社会には、私たちの家庭を脅かす根本的な要素があまりにも多くあります。実に今日の世界の問題は、軍事力や経済力を発展させたからといって解決できるものではありません。むしろ外的な成長と開発に比例して、伝統的な価値観の崩壊や社会秩序の混乱など、より多くの内的な問題が増加の一途をたどっているのが実情です。今も地球上では、数千万の人々が飢餓にあえいでいます。しかし、これは食糧問題である以前に、飢えに苦しむ彼らを自分の息子、娘、自分の兄弟、自分の父母として見ることができない、愛が枯渴してしまっているところに、より根本的な問題があるのです。今日の社会は、日ごと犯罪によって蝕まれ、麻薬のために衰えつつあります。人類は、たとえ核戦争の危機を避けることはできたとしても、希望のあすより、絶望の暗雲が未来を一層暗くしているのです。こうした世界の問題は、決して部分的、表面的な治療だけでは治せない、根本的なものです。もし歴史を背後で摂理してこられた神様を排除したまま、人間だけを中心としてその解決点を模索しようとすれば、その結果は失敗に終わるしかありません。ですから文鮮明総裁は、「頭翼思想」と称される「神主義」を宣布し、あらゆる苦難を経ながらも、ついに人類が今日の問題を解決できる、勝利の新しい地平線を切り開いたのです。つまり、人類が神様との関係を回復し、神様の真の愛を中心として、本然の理想家庭を取り戻して築いてこそ、平和世界の門が開かれるということなのです。この「頭翼思想」は、アメリカだけでなぐ無神論の共産主義思想によって統制されてきたロシアまでも、既に数万人の若者と知識人たちに神様の実在を確認させ、彼らを真の家庭の理想に目覚めさせています。理想家庭を通して、自分を犠牲にし、他のために生きる真の愛を訓練することによって、人種間の対立や暴力、貧富の葛藤、環境破壊、ひいては国家や民族の利己主義など、今日の諸問題に対し、その解決の糸口を見いだすことができるのです。文総裁は「神主義」を実現するために、生涯にわたって多方面に努力してきました。統一教会をはじめとして、「科学の統一に関する国際会議」、「世界平和教授アカデミー」、「世界言論人会議」、「世界平和のための頂上会議」、「世界宗教議会」、「世界平和連合」、「世界平和宗教連合」、「世界大学原理研究会」、「世界大学連盟」、そして「国際芸術公演団体」など、すべて等しく神様を中心とした平和世界の建設を、その理想と目標にしています。特に理想家庭を通じた世界平和の実現に心血を注いできた文総裁は、「アジア平和女性連合」と「世界平和女性連合」を創設した主人公でもあるのです。そればかりでなく、これまで築き上げた世界平和のための統一された基盤と努力を連帯的に強化するために、世界各国に「世界平和統一堂」を創設しました。誰が何と言おうとも、文総裁は、宗教界、思想界、学術界、言論界、教育界、科学技術界、そして文化芸術界など、あらゆる分野において、世界の頂上の基盤をつくり上げました。今やこのあらゆる分野が結束して大行進を始める日には、私たちの願う平和世界が、私たちのすぐ目の前に展開するでしょう。真の愛とは、本来限りなく与えては、またさらに与えようとするものなので、その前に「怨讐」という言葉は容認されません。そのため、これまで真の愛を中心とする「神主義」を実践するために、あらゆる無理解と迫害、中傷、謀略、そして数え切れない苦難を経験してきた文総裁ではありますが、その前に怨讐という概念はあり得ないのです。そうして過去の世紀に自由世界の仇敵と見られてきたソ連を訪問し、ゴルバチョフ大統領にも会い、また北朝鮮を訪問し、金日成主席にも会って、神様の真の愛を中心とする平和の原理、「頭翼思想」を訴えたのです。ために生きた上に、さらにために生きようとする真の愛を実践するために、文総裁は地の果てのどこまでも行かれるのです。敬愛する日本の女性指導者の皆様。今、この瞬間にも文総裁は、日本をアジアと世界から最も尊敬される国にならしめるために、先頭に立って道を整えています。また日本の若者たちが正しい道を行くように、昼夜を分かたず教育しています。あの純粋で、健康に活動する若者たちを御覧ください。総裁が築いた世界的な基盤を通じて、既に数多くの日本の若者が世界に出ていき、全世界の人々から限りない愛といたわりと尊敬を受けながら活躍しているのです。文総裁は、きょうのこの夕べにも、皆様一人一人に、本当に日本を生かす道が何であるのか、勧告したいことがたくさんあるのです。私は、夫がこの国とこの国の国民をどれほど愛しているか、よく知っております。しかし今夜は、その深く大きな愛をすべて伝え切るにはあまりに不足な私だけが、一人でこの壇上に立っています。一部の偏見にとらわれた人々が、何も知らないまま無条件に迫害と反対に熱を上げていますが、文総裁の愛と真意が理解される日が一日も早く来ることを望む次第です。皆様。日本がアジアに出ていくには、韓国と一つになって出ていってこそ、より多くの友を得て、より多くの基盤をつくることができます。近くて遠い国が、これからは近くて近い国となって、アジアの未来を共に背負って進んでいかなければなりません。日本は何よりも韓国の統一に大きな力を注ぐべきであると思います。過去の日本の韓半島支配が結局、分断という結果を招いてしまったことに対する痛切な心の傷は、統一のための真心のこもった皆様の努力によって、きれいに癒やすことができるのです。そのためにはまず,この国には民団と朝鮮総連という二つの韓国人の機構がありますが、それが一つになるように導き、統一のための基盤を整えなければならないでしょう。この二つの機構は、真の愛を中心とした「頭翼思想」によって一つになることができます。韓国と日本が互いに争えば、互いにもっているものをすべて失ってしまいます。しかし、二つの国が力を合わせれば、未来のアジアと世界の平和建設の最も偉大な主役となるでしょう。古くから世界の精神文明を主導してきたアジアから、世界を生かす新しい女性運動、新しい家庭運動、新しい平和運動が起こることは、歴史の必然なのです。これまで私が繰り広げてきた世界女性運動は、男性の権威に対する挑戦や、女性の権利ばかりを強調するフェミニズム運動とは、根本的にその性格を異にしています。今まで西欧社会で発展してきた女性運動は、相克的で衝突的な西洋の闘争精神を反映したフェミニズム運動ですが、私たちの運動は、互いに相応的で相補的な東洋の調和の原理が土台になった、和合の女性運動なのです。男性たちにできないこと、すなわち女性たちだけができることを探し出し、男性たちと相互補完的に協力することによって、真の家庭を建設することをその理想としています。今日、誰も手のつけようもない最も深刻な社会問題として登場しているのは、家庭崩壊の現象です。人類の生存する基盤が、その根底から揺さぶられているのです。アメリカにおいて家庭の価値や社会道徳の問題が、大統領選挙の最も深刻な争点の一つとなっているのも、このためです。これは単に、アメリ力や西ヨーロッパに限った問題ではなく、全人類的な危機なのです。日本や韓国も、その例外ではありません。経済発展と同時に、道徳的な危機を憂慮せざるを得ない段階を迎えています。これを防ぐ道は、摂理史的観点による「神主義」と「頭翼思想」を教えること以外にはありません。特に青少年に対する道徳教育は、とても切迫した実情にあります。私は、少し前に日本で開かれた「柳寛順烈士精神宣揚大会」が、日本の多くの市民から大きな反響を得たと聞いて驚きました。もちろん東洋のジャンヌ・ダルクといわれる柳寛鵬ま、若い青少年たちの愛国心を鼓舞するには最も良い手本であり資料になると思いますが、私をより深く感動させたのは、過去のぎくしゃくした関係を乗り越え、一人の人間に対する新しい相互理解の突破口を開こうという、日本国民の進取的な姿勢とその幅広い包容力でした。世界の深刻な家庭問題を解決するため、これから特別に、日本の女性の皆様が先頭に立ってくださるようお願いします。それというのも、皆様は、長い歴史を通じて愛と犠牲の精神で皆様の家庭と国を守ってきた、世界で最も立派な女性の伝統をもっているからです。皆様の国が第二次世界大戦の廃墟から立ち上がり、世界一の経済大国にまで発展するにおいて、その隠れた主人公の役割を果たしたのは、正に女性の皆様だったことを、私はよく知っています。伝統的に守られてきた皆様の犠牲と奉仕の美徳を、今や世界の全人類のために、与え続ける、世界的次元の真の愛へと昇華させなければなりません。過去の20世紀を通じて、男性たちが成し遂げられなかった平和世界の建設は、今や私たち女性の手に委ねられています。理想家庭を通じた世界平和の建設は、私たちに与えられた天命なのです。一般的に男性は自分を中心とする生活を営みますが、女性たちは自己を犠牲にする生き方をします。ですからこれからは、自分のために全体を犠牲にするのではなく、全体のために自分を犠牲にする、そのような真の愛が発揮される新しい歴史が出発しなければならないのです。私たちは、まず「頭翼思想」で武装して立ち上がり、平和世界の主役とならなければなりません。退廃の一途をたどる家庭倫理を、私たちが立て直さなければなりません。脱線の道にさまよう青少年たちを、私たちが正しく導いてあげなければならないのです。今や女性たちが主体的に立って、世界平和に貢献する新しい転換の時代がやって来たのです。誇らしきこの平和の隊列に、皆様すべてが参加!し、先頭に立ってくださることを切にお願い申し上げます。これから開催される全国の巡回講演会のために声援を送ってくださった皆様に、もう一度感謝を申し上げ、皆様と皆様の御家庭に神様の祝福が共にあることをお祈りいたします。ありがとうございました。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ 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2020.04.28
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韓鶴子総裁御言選集 - 目次韓鶴子総裁御言選集 1巻 真の父母様を中心とした一つの世界 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任韓鶴子総裁御言選集 2巻 理想家庭と平和世界のモデル 第1部 真の愛運動と女性の役割 第2部 理想家庭と平和世界のモデル韓鶴子総裁御言選集 3巻 天一国と私たちの使命 第1部 平和世界に向かう道 第2部 神様と人類の希望 真の父母 第3部 天一国安着のための私たちの使命韓鶴子総裁御言選集 4巻 愛しき君よ 花咲かせたまえ 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任韓鶴子総裁御言選集2 - 理想家庭と平和世界のモデル第1部 真の愛運動と女性の役割6. 理想世界の主役となる女性II*このみ言は、1992年6月10日から30日まで開催された「世界平和女性連合」(韓国)40ヵ所市郡区大会で宣布されたものである。満場の女性会員、同志の皆様。私はきょう、「世界平和女性連合」の総裁の資格をもって皆様の前に出ることができたことを大変うれしく、また光栄に思います。きょうのこの大会を準備してくださったすべての女性会員と後援会員、および日本から来韓された皆様に深く感謝を申し上げます。私がきょうお話しする題目は「理想世界の主役となる女性」です。皆様、誰かに「この世の中は善の世の中ですか、悪の世の中ですか」と問われたら、皆様は何と答えますか。間違いなく悪の世の中だと答えるでしょう。私たちが生きているこの時代の世の中だけが悪なのではなく、過去、歴史時代のすべての国と世界が悪だったと言わざるを得ません。ですから、善行よりも罪悪が、平和よりも戦争が、正義よりも不義が、愛よりも憎悪が、統一と和合よりも分裂と葛藤が、より猛威を振るう世の中になっているのです。人類は、このような罪悪の世界を誰も望んでいません。ですから人類は、いかにすればこの罪悪の世界を清算し、平和と自由と幸福があふれる真の愛の理想世界を創建できるかということを追求せざるを得ないのです。個人、家庭、氏族、民族、国家、世界のすべての構成員や指導者が一様に望んでいることも、平和と自由と幸福があふれる世界を実現することです。人類の歴史が始まって以来、数千年の間、このような夢と理想に向かって身もだえしてきましたが、いまだに人類が望む理想世界は実現していません。私はきょう、この問題に対する根本的な原因を皆様に明らかにしようと思います。併せて、私たち人類が何よりも願ってやまない理想世界を実現できる解答が何であるかを提示しようと思います。これは、人間の知識や思考の結果として生まれ出た内容ではありません。既に皆様がすべて御存じのように、私の夫、文鮮明牧師は、一生をかけてこの問題を解決するために献身してきました。私は、そのような夫に仕えて暮らしながら、その教えと神様と人類を愛するために実践躬行する生き方に、あまりに多くの感化と感動を受けました。夫に仕えて暮らしながら、真理に対する深い悟りを得、夫の人格と人生から絶えず感化と感動を受けたならば、それは世の中に広く知らせるべきでしょう。なぜならば、今日のこの世界が犯罪と闘争と退廃が荒れ狂う悪の世界になってしまった根本原因は、ほかならぬ夫と妻の根本的な関係の破綻と不和に起因しているからです。今日、この地上に人類が暮らしていますが、突き詰めれば、二人の人が暮らしているのです。男性と女性、すなわち夫と妻という二人の人が暮らしているということです。無数の人間が共に暮らしながら、あらゆる関係と問題を起こしていますが、そのすベての問題の核心は、男性と女性、この二人の間の関係と問題なのです。このように見るとき、私たちは、神様が人類の最初の先祖をこの地上に創造されるときにお立てになった、人間の男性と女性の行くべき天道が何だったのかを探らざるを得ません。三大祝福を下さった神様聖書の創世記の記録によれば、神様が天地を創造されたのち、最後に人間始祖である男性のアダムと女性のエバを創造され、彼らに三大祝福を下さると同時に、責任分担も下さいました。三大祝福とは、すなわち「生めよ、ふえよ、地に満ちよ、地を従わせよ。また海の魚と、空の鳥と、地に動くすべての生き物とを治めよ」というものでした。そして、彼ら二人の男性と女性に「善悪の実を取って食べてはならない!」という責任を一緒に下さったのです。これは、神様が人間とこの宇宙を創造された目的が何であるかを教えてくれる内容であると同時に、人生の根本を明らかにした内容でもあるのです。「生めよ」という祝福は、すべての人間は、地上に生まれ、完成した人格者として成長しなければならないことを意味します。完成した人格を備えた男性と女性が夫婦の関係を結び、子女を生んで育てる父母の道を行くようにしたことが、人生の二つ目の祝福です。そして、家庭を率いていく夫と妻、すなわち父親と母親がその道理を果たしながら、この世界をより便利で豊かな福地世界として建設し、地上天国を立てることが神様の創造目的なのです。この創造目的は、人間始祖が「善悪の実を取って食べてはならない」という神様の戒めを守ってこそ成就されるようになっていました。ところが、人間始祖であるアダムとエバは、完成した人間になる前、すなわち未成年の時期に神様の戒めを守ることができず、天使長の誘惑によって堕落し、全人類に悪の血統を受け継がせたのです。人類が抱えている不幸と悲劇皆様。神様が人間始祖アダムとエバに「取って食べてはならない」とおっしやった善悪の実とは何でしようか。それは木の実ではありません。それは正に、人間始祖が将来、夫と妻として結婚するときに実るその愛が未成熟な段階にあるときに、第三の存在によって誘惑されて不倫な性的関係が起きてはならないことを意味しているのです。実際にエデンの園には、アダムとエバ以外に第三者として天使長がいました。聖書では、エバを誘惑して不倫の罪を犯した天使長を、ルーシェルであると明らかにしています。これがまさしく人間始祖の堕落であり、人間世界に罪悪の根を下ろすようにした原罪なのです。したがって人間は、天地の大主宰者であられる父なる神様のみ前に不倫の罪を犯し、人間始祖の時から、不倫の愛で子孫を生む悪の世の中を築いてきました。個人、家庭、氏族、民族、国家、世界へと拡大した人間社会には、いつどこでも、この男性と女性の不倫関係による悪の血統が根を下ろし、それがこの世を地上地獄につくりあげ、犯罪と戦争と恐怖があふれる偽りの世界にしてしまいました。堕落した人間始祖アダムとエバは、人類の永遠の善の先祖として、真の父母の位置を確定しなければならなかったのですが、悪の血統を残した偽りの父母に転落してしまったのです。これが正に全人類が抱えている不幸と悲劇の第一原因なのです。この世界の全人類が真の父母を失い、偽りの父母の子孫になったこと以上に悲惨で憤慨すべきことがどこにあるでしょうか。人類の父母であられる神様としても、真の人類の始祖を立て、善の人類を生み殖やそうとしたのが創造目的でしたが、人間始祖の不倫の堕落によって全人類を罪悪の血統に転落してしまったので、その悲しみと苦痛はどれほど大きいでしょうか。原因を知ってこそ治療ができる疾病に苦しむ人を救うためには、その疾病の原因を探り出して治療しなければならないのと同じように、人間社会がこのような罪悪と不幸の苦痛から解放されるためには、この罪悪と不幸の根本原因を明らかにして治さなければなりません。その根本原因こそが人間始祖の堕落、すなわち原罪です。したがって、原罪という病気の原因を除去しなければ、人間世界から罪悪と不幸の根を抜き取ることはできないのです。どんなに多くの偉人や英雄、博士学士、政治家、哲人が現れて、法律や制度の改善、倫理道義教育などでこの世界を正そうとしても、人間堕落の原因、すなわち原罪を解明しなければ、それは不可能です。どんな薬を使っても効き目がありません。罪悪と不幸の根本の根が生きており、引き続き生えてくるからです。しかし、宗教では私たちに人間が堕落したという事実を教え、この堕落の内容を明らかにして人間を罪悪から完全に救援しようとされる神様の摂理を直接・間接的に教えてくれています。ですから、すべての宗教は、この罪悪世界を善の世界へと変化させ、救援する最も積極的な処方なのです。「宗教」という言葉は、すべての教育と教えの中で最高の教えであるという意味です。孔子、釈迦、イエス、ムハンマドのような四大聖人の教えをはじめとした各宗教の創始者たちの教えは、時代と環境を超越して人間の良心と道徳を守り、文化を発展させてきた原動力でした。したがってすべての宗教は、罪悪の世界を清算し、神様と人間が望む理想世界建設のために共に働く存在であり、協力者なのです。その中でも、神様の救援摂理が最も直接的に啓示されている経典が、正にユダヤ・キリスト教の聖書です。罪悪の血統を清算する復帰摂理聖書によれば、人類の歴史は、人間始祖アダムとエバが堕落し、偽りの父母となることによって喪失した神様の創造目的を再び回復しようとされる復帰摂理であることを知ることができます。偽りの父母になったアダムとエバに代わり、全人類を生み変えるために、メシヤ、すなわち真の父母が来られなければならないというのが、聖書でいうメシヤ思想の要点です。アダムは人類の真の父にならなければならず、エバは人類の真の母にならなければならないというのが、神様の創造本然の目的でした。この創造目的を再度原状回復するために、神様はアダムを再創造される摂理をせざるを得ないのです。これがまさしく、イスラエル選民を準備してイエス様を誕生させた摂理の骨子です。神様は、アダムとエバが堕落してサタンの血統を中心とした人類が生み殖えると、すぐに善と悪の血統を分立する役事を行われました。アダムの家庭で、神様の相対的立場にいる次子アベルと、サタンの相対的立場の長子カインを分立し、カインがアベルに自然屈伏するようにさせることによって、創造本然の秩序を原状回復しようとされたのですが、カインがアベルを殺害することによって、長い間にわたって善悪分立の闘争歴史が展開するようになったのです。ノア、アブラハム、イサクを経てヤコブの代になり、母リベカの協助により、双子の兄エサウを自然屈伏させることによって、ヤコブはイスラエル選民を立てる決定的役割を果たしました。ヤコブの息子ユダにより、その嫁タマルはぺレヅとゼラという双子の兄弟を身ごもりました。ペレヅは、タマルの腹中でゼラと争い、先に生まれようとするゼラを押しのけ、自分が先に生まれた息子です。善悪闘争である長子と次子の争いは、腹中で弟が兄に勝ち、長子として生まれる腹中復帰を成就させたのです。腹中復帰によって生まれたペレヅの血統を通じて約2000年後に誕生したお方が、メシヤとして来られたイエス様でした。イエス様を身ごもり、生むときには、母マリヤの命を懸けた冒険と精誠がありました。神様の救援摂理は、すなわち復帰摂理なので、サタンになったルーシェルの誘惑によって不倫な性関係を結んで堕落してしまった結果、人類に伝承された罪悪の血統を清算する、そのような復帰摂理を行わざるを得ませんでした。それが正に、カインとアベルからイエス様が誕生されるまでのイスラエル選民の歴史だったのです。したがってイエス様は、堕落によって偽りの父の立場に落ちたアダムを、善悪分立闘争の復帰路程を経て蕩減復帰した基台の上で、人類の真の父、すなわち第二の善の人類始祖として来られたのです。ですからイエス様は、その相対格であるエバの立場にいる女性を復帰して夫婦となり、子女を生み、万物を主管される位置まで進まなければならないのです。これがまさしくイエス様がメシヤとして来られた目的でした。アダムとエバを創造され、「生育せよ、繁殖せよ、万物世界を主管せよ」とおっしゃった神様の三大祝福を復帰するために、イエス様がメシヤとして来られたということです。イスラエル選民は、父として来られたお方をメシヤではないと不信し、十字架で処刑してしまいました。これはどれほど啞然とする親不孝であり、途方もない罪悪でしょうか。十字架で亡くなられたイエス様は、再びこの地上に来ると再臨を約束され、それと同時に「再び来るときは新郎として来るので、地上の人類は新婦の装いをして待たなければならない」という内容を語られました。ヨハネの黙示録第19章を見ると、そのイエス様の再臨は、地上に来られ「小羊の婚宴」をされると記録されています。これは正に、エデンの園のアダムとエバが堕落していない家庭を築くために、真の夫婦と真の父母の位置を復帰するという内容なのです。再臨のメシヤは韓国に来られるきょう、この女性大会に参加してくださった会員ならびに女性同志の皆様。私たちの家庭を破壊しようとするすべての性犯罪と不倫、退廃が蔓延するこの社会を、何をもって、またどのように正すことができるのでしょうか。もし、この性の問題を解決できなければ、人類社会はソドムとゴモラのような滅亡を自ら招いてしまうでしょう。既にこの審判の火は降り始めています。エイズという恐ろしい性病こそ、性道徳の紊乱に対する天の懲罰であり、警告です。イエス様は、この罪悪の世の終わりの日になれば再臨するとおっしゃいました。再び来られるイエス様は、人類の父として来られ、この世のすべての男性と女性が行くべき真の子女の道、真の夫婦の道、真の父母の道が何であるかを示してくださるはずです。そうしてこそ、人類の原罪によってもたらされた淫乱や退廃問題が根本的に解決されるようになります。これこそ、人類をこの罪悪世界から救援してくれる真の福音にほかなりません。人類が真の父母、真の夫婦、真の子女の道を喪失することによってもつれてしまった罪悪歴史を清算するその道を教えることが、メシヤ、救世主の使命です。私はきょうこの場を通して、私の夫、文鮮明総裁こそ、一生をかけて、このメシヤ、真の父母の道を開拓してこられた方であることを満天下に宣布いたします。皆様がよく御存じのとおり、私の夫、文鮮明総裁は、これまで悪の世の中の激しい迫害の中でも、神様の創造目的を明らかにし、人間始祖が犯した 原罪を究明することによって、人類の未来を開拓してこられた方です。私の夫、文総裁の教えである「統一原理」によれば、すべての宗教人が待ち望む教主たちの再臨理想、すなわち弥勒仏、真人、新しい孔子の再臨とイエス様の再臨思想は、一人のメシヤ、人類の真の父母の再臨によって実現するものであり、すべての宗教も連合、統一するようになっています。メシヤ、真の父母は、一部のキリスト教信徒たちが信じているように、2000年前に亡くなられたイエス様御自身が空中から雲に乗って再臨されるのではなく、イエス様の使命を相続した新たなお方がこの地上に誕生されるのです。その方の生まれる国は、我が国大韓民国であり、したがって人類の真の父母となられるメシヤは、驚くべきことに私たちと同じ言葉を使う韓国人として来られるのです。それでは、メシヤは、いつ再臨されるのでしょうか。「統一原理」によれば、この罪悪世界が終結する時が終末ですが、再臨されるメシヤは終末に来られるようになっています。一言で言うと終末は、第一次世界大戦が終わった1918年から2000年までの約80年の期間に該当します。この期間は、人類の真の父母であられる再臨主が韓国の地に誕生し、罪悪と戦争と闘争に満ちたこの世界を、自由と平和のあふれる善の理想世界にしていく、世界史的な転換時代に該当するのです。ですから、この時代は、個人、家庭、氏族、民族、国家、世界に至るすベての構成員の相互間で善と悪の対立と闘争が展開される大混乱の時代となるのです。人類はこの期間に第一次と第二次の世界大戦を経験し、第二次世界大戦後には、民主と共産の両陣営間の絶え間ない対決と闘争がありました。その間、韓国は40年の日帝植民地下、8・15解放と南北分断に続く6・25動乱の惨状を経験し、今日まで世界最後の分断国として残っています。南北統一は世界平和と統一の鍵韓半島の南と北は、人類始祖の堕落によりアベルとカインに分立されて堯かれた善悪の種が、世界的な実となって現れた結実体です。すなわち、北朝鮮の共産主義は、歴史上に現れたカイン型のすべての人生観と体制の世界的な結実体として、宗教的価値観を否定する無神論共産国家を形成したのであり、それは世界の共産陣営を縮小し、代表したものです。これとは反対に、韓国は、歴史上に現れたすべてのアベル型の人生観と体制の世界的な結実体として、宗教繁栄国家となり、自由世界を代表する国となっています。すなわち、全世界を善悪で分立し、善側として分立された韓国が、悪側として分立された北朝鮮と最後の対決の場を形成する全世界の縮小版が韓半島なのです。したがって、韓半島の南北統一こそが、世界平和と統一の鍵になるのです。ですから、韓半島の南北統一は、単純な政治的事件や課業ではありません。これは、神様の救援摂理歴史の最終目的である地上天国の復帰、すなわち共生、共栄、共義の理想世界を実現する関門となる摂理史的歴史性を帯びており、地上世界を経ていった数多くの霊人たちとも関係のある立体的な課業なのです。したがって、大韓民国の統一は、政治家だけで解決される問題ではありません。ですから、韓半島に絡み合っているこのような天のみ旨をよく知っている私の夫、文鮮明総裁は、皆様がよく御存じのように、1991年12月の初めに、七日間の北朝鮮訪問を決行し、北朝鮮の統治者金日成主席と会い、韓半島の統一問題に関連した天のみ旨である天命を通告しました。「『主体思想』では南北を統一することはできない。『神主義』と『頭翼思想』である『統一思想』によってこそ南北が平和的に統一され、全世界を主導する統一国家となる」と説破し、彼らの常套句となっている6・25北侵説に対しても、6・25は南侵であると正面から激しく反駁したのです。私は、夫に従って全世界を歴訪し、各国首班と数多く出会ってきましたが、先回の平壌訪問の時は、本当に悲壮な覚悟と深刻な決意をもたざるを得ませんでした。私たち夫婦は、ちょうど聖書に出てくるヤコブが、彼の命を奪おうとする兄エサウを千辛万苦の苦難と知恵と精誠で感動させ、最終的には彼の心を動かし、お互いが和解したように、この北朝鮮の金日成主席との談判を成功裏に成就させました。今や南北統一は政治家だけに任せるものではなく、神様が干渉されるものになったのです。私の夫、文総裁は、今も全世界的な基盤を動員して、神様のみ旨どおりに南北統一を成就し、淫乱と退廃のない理想的平和の世界を建設するために、昼夜を分かたず努力しています。満場の女性同志の皆様。きょう私が語ったメッセージは、私と私の夫に従っている統一教会員だけが信奉する内容ではありません。全世界160ヵ国以上の各界指導層の人士と数多くの青年男女がこの教えに従い、自由と平和のあふれる新しい統一の世界を創建するために汗水を流しています。世界各地で、大韓民国が人類の真の父母の来られた国として既にあがめられ始めており、韓国の言葉と文化を習い、礼儀作法を学ぶために我が国を訪ねてくる外国人たちが急速に増えています。統一世界を成し遂げる女性勇士とならなければならない「世界平和女性連合」は、性道徳の退廃、麻薬の拡散、淫乱で紊乱なあらゆる性関係によって私たちの家庭が脅かされているこの現実を救済するために、その根本的な処方をもって、去る4月10日、ソウル・オリンピック・メーンスタジアムで世界70ヵ国以上の代表と15万人の韓国の女性たちが集まって創設された世界的な女性機構です。私たちは、男性が女性を抑圧してきた堕落した社会風土とすべての淫乱、退廃により腐っていく人類社会の未来を救うために、これ以上待つことはできません。真の父母、真の夫婦、真の子女の道理を学び、実践するための私たちの行進は、最終的に「世界平和家庭連合」を結成し、五大洋六大州のこの地球星のどこ にも不倫と退廃が足を踏み入れることができないようにしなければなりません。そうして、人類がエデンの園で淫乱という原罪を犯して以来、今日まで苦痛を受けてきた悪の血統を清算した新世界を迎える準備を急がなければなりません。今までは、人類を滅ぼしてきた淫乱と不倫に対して、誰もが手をこまねいているだけでしたが、今やこの問題を完全無欠に解決する希望の新しい真理が、私たちの生きているこの時代に、我が国、韓国から出てきました。真の父母様によって明らかにされたこの新しい真理は、南北を統一し、平和の世界を建設する人類の灯火となるでしょう。私たちは、この新しい真理を知り、有史以来私たちを苦しめてきたこの罪悪の世界を終結させ、自由と平和と幸福のあふれる統一の世界を建設する女性勇士となるために総決起しましょう。真の母の道を行きましょう。真の妻の道を行きましょう。真の娘の道を行きましよう。どうもありがとうございました。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.04.28
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韓鶴子総裁御言選集 - 目次韓鶴子総裁御言選集 1巻 真の父母様を中心とした一つの世界 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任韓鶴子総裁御言選集 2巻 理想家庭と平和世界のモデル 第1部 真の愛運動と女性の役割 第2部 理想家庭と平和世界のモデル韓鶴子総裁御言選集 3巻 天一国と私たちの使命 第1部 平和世界に向かう道 第2部 神様と人類の希望 真の父母 第3部 天一国安着のための私たちの使命韓鶴子総裁御言選集 4巻 愛しき君よ 花咲かせたまえ 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任韓鶴子総裁御言選集2 - 理想家庭と平和世界のモデル第1部 真の愛運動と女性の役割5. 理想世界の主役となる女性*このみ言は、1992年5月11日から6月2日まで開催された「世界平和女性連合」韓国)21ヵ所市道大会で宣布されたものである。尊敬する内外の貴貧の皆様、ならびに「世界平和女性連合」会員の皆様。きょう、このように各界の女性指導者の皆様が満場の盛況を呈してくださる中で、世界平和のための私の所信の一端をお話しできますことを、この上ない光栄と存じます。きょう、私がお話し申し上げる題目は、「理想世界の主役となる女性」です。今日の時代は、正にイデオロギーの障壁や言語、文化の違い、また人種の葛藤を越え、一つの世界へと突入する重要な転換期を迎えています。私たちは、今やこの地上からあらゆる戦争と抑圧と搾取がなくなり、ただ真の自由と平和と繁栄の未来だけが約束されることを念願しているのです。これまで、私の夫である文鮮明総裁が主唱してきた「神主義」の理念は、過去の力だけに基づいた男性たちの激しい反対と迫害を克服し、脱冷戦時代の門を開く決定的な役割を果たしました。今後は、和解と協力を指向するこの歴史的な転換の時代に、私は「神主義」を基本とした永遠の平和世界を建設するための大原則を提示するに際し、未来の世界を開拓していくべき女性たちの目標とするために、文総裁が発表した「頭翼思想」を、いま一度皆様にお伝えしたいと思います。本来神様は、喜びを得るために、愛する相対を造られました。彫刻家は一つの作品を作るために、昼夜の別なく若さを燃やしながら全力を投入しますが、そのような心はいったいどこに由来するのでしようか。それは、喜びを味わうために愛の対象を創造された神様の心に似たのではないでしようか。存在世界を見ると鉱物界、植物界、動物界、そして人間世界までも、すべてペアになっていることが分かります。なぜ、すべてがペアで存在しているのか御存じですか。それは互いに作用するためなのです。鉱物界ではプラスイオンとマイナスイオンが作用します。元素同士でも、互いに近づけたからといってすべてが結合するわけではありません。相対的要因が合わなければ、神様であっても結合させることはできません。それとは逆に、互いに相対的要件が合うときは、神様も結合をやめさせることはできません。次元は低いのですが、このように鉱物界の作用も、愛の創造理想型のモデルになるように造られたのです。ですから、真の愛の本質を中心とするときには、神様の心情と人間の心情と万物、動物界までも互いに通じるようになっているのです。その境地に入れば、岩とも通じるのです。皆様がそのような境地に入ってみたことがないのが問題です。深い神秘の境地に入ると森羅万象のすべてが友になるのです。喜悦にあふれた愛の境地に入って自分が笑えば、すべての万物と神様までもが和動するのです。皆様。愛する夫、愛する妻がいらっしゃるでしよう。どれくらい愛していらっしゃいますか。愛する妻を、1000億ウオンのお金をあげるからと言われて、そのお金と取り替えますか。心から愛する夫を、天地のすべてをあげるからと言われて取り替える妻がいるでしようか。実は、男性は女性のために生まれ、女性は男性のために生まれたのです。すべてがために生きようとする真の愛のためなのです。男性と女性が陰陽の調和によって愛の理想を成就するために、神様がそのように創造したのです。真の男性と女性を通してこそ、統一された真の愛を見いだすことができるのであり、神様と人間も真の愛を中心として統一が成立するのです。結婚というものは、男性と女性の絶対価値である真の愛を横的に連結したのちに、神様の縦的絶対価値である真の愛によって占領されるのです。このように絶対者であられる神様は、真の愛を絶対価値の中心として最高の貴い位置に立てたのです。真の男性と真の女性と神様が真の愛を中心として完全に統一されるところに、私たちの人生観、宇宙観、神観など、あらゆる問題に対する解決の糸口を見いだすことができるのです。神様の真の愛は、投入してはまた投入し、与えてはまた与えて忘れる愛なのです。与えたという記憶が残っている限り、愛は無限に回ることはできません。愛は無限に運動するものなので、与えたことが記憶にとどまってはいけないのです。続けて与え、また与えても、記憶に残っていないがゆえに流れるのです。それでは、天地と引き換えることのできない価値のある愛を、誰が皆様に与えてくれたのでしようか。皆様の父母が与えてくれたのです。言い換えれば、根本に入ると神様が与えてくれたということです。神様はこの無限の価値をもつ愛を、父の立場で与えてくださりながらも、それをお忘れになります。その愛を受けた息子、娘たちが天を裏切るようなことがあったとしても、さらに与えようとされるがゆえに、そのような果てしない神様の愛のお陰で、きょう皆様もこの場に参加できるようになったのです。ですから、真の愛が行く道とは、施しを受けるための道ではなく、ために生き、犠牲となる道なのです。ですから、神様御自身も愛の相対を創造されるときは、神様御自身がために生きる立場に立たれて、御自身が所有しているすべてを100パーセント投入しては、さらに投入したいと思うのです。このような心をもち得る本然の中心存在が、天地を創造された神様なのです。ですから、真の愛は、ために生きることにおいても、100パーセント、1000パーセント、すべてを与えて真空状態になるのです。空気でいえば、絶対低気圧が生じると自動的に高気圧の循環運動が起こるのと同じことです。ですから、絶対的にために生きようとするところには無限の力が発動するのです。親愛なる「世界平和女性連合」の会員の皆様。「女は弱し、されど母は強し」という言葉があります。女性自体はこの上なくか弱い存在でも、女性が母として愛の主体的立場に立ったり、または妻や娘として愛の中心的役割を果たしたりするときには、女性はこの上なく強くなるのです。なぜならば、女性は母、あるいは妻や娘として愛の主体的立場に立って、100パーセント相手のために与えたならば、その空白を神様の愛が満たしてくれるからなのです。神様の愛の能力が発動し始めるのです。だからこそ女性だったとしても、神様に似て燃えるような愛の主体的立場に立つようになれば、その愛の能力は家庭を生かし、国を生かし、世界を生かす驚くべき力として現れるのです。柳寛順のような16歳(数ぇ)の少女が、国全体に独立運動の波を起こさせたことは、正に国を生かそうとする熱き愛国の衷情が起こした奇跡だったのです。神様も、このように人間に対し、ために生きて与える愛の主体的な立場に立たれ、与えてはまた与えようとなさる本性がその作用を続けることによって永存できるのです。ですから、真の愛の道には永生の論理が成立するのです。神様にとって真の愛の同伴者として造られた人間が、神様の願いどおりに成熟し、絶対不変である真の愛を神様から相続していたなら、人間世界には、根本的な統一の歴史が展開されるのであって、戦争や血を流すような悲惨な歴史はなかったはずです。真の愛を中心として心と体が一つになれば、皆様は神様御自身の愛の同伴者となり、永遠の対象になるのです。そればかりでなく、神様の永遠の愛を相続する人になるのです。愛の属性には、相続権があり、同居権があり、また同参(一緒に参加すること)権があります。たとえ愛する夫が大統領で、たとえ妻が小学校すら出ていなかったとしても、愛する夫婦の関係になれば、夫のものは妻のものとなり、昼夜の別なくいつでも同居できることはもちろん、同参する権限もあるのです。愛にはこのように相続権、同居権、同参権という偉大な3大属性があるので、神様の絶対的な愛、不変的な真の愛と一致した立場に立つようになれば、神様のいらっしゃる所に私たちも加担することができ、いつでも同居、同参できる権限をもつようになるのです。そうなれば、目を閉じなくても神様を見ることができるようになり、涙を流すようになるのです。神様の悲痛な心情を体恤した人は、道を歩いていても立ち止まって痛哭するような体恤の世界があるのです。堕落したこの世の中ですら、母の愛は、もし我が子がよその地で不慮の事故に遭えば、直感で分かるような場合がたくさんあります。寝ていても名前を呼び、大声を上げて目覚めるのです。もし、神様の本質的な真の愛、千年、万年をために生きては、さらにまたために生きようという、そのような真の愛を自分自身の心と体に100パーセン卜吸収できる内容をもつようになるとき、心には神様の真の愛の根が生え、神様の感じるすべてのことに通じるようになり、体は自動的にそこに共鳴するようになるのです。心の世界の真の愛を中心として共鳴体になるように創造されたのが体なので、心と体の統一世界を成し遂げるためには、神様の本質的な真の愛を回復しなければならないという課題が残っていることを知らなければなりません。このような真の愛に共鳴する論理を中心として見ると、私たち人間がそこに一体化して共同一体圏に入れば、「神様の生命が私の生命であり、神様の血統が私の血統であり、神様の所有である被造世界が私の被造世界である」と言うことができるのです。したがって、天下を抱く父母の心をもって、天国に入籍するようになるのです。それでは、愛が先でしょうか、生命が先でしょうか。それは愛が先なのです。人間の生命は愛によって、愛の理想を中心として宿るものなので、人間の生命の本質は正に愛なのです。ですから、愛を本質として生まれた生命は、ために生きるのが天理であり、また人間は、生まれた時から他のために生まれたと言えるのです。「私は自分だけのために生まれた」、「すべてが私だけのために存在しなければならない」ということであれば、決して愛の概念は成立しません。相手のために与え、他のために犠牲になろうとするところから、愛は誘発され始めるのです。家庭のために犠牲になれる人は、家庭の愛を誘発させることができるのです。他のために犠牲になれば、すべてを失うかのように思えますが、それは全く反対です。むしろ愛の主体となり、すべての主人となるだけではなく、さらに高い次元に飛躍するようになるのです。級友たちのために犠牲になり、奉仕する人は、そのクラスの委員長になるのであり、村のために犠牲になる人は、その村の指導者になるのです。ひいては国のために犠牲になり、奉仕する人は、その国の主人になるのです。愛というのは、より大きなもののために犠牲になればなるほど、その愛の等級が高まっていくのが原理です。より大きなもののために犠牲になれば、それに吸収されていくのではなく、その大きなものの中心の場に立って新しい次元を迎えるようになるのです。キリスト教がイエス様の復活によって出発できたのも、他のために犠牲になりなさいと教えているからなのです。イエス様はゲツセマネの園で、「わたしの思いのままにではなく、みこころのままになさって下さい」(マタィ26:39)と祈祷され、罪なく死んでいく十字架上においてさえも、自分を槍で刺すローマ兵に対しても、「父よ、彼らをおゆるしください。彼らは何をしているのか、わからずにいるのです」(ルカ23:34)と神様に切願したのです。これが正に神様のようにために生き、犠牲となって生きる生涯の標本であり、復活の歴史をつくり出す起源となり、キリスト教の核心的伝統思想にならなければならなかったのです。他のために命までも捧げ、犠牲になるとき、さらに高い次元の命を得るようになるのです。親愛なる女性連合の会員の皆様。私は1991年11月30日、夫と共に北朝鮮を訪問し、金日成主席や他の多くの指導者たちと会ったことも、考えてみれば命懸けの冒険でした。皆様もよく御存じのように、文鮮明総裁は、彼ら北朝鮮の指導者たちが最も怨讐視してきた宗教指導者であり、「国際勝共連合」の指導者だったがゆえに、彼らは私の夫を葬り去ろうと国内外においてあらゆる工作をしていました。そのようなところに、ただ神様だけを頼りに北朝鮮に入っていき、「『主体思想』では統一できない。『神主義』でのみ統一は可能である」と主張できたのは、ただただ心から彼らを生かしたい、ために生きたいと思う真の愛の心があったからです。それにまた、祖国統一の門を開くためならば、いかなる犠牲も甘受しようという、殉教者の精神をもっていたからなのです。「生きんとする者は死に、死なんとする者は生きん」という言葉を実践されたのです。真の愛こそ、地獄までも占領できる土台となるのです。皆様が真の愛を所有するようになれば、すべての悲しみや苦痛も、真の愛の中では喜びに昇華されます。言い換えれば、この個人的な権力、知識、財力などをもって主張するそれ以上の絶対的権限として残したいと思うものが、人間の本性の欲求である真の愛なのです。このような観点から見ると歴史を通じて、人間を救おうとされる神様の戦略戦術と、これに反対しようとする悪魔の戦略戦術は正反対に行われてきました。神様の戦略戦術は打たれて取り戻してくる作戦であるのに対して、サタンは先に打って奪われていくのです。第一次、第二次、第三次世界大戦を考えてみてください。先に打ったほうが減んでいきました。しかし、神様は、裏切られ、奪われたからといって、その人の命を奪って取り戻してくるわけではありません。神様は宇宙の主人として堂々と現れ、打って取り戻してくる能力をもちながらも、打たれてあげるのです。父母は犠牲になることによって、不孝者を悔い改めさせる道を行くのです。神様は、天理の公道を立てるために自らサタンを訪ねていき、主人が来たらああしなさい、こうしなさいと教えてくださるのです。しかし、歴史的に見ると、教えて導こうとして行った主人が、むしろ打たれたのです。しかし、打たれたのちはどうなるか御存じですか。孔子も多くの迫害を受けました。イエス様は、ローマ帝国に、罪人として命を奪われました。みな歴史が過ぎたのちに、聖人の名がつけられたのです。在世中に聖人になった人はどこにいるでしようか。このように、彼らは、その当時においては悲惨に死んでいきましたが、歴史の時代を経ながら、少しずつ上がっていくのです。打たれたことへの損害賠償を請求するのに、10年、20年で終わらせてほしいとは言いません。期間が延びれば延びるほど、世界を完全に占領するようになるのです。数千年の間、耐えに耐えて、損害賠償額をすべて計算してみると、銀行に預金したお金に利子がどんどんと付いて、のちにはその銀行まで買い取っても余りあるお金になるのです。神様は待ちながら訪ねてこられる方です。打たれて取り戻してくる戦略戦術を取られる方なのです。悪なる世の中が全面的に迫害して破壊するなら、天運が助けてくれて、すべてを越えさせ、跳躍させてくれるということなのです。神様は私と夫にも、そのような多くの体験をさせてくださいました。迫害を受けるというのは、怨讐の所有権を相続する、また一つの秘法なのです。このようにして神様から愛される人は、常に天運の保護を受けるのです。殺してしまいたいような怨讐がいても、神様はなぜ罰を与えないのかというと、それでもその人を愛する父母や妻、息子、娘がいることを御存じだからです。神様も涙の谷間を越えてこられたお方であるがゆえに、その怨讐を誰よりも愛する父母や妻、そして子女たちの心情を体恤されるとき、むち打つことができないのです。そのような神様の心情を本当に感じるようになれば、怨讐を打つことができるでしょうか。それを思うと、逆に怨讐を助けてあげなければならないのです。そうしてこそ、天理の大道である愛を中心として、一つに抱こうとするその大道の前に私たちは近づくようになり、そこに天地が振動しながら、神様も涙を流すようになるのです。神様も御自身に似たと喜ばれるのです。このような立場で見つめられる神様であるがゆえに、「怨讐を愛しなさい」という言葉が理解できるのです。そのような力が生まれるところは、知識でもなく、お金でもありません。権力でもありません。真の愛のみにあるのです。ですから、皆様は愛する息子、娘、父母のために、南北が敵視するその峠を越え、ために生き、犠牲となる真の愛をもって統一を願わなければなりません。私たちが願う南北統一は、あくまでも怨讐さえも愛する、ために生き、犠牲となる真の愛の精神によってのみ可能です。父母が子女の面倒を見るように、兄弟同士がいたわり合うように、北朝鮮の同胞の痛みを自分の痛みとして分かち合い、神様の変わることのない真の愛の中で共に会えるようにしなければなりません。真の愛を中心として、神様とアダムとエバが互いに会い定着できる交差点は、90度を形成するのです。なぜならば、神様と人間を縦的に連結する真の愛の道は、最短距離である垂直以外になく、完成したアダムとエバを夫婦として連結する真の愛の道は、横的で水平なので、正にこの垂直と水平が出会う点は、自動的に90度の角度になるのです。そして、この点は絶対的な価値をもった位置として、ただ一つしかない真の愛を結ぶ中心点であり、モデルとなる点なのです。しかし、アダムとエバが成熟する前に、天使長のゆえにこの角度がねじれてしまったのですが、これが正に堕落なのです。大工が家を建てるとき、水平を先に見るでしょうか、垂直を先に見るでしょうか。水平を先に見るとすれば、それは既に垂直を認めているのです。同じように、「女性」という言葉も、男性が先にあってこそ出てくる言葉なのです。また「男性」という言葉も、女性を先有(前提)条件として出てくる言葉です。「上」という言葉は「下」を考え、「右」という言葉は「左」を先に認めて語る言葉なのです。したがって、「横的」という言葉は、「縦的」という言葉を前提としなければなりません。このように先有存在圏を認めるということは、ために存在する相対圏を認めることであり、ここにおいて真の愛は、相対のために生きようとする目的をもって成立するものなのです。それならば、神様と本然のアダム、エバはどこで出会うのでしょうか。神様の愛と真の父母の愛、神様の生命と真の父母の生命、神様の血統と真の父母の血統が結合する所は、垂直と水平を連結した90度の角度以外にありません。この点が真の愛を成立させる公式点なのです。神様は縦的な真の愛の父母であられ、アダムとエバは横的な真の愛を中心とした父母なので、このような二つの父母の愛と生命と血統を受け継いで生まれた自分の心は縦的な「私」となり、体は横的な「私」となるのであり、この縦的な「私」と横的な「私」が統一体になるとき、人間は永遠な神様の「真の愛の同伴者」となるのです。神様は真の愛と真の生命と真の血統をもっていらっしゃり、私たちもそこから出てきたので、私たちの中にも真の愛があり、真の生命があり、真の血統がなければならないのです。人間は、神様の真の愛を中心として父子一体の関係をもって生まれたので、神様の心と体が真の愛によって自然に統一されているように、私たち人間の心と体も真の愛によって自然に統一されなければならなかったのです。(※1992年のお母様の講演文からも「天の父母様」のことが既に語られていたものでした。「夜の神様、昼の神様」の結婚式です。)ところが、サタンの愛と生命と血統を受け継いだ堕落人間は、サタン側の体と神側の心を分ける一線に立って、絶えず闘っているのです。このように今日、「私」を中心とした愛は、心ではなく体と関係があります。この体が悪魔の舞踏場になってしまったというのです。悪魔の錨綱が掛けられた杭のようになってしまいました。心は天に代わるプラスの位置にあるのですが、体がまた別のプラスになり、心をもてあそんでいるのです。これを是正しなければならない道が、私たちの生涯にわたる義務なのです。これを御存じであられる神様が、修理工場としてつくったのが宗教です。ですから、宗教は断食や犠牲、奉仕をすることによって、体を心に屈服させる教育をするのです。言い換えれば、体の欲望を弱化させ、心がすることに従えるように、3年から5年以上かけて、習慣性を伝授するためのものが信仰生活なのです。また、絶えず祈祷することを強調します。神様は縦的な立場にのみいらっしゃるので、心が通じなければ活動ができないお方です。サタンはあらゆる所で活動しています。360度いつでも活動できるので、サタンの活動に負けるようになっているのです。心は垂直の位置にあるので、一つです。垂直は横的基盤ではないので、横的基盤に出ていくことはできません。そのため、心は環境に引っ張られやすいので、垂直の立場において精誠を尽くして祈祷し、3倍、4倍の強い力を心に受け、体を自由に制御し、3年から5年かけてそのような習慣を身につけなければならないのです。この二つの方法以外に修理できる道はありません。そのような修養を行う宗教の門を通過しなければ、本郷の人間の道を見いだすことはできないのです。哲学の道、知識の道、良心の道だけではできないのです。縦的な心と横的な体が一つにならなければなりません。ところで、人間の心と体が神様の理想と一つにならないようにした、その堕落の起源は何でしょうか。聖書には、善悪の実を取って食べたからだとあります。それでは、その善悪の実を取って食べたあと、どこを隠しましたか。口を隠しましたか、手を隠しましたか。違います!下半身を隠したのです。ですから、サタンを中心として結婚をしたのです。これが悪の血統を繁殖する起源になったのです。しかし、考えてみると、人間にとって真の愛と真の生命と真の血統の根源値は、正に愛の器官です。堕落によって、この神聖であるべき愛の器官が、天理を破壊した凶悪な宮殿になってしまいました。悪の本拠地になってしまったのです。ここに偽りの愛、偽りの生命、偽りの血統が植えられてしまったというのです。10代の未成熟な時に、人間始祖アダムとエバが堕落しました。そのようにして悪を植えつけたので、歴史的に人間の世界に悪の血統が広がっていったのです。したがって終末の収穫期になれば、全世界的に青少年たちが、アダムとエバのように愛の倫理を破壊し、退廃的な風潮へと流れていくのです。このような現象を見ながら、サタンの全権時代がこの地上に到来したことを知らなければなりません。そしてこの時こそ、神様が鉄槌を下す審判の日になるのです。歴史的に見ると、神様のみ前に淫乱の都市や淫乱の国は滅びました。ソドムとゴモラが硫黄の火によって焼かれたのも、ローマが減んだのも、他の理由で滅んだのではありません。法度を守れずに淫乱に陥り、減んでいったのです。アメリカ、ヨーロッパ、日本など、今日の世界の先進諸国を見てください。東西、四方に広がるフリーセックスと淫乱の波を誰が防ぐことができるでしようか。乱れた愛だけでは物足らず、末梢神経を刺激する享楽主義、麻薬や覚醒剤を求める無頼漢の世界になりつつあるのです。それはすべて、肉体が死へと引っ張っていく道なのです。決して心の願う道ではありません。心は手を上げて痛哭しているのです。天理大道において人間を本然の始発地である神様の懐へと導いていくべき良心の使命と召命は、すべて失敗してしまったのです。誰かが現れて、世界人類をこのような堕落の環境から救いの道に導かなければなりません。堕落してサタン側に立った人類は、野生のオリーブの木に例えることができます。その中でも、神様が分立させて探し出した人類は宗教圏ですが、それは神様の所有権の中にある野生のオリーブです。ですから、神様が自由に主管できるのです。再臨主が来られれば、一遍に切って接ぎ木しやすいように準備してきたのです。そうして、野生のオリーブが真のオリーブとなり、本然の状態に返っていくのです。ですから、宗教を信じる人も、本来の真の父を探さなければなりません。なぜなら、彼らは本来の真の父の生命の種を受けずに生まれたからです。言い換えれば、本来の真の愛を中心として、神様の血統に連結した真の息子、娘としての一体理想を果たせなかったのです。ですからメシヤが来なければならないのです。皆様。メシヤとは何か御存じですか。メシヤは、真の父母として来られ、偽りの父母から生まれることによって植えつけられた偽りの根を取り除き、本然の形態を復帰し、サタンを追放し、皆が歓迎する自由解放の天国世界を創建しなければならない、そのような重大な責任をもって来られるお方なのです。皆様。皆様が神様の愛、神様の生命、神様の血統を、そして真の父母の愛と真の父母の生命と真の父母の血統を受け継いだ息子、娘になれば、神様のように、皆様にも心と体が闘うことのない真の統一の起源が生まれるでしょう。そして、「私」の心と体が統一されたところから、永遠の平和の世界は出発するのです。尊敬する「世界平和女性連合」の会員の皆様。私たちは、父母の心情を抱き、僕の体の道理を果たしましょう。私たちの汗は地のために、涙は人類のために、血は天のために流しながら、天地創造の大いなる主人でいらっしゃる私たちの父母の恨を解放し、一つの平和世界を建設する十字架を負い、救世の道へと前進しましょう。私たちの目的地は世界の果てですが、私たちの出発点は、正に自分の心と体が真の愛を中心として一つになるところから始まらなければならないという事実を忘れないでください。そして、自らの家庭が永遠の幸福と真の愛の定着地になるときに初めて、私たちが願う理想の国、理想の世界が結実することを肝に銘じなければなりません。私たちの「世界平和女性連合」の運動は、遠からず世界万民が参加する「世界平和家庭連合」の運動に昇華、発展し、五色人種(すべての人種)が永生を謳歌しながら、子々孫々がために生きてはさらにために生き、与えんとする真の愛の世界を建設するでしょう。この歴史的な聖業に私たちは決起し、先頭に立つことを誓いましょう。皆様と皆様の御家庭に神様の祝福が共にあることを祈りながら、私のお話を終わります。ありがとうございました。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ 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2020.04.27
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韓鶴子総裁御言選集 - 目次韓鶴子総裁御言選集 1巻 真の父母様を中心とした一つの世界 韓鶴子総裁御言選集 2巻 理想家庭と平和世界のモデル 第1部 真の愛運動と女性の役割 第2部 理想家庭と平和世界のモデル韓鶴子総裁御言選集 3巻 天一国と私たちの使命 第1部 平和世界に向かう道 第2部 神様と人類の希望 真の父母 第3部 天一国安着のための私たちの使命韓鶴子総裁御言選集 4巻 愛しき君よ 花咲かせたまえ韓鶴子総裁御言選集2 - 理想家庭と平和世界のモデル第1部 真の愛運動と女性の役割4.世界の統一と人類の責任*このみ言は、1992年4月10日、韓国ソウルのオリンピック・メーンスタジアムで開催された「世界平和女性連合」創設大会および「アジア平和女性連合」ソウル大会で宣布されたものである。貴賓の皆様、世界各国から韓国を訪ねてこられた「世界平和女性連合」70数ヵ国の代表の皆様、各界の女性指導者ならびに満場の会員の皆様。きょう私は、「世界平和女性連合」創設および「アジア平和女性連合」ソウル大会に、このように満場の盛況を呈してくださることによって、平和世界実現のための女性連合の決意を高め、その壮途を祝福してくださる皆様に心からの感謝を捧げます。女性たちが中心となって、このように多くの女性が一堂に会するのは初めてのことだと思います。この日を契機として、世界の女性たちが、その高貴な本然の役割を自覚し、平和と幸福と自由のあふれる理想世界を創建する道が開かれることを確信しながら、「世界の統一と人類の責任」と題してお話ししたいと思います。昨年(1991年)の11月30日、私は、夫の文鮮明総裁と共に北朝鮮を訪問しました。1週間、北朝鮮に滞在しながら、金日成主席をはじめとする各界の指導者たちに会い、様々な場所を見て回りました。一般には知られていませんが、夜を明かしながら祖国統一のために精誠を尽くし、また天運と現実の世界を合わせるために血のにじむ努力をする夫を、私はこれまで間近で見守ってきました。考えてみてください!今回の北朝鮮訪問は命を懸けた冒険といえないでしょうか。皆様もよく御存じのように、文総裁は共産主義者たちの最も嫌う宗教創始者であると同時に、世界一の勝共指導者です。北朝鮮は思想的にどれほど統制された所でしようか。北朝鮮の指導者たちは文総裁を一番の怨讐と定め、全世界に悪意に満ちた数々の宣伝をしてきたではありませんか。そのような地に、文総裁は神様だけを頼りに入っていき、最高指導者に天命を説き、「『主体思想』では統一できない。『神主義』で統一しよう」と提議したのです。私たちの北朝鮮訪問は、共同投資や事業を目的としたものではありませんでした。何らかの計略を抱いて行ったわけでもありません。故郷訪問や親戚との再会が目的ではありませんでした。摂理のみ旨に従って、心から与え、尽くしたいと思う神様の心、真の愛を抱き、天命を証して諭し、北朝鮮の指導者たちの心の扉を開き、真の統一への突破口を開くためでした。夫は、北朝鮮に滞在する間、最高の国賓としての礼遇を受けましたが、一晩たりとも楽に休むことはできませんでした。切なる祈祷で天運を連結し、神様のみ前に統一のための条件を立てながら夜を明かしました。韓半島の統一は、政治協議や経済交流だけでは成し遂げられません。天運と共に神様の真の愛によってのみ、統一は成し遂げられるのです。統一は神様の摂理と直結しており、また世界の統一を成し遂げるための必須段階だからです。世界各国からお集まりになった女性連合会員の皆様。私はこの歴史的な場で、儀礼的な挨拶をしようとは思いません。過去と現在、そして未来の意味を歴史の前に宣布する話を語ろうと思います。きょう、私が宣布するメッセージは、周辺でよく耳にするありきたりな内容ではありません。今日の女性たちが必ず知らなければならない天の秘密を明かす内容です。今日、現世は病み、死に向かううめき声で満ちており、このような環境は、過去はもちろん、未来においても、そうならざるを得ないというのが歴史的事実です。それは、人類始祖の失楽園が原因です。すなわち、私たちの始祖が重病にかかったという意味であり、宗教的な用語を借りるならば「堕落した」ということです。このように堕落によって病にかかり、人類歴史は病魔とサタンを中心として出発したのです。神様が願われた創造理想に相反する悪の主人サタンと悪の子女になったアダムとエバが結婚し、悪の先祖として出発したことは、人類歴史の悲運でした。こうして人類はサタンの愛、サタンの生命、サタンの血統を受け継がざるを得なくなったのです。本来、夫婦が合徳できる愛の器官は、真の愛の本宮であり、真の生命の本宮であり、真の血統の本宮でした。愛は、夫婦の生命を激しく動かし、その夫婦が一体化して愛で合徳することによって、血統を継ぐ子女を繁殖するようになっています。生命の中心は愛であり、血統は、夫婦の愛と生命によってつながるのです。愛と生命と血統を連結しなければ、歴史はつながりません。堕落以降、人類は、サタンの愛、サタンの生命、サタンの血統権の捕虜になっているのです。アダムとエバは、偽りの愛、偽りの生命、偽りの血統を青少年期に蒔いたので、「終わりの日」である終末の時代が来ると、青少年の淪落問題が全世界的に起こるようになるのです。今が正にその時です。サタンは堕落した愛の条件を中心として、神様の本然の真の愛の世界を永遠に滅ぼす舞踏場をつくりました。サタンは、性解放、青少年の倫理と麻薬問題などによって家庭破綻と伝統の打破を計り、現世を地上地獄にしてしまいました。したがって、真の男性、真の女性、真の兄弟、真の夫婦、真の父母、真の社会、真の国家、真の世界は、夢にも考えることができなくなったのです。人類は、サタンという存在ゆえに、このような罪悪の世界をつくるようになったことをはっきりと知り、その根源と堕落の起源を明らかにしなければなりません。人類は、サタンとアダムとエバが三位一体になったことを暴露し、創造理想である神様とアダムとエバの三位一体を回復しなければならないことを悟らなければなりません。この世界的な難題の解決のためには、サタンが犯した罪と人類始祖が犯した罪の根本をはっきりと知って、彼らを讒訴する証言者が必要です。神様とサタンは、堕落に対する内容を知っていましたが、アダムは未成年者だったのでよく分かりませんでした。しかし、「終わりの日」に、復帰されたアダム完成者が来れば、これをはっきりと明かすようになるでしょう。そのお方は歴史的なサタンの罪状を明らかにし、サタンを追放できる時代をもたらすでしょう。その時、初めて人類は希望と平和、幸福と自由の転換時代を迎えるようになるのです。人類は、偽りの父母であるサタンを中心とした偽りの愛と偽りの生命と偽りの血統を清算するために、接ぎ木の方法を通して、野生のオリーブの木を真のオリーブの木に戻さなければなりません。すなわち、人類は、神様と真の父母様に接ぎ木され、真の愛と真の生命と真の血統を取り戻し、地上天国と天上天国を実現しなければならないのです。これが、救援摂理、復帰摂理、再創造摂理の目的となるのです。このように真の父母の顕現は、途方もない歴史的な重大事件なのです。真の父母様は、人類歴史の終結であり、結実体であり、また人類文化の完成であり、宗教歴史と哲学史の勝利なのです。それでは、真の父母の顕現に先立ち、蕩減復帰と再創造路程が必然的なものなので、その路程がどれほどつらく、大変な歴史路程だったかを詳しく見ることにしましょう。それを知るようになれば、私たちの責任がどれほど重要であるかが分かるからです。聖書に立脚した歴史路程は、命には命、目には目、歯には歯で蕩減される路程でした。堕落の責任は、サタンを中心として、エバから始まり、アダムに移りました。すなわち、偽りの生命の種を受けたエバの立場からすれば、神様に代わってサタンが父の位置でエバと一体となって、アダムを生んだ立場となり堕落がなされました。こうしてエバは、天使長とアダムを各々父と息子のような立場に立てて堕落したので、蕩減復帰路程で探し立てられた神様のみ旨にかなう血統を受け継いでいこうとしなければなりません。聖書を研究してみると、私たちには到底理解できない摂理歴史が秘められていることが分かります。エバは本来、天の父とその息子であるアダムと一体にならなければならない立場でしたが、堕落して逆に天使長と一体化して、次にアダムをも堕落させて、彼をサタンの立場に立ててしまいました。これを逆に蕩減復帰するために、たとえ堕落したとはいえ、永遠性をもって創造された原理的な基準のあるアダムの家庭から摂理をされました。したがって、サタンがエバを奪った最初の愛の象徴であるカインをサタン側に立て、本来エバの夫となる立場にあったアダムとの2番目の愛の象徴として生まれたアベルを天の側に立て、善悪闘争の歴史を通して根本的な蕩減復帰路程を展開してきたのです。サタンの占有する長子権を天の側の次子権が復帰して占有しようとするので、次子を祝福してあげなければならない歴史が現れるようになるのです。例えば、カインとアベルが同時に供え物を捧げたときも、神様はカインの供え物は受けず、アベルの供え物だけを受けられましたが、その理由は正に、次子が天の側に立っていたからでした。カインが自分の供え物を、アベルを通して捧げていたなら、神様、アダム、天使長の本来の秩序を形成して復帰することができたはずでしたが、カインがアベルの命を奪うことにより、天はセツを立てて摂理を継承させました。このように、カインとアベルが別々に生まれた兄弟としてみ旨を成就できなかったので、母の腹中にまで戻っていく歴史が展開するのです。双子であるエサウとヤコブの兄弟が母リベカの腹中で闘うので、リベカが不思議に思って神様に尋ねると、「二つの国民があなたの胎内にあり、……兄は弟に仕えるであろう」(創世記25:23)とおっしゃいました。その時からリベカは次子として生まれたヤコブに、より関心をもつようになったのです。先に生まれたエサウから、次子のヤコブを通して長子権を蕩減復帰させるために、リベカはエバの立場に立って責任を果たさなければならなかったのです。出エジプトの時、イスラエルを中心としてエジプトの長子を打ったことも、ヤコブがヨセフの息子マナセとエフライムの手を交差して祝福したこと(創世記第48章)も、長子権と次子権を入れ替えるための、天の隠されたみ旨があったからなのです。エバが、父である神様とその息子であるアダムをだまして堕落したので、リベカは反対に天の側に立って、父イサクとその息子エサウをだまし、ヤコブが祝福を成就できるように母子協助したのです。ですから、ヤコブは長子権を取り戻し、母子協助の基盤の上に勝利したイスラエル選民を出発させることができたのであり、天の側の長子権、次子権を条件的に得て、勝利的選民編成を成し遂げることができたのです。しかし、ヤコブが長子権を獲得したのは40歳以降のことだったので、依然として40歳以前の圏内は、サタンから勝利したという条件を探し立てることができませんでした。したがって、歴史は再び、ユダの嫁タマルを通して腹中で分別の勝利を得るために、もともと弟であるはずだったペレヅが、腹中において双子の兄ゼラを押しのけ、先に兄として生まれたのです。このように押しのけて出てきたという意味でペレヅと名づけられたのです。有史以来、母の腹中に植えつけられたサタンの血統を神側に復帰し、腹中で長子権と次子権を天の側が取り戻し、本然の血統権を探し立てるようになり、その基盤の上にユダ支派を通してメシヤ誕生の基盤を築くことができるようになったのです。タマルという女性もまた、エバの立場を清算するために舅と息子を否定する立場をとり、蕩減条件を立てました。タマルによる胎中聖別によって、真の血統がサタンの讒訴なしに天の子女として懐胎、出産できる蕩減条件が確立したのです。腹中勝利を収めたこの基準は、続いてイスラエル民族とユダヤ教の子孫たちへと引き継がれ、真の父母であるメシヤを送ることができる時を待たなければなりませんでした。なぜならば、サタン側では既に世界的国家が立てられていたので、イスラエル民族もこれに相応する国家的版図を形成したのちにメシヤを送り、世界の国々を蕩減するためでした。神様が約2000年間待ち続けて、国家基準の上でエバのような立場の女性を再び探し立てて摂理されたのが、マリヤを通した摂理です。リベカやタマルはアダム再創造過程において召命を受けた重要な革命的女性でした。アダムとエバが約婚段階にあったように、約婚段階にあったマリヤも、死を覚悟して絶対的に神様と一体となり、父子を欺いた立場で蕩減復帰歴史を完遂した烈女でした。そうして懐胎したイエス様に対してサタンは、マリヤの腹中にいる時から血統的にいかなる讒訴もできませんでした。このように勝利した女性の体から生まれたイエス様は、神様だけが取ることのできる初愛の実となり、有史以来、初のひとり子として誕生したのです。このような血統聖別の過程を通して生まれた聖者はイエス様しかいないので、イエス様を聖者の中の聖者と呼ぶのです。したがって、キリスト教文化圏は世界的に大きく拡張し、神様は第二次世界大戦の勝利とともに、キリスト教文化圏を通して世界統一のみ旨を果たそうとされたのです。第二次世界大戦を摂理的に見ると、堕落によってサタン側のカインと神側のアベルに分かれました。神側の世界国家次元で結実したエバ国家である島国イギリスと、そこから生まれた次子権のアベル国家であるアメリカ、長子権のカイン国家であるフランスが連合国を形成し、アメリカは世界の連合国を代表した位置に立つようになりました。これに対抗して、サタン側のエバ国家である日本、サタン側のアダム国家であるドイツ、そしてサタン側の天使長国家であるイタリアが枢軸国を形成しました。神様は天の側である連合国が枢軸国と対決し、サタン側に完全勝利した基盤の上に統一世界を探し立てようとされました。ここで、神様の真の愛を携えてきたアダムである真の父母が中心となり、偽りの父母の種を受けた人類を一度に清算し、真の父母の本源的真の愛、真の生命、真の血統を連結して、新しい真の人間の種を継承することを、神様は願われました。しかし、来られる真の父母は、キリスト教から反対を受けることによって荒野へと追い出され、結果的にイスラエルの4000年の歴史を通して築いた蕩減の道を再び失ったことになり、真の父母は1代で40年再蕩減路程を通して完結しなければならなかったのです。来られる再臨主は第三次アダムとして来られる方であり、天界の真理をもって来られ、サタン側の個人、家庭、国家、世界路程によって蕩減し、アダムの失敗とイエス様が成し得なかった使命を完全蕩減復帰することによって、統一世界を創建するのです。このように第三次アダムは、第一のアダムが家庭基準で堕落したことを国家基準で蕩減復帰し、さらには世界全体を蕩減復帰して勝利しなければなりません。統一教会の創始者である文鮮明牧師とその妻である私は、真の父母の立場で、歴史的なサタン側の讒訴条件をすべて背負い、子女たちの解放のために、神様と一体となって苦難の世界的蕩減の道を歩んできました。真の父母は、イエス様とは反対に、ゴルゴタの峠を生きて越えなければならない歴史的召命を担い、運命的な開拓者の道を歩まなければなりませんでした。アベル的なユダヤ教とカイン的なイスラエル国家が一つとなってイエス様をお迎えしていれば、心身分立型として展開していた世界版図は、イエス様を中心として統一圏として結ばれていたはずであり、その基盤の上にイスラエルは、イエス様の真の愛を中心として接ぎ木され、新たに生まれた世界的長子権国家となっていたはずでした。ところが、その当時、選民圏を誇っていたイスラエルは、メシヤとして来られたイエス様を中心として全世界を救おうとされた神様のみ旨を知ることができなかったのです。彼らは、「メシヤが来れば、全世界がイスラエル王国をあがめ、そこに仕えるようになる」ということだけを信じたのであって、「神様のみ旨は、個人や家庭、国家の救援のみに限られたものではなく、世界の復帰にある」ことを悟ることができませんでした。今日のキリスト教も同じ立場に立っています。神様は、イエス様が30年余りの生涯をかけて心血を注ぎ、成就できなかった国家の復帰の使命を、20世紀に入り、キリスト教の中心国になったアメリ力を第2のイスラエル圏として立てて完成しようとされたのです。また、第1イスラエル圏であるイスラエルとユダヤ教が失敗したことを蕩減するために、再臨の時には、第2イスラエル圏のアメリカとキリスト教がカインとアベルの立場に立って、世界的な蕩減復帰の版図を造成し、統一を完遂しなければならない使命があるのです。イエス様が十字架にかかって亡くなることにより、イエス様の時代に完遂しなければならなかった使命が成就されなかったことは言うまでもなく、イスラエルの国まで失ってしまいました。したがって、キリスト教は、霊的に国家の形態を追求しながら、その命脈をつないでくる歴史を形成しました。ですから、再臨の時にはイスラエルの失敗を再蕩減しなければならないので、再臨のメシヤとして来られる方は、世界的レベルで勝利しなければならないのです。イエス様が十字架にかかって亡くなられるとき、共に十字架にかかった右の強盗と左の強盗、そして凶悪な強盗バラパは、地上のイスラエルが失敗することによって生まれた三つの類型です。再臨のときには、右の強盗の立場にはキリスト教圏、左の強盗の立場にはサタン側の共産主義世界、バラバの立場にはイスラーム圏、このように三つの類型として分かれます。今や再臨されるイエス様は、責任をもって左翼と右翼を一つの方向に結び、バラバ圏であるイスラーム圏まで合わせて蕩減復帰し、一つの方向に収拾しなければならないのです。その方はこれまで地獄に向かって走ってきた人類の方向を180度転換させ、天国に向かうように収拾しなければならない重大な使命をもっているのです。このように、人類の真の父母としての資格をもって来られる再臨のイエス様は、神様が勝利された基盤を世界的な版図として再整備するために、全霊界を収拾して、地上の先進諸国を、キリスト教を中心として再編成しようと絶えず努力してこられました。特にキリスト教を中心とした、イギリス、アメリカ、フランスが真の父母に反対したので、天は統一教会をキリスト教の代わりに準備させました。そうして、統一教会は、世界的サタン圏である共産主義はもちろん、キリス卜教諸国を含めた全世界をも反対する試練の峠を越えさせ、サタン側を天の側が取り戻して歓迎する立場に立たせなければなりません。そうやって韓国と日本とドイツが真の父母に仕えることのできる世界的国家として現れるようになりました。神様は再びこれらの国家を中心として蕩減の役事(働き)を展開してくることができたのです。真の父母がなす世界摂理から見ると、韓国はアダム国家、日本はエバ国家、アメリカはアベル国家、そしてドイツはカイン国家として立てられました。日本と韓国は怨讐関係であり、アメリカと日本も互いに怨讐の関係であり、アメリ力にとってはドイツも怨讐国でした。真の父母は、この摂理的4大中心国家を協力させ、第二次世界大戦後にキリスト教を中心としてアメリカが果たすことのできなかった責任を、再び成し遂げるための21年の蕩減路程を直接歩まれました。その路程に成功することによって、勝利圏を探し立てたのです。今や、個人、家庭、国家、世界、そして天宙的なゴルゴタを勝利的に越えてきた真の父母の宗教である統一教会は、アメリカに新しい方向を提示してあげ、また希望を失ったキリスト教に新しい希望を植えつけてあげ、さらには、共産圏はもちろん、イスラーム圏まで収拾してきています。また韓半島では、20世紀において、ヤコブとエサウとが南北の形で対決する、すなわち真の父母と、偽りの父母格である金日成主席との対決において、真の父母は、真の愛によって勝利的父母権を蕩減復帰しました。これをもって、韓国は歴史的勝利を成し遂げた第3イスラエル圏として立てられ、新しい統一世界の選民国家とするのです。今や第3イスラエルである韓国は、統一世界、平和世界を願う真の父母とその子女がみ旨を成し遂げる基地となり、地上天国と天上天国の基盤を構築する中心となるのです。第二次世界大戦後、韓国、日本、アメリカ、ドイツが大きく復興したのも、摂理歴史の視点から見るとき、韓国はアダム国家、日本はエバ国家、アメリ力はアベル国家、ドイツはカイン国家の位置に立つことによって、神様の祝福を受けたためであることを知らなければなりません。本来のエデンの園でアダムとエバが天使長と共に堕落し、蒔かれた種が世界的結実として現れる時が来たので、アダム国家である韓国を中心として、エバ国家である日本と3大天使長国家であるアメリカ、中国、ソ連が権益の争奪戦を繰り広げている所が、正にこの韓半島なのです。しかし、神様の御加護により、韓国を中心として日本、アメリカ、中国、ソ連が共に連合し、イエス様が当時、果たすことのできなかったアジア諸国の統一を世界的次元で復帰すべきみ旨が成し遂げられつつあるのです。アジア太平洋文明圏時代が到来するのも、真の父母を中心としてイエス様が成し遂げようとされた霊肉ともの世界実体圏を、アジアで完成しようとするところにみ旨があるのです。言い換えれば、今日アジア諸国は真の父母様を中心として統一世界を成し遂げなければならないということです。今や、世界史的勝利の伝統を立てた真の父と、歴史的な女性の代表として勝利した世界的女性の代表である真の母に侍り、真の男性像はもちろん、真の母、真の妻、真の娘の理想像を確立しなければなりません。私たちは、新しい家庭から新しい社会、国家、世界へと新たに出発する起源を迎え、真の父母の伝統を引き継ぎ、勝利を収める先覚者にならなければなりません。今まで無秩序で乱れた生活をしてきた男性たちを正しく導き、アダムとエバを滅ぼした恨を歴史的に解かなければならない使命が、私たち女性にはあるのです。愛する女性会員の皆様。きょうの大会は「アジア平和女性連合」が母体となって「世界平和女性連合」が創設される意義深い大会です。会員の皆様は、到来した女性時代とともに、夫を抱き、子女を正しく養育する真の愛の模範的な実践運動を全世界的に展開しなければなりません。そうして、夫と子女たちの積極的な支持を得て、「世界平和家庭連合」へと発展しなければなりません。「世界平和女性連合」の運動は、女性だけのための運動ではありません。まず、夫と子女のために生きる真の愛の運動として、理想的な家庭を結実させなければなりません。このようにして築かれた理想的な家庭が集まり、理想的な国家、理想的な世界を築くようになるのです。「世界平和女性連合」が「世界平和家庭連合」へと発展しなければならない理由がここにあります。そして世界平和の具現のために、政治、経済、文化、そして社会の各分野において女性たちが先頭に立たなければなりません。左翼と右翼を統一し、無神論的唯物論を克服して、21世紀以降の永遠の歴史を先導していく「頭翼思想」、「神主義」こそ、私たち女性連合が堅持しなければならない基本的な価値観です。女性として救援摂理史の主役を担ったリベカやタマル、マリヤのような、苦難と迫害の烈女たちを胸に刻みましょう。命を懸けた冒険と逆境に勝利し、天倫の道理を立てた彼女たちのその強靭な意志を受け継ぎ、私たちの家庭を真の父母、真の夫婦、真の子女の家庭として育てていくことにより、今日のこの罪悪世界を天国世界に変える聖業に、私たちは共に決起しましょう。真の愛の主人公であられる真の父母を中心とした平和の世界に向かって総進軍しましょう!神様の祝福が皆様と皆様の御家庭、そして皆様の国と共にあることを祈りながら、私の話を終わらせていただきます。ありがとうございました。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ 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2020.04.26
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韓鶴子総裁御言選集 - 目次韓鶴子総裁御言選集 1巻 真の父母様を中心とした一つの世界 韓鶴子総裁御言選集 2巻 理想家庭と平和世界のモデル 第1部 真の愛運動と女性の役割 第2部 理想家庭と平和世界のモデル韓鶴子総裁御言選集 3巻 天一国と私たちの使命 第1部 平和世界に向かう道 第2部 神様と人類の希望 真の父母 第3部 天一国安着のための私たちの使命韓鶴子総裁御言選集 4巻 愛しき君よ 花咲かせたまえ韓鶴子総裁御言選集2 - 理想家庭と平和世界のモデル第1部 真の愛運動と女性の役割2. エバの使命*このみ言は、1991年9月18日から24日まで開催された日本全国巡回大会で宣布されたものである。愛する日本食口の皆様!神様と真の父母様の祝福が皆様の家庭に満ちることを祈ります。私は母としてこの点を考えてみました。お父様が日本の幹部を集めて語られるのをそばで見守りながら、多くのことを考えました。お父様が日本の食口たちにエバの使命を強調されるたびに、私は日本の食口たちのことが非常に近く感じられました。なぜなら、私もエバだからです。母の愛は犠牲再臨主が新郎ならば、エバは新婦です。そして本来、新婦としてキリスト教がエバの使命を受け持たなければなりませんでした。しかし、キリスト教は、お父様に対して反対しました。新婦が新郎を裏切ったのです。ですから、お父様は悲痛であられるのです。何の基盤もなく一人で40年の世界的荒野路程を歩まなければなりませんでした。お父様は再び新婦を探さなければなりませんでした。そうして、世界のキリスト教の代わりに探し立てられたのが世界統一教会であり、その中でもエバ国家に選ばれたのが日本の食口たちです。日本の祝福家庭の数が韓国の祝福家庭よりも多いのも、お父様が日本をエバ国家、すなわち新婦の国家として祝福されたからです。このような意味で、摂理的アダム国家である韓国と日本は一つにならなければならない宿命的な関係にあるのです。韓日間の国際祝福結婚の摂理が、正にこの両国をつなぐ摂理的な架け橋であることを皆様はよく知っているでしょう。また、日本国内にいる韓国の僑胞もアダム国家の復帰、すなわち南北統一に重要な役割を果たすようになるという事実を覚えておいてください。エバは、新婦でありながらも、娘と母の立場をもっています。したがって、エバには新婦の使命、娘の使命、母の使命があるのです。それでお父様は、世界の復帰の経済的な責任と献身を皆様にお頼みになるのです。神様の前に、真の父母様の前に、皆様は祭物になった立場で、すべてを捧げながら、誠を尽くして侍らなければならない立場に召命を受けたのです。お父様は日本の食口たちに引き続き、さまざまな使命を下さいます。日本の幹部に命令される時のお父様はとても厳しいです。譲歩がありません。しかし、部屋に入って祈られる時は、日本の食口の困難な事情を思い、涙を流されるのです。日本の摂理に責任をもつ幹部の名前を一人ひとり挙げながら、涙で祈り、日本の食口のために全身で精誠を込めます。娘は親にとって、常に喜びと慰労の対象実体であり、親が疲れている時にも、明るくて朗らかな娘はその疲労を忘れさせてくれます。日本の食口は、神様と真の父母様にとって、このような慰労と喜びの対象的立場に立つことのできる代表であることを忘れてはいけません。母は子女のためならば、いかなる犠牲も甘受します。皆様の中で子を生んだことのある人は分かると思いますが、母でなければ誰がその生みの苦しみに耐えられるでしようか。したがって、母の愛は犠牲なのです。強く大胆に前進しよう1991年9月17日に、「アジア平和女性連合」の大会を成功裏に開催しました。これからアジアの平和と繁栄は、私たち女性にかかっています。そして、きょう私たちはまた別な、神様の摂理のために一堂に会しました。神様の愛を裏切ったエバのすべてを歴史的に総蕩減し、復帰されたエバとして新たな出発の旗印を高らかに掲げようとするのです。「アジア平和女性連合」を結成することによって、復帰摂理を新たな次元に発展させようと、この場に集まったのです。1990年に、お父様はモスクワ大会を通して世界的な長子権復帰を完成し、「七・一節」を通じて、これを宣布されました。ですから今後、家庭・民族・国家・世界的な次元で、すべてのカイン圏は次第に崩れていくことでしよう。そして、お父様は長子権復帰を父母権復帰へと連結させるために、還故郷を強調しておられます。本来、家庭で長子権と父母権を喪失したので、これを取り戻すためには、皆様の家庭のある故郷に帰って、自分の氏族を中心として復帰の基盤を固めなければなりません。今や私たちの前に残されたのは、王権復帰を通した地上・天上天国を建設する課業です。今後、「世界平和連合」と「世界平和宗教連合」の土台の上に私たちが果たすべき使命は王権復帰を完成することです。母として皆様の事情を誰よりもよく知っている私は、皆様を休ませてあげたいのですが、神様のみ旨とお父様の苦労される姿を見ると、そうすることができなくて心が痛みます。皆様の暮らす家も訪問し、皆様の事情を共に分かち合い、皆様の子供たちが成長する姿も見たい私の心をお伝えします。祝福家庭の子女たちは神様の希望です。ぜひ勇気を失わずに強く大胆に前進しましょう。お父様と私は、皆様と皆様の子孫のために絶えず祈るでしよう。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.04.26
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『ファミリー』1989.1月号より「神のみ旨を中心とする宗教圏の統一」と題して語られた文総裁のみ言からです。過去にはすでにその一部を紹介していました。【前回記事】「宇宙の根本」は”父子関係!!”--神のみ旨を中心とする宗教圏の統一① 「宇宙の根本」は”父子関係!!”--神のみ旨を中心とする宗教圏の統一② 文鮮明先生御言選集 19881014 - 神のみ旨を中心とする宗教圏の統一 ③ 真の愛の真理体 このごろ共産世界では、「文総裁を殺せ!」と騒いでいます。アメリカでも一部の人々が「レバレンド・ムーンは韓国に帰れ!」と言って騒いでいます。先生は何の負債もありません。罪のない先生に対して、間違っても打ってくれば大変なことになります。 ですから今は、アメリカが文総裁の前に永遠に屈伏するのです。先生はこのようにして西欧社会を、白人社会をこの韓国へ連れて帰ってきたのです。さらに最近では、アメリカのホワイトハウスの周囲にいる人々も先生の世話になっているのです。「ああ文総裁、どうかアメリカにおいでください」と。先生はアメリカに行って何をするのでしょうか。先生がアメリカを助けてあげるとでも思っているのですか。今回も、どれほど先生の世話になった人々がいたか知れません。先生が力を与えなければ誰も何もできません。こういう話を信じられますか。先生が何をしているか、どんな人なのか知っていますか。「お父様」と呼びながらも、自分の父が今何をしているのか知っていますか。今や大統領を教育する、王様を教育する先生なのです。 先生の話は膨大です。既成教会の牧師たちは、「悔い改めれば天国に行ける」と言っていますが、先生は違います。解放されてこそ天国に行けるのであって、悔い改めても解放されなければ天国には行けないのです。ですから、神の統一のための絶対的内容は何かというと、知識ではありません。皆さん、真理とは何でしょうか。真理の根本は何でしょうか。自分以上の真理はありません。天国の真理は一人の男性、一人の女性以外にはないのです。何の話か分かりますか。全世界の男性を代表する真なる男性がいれば、その真なる男性の四肢五体が真理なのです。真理は文字ではありません。真なる女性が真理なのです。そして真なる真理の父とは、真なる愛をもった人です。また真なる真理の夫婦という真の愛をもった真理体が一つになる時、真なる真理の殿堂になるのです。真なる真理の子女とは、愛を中心として兄弟が一つになった真理体です。では、何がそれを成すのかというと、生命が成すのではありません。生命よりも先に愛があったのです。 皆さんは生まれる時、父母の生命から生まれたのですか、愛から生まれたのですか? (愛からです)。生命が激動する男性と女性の生命が、燃えて一つになったものが愛なのです。自分という存在は、このような愛の同参者なのです。これは実に偉大なことなのです。父母が絶対視し、天地が公認する愛を中心として、その絶対的な愛の基盤の上に同参した存在なのです。さらにその根は神様を中心としているのです。神様の骨髄にも通じているのです。それで、もし人類始祖が堕落することがなかったならば、神様は人類の本然の善なる先祖として縦的な愛を代表した父母であったのです。 今日、既成神学では、「創造主と被造物は、相関関係を結ぶことはできない。なぜならば創造主は神聖なるものであり、被造物は俗なるものであるから」と言っているのです。俗なる人間と聖なる神の愛がいかに結ばれるのでしょうか。ではなぜ「父」という言葉を使うのでしょうか。それ自体が既に矛盾しているのです。神様がなぜ人間をつくったのかといえば、その動機は愛の対象を探すためなのです。神様は独りなので、縦的な存在のままでは何の創造力も生じないのです。横的な父母としての、堕落しない人類の真の父母を立てて、神の縦的基準に応じられる横的対象圏を広げていかなければなりません。神の国は、このような横的父母を通して生じるようになっているのです。 では、なぜ父母が必要かというと、神の子女を天地すべてに生み殖やすためです。それでは神様はいかなる方かというと、真の愛を中心とする縦的な父母なのです。その縦的な父母の前に、九十度の水平線に立った横的な父母が必要なのです。アダムとエバが、この横的な父母となるべきだったのです。一方は東から、一方は西からそれぞれに成長して、神の垂直線に対する水平線の中心的代表として、個人的な時代、家庭的な時代、氏族、民族、国家、世界、宇宙的な時代を経て、天と地を一つに連結すべきだったのです。中央線を中心にして出会うために、男性は成長して女性を訪ねていかなければならないし、女性も成長して男性を訪ねていかなければならないのです。ここで生命を受けて生まれてくる時、天地に同和できる愛の同和圏となり、すべての核がそこに集約されて、球形になって、そこから新しい芽が出て縦的に連結されるのです。 軸は一つしかありません。真の愛の軸として、神様と、堕落していない本然の先祖が一つになった軸をつくらなければならなかったのです。これが破れてしまったのです。この軸を復帰しなければなりません。それで統一教会では、「真の父母」という言葉を使うのです。真の父母とは、縦的な真の愛を中心とした父母の前に、横的な真の愛を中心とした先祖の立場に立った方なのです。このような立場で一つになる「零」の位置に、神様も下りてこられるのです。ここに天地のすべての運勢も下りてくるのです。では、そこで縦が中心になればいいでしょうか、横が中心になればいいでしょうか? 縦横の神の愛を中心として、骨のような神の愛に対して、アダムとエバが成長して体のような真の父母の愛を完成し、愛の調和体となり、天と地を主管する王権の主人として生まれるべきであったのです。もし、そのごとく人間が生まれていれば、いかに高貴な人生であったことでしょうか。そのように完成していたならば、その個人は自動的に神様の血統圏に属するのです。神様の血統、神様の心情圏を受け継いで生まれていれば、そこに宗教は必要ありません。宗教の道は、愛の道に従って生きることです。愛の道を学んで生きることです。ですから愛の世界においては、宗教は必要ありません。絶対的な愛の対象として創造された人間の代表として、真の祖先という観点に立つ時、絶対的な真の愛に一致する神の永遠なる理想圏になるのです。人間の永生論理はここに形成されるのです。 私たち人間は、神の愛の対象としてつくられたのですから、真の愛においてのみ永生するというのです。堕落したこの世界においては、これが一八〇度回って、天が地になるようにならなければなりません。そこで統一教会が現れて、個人的に世界の東西を一つにして、家庭的にも東西を一つにして、氏族的にも、民族的にも、国家的にも東西を一つにすることのできる天地の運勢を結集したのです。西洋は東洋のために生き、東洋は西洋のために生きるという愛の交流体として連合される時、ここに初めて神様が中心となって、すべての文化世界を新しい愛の世界へと包んでいくことができるのです。そのような神聖なるみ旨の成就に酔って、このような世界になっていくのです。 すべての出発は真の愛から すべて、真の愛から出発しなければなりません。そこにおいて初めて、個人の統一がなされるのです。個人が歩む理想の道、家庭が歩む理想の道、氏族が歩む理想の道、すべてこの道は愛の道なのです。ですから人類始祖がもし堕落していなければ、夫や妻が完全に絶対的な価値の愛を中心に生活するので、地獄は存在しません。すべてが天国に行くようになっていたのです。 神の国の民となって、神の国の王宮法に従う皇族になるためには、神様を誰よりも愛し、人類を誰よりも愛さなければなりません。そのような意味において、イエス様は神様を愛することにおいて狂った方であり、人類を愛することにおいて狂った方です。さらに怨讐までも愛するために狂った方です。神の国の皇族になるには、怨讐までも愛さなければなりません。それは個人のレベルにとどまらず、国のレベルまで愛さなければなりません。それで今回、統一教会で祝福を受ける人は、大韓民国内の男性や女性同士の結婚ではありません。なぜ不思議そうな目をしているのですか。もう一度繰り返しますが、今回合同結婚式で祝福を受ける人は、大韓民国の人同士で結婚できますか、できませんか? (できません)。これは何の話か分かりますか。 では、大韓民国の人はどうなるのでしょうか。外国へ行って、大統領の夫人の義理の兄弟になることと、韓国大使館の大使になるのは、活動を行う場合、どちらがより効果的でしょうか。答えてください。大統領夫人の義理の兄弟になるほうが、いかなる国の大使になるよりも素晴らしいというのです。それは、すべての国の大使を一堂に集めてどんな訓示をしても、「そのとおりでございます」となるのです。 では、統一教会の人たちはよく考えてみてください。もし先生が日本に行ったとしても、食口以外の日本人の家には行きません。日本の青年と結婚した韓国の女性が生活しているその家を訪ねていって、共に生活したいと思います。食事を作るにも、韓国の女性と日本の男性で共に協力して作るのです。その時、「仲人をした先生は、なぜ私たちをこのように苦しめるのだろうか。薬を盛って殺してしまいたい」と、話し合うのでしょうか? (いいえ)。皆さんが国境を越えて怨讐を愛することのできる驚くべき価値でもって、天上世界の因縁を新しい軌道へ向けて回転できる力の母体となっている事実を知った時、その偉大な恵沢圏に入れるようにしてくださった方に出会えたことは、どれほどありがたいことでしょうか。それは父親よりも、国の王様よりもありがたい方です。では、その方にどのような礼を尽くせばいいのでしょうか。皆さんがよく食べている魚のカレイのようにすることです。常に大地にひれ伏して、おなかが真っ白くなるほどにです。(笑い) それほどに敬礼しても、「私はまだ足りません」と言える韓国人に皆さんをしてあげようと思っているのです。なのに、何ですか! 何が不足ですか。この者たち! 先生が思うには、神様は統一原理の材料を必要とされているのです。皆さんが統一原理の真なる材料となるためには、罪のない童男、童女でなければなりません。神様は、そのような世界的に歓迎される材料を願われているのです。そして、世界が喜ぶことのできる製品が必要なのです。何の話か分かりますか。世界が誇り、世界が欽慕し、天と地が尊敬するような材料でなければなりません。何の材料になるかというと、愛の材料です。どうですか、なれますか。 韓国人同士で結婚すれば、式の翌日から口論を始めます。三年もたたないうちにけんかが始まります。しかし、日本人と韓国人が結婚すれば言葉が不自由なので、約五年間言葉を学んでいるうちに、どんなに多くの事情や曲折も越えていけるのです。どんなにつらくても苦労しても、五年間共に生活しているうちに言葉も自由に通じ合うようになり、「ああ、あなたは偉大です。どうしてこのように日本人の私を愛してくださるのですか」「あなたこそどうして韓国人の私をこれほどまでに愛することができるのですか」と言えるようになるのです。これはどれほど素晴らしいことでしょう。 このような唯一の最高の喜びを得ることのできる道があるということを、神様はよく御存じなので、この先生を通して、愛する統一教会の童男、童女に祝福を与えようとされているのです。そのような決意をもった人々が二十日以後、日本からやって来るのです。 皆さんはまだ祝福がいかに恐ろしく、またいかに尊いものかよく分かっていません。これまで祝福を受けた家庭の伝統も乱れています。先生はこれを正さなければなりません。もし今、先生が正しておかなければ、このまま曲がってしまいます。このような先生の話に反対する人は手を挙げなさい。そのような人は、「私の子女は、今回の祝福には参加できません。私は白衣民族であり、倭賊ではありません」とでも言うのですか。最近、日本人のルーツは韓国人であるということが証明されているのです。七〇パーセントがそうなのです。時がたってしまったので、分からなくなったのであり、すべての系統をたどってみれば、すべてそうなのです。 この韓国でも、北韓からの離散家族と出会った時、お互いに系統をたどっていってみると、兄弟であったと言って、目を丸くしていたのですね。分かってみると、「私のおじの名前は何々です」と言うのです。そしてよく見ると姿形までもよく似ており、「アイゴー」と言って、抱き合っている場面を見たことがあるでしょう。韓国と日本は数百年間も分かれていたのですから、私たちは骨が折れるほどに抱き合って痛哭したとしても、神様はそれを見られて、「この者、けしからんやつだ。悪いやつだ」と言われるでしょうか。「よくやった」と、神様はおっしゃるのです。それで、韓国人と日本人とは怨讐同士だったのですが、統一教会では、この怨讐同士が結婚するのです。 では、この文総裁と地上の女性は怨讐でしょうか、怨讐ではないでしょうか。うん? 怨讐なのです。アダムにはエバが怨讐であり、エバにはアダムが怨讐なのです。またカインにはアベルが怨讐であり、アベルにはカインが怨讐なのです。そしてアベルとカインの兄弟の前には、父母のアダムとエバが怨讐になるのです。このように、怨讐として分かれたものを統一しなければなりません。神の愛を否定したのですから、今日、神の愛で同和して一つにならなければなりません。分かりますか。 なぜそうしなければならないかというと、神様が愛の対象をつくられる時、「私自体はあなたのために存在するのだ」とおっしゃったのです。これが真の天理の始まりです。これは偉大なる愛の思想です。神様がアダムとエバを御覧になって、「アダムよ、エバよ、私はお前たちのためにあるのだ。私が求めている愛は、お前たちを完成させるためにあるのだ」とおっしゃったのです。 永遠なる絶対者の前に、永遠なる対象の価値を表していくために、私たちはすべての相続を受けなければなりません。相続したその愛を再び満たしていかなければなりません。完全に与えれば、そこが真空状態となり、完全に与えることによる高気圧圏をアダム、エバがもつようになるのです。そのような神の軌道の循環法度を促すために、宇宙作用の法度が回転しているのです。 真なる愛の種に 神様は天地創造をされる時、まず御自分を一〇〇パーセント投入されたのです。ですから救援摂理が復帰摂理であり、復帰摂理は再創造摂理なのですが、再創造するためには神様がこの宇宙を創造されたように、本然の自らの愛を中心として、すべてを投入しなければなりません。文総裁もその法度に従って生涯を生きていかなければなりません。まず自分のすべてを投入することです。心と体とすべてを投入するのです。投入したあとは忘れるのです。自分が投入した苦労も忘れて、成長していく子供たちを見ながら、自分の父母が私を生むためにどれほど苦労されたか、そして、それらをすべて忘れて、成長していく私を父母が見て喜ばれるように、私も自分が投入したものをすべて忘れてしまうのです。父母の愛が貴いのは、子女のために一生を生きて、それでもまだ足りなくて、千年尽くして足りなく、なお子女のためになりたいからです。そのような父母の愛が絶対的に必要なのです。そのような神様です。 なのに不平を言ったならば、この世のどこに残れる者がいるでしょうか。ために生きて、なおために生きようとする時、三六〇度回転して、自然にすべてが解けていくのです。ですから終末が訪れたのです。ために生きる時、このように回るので(先生がしぐさされる)、このように切れてしまって、偽りは清算されてしまうのです。完全に清算するために、神様は「ために生きる道理」を通してサタンを屈伏してこられたのです。サタンを打って屈伏させるのではなく、自然屈伏なのです。統一教会も今日まで、既成教会が自然屈伏できるような道をすべてつくってきました。アメリカから牧師が数千名また来るようになるでしょう。今度先生がアメリカに行ったならば、NCCに加入するつもりです。NCCの総責任者を通して、韓国支部の者たちに指命を出します。でなければ、アメリカの大統領をして、訓示を出します。先生はいつもそれぐらいの腹をもっています。それは可能な話でしょうか、ただ話してみたくてする話でしょうか? (可能な話です)。(拍手) そこから統一が始まるのです。まず愛の種になりなさい。結論がそうです。真の愛の種になる時、宗教の歩んだ歴史時代の統一圏を越えることができるのです。分かりましたか。種には根がありますか、ありませんか。幹がありますか。枝がありますか。花がありますか。香りがありますか。蜜がありますか。実がありますか。生命がありますか。これらがすべてあるというのです。では、皆さんは種になっていますか。 温度、気候学的に見れば、古代は熱帯文明であり、中世は温帯文明です。これが一回転する四季の周期が六十年から七十年なのです。この期間内に世界を風靡する共産主義が現れたことによって、寒帯地方から温帯地方へシベリアの北風が吹き寄せ、温帯圏内のすべての枝はみんな落ちてしまったのです。冬になるとすべての実が落ちてしまいます。しかし、その中でも真の命の種は、いかに北風や寒雪が吹き寄せても、制圧されることはありません。共産主義の脅威がいかなるものであっても、それを貫いて新しい人類の平和の春の園が訪れるために、解放と希望の春の園が訪れるために、人類の新しい時代を迎えるために、この天地に蒔かれて、緑の葉を出して、再び冬を迎えることのない、解放の温帯圏へと進出するのです。それでは皆さんは種をもっていますか。 種をそのままにしておけば芽が出ません。凍りついて割れてしまいます。中に湿りがあるので、四度以下になるとどんどん膨れていって割れてしまうのです。再生のためには、迫害と艱難の歴史的試練を割って、そこに新しい生命体として、緑の芽を出して春の青山の同参者となり、生命の理論をもって成長して、世界中で一番大きい木となるのです。飛びゆく鳥もそこで休んでいくし、動物たちはその木の下で休み、鳥たちは巣を作り、すべてから尊敬されて、道の標示体ともなり、安息所ともなって、すべての幸福の条件を提示できる、そのような勝利的大木のような人物とならなければなりません。分かりましたか。文先生がこのように生きたので、今や世界中の人々が文先生の胸に抱かれて生きるようになったのです。そういうことが分かりますか。 あなた方も結婚すれば、先生の胸の中で生きたいと願いますか、どうですか。この者たち! そうですか、そうでないですか? 最近では障害者オリンピックを行うのですが、先生はそのような各国の選手たちを見て、どれほど悲しく思ったことでしょう。自転車に乗るのも手でこのようにしているのですね(先生がしぐさされる)。それは罪でないでしょうか。障害者がバスケットボールをする姿を見ても、それは罪ではないでしょうか。罪の中でも悪い罪になります。世界各国ではチャンピオンを送ったと言って、彼らがバスケットをする時、「飛べ!」と歓声をあげるのです。そして金メダルを取ればその不具な選手の前に世界が完全にひざまずくことで、統一の時代が訪れるのだとでも思っているのですか。 それで先生は先回の障害者オリンピックの時にも援助したのですが、今回の障害者オリンピックでも助けてあげなさい。郭錠煥(先生)助けてあげなさい。(はい!)。そうしなさいよ。彼らは国を結ぶための一つの祭物となったのです。四年間運動をやってチャンピオンになることはどれほど大変なことでしょうか。そうですね。それで、霊界統一のチャンピオンになるためにも、祭物的な群れがなければならないというのです。そして、それが統一教会の文先生が教育したこの群れであるということを知らなければなりません。 それで、南北統一のために自分の故郷へ帰りなさいと言うのです。そこで、まず妻を故郷に帰したのです。そして次は子女たち、二世を連れていかなければなりません。国を愛することにおいては、大学などが問題ではありません。先生が統一教会を始めた時、迫害のために大学にも行けないようになった人々とこの道を開拓してきたのと同じように、あなた方も自分たちの故郷を救うために、父母や妻子、すべてを救うために、このことを断固として成し遂げなければなりません。教会長、分かりましたか? (はい!)。先生は世界的に、皆さんの先祖のためにこのことを成し遂げましたが、皆さんは自分の故郷のために、自分が故郷を愛するように、妻が故郷を愛するように、妻以上に、夫以上に、父母以上に、子女以上に愛する時に、その故郷から新しい根が出てきて、天地を覆うことのできる大木になれるのです。自分の兄弟よりも自分の一族よりも故郷を愛し、国を愛し、国を指導できる、世界を指導できる一族になるような愛の根を下ろさなければなりません。そこに希望が生まれるのです。分かりましたか。 天国の門の鍵、還故郷 では、結論づけましょう。統一は愛によって成されるようになっています。今や先生が、すべての蕩減路程を歩み終えたのです。個人的にも終わり、家庭的な戦いも終わり、氏族的な戦いも、国家的な戦いも、世界的な戦いもすべて終わりました。それらをまとめて父母の名においてのみ相続できる時代です。しかし、相続は第三者にはできません。真の父母を中心としての父子の関係による、自然的な愛の因縁を結ぶべきです。そこから骨と肉と血が生ずるのです。それで一切の理想をそこで相続することができるのです。これが父子の因縁なのです。 ですから統一教会では、皆さんが先生を父母と呼ぶことはどれほど恵みであるか知れません。先生は六十年の歳月を犠牲にして、万民の代表として越えてきたのです。それはなぜかというと、先生は父母の立場にいるからです。すべてを与えて忘れるのです。何の代価も求めず、すべてを与えて、忘れるのです。それを失った故郷へ植えるのです。皆さんはこのような統一の木となって、先生が神の国へ結んだ、神が共に住むようないちじくの木のようにならなければなりません。統一教会の木とならなければなりません。そこで人々がおなかが空いた時、果実を求める時、かつてイエス様がエルサレムに上っていかれる時、実のないいちじくの木を呪ったことを忘れてはなりません。実を結ばなければなりません。その実が皆さんの祖父母であり、父母であり、子女であり、皆さんの一族なのです。いま正に天地開闢時代が訪れたのです。祖父が孫になり、父が息子になるのです。そのような過程を経なければ天国へ入れません。先生が行く未来の世界に入籍することはできません。故郷をもたない人たちは入籍できません。 今や宗教歴史にあって初めて故郷に帰るのです。故郷に帰って、故郷に愛の種を蒔いて、故郷の氏族と氏族を連結して民族となり、民族と民族を連結して国家となり、国家と国家を連結して世界となり、世界と世界を連結していくのです。このように氏族圏と人類が一つとなり、それによって統一が成されるのです。愛を中心として統一されるのです。分かりましたか? (はい)。 先生は何度も刑務所に入りましたが、今になってみると、それは神様が先生を教育するためだったのです。先生がもし、共産党の統治のもとで三年近くの監獄生活をしなければ、共産党の本質はいまだに分からなかったでしょう。共産党の組織の中でも最も核心的な組織が監獄の組織なのです。 また先生がアメリカへ行ってもダンベリーの生活がなかったならば、アメリカをよく知らなかったでしょう。ダンベリーに入ることによって、小さな社会ではあるが、アメリカの最も悪い面と、最も良い面が分かったのです。誤解され、また謀略によって先生はダンベリーに入った結果、彼らを心情的に最も良い人、最も悪い人に出会うことができたのです。先生は彼らを心情的に一体化させて、先生の前にひざまずかせ訓示できる立場に立ったことは、神様が未来のアメリカの国民を教育するための心情圏蕩減条件を立てさせたということです。 先生がダンベリーに入るようになった時、人々は「レバレンド・ムーンはアメリカを滅ぼし、アメリカを売り飛ばすために来たのだ」と言ったのです。そのようなアメリカの逆賊の徒党の代表の先生が入獄するというので、「この野郎! ここに入ってきたからには、もし一つでも間違ったことを行えば即刻首を切ろう」と約束していたそうです。そこでは一夜にして人一人を殺すことなど問題ではありません。普通のことなのです。それを先生は知っていたのです。先生はその社会で戦わずに通過していかなければならないのです。そして六カ月後には、彼らが先生を尊敬するようになったのです。それは先生が生活で示した教育の結果なのです。何の話か分かりますか。ですから、あなた方が故郷に帰って一族を復帰できないというような話は、この先生には絶対に通じません。 先生が西大門の刑務所に一〇〇日間入っていた時、教導所長から拘置所の課長、看守までもが先生に従ってきたのです。その時は夏だったので、教導所の牧師が桃などを買ってきてくれたのです。不思議なことに彼らは自分が何か食べようとすれば、獄中の統一教会の文先生を考えて食べ物がのどを通らなくなるというのです。 ですから先生は北韓のこともよく知っています。共産党の治下に生きることが、どのようなことであるかをよく知っています。先生は南韓についても南韓の刑務所を経たのでよく知っています。日本についても日本の刑務所に入ったので、日本人とはどのような者かをよく知っています。アメリカでも刑務所に入ったのでアメリカがどのようであるかをよく知っているのです。これが最後です。今になって考えると、それらのすべてが、神様が先生に大きな恵みを与えるための準備的役事だったのです。そのために、その国の人々が先生を尊敬することができたし、地獄にいるすべての怨讐までもが、先生を称えることができるようになったのです。解放が始まったのです。何の話か分かりますか。監獄に行って反対を受けるだけの先生ではありません。監獄の中でも懐かしく思うのは、心情の世界であり故郷の便りなのです。彼らが懐かしく思うことは食事をすることよりも、楽しい慰労の時間なのです。ですから先生はよく話をしてあげました。いろんな話を毎日のようにしてあげたのです。 そして、先生が話を始めると昼食の時間になっても食事をすることすらも忘れて、先生の話を聞くのです。これ以上の福音はないのです。人間は、飢えれば体もやせ細るのです。先生が一時間、二時間と話を続けているうちに昼食はなくなります。そのように、先生の話に酔って、食事をすることも忘れて、そこに涙を流していた人々を先生は忘れることができません。ですから今でも、彼らの思い出の中に鮮やかにレバレンド・ムーンのイメージが残っていて、電話を掛けてきたり、訪ねてきたりしようとするのですが、今は先生がそれを止めているのです。分かりますか。 一度通過する場には必ず何かを残していかなければなりません。その中でも最も貴いものはお金でもなく、手段、方法でもなく、愛なのです。そのような愛の種を蒔いていくのです。それで神様は、先生を苦労させてきたのです。日本、アメリカ、韓国、共産世界、これらの四大国が、世界の代表として先生に獄中生活をさせたことは、歴史的な根をもった最高の愛の種を植えさせるためだったのです。深い愛の根から芽を出して、最も高く成長していく茎に完成していくための、神様の愛の教育だったのです。 このようにして、サタン世界のカイン圏のすべてに、神様が今日まで種を蒔いて育ててきたのです。それらのすべてを一カ所に集めて、収穫して新しい天国時代を迎えるために、先生を苦労させてきたということを知らなければなりません。その苦労の下敷になって、贈り物になるのではなく、苦労の中から勝利して、その栄光の中から勝利的賛美の権限をもって、神様が同居できる場における贈り物を、今日、統一教会の文総裁は父母の名をもって、世界の人々に無条件に分け与えたのです。 サタンはこれを妨げることができません。それで九月二十七日を期して「世界統一転換式」を行ったのです。すべてが回っていくのです。開天節を中心として四三二一年、数字的にもぴったり合うのです。そこで「世界統一国」という、新しい地上天国への出帆を天と地の前に堂々と宣布したのです。そこで統一教会の信者は、みんな故郷に帰るのです。故郷に住むチャンスをすべて分け与えました。自分の故郷に帰って家を建てて住み、子女を育てて天の公臣となることが今回の「還故郷」です。高次元の宗教は、今日まで出家することを教えてきましたが、故郷へ帰るということは、歴史が始まって以来の出来事です。そして帰る時には、父母を伴って、父母の国家レベルの相続を受けて帰るのです。分かりましたか? (はい)。 これから、統一教会の解散命令が出るでしょう。これ以上、統一教会があって何をするのですか。故郷へ帰って、故郷の人を復帰して、故郷と直結された国を、故郷と直結された世界を、故郷と直結された天国を成し遂げるのです。それは皆さん一人一人にかかっているのです。地上で結ぶのも皆さんが結ぶのであり、地上で解くのも皆さんが解くのです。地上で結び、地上で解くことは、天上世界でも結び、解けるのだという聖書の教えのごとく、先生は「天国の門の鍵」を皆さんたちに与えたのです。それが「還故郷」です。故郷で愛の種を蒔いて氏族復帰をするのです。 きょう、このような興南出監日を記念するため、先生が今日まで苦労してきたのです。天上世界の善なる世界、また悪なる世界、すべてを知り、そこから核を取り出して、勝利の世界的な土台をつくって皆さんに与えたのです。このことを正しく知らなければなりません。きょうのこの時を迎えることがどれほど難しかったことか、それは神様から見れば、人類歴史二五〇万年以上と言われるこの長い間、数多くの人々を犠牲にしてきたものを、先生一代において縦、横に蕩減させて、解放の旗を掲げたのです。今や高らかに前進し、北韓の解放の勇士として故郷に旗を立てて、天幕を張るのです。分かりましたか。 愛の陣立てを整えて出発しなければなりません。今後の命令一下、南北の統一の日は、そう遠くないと先生は見ています。そのような喜びの日を望みつつ前進しましょう。それがきょうの興南出監を記念する日としての贈り物です。分かりましたか? (はい)。ありがとうございます。 では祈祷しましょう。 愛するお父様。過去を振り返ってみれば、事情も多く、曲折も多く、行く手をふさがれて身もだえしたことも多くありました。しかし、お父様を愛し、お父様の息子としての責任を果たさなければならないという責任と、その遂行がどれほど重要であるかをよく御存じのお父様でありました。この息子は、千年を一日のごとくに歩むと言い、あなたのみ前に喜びの日をお返しすることよりも、憂慮の痕跡のみを多く残してきた事実を、この時間に再び回想するものです。 お父様、この大韓民国をお父様が引き受けてください。既に南と北が交流する時が来ております。物と物の交流も重要であり、人間の交流も重要でありますが、神様を中心として愛の交流をいかに成すかという問題が、最後の課題として残っており、あなたがこのことを、共産世界の瓦解、民主世界の零落のゆえ急いでおられることを知っています。 そのような中で、今日まで隠れていた統一教会が、完全に高く中天に掲げられる時となりました。レバレンド・ムーンの名が復活して、天上世界が地上世界を覆う時が来ました。名の復活によって、実体の復活圏が訪れることを考えた時、あなたが望んでおられた創造理想の愛の対象たる栄光の一時が、私たちの目前に近づいてきていることを知るものです。そのためには、真の父母と心情圏を受け継いで、真の父母と血統的因縁を結んで、真の父母の心情を相続し、万民、万国の前に、主体的な責任者として恥ずることのない、お父様の骨と血肉に連結された息子、娘として、子女の命令を果たすことのできる、神の子女とならなければならないことをよく知っています。 祝福のその日を目前に、あなたのみ前に善意のみをもって分別した歴史的な終末時代に、恥じることのない息子としての責任を果たすばかりでなく、神様の右側に立って、愛されて褒めたたえられるその場に向かって、千万の事情を耐えて、十年の苦痛も勝利していく統一の群れとなれるように、許諾してくださいますことを切にお願い申し上げます。 あなたが歩まれた道が、どれほど険しいことかを、この息子も四十数年間、血と涙の闘争の道を歩んできて、神様の悲しみと、苦しみの中にいる万民がどんなにかわいそうであるかをより分かるようになりました。ただ自分の過去を忘れることに今まで努め、記憶した悲しい事実を消し去るために努めてきた生涯の路程を知っておられるお父様。その間、あなたはその背後にあって、忘れなければならない曲折の事情が、兄弟の間、父子の間における堕落によって残された事情であることを忘れなくては、再び立てることができないということを知ったので、そのことを見つめ記憶されるお父様は、この寂しい者の友となってくださり、追われる者の垣となってくださり、石を投げる者に対して盾となってくださったことを考えます時、おそれ多いばかりでございます。 日々訪れるお父様の時が近づければ近づくほど言葉なく、沈黙を守りながら、お父様の前に、万年の深い事情から、骨髄にまで憂いの涙を流しつつ、あなたのための孝の道、忠の道が何かを探し求めることに忙しかった日々が、今や年を取ってようやく悟れるようになったこのことを感謝いたします。 秋になれば、木々の葉も色を失うとともに、すべての万物が実となって頭を下げ、自分の価値をなくしても喜びの収穫期を見つめて、お父様が人類の歴史路程を耐えられたことを感謝申し上げます。そのような恵みと恵沢圏にあって、統一教会を万国の追慕の対象として立ててくださり、そればかりでなく、中心的な立場にあって、千秋の生命的因縁を万国へ広めるための源泉として立ててくださったお父様の驚くべき恵みの前に、感謝し、賛美できる群れとなれるよう許諾してくださることを、切にお願い申し上げます。 きょう、このように集うことのできた一九八八年は、解放後の二年八カ月を足せば四十年になるこの日であります。四十年間、曲折の多い路程を訪ねてこられたお父様の恨の四〇〇〇年の歴史。その節目、節目に波打つ四位基台を整えて、四十数を越えて、四方に統一圏を築かなければならないという、お父様の摂理の統一的な事情の内なる心情がいかなることかを知る時、御苦労されてこられたお父様の労苦をさらに追慕しながら、どうか私たちの前途に三数を中心とした解放の便りが訪れるように許諾してくださいますことを、切にお願い申し上げます。 これから南北統一の召命的な責任を前にして、躊躇することなく、強く雄々しく、前進的な勇士として、先頭に立って戦っていく統一勇士として、頼もしく誇らしい姿となれるように許諾してくださることを、お父様のみ前に切にお願いいたします。たとえ死に別れても、あなたの愛の涙でその場を濡らすことのできる統一の役軍になれるようにしてくださいますことを、この日を期してお願いいたします。 日々訪れるその時が、お父様のみ前に栄光と喜びと誇りを残すことのできる日となりますように導いてくださることを、再度お願い申し上げながら、これらのすべてを真の父母の名によって祝願いたしました。アーメン。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.04.26
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『ファミリー』1989.1月号より「神のみ旨を中心とする宗教圏の統一」と題して語られた文総裁のみ言からです。過去にはすでにその一部を紹介していました。【前回記事】「宇宙の根本」は”父子関係!!”--神のみ旨を中心とする宗教圏の統一①文鮮明先生御言選集 19881014 - 神のみ旨を中心とする宗教圏の統一 ②1988年10月14日 真の愛による同位権、同参権、相続権、所有権 さて、先ほどの話ですが、世界の統一は、絶対的な神のみ旨を中心として行うのです。問題はそのみ旨が何に根拠をおいているかということです。み旨の根拠は何かというと、それは手段でもなく、お金でもなく、知識でもなく、真の愛の根でなければなりません。 真の愛の色は赤でしょうか、黄色でしょうか。どうですか? (分かりません)。「知らない」と言ってはいけません。「調和という内容をもっているので分かりません」と答えなければなりません。 皆さんは愛を知っていますか。世の中で普通に結婚して、夫を千年万年信じて生活していたのに、もし夫が隣の家にめかけを住まわせるならば、妻の心はどうなるでしょうか。夫は、自分の妻は女性の中でも最高なので、自分がどんなことをしていても「よくやりましたね」と褒めてくれるだろうと言うのですか。女性たち、どうですか。それは命を懸けても許すことができないことです。そうですか? (はい)。なぜですか。男性のゆえですか、愛のゆえですか? (愛のゆえです)。そうです、愛のゆえです。愛がいかに強いかといえば、一度に十人の首を、愛によって切っても、誰も痛いとは言わないのです。愛は命に屈伏しないのです。真の愛の道の前には、反対する者のその数百人の首を切ったとしても降伏しないのです。ですから夫の不始末を聞くや否や、心を治めることができず、大根を切るように夫の首を切りきざみたくなるのです。「この心がいったいどこから出てきたのか。なぜ、自分はこれほどまでに暴悪で、これほどまでに悪なる人になってしまったのか。数十年間祈祷を続けて、聖人の母になろうとしてきたにもかかわらず、小さなバッタみたいな者が飛び跳ねながら、少しばかりいたずらしたことに対して、なぜこうなるのか。このようになりたくないのに、どうしてこうなるのか」と思うほどです。どんなに小さな女性であってもこうなのに、もし偉大な神様が愛を踏みにじられ奪われたとすれば、神様は果たして黙っていられるでしょうか。どうですか。神様はどうされるでしょうか。神様だから黙っているのでしょうか。どうされるでしょうか。より大きな雷を落とすでしょうか。それとも「フッフッフッフッ」と笑うでしょうか? (大きな雷を落とします)。神様とても同じです。では、千年後の私たちの後孫はどうでしょうか。最近では、中、高校生にもなれば、その両親が、「私の子女たちのデートの相対がいないかなあー」と言っているのです。それは滅びの兆候です。それは真の愛と関係ありません。「あのような女性とは結婚させたくない」と、どんなに父母が言っても、一族が騒いでも、「あなたの娘は、私の一族を売ったとしても嫁に迎えたい」と言う、そのような男を婿にしたいですか、それともこじきのような男を婿にしたいですか。どちらですか? (前者です)。神様もそのような愛には気が狂うでしょうか、狂わないでしょうか? (狂います)。それを見たことありますか? では、「神様すらも愛においては気が狂う」と言った時の感じと、「神様は愛においては気が狂わない」と言った時の感じと、どちらのほうがより皆さんに近いですか? (前者です)。前者ですね。それは正しい答えです。 神様が愛に酔って、その目も真っ赤になり、五感とすべての表示体が麻痺したとしても、次に何を中心として動き出すかというと、愛を中心として動いて、愛の焦点を合わせるのです。愛の力がどんなに強いかというと、いったん愛の関係を結んだ人は、もしそれが王家の王女と僕であれば、王に対して「あなたが王様であるかどうか、私には関係ありません」と主張するほどです。愛の因縁を結べば、すべて自分のものになってしまうのです。その相対のいる所にいつでも行くことができるのです。それを妨げることはできません。愛にはそのような同位権があるのです。愛の性禀の中において常に同じレベルに立つのです。ですからお母様もここに来られて座っているのです。もし、近所のおばさんがここに来て座っているとすれば、それはいかに見づらいでしょうか。(笑い)お母様がここに来ているのはなぜでしょうか。先生を愛しているからです。美しく着飾っていても、そうでなくても、また手足の不自由な人であっても、愛で一つになれば同位権が生まれるのです。それから同参権です。 先生が急に登山に行くと言った時、お母様が「あなた一人で登山に出掛けてはいけません。私も共に行きます」と言えば、先生は、いけないとは言えないのです。また下山して、急に「韓国にいないで、私は東京に行かなければならない」と言った時でも、お母様は「あなたは行ってはいけない」とは言えないのです。「どうぞ、そうなさってください」と言わなければなりません。愛にはそのような同位権、同参権があります。そして次に相続権があるのです。 ですから、統一教会の人たちは賢くなければなりません。天国へ行くのも賢くして正しいチケットを持って行かなければなりません。もし誤ったチケットをもらえば死んでしまいます。色の黒い小さい男性が、世界一美人の立派な女性に向かって、「あなたは私の妻である」と言った時、美人のその女性は気持ちがいいでしょうか。その男性に対して、「あなたはそういうことを言ってはなりません」とは言えないのです。愛にはそのような所有権があるのです。 神様と人間が相関関係を結んで、神様が離れることができない愛で一つになった時には、すべてが終わるのです。同じ原理に照らして、神様は誰のものになりますか。答えてください? (自分のものになります)。そこで神様は前後、左右、上下においても自分のものになるのです。愛にはそのような相続権、所有権があるのです。それを否定することはできません。そこではすべてが自由なのです。 愛と自由 この社会では、男性と女性に自由はありません。通りがかりの男性が、「自由だ!」と言って、横にいる女性の手をつかんでみなさい。平手打ちされます。しかし、愛の関係を結べればそれが自由になるのです。きょうはお母さん方がたくさん来ていますね。あなた方が夫の部屋に入る時、「私は今から入ります」とノックして入りますか、それとも、サーッとノックもしないで入りますか。世の中の道理に合わせてノックして入るほうがいいですか、それともそっと入ったほうがいいですか? (そっと入ったほうです)。愛に同和すると自由が生まれます。もはや制裁はありません。何でも与えることができるし、何でも受けることができるのです。 それでは、神様と私たちが愛で一つになれば、神の宝座に共に座わることができるでしょうか、できないでしょうか。神様のひざの上に座ることができますか、できませんか? (できます)。もし神様にひげがあるとすれば、そのひげをつかんで自分の首に巻きつけたとしても、神様は「このような者は殺してしまえ」と言うでしょうか。「あ! あ! すべて自由にしなさい。天下の平和とはこのような所でも渦を巻くのだ……」と独り言の詩を歌うようになります。愛の魔術の世界には、そのような詩が生まれるし、文学の切々さがそこで交差する、のぞき眼鏡の境地が連結されるのです。愛する者同士が出会えば喜ぶように、神様との愛の関係を結んだとすれば、神様はどんなに喜ばれることでしょうか。 上品でおとなしく、ひげを長く伸ばした、聖者になるような人は、神聖さをもたなければなりませんが、その聖者には妻が必要でしょうか? (必要です)。「あ! あ! 私は聖者様の妻になったので、聖者様の妻らしく行動しなければなりません」と。部屋に入る時もリズムに合わせて入り、あいさつも儀典に従って、すべて厳守した生活をしなければならないでしょうか? 妻が、「これは何ですか?」と言って、その儀典を守らないで、聖者様の祈祷される生活にただ合わせて生きるだけではどうにもなりません。それで、毎日のようにけんかするのではなく、互いに愛でもって溶かさなければなりません。愛でもって妻を感化させて、それ以上の幅の広い聖人にならなければなりません。そのような聖人の所へ、妻が「あなた、私はこれからそちらへ行きます。自由奔放にすべてを解放して渡っていきます」と言って、服を脱いで戸を開けて入ってきたら、聖人といわれる夫は、天地の道理を悟ろうとして瞑想して座っているのに、そのような姿で妻が入ってきた時、叫び声を上げて後ろ向きになるべきでしょうか。そのまま迎え入れるべきでしょうか? (後者です)。そうです、後者です。 皆さん夫婦同士では、どんな姿で踊っても、何をしても罪ではありません。神様も愛する時は喜ぶでしょうか。笑うでしょうか。踊るでしょうか。神様はどうされるでしょうか。神様も同じなのです。神の目には、服よりもその人のすべてが見えているのです。全身の細胞が作動する運動もすべてを見ておられるのです。神の世界においては、すべてが解放圏なのです。ですから文総裁はどんな型にもはまりたくありません。先生が市場に行けば、露天商の古着屋さんとも友達になってよく服を売ってあげたりします。先生が売り子になってあげるのです。「あなたの夫の代わりになって売ってあげましょう」と。ある時は、その人が姉のような年であれば、先生が弟になってあげて売ってあげたのです。先生はそのような訓練をしたのです。ですからどこへ行っても多くの友達がいるのです。 このように、愛には世界的解放があり、自由があります。皆さんは自由と解放のどちらを願いますか? (解放です)。解放のあとに自由が来るのです。人間は堕落したため、いまだ解放されていないのです。自由がないのです。サタン圏内からの解放が必要なのです。人間は天理の大主であられる神の愛を中心としていまだに解放されていないのです。 その神様も、いったい誰に絶対的服従をするのかというと、まず神様は、「先に絶対服従してから、服従されなさい」と言うのです。それが偉大なことです。ある時、先生は皆さんに対しても無慈悲に命令したりするのですが、それは先生が皆さんに無慈悲に命令している以上に、先生は実際そのことを神様を通して知り、また行ってきたので、命令することができるのです。 真の愛を中心とする者 さて、きょうの話の統一世界を神の永遠に不変なる一つのみ旨を中心として収拾するという、その内容は何かということですが、聖書の旧約、新約を見本として、神様はプログラムをつくって、世界を収拾されるのでしょうか。人類始祖の堕落以前には、聖書の新約も旧約もなかったのです。既成のキリスト教会にいた人にとっては、このような話は本当に異端の話のように聞こえるかもしれませんが、それを疑うことが異端の魁首です。神様は聖書に従って動かれるのではありません。聖書は病人を治療するための処方箋のようなものです。自由人には必要ないものです。神様に出会って、「あなたは、旧約聖書でこのように語ったでしょう。ですから私に対してこのようにしてください」と言うことが可能でしょうか。愛はすべてを越えるものです。愛には規制がありません。ですから父母や親戚同士がどんなに反対していても、この愛の道を知れば、誰もがこの道へ直行するのです。たとえ正面衝突して、頭が飛んでしまっても直行するのです。では何を中心としてみ旨を成就するのでしょうか? (真の愛を中心としてです)。 真の父母とはどういう人かというと、自分が生まれたのも子女のためであり、生涯苦悩して生きるのも子女のためであり、死ぬのも子女のために死ぬというのです。それが真なる父母なのです。自分の生命の起源から、すべての生涯路程を経て、生死を越えてまでも、子女のために生きようとするそのような父母が、真なる父母です。では、真の子女とはどういう人かというと、全く同じ道理なのです。自分が生まれたのも父母のためであり、生活のすべても父母のためであり、死ぬのも父母のために死ぬ人が真なる子女なのです。分かりましたか? (はい)。真の兄弟も同様です。真の兄とは、弟のために生まれ、弟のために生き、弟のために死のうとする人であり、すべてにおいて生命を懸けている人です。 ここにいる年老いた女性たち、真なる妻としてそのように年老いたのですか。どうですか。女性たちが愛されるためにお嫁に行くというのは、堕落した先祖のエバと同じです。エバは愛されようとして堕落してしまったのです。本来は愛を受けようとするのではなく、愛そうとしなければなりません。そうすることによって愛が返ってくるのです。分かりますか。 では真なる教育者、真なる指導者とはどういう人でしょうか。その人に従っている千人、万人の人々がいるとすれば、その中で自分だけが楽な道を行き、千万人の人々に苦労させようとするのではなく、千人、万人すべてが休めるようにしてあげて、自ら最も苦労する道に責任をもとうとする人が真の指導者なのです。この先生を見なさい。アメリカにおけるダンベリー事件を知っているでしょう。アメリカの法務省がレバレンド・ムーンを起訴した時、先生は韓国にいたのです。法務関係の協定がないので、アメリカには行かなくてもよかったのです。アメリカの国民ですら、自分が法に触れた場合には、アメリカから逃げ出すのです。先生はそのまま韓国にいれば、アメリカへ行って刑務所生活をする必要はなかったのです。しかし先生は起訴された翌日、ドイツを回って飛行機でアメリカに入ったのです。アメリカの法務省では、判事や検事たちが集まって、「レバレンド・ムーンは絶対に出頭しないだろう。なぜなら、アメリカ人でさえも、アメリカを離れて法の網から逃げ出すのに、何の関係もない異国の人が、なぜアメリカに来る必要があるのか……」と言っていたのです。 神様に主管されて生きる先生は、アメリカの法の上で生きる人間です。法の下に生きるのではありません。それ以上のことをしなければならないのです。そこで、アメリカに入った文総裁は滅びましたか、勝利しましたか? (勝利しました)。勝利したのです。最近ではアメリカの大統領までも先生の世話になるようになりました。先生はそのような基盤をつくったのです。今や、アメリカの国民もレバレンド・ムーンを尊く思っているのです。統一教会の信者はどうですか? (尊く思っています)。では昼になったのに、なぜ昼食もさせてくれないのですか。(笑い) 待遇されようとして待遇されるのはサタン世界のことです。先生は、「あいさつをせよ」とか、「再臨主」とか教えたことはありません。先生はそういう話をしましたか? 金元弼(先生)は、「再臨主」とか「メシヤ」とか言っていますが、メシヤとは、日本語で食堂の主人のことです。(笑い) 先生にはそのように聞こえるのです。また再臨主とは、死んだ夫が天国に行って再び訪ねてくることです。先生は再臨主が偉いとは思いません。そのように思っていたら、愛の話をすることもできません。悪口も言えないのです。再臨主が悪口を言ったらどうなりますか。(笑い) 先生は、再臨主という名が嫌いです。名は嫌いですが、再臨主が今まで神聖なるこの道をつくってきたのです。何の話か分かりますか。一番苦しいことを再臨主ができなくても、先生にはできるのです。ですから、その位置においては、もし再臨主が現れれば、神様の代わりとして侍らなければなりません。これはいかに恐ろしい話でしょうか。 先生は監獄に入って、最も困難なことを成し遂げました。そこで三つの与件を出発させました。まず、共産主義の脅威からアメリカを救うことです。次にアメリカの青少年を救わなければなりません。これは最も難しいことです。それから腐敗したキリスト教を再復活させることです。このような三大与件です。これは、アメリカにおいて誰もできなかったことです。学者にも、宗教者にも、政治家にも、いかなる方法手段をもってしてもできなかったことです。お金をもってでも、世界中の科学文明をもってでもできなかったことです。先生は、アメリカを共産党の魔の手から解放する門を開きました。七〇年代には、言論機関も、共産主義によって左傾化されていました。それを先生がひっくり返したのです。このように先生は多くのことを成したのです。学者世界においても、多くの迫害を受けながら、東西四方へと散らばって戦ってばかりいる学者の群れを一つにして、その方向を提示しました。世間で学者といわれる人々は、なかなか話を聞きません。そのような群れを集めて、文総裁が「このような世界に向かわなければなりません」と、方向を示したのです。それで絶対的価値を中心として約十五、六年間教育した結果、今は議長が先生のみ言を研究するようになりました。 アメリカの神学校にも、「AR」という組織があり、年に一回牧師、神学者約六〇〇〇名ほどが集って大会を開いています。しかし私たちは、その門前にも行けなかったのです。今はその理事会の半分が先生の側です。その展示会の重要なコーナーに統一教会を紹介したとしても、「どうぞおいでください」と言うのです。反対できないのです。アメリカへ留学した群れが、韓国に帰って、「自分は神学者だ。文総裁に反対する」とか言っているのですが、あなた方の学んだ神学校の校長が、既にレバレンド・ムーンの教えを受けているのです。どうです。気持ちがいいですか、悪いですか? (気持ちがいいです)。では、反対する者が偉いですか。反対する人々の声を聞きながらも、それらを相手にしない人が偉いですか? (相手にしない人です)。それは偉くありません。悪口を言われながら、気持ち悪くも思えない人は、愚かな人ではないでしょうか。女性としてそのような息子を生みたいですか。もしある村で、殴られて帰ってくる息子がいれば、「どうして泣いて帰ってくるのか」と言うのが母親でしょう。先生の母親もそうです。先生に「どうして悪口を言われながら黙っているのか。復讐すればいいのに」と言ったのですが、先生が知った真の道がそのような教えではなかったのです。 それで今回、四十年ぶりに広告を出したのです。先生は悪いことはすべて忘れようとしますが、良いことは覚えています。刑務所の話もすべて忘れようとしているのです。思い出せば、今でもすべての話ができますが、もしすべてを話せば、皆さんは涙を流すことでしょう。昔、先生は有名な日曜学校の先生をしていたので、文学的専門用語を使って、どんな話も、童話も、長編小説もできるのです。馬に乗って荒野を疾走する内容などを話す時、当時の教会の若者たちは、先生がますます好きになったのです。先生はどこへ行くにも、説教を準備していくことはありません。何の準備もしなくても、先生は感銘を与える説教ができるのです。一日中語り続けても、数カ月は語れるし、説教だけでも生活できる先生です。 さて、統一の話ですが、宗教圏の統一は何をもって成すことができるでしょうか。それは武力ではできません。不良息子が悔い改めることができるのは、父母の愛からです。愛は死亡の世界から創造力を発揮できるのです。死の場から復活圏をつくり出せるのです。今回のソウルオリンピックの時、「一二〇カ国から宣教師と代表二人ずつ韓国に来なさい」と言ったのです。旅費は各自が準備したのです。先生に助けてくださいと言うような人は一人もいないのです。皆さん、もし先生が天国へ行って、皆さんに「天国に来なさい」と言った時、先生が準備してあげるべきでしょうか、それとも皆さんが準備して来るべきでしょうか? (準備して行きます)。それと同じなのです。先生の真の道を知ったならば、先生が行うとおりに皆さんも行わなければなりません。その道がいかに険しくとも、その道を開拓していくのです。たとえヒマラヤの山頂へ登っていく道であっても、これが公式の道なのです。その山頂を越えて天国へ入るのだとすれば、すべての人々は越えなければなりません。 ですから、先生はこのような道を知ったので、一生涯この道を行くのです。この道はただ楽に行くことはできません。サタン世界の最も深い谷底にも、神の愛を中心として、真の愛の根を下ろさなければなりません。そこに根を下ろさなければなりません。そこに根を差して、そこから出発して、サタン世界の個人的時代、氏族的時代、民族的時代と、すべてにおいてサタンが打ってくる中で、神様の本来の愛の伝統を築くのです。先生はこのようなサタン世界のすべてに迫害されながら、世界の位置にまで上がってきたのです。今や中天に名声を翻す時なのです。これからは大韓民国においても、文先生に反対する者は打たれるでしょう。 迫害は神様が恵みを与えるための架け橋 先日もこんな話を聞きました。ある喫茶店に入っていた時、ある軍人が文総裁の悪口を言った既成教会の人の胸ぐらをつかんで、殴ったのです。「この野郎! お前は文総裁に対してどのくらい知っているというのか!」と。これから先生に反対する者はこのように殴られることでしょう。そして、死ぬ者も現れるでしょう。なぜこのような話をするかといえば、一九五五年、李承晩博士の時代に、文教部、広報部、内務部、法務部、外務部の五人の長官が一つになって、文総裁を打ってきたのです。その時、李承晩大統領の妻のフランチェスカと、金活蘭と、李起鵬の妻の朴マリヤたちが一つになって打ってきたのです。そして一瞬にして、梨花女子大学、延世大学において迫害が始まったのです。このまま統一教会を認れば、賢い青年男女が、神学校の学生が数週間のうちに完全に伝道されていって、そのまま放置しておいたら、数年以内に既成教会が滅びてしまうと思い、「どんなことをしても統一教会を打ち砕かなければならない」と言って、騒ぎ立てたのです。しかし、何の罪状もないので先生を殺すことができなかったのです。 散々調べ尽くして、「兵役忌避」ということで打ってきたのです。先生は北で監獄生活をしてきたので、既に兵役の年齢も過ぎていたのです。どんなに法に照してみても問題にならないので、無罪釈放になったのです。しかし悪いことには、その時大騒ぎして連れ出したのに、無罪釈放になったことは誰にも知らされず、今になってもそのことで先生を打とうとする人がいるのです。 先生は個人的に打たれ、家庭的に打たれ、氏族的に、民族的に、国家的に、世界的に、天と地においても打たれてきました。共産主義者から、またアメリカ人から、アメリカの政党全体から、さらに仏教、儒教、すべてから打たれてきましたが、誰一人として宗教者で、この先生に同情した人はいませんでした。誰一人として男性も、女性も先生に同情した人はいませんでした。しかし先生は、そのような中でもすべての人々に、この道を教えてあげました。監獄の中でも話してあげました。そして、世の中がこれほど悪なる世界になっていることを、先生はよくよく知りました。しかし先生は、これらすべてを自然屈伏させてきたのです。 本当は監獄のことはすべて忘れなければならないのですが、殴られて痛かったことを記憶しているのです。先生の体には多くの傷が残っているのです。既成教会が与えた傷です。先生がもし人間的に生きるならば、彼らの腹を切り裂いて、禿鷹の餌にしても足りない気持ちです。先生の性格は、そのように強烈なのです。少年時代にも、もし先生の村で誰かに殴られたかわいそうな人がいれば、先生はその人を訪ねていって、責任をもってその人を殴った者を処分する魁首の役をしたのです。先生は火のような男なのです。このような先生を監獄に入れたのですから、たとえ無罪釈放したとしても、その日その時のことを、長い公文書にして発表し、謝罪しなければならなかったのです。 しかし、なぜこのように迫害されたのかといえば、恵みを受けるためのものだったのです。罪なくして打たれる人は恵みを受けることができます。打った人が長官の友人であれば、長官の友人の恵みを受けるのです。もし長官の位置で打ってくれば、長官の位置の恵みを受けるというのです。先生は濡れ衣を着せられました。「文なにがしは、大韓民国の大統領になろうとしているのだ。李博士をポケットに入れようとしているのだ」と言われてきたのです。「文なにがしはこの国を手中に入れようとするのだ」と悪口を言われながらも、先生は黙々と歩んできたのです。最近になって、ようやく「南北を統一できる代表者は文総裁しかいません。金日成にも誰にもできません。文総裁だけです」と言うのです。さらに「文総裁を南北統一の大統領にすべし!」と言う人も多いのです。たとえ大統領に打たれることになっても、それを耐えて、その迫害が世界へ広がっても滅びないで成長していれば、その国の大統領以上の大きな位置を与えられても交換できない人になるということです。迫害は、神様が恵みを与えるための橋を架けているのだということを知ったので、先生は黙してきたのです。先生はすべての橋を渡ったのです。 もはや統一教会に対して、既成教会が全力をかけて打ってきても先生には勝てません。どんなに強い青年の闘士の群れをもって挑んできても、統一教会の人たちには勝てません。最近では円和道という武術を習っているのです。霊界から教えられたこの武術を全世界に広めるのです。円和道は素晴らしい武術です。神様いわく、「武術はこのようであらねばならない」。円和道は原理を中心とする、世界の総合的な武術とすべく今回指示を出したのです。そして、世界中の円和道の人々を再調整して、かつて三国時代に花郎道の力を発揮して、三国を統一したように、今や万国統一時代なので万国を統一できる武術を習わなければなりません。それで、共産党も先生を恐れているのです。日本でも同じです。もはや私たちの若者を思うままにすることはできません。すべての人々が円和道を習うのです。 この中で八〇パーセントの人々は、今でも先生と相撲を取ったら負ける人たちです。「七十代の老人が何を言うのだろう」と思ってはいけません。(笑い) 実際にもそうなのです。昔、漢江の岸でも先生と相撲を取って勝った者がいましたか、教会長どうですか? (いません)。(笑いと拍手)<③に続く>一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.04.26
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『ファミリー』1989.1月号より「神のみ旨を中心とする宗教圏の統一」と題して語られた文総裁のみ言からです。過去にはすでにその一部を紹介していました。【参考記事】「宇宙の根本は父子の関係」(1988.10.14、ソウル本部教会)(2020.03.29)「宇宙の根本」は”父子関係!!”--み言選者の理解に問題があった?!文鮮明先生御言選集 19881014 - 神のみ旨を中心とする宗教圏の統一1988年10月14日 宗教の道と哲学の道 宗教生活は一般の生活と違うということを、私たちはよく知っています。宗教とは神に出会って、神と共に生きる道であり、哲学とは、すべての知識と文化的背景による世界観や思想的観を中心として、神を探し求めていく道なのです。ですから、今日まで歴史を動かしてきた人々は、哲学者ではありません。既に、皆さんが御存じのように、歴史上には四大聖人がいましたが、彼らはいかなる人々であったかというと、それぞれの宗教の教祖でした。イエス様がそうであり、釈迦がそうであり、孔子がそうであり、マホメットがそうです。彼らがなぜ歴史上の数多くの人々の中において、四大聖人という名をもつようになったかというと、彼らは、ただ単に人間と共に生活することにあこがれをもって生活した人たちではなく、神の遠大なるみ旨にあこがれて、そのみ旨に歩調を合わせて生きた人だからです。 人間、その志すものはいつしかみんな流れ去ってしまいます。優れた人、愚かな人、人それぞれに生きる道は違いますが、すべては流れ去ってしまうものです。しかし、愛国者の生活伝統は、その国が存続する限りいつまでも残るのです。しかし、そのような愛国者の志も、いつか国家の興亡とともに流れ去ってしまうものです。それはなぜかというと、人間世界の歴史は、国家や社会や家庭を背景にした志を分別していく道であり、ある国家や社会、家庭、また個人の目指す道は、神のみ旨とは一切関係がないからです。それは堕落圏内にある世界だからです。 神のみ旨の立つべき位置は、堕落した世界を越えなければなりません。ですから、この世界の全人類を理想的世界へ、より次元の高い世界へと導くための道を収拾してきたのが、歴史的な代表者としての四大聖人なのです。そのような聖人たちを中心として、ヨーロッパにおいては、キリスト教を中心とした文化圏をつくり、インドにおいてはヒンズー教を中心とした文化圏をつくり、さらに極東においては、儒教、仏教、仙教による文化圏をつくり、中東においてはイスラム教を中心とした回教文化圏を形成してきたのです。そのような文化圏は今日まで、神の理想的生活圏の土台を形成するためのものだったのです。ですから、そのような宗教同士の中でも、互いに紛争が絶えなかったのは、それぞれに自分たちの宗団を中心としてのみ、神の理想的生活土台を形成するということを願っていたからです。そのような願いの上に立っているので、今日も宗教同士の戦争が絶えないのです。このように宗教紛争が絶えないということは良くないけれども、宗教の目的とする基準が成就されない限り、どんなことがあっても神様は、宗教を残していかざるを得なかったのです。分かりましたか。 このように見た時、神と共に生きた四大聖人の残した世界は、その民族や背景によって、それぞれが異なった文化圏なのです。そのような各々出発地の違う東洋と西洋を収拾しなければなりませんが、神が四大文化圏を形成してこられたその目的はどこにあるかというと、宗教によって世界を破綻させるためではなく、宗教を連合させて、その基盤の上で世界の全人類を救うためなのです。 それでは、世界の全人類を救ってどこへ連れていくのでしょうか。仏教を信ずる人々は、仏教の世界へ行くことを願います。キリスト教を信ずる人々は、キリスト教の世界へ行くことを願います。さらに回教を信ずる人々は、回教の世界へ行くことを願うのです。そして、各自が処しているそれぞれの宗団を中心として世界的な生き方を願うのが、すべての教祖たちの所願であると同時に、神のみ旨もその一点にあるのです。しかし今日まで、各々の教祖に分からなかったことは、各々の文化圏を形成してきたのですが、その終末においては本来の出発である神のみ旨を中心として、個人的なみ旨、家庭的なみ旨が合致する時、氏族、民族、国家、世界、全天地が一つになるということです。世界的な文化圏を形成して次に何をするかというと、国家を中心として、民族を中心として、氏族を中心として、家庭を中心として個人が一つになれる軸による統一をするのであり、それを成すのは、神のみ旨のみです。個人が歩むみ旨、家庭が歩むみ旨、それぞれに範囲は違っても、その道は同じなのです。 ですから統一されなければなりません。神様は絶対的な方であられるのです。四大文化圏の一人一人がみ旨を受け継いで、世界の文化的背景の異なる四方の地域から、結局は山頂に至るようになるのです。そこで「あ! あなたは東から来たのですね。あなたは南から、あなたは西から、あなたは北から来たのですね」と。このように出会ってみると、それぞれに誰しもが神を求めてきたというのです。山頂に至るまではそれが分からないのです。それは、山頂に登ってくる人々を見下ろして、摂理されている神様以外には誰も分からないのです。ですから宗教間において、歴史上に多くの複雑な問題も残してきたのです。キリスト教は、すべてにキリスト教を中心として、「自分たちが第一である」と言うのです。それは一側面からだけ見ているのです。頂上から見れば違った答えになるはずです。すべて頂上に登らなければなりません。谷間にいながら頂上にいるような行動を取れば、それらはみんな肥やしになるだけです。 ですから、神のみ旨のみを中心として生きるのが宗教の道です。そして、神のみ旨の道とは、絶対者のみ旨であり永遠に一つなのです。二つはないのです。では、絶対的な一つのみ旨を中心として、個人がその絶対的な神のみ旨のみを中心として生きれば、その人は個人天国に属することができるのです。それが家庭であれば、神様と共に生きる家庭天国となるのです。そのように民族を越え、国家を越え、世界を越えて、神のみ旨を中心として世界が一つになっていくのが地上天国です。分かりましたか。 それでは、統一教会とはいったい何をする所なのでしょうか。統一教会も同様な道をたどっているのです。統一教会はレバレンド・ムーンという人によって始まったのですが、その教えは自分を中心として生きるということではありません。神のみ旨の道にあって、すべての宗教が様々に混乱している現状から、最終的には、本来の神のみ旨を中心としてすべてを合わせなければなりません。数多くの工場から部品を集めて、青写真によって、一つの製品として組み立てていくように、もし神様が最も喜ばれる一つの製品を作り出すブループリントによって世界を一つにする運動の理想がないとすれば、宗教を立ててこられた神御自身も不正当な方だとなるのです。ですから聖人を訪ねて、共に生活を指導してこられたというのは、個人のためではなかったのです。彼らと共に、世界的生活理想圏をつくるために、時代を経つつ、彼らが同じ喜びをもって世界的に生きることを願い、宗教を通して歴史と世界を収拾してきたのです。 世界の統一は宗教圏の統一から さて、世界の統一はいかにして成されるのかという問題を考えた時、まず宗教圏の統一が成されなくては、この地上世界は統一されません。それはなぜかというと、この世界は堕落した世界だからです。堕落した世界は戦いの歴史があるだけです。堕落した世界は、自分を中心とすることをまず第一主義に考えるのです。何事においても自分を中心として生きようとするのです。エバが堕落したのも、自分を中心としたからであり、天使長の堕落の動機も、自分を中心としたからです。すべてにおいて、自分の利益のために相対的環境を処理したのが堕落なのです。 では、このような世界から逃れるためにはどうすればいいでしょうか。まず第一に、神のみ旨の道を尋ねていかなければなりません。神のみ旨とは何かというと、悪魔の道と正反対の道です。この世で生きようとする者は、天の国においては死のうとする者です。このように正反対なのです。ですから聖書にも、「生きんとする者は死に、死なんとする者は生きん」と記されているのです。そのように逆説的な論理なのです。皆さんは、聖書がなぜそのようになっているのかというその根拠を知らなければなりません。先生の話は大まかな歴史的結論だけです。 では、これからの世界を統一できる宗教になるにはどうすればいいのかというと、人間は死ぬ時はいかに死すべきかという個人としての死を知り、家庭を犠牲にしても氏族、民族、世界を犠牲にしても、必ず神に帰るという思想をもった者とならねばなりません。そのような者が神様に出会うことができるのです。ですから、統一教会で活動することは、統一教会のためではありません。より大きなもののために投入して、犠牲になるためです。大きいものが生まれるためには、まず小さいものを投入しなければなりません。これが原則です。発展的原則であり、分野的原則でもあるのです。 それでは、神様の創造理想は何かというと、大宇宙は統一的世界を構想しているので、この宇宙形成の理想圏を促すためには、宇宙形成圏から何かを取り出すのではなく、この宇宙も何かを取り入れなければならないのです。まず宇宙目的が形成されなければ、宇宙はこのまま存在することはできません。宇宙の目的を包むことのできる何かが存在し、その中に宇宙自体も入らなければなりません。そこに入ってからは、千年、万年、じーっとしていなければなりません。自分自身を主張しようとする人は、宇宙の大理想圏が形成できません。そのような中で、忠臣とはどのような人かというと、別に特別な人ではありません。歴史を代表するいかなる人が投入したより以上を投入する人が忠臣なのです。そして孝子とはいかなる人かというと、父母のために自らを投入することにおいて、誰よりも投入した人がより孝子なのです。 では、これらの四大聖人の中で、一番の聖人とはいったいどのような人でしょうか。それはより犠牲的な内容をもって、この世間の道理のゆえに否定されるという論理の上に立っている人でなくてはなりません。でなければ、この堕落した世界にあって、完全にXとYを変えることはできないのです。何の話か分かりますか。左が右に行こうとすれば、必ず左右が交差しなければなりません。これと同じように、世の中の万事が堕落のゆえに逆になっているのです。堕落した世界が正しくなるためには、左と右が今までと反対に交差すれば神側に立つようになるのです。ですから聖書にも「誰よりも人をより愛せよ」とあるのです。イエス様も「父母、兄弟よりも私を愛さない者は、私の弟子にふさわしくない」と言われたのです。それに加えて、「自分の十字架を背負って私に従ってこない者は私の弟子にふさわしくない」とも言われたのです。 さて、皆さんはこの社会の中で、父母、夫や妻、子供と共に生活しているのですが、一国の愛国者の道理や世界を中心とした聖人の道理に従っていくことによって、果たして理想世界ができるでしょうか。これが問題です。終末になってなぜ宗教が疲弊してきたのかというと、世の中と歩調を合わせているうちに、右も左も分からなくなってしまったからです。左が問題なのであり、右は問題ではありません。左を取り替えなければなりません。そのためには、誤ったものに制裁を加えることのできる反対のものが出てきて、ぶつかっていかなければ新しいものは出てきません。それで終末とは、交差時代のことをいうのです。今日のキリスト教はそういうことが分からないのです。そこで、統一教会の責任をもっている文なにがしという人が出てきて、この世界をどのようにするかというと、まっすぐに走って、直線にサーッと切ってしまうのです。 まず、世界的個人と対決して勝利しなければ、世界的個人の代表として、神様を迎え入れて共に生きることはできません。先生はこのように世界的個人の代表として、個人解放圏を準備するための土台を再現したのです。それは単一民族です。その単一民族の中でも、歴史上最も混合されていない民族でなければなりません。それがこの韓民族なのです。韓国の人たちは他の人の意見をなかなか聞き入れません。喜んで聞いているように見えても、全く別のことを考えているのです。そして、その人の後頭部を打とうとさえ思っているのです。このように最もややこしい民族が韓民族なのです。サタンもそれを知っているし、神様もそれを知っているのです。そのような意味から、北側のサタンの群れと、南側の神の群れに分かれて戦っているのです。そして南の人々は、積極的に神様を受け入れようとし、北の人々は積極的に神様に反対しようとしているのです。そこで共産党は、「神はいない」と言うのですが、それは、父親が元気に生きているのに、その息子に対して「あなたの父は死んだ」と言うことと同じです。皆さんはそんなことを言われて黙っていますか。そんな人は気の狂った人です。 皆さんは、全世界の民族に対して影響を与えなければなりません。全氏族に対して影響を与えなければなりません。全世界の人々に影響を与えることのできるそのような立場に立って、共産党を追い出し、サタンを追い出すための働きをしなければなりません。統一教会は共産党を打ち砕くことのできる先駆者なのです。南韓で一番金日成を嫌う人は誰でしょうか。大統領ですか、誰ですか? それは文総裁なのです。それは既に世界的にも知られていることです。しかし文総裁は、共産党を打ち砕くのに銃をもって行うのではありません。一人も殺すことなく、すべての共産党の人々を解放しようとするのです。このような主義を主張できる人は、歴史始まって以来先生しかいないのです。そういう意味で、共産党を擁護しようとするどんな個人も、家庭も、氏族も、民族も、国家も、世界も許すことはできません。なぜかというと、神様がそれを許すことができないからです。神の本来の理想の中にはサタン、悪魔、共産党は存在しなかったのです。神様が嫌うような存在はありませんでした。神様が嫌う世界的な主義、主張は悪魔のものです。今日、終末が来るまでは全部サタンの思うままでした。サタンは神様の代わりの立場で全人類に侍られてきたのです。しかし、神様が人類を半分に右翼、左翼を分け、万民を神様の前に帰そうとするので、悪魔の失策的転換が共産主義理論となったのです。よく見ると人類が神側に戻ることは明らかなので、自分(サタン)にも、神にも侍られないようにするために詐欺的術策として作り出した哲学です。すべてが偽りなのです。 ですから、世界の三分の一までしかサタンは食べることができません。それで、あとの三分の二に影響を及ぼそうとしているのです。しかし神様は、「これは私のものだ」と言うのです。そこで共産党は反対に、「これは自分のものだ」と言うのです。金日成は四十年間「南韓は自分のものである」と言い続けています。ひどい話です。統一教会は全世界的に防衛線を張って、これを収拾しようとするのですが、それは武器ではできません。真理でもできません。聖書には「真理を知る時、真理はあなた方を放す」と記されており、人々を自由にすることはできますが、解放することはできません。それは神の真の愛のみです。 神様の創造された広大なる宇宙 神様は宗教をつくって、今日まで人類と共に生きたいと願ってきたのですが、それは何を中心として生きようとされたのかというと、神様は物質によって良い暮らしができるようにすることなどは関心がありません。霊界に行けば食べる心配も、着る心配もないのです。それを知っていますか。先生が霊界の話をすれば、これから死にたいと思う人が多くなるので、このことは話しません。(笑い) 果たしてキリスト教において、主様を選挙で選び出せるでしょうか、どうでしょうか。主は天から来られるのです。対象が主体を決定することはできません。何の話か分かりますか。対象は主体が自分のようでなければならないという概念をもつことはできないのです。対象は第二の存在なのです。自分で権限を評価できない対象圏の位置にいるのです。これは少し難しい話です。 さて、神様はお金もうけもせず、ただ黙って座っておられる無識の大王なのです。神様は黙って飢えている大王なのです。じっとしている無力の大王なのです。誰でも来て打つことができるのです。神様は黙っておられるのです。仮に、一番の知識の大学者がいたとしましょう。歴史始まって以来の大きな権力をもつ為政者がいたとしましょう。世界一お金を持っている人がいたとしましょう。皆さんは、これら三人の中で誰の手が先に伸びることを願うでしょうか。神様も考えてみられるのですが、皆さんであればどのような人の手が伸びることを願いますか。女性はお金持ちの人の手が伸びてきたらいいと思いますか。お金があればどんなにおいしいものでも食べることができるのですね。知識の手が伸びてきたらいいなと思う人は、知識をもって何をするのですか。何をしますか。それが問題です。先生の前ではみんな泥棒のようなものです。先生の手がいかに大きいか、それは全世界を代表する大きな手なのです。神様の手も大きいのですが、その神様もすべて握ることのできる大きな手なのです。さらに、子供のような小さな指がそこについています。それはどんな手かといえば、お金もないし、知識もないし、権力もないけれども、ただ一つ母親の愛だけは知っている手なのです。その手は愛を求める手です。では、神様はどの手に最も関心をもつでしょうか? (子供の手です)。それはカニの足のように小さく見え隠れするような手なのに、神様は関心をもつのです。 この宇宙がどれほど膨大なのかといえば、ある科学者などは二一〇億光年かかる大きさだともいっています。以前、一五〇億光年の星を発見できる電波望遠鏡があるということを聞いたことがありますが、この宇宙はどれほど大きいことでしょうか。光の速さは、一秒間に三億メートルです。三億メートルといえば、地球を七回半回る距離です。それが一秒間に進む光の距離であれば、一分間ではどんなに遠くまで進むことでしょうか。さらに一時間たてばどうでしょうか。光が進むその距離は、どれほど遠くなることでしょうか。それが一時間でもなく、一日でもなく、一年かかって進む距離を一光年というのです。そのような速さをもった光が二一〇億光年かかる距離は、これから皆さんが千年、万年を生きて数えようとしても数えきれるものではありません。そのような距離をもつ膨大な宇宙も一つに連なっているのでなく、それぞれ分かれて運動をしているのです。そして互いに関係を結んで大きな固まりになって、回転運動をしているのです。それは自然に生じたものでしょうか、それとも誰かがつくったものでしょうか。自然に生じたのですね? (いいえ)。どうして「いいえ」ですか? すべての存在は、根源があって生じたものであり、何の動機もなくて生じることはないのです。 そのような宇宙を動かすことのできる神の力がうらやましいですか。「宇宙には、ダイヤモンドの星が一〇〇〇個、一万個存在する」と言っても、「無い」と言い切れる人はいません。黄金の星、ダイヤモンドの星、五色に輝く星が数多くあるというのです。それは誰がつくったのでしょうか。神様に宝石が必要でしょうか。神様が好きなダイヤモンドは何カラットでしょうか。英国のロンドンの博物館に行けば、世界で一番大きいダイヤモンドは五一七カラットだといわれています。卵ほどの大きさです。皆さんが結婚する時、一カラットのダイヤモンドでも喜んで受け取るのですが、神の創造においては、五一七カラットのダイヤモンドなど問題ではありません。ダイヤモンドの星もあり得るというのです。そのような広大な宇宙も、共産主義者は自然に生じたというのです。そして、宇宙はそのまま存在するものとして論法を立てていくのですが、そうではなく、宇宙の根本を訪ねていかなければなりません。 神様はどれほど素晴しい方でしょう。そのような神様にも、いとこやはとこが必要なのでしょうか。人間は、いとこやはとこを必要とします。人間は国も必要とします。神様はどうなのでしょうか。皆さんは、いとこやはとこがなぜ必要ですか。困った時、お金を借りるためでしょうか。(笑い) 知らないことを教えてもらうために必要でしょうか。人間は生活の中で、親戚と共に踊りを踊ったり、歌を歌ったりして、上下、左右へと和音をつくり出していくのです。そのような親戚が数百名も集まって、コーラスするその和音には、すべての人々も引き込まれてくるのです。そのような、全体の美と全体の調和を成すことのできる、和合した美化的感覚が必要なのです。 宇宙の根本は父子の関係 では、神様に必要なものはいったい何でしょうか。それが問題なのです。神様に必要なものは食べ物ではありません。もし皆さん霊界に行けば、そこで愛に酔って憧憬するものは、すべて直角になる世界です。何の話か分かりますか。愛に酔って皆さんが要求するものは、すべて直角に現れるというのです。他のお金の力でも動きません。知識でも動きません。権力をもってしても動きません。ですから愛に同和することにおいて、四方八方に対応できる主体になれば、すべての世界は対象圏として現れてくるのです。自身が愛の対象圏になれば、すべてが主体として作用するのです。ここで「パーン!」という音がすれば、あちらではさらに大きく「パーン!」と鳴るのです。そして大きく「パーン!」と鳴ったら、次には小さく「パン」と鳴るのです。いったん上がったものは、それ以上に上がれば飛んでしまうので、再び下がらなければなりません。すべて和音にならなければなりません。そこでは神様も笑うでしょうか。誰か神様を見たことがありますか。神様にも目、鼻、口、耳、体があるでしょうか。その点では既成教会の信者たちはでたらめです。神様に目があることも知らないのです。「神様の目を見ましたか?」と尋ねても、誰も分からないというのです。「神様に鼻や、口や、耳がありますか?」「神様は誰に似ていますか?」。「神様は神様に似ているのです」。いったいそんな答えがどこにありますか。 神様は誰に似ているかというと、息子や娘に似ているというのです。ですから神は人格的なのです。人格的な神は、私たちに対して人格的最高の基準を要求しているのです。世の中には法度があり、また礼法があり、高低の均衡を取るようになっているのです。それに従っていけない人は脱落するのです。ですから先生は霊界のことをたくさん知っていても、そのことについての話はしないのです。もし先生が霊界の話をすれば、気が狂っておかしくなる人も多く出ます。婦人たちも自分の夫に対し、「なぜあのように生き永らえているのか、早く天国にでも行けばいいのに。先生がお話しされる天国はいい所だから早く行けばいいのに……」と思うのです。それでは天国には行けません。妻はまず夫を教育して愛さなければなりません。このような話をすれば時間が早くたちますね。もう何時になりましたか。 神様が好きな色とは何でしょうか。神様は白が好きでしょうか、赤が好きでしょうか、黄色が好きでしょうか? (白です)。なぜ白ですか。白は清い色ではありません。七つの色を混ぜ合わせたものです。プリズムを通して見れば、白は七つの色でできています。それらがすべて調和されるので、きれいに見えるのです。本当はきれいではありません。 神様が好きなものとは何かというと、先生が神様に会って質問したことがあります。「神様、宇宙の根本は何ですか? 世界の全人類は、宇宙の根本が何であるかを知りたいのです。そのために祈祷や、いろんなことを行っているのです」と。それに対する神様の答えは簡単です。宇宙の根本は父子の関係だというのです。そこで単純に考える人は、「父と子のいる関係が宇宙の根本なのだ」と思うでしょう。どうですか? 父母と息子といれば、それが宇宙の根本になるのでしょうか。父子の関係というのは、父母の関係でもなく、子女の関係でもありません。父子の関係というのは、永遠に切り離そうとしても切り離すことのできない、絶対的に一つになった関係をいうのです。それには何が必要かというと、真の愛なのです。文先生がそのような結論を出したのです。神様にお尋ねして、「神様、こういうものではありませんか?」。「お前(文先生)はそれをどうして知ったのか。お前は私よりも優れている」と、神様は言われたのです。アーメン。 先生はキリスト教徒の群れに会って、その牧師にこのことを話した時、「アーメン、アーメン」と彼らは言うのです。先生が一番嫌いなのは、その「アーメン」です。それは詐欺師の使う桶のようなものです。魔術師も魔法を使う時、そのような桶を置くのです。そして間違えば「アーメン」と言うのです。「アーメン」というのは、すべてを成し得たのちに使う言葉なのです。ですから神様が一度だけ「アーメン」と言えば完成であり、千年、万年も「アーメン」と言うことはないのです。父子の関係というのは、父母と息子関係でもなく、最高なる関係なのです。そして、そのような父子の関係を永遠に一つにする力が真の愛なのです。ですから神の真の愛は、一人で成就できません。今日のキリスト教信者は、「神は真の愛の主体であられ、多くの人々を迎え入れるのです」と言うのですが、それはとんでもない話です。神御自身も対象がいなければ、どんなに大切な愛も完成させることができないのです。 では、神は一人でしょうか、二人でしょうか? (二人です)。天のお父様と天のお母様という二人ではなく、神には二つの性禀が入っているのです。今答えた人は良心がありますか。ありませんか? 体がありますか、ありませんか? それら二つが合わさってあなたという一人の女性なのです。神の性禀は二つありますが、体は男性格主体となっているのです。では、男性格主体というのはいったい何でしょうか。女性格主体であればどんなにいいでしょうか。しかし女性格主体といった時には、別に男性格が存在しなければならないので二元論になってしまうのです。分かりましたか。二元論になってしまうというのです。神は永遠に一元論であられるために、男性、女性の中和体として、主体的な性禀をもった初めての男性形なのです。なぜ男性形かというと、男性は女性を治めなければならない責任があるのです。後ろからでも、横からでも、上からでも、下からでも女性を治めなければなりません。それで女性が、真の主体に出会った時、秒速三億メートルのスピードをもつ光の速力でもって、西側からぶつかっていっても、男性はグルッと数回回るだけで、それを収拾していくのです。何の話か分かりますか。回りながら収拾するのです。 ですから男性は女性を治めなければなりません。父母は子女を治めなければなりません。人々はみんなそれを願うのです。ですから神様は男性的主体なのです。その主体が好むのは何かというと、お金ではありません。皆さんがもし霊界に行けば、先生のこの話が正しいかどうか分かります。先生の話が間違っていれば、先生に抗議しなさい。もし霊界で先生に会えなくても、「文先生は本当に悪魔の魁首だから自分たちがいる天上の霊界にはいないのだ」と考えてはなりません。先生は最上の霊界にいるのです。昼は神様のおなかの中に入って眠るのです。世の中にそのような話をする人があるでしょうか。そのような話は、愛の世界においてのみ可能なのです。あなた方の中で、夫の心の中に入って眠りたくないという女性は手を挙げてみなさい。そのような女性は良くない女です。「あなたの真に愛する夫の心が宮殿のようであり、そこで手足を伸ばしてグルグル回ったり、鼻歌を歌いながら、眠りにつきたいと思う女性は手を挙げなさい」と言えば、みんなが手を挙げるのですね。 夫の心の中に入り込んで、ゴロゴロと回っている女性は幸せ者です。その愛は、そこから出たくなくて、誰が何を言っても千年、万年共に生きたいというのです。おなかが空いてきましたね。説教の途中なのになぜ「おなかが空いた」と言うのかというと、先生は皆さんのおなかが空いたことが分かるからです。朝食は食べましたか? (食べていません)。先生もおなかが空きました。きょうはこれぐらいにしましょう。このような話を始めれば、十時間、百時間でも終わりません。先生がアメリカへ行って立てた最高記録は十六時間半、立ったままで説教したことです。それほどよく話をする先生なのです。〈②③に続く〉一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.04.26
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「b408さん」へ黒・天聖経「宇宙の根本」を30回以上読まれては、神様の生殖器を一生懸命探されていたようですが、その旅はまだ続いておられるようですね(シムソン氏コメント欄から)。 ten1kokukatei id:ten1koku(b408さんのコメント)こんにちはシムソンさん。シムソンさんとtomy4509 さんとのみ言における、根本的な対立軸は『神様には愛の器官、生殖器が有るか無いか』にあると私は思っているのですが・・・。男性格主体、夜昼の神様などの討論も、”神様の生殖器の有無”の認識が違えば、どこまでも平行線でしかないと思うのです。以前、tomy4509 さんに、『神様に生殖器は有るか無いか』と、質問したところ『無い』とお答え頂きました。お父様のみ言は『神様には生殖器が有る』にもかかわらず、その事が理解できないtomy4509 さんに、まず、霊的堕落(エバが天使長の男性生殖器と結合)の事実を認識して頂く必要があると思います。「お前はそれを見たのか」論議になりそうですが、原理講論に書かれている教義の重要箇所です。「天の父母様教団」が霊的堕落を書き換えたならば、再臨主の教えではない新教団の誕生ですね。…(略)…真のお父様の『宇宙の根本』本体論の教えを理解した祝福家庭夫婦が、愛の統一体の縦的父母としていらっしゃる男性格の神様を中心に、神様降臨(父子関係)の夫婦愛を成し、モデル的理想家庭を築き、直系男子のご子女様方々に対する心情姿勢を心から悔い改めることを通して、再び一つとなることができる道があると信じる、一食口のコメントでした。さて私tomy4509からの回答は、「無形実体世界」では繁殖がありません。したがって、神様に生殖器があったところで無意味なものです。また、「霊的堕落(エバが天使長の男性生殖器と結合)の事実」があったかどうかですが、天使長も無形世界の存在物であって生殖器は無用の長物です。マタイ伝5章には27 『姦淫するな』と言われていたことは、あなたがたの聞いているところである。28 しかし、わたしはあなたがたに言う。だれでも、情欲をいだいて女を見る者は、心の中ですでに姦淫をしたのである。と書かれています。霊的堕落も、エバが神様への「絶対信仰」から外れて天使長に心を向けたと考えられます。ところで、黒・天聖経「宇宙の根本」を何度も読まれて「神様の生殖器」に至ったb408さんですが、サンクチュアリ教会の元光言社職員・中村仁史氏が姿を現したことでその原因が見えてきたように思います。つまりは、「宇宙の根本」は文鮮明総裁のみ言を選んでは編纂したものでしたが、そのみ言選択にあたってそれに関与した選者のみ言理解に問題があったのではなかったでしょうか。文総裁のみ言からは「宇宙の根本は”父子関係”」と語られてていました。ところが、黒・天聖経「宇宙の根本」、「父子」を検索してみればわずか8個しかありませんでした。その一方で「生殖器」は532個でした。黒・天聖経は16冊の本の合本版ですが、日本で編纂出版されたことを考えれば、み言翻訳に従事していた元光言社職員・中村仁史氏が大きく関与していたことは間違いのないことです。韓国語からのみ言選定にあたって彼自身のみ言理解がそれに反映されたように思います。https://youtu.be/BFu0pgvaG9M「宇宙の根本」もまた、縱的な「父子関係」ではなく横的な「男女(夫婦)関係」中心とした彼のみ言理解がそのままに「生殖器」が多用されたとなれば、読者もそれに感化されるというものです。「b408さん」もそのお一人ではなかったでしょうか?「独生女(批判)理論」の旗を掲げていましたが、この時もお父様のみ言「独生女」一つ語ることもありませんでした。中村氏同様に偏向した考えでもってUCIの方に行かれたと思います。ところが、最近の批判ビデオからは「初不得三」の説明も聞きますが(こちら)、「母」を否定した結果としてこれまで主張してきた自らの「真の家庭」までも霧散状態にしてしまったようです。 このように見て見た時、これまで「真の家庭」と信じては三男さんや七男さんに追従して来られた方々ですが、自らのいく道までも塞いでおられるようです。まるで、サタンが自らの活動場所である無形世界(宗教)を否定した共産主義の姿と瓜二つです。行く先を見失ったこれらの方々は、今後はどうされていかれるのでしょうか?お父様聖和後、お母様が語られていたように「草創期の神霊と真理」に立ち返られることを祈るばかりです。b408さんにありましても、私tomy4509との約束を覚えておられるでしょう。b408さんから申し出た1枚の証拠写真です。約束は必ず果たしてくださるようお願いします。次回記事予告ですが、『ファミリー』1989.1月号より「神のみ旨を中心とする宗教圏の統一」と題して語られた文総裁のみ言をUPしていきます。このみ言の中にはハッキリと「宇宙の根本は父子の関係」と記されていました。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.04.25
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今回から「韓鶴子総裁御言選集」第2巻・3巻からの講演文集をUPしていきます。韓鶴子総裁御言選集 - 目次韓鶴子総裁御言選集 1巻 真の父母様を中心とした一つの世界 韓鶴子総裁御言選集 2巻 理想家庭と平和世界のモデル 第1部 真の愛運動と女性の役割 第2部 理想家庭と平和世界のモデル韓鶴子総裁御言選集 3巻 天一国と私たちの使命 第1部 平和世界に向かう道 第2部 神様と人類の希望 真の父母 第3部 天一国安着のための私たちの使命韓鶴子総裁御言選集 4巻 愛しき君よ 花咲かせたまえ韓鶴子総裁御言選集2 - 理想家庭と平和世界のモデル第1部 真の愛運動と女性の役割1.アジアと世界を救う真の愛運動*このみ言は、1991年9月17日、日本の東京ベイNKホールで開催された「アジア平和女性連合」創設大会で宣布されたものである。尊敬する大会委員長、「アジア平和女性連合」の会員の皆様、来賓の皆様、そして日本全国各地から集まってこられた女性指導者の皆様。今日の歴史的な大変化のただ中にあって、これまでわずか5年足らずの間に、「アジア平和女性連合」がこれほどの成長を遂げ、かくも立派な大会を開催することになり、衷心よりお祝いを申し上げます。皆様の国、日本は、終戦の廃墟の中から立ち上がり、「現代の奇跡」と呼ばれるほどに、わずか40年で世界一の経済大国を建設し、世界の人々の羨望の的となっています。さらに幸いに思うのは、このような驚くべき産業発展を遂げながらも、日本は東洋に受け継がれてきた伝統的価値を失うまいと努めながら、家庭と社会教育の問題に多大な関心と努力を傾けてきたことです。このような立派な成功の背後には、誰よりも女性の皆様が、細やかで犠牲的な母として、また献身的な主婦として、家庭を健全に育て守ってこられたことが、その大きな基礎となっていることを、私もやはり女性の一人として、誇りに感じています。「アジア平和女性連合」の指導者の皆様。世界は今、歴史的な大転換期を迎えております。1917年のロシア革命以来、70年近くにわたって、世界の半分以上を席巻しながら数億人もの人々の血を流し、全人類を恐怖と戦慄のるつぼに追い込んできた共産主義の宗主国ソ連が、ついにその赤い旗を降ろし、歴史の彼方へと消え去ることになりました。これは取りも直さず、神様を否定する無神論の世界観が敗亡したことを意味し、葛藤と闘争と憎悪の哲学が、その限界を露呈し、共産党による一党独裁体制がその破滅を宣言したものです。しかし、このような共産主義の滅亡は、私たちに一つの重要な事実を悟らせてくれます。それはすなわち、共産主義の滅亡は、決して自由民主世界の勝利を意味してはいないという点です。経済的平等を主張して出発した共産主義が、かえって経済的な破綻によってその終焉を告げたように、自由の理想を唱えて立ち上がった自由民主世界もまた、その自由というものの陰で、性道徳の紊乱や暴力、麻薬中毒など、激しい価値観の混乱による社会的破綻を迎えているのです。戦後40数年にわたる冷戦時代は、結局のところ、勝者なく、左右双方が敗者となったゲームとして幕を下ろすことになったのです。今こそ共産主義世界だけでなく、自由民主世界も新たに救済されるべき時であることを悟らせてくれているのです。このように、西洋を出発地とした資本主義と共産主義は、いずれもそれ自体が物質的価値に基礎をおいているため、精神と肉体を兼ね備えている人間の真の欲望を満たすことができず、その限界があらわにならざるを得なかったのです。そのため、今日の世界においては、精神的価値を強調してきた東洋社会の中心的役割が、絶対的に必要な時代になりました。歴史的にも、アジア大陸は世界の精神文明の産室となってきましたが、ついに今や東洋が精神的な主体として、世界史的使命を果たす時が来ているのです。今の時代が「アジア太平洋時代」と呼ばれるのもその意味であり、これは実に、「もう一つの歴史的大転換期」と呼ばれるようになるのです。尊敬する女性指導者の皆様。過去半世紀にわたり、日本が産業を発展させ経済的に豊かになりながらも、日本社会がその歴史的価値を立派に守ることができたのは、女性たちが自発的に、献身的、犠牲的に家庭を守ってきたからであると私は思っております。事実、歴史的価値の中で最も重要なものは、家庭を中心とした価値観であると思います。昔の諺に「家和万事成」という言葉があります。これはすなわち、家庭こそが平和の根本であるという意味です。そして、このような家庭を築く上で最も重要な要素が真の愛です。真の愛とは、愛の中でも神様を中心とした絶対愛のことをいいます。すなわち、愛せないものまでも愛するのが真の愛なので、真の愛によれば怨讐までも愛さざるを得なくなるのです。さらに相手のために生命までも捧げる犠牲的な愛が真の愛です。そのため、真の愛のもとでは、個人はもちろん、社会や国家間の対立や葛藤さえも完全に超越し、溶かされて、真の平和が成就するのです。この真の愛は、創造と繁殖と発展の原動力となります。つまり、すべてのものは投入すれば消耗し、終わってしまいますが、真の愛は投入すればするほど大きくなり、さらに増加して返ってくるのです。そのため、このような真の愛の中でのみ「永生」という言葉が可能となり、真の愛を実践する家庭と社会は永遠に滅びることなく発展するのです。このような点から見ますと、私の夫である文鮮明牧師が教えてきた「ために生きる」という言葉は、平和な世界を建設する基本的な指針となるものです。このような真の愛の起源は、神様にあります。そして神様は、このような真の愛を実現するために人間を創造されたのです。神様は、人間を創造されるとき、なぜ男性と女性が互いに相対となるように造られたのでしようか。それは真の愛ゆえに、そのようにされたのです。真の愛の中で、 夫は妻と、妻は夫と愛を分かち合うようにするためにです。夫と妻がこのように互いに横的な愛を分かち合うことによって、夫と妻の根源であられる神様の愛を所有するようになるのです。すなわち、横的な男性と女性の愛によって、人間は縦的な神様と愛で結ばれるようになるのです。言い換えると男性と女性が結婚するのは、真の愛を中心に互いの世界を横的に占有するためであり、縦的には神様の愛を占有するためなのです。真の愛には相続権があるので、創造主と被造物が自分の所有となります。人間の欲望は、ここにおいて達成されるのです。このような点から、女性は男性がいなければ神様の愛と出会うことができず、男性は女性がいなければ神様の愛を所有できないのです。そのため、男性と女性は、神様の愛を所有するという立場において、互いに平等な価値をもつことになり、一体になった夫婦が神様の真の愛のパートナーになると同時に、創造主と人間は、真の愛を中心として平等の価値をもつようになるのです。このようにして、神様によって最初に造られた男性と女性が真の愛を成就すれば、彼らは真の父母となり、神様の愛を実現する始発点となるはずでした。しかし、不幸にも、人類は、神様の代身として真の愛の実体となるべき真の父母を失ってしまったので、このような真の父母の理想を再び回復し、真の愛を中心とした真の家庭と社会、国家、世界を実現する起源をつくらなければならなくなったのです。ですから、これからの世界は、単に地理的に近くなる地球村時代ではなく、真の愛を中心としてつながる地球家族時代を迎えなければならないのです。文鮮明牧師は、この真の愛の絶対的な道を知るがゆえに、数多くの迫害と苦難を受けながらも、自分のためではなく、神様と人類のために生きてきたのであり、その結果、今日のこの世界的な統一教会の基盤を築いたのです。のみならず、このように世界的な仕事をしてきた文牧師の妻として、私自身も、この真の愛を中心とした勝利の縁があるので、夫の痛みを骨身に深く刻みつつ家族全体と分かち合うことができたのであり、いかなる困難にぶつかったとしても、孤独な立場である夫のことを思いながら、表情に出さず、笑顔を失わないように努力してきたのです。そのようにして、女性としての真の幸福を、父母の愛、夫婦の愛、子女の愛の中に見いだそうと、ために生きる生活を続けているうちに、自然と私の生涯の目標が、真の愛を中心としてきょうはきのう以上にために生きて感謝し、また、あすはきょう以上にために生きて感謝しながら、一層努力する人生になったのです。また私が今日、立派に成長した13人の子女の母親として、その役割をうまく果たし得たのも、やはりこのような真の愛を中心として私の家庭が一つになれたからだと思います。どの家庭でも神様が臨在されれば、父母も子女もみな、神様の愛と生命と希望を共に分かち合うことができるからです。尊敬する「アジア平和女性連合」の指導者の皆様。来たる2000年代は、米ソ 両国の対立時代でも、多国による混乱の時代でもなく、神様の真の愛を中心とした神様の世界にならなければなりません。経済力や軍事力による世界支配の論理が存在していた弱肉強食の時代は過ぎ去り、今や神様の真の愛を教える「神主義」に基づいて、東と西、南と北、そしてすベての文化と人種と思想が一つに溶け合い、一つの世界をつくらなければなりません。「神主義」は今、アジアから出発して、アジア太平洋文明圏を建設しなければなりません。「神主義」を中心としたアジアは、これ以上の反目や葛藤、闘争があってはなりません。自分のためよりも、全体のために生きようとする真の愛の実践によって、アジア人自らが世界平和を成就する見本を示さなければなりません。世界から富の祝福を受けた日本の行くべき道は、今や世界のために生きる「真の愛の精神」を土台 として、世界の痛みを自分の痛みとし、世界の問題を自分の問題として、世界のために犠牲となり、奉仕することによって、世界平和建設の主役にならなければなりません。既に文鮮明牧師は、今年の8月27日と28日に、韓国のソウルで「世界平和宗教連合」と「世界平和連合」を結成しました。地球上の諸宗教は、唯一の神様を中心として全人類を結集させ、真の愛をもって結束させる使命をもっているにもかかわらず、歴史の流れとともに数百、数千に分かれてしまい、かえって宗教相互間の葛藤や闘争はおろか、真の神様を指向する人類の信仰の道までも、混乱に陥れてきたのが現実です。宗教の名のもとに無実の人々を罪ある者と決めつけ、神様の名を借りて血を流す戦争を数多く経験してきた歴史的事実を直視したとき、このような宗教が一つにならなければ、人類の心の世界は一つになれないばかりか、地上の平和世界ははるか遠くに追いやられてしまうしかありません。このような点から見て、今年(1991年)、世界の宗教が連合する機構が結成されたことは、正に歴史的な壮挙と言わざるを得ません。また過去、第一次世界大戦時には国際連盟、第二次世界大戦時には国際連合が、それぞれ戦後の問題を解決するために設立されましたが、今日、第三次世界大戦と言える、過去40数年間の冷戦時代が残してきた数多くの深刻な問題を解決するには、全く力不足であるというのが実情です。人種や文化の葛藤の解決、貧富の格差の解消や自然保護、そして真の倫理的価値観の確立などが、現代の人類が世界的次元で新たに取り組んでいかなければならない課題です。このような観点から、「世界平和連合」という新しい国際機構が、真の愛と「神主義」という新しい理念を中心として設立されたことは、実に時宜にかなったことだと言わざるを得ません。さらに一歩進んで、人間の心と体を代表するこの「世界平和宗教連合」と「世界平和連合」が共に、世界平和という共通の目標に向かって一致した方向を取り、互いに協力し合うことのできる相互基盤が築かれたという事実は、既に世界平和の建設が目前に迫っていることを示すものです。また、文鮮明牧師は、世界平和のための重要な環境的条件を、既に準備したのです。尊敬する日本の女性代表の皆様。これから皆様がアジアと世界のために与えようとする真の愛の実践者となるならば、きょうのこの歴史的な大転換の時点は、日本はもちろんのことアジアが世界へと飛躍できる重要な出発点となるでしょう。皆様がアジアの母、世界の母として生活舞台の幅を広げ、次元を高めて、新しいアジア、新しい世界建設の先頭に立ってくださることを切に願うものです。これこそが、誰も避けることのできない、歴史が今日の私たちに与えた宿命的課題なのです。アジアが神様の真の愛を中心として正しく立つとき、アジアの未来は無限に明るくなります。さらに、この世界に永遠の平和の秩序が定着する希望の未来が約束されるのです。新しいアジアの平和と世界の未来のために、より一層の努力をしてくださることを切にお願いいたします。ありがとうございました。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ 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2020.04.25
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HJグローバルニュース (2020年 4月 25日)FFWPU PeaceTV1.特集- 平和世界創建のためのグローバル人材育成 - 世界平和青年学生連合2. 主要ニュース- 神統一韓国のための大韓民国キリスト教聖職者協議会(KCLC)祈祷会■日本語http://www.ipeacetv.com/vod_view/11558■聖誕100周年 聖婚60周年 特集http://www.ipeacetv.com/vod/edition_v...一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.04.25
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韓鶴子総裁御言選集 - 目次韓鶴子総裁御言選集 1 真の父母様を中心とした一つの世界 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任韓鶴子総裁御言選集 1 - 真の父母様を中心とした一つの世界第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任4. 感謝と精誠の生活 感謝の生活私の一生の目的はただ一つです。いかにすれば昨日よりもきょうをより一層感謝する心で生きていくかということです。きょう一日、昨日よりも感謝し、あすはきょうよりも感謝しながら生きていくために努力してきました。毎日感謝する心をもつことが私の人生の目標です。しかし、皆さんに私の心情を率直に告白するならば、私自身が毎日、感謝する心で固く決意して前進しなければならないと思いますが、時には弱くなったり感情的になったりもします。ですから、皆さんがそのような点について私のことを理解してくださればと思います。私はいつも神様に向かう信仰生活において、より真なる道とはどのようなものであるかを考えています。私たちが神様のみ旨を明確に、そしてはっきりと知ることができる方法を知っていればよいのですが、時々それが分からずに挫折することもあります。それは人間であるからではないかと思います。したがって、神様に対する絶対信仰をもつためには、何よりも神様とお父様のみ旨に従順に従わなければなりません。(1984.7.31、ベルべディア修練所)私たちは歴史を通じて大きな教訓を学びます。そして、いつも過去の失敗は繰り返すまいと決心します。私は、2000年前イエス様が来られる前のユダヤ人たちも同じように考えたと思います。彼らも、「その時が来たら絶対失敗などするまい」と考えたでしょうが、結果的に失敗してしまいました。それ以後のキリスト教の歴史については、皆さんがよく知っていることと思います。今日、私たちはいかなる位置に立っているでしょうか。私たちもまた2000年前のユダヤ人たちのように歴史的な失敗と絶望をしているのではないでしょうか。そうでないとするならば、私たちは失敗をもう二度と繰り返さないという固い決意と娶勢をもっているでしょうか。お父様がダンベリーに出発される直前に、「不平を言ってはいけない。立てられた立場で感謝するようにして、感謝することによって完全に一つになった時、大きな奇跡が起きる」とおっしゃいました。お父様の歴史を皆さんはよく知っています。お父様は侍られる立場で来られました。もし世の中の人々が早くにお父様のことを受け入れていたら、お父様の路程は今日とは異なった形で展開されていたことでしょう。しかし、お父様は世の中の人々から反対を受けながら、孤独な苦難の路程を歩んでこられました。しかし、はっきりしていることは、いかなる反対や迫害があっても、お父様は神様のみ旨を成し遂げてこられたということです。お父様はいつも天のお父様のみ旨のために全体を投資し、少しも退かれなかったということです。皆さんは先輩たちの証を聞いて、お父様が過去に歩んでこられた路程をすべて知っています。言ってみれば、誰にも借りを負わず、人に借りを負わせながら生きてこられました。そして、いつも人のために生きてこられました。お父様がダンベリーに行かれる時、私はお父様が心の中で悲壮な決心をされていることを感じました。もし人間が自身の責任分担をしっかりと履行していたら、お父様はそれほどまで困難でつらい道を歩んではこられなかったことでしょう。反対と苦難の道の代わりに勝利者として栄光の道を歩まれていたはずです。しかし、お父様はとうてい言葉では言い尽くせない苦難の道を歩んでこられたのです。一旦はその道が運命の道であると考えながら、いつも御自身のことは忘れ、神様を慰労なさり、その状況の中における最善の道を通して、神様に喜びを捧げながら生きてこられました。(1984.7.31、ベルべディァ修錬所)私たちは、神様に侍って究極的に天一国を完成させなければなりません。それは、個人から始めなければなりません。お父様は、「二人が一つになって成される国が天一国である」とおっしゃいました。いかにすれば一人の心と体が100パーセント以上統一された立場で生活できるでしょうか。これが、私たちが信仰で実践すべき基本的な問題であると思います。ですから、私は皆さんの善し悪しを批判する前に、まず純粋な心で天の前に「ありがとうございます」という言葉で始めなさいと言いました。本当に文字どおり天の前に「ありがとうございます」と言えるのは、道に通じた人です。個人と家庭、教会、氏族、国家において統一された立場に立つようになれば、神様を中心とした一つの世界が自動的に実現するのです。(2012.11.11、清心平和ワールドセンター)一世と二世は真の父母様に感謝する生活をしてきましたか。私たちの路程に不満や不平はあり得ません。今、二世は、一世と同様に信仰で最も基本となる「万事に感謝する生活」をしていないので、非常に心配です。聖書と「原理」で言及されているように、正常な信仰をもった人は、天にまず感謝するようになります。しかし、私たちも知らぬ間に自己中心的な信仰生活をしてきたのです。(2013.7.5、ハワイ)いつも私たちは感謝する心で一日を始めなければなりません。だんだん高齢化が進んでいます。すべての人々が健康に多大な関心をもっていますが、健康において最も重要なことは、常に肯定的で、喜び、感謝する心で暮らすことです。朝、目覚めれば、「私はきょう幸せな一日を始めます」と大声を出して笑わなければなりません。すると、すべての病気が離れていき、エンドルフィンが出るのだそうです。そうして、仕事の能率も上がり、健康になるのです。(2006.3.22、日本、東京)人は長生きを望みますが、体には限界があります。今後、環境が良くなり、100歳、200歳まで生きるとしても、結局は永遠なる本郷に行かなければなりません。本郷に行って豊かな暮らしができる人生を教えてくださる方が真の父母です。どれほど有り難いことでしょうか!サタンの手足になった私を呼んで祝福してくださり、私を信じてくださり、私の子孫を通して名門家になれるよう祝福してくださろうとなさる父母様です。真の父母様がいつの時でもいるわけではありません。この時しかいません。私が地上にいるこの時だけです。地上で受けられるすべての福を受けた立場です。皆さんが欲と猜忌と嫉妬を捨てて、感謝する心で暮らすようになれば毎日が天国です。(2016.7.7、天正宮博物館)真の父母は、どん底から出発せざるを得なかった環境でしたが、今日のこのような基盤を築いたことに対して皆さんは感謝しなければなりません。それに幸いなことに、真のお母様が地上にいます。そのことを有り難く思わなければなりません。皆さんの一日の生活が「ありがとうございます」から出発してこそ発展があるのです。ある歌の歌詞に、「欲一つ脱いだら、喜びの花が咲く」という言葉がありますが、そのとおりです。アダムとエバも、自分を中心とした欲心から堕落したのです。み旨に対する祝福家庭も同じです。自分自身を中心とすることは禁物です。すべての焦点を父母様に合わせ、父母様と一心同体となって動かなければなりません。父母様の願いが皆さんの願いにならなければなりません。天の父母様の夢と実体的な地上天国を成し遂げるのです。地上天国で暮らしてから天上天国に行きます。私たちが肉身をもって生きる時に、永遠の世界に入って生きる所が決定されるのです。その環境にそぐわなければ自然淘汰されてしまうのです。(2016.4.23、天正宮博物館)私たちが信仰生活をする中で、自分の立場や職位が重要なのではありません。地上生活をする間に、いかにして私自身を聖和させるかということが重要です。いかに生涯を閉じるかということです。皆さんが考えなければならないのは欲を捨てることです。キリスト教がこれ以上発展できないのはなぜでしょうか。自分自身や息子、娘のために祈るからです。天の願いが何であるか、天のみ旨が何であるか、人類の願いが何であるか、ということが考えられないのです。私たちは違います。真の父母様を通して、私たちがいかなる人生を生きるべきかを学びました。自分の身のほどを知って欲を捨てれば福が来ます。そのようになれば、天の前に、より一層感謝できます。天の前に感謝する生活をするようになれば、大きな祝福を与えてくださるのです。そのようなことを多く体験したことでしょう。そのような人生を送らなければなりません。(2015.10.30、天正宮博物館)統一家の祝福家庭の食口たちは、堕落した世界における澄んだ水です。澄んだ水が多ければ多いほど、川と海、地球がきれいになるのです。また、清くない人がいなくなります。ですから、私たち一人ひとりがどれほど重要か分かりません。皆さんは、73億人類がすべて真の父母を知るようにしなければなりません。その知らせる使命を、祝福家庭の皆さんが果たさなければなりません。私は56周年の聖婚記念日に4大聖物を与えました。皆さんは、天の父母様がいらっしゃる所に行く時、「影のない人生を送った」という印を押されて行かなければなりません。この時代に皆さんがそのような恩賜を受けられるということがどれほど感謝なことかを知らなければなりません。私たちは常に天の父母様に感謝しなければなりません。そして、「天が私を抱き得る道を開いてくださった真の父母様、ありがとうございます。天の父母様の前に進み出ることができる私となり、ありがとうございます」と言わなければなりません。毎日私たちの生活は「ありがとうございます」という言葉で始めなければなりません。(2016.6.6、イーストガーデン)ピルグリム,ファーザーズ(PilgrimFathers)がアメリカ大陸に渡っていった動機は、人間のつくった儀式と制度から抜け出て、自由に神様に侍りたいということでした。彼らが冬にアメリカ大陸に到着して、寒さと飢えに苦しみましたが、未来を考えて種を残しました。それを植えて初めての収穫をする時に、まず天の前に感謝を捧げました。これが貴いことなのです。それで神様は、移住民を祝福されました。私が感謝祭の行事を行う理由は、すべてのことを天の前にまず感謝申し上げ、天の哀れみを請い、天の夢をかなえてさしあげる祝福家庭となることを願うからです。(2016.11.24,、天正宮博物館)精誠の生活神様の天地創造を考えてみてください。神様は理想的な国を考えながら、天地創造を始められました。それは誰のためだったでしょうか。アダムとエバ、御自身の息子と娘、成長して御自身の体となる真の父母のための環境創造でした。環境創造は簡単にできるものではありません。皆さんが各自の素質によって作品を作る時には、精誠が込められます。ただ言葉で、「ああ、私はこのようにつくりたい。バラよ!このようになりなさい」と言ったからといってできるわけではありません。精誠が必要なのです。(2012.12.14、天正宮博物館)皆さんはすべてのものが備わっています。2000年前イエス様が真の父母の資格をもって来られましたが、それを成し遂げることができずに十字架の道を行かれました。どれほど悲惨だったでしょうか。神様はイエス様を送るためにイスラエル民族に準備させながら、言葉では語り得ない苦労をされました。イエス様も、御自身の使命がいかなるものであるかを知っていましたが、環境が準備されていなかったので、十字架にかけられて亡くなりました。しかし、霊界で神様に会うことを考える時、イエス様の心情はどうだったでしょうか。イエス様は、肉身を脱いで霊的にでも御自身の使命を果たしたいという気持ちが切実だったことでしょう。キリスト教が初めに出発する時、多くの人たちがライオンの餌食になったこともありました。そのような道を越えずには信仰を守ることができなかったということを考えると、現在の皆さんは途方もない恩恵を受けているのです。2000年の間待たなければならなかったイエス様の心情を考えてみなければなりません。お父様は生涯において度重なる獄中の苦しみと数多くの迫害を受けながら、勝利の基盤を築かれました。皆さんも従ってきながら苦労をたくさんしましたが、お父様のことを考えれば、「お父様、私は最善を尽くしました」と言えるでしょうか。毎日「家庭盟誓」を唱えながら、家庭では孝子、国家では忠臣、世界では聖人、天宙では聖子の道を歩んでいると言い、毎日感謝する心をもって敬拝と祈祷を数千回捧げても不足な皆さんです。(2002.8.21、日本、高松)皆さんは祝福家庭として使命を果たすために、精誠を尽くさなくてはなりません。神様は天一国を迎える時までどれほど苦労をされたでしょうか。お父様も80年の生涯の間、何の過ちもなく6度の獄中の苦労を払いながら、最後まで神様の摂理を進めてこられました。それは、神様と皆さんのためでした。祝福家庭は、神様と真の父母様に途方もない借りを負っているのです。人間の本心というのは、100をもらったら、返す時は10を取って90を返すということはしたくありません。100パーセント以上、120パーセント以上返したいというのが本心です。皆さんが真の父母様に焦点を合わせて生活するようになる時、神様はもちろん霊界の善なる先祖たちが皆さんに協助して、奇跡のような驚くべき役事が繰り広げられるのを感じ、見ることができる時代に接しています。天国へは一人では行けず、家庭単位で入ることができます。祝福を受けた皆さんの家庭だけが入るのではなく、皆さんの氏族と民族をすベて連れて行かなければならない所が天国です。皆さんは「誰かが私を手伝ってくれるだろう。奇跡が起こるだろう」と安逸な考えをしてはいけません。皆さんに天のみ手が届くように相対基準を立ててさしあげなければなりません。今までの皆さんの生活態度を変え、朝の敬拝後に特別精誠を捧げたり、特別に時間を決め、氏族と国と世界、神様のみ旨を成し遂げてさしあげるために精誠を尽くしたりすれば、新たな道が開かれることでしょう。(2006.6.20、タジキスタン、ドウシャンべ)一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ 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2020.04.24
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韓鶴子総裁御言選集 - 目次韓鶴子総裁御言選集 1 真の父母様を中心とした一つの世界 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任韓鶴子総裁御言選集 1 - 真の父母様を中心とした一つの世界第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任1. 天一国と基元節基元節は神様の夢がかなう日基元節は神様の夢がかなう日です。私はその日を考えながら、「お父様はなぜ13日をあれほど強調されたのか」と思い、天と対話する時間をたくさんもちました。なぜ13数なのでしょうか。聖書は多くの部分が比喩と象徴で書かれています。神様の天地創造は6日かかったのではありません。神様の天地創造は12日かかりました。13日は神様の夢がかなう日に定められました。ですから、お父様は13日を「基元節」に定められたのです。神様の王権即位式をしてさしあげ、天正宮博物館入宮・戴冠式を経ながら基元節に向けたお父様の準備は12年かかったのです。(2013.1.7、天正宮博物館)神様は天地創造を始められ、アダムとエバまで創造されてから、7日目に休まれたと聖書にあります。ところが、「夕となり、また朝となった。第1日である」とあります。この言葉は、時間的というよりは期間を意味します。「神様が天地を創造された期間は、6日ではなぐ12日(の期間)だったのです。その次の日である13日に休まれた」ということです。真の父母様によって天一国が出帆することになった歴史的な日である基元節が2013年1月13日です。13数が重要です。また私は、神様が天地創造をなさったことと同じ脈絡で、13人以上の子供を生みました。数字の13が重要なのです。歴史が始まって以来、誰もできなかったことです。(2016.8.1、天宙清平修錬苑)聖書の多くの部分が比喩と象徴で書かれていますが、天地創造の期間だけを見ても、1日という概念ではありません。神様は万能なるお方なので、「太陽ができなさい。月ができなさい。岩ができなさい」とおっしゃって天地創造が始まったといいますが、神様は全身全霊でエネルギーを投入されました。渾身の力を尽くされたのです。万物世界が誕生するまで1日という概念ではなかったのです。段階と考えなければなりません。神様が、微生物から高等動物に至るまで全力を尽くして創造されたのです。皆さんは祝福を受けて母としての道を歩んだでしょうから、赤ちゃんの生まれる過程が分かるはずです。どのように生まれますか。「もうこれ以上我慢ならない。死にそうだ。もう駄目だ」となってこそ生命が生まれるでしょう。簡単には生まれません。神様の創造においても、そのような苦痛を通して、万物が一つ一つ生まれたということを考えれば、13日に対する神様の夢は大きかったのです。私は、天地創造の期間は6日ではなく12日であると言いましたが、13日は神様の夢が完成し得た日です。神様の願いは四位基台の完成でしたが、人間の父母になられたかったのです。お父様は私たちに対して、基元節である1月13日が最も重要な日であると宣布してくださり、その基元節のために摂理的なことをたくさんされました。それが「神様王権即位式」からの12年間です。これは数字的に合っています。偶然に簡単に訪れた日ではありません。(2013.1.14、天正宮博物館)基元節を迎える姿勢基元節に向かう皆さんの準備はどのように進んでいますか。一言で言えば、天地開闢の時代ですが、皆さんはどのように準備していますか。皆さん自身の心と体が一つになっていますか。私たちは天の前において罪人です。私たちの受けた恩賜に対してあまりにも責任を果たすことができませんでした。誰か立ち上がって「私は責任を果たした」と誇ることができるでしょうか。歴史始まって以来、初めて迎える基元節が、祝福の日であることだけは明らかです。ところが、皆さんの態度はどうでしょうか。その祝福を代価なしに受けるつもりでしょうか、息子、娘の資格で受けるつもりでしょうか。良心に手を当てて本心の言葉を聞くことができる人がいるでしょうか。先に逝かれたお父様のことをもう一度思いながら、私たちは麻の服を着た姿勢で悔い改めなければなりません。互いに許す心がなくてはならないのです。神様の蕩減復帰の摂理歴史も大変でしたが、すべてを惜しみなく与えられ、誇らしい天一国の民になることを願われる父母様に対して、私たちはあまりにも資格がありません。あまりにも準備ができていません。どうしなければならないでしょうか。皆さん自らが低い立場で悔い改めるそのような心で、再び天の哀れみを請う立場で基元節を迎えなければならないのです。それゆえに私は、国内外で不必要な訴訟を起こしているすべての人たちに「悔い改めよ」と言いたいのです。すべての荷を下ろして、基元節を通して新しく出発せよと言うのです。そして、迫りくる基元節のために準備する全世界の祝福家庭たちは、天の前に一点も恥じることのない期間をもたなければなりません。私は基元節を通して、すべての面における門を大きく開きました。真の父母様を中心に迎えて絶対信仰・铯対愛・絶対服従で、人生の最期の瞬間まで、一途な心で不屈の姿で忠孝烈の隊列に必ず加わるのだと誓いながら行動し、実践するのです。そのような皆さんのために私は門を大きく開きました。皆さんがそのように決心して出発するならば、私たちの未来には蕩減がないでしょう。私たちは蕩減のない天一国時代を準備しなければなりません。そのためには責任が必要です。責任は誰かが果たしてくれるものではありません。自分自身が果たさなければなりません。死生決断、全力投球はこのような時に必要な言葉です。理想世界では必要のない言葉です。皆さんの精誠が天においては栄光となり、地においては喜びとなって、永遠なる天一国時代において、愛され、認められる天一国の民にみななることを祈ります。私たちはみな共に、人類を天の父母様の民へと導くことに最善を尽くすことを、再度決意しましょう。そうしてこそ皆さんはあの世に行っても自由なのです。讒訴のない世界で暮らすようになるのです。皆さんが地上で責任を果たせなくなれば、讒訴が永遠の世界までついて来るようになります。そうなると、愛で息をする霊界において、皆さんは呼吸困難になってしまいます。今、皆さんの年齢が高くても構いません。この地上に身を置いている限り、責任を全うする皆さんにならなければなりません。そうして永遠の世界で自由に父母様の前に出ることができ、誇ることのできる皆さんとなることを願います。(2013.1.20、清心平和ワールドセンター)基元節を控え、すべての統一家の食口たちは、もう一度掃除をしなければなりません。ですから、その時に参加する食口たちや、事情があって出席できない食口たちのために、大陸会長に聖酒を分けてあげます。特別なことです。ですから、これで心と体をきれいに洗って来なければなりません。(2012.10.25、本郷苑)キリスト教は2000年の間、メシヤはどのように来られるべきであり、地上に現れてどのようなことをなさるのかということを具体的に知らない状態で、無条件に信じれば天国に行くというふうに教えてきました。今は私たちの時になりました。真のお父様がすべての蕩減の役事を遂行されて、できることはすベてなさいました。今は神様が、エデンの園でアダムとエバの家庭を通して成し遂げようとされた理想を成し遂げることがおできになるのです。そのような時です。神様が真の父母を探し出されたのは、アダムとエバを祝福されたことと同じですが、その上に神様の国をお建てにならなければなりません。そこに私たちが参加して精誠を尽くさなければなりません。そのように神様は目標を定められました。今日私たちがどのようにするかによって、2013年にその結果が出るということをお父様が明確におっしゃいました。それを早めなければなりません。皆さんの能力と精誠、努力いかんによって父母様の苦労の路程を楽にしてさしあげられるのではないかということです。(2005.10.3、日本、福岡)私たちには希望があります。皆さん、「天一国の歌」を、朝夕に何度も吟味しながら聴いてみてください。そのように実践すれば皆さんは自由になります。自由・平和・統ー・幸福の世界はそのようにして築かれるのです。私たちはその伝統を立てなければなりません。皆さん自ら責任を全うする祝福家庭となるよう願います。韓国の復帰だけではなく世界の復帰です。今年から「神の日」、「真の父母の日」、「真の万物の日」、「真の子女の日」の行事を各国に定着させるようにするつもりです。これまで、そのような名節の行事を一つの場所で行うので、代表者だけが参加します。食口たちは名節の本来の意味を知りません。その国に教会がいくつあろうと、協会長の指揮のもとに「神の日」、「真の父母の日」、「真の万物の日」、「真の子女の日」の行事を準備しなければなりません。食口たちと渾然一体となって精誠に精誠を重ねながらそのような行事を開催しなければならないのであって、皆さんはいい加減に暮らしてから霊界に行くことはできません。「神の日」が現れるまで、お父様は裏舞台で血の涙を流されました。そうしなければ、蕩減を越えることができませんでした。堕落した世の中ゆえに、その堕落圏を抜け出そうとするので蕩減が生じたのです。サタンが降参しなければならなかったのです。一段階一段階勝利して立てられた名節です。それを食口たちは知らなければなりません。幹部から食口まで「血の涙が出る路程を経て、真の父母様が私たちのために立ててくださったのだ!」と思いながらそのような名節を迎えるたびに、もっと天の前に忠誠を尽くし、孝を尽くそうという心が生じなければなりません。そうすればその国が発展します。私は全世界的にそのようにして、みな共に天の前に連れていきたいのです。まもなく私たちは基元節を迎えます。基元節の行事が最も大きい行事です。天の父母様に侍って新しく出発する日なので、これが最も大きいのです。それから、お父様が聖和された日を大きく記念しなければなりません。世界人類がみ言を聞いて感動するようになれば、最も訪ねていきたい所は本郷苑です。聖地巡礼も大きな行事となるでしょう。お父様が草創期に、「韓国を訪れる群れが絶え間なく列をつくるようになる」とおっしゃいましたが、何をもってそうなるのでしょうか。私たちがこの日をそのように立ててさしあげなければなりません。そうなれば、天には栄光が、地上には感謝と称賛がやまないことでしょう。(2013.2.10、天正宮博物館)基元節の宣布敬愛する天の父母様、万王の王であられる天地人真の父母様、平和の王よ、聖恩の限りでございます。天の父母様にお告げします。国号を天一国と定め、国花はバラとユリとし、国鳥はツルとし、天一国旗と天一国の歌を天の前に奉呈いたします。本日2013年1月13日を期して、天一国元年を宣布いたします。(2013.2.22、清心平和ワールドセンター)天の父母様、天には栄光が、地上には賛美と称賛が全世界にあふれることを祈ります。天地人真の父母様、誠に感謝申し上げます。本当にお疲れさまでした。きょう私たちは、このように大いなる祝福と恩賜の日に立ち得ない至らぬ身であることを存じておりますが、天は広く大きく再度抱いてくださいました。お父様!この恩恵を、この感激をどうして私たちだけが受けられましようか。申し上げますが、天の父母様、私たちは命の尽きる日まで、天一国の完成に向かって総進軍することをもう一度誓って決心いたします。天の父母様、私たちをお助けくださいませ!私たちは、あなたの前に愛され、誇りとなる子女として立つことを望む心が切実であり、天よ、この場を借りて天の父母様に切に求めますので、私たちを最後までお守りくださり、あなたのみ旨を大きく全世界に繰り広げてくださいませ。(20132.22、清心平和ワールドセンター)皆さんは、基元節に新天新地を見たのです。途方もない変化の中心に立ったということは奇跡です。想像もできない恩賜と祝福を受けたのは、誰によってでしょうか。誰によって皆さんはこの場に来たのでしょうか。真の父母様の恩賜です。私は、骨の髄から湧き出る感謝の心で、少なくとも3週間は生活しなければならないと言いました。皆さんは、寿命が尽きてあの世に行くまで、感謝する心、切に有り難く思う心をもたなければなりません。今は天の父母様に侍って天地創造をする期間です。天一国の創建という目標を掲げて天地創造をする期間です。皆さんはどのような存在になりたいでしょうか。太陽になりたいですか、月になりたいですか。皆さんの決心と行動いかんによって想像もつかない天地創造が起こるのです。実体は、私の一身を通して成されるということを考えれば、じっと座ったまま考えてばかりいる立場ではありません。あまりの興奮と感激でどうしたらよいのか分からない皆さんの身振りが現れなければなりません。実践、行動が出てこなければなりません。寝る時間も惜しみながら、この興奮と感謝と祝福を分け与えることに最善を尽くさなければならないのです。今回が皆さんの生涯において最初で最後です。天の父母様と共に天地創造をするこの達方もない祝福のさなかに皆さんがいることになるのですが、皆さんはどのような姿に創造されるのでしょうか。皆さんは子孫たちから永遠に称賛を受けられる立場に置かれています。天がそのような機会を与えてくださったのです。(2013.2.28、天正宮博物館)旧約時代には神様のことを「ヤハウェ」と呼び、新約時代には「天のお父様」と呼びました。これから名称を替えなければなりません。祈涛をする時、神様を「天の父母様」に替えます。「ヘブンリー・ペアレント(HeavenlyParent)」です。英語でも軟らかくて、韓国語でも意味のある天の父母様であられます。祈祷する時、最初に出てくる単語が「天の父母様」、その次に、愛する「天地人真の父母様」とならなければなりません。(2013.1.7、天正宮博物館)基元節は天一国の始まりです。韓国が天の父母様の祖国なので、すべての国と民族は、実質的に天の父母様の祖国になるように韓国に来て積極的に協力しなければならないのです。天はかなり前から基元節を準備してこられました。責任を果たせなかった中心人物を天は再び使うことはありませんでした。二世たちを助けて、私たち全員が勝利するようにするべきです。百方手を尽くして協力しなければなりません。第1、第2イスラエルは第3イスラエルである韓国に協力して復帰されるようにしなければなりません。真のお父様はメシヤで終わるのではなぐ勝利した真の父母様としておられます。皆さんは真の父母様を証しなければなりません。これが真の家庭の理想を成し遂げる近道であり、貴い祝福です。(天一国経典)『天聖経』、『平和経』、『真の父母経』を通して新しい歴史のページを開きました。もうどんぶり勘定式は通じません。はっきりと証するのです。侍って生きたといいますが、知らなかったという事実は途方もない結果を招きます。韓国で真の父母様の王権を復帰してさしあげる目標が「ビジョン2020」です。摂理的一世と二世は総進軍して、天の父母様の祖国を復帰してさしあげなければなりません。韓、米、日の摂理的3国は、この時点で死生決断、全力段球、実践躬行によって変わらなければなりません。(2013.7.5、ハワイ)一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ 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2020.04.24
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U-ONE NEWS 2020年4月24日号【世界平和統一家庭連合】世界平和統一家庭連合公式チャンネル真のお母様(韓鶴子総裁)が、韓国に渡った日本の宣教師たちに愛と許しをもって、その使命について語られた「在韓日本人宣教師特別集会」(2018年10月19日 韓国・HJ天宙天寶修錬苑)でのみ言をはじめ、真の父母様が主管され期待されている、青年学生のための「TOP GUNチャレンジ」の特集などが収録されています。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.04.24
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偶然の一致かどうかまでは分かりませんが、2020.04.21付の私の記事「シムソン氏へ 「天の父母様」から新たなミッションです!!」で紹介していました「文鮮明先生出版記念会」のみ言(以下)ですが、天のお母様に会ってみましたか? ここにいるこの人(文鮮明総裁)は、天のお母様を本に収めようと、神様を解放し、太平聖代の環境をつくって戴冠式をしてあげました。神様の結婚式をしてあげたのです。神様の独り子の息子、娘が結婚(小羊の婚宴)したのなら、天のお父様は一人で暮らしますか? お母様がいないではないですか! 神様の血筋がないではないですか! 血筋がなくて息子、娘が出てきますか? 適当にしてそのようにはならないというのです。同日のcocoaさんのブログ記事「もう一つの真のお父様の秘密メッセージ!」でのYouTubeでもそれが引用されていました。以下は映像からです。ところが、この映像からは「御言葉選集613巻 44-47ページ」となっていましたが、まったくもっていい加減なものでした。実際には「御言葉選集612巻 324-325ページ」で発見しました。절대적인 그분은 사랑도 필요 없다 이거예요. 죽이고 살리고 마음대 로인데, 무엇이 필요해요? 알고 보니까 그런 하나님이 아닙니다. 제일 불쌍한 하나님이에요. 인류조상의 자리에서 핏줄을 연결 못 시켰으니 제일 불쌍해요. 핏줄이 연결 안 돼 있어요, 하나님과. 하나님 어머니를 만나봤어요? 여기 이 사람은 하나님 어머니를 택해놓으려고 어때요? 하나님을 해 방해줘 가지고 태평성대의 환경을 만들어서 대관식을 해줬어요. 하나325님의 결혼식을 해줘야 돼요. 하나님이 독생자 아들딸을 결혼해주면, 하 나님 아버지는 어드럴 것이냐? 혼자 살겠어요? 어머니가 없잖아요? 하 나님의 핏줄이 없잖아요? 핏줄 없이 아들딸이 나와요? 덮어놓고 그러 는데, 그렇게 안 되어 있다고요. 그러니까 잘 들어요.また、私からの日本文と映像を比較した時、「天のお母様に会ってみましたか?」が抜け落ちているだけでなく、「ここ、この人」も文鮮明総裁ではなく「韓鶴子オモニ」とすり替えては神様と韓鶴子総裁との(基元節での)結婚式を打ち消そうと躍起になっているようにも思えます。ではでは、2013年の基元節でその結婚式が成されたのかどうなのでしょうか?文総裁聖和もあって華やかではありませんでしたが、振り返ってみれば、御父母様入場とか随所に結婚式の演出されていたようです。また、最後は瞬間でしたが立体映像(合成写真ではなく)まで駆使してのそれもありました(以下フォト)。まさに、「夜の神様、昼の神様」の結婚式でした。【参考記事】あぁ、基元節よ 永遠であれ(2013.02.20)あぁ、基元節よ 永遠であれあれほどに、天の父母様と真の父母様が、指折り待ち焦がれられた基元節が、創世以後、失われた新天新地が、もう一度、開かれる 胸がいっぱいの基元節が今 私たちの前に 夢のように近付いてきた。開放と釈放の完成的な喜年が実現されました。天地が開けた初めの時の不従順によって失われた本然の血筋がもう一度、引き継がれ夜の神様が、今、実体をもたれ光を見られるようになった。基元節の聖酒式を神聖に終えた夜、全羅道の田舎の教会長の小学生の幼い娘さんが、真の父母様が、皆に新しい時計を贈ってくださる夢を見たといいます。基元節入籍祝福は、重生、復活、永生への最後の完成祝福です。真の愛の主人公であられ、絶対忠臣、孝子であられる真の父母様の骨の削られる苦労と精誠で全ての条件を探したて、全てを成し遂げられいま、ついに基元節をひらかれました。6000年という長くも長い、泥のような闇を切り開き今まで誰も見ることのできなかった、光明な新しい朝、新しい朝日がまぶしく昇っています。新天地が、どのように、どなたを中心として開かれるのかも知らず新天地の掛け声だけを叫び、さまよう群達も世の中には多くいます。ヨハネの啓示録22章14章に記録されている生命の木は完成したアダムとして来られる子羊であられる子羊の新婦を迎え成婚されれば、真の父母なるという事実を、、!なぜ、この簡単な真理を知らずにいるのか?終わりの日に 真の父母様に出会えば、生きる道が開かれるのだ!インディオ文明を起こしたマヤ人たちが、2012年が人類の終末ということを知っていました。イエスキリストの誕生を起点にAfter Domineは、2012年で終わり今は、天の父母様と真の父母様を中心とした永遠なる天一国元年がはじまったのだ。1粒の種が地に落ち、死ななければ1粒そのままあり死ねば多くの実を結ぶのである。真のお父様の代身者、新宗族的メシアが一千一万と立ち上がり、全世界を炎のように前進してゆくのだ!私たちの、知恵と情熱と力を集め、前に前に進んでいきましょう!生きておられる天の父母様と真の父母様が大きく役事されます。もう、私たちには勝利の勝戦鼓を響かせることだけ残りました。自由で平和で正義が大河のように堂々と流れる幸福な国統一天一国が出発する、、、あぁ、基元節よ!永遠であれ!基元節を待ち焦がれながら日田 金会得 (群山 教会長)日本語 飜譯 吉田美里黒・天聖経「真の神様」からの引用は以下ですが、 神様が人を造った理由は同じ父母の位置に立てるためであり、体を着るためなのです。ですから外的な神様はアダムとエバであり、神様は内的な神様なのです。体的な神様がアダムとエバであり、心的な神様が無形の神様です。その神様が人類の父母です。本来の父母です。その父母が何人もいるのではありません。一人です。一人なので、その一人の方が入ることのできるアダムとエバ、男性と女性の二性性相をもった分聖殿のようにしておいて神様がそこに入るのです。神様が臨在して作用してこそアダムとエバの二人が理想的作用をするのであって、神様が作用しなければ神様のみ旨も何も分からないのです。 * 神様は父の位置、父母の位置に立ったお方です。人間を地の神様として立て、創造主である神様は天の神様として縦的な神様として立てて、これが天地合徳し、こうして愛によって生きようというのです。神様も一人では寂しいのです。 * 創造主は縦的な真の愛を中心とした縦的な父であり、堕落していない本然の人間祖先であるアダムとエバは、完全に九〇度で一つとなることのできる位置に立った完成した父母、横的な体の父母なのです。創造主は真の愛を中心とした心の父母であり、アダムとエバは横的な体の父母なのですが、この二つが合わさって天の父母と地の父母が一つとなり、天と人が合わさって息子、娘が生まれたならば、この地に生まれるすべての人々に宗教は必要ないのです。そのままで神様の国へ行くのです。堕落ゆえにこのような複雑な問題が生じたのです。そうなっていたならば私たちの体と心が分かれるということはなかったことでしょう。-----(ほか)「夜の神様、昼の神様」の結婚式のことが既に語られていたものでした。※黒・天聖経はサンクチュアリ教会の中村仁史氏が翻訳したものであると自負していました。彼自身も、この文章からの「天の父母様」を見忘れてはいないでしょう。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.04.24
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「シムソン氏へ 「天の父母様」から新たなミッションです!! 」(2020.04.20)からは、以下を問うていました。シムソン氏、あなたの「夜昼の神様論」で以下のお父様のみ言を説くことができますか? 天のお母様に会ってみましたか? ここにいるこの人(文鮮明総裁)は、天のお母様を本に収めようと、神様を解放し、太平聖代の環境をつくって戴冠式をしてあげました。神様の結婚式をしてあげたのです。神様の独り子の息子、娘が結婚(小羊の婚宴)したのなら、天のお父様は一人で暮らしますか? お母様がいないではないですか! 神様の血筋がないではないですか! 血筋がなくて息子、娘が出てきますか? 適当にしてそのようにはならないというのです。その回答ともいうべきものが今まで、私の記事を批判しながら応援(協力)してくれていたtomy4509さんが、今日の朝に公開した記事の題名は、「シムソン氏へ 『天の父母様』から新たなミッションです!」となっていました。天のお父様ではない、サタンを中心とした新たなミッションということですから、私は相対基準を結ぶことができません。「一人で勝手にサタンと戯れてね!」と頭の中でつぶやいたところ、神様は夕方の空に偽太陽を浮かび上がらせてくれて、「おまえの言うとおりだ。」と賛同してくれました。このように虹を見ては、また、夕日を見ては自分勝手な妄想を書き連ねる態度は今も変化がありません。「夜昼の神様論」は亨進氏のメッセージをそのままに展開したものであって、お父様のみ言「夜の神様、昼の神」(見えない心と見える体のような関係)ではなく陽陰、つまりは「男女関係」を中心としたものでした。文鮮明総裁の自叙伝「平和を愛する世界人として」発刊記念式(2009.06.01)でのみ言からは、本に「天のお母様」を収めようと努力して来ました、と語っておられたものでした。「神様王権即位式」(2001.01.13)の時も神様の玉座は、「天のお父様」と「天のお母様」が並んでありました。「夜の神様」はそのお二方が一つとなられた「天の父母様」です。私たちの知っている神様とは「昼の神様」であり、原理講論・創造原理で書かれた二性性相の中和体の神様でした。視覚的な神様です。シムソン氏に限らずサンクチュアリ教会の教義そのものが「原理講論」や文鮮明総裁のみ言と食い違ったものであることはほかを見ても明らかです。「真の父母様宣布文サイト」からの新着でも「独自の「罪観」に基づいて〝虚偽〟をかたる中村仁史氏の悪意」で以下のように締めくくっていました。 以上、見たように、サンクチュアリ教会に追従する中村仁史氏の主張は、真のお父様のみ言や『原理講論』の内容とことごとく食い違っています。 このような信仰の基軸たる『原理講論』の内容と真のお父様のみ言とズレた中村仁史氏の説教映像を平然とインターネットで配信することを容認するサンクチュアリ教会もまた、『原理講論』の内容と真のお父様のみ言を軽視ないし理解していないのは明らかです。これは、み言の本質を骨抜きにしようとする〝サタンの業〟に加担する行為と言わざるを得ません。 私たちは、サンクチュアリ教会の誤った言説や、独自の「罪観」に基づいて〝虚偽〟をかたる中村仁史氏の悪意ある言説に騙されてはなりません。これまでも自称ルポライタイーtomy4509が検証してきたように、シムソン氏にしても然りです。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.04.23
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韓鶴子総裁御言選集 - 目次韓鶴子総裁御言選集 1 真の父母様を中心とした一つの世界 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任韓鶴子総裁御言選集 1 - 真の父母様を中心とした一つの世界第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル1. 孝情天苑と理想天国のモデル孝情天苑の意味私は、世界の73億人類が清平を訪問して、真の父母様の生涯を称えながら天の父母様の愛が感じられる環境圏にしようと考えています。この地は、真の父母様が誕生された所なのでエデンの園になるべき場所です。ですから、自動的に心が引かれる所にしようと思います。(2016.2.17、ヘブンGバーガー清平本店)皆さんには孝情天宛の意味が分かるでしょう。「天苑」とは天の園のことをいいます。6000年の蕩減復帰摂理歴史は長い長い冬の夜のようでした。6000年にして真の父母様によって天の父母様の夢と真の父母様の夢、そして人類の願いをかなえることのできる春を迎えたのです。今の時が正にそのような時なのです。天苑団地は毎日、毎年変わっていくことでしょう。ここに来て、天の父母様の夢と真の父母様の摂理が成されるのを見て体験することでしょう。天の父母様の夢と人類の願いを成し遂げられる地上天国をつくるために、皆さんはどうしたらよいでしょうか。皆さんは、夢をもって勉強も熱心にして、任された仕事に最善を尽くして、天苑団地の発展に寄与しなければなりません。(2007.2.5、清心国際青少年修錬院)私たちの環境圏を広げなければなりません。そして、統一家が人類の前に手本とならなければなりません。標準とならなければなりません。私は孝情天苑において、天が願われたこと、真の父母様が成そうとされること、一つの世界となり得る地上天国の姿を見せてあげなければならないのです。そうすれぱ世界のすべての人々がここに来たいと思うでしょう。真のお父様が語られたように、世界の様々な国の人々がここに列になって来ようとするでしょう。私は、孝情天苑を、人類の希望になる所、天の父母様が共にあられる所、天の父母様と真の父母様が生きて息づく所にしようと思います。それならば、彼らを受け入れることのできる環境をつくらなければなりませんが、一次的にこの国が天の前に召命を受けた、天の父母様の祖国として責任を果たさなければなりません。天の体面があります。これをやらなくてはなりません。スイスの傭兵たちは自分の国の復興のために死んで行きましたが、天一国の傭兵たちはどうすベきでしょうか。神様の祖国、人類一家族のために命を惜しんではいけないのです。そうなればここにいる皆さんが歴史的な人物になるのです。真の父母様を誇り、知らせることに拍車をかけるようになるなら、天の父母様が喜ばれることでしょう。(2016.8.22、天正宮博物館)理想天国のモデル天苑団地の中心である天正宮博物館に真の父母様がいらっしゃいます。そして、この団地の中に多くの機関があります。これらの機関が一つの目的のために一つとなって動かなければなりません。それを毎日毎日注視しながら、指示を与えられる立場にあるのが天正宮博物館です。それゆえに、私は世界本部をここに置きました。博物館は世界本部に統合するのです。(2016.6.1、天正宮博物館)孝情天宛は、韓半島にある平凡な一地域ではありません。ここ天正宮博物館にあるということは、天上の天正宮博物館と直結した立場にあるということです。皆さんが毎日天の前に報告祈祷をしますが、その報告祈祷がみ旨を中心としたものであれば、直ちに伝達され得るのです。そのような場所です。バチカンが世界カトリックの本部であり、一つの国のような形態になっていますが、直接天の父母様と真の父母様に侍り、そのみ旨を成し遂げてさしあげるために、すべての企業や機関が一つとなって摂理を率いているここが中心本部なのです。(2016.7.7、天正宮博物館)HJ天宛は、HJ天の庭園、HJエデンの園です。この中で生活する人々、この中にある各機関で働いている人々の心構えと態度はどうあるべきでしょうか。長い間天の父母様が願ってこられたのが一つの世界ですが、人類が願ってきた夢も真の主人、真の父母を中心とした一つの世界です。その世界で暮らす人々はどのような姿でしょうか。過去6000年の間、堕落した世界では想像もできなかった夢、天の父母様には、天地創造をされ、人間を創造され、その人間を通してかなえようとした夢がありました。皆さんは、今日にいたるまで人類が待ちこがれて願ってきた、真の父母によって真の子女の立場になれる祝福を受けました。新しい摂理歴史が出発し、天一国の民として成長しています。それなら世界の73億人類が天一国の民として真の父母様のみ旨を知って侍る立場に立つまで教えて導いてあげるべき責任が、祝福家庭である皆さんにはあるのです。特にHJ天宛で、人類に地上天国、神様が夢見てこられたエデンの園の姿を見せてあげなければなりません。ここで生活する人々は、影のない正午定着の姿となり、一つにならなければなりません。一つの心と一つの志で、天の前に喜びと賛美をお返ししながら、天の父母様が願われる一つの世界を成していくために最善を尽くさなければなりません。皆さんは一つです。目標も一つです。その目標を成し逆げていくために皆さんは感謝する心をもたなければなりません。天の前で受けた祝福があまりにも大きいのです。皆さんは、天一国の民としての資格をすべて備えた立場ではありません。しかし、発展し、向上できる通路を私が開きました。皆さんの足りない部分を満たし、埋めることのできる機会を与えています。皆さんはエデンの園の中心で暮らしているので、全世界に対して中心モデル、標準とならなければなりません。世界の人々から、「ああ、あの人のように行動して暮らせばよいのだな!」と言われるような姿にならなければなりません。(2016.7.1、天正宮博物館)一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.04.22
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シムソン氏へ新たなミッションです。▲神様王権即位式での「神様の玉座」以下は『ファミリー』2009.8月号、『「文鮮明先生自叙伝出版記念会」の御言』からです。前書きはここまでです。シムソン氏、あなたの「夜昼の神様論」で以下のお父様のみ言を説くことができますか? 天のお母様に会ってみましたか? ここにいるこの人(文鮮明総裁)は、天のお母様を本に収めようと、神様を解放し、太平聖代の環境をつくって戴冠式をしてあげました。神様の結婚式をしてあげたのです。神様の独り子の息子、娘が結婚(小羊の婚宴)したのなら、天のお父様は一人で暮らしますか? お母様がいないではないですか! 神様の血筋がないではないですか! 血筋がなくて息子、娘が出てきますか? 適当にしてそのようにはならないというのです。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓ ところで、サンクチュアリ教会の教義「夜昼の神様論」は『TWJ』2012.天暦1月号の亨進氏メッセージが根っことなっています。そして、それをブログ記事にて展開しているのがシムソン氏です。サンクチュアリ教会の教義「夜昼の神様論」(精子神学論)に関する情報源はこれだけしかなく薄っぺらなものでした。シムソン氏の神様本体が「夜の神様(男性格)」とする根拠は以下ページにありました。その一方で、『TWJ』からお父様のみ言「夜の神様、昼の神様」をチェック(付箋紙)してみれば、以下の量です。シムソン氏はそれを調べようともしません。これではサンクチュアリ教会の教義「夜昼の神様論」が(お父様のみ言と照らし合わせて)正しいと判断することもできません。
2020.04.21
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光言社ポータルサイトの「eBook(電子書籍)」をご存知でしょうか?アプリをダウンロードすれば利用可能です。また、スマホ(タブレット)等で持ち歩くこともでき、音声読み上げ機能も便利です。無料版でどなたでもダウンロードできるコンテンツもあります(※再度調べて見ましたが、現在フリーの「無料版」は利用出来ませんでした)。https://www.kogensha.jp/ps/ebook/download/bookendsetupkogensha.exe会員登録(要ログイン)されておられる方は、現在、百余りのコンテンツ(原理講論、ほか)が無料で提供されています。https://www.kogensha.jp/ebook/今回はその一つ「韓鶴子総裁講演集」(以下)を紹介しておきます。https://www.kogensha.jp/ebook/detail.php?id=98なお、光言社電子書籍サービス利用にあたっては、以下URLにてその手順を紹介していますので参考にしてください。https://www.kogensha.jp/ebook_guide/一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.04.21
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韓鶴子総裁御言選集 - 目次韓鶴子総裁御言選集 1 真の父母様を中心とした一つの世界 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任韓鶴子総裁御言選集 1 - 真の父母様を中心とした一つの世界第5部 二世教育と未来の人材の養成4. 成和学生とカープ、世界平和青年学生連合成和学生世界の祝福子女と学生たちを韓国に呼び集めようと思います。そして二世と三世を中心として、私たちの環境をさらに広げていくことにしました。今後、模範的な中高生たち、未来の指導者になろうとする子女たちに世界を見せようと思います。韓国の中学、高校の夏休みは短いので長くはできませんが、2週間の間非常に計画的に内外を教育して、子供たちに大韓民国がどれほど重要な国なのかを教えてあげ、祝福二世と三世として生まれたことを天の前に感謝して報いる人生を生きていけるようにしてあげようと思います。そうすれば日が経つにつれ、歳月が経つにつれて私たちには希望だけがあるのです。(2013.7.20、天正宮博物館)ここに集まった成和の若者たちよ、私は誇らしく思います。皆さんは天の父母様の夢と天地人真の父母様の夢をかなえることができる希望の灯火です。ユダヤ民族は天の祝福を知っていました。イスラエル民族は、真の主人に会って、真のオリーブの木になることが願いでした。天はその夢をかなえてあげようとされましたが、当時の人々は天の摂理を知りませんでした。全世界の70億人類にとって、真の父母様に侍る祝福子女と成和の皆さんは真のオリーブの木です。ところが、皆さん自身だけで、天の父母様にどのようにして夢をかなえてさしあげられるでしょうか。世の中のたくさんの野生のオリーブの木に真の父母様を知らせなければなりません。皆さんが学校でも、いかなる場にいたとしても、真の父母様の子女であることを堂々と明らかにしなければなりません。それが伝道です。学生は学校で勉強をする時も1等にならなければならないのです。皆さんを見つめる世の中の人々がいるということを知らなければなりません。ですから、皆さんは熱心に勉強し、立派に成長して、偉大な人物にならなければなりません。そうして、真の父母様が成し遂げようとされるそのみ旨を、皆さんが共に成し逆げられる立場に立つ時に、世界の人々は皆さんについて何と言うでしょうか。皆さんは勝利者になるのです。最後まで健康で立派に成長してくれるよう願います。(2013.8.3、江原道高城、世界ジャンボリーキャンプ場)1960年の真の父母の聖婚とともに祝福家庭が生まれました。皆さんは二世圏であり、真の父母によって誕生したピュア・ウォーターです。そのような皆さんにも責任があります。真の父母を知らない73億の人類に知らせなければなりません。同時代圏に暮らしながらも真の父母が来られたことも知らず、天の祝福と恩賜があることも知らないまま、悲惨に死んでいく彼らに対して無関心でいるわけにはいきません。できるだけ早く彼らに知らせて、この時代に生きていることに感謝しながら、天に侍る立場で生きていくようにしなければなりません。私たちの言う地上天国で暮らしてから逝ってこそ天上天国に行くのです。地の摂理はそれほどに重要なのです。私は様々な方面で彼らに希望的な知らせを伝える方法をかなり以前から考えてきました。環境圏をつくることは容易なことではありません。皆さんは18歳以上ですが、私が真の父母の立場に立とうと決心した年齢と同じです。私は50年の間変わることがありませんでした。皆さんはそのような私に似なければなりません。(2017.1.6、天正宮博物館)皆さんの置かれた環境がどれほど劣悪で困難であったとしても、皆さんには責任があります。皆さんは、地上天国の絵を一度描いてみなさいと言われたら、どうしますか。まず心からわき出る喜びを、体を通して表現しなければなりません。表現するにあたっては、舞踊でもできるし、歌でもできるし、絵でもできます。それは自分だけの感覚でなく、すべての人が共有できなければなりません。そのような世界をつくろうというのが真の父母の夢です。73億の人類を相手にすることですが、真の父母一人だけでなく、皆さんが共に参加して、真の父母の夢を広げてくれなければなりません。ですから、できるだけ早く天の父母様の夢、真の父母様の夢、皆さんの夢をかなえることのできる地上天国をつくっていかなければなりません。そうなるまでには多くの障壁があります。しかし、私がいて、皆さんがいる限りできるのです。皆さんはまだ成長の過程であり、勉強もしなければならないし、経験もたくさん積まなければならない立場なので、皆さんが実現したいと思う夢を大きく広げなければなりません。自分一個人だけのためではなく、私たちに祝福された天一国を安着させなければなりません。これが地上天国です。キリスト教文化圏からミケランジェロのような有名な画家や音楽家がたくさん生まれました。天一国時代にピュア・ウオーターとして誕生した皆さんは、それ以上の作品をつくり出すことができます。皆さんがもって生まれた才能を十分発揮し得る機会を私が与えています。ですから、不平があってはいけません。感謝して幸せな喜びの心で修練会に参加しなければなりません。もって生まれた資質をもって、遠くを見つめながら設計することができ、大きな絵を描くことのできる皆さんとなるよう願います。私は皆さんのことを信じています。(2017.1.6、天正宮博物館)カープ(CARP:大学原理研究会)皆さんは、真の父母によって祝福を受けた親をもつ祝福二世が大半だと思います。それならば、皆さんは、6000年にして初めて天の父母様が喜んで対することができるピュア・ウオーターです。皆さんは、堕落と関係のない純粋な水の立場にありますが、いまだに私たちの環境圏は堕落した世界に比べれば、行くべき道のりが遠いのです。皆さんは6000年にして天の祝福を受けられる真の子女の立場にあります。真の父母様と絶対的に一つにならなければなりません。そうして、天の父母様と真の父母様の夢をかなえてさしあげる孝子、忠臣、勇士とならなければなりません。そのためには皆さんが各分野で一番にならなければなりません。73億人類を抱くことのできる私たちの環境圏、囲いをつくって示さなければならないのです。今日の世界は希望がありません。平和がありません。世の中には数多くの障壁があります。宗教も同じです。宗教の壁があまりにも高いのです。そもそも神様の摂理を知らない宗教は、これ以上欲張らずに下りてこなければなりません。今日の世界は主人がいません。天の父母様が願う世の中ではないのです。ですから、私は皆さんを通して各方面で天の父母様と真の父母様のみ旨、願いを広げたいのです。73億人類が自動的に一堂に会し、天を崇拝し、真の父母様の前に喜びと賛美を捧げるようにしなければなりません。本心に従って、そのような人生を送っていくように導くにあたり、皆さんが率先しなければならないのです。皆さんは、天一国の安着に対して責任を完遂しなければなりません。これは誰かがしてくれるわけではありません。皆さんが一つとなって、この国を神様の祖国として世界の前に顕現させなければならないのです。皆さんは6000年にして真の父母によってこの世に生まれたピュア・ウォーター(purewater)です。皆さんによって、この濁った世界、汚れた世界を澄んだ世界にしなければなりません。そうするには皆さん自身が徹底しなければなりません。絶対信仰・絶対愛・絶対服従で真の父母様と一つになって進むところに敗北する者はいません。国家の復帰と世界の復帰はカープの皆さんの手によってするのです。神様の祖国である韓国で、世界のカープの原子(大学原理研究会の会員)たちが総集結し、一つとなって勇敢に国家の復帰と世界の復帰のために先頭に立つよう願います。(2016.9.25、天宙清平修錬苑)皆さんはどのような夢をもっていますか。天の父母様と真の父母様の夢と同じ夢を見なければなりません。皆さんのほとんどが二世や三世です。統一教会の草創期は、今日の皆さんのような大学生から出発したと見ても間違いではありません。基盤のない状態で中心人物はどん底から這い上がってくるしかありません。1960年代にキリスト教から激しい迫害を受けましたが、真の真理に飢えた大学生と知識人はこのみ言に興奮しました。それゆえに、より激しい迫害を受けるようになったのも事実です。そのような困難な環境から、きようカープが創立して50周年を迎えました。父母様は責任を全うして勝利されました。そして、新しい時代、天一国を開いてくださいました。天一国は天の父母様の夢であり、真の父母様の願いです。そして73億人類の願いです。そうだとすれば、み旨を知る祝福二世の子女たち、み言を聞いた皆さんは、この世の学生たちと違わなければなりません。彼らをみな抱くことができなければなりません。人類の願いは真の父母に会うことです。真の父母によって新しい生命と血統を受け継ぎ、祝福家庭として地上で責任を全うして生きた後に、永遠の世界に行かなければなりません。それが人間世界に生きる私たちの一生です。(2016.3.12、国際青少年修錬院)神様に侍る国にならなければなりません。神様の祝福を受ける国にならなければなりません。そのためにはこの国、この国民が真の父母に侍らなければならないのです。しかし、いまだに真の父母が誰か知らない人たちがいます。真っ暗な夜に光を嫌う人はいません。皆さんはそのような光となって、光の立場で環境圏をつくらなければなりません。皆さんは、周辺でだけうろうろしては駄目なのです。自分の通う学铰で、初めはたとえ某という一人だとしても、「学校を変えるのだ」という思いで一生懸命隋誠を尽くしながら努力するのです。皆さんは大学街を総ざらいしなければなりません。全国すベての大学生たちがカープの原子となることを願います。そしてこの国だけでなく、アジア、世界で光を発する位置に立たなければなりません。(2017.3.12、天宙清平修錬苑)世界平和青年学生連合今、皆さんのほとんどが20歳を少し越えたところでしょう。本当に良い年頃です。皆さんは1960年代と違った環境圏で生きています。皆さんの親たちが経てきた環境は大変でした。しかし、今日の皆さんはすべてのものが整った環境圏にあります。皆さんは、世の前でも、学校でも、友人たちの間で、永遠の世界平和を考えながら、真の父母様に侍り、真の父母様のみ旨に適うように成長し、行動しなければなりません。これが、今日皆さんが私と共にいる現実であるということを忘れてはいけません。皆さんの描く地上天国とはどのような姿でしょうか。最近、人間のつくった口ボットが人間の知能を凌駕することに対して、すべての人々の関心が集まっています。本来、すべての被造物は、神様が創造された原則どおりに生きて去っていかなければなりません。皆さんはすべての面で専門的な知識をもたなければなりません。全世界的に広まっている気候の変化、食糧問題、宗教紛争などは、真の父母を知らないがゆえに起きているのです。彼らは中心に天を奉じていると言っていますが、真のみ旨を知らずにいます。自分たちの考えることが正しいと思っているのが問題です。私たちだけが天の父母様と真の父母様のみ旨を知っています。皆さんは、この世の友人たちにそのことを話さなければなりません。皆さんが彼らを天一国の民となるように導かなければなりません。それが天の父母様と真の父母様の願いです。堕落した人類がいない世界、祝福を受けた子女たちが、本来天の父母様が計画された地上天国をお返ししなければなりません。皆さんは運がとても良いのです。真の母と同時代圏に生きながら、このようにお話ができるということが、未来の子孫に対して誇りになるということを考えなければなりません。皆さんの責任遂行いかんによって、私は皆さんのことをもっと大事にし、守ってあげ、導いてあげなければと思っています。皆さんが成功するのを見たいです。全世界の青少年たちを天の父母様の前に導いてくる皆さんとなるよう願います。(2016.3.12、清心国際青少年修錬院)皆さんは真の父母様によって誕生した二世圏なので、この世の人たちとは違います。皆さんは立派に成長しなければなりません。ここに集まった3500人の青年たちは、真の父母様に似て、真理と生命と愛の化身体とならなければなりません。そのためには恩恵を受けようとばかりしてはいけません。父母様のように「ため」に生きる真の愛を実践しなければなりません。与えても、また与えたく、さらに分けてあげたい心の姿勢、そのような環境をつくっていかなければなりません。皆さんにはそのような責任があります。それが一つの世界へと進んでいく道です。皆さんのことをピュア・ウォーターと言ったでしょう。澄んだ水は停止してはいけません。流れなければなりません。そのように流れる所に多くの生命体を誕生させなければなりません。父母様の夢がありますが、その夢は父母様の視野の中に泥水があってはいけないのです。すべてが澄んだ水にならなければなりません。これは全世界の人類が真の父母様に侍らなければならないということです。今、全世界が当面している各種の問題の原因は、主人を迎えることのできない状態で、各自がみな「私が主人になりたい」と思っているからです。それで裕福な強大国まさらに得ようと戦争を準備しているのです。武器をつくっています。平和な世界、一つの世界へと行く道にはそのようなものは必要ありません。聖書に、「そのつるぎを打ちかえて、すきとし、そのやりを打ちかえて、かまとし」(イザヤ2:4)という内容があります。戦争にお金を浪費してはいけません。地球は今、病んでいます。中国だけでなく、アメリカも砂漠化が進んでいます。また、北極の氷が溶けて海水面が上昇し、生態系が崩れています。人間たちが自然を破壊しているのです。海水を汚染しています。それゆえに海で必要なサンゴ礁が死につつあります。このようなことを考えると、教育をしなければならないと思うのです。皆さんは夢をもたなければなりません。「私は真の父母様が願われる分野において大家になろう。大学者になろう。私は大いに有名になろう」という夢をもたなければなりません。そして、真の父母様の夢をかなえてさしあげる若い皆さんとならなければなりません。(2015.8.29、天宙清平修錬苑)一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ 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2020.04.20
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韓鶴子総裁御言選集 - 目次韓鶴子総裁御言選集 1 真の父母様を中心とした一つの世界 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任韓鶴子総裁御言選集 1 - 真の父母様を中心とした一つの世界第5部 二世教育と未来の人材の養成3. 圓母平愛奨学苑「圚母平愛財団(圓母平愛奨学苑)」の「園母」は、丸を意味する「圓」の字と「母」の字を使います。人はみな角が立つことなく丸くなければなりません。様々な性格をもった家族を愛で抱いて和やかな家庭をつくる母親のようでなければなりません。「圓母」は母親の中の母親という意味です。何でも引っかかるものがあれば、自身を伸ばしたり縮めたりして、あちこち転がして円形にして、本然の位置に戻るのです。そうしてこそ天の父母様に似ることができるのです。「平愛」は真の愛で低いところ、疎外された人々の面倒をみて、高低なく水平を成して、天宙が真の愛で満ちるという意味です。真の愛の種をまいてこそ真の愛の平和の木が芽生えて成長します。「圓母平愛財団」は、天の父母様を中心として平和の世界を実現するというビジョンをもって、一生懸命に走らなければなりません。優秀な人材を支援し、奉仕と分かち合いの文化をつくり、そして社会貢献プログラムを運営して、心情文化世界を成し遂げるために率先しなければなりません。(2014.2.10、天正宮博物館)皆さんは勉強して学校に通う目的を、良い大学に行ってたくさんのお金を儲ける職場に入ることに置いてはいけません。神様が下さった三大祝福を完成して、「愛天・愛人・愛国」を実践する人になることが最も大きな目的にならなければなりません。その目的の上に知識と技能と実力を積んでこそ、大きな夢がかなえられるのです。「圓母平愛財団」は、皆さんが自分の夢と天の父母様の夢を一致させて、より一層立派な人材になれるように積極的に支援します。(2014.2.10、天正宮博物館)皆さんが感謝すべきことは、真の父母様の環境圏にいるという事実です。ですから、皆さんは幸せな人たちです。その幸福は分け与えるほど大きくなるということを知らなければなりません。真の父母様は人類の真の父母です。蕩減復帰の摂理歴史を勝利的に完成し、新しい天一国を開きつつあるこの時において、真の父母様を知らない人々がいるということは私たちの責任です。皆さんはどの場所にいても真の父母様を知らせ、真の父母様のみ旨を伝播する孝子と孝女、天一国忠臣の立場に立てる環境圏にいるということを肝に銘じなければなりません。しかし、まだ学ばなければならない立場なので、学びの場で私たちの夢をかなえることのできるその日のために、すべての準備を怠ってはなりません。(2015.2.28、清心国際青少年修錬院)「圓母平愛財団」は100億以上の奨学金を投入して、多くの人材を育成していますが、彼らが囲いの中で美く、正しく成長できるように24時間育てて上げなければなりません。一つの生命体が誕生するまで母親のお腹の中で10力月という期間が必要です。その10力月という期間を経て誕生した赤ん坊が1日で歩けるでしょうか。時間が必要なのです。これからは「圓母平愛財団」がもう少し能動的、科学的、心理的にすべての面で完璧に体制も備えて、機会を与えた学生たちをしっかりと育て上げなければなりません。1年に数回行われる行事では満足できません。そして、摂理の中心国家である韓国と日本、そしてアメリカが参加しなければなりません。私たちはお金がたくさんあるからといって、そうするわけではありません。それは正に父母様の血と汗と涙です。これを準備するために、涙ぐましい多くの事情がありました。この世でも大企業が奨学生を育て上げる目的は、結果的にはその自社の人材にすることです。卒業したら、その会社でいくらか奉仕しなければならないということがあります。そのようにして自社の人材をつくり上げるのです。(2015.7.9、天正宮博物館)奨学生の皆さんには夢があるでしょう。皆さんの夢は何でしょうか。真の父母様の環境圏内にいる皆さんの夢は、天の父母様の願いをかなえてさしあげることですが、そこにおいて皆さんが先頭に立たなければなりません。各自個人の夢があるでしょう。自分を中心とした夢には限界があります。しかし、真の父母様の教えと天の父母様の事情を知って、皆さんが自分の夢を育てるならば、歴史的な人物になることでしょう。私が幼いころに読んだ本についてお話しします。オランダは陸地より海水面が高いです。それゆえに全国民には海に対する恐れがあります。ある日一人の少年が、親のお使いに行って戻ってくる途中で、堤防から海水が漏れているのを見かけました。その時、その少年は走っていきました。人を呼ぶ時間的な余裕がありませんでした。それで石と土でその穴を塞ごうとしました。しかし難しかったのです。水は流れ続けました。少年は手で穴を塞いで、人が現れるのを待ちました。しかし、その時は冬でした。その少年は氷のように凍えてしまいました。(息子の帰りを)待っていた両親が、帰ってくるはずの息子が帰ってこないので探しに出ました。村の人々と一緒に出ていったところ、自分の息子がそのような姿でした。皆さん、その少年の夢は自分のことだけを考えたものではなかったのです。国を守り、愛した少年でした。ですから、その少年はその国の歴史に記録されたのです。今日皆さんの夢は、真の父母様に似なければならないということです。太初に神様が天地万物を創造し、人間まで創造して、大きな夢を抱きました。ところが、皆さんが「原理」を通して知っているように、人間始祖アダムとエバが堕落してしまいました。しかし、自然は堕落していません。それにもかかわらず、今日、堕落した人間たちが欲と無知によって自然を破壊しています。今日、世界中で起こっている気候問題は深刻です。皆さんが各分野で夢をはぐくみ、自然世界を治癒しなければなりません。それには専門知識が必要です。無知な人間たちに見せながら教育しなければなりません。そのためには皆さんが率先して模範を示し、いかにすればこの汚染された地球を生かせるかを研究しなければなりません。皆さんすべてが力を合わせて真の父母様の教えに従って実践躬行するようになる時、その願い、夢はかなうことでしょう。そのような面で皆さんが最高になるよう願います。そのために私は惜しみなく協助するつもりです。(2016.2.14、清心国際青少年修錬院)一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.04.20
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韓鶴子総裁御言選集 - 目次韓鶴子総裁御言選集 1 真の父母様を中心とした一つの世界 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任韓鶴子総裁御言選集 1 - 真の父母様を中心とした一つの世界第5部 二世教育と未来の人材の養成2. 二世指導者教育天宙平和士官学校お父様の聖和以降に、私は特別に二つのことを強調してきました。一つは教会の復興です。お父様の生前に、人類がお父様を本当に真の父母として知ったらどれほどよかったでしょうか。このような悔いがあまりにも多く残っているのです。方法は一つ、「原理のみ言で重生させる道しかありません。人類にとって「原理」のみ言は薬です。ですから、私たちがいかに行動するかによって、歩みを早めることができるのです。お父様は世界摂理を進めるにあたり、国ごとに責任者を置いて責任を果たすようにされましたが、その責任を果たすことができませんでした。前に立たせて誇り得る国がありません。特に後継者、二世、また指導者の教育ができませんでした。それはすべて伝道をしなかった結果です。それで二つ目に強調したのが祝福家庭の二世の管理を含む指導者の養成です。ここに私は重点を置くと言いました。それで、手本として韓国では士官学校を設立しました。ウェストポイントのような軍事学校ではなく、指導者養成教育機関として修士課程を通過するようにするつもりです。大学4年を卒業した人、教養を備えた学生たちを選抜して、2年間集中的に原理教育と教養教育を行い、実習も行います。そして、3年間の公式的な伝道活動をさせます。牧会をするか他の機関に行くかは本人の意思にしたがって決定します。精鋭部隊です。全世界から志願できます。(2012.10.27、アメリカ、ラスベガス、Mホテル)「天宙平和士官学校」をつくった目的が皆さんには分かるでしょう。インドの詩聖タゴールが韓国を賛美しました。その人は何を見て感じて、そのように(詩で)語ったのでしょうか。真理の灯りがともる日に、韓国は世界の光になるだろうと言いました。彼は天の摂理を知っていたのです。韓国に真の主人、再臨のメシヤが来られることによって、韓国が光を放つようになるのであって、そうでなければ韓国の歴史に誇り得るものがあるでしょうか。皆さんがこの時代に真の父母様に侍って活動したということは、皆さんの子孫と先祖にとって大きな恩賜です。皆さんはその受けた恩賜を自分だけのものとして、しまっておいてはいけません。自分によって自分の隣人が平和で幸せになれる、その範囲を広げていかなければなりません。天一国を開いてくださった天の前に、全世界の人類をみな天一国の民としてお返ししなければならないのが、今この時代に生きる私たちの使命です。今後皆さんの人生において、失敗というものはあり得ません。成功のみが私たちの行く道です。天の前や全世界の人類の前に、勝利者となることを約束してくれるよう願います。(2013.3.22、天正宮博物館)「天宙平和士官学校」の士官生徒43人の皆さんを心より歓迎します。皆さんはきょうから3年間、真理面やすべての面において体験をすることになるでしょう。その体験を通して、皆さんの生涯はもちろん、人類の灯火となる使命を果たすことになるでしょう。インドの詩聖タゴールは、韓国について美しい詩をつくりました。韓国は人類の灯火となり、東方の光として現れ、世界の光になると賛美しました。そのような役事が今日皆さんを通して起きるようになるでしょう。天は、天地人真の父母様は、韓国を神様の祖国として祝福なさいました。それが言葉だけになってはいけません。現在の指導者や責任者が実践躬行しなければならない使命があります。私は「2020年に大韓民国が神様の祖国にならなければならない」と言いました。ただ言葉で言ったからといって、それが実現するでしょうか。そうなるように皆さんが実践してくれなければなりません。動かなければなりません。真理とみ言で生まれ変わった皆さんが、世の灯火とならなければならないのです。きょう入学することになった士官生徒たちは歴史の1ページ目に名前を刻むことになるでしょう。天と人類がどれほど待ちこがれた一日でしょうか。そのことを実感し、勉強し、生活する皆さんとなるよう願います。天は皆さんを助けてくださるでしょう。皆さんは天と人類に借りのある人になってはなりません。皆さんの若さと覇気は、天一国創建において肥やしとなり、柱となるでしょう。私たちの目標ははっきりしています。私たちは命の尽きる日までに、必ずこの摂理を完成しなければなりません。天一国創建において、最初の実として結ばれる立場に皆さんを立てました。(2013.3.4、鮮鶴UP大学院大学校)トップガンこの時代において、二世の指導者養成のためのトップガン教育が必要です。すべての一世と二世たちが一つにならなければならない時です。私たちが一つになり、私たちを中心として氏族、民族、国家が一つにならなければなりません。平等時代です。自分にいかなる肩書きがあったとしても、一つになれるという心構えをもたなければなりません。お父様が世界の復帰のために、アメリカで34年間苦労されました。なぜなら、キリスト教の基盤を通した文明が世界を占領しているからです。アメリカはキリスト教精神、清教徒精神によって建てられた国です。ですから、天が彼らをお立てになったのです。建国後200年という短い期間で世界を指導する位置に立つようになりました。初期に清教徒たちが大西洋を渡らなければなりませんでしたが、今のような船がありませんでした。彼らは死を覚悟して、宗教の自由を求めて新大陸へと向かったのです。船の中では食糧が底をついたのですが、未来のために種は残しました。そして彼らは定着して、天に侍ることのできる教会を先に建てました。そして後代を教育できる学校を建てた後に、各自の家を準備しました。この点を天は貴く御覧になったのです。そのようにして建国されたアメリカが世界を抱くべき立場でありながら、病に侵されつつありました。1972年、お父様がアメリカに行って50州を巡りながら講演された時、「アメリカが病気になったので私は医者として来た。アメリカで火事が起きているので私は消防士として来た」と語られたのです。アメリカを生かそうというのでした。アメリカを生かして何をしようとされたのでしょうか。真の父母なので、世界を抱かなければなりません。真の父母を迎えられる時代になったのに、世界の国々がそれを知らなかったのです。6000年にして来られた父母様に会い、み言を聞いて一つにならなければなりません。そのような仲保の役割を果たすべき国がアメリカでした。お父様が1975年に、全世界に派遣するアメリカ、ドイツ、日本の宣教師と、アメリカを指導する人たちを教育しながら、「トップガン」という名前をつけてくださいました。今で言えば精鋭部隊を教育されたのです。今や彼らの年齢は70 歳を越え、80歳になった人もいますが、代を継ぐ二世圏が弱いのです。残念なことです。それで、トップガン教育をするのです。(2013.10.1、天正宮博物館)皆さんをこのように集めたのは、お父様の意志に従ったからです。私はこの時代に私と共にいた皆さんが、すべて歴史的な人物となることを願います。ヨシュアとカレブは偵察に行きました。12人が行きましたが、10人はどこへ行ったのでしょうか。歴史から消えてしまった人たちです。ヨシュアとカレブだけが残りました。真の父母様の伝統を100パーセント受け継いだ、誇らしい二世圏時代の中心人物となることを願う思いで皆さんを呼びました。皆さんはすべて公職に就いているので、長くとどめておくことができませんが、21日修練を受けなければならないし、何人かは40日修練まで受けなければなりません。なぜ清平が良いのでしょうか。皆さんが心を無にして天と一体を成し得る唯一の場所であるからです。皆さんが「原理」で再武装して、真の父母様の路程について新たに講義を聞き、皆さん自らが霊的に明るくなる機会を与えたかったのです。お父様もみ旨を抱いて歩んでこられながら、最も気をつけられたのが若さの血気でした。ですから、「宇宙主管を願う前に自己主管を完成せよ」という目標を立てて、十何時間ずつ祈祷しながら体を打つ役事をされたのです。皆さんも同じです。皆さん自らが悟らなければなりません。16歳でみ旨に従い、その道を開拓してこられた路程は、口ではとうてい言い表すことのできない血と汗と涙の死生決断の路程でした。40歳になるまで一瞬たりとも楽に休めず,食事もまともに召し上がれない立場で、お立てになった志を果たすためにすべてを捨てて一筋に歩んでこられました。そのようにして、1960年の聖婚と共に真の父母様の摂理路程が始まりました。2013年の基元節を宣布される前まで父母様が歩まれた路程は、とても言葉では表すことができません。皆さんを信じて霊界に行かれるしかなかったということを考えてみましたか。皆さん一人ならば適当に行ってもかまいませんが、子供がいて、後代がいます。父母様がいかなる心情であったのかということを皆さんが知ってくださることを願います。皆さんはこの瞬間がどれほど貴いかを知らなければなりません。(2013.9.23、天正宮博物館)私はヨシュアとカレブが好きです。二人とも名門家の子孫でした。80歳を越えても天の前に忠誠を尽くしました。カレブは何の不足もない人でしたが、ヨシュアと一つになりました。「自分は偉い」とは考えず、ヨシュアを立てました。カインとアベルが復帰された立場でした。そのような基台を立てたので、イスラエル民族を通してメシヤが来ることができたのです。最近、私は指導者たちを見ながら、思うことがたくさんあります。互いに愛し、誇り合う文化が定着していないようです。私たちは、互いにいたわり、愛し合う心が、この世のいかなる団体よりも強くなければなりません。真の父母様の子女なので違わなければなりません。今からでも皆さんを通して、私は環境創造をしたいと思います。各自が高まろうとばかり考えずに、互いに「ため」に生きてあげ、育ててあげ、誇り合えば、全体的に成長できるのです。私だけが偉いと考え、私が一番だと考え、私の考え以外はないと考える、そのような団体や個人は発展がありません。統一教会を信仰していたけれど、各自の事情があって出ていった人もいるし、離れた人もいますが、おしなべて「父母様は愛している」というのです。誰それのために出ていったというのですが、これは直さなければならない点です。誰もが自己中心に出たり、自分のためだけに行動すれば小さくなり、「ため」に生きる生活を送るようになれば大きくなって発展します。自分のせいで苦痛を受ける人がいてはいけません。皆さんは命を生かす人たちなのに、命を殺してはいけません。兄弟と食口とすべての人々を愛で抱かなければならず、自分ゆえに統一教会を出ていく人がいてはならないのです。何とかしてこの民族とこの国を天の前に立てて、世界を復帰しなければなりません。それを皆さんがやり遂げるならば、どれほど誇らしいでしょうか。一人ではできません。皆さんが力を合わせて、2倍加、3倍加、4倍加、10倍加、100倍加するようになればできるのです。皆さんは、真の父母様によって重要な時代を生きているということを忘れてはいけません。お父様は1975年にアメリカ•ドイツ.日本から宣教師を選抜して、世界に派遣しました。今で言えば精鋭部隊ですが、当時、アメリカを中心としてお父様は特別な名前を与え、教育して、責任を与えられました。「トップガン」という言葉を聞いたことがありますか。皆さんは新しい摂理歴史時代のトップガンとならなければなりません。(2013.9.23、天正宮博物館)皆さんの夢は何でしょうか。もちろん真の父母様を中心とした摂理の夢を私たちはみな知っています。しかし、皆さん自身において、オモニ(お母様)に願う夢があるとすれば、何なのかというのです。私に会うことが夢であると言うこともできますが、そのためには皆さんが周りのすべての食口から認められる実績をつくらなければなりません。環境創造を広く、大きくするにつれて、皆さん各自の夢がかなうようになるのです,天が6000年間待ってこられた真の父母を、70億人類は何かは知らないけれど願ってきました。今日世界のいたる所で人種、宗教、政治に関連した問題が多く起こっています。しかし、いくら強大国、お金をたくさん持っている国だとしても、これを収拾することはできません。今の現実としては、一つの世界へと続く道が程遠いのです。しかし、皆さんによって70億人類が真の父母様を知るようになったらどうなるでしょうか。皆さんが21日間、年の差が大きく異なる立場で、また働いてきた経歴も互いに異なる立場で一つになったと言いました。真の父母思想が入ったところでは、互いに疎通ができて一つになります。そのような時代が来れば、一つの世界は自動的に来るのです。それが地上天国です。真の父母様がおられる間に、私たちの手で地上天国をつくってさしあげてこそ、天上天国がもう少し豊かになるのではないでしょうか。当然のことです。ですから、皆さんはこの修練を通して固めた決心を変えることなく、強く大胆に地上天国、一つの世界を成し遂げる時まで総進軍してください。そうなったらどれほどよいでしょうか。五色人種、宗教が異なる民族自体は気付きませんでしたが、真の父母様を慕ってきたことは事実です。人類歴史6000年は、孤児のような、荒野のような歴史でした。ですから、失った父母を見つけた時には、幸福にならざるを得ません。皆さんが肝に銘じなければならないのは、私たちが旧約聖書を通して知っているように、モーセの時代にカナンに入った人はヨシュアとカレブ、二世圏であったということです。伝統とは恐ろしいものです。私たちには一世と二世、そして三世がいますが、皆さんが一つにならなければなりません。父母様がいらっしゃるので一つになることができます。互いの苦労した面とその精誠を互いに共有し得る「ため」に生きる心、「ため」に生きる真の愛を実践する心が行動に現れるようになる時、自然に一つになるのです。そのような点で若い皆さんがトップガンになるのです。(2015.8.2、天正宮博物館)1975年にお父様が世界に宣教師を送ってアメリカを再び立たせるためにつくったのが「トップガン」です。『トップガン』という映画がありました。特別に困難な環境で責任を全うする人々を描いた晚画でした。お父様がとてもお好きでした。ですから、「アメリカの若者たち、あなたたちもこのような精神で出ていきなさい!」と言われながら修練をされたのです。その時、修練を受けた人たちにトップガンという名前を付けてくださったのですが、今その人たちの年齢は60代です。70近いのです。お父様が始められたこのことが実を結ばなければならないでしょう。それでお父様の聖和後、「この志を引き継ぎ、精鋭部隊として出ていける人材を探そう、育てよう!」と思って始めたのが韓国でのトップガン修練会です。これは歴史に残り得る、永遠に残る誇らしい精鋭部隊になるでしょう。皆さんが中心人物になるのです。私は、真の父母様の歴史、祝福家庭の歴史が永遠に続くようにするつもりです。人類の願いは真の父母に会うことでしたが、皆さんが真の父母様に会って祝福を受けたということは、堕落前のアダムとエバの立場へと血統転換をしたということなのです。アダムとエバには神様に対する責任がありました。彼らは、絶対服従、従順、真の愛で責任を全うしなければなりませんでした。すべての祝福家庭は、真の父母様の前に絶対的に一つにならなければなりません。また、責任があります。氏族メシヤの責任です。皆さんだけで終わってはいけません。善は繁殖しなければなりません。そしてもう一つあります。立派に死ななければなりません。この聖和文化は真の父母様によって始まりました。肉身の終わりを意味する死ではなく「聖和」、皆さんが本郷苑で生活できる資格を備える、そのような地上生活の姿になるべきなのです。「ため」に生きる真の愛を実践し、70億人類に真の父母様を知らせて、孝子、孝女と忠臣になれるように導かなければなりません。そうしてこそ天の父母様の孝子となることができ、孝女となることができ、忠臣となることができるのです。この聖和を通してのみ霊界に行けるでしょう。地上で健康な生活を送ってこそ、霊界でもよく適応できるのです。霊界は真の愛の空気で呼吸する所です。「ため」に生きる真の愛を実践できずに逝く人は、霊界で呼吸困難になります。生活が容易ではないはずです。さらに問題は、その蕩減を払って早く抜け出したいと思っても、そのような方法がないということです。地上で真の父母様に侍るこの時代の生活が、それほど重要なのです。立派に生きなければならないし、立派に死ななければならないのです。そのためには、絶対的な信頼と信仰、愛をもって、父母様と一体となって進まなければなりません。(2015.8.2、天正宮博物館)クレインズ・クラブ真の父母様によって、この世に祝福が始まりました。祝福家庭が誕生するまで蕩減復帰の摂理歴史における真の父母様の苦労を皆さんは知らないでしょう。父母様がすべてを蕩減して、祝福家庭が誕生したのです。皆さんは祝福家庭の二世に生まれました。堕落世界の二世とは血統が違うということを知らなければなりません。堕落した世が泥水ならば、皆さんは澄んだ水として生まれたのです。ピュア•ウオーター(purewater)なのです。これがどれほど驚くべきことか、感謝すべきことか分かりません。とうてい形容しがたい賛辞と賛美を捧げても足りないのが皆さんの立場です。きょうこのように集まった人の中には、自分なりに父母様に侍る立場にあった人もいるし、自分を生んでくれた両親が教会の仕事ばかり熱心にして生活がとても厳しいので、自分は勉強を十分にしてお金をたくさん稼ぎ'、よい暮らしをしたいと考える二世もいるはずです。ですが肝に銘じなければならないことは、歴史上初めて澄んだ水として生まれた二世として、困難な環境だからといって、再び泥水に戻ってはいけないということです。皆さんのいる所は真の父母様の愛の圏です。真の父母様から離れたら、昔のアダムとエバが堕落して、この世に落ちていったことと違いがありません。しかも皆さんは、父母様と同じ時代に共に呼吸をして生きてきました。これは何を意味するのでしょうか。先祖の立場であるということです。中心なのです。このことに皆さんは良心の呵責を受けてはいけません。世界に散らばって何をしていようと、皆さんによって新しい命を得ることができる人々をたくさん探し出して育てるべき責任があるのです。伝道しなければならないということです。70億人類の真の父母です。二世として精誠と努力、そして苦労を尽くし、孝子、忠臣として歴史に名を残すことのできる時です。私たちが肉身をもって生きる期間は短いのです。健康に生きたところで100年を越えられません。今、私は70歳を越えました。皆さんは希望と夢をもたなければなりません。私が長く共にいればいるほど、皆さんには恵みになるでしょう。天一国が定着するにあたって中心者になれるのです。ですから、皆さんは何の仕事をするにしても、他の人と違いがなければなりません。名門家の先祖にならなければなりません。そのためには努力しなければなりません。70億人類を抱く時までに、真の父母様を万王の王の座に迎えてさしあげなければなりません。皆さんは、子孫にとって誇らしい先祖となれるよう努力しなければなりません。(2014.12.20、アメリカ、ラスベガス、サウスポイント・ホテル)私は祝福家庭の二世たちに、「あなたたちは、堕落した世界において、真の父母によって祝福家庭の子女として澄んだ水に生まれた」という話をしました。堕落した世界は泥水であり、濁った水です。澄んだ水も、停止して動かなければ腐った水になります。それゆえ、真の父母を知って祝福を受けた祝福子女であるならば、隣人や国、さらには70億人類に真の父母様を紹介しなければなりません。それが、皆さんが真の父母様から与えられた祝福に対する責任です。全世界すベての国の国民が祝福家庭となり、一つの心と一つの志で天の父母様に侍り、真の父母様に侍るなら、どうして隣国と戦うでしょうか。どうして自分だけもっとよい暮らしがしたいといって戦うことができるでしょうか。真の父母様に侍ることだけが、この国の生きる道であり、世界の生きる道であることを肝に銘じなければなりません。皆さんが一人で歩んでいくことは大変かもしれませんが、兄弟たちと共に一つの目標に向かって歩んでいくなら、大きな実を結ぶことでしょう。(2014.12.21、アメリカ、ラスベガス、サウスポイント・ホテル)ツルは天一国の国鳥です。すべての人々はツルを見習わなければなりません。東洋ではツルは長寿の鳥として愛されている鳥類です。ツルは欲張りません。スズメは餌をつついて、喉の所までお腹がいっぱいになっても(すぐにお腹を空かして)、さらに食べようとします。ところがツルは70パーセント程度だけ食べます。ですから高く飛びます。そして長生きします。長寿です。皆さんも似なければなりません。欲はすべての面で禁物です。ですから、私たちも人のために生きることができなければなりません。世の中の多くの宗教は愛の理想を語ります。けれども、具体的に何を実践し、どのような人生を送るべきかということを教えてくれる宗教指導者は多くありません。6000年にして初めて蕩減復帰の摂理歴史を完成・完結・完了された真の父母様ですが、その真の父母様から祝福を受けた両親から生まれた皆さんは、澄んだ水です。皆さんが行く所では、泥水が澄んだ水に変わらなければなりません。皆さんが行く所では、すべて澄んだ水にならなければならないのです。皆さんは根本が違います。皆さんが真の父母様のみ言を実践する人生を送るようになれば、周囲の環境がきれいになり、広くなります。究極的には氏族が一つになり、民族が一つになり、国家が一つになります。世界が一つになるのです。この時代に真の父母様と共に生きた皆さんの両親と皆さんの価値がどれほど大きくて重要であるかということは、歴史が語ってくれるでしょう。ですから、皆さんはたくさんのことを学ばなければなりません。(2015.5.10、オーストリア、ウイーン、ヒルトン・ホテル)アネハヅルは越冬をするためにヒマラヤ山脈を往来します。ヒマラヤ山脈は8000メートルを越えます。そこは4000メートルも登るのが大変な所です。ところが8000メートル以上にもなる山を越えて越冬をするのです。アネハヅルもツルの一種です。皆さんは(人類歴史)6000年にして新しく生まれました。サタンとは関係のない立場で生まれたので、皆さんは違わなければなりません。世俗に染まらず、世を浄化する澄んだ水とならなければなりません。そのためには、皆さんの根本を知らなければなりません。真の父母様の孝子・孝女・忠臣にならなければなりません。その道のために皆さんは勉強し、努力し、専門知識を生かして私たちの文化をつくっていかなければなりません。(2015.5.10、オーストリア、ウイーン、ヒルトン・ホテル)一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ 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2020.04.20
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しばらく利用ができなかった光言社ホームページが復旧しましたので、再度「韓鶴子総裁御言葉選集(4巻セット)」のご紹介をしておきます。【参考記事】韓鶴子総裁御言葉選集(番外編)私たち統一家は真の父母様を中心にして一つに!!私たち統一家は真の父母様を中心にして一つに!!(その2)私たち統一家は真の父母様を中心にして一つに!!(その3)https://www.kogensha.jp/shop/以下URLのリンク先より「韓鶴子総裁御言葉選集(4巻セット)」についての紹介映像もあります。「映像視聴」をクリックしてください。https://www.kogensha.jp/shop/detail.php?id=3755また、前回の番外編で紹介していたU-ONETVの小山田先生のシリーズ映像「文鮮明先生が見た韓鶴子総裁」は会員登録(要ログイン)されておられる方のみの視聴となります。文鮮明先生が見た韓鶴子総裁 第1回 「真のお母様はいかなるお方か」文鮮明先生が見た韓鶴子総裁 第2回 「聖婚と天の新婦の道」文鮮明先生が見た韓鶴子総裁 第3回 「荒野路程と真のお母様の勝利」文鮮明先生が見た韓鶴子総裁 第4回 「女性時代の開幕と世界巡回」文鮮明先生が見た韓鶴子総裁 第5回 (最終回) 「真の父母宣布と清平摂理・最終一体宣言と天一国時代」一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.04.19
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韓鶴子総裁御言選集 - 目次韓鶴子総裁御言選集 1 真の父母様を中心とした一つの世界 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任韓鶴子総裁御言選集 1 - 真の父母様を中心とした一つの世界第5部 二世教育と未来の人材の育成1. 二世教育とその必要性み旨の前に先頭に立てるべき二世お父様の聖和後に私が話したことは、「中断なき前進」であり、生涯を閉じる日までに天一国を成し遂げるということでした。そのためには二世を養成しなければなりません。統一家には博士がおよそ500人いますが、大した基盤です。それで今回、私は学術院をつくりました。私たちは既成教会とは違い、草創期にカープ(CARP:大学原理研究会)から始まったと言っても過言ではありません。知的水準が大学レベルだったのです。未来のため、人材養成と伝道のために大学街での活動が活発にならなければなりません。大学街だけでなく、私たちの環境がある程度整っているので、中高生の教育も徹底的にしなければなりません。鮮文学園の水準が高いのです。幼稚園、中学棱、高等学校からすべて名門です。これからは、これを一つの体制にして、未来の教育を徹底的にしなければなりません。私たちが主人の立場で真の父母様に関する教育ができるのです。(2016.4.10、釜山、凡一殿)お父様は外的、内的に多くのことを展開されました。それを私が収拾し、整理して、整えなければならない責任があります。み言をはじめ、すべきことがあまりにも多いのです。ところが残念なことに、統一家を率いていくべき未来の責任者を見ると、私たちはみな責任を果たせなかったのです。多くの二世たちが流れていくのに、そのまま放っておいたのです。このようになった現実に対して一度に責任を負わなければならないのが私の立場です。内的な面から外的な面まで整備すべき立場というのは簡単ではありません。新たに家を建てるのは簡単です。すでに人が住んでいた家を修理して整えるには、倍の労力とお金が必要です。これを私が引き受けました。ですから、皆さんが各自受け持った責任を果たして、私を助けてくれなければなりません。(2012.10.18、清海ガーデン)新たに人を伝道することも重要ですが、私たちは二世を天の前に捧げることができませんでした。これは誰の責任でしょうか。父母として、この時代の責任を負った者として恥ずかしいことです。ですから、私はお父様に了解を求めました。お父様がお乗りになっていたヘリコプターを売る計画です。私が使わなければ、誰も使う人がいません。機械というのは使わずにおくと、ましてや飛行機やヘリコプターは放置しておけば驗目になります。自動車よりも早く駄目になります。ですから、お父様に報告したのです。私はこれを売って、後代のための指導者を養成し、二世を養育する目的の奨学金として全世界的に使おうと思うと申し上げました。すると、「オンマの思うとおりにしなさい」とおっしやいました。そのように決心したところ、だいぶ気が楽になりました。ところが、いざへリコプターを永久保存することができず、私が売るべき立場になってみると、とても心が痛みます。私たちはみな共に責任を果たせなかったのです。けれども、お父様をこの国と全世界に知らせ、統一教会が驚くべき繁栄を成していくのを天の前にお見せしたいのです。このように決心をしたので、これ以上先送りする必要がなくなりました。ですから、皆さんに切にお願いすることは、本当にお父様を再臨主、メシヤ、万王の王、真聖徳皇帝として侍るなら、お父様を証し、お父様の業績を紹介しなければなりません。お父様のことを広く世間に知らせることが伝道することなのです。(2012.9.30、天正宮博抱館)私は「これからは二世を大切にする」と話しました。皆さんの苦労した結果が無駄にならないように、未来に責任をもてる人材を養成しなければなりません。私は、ヘリコプターも売って、奨学財団、皆さんの二世たちを指導者に育てるために使おうと言いました。もちろんお父様の承諾も得ました。父母様と同時代を共有した祝福家庭として、残すべきものは何でしょうか。血統も重要だし、伝統も重要です。後代を堅固な基盤の上に定着させることができなければ、いつ神様を中心とした一つの世界になるでしょうか。皆さんが、そうなるようにしなければなりません。皆さん、コマコマを回す時、力を込めて回せば、ずっとタッチしなくても回り続けるでしょう。そのようなことを韓国と日本がしなければならないのです。(2012.10.18、清海ガーデン)皆さんが子供や二世を育てる際には、まず心情的に「原理」が入らなければなりません。そのようにして中心が立ち、絶対「性」を守る立場になったら、踊りを踊ってもよいし、音楽をしてもよいのです。ですが、成長して祝福を受けるまでは、管理をしっかりしてあげなければなりません。(2012.10.1、天正宮博构館)私たちは60年の歴史ですが、二世たちのための環境になっていません。それで多くの二世が流れていきました。み旨の中で育ち得る環境を親がつくってやれなかったために流れていったのですが、これをそのまま放っておくことができません。今や新しい時代に入り、新しい歴史が出発している天一国時代において、私たちの後代を安全に保護して、天一国の未来を担える指導者として養成しなければなりません。今回、「天宙平和士官学校」を設立して感じたのですが、本当に人材が枯渴しています。あまりにも残念な現実です。今や皆さんは年が60、70となり、生きてきた人生より残っている人生のほうが短いのです。皆さんはこの短い生涯で、後代のための固い磐石にでもなってあげなければなりません。ですから、良い点は私たちが見習って活用できなければなりません。世界的な宣教問題において、二世たちが先頭に立つようにしなければなりません。一世たちは良い肥やしになってあげるのです。(2013.5.8、天正宮博物館)模範を見せた孝進様と興進様皆さんは各分野で、もって生まれた才能を発揮してください。そうして統一家の文化において美しい実を結べば、私としてはきょう皆さんに会って話した甲斐があるのです。6000年間、失った子を捜してこられた天の父母様の心情を知らなければなりません。私は皆さんに慰劳してもらいたいのです。皆さんの中心に立てるべきお兄さんたちは、孝進お兄さんと興進お兄さんです。興進が先に聖和しました。興進は冷戦時代にお父様を守るために、幼い年で冒険をした息子です。誰よりも父母様を守ってさしあげようと努力した息子です。冷戦時代に韓国が赤化される危機がありました。その時、お父様が国を守るために全国勝共決起大会を開きました。その大会の最終日に、精誠を込めて祈祷をしていた人たちの中で、「お父様、危険です。共産党の計画があります。ですから、講演を避けてください」と言う食口たちがたくさんいました。しかし、お父様はこの世と妥協されるような方でしょうか。皆さんに秘密を一つ話そうと思います。お父様は講演される時、ネクタイにダイヤモンドのピンを刺されたのですが、それをなくされました。ところが、サタンはそれで満足しなかったようです。その時、アメリカにいた興進が車の事故に遭ったのです。自分がハンドルを握っていたので、その事故で死なずにすむ可能性もありました。ところが隣の席に乗っていた祝福二世を思い、ハンドルを反対に切ったのです。そのような瞬間の行動によって兄弟を生かしました。それゆえに、天総官として霊界で働いているのです。皆さんには誇らしい二人のお兄さんがいます。そのお兄さんたちが地上で果たし得なかったことを、皆さんが各分野で責任を果たし、健康な姿で世の灯りとならなければなりません。世の光とならなければならないのです。皆さんは6000年にして初めて生まれた澄んだ水です。澄んだ水は濁った水になり得ません。水が濁らないためには流れなければなりません。「流れる」という言葉は「発展する」ということです。ですから、皆さんの健康はもちろんのこと、心や信仰などすベての面で成長しなければなりません。(2015.5.10、オーストリア、ウイーン、ヒルトン•ホテル)興進は男らしく成長した反面、細かい面があり、父母の心情を読み取り、何としてでも楽にしてさしあげようとしました。例えば、第1に、興進は父母に対して犠牲の道理を果たして逝きました。第2に、兄弟間に和睦の道理を立てました。また、弟として兄に対して愛を尽くしました。アベルの責任を全うしたのです。興進は満17歳、韓国の年で18歳ですが、すでに大人でした。興進は、精神的にも肉体的にも成長した男性です。神様が興進をそのように急成長させた理由があるのです。イエス様は真の父母の使命を成し遂げられずに逝きましたが、興進は、真の父母を通してイエス様の立場を完成する位置に立ったのです。(1984.1.3、ベルべディア修練所)皆さんが真の家庭の子女たちについて大変心配しているのを知っています。皆さんの長兄になる孝進お兄さんは、生まれてから口癖のように「孝子は私のものだ」と言いながら育ちました。「オンマが必要なものすベて、富貴と栄華をすべて享受するようにしてあげる」と言っていました。幼いころからそうでした。1960年代は私たち統一教会は貧しかったので、「自分の考える母親はこれくらいのものは持っていなければならないのに、うちのお母さんは何も持っていない」というのです。ですから、「自分はお母さんに、こんなこともしてあげるし、あんなこともしてあげるし、全部してあげるのだ」というのです。その言葉以上の親孝行をしました。父母様はアメリカの摂理を進めながら、困難な時期を過ごしました。1970年代当時は、ヨーロッパの人たちはアジアの人たちを高く評価しませんでした。一言で言えば、アメリカでは「チャイニーズ」と呼びました。これは「中国人」という言葉ですが、アジア人をさげすむ言葉でもありました。自尊心の強い孝進お兄さんは、それを消化するのに苦労しました。そのような環境でした。また当時のアメリカは、家庭破壊や青少年問題はとうてい口では言い表すことができず、また思想問題では共産化が進んでいました。それゆえに、お父様が「私はアメリカに医者として来た。消防士として来た」と語られながら50州を巡回講演されたのですが、その国を心配する指導層の人たちはみなお父様を歓迎しました。ところが共産党は、ほとんど手に入れたも同然のものを、お父様のせいで取り逃してしまったので、機会を見てお父様を除去しようと講演する場所ごとに付きまといました。その時、孝進お兄さんも同行しながら彼らを見ました。ですから、その血気のために黙ってじっとしていることができなかったのです。とても小さい、十何歳にしかならない子供が大人を相手に戦うというのでした。そのような環境で育ちました。(2015.3.18、天正宮博物館)み言を受け入れさせるためには労働力と時間が必要なのですが、孝進お兄さんは、「竜巻のように追い立てて、一度に効果的に人を救うことのできる方法はないものか」とよく考えました。それで当時、時代の先端を行っていた音楽であるメタル音楽(へヴィメタル)をしたのです。「この音楽で人の心を変える仕事をしよう。そうして教会に導こう」と考えて、3年間に1万曲を作り上げました。それは人間の力では不可能なことでした。作詞も作曲もみな自分がしました。ですから、昼夜の区別がありませんでした。生活のリズムが一定しませんでした。身体のリズムがすっかり変わってしまいました。人間の肉身には限界があるのに、ずっとそのようにエネルギーを消耗したら補充しなければならないでしょう。そのような性格もお父様に似ていました。孝進の歌の歌詞の中には孝心が表れています。また、韓国で勉強をしたので縦的な基準が立っていました。今後、伝統は私が立てるつもりです。皆さんは私の心に記憶されるトップガンになるよう願います。今後、公職者の生活は清くなければなりません。透明でなければなりません。言葉と行動が同じでなければならず、実践しなければなりません。言葉を重く扱わなければならないという話です。「気分が悪い。腹が立つ」などという、指導者として言ってはならない言葉は使ってはなりません。皆さんは祝福家庭なので、子供を育てたと思います。子供の教育のために、皆さんは大人でも尊敬語で始めてあげるでしょう。そのように敬う言葉から教えるのです。同じことです。皆さんが徳を備えた指導者となることを願います。真実であり、真なるこれがモデルです。ですから、「トップガンの誰それが行く。誰それが来る」となれば拍手で歓迎する、そのような文化をつくらなければなりません。また、皆さんが苦労したことは私は忘れません。皆さんがオモニ(お母様)に会ったのは恵まれたことなのです。(2015.3.18、天正宮博物館)孝進の尊影(写真)を、天宙清平修錬苑の情心苑に掲げなければなりません。孝進と興進は、復帰された長子と次子、すなわちカイン・アベルの立場に立ちました。これまでは、天総官興進が霊界の中心にいましたが、これからは、孝進が長子として父母様に侍る立場に立つようになりました。情心宛の天地人真の父母様の尊影の右側に孝進の尊影を置き、その左側には興進、そして右側には大母様の尊影を掲げるのです。孝進は2008年3月17日に聖和しましたが、お父様が、「深天開放苑忠孝開門主」と揮毫されました。「深天開放苑」は、深く広く高い無限大の霊界(傑天)を開放できる園(苑)を意味し、「忠孝開門主」は、本然の基準で天に侍り生きることのできる孝子、忠臣の家庭となることによって、地上世界でも天上世界でも万国万世、どこに行っても滞りのない、解放・釈放の主人になるということです。(2015.8.27、天正宮博物館)ハワイ三世教育私たちは真の愛を中心とした摂理の貴い子女として、みな共に行くようにしなければなりません。真の父母様の祝福によって生まれた私たちがみな脱落せずに一緖に行こうというのです。真の愛を中心とした教育が重要です。1年に1度は環太平洋摂理の中心であり、地理的に良い条件を備えたハワイのコナで、未来の教会指導者を目指す高校生、中学生、小学生たちを、韓国と日本、そしてアメリカなど世界各国から選抜して、2、3週間、真の子女、孫たちと共に修練をしようと思います。天一国の民として誇り得る私たちとなりましょう。父母のような心情で、「ため」に生きる心情で食口たちに対さなければなりません。(2013.7.5、ハワイ)真の父母様は、皆さんだけでなく、すべての人類の真の父母にならなければなりません。堕落した世界の人類であっても、その本心では幸せで平和になりたい、よい暮らしをしたいと思っています。ところが、今日まで人類は、一日も気持ちの安らぐ日がありません。よく食べてよい暮らしをすれば幸せだろうと思ったのに、そうはいかないのです。不満が生じるのです。なぜでしょうか。そもそも天の父母様のみ言どおりに成長して祝福を受けた世界ではないからです。人間始祖アダムとエバの堕落が、今日の人類歴史をこのように悲惨にしてしまいました。神様が平和の王になり、主人にならなければならなかったのですが、サタンが主管する世界になったので、平和になり得ないのです。国境問題や人種問題、そして宗教問題が起きており、文明の利器による環境破壊が進んでいます。このようなすべての問題を解決できるお方は真の父母様しかいません。ところが、真の父母様を知る人はいくらもいません。皆さんの両親、先に祝福を受けた一世や二世が責任を全うできなかったという結論です。真の父母様の前に環境創造をより大きぐ広くしてさしあげなければならなかったのに、すべての面で後押しをしてさしあげられなかったのです。これから私は皆さんに大きな期待をかけてみようかと思います。世の中において皆さんだけがピュア,ウオーター(purewater)です。汚れのない、汚染されていない純粋な水なのです。今の世の中は非常に汚染されています。特に自然破壊による旱魃現象は、人間が誤ってつくったものです。これを黙って見てばかりはいられないのが真の父母の立場です。私たちが立ち上がって教育しなければなりません。神様が創造された万物世界、堕落せず汚染されていないその世界へと環境を戻さなければなりません。それが私たちの責任です。「ハワイ」と言えば、最も汚染されていない島の一つです。ハワイには七つの島がありますが、この島はビッグアイランドという島です。ここは最も汚染されていない島です。皆さんは、この神秘的な自然環境を見ながら、天の父母様に限りない感謝と賛美を捧げなければなりません。そして、各自の国を、天の父母様が創造された本来の美しい姿に戻すために努力しなければなりません。(2014.7.22、ハワイ、クイーンガーデン)ハワイは、汚れなぐ公害のない美しい地上天国です。明け方の5時になれば、少し暗いですが、散歩に出かけます。鳥たちがさえずり合い、美しい花々が満開で、実がたわわに実ったマンゴーの木が並んでいます。コナの地域には私たちがまれに食べるプロテインの実であるアボカドがあります。アボカドがあのように大きな木に実っているのも初めて見ました。コナの地域の土壌ではアボカドのような木がよく育つそうです。それで今回クイーンガーデンにアボカドの木も植えました。ところで、お父様はバナナがとてもお好きでした。草創期にはバナナーつ食べるのも客易なことではありませんでした。バナナは扇状になっているものと思っていました。ところが、今回バナナの木を見たところ、球形で回りながら層になっているのです。バナナが実っていたのですが、数えてみたら140本でした。バナナの花がこのように大きいのですが、葉が一枚一枚落ちながら、つながっているのがこのように7周回って140本でした。そのバナナがある程度熟していたので私が採るように言いました。それで、ぶら下げておいて、黄色に熟したので皮をむいて食べてみたところ、韓国で食べたバナナの味ではありませんでした。とてもおいしいのです。皮も薄く、その果肉はとても歯ごたえがあって、どれほど甘いかしれません。そして実がとても大きくて、口の小さい人は半分に切って食べなければならないほどでした。そのようにハワイは面白い自然環境がある所です。そのような環境を私たちの二世と三世に見せてあげようと思います。教育しようと思います。皆さんも子女がいるでしょう。ですが、天地の前に誇らしく出せる子供がいますか。皆さんにそのような子供がいるならば、私たちの未来は明るいでしょう。(2013.7.20、天正宮博物館)一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ 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2020.04.19
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韓鶴子総裁御言選集 - 目次韓鶴子総裁御言選集 1 真の父母様を中心とした一つの世界 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任韓鶴子総裁御言選集 1 - 真の父母様を中心とした一つの世界第4部 世界平和実現の課題1. 冷戦の終息と世界平和冷戦の終息1970年代中盤は、ソ連の勢力が絶頂期にあった時でした。その頃、お父様は世界に宣教師を派遣されました。東欧圏がとても大変な時でしたが、西欧圏出身の一人の宣教師が東欧圏に行くことを志願しました。(当時は)西欧圏の人が東欧圏に行くことは空の星を取るように不可能に近いことでした。その頃は草創期のキリスト教のように地下宣教をしてしいた時期です。その青年は神様に誓って東欧圏に着き、ある学校の図書館に立ち寄ったのですが、そこで一人の女子学生に出会います。その女子学生は夢でその青年を見ていました。それも一度ではなく、何度も夢の中で会ったというのです。そのような夢を見ていたので、二人は互いに信じ合い、二人は容易に近しくなりました。女子学生の父親はその国の指導者の一人だったのですが、後にその二人は祝福まで受けることになりました。これがどうして偶然と言えるでしょうか。これが統一運動の歴史にあった現実です。お父様のみ言を見ると、宣教の歴史に関する様々なみ言があります。過去には父母様の顔を見ることもできずに監獄で死を迎えた人もいます。今回、ある国に寄ったのですが、自分は昔、宣教する中で監獄で3、4年過ごしたという人もいました。(2006.7.7、ボスニア、サラエボ)ヨーロッパ宣教50周年を記念する中で、そこの食口に会いました。特に冷戦時代に東欧圏、ソ連の支配下にあった共産圏に宣教に行くということは容易なことではありませんでした。ところが幸いなことに、オーストリアを通じれば可能でした。特にヨーロッパの食口の中でドイツとオーストリアの多くの食口が宣教の一線に出ました。その宣教師たちだけが知っているバタフライ作戦で生き残った食口に会ってきました。(2015.5.24、ニューヨーク、マンハッタンセンター)真のお父様は韓国を後にしてアメリカに行かれ、「アメリカが病にかかったので私は医者として来た。アメリカが火事になったので私は消防士として来た」と語られましたが、そのみ言がアメリカのすべての指導者層の自覚を喚起しました。彼らは真のお父様を尊敬しました。しかし、未来を見通すことのできなかった一部の政治家たちが、真のお父様の歩まれる路程において妨げとなりました。それでも真のお父様はアメリカを許し、目覚めさせ、結果的には共産主義を没落へと導かれました。そればかりではなく、南米全域が共産化されつつあった当時、アウラ(AULA:中南米統一連合)を立て、それらの国を救われました。このように世の中が知らないことを、一個人が、ましてや莫大な権力や財力を持つ国ですらできないことを、真の父母であられるがゆえに実行なさいました。(2015.8.30、清心平和ワールドセンター)1985年、ダンベリー刑務所に収監されておられた時でした。その時にお父様は「世界平和教授アカデミー」世界大会を通じて「共産主義の終焉」を宣布しなさいと言われました。当時の大会の会長はモートン・カプラン博士でした。彼は国際政治に造詣が深い、世界が認める学者です。お父様は彼をダンベリーに呼んで、共産主義は滅びると宣布するように指示なさいました。当時、彼は世界的な名声を考えるならば、いい加減なことは言えない立場にありました。そのようなことを話すことに対して恐れを感じました。そこでお父様に「たぶん(maybe)」という言葉を入れたいと3度言いました。ところが、お父様は滅びると言いなさいとおっしゃいました。それがどこで宣布されましたか。スイスのジュネーブにあるインターコンチネンタル・ホテル、目の前にソ連大使館がある所で「共産主義は滅びる」と宣布したのです。その当時はまだ共産主義が強大な勢力を有していました。ところが5年後に共産主義はどうなったでしょうか。このような知られざる摂理をしてこられた父母様であるということを皆さんは知らなければなりません。(2015.12.6、天正宮博物館)1985年はソ連が絶頂にあった頃でしたが、ダンベリーにおられたお父様が、アメリカの著名な政治学者にスイスのジュネーブでソ連帝国の滅亡を宣布せよとおっしゃいました。その時、その人物や教会の指導者が「お父様、それは少しお考えになってみてはいかがでしょうか。ソ連帝国の滅亡とは言わずに、柔らかい表現で発表するのがよいと思います」と言って止めたのですが、お父様は修正することをお許しになりませんでした。その結果はお父様のみ言どおりになりました。お父様がソ連を訪問なさった直後に3000人以上の青年をアメリカに連れていって教育しました。その後、クーデターによる混沌の時期となったのですが、その時、その青年たちが国の堅固な支えとなりました。(2006.7.5、スロバキア、ブラチスラバ)真のお父様によってレーニンの銅像が撤去されたのです。真のお父様はゴルバチョフの開放政策に多くの協力をなさいました。その時に英語のできる3000人の学生をアメリカに連れていって教育をしたのです。「あなたたちの知っている共産主義では駄目である。民主世界を見なさい。考えを変えて、『ため』に生きる真の愛を実践する生活をするならば、あなたたちの願う自由と平和の世の中は来る」と教育してソ連に返しました。ソ連が開放政策を繰り広げるにあたり、その学生たちが大きな役割を果たしました。アメリカで教育を受けた3000人のソ連の学生は、戦車部隊と闘ってクーデターからソ連を守りました。(2017.3.12、天宙清平修錬苑)中東平和中東では、神に仕えると言っているイスラームとユダヤ教が闘っています。宗教の理念を掲げて互いに殺傷し合う戦争をしているのです。カインとアベルの問題、兄弟間の問題は父母が現れてはじめて解決できます。ですから、お父様によって中東問題が解決されるのです。(2006.6.20、タジキスタン、ドゥシャンべ)世界巡回を何度もしましたが、中東地域はあまり訪問することができませんでした。今もこの地域が互いに反目して戦っているのは、神様のみ旨を受け入れることができなかったからだと思います。これからは神様に侍る立場に立たなければなりません。神様の目には黄色人種、白人、黒人というものはなく、宗教の壁、人種の壁、民族の壁、文化の壁などあらゆる壁というものは存在しません。この中東が生きていくためには、昔に固執せず、現実を直視しなければなりません。現実で神様のみ旨に従い、真の父母に侍る生活をしてこそ、中東に永遠の平和が訪れ得るのです。神様にとって私たちは一兄弟であり、神様は私たちの真の父母であるということを忘れてはなりません。そのためには、入門課程を皆さんが知って学ばなければなりません。神様の創造理想の世界に私たちは入っていかなければなりません。(2006.7.1、ヨルダン、アンマン)お父様以外に中東事態を収拾できる人物はいません。そこで活動する多くの平和大使のことを覚えていますが、私が2006年7月に訪問した直後にレパノンとイスラエルの戦争が起こったことを考えると、とても胸が痛みました。どうして同じ兄弟があのように殺し合いを続けられるのか、理解できません。彼らが真の父母を迎えていたら、あのようにはならなかったはずです。世界で起こっているあらゆる問題を見ると、父母のいない状況です。すべての国が、世界のすべての民族が真の父母を知って真の父母の教育と愛を受けるならば、世界が一つになることは時間の問題です。皆さんの財産やすべてのものを動員してでも、多くの人命被害が出ることを防がなければなりません。皆さんがすべて救うことができなければなりません。幸福な人は、その幸福を分け与えるならば、より大きな幸福が返ってくることでしょう。真の父母が築いた基盤を皆さんがより広く発展させなければならないというのが、真のオリーブの木として祝福を受けた皆さんの責任です。(2006.8.9、ペルー、リマ)南北統一運動神様は待ちながら訪ねてこられるお方です。先に打たれて奪ってくる戦略戦術を用いるお方です。悪なる世の中が全面的に迫害し、破壊すれば、天運が助け、すべて乗り越えさせ、跳躍をさせてくれるのです。神様は私と夫にもそのような体験を多くさせてくださいました。迫害を受けるということは、怨讐の所有権を相続するまた別の秘法なのです。神様が愛する人は常に天運の保護を受けます。神様が殺してしまいたい怨讐がいても、なぜ罰を与えないのかというと、その人を愛するその人の親や妻、そして子供がいることを御存じだからです。神様も涙の谷間を越えてこられた方なので、その怨譬を誰よりも愛するその親や妻、そして子供たちの心情を体恤するときに、鞭打つことはできないのです。そのような神様の心情を感じたら、敵を討つことができるでしょうか。そのことを知ったとすれば、逆に怨讐を助けてあげなければなりません。そうしてこそ天理の大道 <愛を中心として一つにして抱こうというその大道> の前に自分が近づくことになり、そこで天地が揺れ動き、神様も涙を流されるのです。自分に似ているといって神様も喜ばれるのです。このような立場から御覧になる神様なので、「怨讐を愛せよ」という言葉が理解できるのです。そのような力が出てくる所は、知識でもなく、お金でもありません。権力でもありません。唯一真の愛にだけそのような力があるのです。ですから、皆さんは愛する息子、娘と父母のために、南北が怨讐視するその峠を越えて、「ため」に生き、犠牲となる真の愛をもって統一を願わなければなりません。私たちが念願する南北統一はあくまでも、怨讐まで愛することのできる、「ため」に生き、犠牲になる真の愛の精神によってのみ可能なのです。親が子の面倒を見るように、兄弟が兄弟を大切にするように、北朝鮮の同胞の痛みを自分の本当の痛みのように思って分け与えながら、変わることのない神様の真の愛の中で出会うことができるようにしなければなりません。(1992.5.1、仁川室内体育館)人類は第一次、第二次世界大戦を経験し、第二次世界大戦後には民主と共産の絶え間ない対決と闘争がありました。その間に韓国は40年間の日本帝国こよる統治下から(1945年)8月15日の解放と南北分断に続く朝鮮戦争という惨状を経験し、今日まで世界最後の分断国家として残っています。韓半島の南と北は、人間始祖の堕落によりアベルとカインに分立して蒔かれた善悪の種が世界的な実となって現れた結実体です。すなわち、北朝鮮の共産主義は、歴史上に現れたカイン型の人生観と体制の世界的な結実体であり、宗教的な価値観を否定する無神論の共産国家を築いて世界の共産陣営を代表しています。これに対して韓国は、歴史上に現れたすべてのアベル型の人生観と体制の世界的な結実体であり、地上で最も宗教が栄える国家となり、自由世界を代表する国となっているのです。つまり、全世界を善悪に分立して善側に分立された韓国が、悪側に分立された北朝鮮と最後の対決の場を形成した全世界の縮小版が韓半島です。したがって、韓半島の南北統一こそが、世界平和と統一の鍵となります。それゆえ、韓半島の南北統一は単なる政治的な事件や課業ではありません。これは神様の救いの摂理歴史の最終目標である地上天国の復帰、すなわち共生・共栄・共義の理想世界を実現する関門となる摂理史的な歴史性を帯びているものであり、地上世界を経ていった数多くの霊人たちとも関係のある立体的な課業なのです。したがって、大韓民国の統一は政治家だけで解かれる問題ではありません。それゆえ、韓半島に絡むこのような天のみ旨をよく知っておられる文鮮明総裁は、1991年12月初めに7日間の北朝鮮訪問を決行し、当時の統治者、金日成主席に会って韓半島の統一問題に関連する天のみ旨である天命を通報なさったのです。総裁は「主体思想では韓半島を統一することができない。私が提示する神主義と頭翼思想である『統一思想』をもってはじめて韓国と北朝鮮が平和的に統一され、全世界を主導することのできる統一韓国になる」と説破され、彼らの常套句であった朝鮮戦争の北侵説に対しても、朝鮮戦争は南侵であると正面から痛烈に反駁なさったのです。私は夫につき従って全世界を巡回しながら、数多くの国の首脳に会いましたが、先の平壌訪問の際は本当に悲壮なる覚悟と深刻な決意をせざるを得ませんでした。私たち夫婦は、あたかもヤコブが彼を殺そうとしていた兄のエサウを千辛万苦の苦難と知恵と精誠で感動させ、ついにその心を動かして和解したという聖書の話のように、北朝鮮の金日成との談判に成功したのです。今後、南北統一は政治家たちだけに任されたものではなく、神様が干渋なさるものになりました。今も文総裁は全世界の基盤を動員して、神様のみ旨どおりに南北統一を成し遂げ、淫乱と退廃のない理想的な平和の世界を建設するために昼夜を問わず努力しておられます。(1992.6.10、ソウル、リトルエンジェルス芸術会館)女性は統一運動の旗手とならなければなりません。「世界平和女性連合」の事業にも、南北統一のための様々な活動を明示しました。女性が南北統一において先導的な役割を果たすべきことは、正しい理念教育と真の愛の実践によって手本を示すことです。戦争と葛藤は、利己的な動機から領土や財産など他人のものを奪おうとするときに起こるものです。一方、平和は、他人のために自分を犠牲にする時、すなわち真の愛を与える時に訪れるものです。今まで「世界平和女性連合」が心血を注いで展開してきた隣人と社会のための奉仕と分かち合いの活動は、平和運動の貴い礎石となることでしょう。北朝鮮の同胞たち、特に子供と女性を助けるための「北朝鮮を愛する1パーセン卜分かち合い運動」を展開することも、「世界平和女性連合」の創立精神を高めるものだと思います。(2002.4.10、ソウル、リトルエンジェルス芸術会館)お父様は祖国統一のために精誠を捧げられましたが、1990年代当時の情勢はとても深刻でした。反共運動、統一運動をしていたお方が、北朝鮮の金日成やソ連のゴルバチョフに会うというのは命懸けのことでした。すべての面においてお父様が中心であられたがゆえに、お父様が解かなければならなかったのです。(2013.6.23、ハワイ)この国を動かすことのできる環境を造るために、「南北統一運動国民連合」と「国際勝共連合」を私が集中的に後押しすると発表しました。昔、大学や中高等学梭を回って勝共講義を数多く行いました。南北韓の学生大会も行いました。今の世代は朝鮮戦争がなぜ起こったのか知りません。ですから、私たちは黙っているわけにはいかない立場なのです。お父様がこの国を祝福して逝かれました。神様の袓国が完全でなくてもよいでしょうか。皆さんは、この時代を生きている自分の責任から逃れることはできません。お父様から直接み言を聞き、教育と指導を受けて育ってきた皆さんの親と皆さんは避けて通ることができません。南北統一をめぐる緊迫した問題です。右翼でも左翼でもない「頭翼思想」で武装し、真の愛で抱かなければなりません。それを実践し、行動する団体があるとすれば、統一教会しかありません。(2012.12.14、天正宮博物館)お父様は中東平和のために10年以上前から方向を提示してくださいました。そして南北問題について見ても、私たちが決断して行動すべき時を迎えています。今、全世界では人種問題、宗教問題、政治問題、思想問題が起きており、過去にも増して天災地変があちこちで起きています。どこにも望みや希望が見いだせない不安と恐怖と葛藤の時代を生きています。しかし、皆さんが摂理の隊列に立っているということも明らかです。神様を真の父母として侍って生きる一つの世界、統一された世界、平和の世界が成就されなければなりません。しかし、アダムとエバは成長過程において神様と一つになることができませんでした。ですから、彼らは堕落したと聖書にあります。今日の世の中は堕落した世の中です。サタンが主人です。神様が主人となるべきなのに、基盤をもつことができませんでした。ですから、「原理」では「真の父母が来なければならない」と言っています。今、中東で起きている宗教対立の問題が解決されずにいます。真の父母を迎えなければ解決されません。(2013.5.24、天正宮博物館)韓国は、2015年に解放70周年を迎えました。ちょうど、ヨーロッパ巡回の際にオーストリアのウイーンにある国連事務局で講演する機会があります。光復70周年を迎えた大韓民国を自由にこの世の前に現わすための天の見えざる御苦労がどれほど大きかったことでしょうか。ところが結果は、人間が責任を果たせなかったことにより、今も天の前に自由ではないのです。南北が分断され、互いに銃剣を向けており、周辺の4大強国の政治的、軍事的な利害関係の中に縛られています。天の父母様と真の父母様に侍らなければなりません。それが唯一この国と世界が生きる道です。この事実を私たちだけが知っていてはなりません。世の中に知らせ、教育しなければなりません。天はいつまでも待ってはくれません。皆さんの精誠と勝利は、天の父母様と真の父母様が役事なさる時にさらなる光を放つのです。(2015.4.24、天正宮博物館)統一運動は、神様の夢、人類の夢をかなえることのできる唯一の運動なのです。私たちによって世界が一つとなることができ、また対峙している南北問題も同様です。政治の力、経済の力、軍事の力では解決できません。真の父母の思想によってのみ可能なのです。2016国際指導者会議に来られた50力国の国会議員の活躍を大いに期待しています。大きな抱負をもって熟心に自国と世界のために寄与してくださいますよう願います。インドの詩聖タゴールが語った言葉があります。その当時、韓国は世界に知られていませんでした。タゴールは日本から韓国を見て、「コリアよ、その灯りが再びともる日には、東方の明るい光となるであろう」と予言しました。光とは何を意味するのでしょうか。光は暗闇を照らします。一言で言えば、光は真のみ言です。真理です。真の父母様のみ言でなければ、この国が世界に誇るものは何もありません。皆さんも真の父母様の思想と一つになった立場に立つ時に、無窮なる発展があることでしょう。(2016.2.13、天正宮博物館)この国(韓国)が神様に祝福された国であることは間違いありません。しかし、祝福には責任が伴うということを知らなければなりません。この民族は神様が主管なさる民族なので、中心に真の父母をお迎えする民族となり、国民となってこそ、まともに動いていけるということを肝に銘じてください。皆さんは堂々と知らせなければなりません。韓国は天が選んだ選民であるという自負心をもたなければなりません。選民となり得たのは、この国に真の父母が誕生したからです。ですから、皆さんは真の父母を知らせなければなりません。南北統一も、真の父母に侍ってこそ希望があるのです。父母が中心になってこそ、闘う兄弟を一つにすることができるのです。私は私たちのすべての機関を動員して、国民を再教育しなければならないと思います。この国が、神様が直接主管する国にならなければならないという立場で考えると、すべての宗教は統一されなければなりません。宗教の目的は何でしょうか。幸福を語っていますが、その幸福は神様に侍る立場でのみ可能なのです。皆さんは各方面に従事していますが、各自の位置で皆さんが誇りをもって、この民族が世界の前に堂々と立つことのできる民族となれるよう、積極的に協力しなければなりません。大韓民国が世界の前に立つための方法は、み言を伝播し、真の父母を誇ることです。それが唯一私たちの願う南北統一を果たす道です。南北統一と世界統一のために、皆さんは積極的に進み出なければなりません。(2016.12.16、清心青少年修錬院)第5国連事務局誘致活動今、世界は、外的に公害、思想、戦争、政治問題により混沌としています。その中心に真の父母様をお迎えしなければなりません。そうでなければ世界が一つとなる道から遠ざかります。私は祖国統一、南北問題に対して、世界、特にアジアの耳目を集めるために、韓国に第5国連事務局を誘致すべきであると発表しました。アジアのすべての国は自国にそれを誘致することを望んでいます。しかし今回、「世界平和国会議員連台」の発起人大会において説明がしっかりとなされたので、アジアの国々はもちろん、世界のすべての国が韓国を助けなければならないと言ったのです。真の父母が誕生した国だからです。神様は必ずやこの国を通じてみ旨を果たさなければならないからです。このような重要な立場にあることをこの民族は悟れずにいるので、私たちが教えてあげなければならないのです。(2016.4.10,SE、H-S)国連は第二次世界大戦後に創設され、すでに70周年を記念しています。ニューヨーク、ジュネーブ、ウイーン、そしてナイロビに国連事務局がありますが、アジア太平洋の時代に暮らしているにもかかわらず,アジアにはそのような本部がありません。世界の情勢を見るならば、地理的に、経済的に、そして政治的にその中心は徐々にアジアに移ってきています。このような事実を認知している「天宙平和連合」をはじめとする私たちの運動の様々な団体は、66年前に国連軍が平和のために血と汗と涙を流したこの地に第5国連事務局の誘致運動を積極的に支持しています。(2016.2.15、ソウル、国会議員会館)一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ 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2020.04.18
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HJグローバルニュース (2020年 4月 18日)FFWPU PeaceTV1.特集- 人類の涙をぬぐう平和の母2. 主要ニュース- グローバル未来人材養成のための教育連携業務提携式 - 神氏族メシヤ活動のための訓読家庭集会活動報告一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.04.18
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韓鶴子総裁御言選集 - 目次韓鶴子総裁御言選集 1 真の父母様を中心とした一つの世界 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任韓鶴子総裁御言選集 1 - 真の父母様を中心とした一つの世界第3部 伝統の伝承と相続3. 経典の編纂み言の整理整頓一天一国経典の編纂今、お父様のみ言を整理整頓することが急がれています。多くのみ言と資料があるのですが、それがそのまま本棚に整理されずに並んでいます。今回、私がお父様(の原殿)に入れてさしあげようとして見てみたのですが、「これは私たちがあまりにも疎かにしていた」と思いました。すべての書籍がそうです。キリスト教の歴史を見ても、聖書一つで全世界に広がりましたが、お父様のみ言が整理整頓されていなければ、未来に混沌がもたらされるでしょう。これを整理することが急がれています。ですから、本格的にこれを後代の人々が見ても原理原則によって守っていくことができるように整理しなければなりません。根が一つ、幹も一つ、実も一つである永遠のみ言として残らなければなりません。すべての人が生きていく上で基準となり、標柱となり、生活の指針となるベきなのですが、それが整理整頓されていません。ですから、とても残念なのです。お父様が公に語られた講演文集を集大成して、それも完璧ではありませんが、お父様が公的に語られたみ言なので、急いで本にして入れてさしあげました。皆さんのせいにすることはできませんが、50年間、侍ってきながら責任を果たせなかったことがあまりにも多くあります。お父様をそのようにぞんざいにお送りすることはできなかったのです。誰一人、このことについて建議した人はいませんでした。これを私がやり遂げます。変わることのないお父様のみ言として立てようと思います。皆さんがその分野にたくさん協助してくれるよう願います。(2012.9.17、天正宮博物館)神様は愛です。お父様も世界的に大きな愛の傘を広げられたお方です。お父様のみ言やすべての業績は原石のようなものです。宝石です。私はその宝石を最高のものにして、常に近い所、愛することのできる所に持ち歩きたいと思います。ですからまず、私がお父様のみ言を整理整頓して、皆さんが手放すことのできない宝石にしようと思います。皆さんの命が尽きる日に、その宝石を抱いて霊界に行くことのできる姿となることを願う思いで、このことを進めています。(天一国経典)『天聖経』は、基元節の前に完成して出版されることでしょう。宝石には高価なものがあります。その原石を磨き上げるならば、最高の価値があることでしょう。誰にも変えることができません。誰も手をつけることができません。永久的です。永遠です。(2012.1.9、天正宮博物館)例えば、原石があるとします。いくら貴い原石だとしても、磨き上げて輝きを出さなければなりません。私がお父様の聖和直後に、お父様の原殿に入れてさしあげるために、これまでの実績と業績を整理した本は何であろうかと、苦心しながら探しました。一言で言えば、原石は原石なのですが、精製されていない原石です。私までそのように手をつけずにいたら、誰がこれを磨き上げるでしょうか。子供たちもできないし、皆さんもできません。私がしようとしていることは天に栄華を帰すことであり、このみ言が永久保存されることを願っているからなのです。後代の誰かが、ある有名な人が現れてこのみ言に手を加えられないようにするためなのです。それは私にしかできません。(2012.1.7、天正宫博物館)お父様が聖和された後に私が真っ先にしたことは、お父様のみ言の整理でした。50年以上の間に語られたみ言が『み言選集』として600卷以上あります。その全部をすべての人々が読むことはできません。それだけに掛かりきりになったとしても、読むのは容易ではありません。ですから、お父様の語られたみ言を段階的に理解できるように、3冊の本にして出そうと思います。すでに2冊は完成しました。最後の1冊は『真の父母経』です。この3冊の経典さえ完成すれば、すべての人類がみ言に接する時に、自分はいかに生きるべきかが分かるようになります。これはすべての人が必要とする水です。水が流れる所では、すべての生命体が舞い踊るのです。(2014.7.22、ハワイ、クイーンガーデン)私がお父様の聖和後に真っ先に何と言いましたか。神霊と真理で草創期の信仰をもって進んでいこうと言いました。真の父母を知らせるには「原理」が必要です。初歩者が真の父母をいかにして理解できるでしょうか。神様の摂理歴史を知りません。ましてや蕩減復帰の歴史も知りません。「原理」が絶対的に必要だということです。そして、天一国の民、祝福家庭として永遠に守っていくべき指針書が三大経典です。そのようになればすべての問題が解決するであろうと思います。皆さんが果たしたことは歴史が始まって以来、後にも先にもなかったことです。どのように称賛したらよいか分かりません。偉大なことを果たしたのです。しかし、歴史編纂委員会を通じて私たちがすべきことはまだあります。「原理」を知らない70億人類がいます。彼らが真の父母を知り、原理人、祝福家庭になりたいと言うことのできる教材がたくさんできなければなりません。(2015.3.11、天正宮博物館)天一国経典『天聖経』、『平和経』、『真の父母経』『天聖経』、『平和経』出版記念式を迎え、私は言葉にできないほどうれしく思います。天一国経典を奉献させてくださった天の父母様と天地人真の父母様に感謝します。そして、編纂委員会の委員長と副委員長をはじめ、元老とすべての編纂委員たちの労苦をこの場を借りて祝賀し、ありがたく思っています。お父様の60年の業績の中で最も尊いものが、堕落した人類に残してくださった宝石のごとき真理のみ言です。このみ言が乱れることなく美しい宝石となって一列に連なっていると思うと、とても喜ばしく、感謝に思います。このみ言こそが天一国の実質的な中心となります。このみ言と皆さんが一つとなって、与えられた立場で責任と使命を果たしていくならば、天はどんなに喜ばれることでしょうか。私たちには天の願われるみ旨の前に果たすべき責任がまだ残っています。全世界の70億の人類を一日も早く天一国の民として導いてあげる責任が私たちにはあるのです。皆さんは、天一国の孝子と忠臣の位置に立つことのできる主人の立場にいます。ところが、皆さんがその使命を疎かにするならば、天は待ってくれません。皆さんがどのように実践躬行すべきか再び決意して、この日を期して天が私たちにくださった宝石のごときこのみ言を中心とじて、全人類を救うことに総力を尽くしてくれることを願います。(2013.6.10、天宙清平修錬宛)お父様のみ言は私たちの根本です。私たちの人体構造で言えば背骨です。背骨に問題があれば、すべての臓器に支障をきたします。そして病気になります。とても重要だということです。このみ言が出たことによって、私たちはお父様と共に生活するのです。私がお父様の聖和の後に初めて語った時、「神霊と真理によって草創期の信仰に戻らなければならない」と言いました。神霊と真理が一つとなって、み言が息づくようになるのです。ですから、皆さんにとってどれほど大切な命のみ言でしょうか。皆さんの健康と子孫のために、このみ言が皆さんの中で息づかなければなりません。皆さん自身だけがそうなってはいけません。私たちは環境創造をしなければならないと言いました。(2013.8.24、天正宮博物館)これまで天が願われ、人類が望んできたものが真の父母です。『平和経』と天一国経典『天聖経』が完成したことも重要ですが、根本は真の父母です。天は堕落した人類を復帰するために、イスラエル民族を通じて4000年間、蕩減復帰しながら堕落していない血統を求めてこられました。それが独り子イエス・キリストでした。ところが、天は独り子だけを探し求めてきたのではなく、独り娘も探してこられました。独り子と独り娘が共に立てられなければならなかったのですが、それができませんでした。ですから、イエス・キリストが亡くなるときに「再び来る」と言ったのです。2000年のキリスト教の歴史は新婦を探すための歴史でした。天は2000年前にイエス・キリストを通じて真の父母を立て、ローマを中心として世界へと出ていくことのできる道を開いておこうとなさいました。天の父母様の願いと人類の望みは真の父母です。ところが、真の父母というのは、ある日突然に湧いて出てくるのではありません。その歴史を知らなければなりません。摂理歴史を知り、また、神学的にもこれが理解され、説明されなければなりません。ですから、人類の前に完全無欠な経典をつくらなければなりません。『真の父母経』を勉強せず,読まずに霊界に行くことはできません。三つの経典の中で最も重要なものです。根本です。これをどのように編成して編集し、仕上げるかということについて、私は時間をかけて決定しようと思います。そのようにして完全な宝石にするのです。この経典を読むことによって、人々が天を敬い、真の父母を愛し、人類を愛して、神様の創造理想を実現することに拍車をかけることができるようにするのです。そのような経典にしようと思います。(2014.6.14、天正宮博物館)きょう、このように三大経典の最後である『真の父母経』を3ヵ国語で完成させたことは、とても祝賀すべきことであり、感謝すべき日です。真の父母経編纂委員会はもちろんのこと、三大経典の編纂にあたり、これまで苦労してきた編纂委員たちとすべての参加者に感謝いたします。これから私たちは堂々としていかなければなりません。神様は天地創造をなさる際に夢をもっておられました。目的がありました。ところが、人間の堕落により、その夢をかなえることができなくなった天の父母様です。6000年を経て真の父母様によって天の父母様がその夢をかなえられました。恨み多き蕩減復帰の摂理歴史を終結させ、新しい時代を開いてくださった天の父母様と真の父母様に感謝いたします。天は始まりと終わりが同じです。天の父母様の目的は真の父母様の目的と同じです。ですから、真の父母様のみ言は草創期から今日まで同じです。表現が時代によって異なることもありましたが、中心となる内容は一つです。天の父母様と真の父母様の目的が一つだからです。そのような点で、多くの経典がありますが、この三大経典は父母様の摂理歴史全体の真髄です。エキスです。それ以上加減することのできない完璧な宝石です。聖和後3年間、このことに全力投球しましたが、人類を愛して抱こうとなさる天の父母様と真の父母様の愛の結果であるということを、皆さんは知らなければなりません。それゆえ、ここに加減というものはあり得ません。中心です。誰も、いかなることもできません。完璧です。そのような点で皆さんはきょう、三大経典、後にも先にもない宝石を得ることになったのです。(2015.9.1、天宙清平修錬苑)一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓ )
2020.04.18
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韓鶴子総裁御言選集 - 目次韓鶴子総裁御言選集 1 真の父母様を中心とした一つの世界 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任韓鶴子総裁御言選集 1 - 真の父母様を中心とした一つの世界第3部 伝統の伝承と相続2. み言の重要性と訓読み言の重要性真の父母様のみ言は、私たちが毎日奉読すべき教科書です。一日の生活の指針書です。み言を読めば、皆さんがきょう何をするべきかという考えが思い浮かぶことでしょう。過去とは異なり、皆さんは、誇りをもって真の父母様と共に全霊界を動員して働くのだという自信をもたなければなりません。(2006.7.2、マルタ、バレッタ)皆さんにとって、み言は指針書であり、教科書です。やることのない人ほどかわいそうな人はいませんが、私たちはやることが多いので幸福なのです。そのような幸福を皆さんの周りに分かち合い、天の前に大きくお返しするという大きな夢をもつよう願います。世界のあちこちで起きる、あらゆる問題を解決するには、お父様のみ言と思想でなければ不可能であると思います。ですから、講義ができる指導者を送ってほしいという声が多くの国から上がっています。私たちには指導者がたくさん必要です。皆さんがお父様のみ言と教えによって武装するならば、百人力となるでしょう。皆さんの周りの多くの人々が自分と共に神様のみ旨のために集まっていると考えてみてください。(2006.8.18、ソロモン諸島、ホニアラ)皆さんがみ言の深さを感じれば感じるほど、涙なしには訓読をすることができないでしょう。毎日み言を訓読するならば、皆さんの心情が変わることでしょう。み言の味が変化します。み言の本体であられるお父様も、毎日訓読会の直前までみ言を訓読してから(訓読会に)出られます。人類に対する限りない神様の愛に感謝しながら、その愛を分け与えることのできる皆さんにならなければなりません。皆さんが心の基準をどのように準備するかによって、み言が皆さんの一日の指針書となり、教科書となることでしょう。(2006.7.19、ケニア、ナイロビ)訓読生活皆さんは、「家庭盟誓」を毎日暗唱しながら、子供たちに手本を示さなければなりません。皆さんは二世たちを、天の前にしっかりと立てることができませんでした。様々な言い訳があり、荒野時代だったからだとはいえ、今はあまりにも切迫しています。責任を負っている人たちの中で若いという人が50代であり、70、80歳の人がたくさんいます。私たちの未来を考えるならば、天が下さった祝福二世をきちんと教育し養育して、み旨の前に立てなければなりません。徹底して家庭で訓読生活をしなければなりません。(2012.9.17、天正宮博物館)私は、家庭で訓読生活を毎日徹底してするように言いました。子供たち、二世の教育が急がれていることを感じたからです。皆さんは公的な仕事をしているのを言い訳に、子供の面倒を見ることができませんでした。それでも訓読時間は子供たちと共にしなければなりません。そのように一日を出発しなければなりません。二世たちをきちんと養育しなければなりません。皆さんはどの立場にあっても、後代のことを考えなければなりません。責任者はなおさらのこと、私たちの未来を考えなければなりません。それなのに、皆さんはどれだけ寸刻を争う懇切な思いで自分に代わることのできる人を探し立てたか、反省しなければなりません。それができていないとすれば、今からでも一生懸命にしなければなりません。死ぬ覚悟でしなければなりません。(2012.10.1、天正宮博物館)草創期にはすべての面で環境が備わっていませんでした。先輩家庭が初めて教会に来た時期は、荒野時代のような時でした。ところが今日の皆さんが処している立場はどうでしょうか。もちろん生活の苦しい人もいることでしょう。特に韓日祝福家庭の中には厳しい環境の中で生活している家庭が多いと思います。しかし、私たちの未来を考えれば希望的なのです。皆さんは自信をもつべきです。真の父母様を誇らなければなりません。そうしてこそ皆さんの子孫が坦々たる大路を進むことができることでしょう。氏族メシヤの責任を懸命に果たさなければなりません。また、皆さんの子女の中から一人も落伍者が出ないように家庭での訓読生活を通して、きちんと教育しなければなりません。天は私たちと共にあると思わなければなりません。そして、神様の祖国となるべきこの国が責任を果たさなければなりません。天の恩賜に報いる民族とならなければなりません。私たちの周りには、いまだに知らない人たちがたくさんいます。皆さんは先駆者です。皆さんの二世の中から一家庭も落伍者が出ないように、きちんと養育してくれることを願います。(2015.4.26、天正宮博物館)皆さんが毎日み言を訓読するならば、皆さんがどのように生活するべきかという知恵が湧くようになるでしょう。今は霊界のすべての善なる先祖が再臨して、私たちと共に働いており、神様が共にあられながら実権を行使なさる時代です。ですから、このみ言を朝晩訓読し、夜は眠りながらもすらすらと言うことができるくらいにならなければなりません。このみ言を通じて知恵を得て、繁殖させていかなければなりません。学生たちも同じです。朝、学校に行く前に訓読を通じて、切に神様と心情的に一体とならなければなりません。自分がきよう学校に行って、自分よりも立派にこの国の復帰とみ旨のために働き得る学生と関係を結びたいという切なる思いで臨むならば、準備された学生が自然と皆さんのところにやってくるのです。そのような奇跡を生むことができるように実践する生活をしてください。(2006.6.18、キルギス、ビシュケク)一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.04.18
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韓鶴子総裁御言選集 - 目次韓鶴子総裁御言選集 1 真の父母様を中心とした一つの世界 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任韓鶴子総裁御言選集 1 - 真の父母様を中心とした一つの世界第3部 伝統の伝承と相続1. 伝統の伝承の課題真の父母様の似姿となろう釣りや狩猟に出掛けられるお父様について、皆さんは話を聞いて知っていることでしょう。お父様が釣りに行かれるたびに、私はいつも考えます。お父様は世の中の誰よりも忙しいお方です。お父様が常に語られるように、摂理を成就するための様々な用務と複雑な計画を考えて推進しておられます。それでも釣りをなさる時には、釣り以外には何も考えておられないお方のようであり、この世でこれしか面白いことはないかのように専念されます。幼い頃、池にいる大きな魚を御覧になり、必ず捕まえてやると思って、40日間もそこで釣りをされたお方です。そのようなお父様のことを考えるたびに、歴史上、お父様ほど強い意志と執念をもたれた方はいないのではないかと思います。皆さんも、天のお父様を思い慕い、そのお方の似姿となり、完成した人となるその瞬間まで真理を体得し、真理の根源となることを願います。(1967.8.3、東京教会)お父様は私生活に関して一切、顧みられません。本当にそれを忘れてしまったかのような生活をされます。しかし、世界の人類に対しては、最後の一人までも御自身の心の中に抱いて神様の前に正しく立てなければならないという信念で、孝子、孝女に重生させることに心血を注いでおられ、特に、食口の皆さんの身辺については、常に考えられ、心配なさらない日はありません。常に私はお父様に申し訳なく思うのですが、床に就いて明け方に私が目を覚ますと、お父様はいつ起きられたのか、ひそかに熱心に祈祷をしておられます。風が吹こうが、雨が降ろうが、夜も昼も、皆さんのために祈祷しておられるのです。また、み旨を成就するために深い瞑想に入っておられるお父様の姿を目にするとき、私は、神様が愛さざるを得ないお方であるという思いになります。(1967.8.3、東京教会)皆さんは「原理」で武装し、また天の心情を通じて、主人と僕の関係ではなく、父と子の関係で結ばれた心情世界で生きていくことができるよう願います。苦労の多い時には、いつもお父様の姿を思ってください。お父様は皆さんの背後を気遣い、皆さんのために祈祷してくださり、皆さんを協助してくださっています。そのようなお父様がおられるということを心強く思い、いかなる困難が押し寄せたとしても、その逆境に耐えて進み、世の果てまで真理と愛を伝えることのできる子女たちとならなければなりません。お父様に愛される真の子女となる道は、お父様の心情を理解し、お父様の心情を自分の心情とすることです。(1967.8.3、東京教会)1995年の年頭標語は「真の父母様の勝利圏を相続しよう」です。真の父母棣が勝利なさったということです。父母様は、この地に来られた目的をすべて果たされました。そこで、親が勝利したことを子供が相続しなければならないのですが、皆さんはどうしますか。真の父母様が勝利なさった内容は、平凡で容易なものではありません。最近、私はとても緊迫し、張りつめた状態で生活しています。例えて言うならば、四方が絶壁と崖のような所を歩いて切り抜けなければならないのです。そのような中で生き残らなければなりません。み旨がさらに拡大し、さらに成就されていくのが目に見えれば見えるほど、私の心は、なおさらそうなのです。これから私たちは一日一日を生きていくにあたり、お父様のみ言を実践する生活をしなければなりません。今までは頭で考えるだけで、口では実践すると言ってきましたが、これからは体で実践する皆さんにならなければなりません。ですから、「誰々のせいで自分に与えられた責任を果たせなかった」と言うことはできません。すべてが自分の責任であり、自分が足りなかったからであり、自分がもっと努力しなければならないと結論付ければよいのです。そのように先頭に立って生活なさっている方がお父様です。(1995.9.17、日本、大阪)天の伝統を立てようお母様はお父様に約束しました。お母様が18歳(数え)でお父様に会った時、神様の摂理歴史を知りました。それで、お母様は決心しました。「どんなにみ旨が大変でも、私の代で終わらせる」と考えました。そして、お父様に「神様の創造目的、創造理想世界を成してさしあげます」と言いました。「必ずや私が成し遂げてさしあげます」と言いました。そのためにお母様は変わることなく生きてきました。お父様が亡くなられた日、「オンマ(お母さん)に、とてもすまない、ありがとう」とおっしゃいました。今、私は皆さんと共にそのみ旨を成し遂げてさしあげたいと思います。落伍者となる息子、娘がないことを願います。それがまた、私に残された最後の願いでもあります。お父様も願っておられることです。(2012.9.3、天正宮博物館)私たちは真の父母様に対して有り難く思い、感謝しなければなりません。私たちは、み言を通じて蕩減の原則を知り、その蕩減によって復帰路程を通過しなければ前に進めないということも知っています。皆さんは父母様と同じ心情圏に立たなければならず,さらには同じ心情圏で生きなければなりません。真の父母様の立場から見ると、このような点では真の家庭の子女たちも皆さんと同じです。今後、私が生きている限り、皆さんと真の家庭が真の父母様と同じ心情圏に正しく立つことができるように伝統を立てていくつもりです。(2013.4.20、天和宮)皆さんはとても幸福なことに、新しい時代、新しい歴史の天一国時代において先祖の位置に立つことのできる特恵を受けました。ですから、これから父母様を中心として縦的基準を立てて、絶対信仰・絶対愛・絶対服従の立場で皆さんがいかに人生を生きたかという記録が地上にも残ることになり、あの世にも残ることになるでしょう。父母様がおられる間は、父母様が新しい歴史を出発させたので、すべてを開拓してくださいました。私が地上で生きている間に、お父様の遺業を磨き上げ、後代まで光を放つことができるように伝統を立てようと思います。特に、お父様が残されたみ言を完璧に整理整頓しようと思います。そのようにすることが、お父様の願いであり、私の願いです。(2013.5.13、釜山)お父様が聖和されてから40日目となるきょうは新しい摂理の出発点となります。お父様が40日という期間、霊界を隅々まで渉猟(広くわたり歩いて探し求めること)なさいました。摂理史に出てきた人物たちにも会い、また神様が天地創造をなさった時の心情も身をもって体恤なさいました。私も40日間、お父様と同じ心情で心の中で対話をしながら過ごし、準備しました。お父様の考えが私の考えとなり、私の考えがお父様の考えとなりました。それで、お父様が40日間、天正宮博物館を往来なさる中で多くの事情がありました。特に、韓国(の統一)教会を神霊と真理で新しくしようとする私の考えに対して、120パーセント賛同なさいました。本当にありがとうとおっしやいました。(2012.10.25、本郷苑)お父様が聖和なさる前も、車に乗り降りされる時に「オンマ(お母さん)、ここはこうしたらいいね、このように道をつくったらいいね、ここには何をしたらいいね」と、御自身が逝く準備をされながら私にお頼みになりました。ここを下りていくたびに、考えもなく下りていったことはありません。お父様が成し遂げられなかったこと、お父様がなさりたかったことを、20年間で成し遂げてさしあげなければなりません。今、私は背負いきれないほどの荷を背負っています。内的にも、外的にも、秩序と伝統を立てるべき道がとても急がれています。早い時期に世の中の人々の前に、統一教会は健在で、成長し、発展し続けているということを示して、人々が自ら訪ねてくるようにしなければなりません。皆さんが伝道し、努力することも重要です。しかし、成就した摂理の実績を見て、「自分が最後に身を置くべき所はここだ!」と心が案内して訪ねてくる群れ、自ら訪ねてくる群れがつながるようにすることも必要な時代です。ですから今はもう先延ばしすることはできません。私は続けるつもりです。(2012.10.1、天正宮博物館)皆さんは各分野に責任をもっている人として、これまで、世界中の統一教会の食口たちに比べると誰よりもお父様から多く愛されたと自負しています。私が考えるに、皆さんはこれまで、あまりにも多くの愛のみ言を受けました。その価値と比重は計ることができません。皆さん自身について考えてみてください。真実なる命令一つだけ考えても、皆さんは責任を果たしたと思いますか。今までやってきたとおりに会議をするのもよいし、み言を聞くのもよいし、再び決心するのもよいでしょうが、これからは何か、皆さんがお父様にお見せすることのできる実績をもたなければならないと思います。(1984.7.22,イーストガーデン)神様のみ旨と人類を考えれば、時間がありません。本当に時間がありません。その多くの人々が自分の兄弟であり、自分の家族であり、同族であると考える時に、韓国の一国も、神様に奉献することができないでしょうか。いつ人類を天の前に奉献するのですか。皆さんは、死生決断、全力投球しなければなりません。最後です。これ以上天の前に報いてさしあげる機会はありません。考えてみてください。お父様は、私が地上にいるので実体的により大きく役事なさることでしょう。皆さんは今後、清平を通じてさらに多くの体恤信仰をすることになるでしょう。お父様が約束なさいました。お父様にお会いしたければ、多くの実績をもってきてお目にかかるようにしなければなりません。お父様はみ旨の道を歩んでこられながら、腕を人目にさらしたことはありませんでした。監獄でも御自身の体を保護なさったそうです。どこでも、どんな人のところにでも行って再臨の役事をなさると思いますか。お父様は私と共にあられます。ですから、一糸乱れず一つの心と一つの思いで「原理」を中心として進んでいかなければなりません。(2012.10.25、本郷苑)真の父母様はお一人です。考えと意志が一つです。ですから、皆さんは私と一致しなければなりません。私の考えが皆さんの考えとなり、皆さんの考えが私の考えとならなければなりません。そのような点で、皆さんは真の父母の息子、娘であることを堂々と誇らなければなりません。躊躇することはありません。私の言うことを聞いて、私に従って私が指示するとおりに行うならば、天が共にあられるのです。そのような時に皆さんの夢もかなうことでしょう。皆さんは100パーセント、父母様と一体とならなければなりません。(2017.3.29、天宙清平修錬苑)一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.04.18
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U-ONE NEWS 2020年4月17日号世界平和統一家庭連合公式チャンネル真のお母様が日本に向けて、母の国・日本の使命について語られた「神日本孝情特別修練会」(2018年11月3日 韓国・天正宮博物館)でのみ言をはじめ、17年の歴史がある中高生のための月刊誌『成和学生会報』が青年学生のための月刊誌『成和会報』へ一新。「『成和会報(SEIWA)』発刊」(2020年4月より)の特集、大学生及び父母の方に朗報!大学での信仰生活をサポートする「大学問題なんでも相談窓口」のお知らせなどが収録されています。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.04.17
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家庭連合WEB教会 礼拝説教家庭連合Web教会 礼拝説教題目:「真のお母様と天一国の摂理」説教者:刑部徹天一国時代を迎えましたが、その摂理を理解しようとすれば、最初の天一国基元節の理解が必要だと思います。2013年2月22日、天暦1月13日に天一国即位式を迎えました。しかし、罪のない聖なる神の国は、「終末論」にあるように善悪が交差する罪悪世界の中から芽生えていきますが、最終的に、天の側の主権のみが樹立されてこそ、神の国は到来すると言えます。それでは、どの様にして聖なる神様の国、天一国が顕れることが出来るのでしょうか? その内容を今回は、天一国即位式の3年前にさかのぼって説明したいと思います。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.04.16
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「「天の父母様教団」の多くの兄弟姉妹が感じている名称への違和感はまさしく的中しています!」への追加コメントと、私からシムソン氏への回答です。(※青字はシムソン氏)(tomy4509)>シムソン氏へ以下記事にて続きを掲載しました。・シムソン氏、「神様は二性性相の中和体ですが、男性格主体です。」の意味するものはhttps://plaza.rakuten.co.jp/peace3world/diary/202004150000/あなたのコメントから気にかかるものがありました。ーーーーー(引用)まったく原理を応用展開するということが出来ないのでしょうか。物事が形象化して現れる時、陽性と陰性は一体となって具象化します。男性は、男性の要素だけではなく、女性の要素も兼ね備えて個性体となります。陽性そのものが男性、陰性そのものが女性ではありません。原理を学ぶ者は、思考の過程でその事を受け止めた上で理解することが出来ているはずです。ーーーーー(終わり)これは言わずと知れた常識です。これをひっくり返して考えたとき、つまりは、作者と作品の関係です。人間が男女それぞれに陽陰を持っているのに、何故? 神様本体のはずの夜の神様は「男性格」のみなのですか。また、私からはお父様の「夜昼の神様」の重要キーワードは「心と体」と以前にも質問していましたが、あなたからは出てきません。陽陰よりももっと重要であるはずですが、忘れられましたか? シムソン id:simuson 1時間前>tomy4509さんこれだけはかっきり言っておきます。「心と体」がキーワードではありません。夜の神様が「愛により生まれた」がキーワードです。このシムソン氏の『「心と体」がキーワードではありません。』に対してです。シムソン氏、私からはこれまでもTWJのお父様のみ言「夜昼の神様」を紹介して来ましたが、あなたはどれだけの資料を見られて「夜昼の神様論」を書かれているでしょうか。TWJを調べても以下の付箋紙が「夜昼の神様」の記載されたページです。これらも読まれて書かれているということでしょうか?過去記事でもお父様のみ言、キーワードは「心と体」は何度か掲載していました。「昼の神様」を追い出したシムソン氏(H4)の「恣意存」は相変わらずか?!(2019.08.31)「お父様は16歳まで原罪が有った」と主張する独生女信仰???(2019.09.14)一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.04.16
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「「天の父母様教団」の多くの兄弟姉妹が感じている名称への違和感はまさしく的中しています!」のコメント欄からのペーストと、私からシムソン氏への回答です。(※青字はシムソン氏)>シムソン氏へ----->tomy4509さん私の記事は聖霊とともにあって、理解できるものとなります。人間の知恵ではありません。今、神様と通じ、真のお父様と通じることが出来るかどうかが問題です。韓鶴子氏の支配の中にあっては、掴み得ないものです。-----聖霊と「悪霊」の見境もつかないのでしょうか?原理講論ではイエス様の相対者としての「聖霊」、人類を生み変えてくださる「真の母」、また、「女性神」との記載もあります。サンクチュアリ教会の「夜昼の神様論」は、もはや、文鮮明総裁が語られていた「夜の神様、昼の神様」とは大きな食い違いがあることは明々白々です。それに付随するあなたの「聖霊」の解釈にも間違いがあるということです。さて、「天の父母」と「天の父母様」の「様」(敬称)の有無によってその解釈が違うというのであれば、韓国語の「ハナニム」はどうなりますか? 「ニム(様)」は敬称です。お父様のみ言からも「ハナニム」が多くありますが、「男女様」と毎回語られていることになります。そもそもの話、日本語で敬称が単数・複数になるなど聞いたことがありません。これまでも何度も話していることです。「天の父母様」といえば「神様は両性具有者」という考えは、あまりにも外的にしか物事を捉えることが出来ないからです。原理講論からは-----内性は目に見ることはできないが、必ずある種のかたちをもっているから、それに似て、外形も目に見える何らかのかたちとして現れているのである。そこで、前者を性相といい、後者を形状と名づける。ところで、性相と形状とは、同一なる存在の相対的な両面のかたちを言い表しており、形状は第二の性相であるともいえるので、これらを総合して、二性性相と称するのである。……更に一歩進んで、このように性相と形状とを備えているそのエネルギーを存在せしめることによって、あらゆる存在界の究極的な原因となるところのある存在を我々は追求せざるを得なくなるのである。この存在は、まさしく、あらゆる存在の第一原因として、これらすべてのものの主体となる性相と形状とを備えていなければならない。存在界のこのような第一原因を我々は神と呼び、この主体的な性相と形状のことを、神の本性相と本形状というのである。……森羅万象の第一原因としていまし給う神も、また、陽性と陰性の二性性相の相対的関係によって存在せざるを得ないということは、当然の結論だといわなければならない。創世記一章27節に「神は自分のかたちに人を創造された。すなわち、神のかたちに創造し、男と女とに創造された」と記録されているみ言を見ても、神は陽性と陰性の二性性相の中和的主体としてもいまし給うということが、明らかに分かるのである。……神が男性であるアダムの肋骨を取って、その対象としての女性であるエバを創造されたと記録してある理由もここにあるのである(創二・22)。我々はここにおいて、神における陽性と陰性とを、各々男性と女性と称するのである。-----と、「男性と女性」として書かれており、もしも、神様の中和体は「両性」を具備されたお方でないとすれば、アダムのあばら骨からエバは出てこないでしょう。創世記2章から-----21 そこで主なる神は人を深く眠らせ、眠った時に、そのあばら骨の一つを取って、その所を肉でふさがれた。22 主なる神は人から取ったあばら骨でひとりの女を造り、人のところへ連れてこられた。23 そのとき、人は言った。「これこそ、ついにわたしの骨の骨、/わたしの肉の肉。男から取ったものだから、/これを女と名づけよう」。24 それで人はその父と母を離れて、妻と結び合い、一体となるのである。25 人とその妻とは、ふたりとも裸であったが、恥ずかしいとは思わなかった。-----ここでの「父と母」もアダム・エバを創造された「神様」でしょう!!天使長は「男性格」ですから「母」になることはありませんから。このように、聖書から見ても神様は『天の父母様』は「OK」です。 シムソン id:simuson 12時間前>tomy4509さん「我々はここにおいて、神における陽性と陰性とを、各々男性と女性と称するのである。」まったく原理を応用展開するということが出来ないのでしょうか。物事が形象化して現れる時、陽性と陰性は一体となって具象化します。男性は、男性の要素だけではなく、女性の要素も兼ね備えて個性体となります。陽性そのものが男性、陰性そのものが女性ではありません。原理を学ぶ者は、思考の過程でその事を受け止めた上で理解することが出来ているはずです。神様は二性性相の中和体ですが、男性格主体です。この重要な男性格主体を、見ない事知らない事にするのですね。tomy4509 >シムソンさん先ずは最初に、本記事が主張するところの「様」(敬称)の有無によって『天の父母(様)』に意味の変化はないことは、シムソン氏は理解されたかの確認です。私の説明で納得されておられる方もあります。さて、あなたのコメントへの回答ですが、水溶液の酸性とアルカリ性を例にとってみましょう。真水は「中性」は問題ないと思います。では、不純物のない塩水は酸性・アルカリ性のどちらですか?味の違いはあっても「中性」です。科学を一生懸命勉強したわけではありませんので詳しくは分かりませんが、phの数字で14段階、その「7」が中性ということです。それでは、「中性」ですが酸性とアルカリ性のどちらが主体だと言えますか?中和体としておられる神様も同じことです。これが創造を始められる前の神様です。昼休憩が終わります。続きは夜にします。シムソン id:simuson >tomy4509さん「私の説明で納得しておられる方もいる」ということで良い事ですね。私は夜の神様と真のお父様の了解を得ながら書いていますので、どんどんtomy4509さんの説明に納得する方々を呼び集めてください。小山田氏や周藤氏なら、なおさら喜んで受け答えします。「天の父母様教団」の有名講師陣でも歓迎です。(以下が私からの回答です)>シムソンさん【私は夜の神様と真のお父様の了解を得ながら書いていますので】というのであれば、お父様の「夜の神様、昼の神様」のTWJからのみ言とも通じるはずですが、そのズレについて書いていました。・お父様のみ言1行で「夜昼の神様論」はサヨウナラ!!https://plaza.rakuten.co.jp/peace3world/diary/202004050001/ここではTWJから「神様の中には、夜の神様もいて、昼の神様もいます。」の1行を取り上げましたが、「夜の神様」が神様本体ならば、夜昼のお二人の神様とはお父様も言われないでしょう。シムソン氏、矛盾しています。次に、・「夜昼の神様論」はシムソン氏の妄想からhttps://plaza.rakuten.co.jp/peace3world/diary/202004060000/ここではTWJ 2010.8月号からのお父様のみ言を掲載していましたが、「心と体」に焦点が当てられていました。さらに加えては、月刊誌『TODAY'S WORLD JAPAN』2010年10月号と11月号からのお父様の「夜の神様、昼の神様」は以下です。・亨進氏のサンクチュアリ教会は父母を知らない「孤児院」https://plaza.rakuten.co.jp/peace3world/diary/202004110000/「お父さんとお母さんの根本たる神様(天の父母様)が、心と体が一つになっているのです。」と語られていました。お父様の語られる夜昼の神様のキーワードは「心と体の一体化」です。あなたはお父様の語られた「夜昼の神様」をどれだけ探して(知って)書いているというのですか?「総序」からですが:-----堕落人間にとって、「知ること」は命の光であり、また蘇生のための力でもある。そして、無知は死の影であり、また破滅の要素ともなるのである。無知からはいかなる情緒をも生じ得ない。また、無知と無情緒からはいかなる意志も生ずることはできないのである。……人間が、根本的に、神を離れては生きられないようにつくられているとすれば、神に対する無知は、人生をどれだけ悲惨な道に追いやることになるであろうか。-----・「盲人が盲人の手引きをすると?(マタイ伝から)」(https://plaza.rakuten.co.jp/peace3world/diary/202003190000/)で「盲人」の話をしましたが、あなたの手にどれだけの人の手(生命)が繋がっているか考えておられますか。「夜昼の神様論」を真理であるかのように信じている人がどれだけいるかと思えば、妄想だけで書かれるのではなく、もっと真剣になるべきです。シムソンは「私無存」ではなかったですか。ところが、「仮面劇」の誤訳一つにも頑なな態度から、あなたは「恣意存」だとの指摘もしてきたものでした。今回は「様」(敬称)の有無で単数・複数になるといった前代未聞の話です。お父様が「ハナニム」、「男女様」などと語っていたなんて誰が信じますか!! 議論にもなりません。それでもって【私は夜の神様と真のお父様の了解を得ながら書いていますので】などとよくも言えたものです。最後に真水(塩水)が「中性」の話です。酸性とアルカリ性ではどっちが主体といっても秩序的な物差しphの数字で14段階、その「7」が中性、数字がそれより大きくなればアルカリ性と呼ぶことにしようと取り決めたものです。中和体としておられる「無形の」神様も男性・女性どちらともいえないというのが本当の話です。それが「夜の神様」です。少し卑近な例ですが、コロナとかも陽性だ陰性だと騒いでいます。ウィルス菌を保有する人は他に与えることできるということで、「陽性」です。中和体の神様も「真の愛」を中心として見た時に与えられるお方であり、被造世界は最初に与える側が「男性」であるので主体としましょう、と取り決めたのが「男性格主体」ということです。実際の話、象のような実体もない「夜の神様」をあれこれと語ること自体に難があります。したがって、原理講論で書かれている神様は、私たちが知っている「昼の神様」について書かれたものでした。そして、創造原理で書かれている神様のそれはこのように文章化しましょうと「定義」したものです。こうして見たときに、私たちが論じているのは「昼の神様」についてです。創造原理から:-----以上の記述によって、我々はすべての存在が、陽性と陰性との二性性相による相対的関係によって存在を保ち得ているという事実を明らかにした。さらに、我々はすべての存在を形成しているもっと根本的な、いま一つの二性性相の相対的関係を知らなければならない。存在するものはすべて、その外形と内性とを備えている。そして、その見えるところの外形は、見ることのできない内性が、そのごとくに現れたものである。したがって、内性は目に見ることはできないが、必ずある種のかたちをもっているから、それに似て、外形も目に見える何らかのかたちとして現れているのである。そこで、前者を性相といい、後者を形状と名づける。ところで、性相と形状とは、同一なる存在の相対的な両面のかたちを言い表しており、形状は第二の性相であるともいえるので、これらを総合して、二性性相と称するのである。これに対する例として、人間について調べてみることにしよう。人間は体という外形と心という内性とからできている。そして、見える体は見えないその心に似ているのである。すなわち、心があるかたちをもっているので、その心に似ている体も、あるかたちをもつようになるのである。観相や手相など、外貌から、見えないその心や運命を判断することができるという根拠もここにある。それゆえ、心を性相といい、体を形状と称するのである。ここで、心と体とは、同一なる人間の相対的両面のかたちをいうのであって、体は第二の心であるということもできるので、これらを総合して二性性相であるという。これによって、あらゆる存在が性相と形状による二性性相の相対的関係によって存在しているという事実を、我々は知るようになった。それでは、性相と形状とは、お互いにいかなる関係をもっているのであろうか。無形の内的な性相が原因となって、それが主体的な立場にあるので、その形状は有形の外的な結果となり、その対象の立場に立つようになる。したがってこの両者はお互いに、内的なものと外的なもの、原因的なものと結果的なもの、主体的なものと対象的なもの、縦的なものと横的なものとの相対的関係をもつようになるのである。これに対する例として、再び人間を取りあげてみることにしよう。心と体は、各々性相と形状に該当するもので、体は心に似ているというだけではなく、心の命ずるがままに動じ静ずる。それによって、人間はその目的を指向しつつ生を維持するのである。したがって、心と体とは、内外、原因と結果、主体と対象、縦と横などの相対的関係をもっているということができるのである。このように、いかなる被造物にも、その次元こそ互いに異なるが、いずれも無形の性相、すなわち、人間における心のように、無形の内的な性相があって、それが原因または主体となり、人間における体のようなその形状的部分を動かし、それによってその個性体を、ある目的をもつ被造物として存在せしめるようになるのである。それゆえ、動物にも、人間の心のようなものがあり、これがある目的を指向する主体的な原因となっているので、その肉体は、その個体の目的のために生を営むようになるのである。植物にもやはりこのような性相的な部分があって、それが、人間における心のような作用をするので、その個体は有機的な機能を維持するようになるのである。そればかりでなく、人間が互いに結合するようになるのはそれらの中に各々結合しようとする心があるからであるのと同様、陽イオンと陰イオンとが結合してある物質を形成するのも、この二つのイオンの中に、各々その分子形成の目的を指向するある性相的な部分があるからである。陽子を中心として電子が回転して原子を形成するのも、これまた、これらのものの中に、各々その原子形成の目的を指向する性相的な部分があるからである。-----このように、「神様は二性性相の中和体ですが」、真の愛を中心として「男性格主体です。」とその愛の秩序を定めたものでした。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.04.15
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これまで「韓鶴子総裁御言葉選集」の第一部のを紹介して来ましたが、これは光言社から発行されていた「韓鶴子総裁御言葉選集(4巻セット)」のものです。1日1項目として全ての文章をブログで紹介するとなれば、4ヶ月くらいかかるだけの量です。今後は、少し手抜きでではなく、おおざっぱな手抜きで少しずつUPしていこうと思いますので、関心のある方は目を通してください。韓鶴子総裁御言選集 - 目次韓鶴子総裁御言選集 1 真の父母様を中心とした一つの世界 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任韓鶴子総裁御言選集 2 理想家庭と平和世界のモデル 第1部 真の愛運動と女性の役割 第2部 理想家庭と平和世界のモデル韓鶴子総裁御言選集 3 天一国と私たちの使命 第1部 平和世界に向かう道 第2部 神様と人類の希望 真の父母 第3部 天一国安着のための私たちの使命韓鶴子総裁御言選集 4 愛しき君よ 花咲かせたまえ 第1部 真のお母様はいかなるお方か 第2部 聖婚と天の新婦の道 第3部 荒野路程と真のお母様の勝利 第4部 女性時代の開幕と世界巡回 第5部 真の父母宣布と清平摂理 第6部 最終一体宣言と天一国時代 第7部 真のお父様の手紙第1巻は、韓鶴子総裁のみ言を整理したものであり、第2巻と第3巻は韓鶴子総裁の講演文集、第4巻は「韓鶴子総裁御言選集4 文鮮明先生が見た韓鶴子総裁」で、文鮮明総裁が韓総裁について語られていたみ言を整理していました。この第4巻については、小山田先生がU-ONE TV映像でもって「文鮮明先生が見た韓鶴子総裁」について語られたりもしていましたが、私の過去記事にてその内容の一部を紹介していました。ここしばらくは光言社WEBサービスのサーバーに障害が発生しているためにもうしばらくは利用はできませんが、それのごく一部を以下リンク先でご確認ください。私たち統一家は真の父母様を中心にして一つに!!私たち統一家は真の父母様を中心にして一つに!!(その2)私たち統一家は真の父母様を中心にして一つに!!(その3)(さらに詳しくはリンク先にて)一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.04.13
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韓鶴子総裁御言選集 - 目次韓鶴子総裁御言選集 1 真の父母様を中心とした一つの世界 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任韓鶴子総裁御言選集 1 - 真の父母様を中心とした一つの世界第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略3. 摂理中心国家と各宣教国の責任韓国一手本になりなさい協会創立60周年を迎える前は荒野路程のようでした。今や定着すべき新しい天一国時代が開かれました。これまで皆さんは困難な環境、不十分な環境で迫害を受けながら、困難な中で最善を尽くして生きてきました。しかし、歴史を振り返ってみると、私たちには不足なところがたくさんありました。また多くの試行錯誤も経てきました。そのようなことを振り返ってみた時に、私たちは新たに決意をしなければなりません。過去に何をどのように誤ったのかを悟り、より大きく天の前に報いられなかったことに対して反省しなければなりません。この60年を土台として真の父母様によって新しい摂理時代が出発しました。私たちには真の父母様の基盤があります。真の父母様によって、私たちは特恵を得ました。父母様は「真の愛は与えて忘れ、また与えるものである」とおっしやいました。真の父母様と同時代圏に生きていながらも、真の父母様のことを知らない人たちのために皆さんは努力を倍加しなければなりません。60年の間成し遂げられなかったことを、今後60年以内に成し遂げてさしあげるならば、天は皆さんを祝福なさることでしょう。(2014.5.1、天正宮博物館)これからは父母様を中心として一つの体制で行かなければなりません。韓国は真の父母様によって人類の祖国になりました。ですから、世界に対して手本とならなければなりません。真の愛を実践する宗主国とならなければいけないのです。自分の国だけのための宗主国はあり得ません。私たちは「ため」に生きる人生を学んできましたし、そのように実践し、努力してきたとは言いますが、実質的に世界人類に対しては、先に祝福を受けた者として足りないところが多いのです。地上生活が肉身だけのための生活になってしまっては、永遠なる世界に入れる資格を備えることができません。地上世界では、父母様のみ言に従って真の愛を実践する生活にならなければなりません。自分だけ祝福を受け、真の父母を知っているという立場ではいけないのです。ですから、神氏族メシヤとして430家庭を祝福させなさいという最後の遺言までくださいました。(2014.11.20、天正宮博物館)真の父母様は韓国だけの真の父母ではありません。人類の真の父母です。かわいそうな国々を救ってあげなければなりません。皆さんは私を助けてくれなければならない人たちです。皆さんは、真の父母が生きておられる時に孝子と忠臣の名を得なければなりません。真の父母様が霊界に行かれたら誰からその名を受けるのでしょうか。それゆえに、今この瞬間が最も祝福された瞬間であると考えよというのです。皆さんの責任いかんによって、孝子、忠臣、主人になることができるのです。歳月はほんのわずかの間に過ぎ去っていきます。永遠の世界に行って、真の父母様の前に堂々と「誰それです」と出ていけなければなりません。もう一度、草創期にみ言に触れながら燃えた心情のように、自分によってこの国が祝福を受け、世界人類が真の父母様に会える道を開いていこうという決心をしなければなりません。(2014.11.20、天正宮博物館)神様の祖国、真の父母様の国が世界の前にそびえ立つようにしなければなりません。それは政治が長けているからといってできるのではありません。企業がお金をたくさん儲けてできるのではありません。誰もが韓国に行きたいと思うような国につくり上げなければなりません。ですから、私は体系的な計画を立てて、数十年先を見通した観光事業を展開しなければならないと考えています。それも私たちがすべきなのです。世界万民が訪れ、韓国を見物し、また心情の中心となる真の父母様にお会いして教育を受けられるようにしようというのです。今日、スイスが観光産業で世界の一等国になっていますが、そうなるまでには劣悪な環境の中で最善を尽くしたそうです。預言者格の人々がそのようにつくり上げました。垂直にとがった山に登る電車を開発し、ケーブルカーを敷設したのを見ながら、想像を絶した人間の力というものを感じました。天正宮博物館から見える周辺の山々も、美しく手入れをしておけばどれほどよいでしょうか。お父様が天正宮博物館から見下ろしながら、「あの山にケーブルカーを架けなさい。あの山にコーヒーショップをつくりなさい」と言われました。未来を御覧になって、韓国が世界の中で生き残り得る道を示してくださったのです。(2014.6.14、天正宮博物館)日本一母の使命日本はエバ国家として母の使命を果たさなければなりません。母親は子供を育てなければならないでしょう。子供をみな抱いてあげなければならないでしょう。世界中の子供たちをみな抱いてあげようとするなら、母親は夜眠ることができません。その責任を一人も回避せず、最善を尽くして母の使命を果たす皆さんとなってくれるよう願います。皆さんが可能な限り多くの人々にみ言を伝播し、み言どおりに決心して行動するなら、皆さんの周りでもたくさんの奇跡が起きるでしょう。また、霊界の2500億の善霊が皆さんを協助していると言いました。今、人類が60億なら、一人につき40人以上が役事するということですが、皆さんが霊界の協助を受けられるように努力しなければなりません。今からは皆さんの先祖は、皆さんを放っておかないでしょう。このような歴史的な業績を残し得るこの時を逃がしたら、皆さんの先祖は放っておかないでしょう。毎日皆さん一人ひとりが、すべての先祖と後代の前にどのような姿で立つのかを考えながら生きなければなりません。(2005.10.13、日本、東京)日本には大きな使命があります。エバ国、母の国の使命があるでしょう。韓国のことわざに、「めんどりが鳴いたら家が滅びる」という言葉があります。これは、昔あり得た話であり、21世紀の今はめんどりが鳴かなければなりません。お父様は「女性が総動員して先頭に立たなければならない。おんどりが鳴けば国が滅びる」とおっしゃいました。男性たちは女性たちをたくさん助けなければなりません。皆さんも熱心に活動してくれるよう願います。このみ言を津々浦々にすベて伝えなければなりません。そうして65億人類をサタンの拘束から解放してあげなければならないのです。今は最後の段階に来ています。日本民族全体が責任を完遂し、世界の前に堂々と立つことのできるエバ国家の使命を果たす皆さんとなってくださるよう願います。(2007.5.2、日本、福岡)お父様は世界摂理をされながら、どの国よりも日本を愛されました。それを肌で感じますか。お父様は男性として来られました。男性だけでは駄目です。世界摂理において男性国家だけでは摂理を成し遂げることができません。人類文化史もそうです。人類文化史はどこから始まりましたか。イタリア半島から始まり、その次に大陸につながって再び島国に行き、半島に来たのです。誰によって日本は恩恵を受けたのでしょうか。日本はエバの使命を果たさなければなりません。今、この世でもそうでしょう。お父さんが出かけていってお金を稼いだら、お母さんはそのお金で家事をするでしょう。家のやりくりをするでしょう。子供を教育するでしょう。男性の役割よりも女性の役割のほうが、その家を復興させる上で重要なのです。また例えば、金持ちの家にするのも嫁の使命です。よい嫁が入ってくれば、貧しかった夫の家が裕福になりますが、それは嫁の環境創造の影響が大きいからです。そのように、環境創造が大きいということは、それだけ消耗が必要だということです。努力と精誠を積み重ねて犠牲となり、「ため」に生きる生活を送らなければなりません。(2013.8.24、天正宮博物館)天地人真の父母様が成し遂げようとされた高貴なみ旨と摂理歴史の中心で祝福を受けた国が日本です。日本は真実を明らかにしなければなりません。世界は徐々に一つの世界になりつつあり、孤立的な国は存在できません。そのような現実を、皆さんも肌で感じていることと思います。日本が過去に蓋をして未来だけ見つめて一つになろうとするならば、真実は埋もれてしまうのです。それでは友達ができません。宣教55年の間に、日本にたくさんの祝福家庭が生まれました。今は二世と三世までいます。日本の国民1億3000万が貴く誇らしいと思うべきものは祝福家庭です。今日本も政治や経済だけでなく様々な面で困難な状況です。皆さんの国は、真実で謙虚な立場で真の父母様に侍ってこそ世界の中で生き残ることができるのです。私は北海道の釧路の阿寒湖で丸いマリモを見ながら「お前がこのように形づくられ得る環境にいることを天に感謝しなさい。水や風やすべての条件が、お前をこのように形づくる環境になったのだ。この環境が壊されてはいけない」と思いました。日本の祝福家庭は、日本と世界のためにどのような環境をつくらなければならないかを知っているでしょう。私たちのつくる環境は永遠です。これから私たちは心と体が一つになり、行動で示さなければならない時です。皆さんによって、数百、数千の生命が生き返ると考えてみてください。それ以上の喜びと希望がどこにあるでしょうか。そのためには、皆さんが受け持っている責任と使命を完遂しなければなりません。(2013.10.14、日本、札幌)父母様によって祝福を受けて解放された国が日本です。その祝福を受けるにあたっては責任が伴います。責任を忘れてはいけません。皆さんによって、日本が受けるべき蕩減を減らさなければなりません。それで父母様のみ言どおりに、「ため」に生きる道を行かなければなりません。そして世界に向けてそのように見せなければなりません。世界の国々が尊敬できる立場に立ててくださった父母様の愛を考えたら、皆さんはどのようにしなければなりませんか。日本が外的に誤った方向に進んでいることを正さなければならないのです。 韓国と日本が一つになり、神様の祖国として立てるべき韓半島の南北統一を成し遂げてさしあげなければなりません。それには、皆さんが行動で実践して見せなければなりません。ですから、私は北海道を発つときに、「みな富者になりなさい」と祝福しました。富者になる道は伝道することです。アネハヅルが上昇気流に乗ってヒマラヤ山脈を無事に越えていくように、始めは難しくとも一度実践するようになれば、なし遂げられるのです。日本の国民1億3000万人を導かなければならない祝福家庭です。偉大な母の国の素晴らしい父親たちが積極的に協力して、父の国である韓国と一つになるために先頭に立ってくれるよう願います。(2013.10.17、日本、東京)第二次世界大戦直後に、戦勝国だったアメリカを中心とした連合国が、敗戦国の日本を助けました。日本が蕩減を払わずに経済を復興できるようにしてくれました。なぜそうだったのでしょうか。摂理歴史の責任を負われる再臨メシヤ、真の父母様が現れる時になったからです。堕落した人類が神様の前に進むためには、中心人物が責任を果たさなければなりません。6000年の間、人口が数十億になるまでに人類は繁栄しましたが、天の摂理を知る人は一人もいませんでした。ただひとえに真の父母様によって天の秘密が明らかになったのです。過去の過ちの多いこの国を母の国として立てました。これは真の父母様の許しと愛による決定でした。世の中で優秀な人が天のみ旨に従うことは容易ではありません。「私は不足である」と考える人を天はとって使われました。日本も例外ではありません。すべての人が真実を知らなければなりません。その真実の前に態度を明確にしようとする善良な人がたくさんいることを知っています。しかし、この国と韓国において責任をもっている人たちは、天のみ旨をすべて知ることができないとしても、幅広く世界を見つめられる目をもてたらと思います。そのようにしなければならない人たちがここに集まった皆さんであり、祝福家庭であり、私たちの二世と三世です。(2013.10.18、日本、名古屋、ポートメッセ名古屋)私たちが肉身をもってこの世で生きられる期間は、長くても100年です。しかし、私たちは霊界を知っています。それゆえ、皆さんが富者になる道は伝道することです。人類が6000年間願い、天の父母様も願って待ってこられた摂理歴史において、真の父母様によって神様は恨みを晴らされました。解放されて自由の身になられました。皆さんはどう実感するか分かりませんが、神様が自由であられるのは真の父母様によるものです。私たちの願いは自由・平和・統一・幸福の世界です。神様も同じです。ところが、責任を負うべき、蕩減復帰の摂理を完成、完了すべき真の父母が現れなかったので、長い時間がかかりました。しかし、私たちは真の父母様に侍って新しい時代を迎えました。それなのに私たちだけが幸せでよいでしょうか。私たちの隣人や隣国、そして世界がみな一緒に真の父母様と天の父母様に侍って幸せな地上天国、天上天国を切り開いてさしあげるべきではないでしょうか。私たちは誇らしい孝子、忠臣、聖子の立場に立たなければなりません。(2013.10.18、日本、名古屋、ポートメッセ名古屋)母の使命は、世界の子供たちを父母様のもとに案内することです。堕落した世界におけるエバの使命は自分によって誤った息子、娘を探し出して、メシヤ、真の父母様の前に連れてくることです。その責任を果たすことが日本、エバ国家の使命です。ですから、韓国と一つにならなければなりません。エバだけではできません。アダムがいなければならないのです。アダムとエバが一つになって、真の父母様の前に責任を成し遂げなければなりません。そのことができるように祝福してくださった方が真の父母様であるということを、皆さんは肝に銘じなければなりません。日本が世界に尊敬される国家として生き残るためには、真の父母様のみ旨に従うエバの使命を果たす日本とならなければなりません。(2013.10.20,日本、長野教会)真の父母様が日本を母の国に選びました。これはどれほど大きな祝福でしょうか。蕩減なくして母の国に選ばれたのは、真の父母様がそのことを代わりにしたからです。それでは皆さんと日本は、どのような態度で摂理の前に立たなければならないでしょうか。地理的に近い韓国が父の国であるなら、日本は母の国です。父と母が一つになってこそ家庭が和やかなのです。今私の言う父と母は、堕落した世界の子供たちをみな抱き、真の父母様の前に連れてこなければなりません。サタンの血統を受け継いだ堕落した人間なので、真の父母によって血統転換をしなければならないのです。真の父母様の恩恵の中で、人類が天に侍ることができるように助けるべき国が韓国と日本です。そうして、天の父母様が願われた故郷を探し出してあげなければなりません。天の父母様の故郷はどこでしょうか。真の父母様の故郷です。それならば、日本と韓国は一つとなって、祖国統一、南北統一に向かう道において手伝うことができなければなりません。そうなれば70億人類の前に中心が立つようになります。自然に整理されるのです。それが、現在人類が苦痛を受けている宗教問題、政治問題、思想問題と国境問題などすベての問題を解決し得る方法です。その道を行くにあたっては皆さんが率先しなければなりません。(2013.10.22、日本、神戸ワールド記念ホール)この時代はすべての歴史の真実が明らかにされる時です。摂理歴史においてイスラエルが天の摂理を知ってみ旨を受け入れていたら、その時ローマ帝国の基盤に乗って世界が一つになっていたことでしょう。どれほど天が苦労されたでしょうか。4000年待ちながら教育してこられました。それなのに、どうして恨めしい歴史となってしまったのでしょうか。天の摂理歴史は続いてきました。そうして真の父母様がすべての蕩減復帰の摂理歴史を完成、完結、完了されて、新しい時代を開いてくださいました。天一国の時代を開いてくださったのです。これから皆さんはみ旨を知らない隣人だけでなぐ全世界の人類を教育して、天の父母様と真の父母様のみ旨と一つになれるように導かなければなりません。その道だけが、日本が天の前に借りを返す道であり、世界の前に尊敬される母の国、エバ国家として使命を果たす道なのです。(2013.10.22、日本、神戸ワールド記念ホール)アメリカー長子の責任摂理歴史は、キリスト教を中心として、ヨーロッパ大陸を経てイギリスに連結されました。島国であるイギリスを、世界を一つにまとめられる国として天が祝福しました。イギリスを、摂理の中で蕩減復帰をしてくるべきエバの国、母の国としてお立てになったのです。しかし、天の大いなるみ旨を知らなかった指導者や責任者たちが、本来あるべき天に向かおうとする心から離れ始めました。制度の中に天を抱き込もうとしました。それゆえに、神様を思いのままに崇められる「信仰の自由」を求める群れが現れました。17世紀にキング・ジェームズによって聖書が英語に翻訳されてから、民たちが聖書に接するようになりました。彼らは信仰の自由を享受できる新大陸へと出発しました。そのようにして建てられた国がアメリカです。イギリスが母の使命を果たせなかったので、再臨メシヤを迎えられるように、世界を一つにすることのできる息子として誕生したのがアメリカなのです。(2013.10.22、日本、神戸ワールド記念ホール)アメリカの使命は何でしょうか。アメリカが世界の中で長子国になれたのは、天が皆さんの先祖である清教徒たちを祝福したからです。なぜ祝福したのでしょうか。再臨メシヤが来て活動すべき環境圏をつくるために、アメリカを祝福されたのです。再臨メシヤが来て活動する環境としては、王権制度よりも民主主義制度のほうが良いのです。イスラエルに来られたイエス・キリストはローマ王政の上に国を建てられませんでした。しかし、天は必ず勝利されなければなりません。再臨メシヤがこの地に着地できなくなれば、人類には希望がないのです。神様の夢もそうですし、人類が願う夢も、自由で平和な世界へと変えることです。幸せな生活を送りたいと思うのです。しかし、サタンの制度圏の中では多くの山脈があります。それを越えて、平地へと行ける道をつくらなければならないのですが、それでも神様の存在を信じる民主主義側の味方になってくださったのです。その代表国家がアメリカです。真の父母様はアメリカを長子として祝福されました。世界には200ヵ国以上の国がありますが、それらはみな父母様からすれば兄弟圏です。アメリカの為政者はアメリカだけを豊かにしようとしますが、今後そのような方向に行くようになれば、アメリカは孤立します。すべてを自分のものにしようと欲張る兄弟がいれば、他の兄弟たちは好みません。排斥してしまうということを知らなければなりません。天の所有権をしばらくの間引き受けて、それを大きく育てて神様が活用できるようにしてさしあげるべき立場であるにもかかわらず、私のものだと考えるようになってはいけないのです。(2016.6.6、イーストガーデン)天が200年の間祝福したアメリカは、今日どうなりつつありますか。お父様は1972年からアメリカを中心として世界摂理を展開されました。お父様は「アメリカが病気になったので私は医者として来た。アメリカで火事が起きたので私は消防士として来た」と言われました。アメリカは道徳的に崩壊しており、本来天が立てた真の意味を忘却し、自国の利益だけを考えるようになりました。それゆえ、アメリカを戒めて覚醒させ、再び天の摂理の前に立てて、再臨メシヤが現れたこの時代に責任を全うすることを願われました。長子国に施された愛でした。しかし、堕落した人間はとても鈍感です。摂理歴史がどのように流れてきているのかということや、天が生きておられることが実感できません。(真のお父様が)34年の間、様々な面で自ら実践されながら悟らせてくださいました。アメリカは深く悔い改めなければなりません。そうでなければ今後、世界に尊敬される国として体面を立てることができないでしょう。天に選ばれた者や国は、責任を果たせなくなれば、途方もない蕩減を払うことになるということを、私たちは歴史を通して見てきました。(2013.10.14、日本、札幌)アメリカはお父様が40年以上の間全力投球された国です。長子の国として立てましたが、責任を果たせませんでした。長子は兄弟を抱かなければなりません。自分の生活に汲々として兄弟の世話をしないのは間違ったことです。これまでお父様は多くの基盤を築いてこられました。これからは神霊と真理によって歩むアメリカ教会にならなければなりません。24時間灯りがついていて、神霊と真理で躍動感にあふれた教会にならなければならないと言いましたが、そのように行動されるよう願います。(2013.2.10、天正宮博物館)お父様はアメリカを長子国として立ててくださったでしょう? 長子は親の前に孝子となり、兄弟の前に尊敬される兄にならなければなりませんが、アメリカはその責任を果たしているでしょうか。責任が与えられたというそれだけでは天国に入れません。お父様は、100パーセント教え、見せてくださいましたが、それを実践躬行することができなければ恥ずかしい存在になるのです。お父様がラスベガスの摂理を考えられたのは、アメリカを、責任を果たせる立場に立ててくださるためでした。お父様はラスベガスをシン・シティ(sin city)とおっしやったでしょう。罪悪の都市という意味です。なぜここで摂理を展開されたのでしょうか。動機がどうであれ、現在のラスベガスの立場を見ると、ここで起きるすべてのことが世界に通じるそのような環境をもっています。昔、ローマ帝国の時に「すべての道はローマに通ず」と言いました。大英帝国の時には「日が沈まない国」と言われました。このラスベガスが世界へと通じ得る環境になっています。それを父母様は御存じでした。ここを変えて天の側に返すようになれば、究極的に世界の復帰が可能です。ここに世界中の人々が集まれる賭博場もありますが、コンベンション文化システムがよくできているし、ホテルもあり、一つの都市が数十万を収容することができます。これらは、どれほど驚くべき環境でしょうか。このような環境をもった都市はここにしかありません。流動人口がすごいでしょう。人々はここに来て帰りながら、各自が自分の国の利益を考えます。ところが皆さんがその人々と関係を結んで伝道するようになれば、世界に私たちのみ旨をよく知らせることができるでしょう。ここに来る人々は、各国で財政的にもすベての面で地位のある人々です。天がこの時のために準備した都市であると言えます。外的にもこの世的には悪いイメージをもっている都市でもありますが、内的に私たちがそれを消化して復活させるならば、全体を生かすことができる都市です。アメリカが責任を果たせないことをラスベガスから蕩減できるのです。(2013.5.2、天和宮)皆さんは選ばれた食口たちです。選ばれたアメリカです。ところが、天と人類の前に大きな借りをつくりました。皆さんの生涯で、その借りをすべて返しきることはできません。何度も何度も返しても足りない借りをつくりました。摂理歴史の中で天がお選びになった人や民族が責任を果たせなければ蕩減を払いました。今日アメリカの位相はどうでしょうか。お父様は摂理歴史において協会創立以後、本格的に60年近く公的な仕事をしてこられました。その中で40年間はアメリカで過ごされたといっても過言ではありません。私たちの祖国である大韓民国よりもアメリカに多くのものを投入されました。なぜでしょうか。世界人類を考えられたからです。そのように祝福を受けたアメリカが長子国として兄弟たちを一つにまとめて、父母様のもとに来なければなりません。(2012.11.5、ニューヨーク、マンハッタン•センター)アジア日本がエバの使命を果たす母の国であるならば、フイリピンは娘の使命を果たす国です。ですから、父母の言葉を知らなければなりません。母より娘のほうが若いので、活動半径がより広いかもしれません。お父様は「島嶼国家連合」をつくられました。それをつくって何をしようというのでしょうか。大きな大陸まで合わせて一つの世界、統一世界をつくろうというのです。そのためには島国が重要です。大陸には国境があり、ビザが必要ですが、海を通してならどこにでも行けます。特にお父様は海がお好きです。魚は五大洋を自由に行き来します。人よりも魚のほうが、ある面では自由なようです。今回の180ヵ国の巡回は、真の父母様と真の子女を通して真の血統を伝受する特別な恩恵の期間なのに、私たちの子女たちが魚にも及ばなくてよいでしょうか。アジア巡回はフイリピンを先頭に行いました。この多くの人たちが決心して実践するために動くなら、何が怖いでしょうか。み言を毎日訓読してください。これは皆さんが一日に何をすべきか、いかなる結果をもたらすかが分かる教科書です。(2006.5.29、フィリピン、マニラ)スリランカが一つの国として体面を立てるには定着しなければなりません。基盤がなければなりません。世の中でも、ある仕事をする時には、そこに原則があります。神様のもとに世界人類がみな同じ民として入籍しなければなりませんが、その資格を備えた国が優先的に入籍するようになります。資格をもてない国は脱落するのです。この国も入籍できる国になるには飛躍しなければなりません。従来どおりの方法では駄目です。そのような考えを捨てて、もつと広い範囲に活動舞台を広げなければなりません。これまでお父様が、平和大使や傍系的な団体をたくさんつくられて、活動してこられたようにです。島国は一人で生きていくのが大変です。なぜなら島国自体は大陸に向かって行くしかないからです。島国が連結できるようにしなければなりません。この国でも宗教や人種的な理由で互いに争っています。その人たちを啓蒙して、交叉結婚させれば争わないでしょう。本心というのはみな同じです。争いが好きな人はいないのです。結局争って残るものは痛みしかありません。これからお父様のみ言と生涯を紹介してあげなければなりません。皆さんには氏族を復帰すべき責任があります。今までの方法をやめて、24時間では足りないと考えて最善を尽くすのです。霊界が100パーセント協助できる時になりました。皆さんが基準さえ備えれば100パーセント以上、120パーセントまでも協助してくれる、この機会を逃がしてはいけません。(2006.6.1 、スリランカ、コロンボ)ネパールという国は、地球上で最も高い地域にあるせいか知りませんが、霊界の善霊たちの力が強いです。ですから、その霊界が直接主管するので、他の地域よりも早く助けを得られる位置にあると思います。皆さんの心が、神様だけでなく真の父母様と早くつながる位置にあるので、このような満足のいく大会を行えたのではないかと思います。ネパールは様々な面で、天の心情と近くなれる位置にあります。また、皆さんの国民性には、天恵の自然環境と共に、周辺のすべてを包容し得る素質があります。ですから、皆さんがみ言を中心として進むなら、中心国、中心者になることができるだろうと思います。毎日み言を訓読しながら、み言の中から皆さんのなすべきことを見つけるのです。(2006.6.2、ネパール、カトマンズ)インドは、神様が様々な宗教を誕生させた国です。それは、神様によって準備された人たちがいるということです。私たちはその人たちを探し出して生かしてあげなければなりません。「天宙平和連合祖国郷土還元大会」のみ言は、その実を収穫する際にとても良い宝となるでしょう。誰もが受け入れられるみ言です。天一国時代には早く取り入れて、すべてを神様に捧げなければなりません。時間がありません。取り入れる期間は長くないのです。お父様のされることは、必ず成就しなければなりません。地理的にインドは、アジアの平和を守る上で重要な位置にあります。世界中の島国をずっと巡回してみたところ、現在中国の力が及ばない国がありません。そのように中国は世界を相手に進出しています。神様のみ旨を中心として真の父母様と共に仕事をすればよいのですが、今はカイン的な立場で自国のみを考えて力をつけてきています。それを牽制し得る国がインドです。アジアでこの国がみ旨の前に立たなければなりません。今や私たちは実績を示すべき時が来たので、過去のようにただみ言だけを語って流すようなことをしてはいけません。皆さんは、私たちの集会に来た人たちをみな取り込まなければなりません。心情と心情が通じるように、皆さんが行動で示さなければなりません。そのようにして、すべての人が皆さんに会いたくて、じっとしていられないように頑丈な綱をつけておくことを願います。(2006.6.3、インド、ニューデリー)カンボジアは青年がたくさんいて希望があります。皆さんは、大学で勉強も熱心にしなければなりませんが、一番は純潔です。純潔が優先です。また、学校でも、教会でも、社会でも、「ため」に生きる生活を実践して模範にならなければなりません。何よりもみ言をこの時代のすべての人に伝えて、父母様の前で祝福を受けられる道を開いてあげなければなりません。お父様は毎日、み言を語られるのはもちろんのこと、大会に参加される気持ちでみ言を読まれます。朝起きて2回以上読まれます。カンボジアは宣教の歴史が浅いですが、皆さんから新鮮な感じを受けます。皆さん一人が10人、100人を生かす活動をして、根を伸ばし、枝を張ることができるならば、この国はあっという間に復帰されるでしょう。ここにタイから来た人たちもいますが、タイとカンボジアは似た文字を使っていると聞きました。皆さんはお一人の神様のもと、真の父母様のもとにあって、みな兄弟姉妹です。皆さんがどこに処していようと最善を尽くすならば、天は喜ばれるのです。特に若い人たちは交叉結婚を考えなければなりません。それが一つの世界へ行く最も近い道です。(2006.6.5、カンボジア、プノンペン)モンゴルの女性たちは強いと聞きました。様々な面で男性を凌駕する立派な女性たちがいるということです。この国に真の父母様を知らない血族を残してはなりません。男性より女性が立派であることを示す時が来ました。それゆえ、モンゴルの女性たちは一層頑張って、この国の復帰に率先することはもちろんのこと、短期間で天の前に接ぎ木できるように、あらゆる方法を模索するのです。男性も頑張らなければなりません。「夫は天であり、妻は地である」という言葉がありますが、天としての体面が話にならなくてもよいでしょうか。この国を復帰することができるという決意をもって臨まなければなりません。父母様と共に母子協助をするならば、立派にやり遂げられるでしょう。実績を収めなければならない時です。皆さんの夢をかなえることのできる方法は一つです。お父様が世界的に築いておかれた基盤を通して探すなら、いくらでも道があります。皆さんがどれほど切実に、み旨のため、この国のために生きるかによって、その成果が短期間に現れるのです。(2006.6.17、モンゴル、ウランバートル)世の中でも、ある目標を定め、それを成すためには、他の人より10倍、100倍の努力が必要だということを、皆さんもよく知っているでしょう。皆さんは、周囲にいるすべての人たちに、このみ言を知らせることを目標とし、それを成功させるために努力しなければなりません。特に、皆さんの血族が、みな祝福を受けられるよう、最善を尽くさなければなりません。皆さんの活動いかんによって、この国がどれだけ早く発展するかを考えてみてください。み言を通して、キルギスが立ち上がることができるなら、それ以上の祝福はありません。これまでキルギスはソ連帝国に押され、名もなく生きてきましたが、これからはそのように生きまいというのであれば、真の父母様をすべての国民に知らせなければなりません。(2006年6月15日の)大会は十分であるとは言えませんが、種を植えたのです。早い時期に、皆さんが最善を尽くして充実した実を結ばなければなりません。そのようになるならば、それ以上にやり甲斐のあることはないでしょう。時間がありません。ですから、早い時期に真の父母様の前に立派な実績を出さなければなりません。(2006.6.18、キルギス、ビシュケク)ヨーロッパヨーロッパも人種問題や宗教問題などで争っています。このまま放っておけば未来がないのに、見てばかりいるつもりですか。この地球星に真の父母様が来られたことを知らせなければなりません。兄弟どうし争わずに父母の庇護のもとで一つになろうと言わなければなりません。それがこの国が生き、ヨーロッパが生きる道です。世界がみな共に暮らすようになります。ですから、何としてでも皆さんが伝えなければなりません。この頃はインターネットがあるので世界中が1秒圏内にあります。年を取って気力がなくなった人も、インターネットを通して伝道できます。真の父母様は人類を愛され、未来の幸せな世界をつくるために、どん底から御苦労をされました。そして、サタンの権勢を押し倒し、すべてを蕩減復帰されました。今や天に侍る人たちの力量によって、平和世界が訪れ得る門が大きく開かれました。ここにみな同参してこそ生きるのです。みな共に生きなければなりません。(2015.5.11、オーストリア、ウィーン、ヒルトン・ホテル)皆さんは、神様の再創造摂理歴史がどれほど大変で、途方もなく、恨みに満ちた歴史であったかを痛感するでしょう。オリーブの木が根を下ろすには15年かかるといいます。しかし、一度根を下ろしたオリーブの木は環境に適応して、2000年を越える寿命をもつようになります。ですから、イエス様の時代にあった木が今も存在しています。オーストリアを中心としたヨーロッパの食口たちも、50年の間に様々な困難があったでしょうが、立派に深く根を下ろしている姿を見ました。15年かかって根を下ろした木よりも50年かかって根を下ろした木のほうが、天災地変があったとしても一層堅固に生き残ることができるでしょう。私は、古い食口たちの証を聞きましたし、彼らが生んだ二世と三世たちに会いました。これまでの50年を送り、新たに50年を出発するこの時点においてヨーロッパには希望があると思いました。それで、昨日と違うきょうとあすのために、私たちは変わらなければならないと強調しました。(2015.5.24、ニューヨーク、マンハッタン・センター)私たちは、真実を明らかにしなければなりません。この地のキリスト教文化圏に来るべき再臨メシヤ、真の父母が顕現して50年の間、驚くべき業績を築いて来られたという事実をヨーロッパ大陸のキリスト教徒たちに知らせなければなりません。この大陸にきょうを起点として、新しい文化革命が起きるでしょう。天の父母様に侍り、真の父母様に侍った一つの世界が実現するその日を早めるために、責任を全うする誇らしい統一家の祝福家庭になることを願います。ヨーロッパを中心として起きたキリスト教文化は、2000年かかって世界的な版図を築きました。では私たちは、新たな50年を見通しながら、どのようにすべきでしょうか。皆さんの命が尽きる日まで、深く広く根を下ろさなければならないことを肝に銘じてください。.再臨メシヤに会いたいという切実な気持ちで2000年を持ちこたえてきたキリスト教文化圏に接ぎ木してあげなければなりません。真の父母様の真の愛を接ぎ木してあげなければならないという思いで来ました。皆さんはどうしなければならないでしょうか。過去にこだわってばかりいる民にとって、未来の希望の実となり得る、希望の灯りとなり得る祝福家庭とならなければなりません。皆さん各自が氏族メシヤの責任を完遂して、短い間に氏族、民族、国家、世界へと環境を広げなければなりません。そのために、皆さんが最善を尽くす人生を送る姿になって、歴史にいつまでも残る祝福家庭にならなければなりません。そのようにして、みな誇らしい真の先祖の立場に立つことができなければなりません。(2015.5.10、オーストリア、ウィーン、オーストリア・センター)キリスト教の摂理において、イギリスは世界に対して、一時はエバ国家として、「太陽が沈む日がない」と言われるほど版図を広げました。どのような決意をして始めたかは分かりませんが、結果について見た時、イギリスがキリス卜教を全世界に伝播したことは事実です。イエス様は十字架で亡くなられ、「再び来る」と言われました。ところが、キリスト教徒たちは、十字架の贖いによって救いを受けたといいます。能力の神様、絶対者である神様が、4000年という期間をおいて御苦労されて独り子を送ったのに、どうしてその方が十字架に亡くなることによって人間が救いに至ることができると言えるのでしょうか。マリヤもイエス様を誕生させた天のみ旨を知らなかったのです。イエス様がなぜ来なければならなかったかを知らなかったのです。イギリスが聖書を英語に翻訳して、一般の信徒たちが聖書に接するようになりました。聖書は比喩と象徴で書かれていますが、その中心の内容は、イエス様が再び来られて「小羊の婚宴」をするということです。真の父母様による新しい摂理歴史において、イギリスは過去に果たせなかった責任を果たさなければなりません。(2016.7.20、天正宮博物館)マルタは、イギリスの支配下で180年間過ごしたと聞きました。イギリスから解赦されてからいくらも経っていないのに、皆さんは自由になって以前より良いと思いますか。この国はカトリックの信者がほとんどだそうですが、カトリックを信じさえすれば天国に行くと考えていますか。多くの宗教がありますが、いかにすれば宗教の壁、人種の壁、文化の壁をすべて越えられると言いましたか。み言の中に解答があります。この国に新しい祝福の種が植えられました。これからは皆さんがこれをさらに繁殖させて刈り入れるべき使命があるのです。皆さんは幸せな人です。皆さんは神様に侍り、真の父母様に侍って祝福を受けました。それで終わってはいけません。これからは繁殖していかなければなりません。人類は野生のオリーブの木であり、祝福を受けた私たちは真のオリーブの木です。私たちは真のオリーブの木の価値をこの世に示さなければなりません。そうして世の中の人たちが真のオリーブの木のようになりたいと感じなければなりません。皆さんは真の父母様を誇り、伝えなければなりません。(2006.7.2、マルタ、バレッタ)ポーランドにも歴史上多くの悲喜劇があったでしょう。そのたびに、多くの人々が祈ってきたはずです。これから皆さんは変わらなければなりません。皆さんは、神様のみ旨、神様の創造理想を実体的に成し遂げてさしあげるべき誇らしい人であるということを常に忘れてはいけません。昔の人たちは助けてくれることを望み、何かしてくれることを望みましたが、皆さんは異なった生活をしなければなりません。自分のしたことを神様の前に報告する生活をしなければならないのです。(2006.7.3、ポーランド、ワルシャワ)ルーマニアもローマに劣らぬ歴史をもっています。そうだとしても結果が重要なのです。今までは野生のオリーブの木として生きてきましたが、これからはどの国、どの民族から真のオリーブの木が完成されたかによって、神様はより多くの関心をもつようになるのです。善意の競争は激しいほど良いのです。これからが始まりです。いかなるものも生きて動くものは栄えます。じっとしていれば消え去ります。今この国はヨーロッパ全体から見ると、様々な面で発展が遅れていますが、み旨を中心として先頭に立つならば、神様が御覧になる基準では現在の先進国以上の位置に立つことができるのです。世界のすべての問題は、神様と真の父母様に侍るならばすべて解決されるのです。それをすべての人たちに知らせてあげなければなりません。自分自身の生活半径だけを見ている人々に全世界、宇宙を見ることができるよう、目覚めさせてあげなければならないのが皆さんの使命です。(20067.4、ルーマニア、ブクレシュティ)真の父母様のみ言が、スロバキアを健康な国として立てる薬です。このみ言以上の薬はありません。この国にも、家庭問題と青少年問題をはじめとする社会問題が数多く起こっているという事実を知っています。大会(2006年7月4日)は成功裏に終えましたが、今回の大会で終わったわけではありません。これからが始まりです。皆さんがみ言で武装し、み言を実践する生活をするようになるとき、スロバキアはより豊かで強い国になるでしょう。「天宙平和連合祖国郷土還元大会」をしながら、国家単位の祝福行事をしたことは、全人類にどれほど大きな喜びとなるかしれません。特に、東欧地域では、ロシア正教会によって祝福の恩賜を受け入れられない国もあります。それは、神様の立場から見ても人類の本心から見ても、神様に対して逆行することです。ですが、彼らを祝福して生かしてあげなければなりません。皆さんが天一国時代に真の父母様に侍り、このような行事に同参できるということだけでも奇跡のようなことです。また、スロバキアが歴史的な行事に同参したということは、奇跡としか言いようがありません。今回の行事に同参できなかった国を思えば、皆さんは幸せな人たちです。その恩恵をいかにして神様にお返しできるかを研究しなければなりません。皆さん一人で享受する幸せは、本当の幸せではありません。幸せは、分け与えるほどより大きくなって返ってくるものです。皆さんは、受ける立場よりも与える立場のほうがどれほど幸せかを感じながら実践しなければなりません。(2006.7.5、スロバキア、ブラチスラバ)私がこの国に来たのは3回目ですが、韓国の1960年代は戦争の直後だったので、現在のアルバニアよりも思わしくない状況でした。その時、お父様が国を挙げて「新しい心・新しい村運動」を展開されました。お父様は青年たちを動員して、文盲撲滅から始め、一から十まですべて糾合し、実践されながら、啓蒙運動を率いてこられました。そのように国民に希望と夢を植えつけながら、一つ一つ実践していかれました。今回このような話をするのは、皆さん平和大使が主軸となり、皆さんの周辺から一つ一つ浄化作業をしながら、新たに夢をもってこの国を育てていくために先頭に立ってくれたらという気持ちからです。どんな果物も中が充ちてこそよく熟したと言えます。皆さんがこの国を豊かで強い国にするには、経済的な面も重要ですが、内的な面がより重要です。皆さんの精神がさらに豊かで強くならなければなりません。お父様のみ言に従うならば、この国を数年以内に豊かで強い国にすることができます。韓国では、草創期に100人にも満たない食口たちが活動していた時がありました。今日300人もいる皆さんは、10年以内にこの国を3倍豊かで強くすることができます。最善を尽くす皆さんとなってくれるよう願います。(2006.7.7、アルバニア、テイラナ)アフリカ皆さんは祝福を受けて真のオリーブの木になった立場ですが、じっとしていないで繁殖しなければなりません。皆さんは氏族メシヤの使命を果たさなければならないということです。皆さんは真の父母様を知らせるために最善の努力を尽くさなければなりません。野生のオリーブの木が真のオリーブの木になり、あっという間に世の中の野生のオリーブの木を真のオリーブの木に変えられるなら、どれほど幸せでしょうか。皆さんはみな先進国、豊かな国に憧れるでしょう。神様の立場から見れば、皆さんのほうが天国に行ける良い条件をもっているのです。世の中で多くのものを持っている人は、それを整理するのに時間が必要です。砂漠に雨が降れば、すべて吸収されます。皆さんはこのみ言をすべて吸収して、先進国の人よりも早く繁殖させることができます。皆さんは純粋な立場にあるので、より早くみ旨を咸し遂げられるということです。夢を大きくもたなければなりません。私がアフリカを巡回するのは4回目ですが、この時こそ、皆さん祝福家庭が責任を果たさなければならない時です。外的には持っているものがないとしても、内的には多くのものを持っています。もう皆さんは成熟しています。今は「新しい村・新しい心運動」をすべき時です。皆さん一人ひとりが主人意識をもって「私の国だ」と思って熱心に働かなければなりません。夢を大きくもってください。これから皆さんは別人です。皆さんが真のオリーブの木になって種をまかなければなりません。ケニアが内的な先進国になることを願います。(2006.7.20、ケニア、ナイロビ)タンザニアにも様々な困難があるということを知っています。家庭間題とか青少年問題とかエイズの問題で親を失った孤児たちがたくさんいるということを聞きましたが、アフリカのいくつもの国がそのような状況にあることを知っています。それゆえに、純潔運動と真の家庭運動が切実に必要な所がアフリカです。皆さんが「新しい心運動」と「新しい村運動」でアフリカを新しく浄化していかなければなりません。戦争をした1950年代の韓国は、今の皆さんの国よりも大変な実情でした。その時お父様が少数の群れを動員して、国家復興の土台をつくられたのです。お父様は困難であった草創期に、中高生たちを中心に全国的に啓蒙運動を実施されました。田舎で文字を教え、農村運動に力を注がれました。そのように基盤を築くことで、今日、韓国が先進国の隊列に合流できる位置に立ったのです。その時は韓国という一つの国から始まりましたが、今、皆さんの立場は違います。皆さんの周辺もみな同じ立場であり、また手助けできる立場にある国々もたくさんあります。皆さんがこの国の主人であるという意識をもって、「私がこの国を新しくする」という精神で、24時間は短いと思って熱心に動くなら、この国にも希望があるでしょう。(2006.7.21、タンザニア、ダルエスサラーム)中南米私はアフリカを歴訪しながら、真のお父様が、韓国が韓国動乱によって廃墟となった状態から、何人にもならない食口を動員して国民普蒙運動を繰り広げたことを紹介しました。その時は、青年が多くなかったので、中高生まで動員されて、国民啓蒙運動を懸命に展開しました。これを契機として、「新しい村運動」が全国的に拡散される土台をつくられ、それが、韓国を今日の富国へと導く上で大きな投割を果たしました。「原理」のみ言を中心とした「新しい心運動」まで並行して、韓国が今日、先進国の仲間入りをするようになったのです。韓国が精神的にも経済的にも中心国家となることができた背景には、真のお父様のとても大きな功労があったのです。アフリカは、1950年代から1960年代の韓国よりましな立場にいます。土地がどれほど豊かかしれません。何でも、植えさえすればよく育ちます,なのに、なぜ飢え死にする人がいて、なぜ病気に苦しめられる大陸となったのでしょうか。本当に、自分の国だという考え、自分の家族だという考え、主人意識をもつ指導者たちがいなかったため、発展がなかったのです。み言は、私たちが生活する上で必要な指針書であり教科書です。み言のとおり実践するようになれば、できないことがありません。いかに生きるべきかということをすベて教えてくれます。それなのに、なぜ貧しく、なぜ伝道がうまくいかず、なぜ発展できないかを反省しなければなりません。私はウルグアイに来て、モンテビデオ市内を回って見たのですが、廃墟のように感じられました。人が住む都市のようには見えませんでした。ウルグアイの皆さんは、反省しなければなりません。皆さんは、途方もない祝福を受けました。皆さんが真のオリーブの木なら、まだ復帰されていない世界は偽りのオリーブ畑です。皆さんが繁殖できなければ、結局は数字に押されるようになります。すべてを自ら解法しなければなりません。誰かがしてくれるだろう、誰かが助けてくれるだろうという考えを捨ててください。「これは私の仕事です。私が動かなければ'私の子女が死ぬかもしれない」と考え、一生懸命活動しなければなりません。(2006.7.28、ウルグアイ、モンテビデオ)アルゼンチンは昔は豊かな国でした。アルゼンチンが再び豊かな国となるためには、皆さんの精神から変えなければなりません。そのためには、全国民を「原理」のみ言で武装させなければなりません。皆さん祝福家庭と平和大使たちが一つになり、新しい国を建設するために先頭に立たなければなりません。祖国郷土還元大会(2006年7月30日)で、皆さんがそのような決心をするならば、私がここを訪問した目的を達成することになるでしょう。アルゼンチンと競争する国が数多くあるということを肝に銘じなければなりません。皆さんがどのような成果を成すかによって、一等にもなり最下位にもなり得るのです。アルゼンチンの復帰は、皆さんの両肩にかかっています。(2006.7.29、アルゼンチン、ブエノスアイレス)ボリビアを神様の前に立てるためには、皆さんの責任が何よりも大きいと思います。食口の皆さんには機会があります。「天宙平和連合祖国郷土還元大会」の祝福行事をするように、たくさんの人をみ旨の前に立てればよいのです。今回、アフリカ大陸を巡回しながら感じたことですが、人間の努力によっていくらでも豊かに暮らせる国にすることができるということです。いくら肥沃な土地を持っていたとしても貧しい生活をするのは、人間が無知であるからです。真の父母様のみ言は、成熟した人間をつくってあげるだけではなく、ボリビアを祝福された国として復興させることでしょう。(2006.8.1、ボリビア、サンタクルス・デ・ラ・シェラ)祖国郷土還元大会(2006年8月1日)のみ言を全国民に広く知らせ、真の父母様のことを知らせれば知らせるほど希望をもつようになるでしょう。今やそのような時になりました。天運が到来したのです。ですから、皆さんの責任が重要なのです。コロンビアにも祝福家庭の二世がたくさんいます。祝福家庭の皆さんは、彼らが自由な環境で真の愛を実践しながら暮らせるように環境を築いてあげなければなりません。数多くの国々が家庭間題や麻薬問題などで苦しみ、うめいています。コロンビアも、麻薬、暴行、青少年問題、エイズなどに頭を悩ましています。このようなすべての問題を解消し得るのが、真の愛・真の家庭運動です。ですから、コロンビアのイメージを刷新しなければなりません。これからは皆さんが行動で示さなければなりません。この国の隅々まで真の父母を知らない人がいないようにしなければなりません。真の・真の血統・真の愛の伝統を植えつけなければなりません。そのためには大学原理研究会、青少年純潔運動などのすベての活動がうまく展開されて、コロンビアが神様に記憶されるようにしなければなりません。(2006.8.2、コロンビア、ボゴタ)スイスは、周辺の強大国に抑えられて自立が難しい状況にあった国です。しかし、様々な国から思想的な面や宗教的な面で問題のある人々が訪ねてきて定着するには格好の国でした。例えば、レーニンもそこにいましたし、プロテスタントの指導者もそこで暮らしながら活動したそうです。その国には、将来を見越す善なる先祖たちがいたのですが、国を愛する気持ちが強く、自然をそのまま保存しながら富強の国を築くことができました。この国(ベネズェラ)もそのような預言者格の人々がいれば、スイスに劣らぬ美しい環境をもった国として世界の前に登場し得るだろうと思いました。ベネズエラは、地下資源だけ見ても世界5大資源国に入りますが、貧しく暮らしています。為政者から国民に至るまで真の父母を受け入れて、新しく出発しなければなりません。皆さんだけでも、24時間は短いと思いながら、国の永遠なる平和と発展のために努力をするならば希望があるでしょう。(2006.8.8、ベネズエラ、カラカス)皆さんがペルーを復帰するためには、多くの大学生を伝道しなければなりません。そうして、この国と私たちの未来のための指導者に養成しなければなりません。今まで誤ったすべての社会風習を浄化し、教育することができるなら、それ以上早い道はありません。大学を卒業すれば結婚適齢期に入ります。ですから、彼らが祝福を受ければ、真の家庭を築いていくでしょうし、またそのようにして社会が浄化されれば、それ以上望ましいことがどこにあるでしょうか。皆さんの二世たちが定着するためにも、まず大学生を伝道しなければなりません。(2006.8.9、ペルー、リマ)チリが発展するためには、カープが活性化されなければなりません。皆さんは、この国の未来の指導者や教会の指導者に成長し得る、よい年齢です。今の世は多くの問題を抱えています。家庭問題と麻薬問題が深刻です。エイズも問題です。また青少年問題も深刻です。大学生たちの責任が重要です。皆さんが大学にいる間、勉強も人よりできなければなりませんし、行動面やあらゆる面で模範とならなければなりません。皆さんと同じ年頃の学生たちが皆さんと友達になりたがり、み旨を共にしたがる風土をつくり、その学生たちを生かしてあげなければなりません。私たちの教会の未来のためにも、皆さんのカープ活動が重要です。学生活動は別個のものではありません。教会全体が心を合わせて、母が力インとアベルを抱くように、彼らを抱かなければなりません。教会が母の立場なので、カープも手伝わなければなりません。世は終末であると言わざるを得ません。できることはすべてして、もはや袋小路に入り、どん底の泥沼にはまり込む立場になってしまったのです。分別があり、正義感のある人々は、このみ言に接するようになれば、感覚で分かります。皆さんは、どう思いますか。南米よりもアフリカのほうが貧しいと思うでしょう。ところが、アフリカのある一人の州知事が私たちの活動に感動を受けて3万ドルを献金しました。そして自分の周辺の人たちを送るから教育してほしいと言ったのです。皆さんが一生懸命やれば、この国でもそのような正義感のある人たちに出会えるでしょう。この国の希望も、私たちの希望も、大学生たちをしっかり教育して世に送り出すことです。そして大学生たちはみな親を伝道しなければなりません。今日、皆さんは氏族メシヤの使命を果たさなければなりません。皆さんの実践いかんによって、これからは違ってくるのです。収穫するのを胸で感じることのできる時になりました。皆さんだけではなく、全霊界が動員されて、皆さんを協助しています。神様が私たちの味方であるのに、何が怖いでしょう。これからは真の父母様を明らかにすればするほど、皆さんの位置がそれだけ上昇するのです。皆さんが教育しなければなりません。自分の兄であり、弟であるという心情で教育すれば、誰もが従うようになっています。責任者たちがうまくやらなければなりません。この国が神様の前に名前を差し出せるか差し出せないかは、皆さんの手にかかっているのです。(2006.8.10、チリ、サンティアゴ)今から50年前、韓国は朝鮮戦争直後の頃で、今のアフリカや第三国よりも思わしくない国でした。その時が私たちの教会の草創期でしたが、教会の食口たちは主に中高生でした。お父様は彼らを通して、農村啓蒙と「新しい村運動」を展開しました。また将来韓国が先進国の隊列に加わるためには機械産業が重要であるということを御存じであったので、そのための準備として多くの人材の育成に力を注がれました。今、韓国は先進国に引けを取らないほど発展しました。皆さんがどのように決心するかによって、ジャマイカも変わり得るということです。一人の人が世界を動かし、変えることができるのです。お父様お一人が、世界を変えられる土台をつくられましたが、その方によって真のオリーブの木になった人たちは、世界中にどれほど多いでしょうか。この国にも祝福家庭がたくさんいます。一人ではありません。皆さんがどのように決心するかによって、この国と皆さんの氏族が神様の前に復帰される時間が決まるのです。この国を見ながら、なぜこのような天恵の自然環境をもちながら、スイスのようにつくれないのだろうかと考えました。私がスイスに行ったとき、彼らの先祖が苦労したことを知りました。その当時、先祖たちは楽に暮らすのではなく、子孫のために大変な過程を経てきたので、あのような良い環境をつくることができたというのです。ここにブルーマウンテンというコーヒーで有名な山がありましたが、その山がとても美しかったです。スイスは強大国に囲まれているので中立を守りながら富強国に成長しました。ところが皆さんの国はそのような制約がありません。皆さんがどのような心をもつかによって、皆さんの国を美しく、豊かで強い国にすることができるのに、今までそれを知らずに生きてきました。皆さんの国も一等国になることができるという希望をもってくれるよう願います。(2006.8.4、ジャマイカ、キングストン)中央アメリカのカリブ海に位置する島国、バハマは、1492年にコロンブスが新大陸を発見し、最初に上陸した国です。その後、スペインに植民地支配されてから、イギリスの領土となり、1973年7月に独立しました。約700の島から成るバハマ諸島で、「天宙平和連合祖国還元大会」を開催することは、神様の大いなる祝福であるとしか言いようがありません。この度、長い巡回旅程でしたが、新しい場所で、神様が長年の間準備された人に出会う喜びを感じながら、2006年8月4日、バハマのナツソーまで来ました。今回は、み言を伝え、祝福行事を行う巡回でしたが、ここバハマが、神様の前に再び立つことができるのは、このみ言と真の父母様を熱烈的に受け入れる道しかありません。神様の祝福が、バハマに共にあることができるよう、皆さんが一生懸命に活動することを期待します。(2006.8.5、バハマ、ナッソー)オセアニアニュージーランドは、オセアニアにおいて母の国の使命を果たさなければなりません。オーストラリアと一つになって、島国を支援し、助けてあげる責任があります。教育すべき責任があります。それが母の使命です。今までニュージーランドは眠っていました。これからは飛び立たなければなりません。皆さんにはみ言がありますし、世界的に築かれた私たちの基盤もしっかりしています。皆さんが見聞きしたことを、そのまま伝えさえすればよいのです。皆さんには教育資料がいくらでもあります。これから皆さんは成熟した立場で、これまで父母から代価なしで受けたもののお返しをする子女の立場に立たなければなりません。新たに決意しなければなりません。(2006.8.14、ニュージーランド、オークランド)オーストラリアに来る前に、イスラエルと中東地域を通って来ました。平和大使たちが先頭に立って、「天宙平和連合祖国郷土還元大会」を成功裏に終えました。良い成果を収めてその地を離れたのですが、間もなくそこで戦争が起こりました。それを思うと、平和大使たちがまぶたにちらついて、胸が痛かったです。世界的な問題をすべて解決し、宗教と人種と文化の壁を越えるには、真の父母を受け入れる道しかありません。それを啓蒙し、知らせるのが祝福家庭である皆さんです。皆さんも、中東事態に対して責任を感じなければなりません。皆さんが暮らしている地域や国で、真の父母様を広く知らせるべき使命があるということです。私たちがこうして真の父母様を中心として幸福と希望を論じ、平和を論じながら暮らしているこの時代にあって、そのようなことを全く知らずに死んでいく人類がいるということを考えてみてください。皆さんは責任感をもって、彼らをみ旨の前に立てるために先頭に立たなければなりません。(2006.8.15、オーストラリア、シドニー)かつて韓国の農村では、啓蒙運動をしながら「新しい心運動」が始まりました。皆さんは、お父様を中心として草創期に韓国の教会が発展できたことに関心をもたなければなりません。この国、ソロモン諸島は、韓国でいうならまだ草創期のようです。真のお父様を中心として、神霊と真理で礼拝を捧げていた頃をかがみとし、復興の火の手が上がるようにしなければなりません。今日、物質文明時代の弊害のうちの一つが、自然を破壊し、公害を引き起こしていることです。皆さんの国は、天が与えてくださった天恵の美を、よく育て、整えなければなりません。自然保護運動に、より積極的に立ち上がらなければなりません。ですから、皆さんが真の父母様のみ言を中心として対国民精神運動を展開していかなければなりません。(2006.8.18、ソロモン諸島、ホニアラ)パラオが大きな国々と競争し、肩を並べるためには、「原理」のみ言を伝えなければなりません。神様が創造された時の心情と、堕落した人類を復帰するために真の父母様がこの地に来られ、勝利的基台を築かれた、事情の多い内容を皆さんは詳しく知らないでしょう。それを知るようになれば、皆さんはこのみ言を愛さざるを得ず、このみ言の中心である真の父母様を愛さざるを得ないはずです。そのように愛する心で、皆さんの国であるパラオを愛さなければなりません。皆さんに反対するキリスト教徒たちは、本当にこの国を愛する人ではありません。皆さんはこれから、み言を中心とした真の愛の実践によってパラオを神様の愛する国とするために先頭に立たなければなりません。(2006.08.19、パラオ、コロール)一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ 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2020.04.13
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韓鶴子総裁御言選集 - 目次韓鶴子総裁御言選集 1 真の父母様を中心とした一つの世界 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任韓鶴子総裁御言選集 1 - 真の父母様を中心とした一つの世界第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略2. 世界宣教戦略天正宮博物館と世界本部皆さんがお母様と一つになり、一つの体制、一心一体となって実践窮行しなければならない時です。韓国から出発したこの摂理歴史が本流です。大きな潮流になって、五大洋六大州を巻き込み、通り過ぎる場所ごとに生命体が復活するようにしなければなりません。その仕事を私たちは積極的に現実化しなければなりません。そのためには、皆さんが大陸ごとに報告した良い点を見習うように努力しなければなりません。朝、各家庭や教会で訓読をしながら精誠を尽くさなければなりません。そうしてこそ霊界が動員されるのです。これから皆さんは怖れることはありません。皆さん自身だけではありません。立体的に皆さんを通して役事が起きているのです。それを実感して、切迫したこの時を感謝する思いで暮らさなければなりません。そうでなければ、皆さんだけでなく、皆さんの後代まで悔いが残ることでしょう。(2014.10.27、天正宫博物館)大きな川の流れになって、大海に早く流れていくためには、そのように行く道において、すべての支流が合流しなければなりません。天正宮博物館を中心として、天政宛と世界本部を通して、全世界的に私たちは一つです。これからはすべての機関が自立しなければなりません。そのために努力をして精誠を込めなければなりません。私は後代のためにできるだけ若い人たちを登用しています。今後もさらに年齢層は低くなるでしょう。そうするしかありません。私たちの未来のためのことです。後継者を育てなければなりません。それゆえに、私がお父様の聖和後に最初に着手したのが二世教育です。キリスト教の歴史だけを見ても、キリスト教がローマに認められた時は300年を越えていました。しかし、私たちは違わなければなりません。真の父母の在世時にやり遂げなければなりません。そのためには、すべての機関が一心一体となつて実績を収めなければなりません。(2014.10.27、天正宮博物館)春は希望の季節です。私たちの夢を大きく、広く、高く育むことのできる季節です。しかし、このような季節に、この国と世界から耳に入ってくるニュースはあまりにも惨憺たるものです。世界はあたかも船長がおらず、羅針盤ももっていない船のようです。いつ風浪に遭って座礁したり、暗礁にぶつかって沈没したりするかもしれない不安な状態です。このように混乱した時期に、全世界の統一家の祝福子女をはじめとする統一の勇士たちが立ち上がらなければなりません。いつまでも傍観して待つことはできません。私たちに与えられた祝福を私たちだけのものと思ってはいけません。すべての人類に、真の父母様が天の父母様と共に役事されていることを知らせなければなりません。天正宮博物館の聖地を中心として、天の父母様が直接治められる摂理時代を開きました。このような祝福を私たちだけのものとして残してはいけません。これからは、真の父母様に似た真の子女として氏族メシヤの使命を果たさなければなりません。そうしてこそ先祖の位置に立つことができるのです。その責任を全うするために立ち上がらなければなりません。これ以上待つことはできません。今も真の父母様が健在であられることを知らずに死んでいく人たちがどれほど多いでしょうか。同時代圏に生きながらも摂理歴史を知らずに、6000年にして初めての天の驚くべき恩賜も知らないまま、悲惨に流れていく兄弟たちがいることを考える時、私たちは両腕をまくりあげて力強く立ち上がらなければなりません。(2014.5.11、清心年和ワールドセンター)皆さんは真の父母様を堂々と宣布して、真の父母様によらなければこの国と世界の生きる道がないことを証しなければなりません。それだけが、私たちが天の前に感謝して報いる道です。今は行動しなければならない時です。私は全世界を言語圏で分けました。全人類に1秒圏で共に摂理歴史に同参できる機会を与えようと思います。また世界と大陸を抱き得る特命総使たちを任命しました。彼らは摂理の一線で皆さんと共に仕事をして、世界の人々に真の父母様を証すことになります。ここに集まった皆さんも、一つの心と一つの志にならなければなりません。彼らが行く所に共にあるという心情で、皆さんの心を一つにしてくれると有り難いです。これこそが、この春に世界人類に与える希望のメッセージです。(2014.5.11、清心平和ワールドセンター)国家メシヤと大陸責任者、そして特命総使たちは、責任意識をもって各国と大陸をどのようにしたら天の側に返せるかを考えなければなりません。キリスト教の歴史を見ても、一人の最高指導者がキリスト教を受け入れたことによって、その国の国教になりました。今、世界中が混沌状態にあります。方向がありません。私たちが乗り出さなければなりません。一分一秒を惜しんで、一人でも多くの生命を救うことのできる道を模索しなければなりません。天は私たちの知らぬ間に準備してこられました。その準備なさった天の手を、私たちがしっかりと握らなければなりません。その結果が現れるようになっています。このような点から、皆さんは時間を浪費してはいけません。世界の随所に、それなりに善良に生きようと努力している人たちがいます。その人たちは摂理は知りませんが、誠実で善良に生きようと努力しています。そのような人たちに私たちがみ言を伝えれば、どれほど感謝して受け入れることでしょうか。私一人がみ言を伝えることによって、隣人と氏族と国を天の側に返すことができるならば、どれほど尊いことになるでしょうか。私は、バンヤンの木を見ながら、「この木は天が祝福してくださった役割を果たしているのだな!」と思いました。その木のように、私たちを祝福してくださった天の貴いみ意を知って、その祝福を世の中に分け与える祝福家庭にならなければなりません。天正宮博物館に世界本部を置きました。これからは天の父母様が直接治められます。小さな力、小さな精誠でも真の父母様と一致し得る瞬間瞬間を、皆さんは逃してはいけません。皆さんの残された生涯を、名もなく光もなく流れるままに放っておいてはいけません。私たちはこの世界の人類にとって夢であり、希望です。皆さんが行く場所ごとに幸せな環境をつくらなければなりません。そこにおける中心は真の父母です。真の父母様に侍って歩む皆さんの行く手には、限りない勝利と発展があることでしょう。(2014.5.11、天正宮博物館)国家の復帰の必要性皆さんはこれまで不足だったことを悔い改めて反省しながら、残された生涯に最善を尽くして、天の前に栄光をお返しすることを誓わなければなりません。これからは私たちの教会にサタンが侵入し得る隙を与えてはいけません。一つにならなければなりません。私の声、あなたの声を出さずに、一つの声を出しなさいということです。そうして、この国と世界に向けて天の父母様と真の父母様の位相を立ててさしあげなければなりません。私がいる時にそうしなければなりません。そうしてこそ、皆さんはこの時代を生きた人として、祝福家庭として後代に恥ずかしくない立場になるのです。指導者と食口たちは心を一つにして、み旨成就のために、この国と世界の復帰のために決意して立ち上がるのです。(2014.7.1、天正宮博物館)「世界平和統一家庭連合」が、天の父母様と真の父母様の夢、人類の願いをかなえるために、最初に探すべきものは何でしょうか。天が準備した選民であり、真の父母が誕生した韓国であることを、皆さんがこの国の民に伝えなければなりません。長い歳月の間、御自身の夢をかなえてくれる真の父母を待ってこられた天の父母様です。困難な環境圏で真の父母が地上に誕生し、摂理歴史を展開するにあたって天が準備したキリスト教の基盤の協助がない中、どん底から出発して上がってくるしかなかった50年の切迫した瞬間を私たちはたくさん体験しました。本来、神様の計画は国家的基盤の上にメシヤを送り、その国家を通して、世界のすべての国が摂理に同参することを願われました。お父様が生きておられる時に皆さんによって国家を復帰し、その状態において神様の祖国の選民の立場で、お父様を霊界に送ってさしあげるべきでした。それが子としての道理です。皆さん祝福家庭は悔い改めなければなりません。(2017.1.3、天正宮博物館)私たちの目標は、再臨主、真の父母の環境圏をつくることですが、急を要するのが国家の復帰です。お一人は霊界に行かれましたが、私のいる間に必ずその環境圏をつくらなければなりません。皆さん、どれほど自信がありますか。いまだにこの国の民は真の父母を知りません。文明の利器であるインターネットによって1秒圏時代に突入しましたが、私たちは天が下さった文明の利器を利用して先頭に立てずにいます。皆さん一人によって、10人、100人が一度に同参できる方法を天がすべて教えてくださいましたが、それを十分に利用できずにいるのです。敵陣の中で最も重要な高地を占領してこそ勝利できるのですが、現在皆さんはどの高地に向かっていますか。国家の復帰という高地です。その高地を占領するためにすベての機関が協助しなければなりません。元老、平和大使、国家メシヤ、祝福家庭が天一国定着と国家の復帰という遠大な目標を目指し、一つになって総進軍しなければなりません。高地を占領するためには皆さんが一つにならなければなりません。高地に向かう時、目標は一つです。そこに総進軍しようと決心するならば希望があるのです。これまでお父様に奉献できなかった課題を必ず成し遂げてさしあげようという決心のもとに総進軍するならば、私たちは成せるのです。(2017.1.3、天正宮博物館)今や私たちは、国家の復帰だけをすればよいのではなく、世界の復帰をしなければなりません。天は真の父母のために多くの環境圏をつくってくださいましたが、人間が責任を果たせませんでした。それゆえに困難な過程を経てこざるを得なかったのです。真の父母が国の主人であり、世界の主人です。創造主である天の父母様の夢をかなえてさしあげられる方は真の父母です。それゆえ、真の父母の教えと一つになれる国は栄え、一つになれない国は滅びるというのが原則です。今、世界中で多くの問題が起きていますが、強大国たる国々は自国の利益を先に考えています。天のみ旨はそうではありません。彼らが語り、主張することは長続きしません。ですから、皆さんが先頭に立たなければなりません。天は世界的な基盤をすべて築いてくださいましたが、皆さんが責任を果たせなければ深刻になるのです。責任を果たす際は、上下にこだわらずに、摂理を完成させ、み旨を発展させなければなりません。生涯を終えるその日までに必ず国家の復帰と世界の復帰を成し遂げようという覚悟で進まなければなりません。(2017.1.3、天正宮博物館)真の父母様が生きておられる間に、必ず責任を完遂しなければなりません。神氏族メシヤとして天一国を天の前に立ててさしあげなければなりません。いわば国家の復帰です。信仰の祖国、神様の祖国を世に示さなければならないのです。天の父母様と真の父母様だけが私たちの唯一の誇りです。み言を通して神霊と真理で生まれ変わり、2020年までにこの国を神様の祖国として捧げなければならないのです。目標が定められたら、それを成し遂げるまで死を覚悟して歩み、必ず成就しなければなりません。私はここに座っている皆さんをみな、未来の誇らしい先祖、真の主人の座に連れていきたいと思います。皆さんはみ言の前で疇躇することがあってはいけません。面ごと村ごとに、山奥にいる老人にまでみ言を伝えなければなりません。同時代圏に生きていながら、それも韓国に住んでいながら、真の父母様の記憶の中に残ることができないならば、どれほど悔いが残るでしょうか。すべての問題解決のマスターキーは真の父母です。これを世の中に知らせ、教育することによって、彼らが生涯を終える前に責任を全うすることができるように、道を開いてあげなければならないのです。(2015.4.24、天正宮博物館)今、全世界は混乱と混沌の中にあります。大国と言われる国々は先に自国の利益を考えます。小さな国々も同じです。宗教圏も同じです。それではどのようにして世界を一つにするのでしょうか。方法は本質を教えてあげることです。神様について分かるようにしてあげなければなりません。神様の願いや夢が何であったかということが分かるようにしてあげなければなりません。それが分かるようにしてあげられる方は、ひとえに真の父母しかいません。真の父母のみ言とみ旨を知らなければ一つになれません。私たちが目標としていること、計画していることを必ず成就しなければなりません。躊躇してはいけません。時はいつも私たちにあるわけではありません。今、世界が回り、この国が回る様子を見た時、天は私たちに機会を与えられたのです。人間の力ではできないことです。ですから、私は本質を知らなければならないと強調しているのです。神様を知らなければなりません。本来この宇宙の主人は創造主、神様であられます。神様を知らなくては解決方法がありません。神様を知っている皆さんは、堂々と強く出ていかなければなりません。宗教が願うものは真の父母です。真の父母によらなければサタンの血統から抜け出すことができません。皆さんは、今や死を覚悟して、皆さんの生涯において革命的な仕事をしなければなりません。誰かがやってくれるだろうと願わないでください。皆さんに怖れることがありますか。私たちが教育して教えてあげなければなりません。人類は無為な歳月を送っています。神様を知り、真の父母様を知って、神様のもとの一つの世界という一方向に進むようになれば早いのです。彼らの願いも、平和で自由な世界です。そのような世界をつくろうとするならば、求心点がなければなりません。一つにならなければなりません。真の父母を中心として一つにならなければなりません。(2017.2,9、天正宮博物館)今から私たちの摂理、真の父母様の摂理は国を探すことです。世界を相手にするならば、少なくとも2020年には7ヵ国以上が復帰された基準で天を迎えなければなりません。そのような覚悟ができていますか。返事だけで終わってはなりません。実績を見せなければなりません。そのためには、真の父母様こそがすべての人類の難問題である人種問題と宗教問題を解决することができるということを、皆さんが知らせなければなりません。私たちの目標は一つです。真の父母様と一つとなった国、神様の祖国建設という目標に向かって一つにならなければなりません。私たちのすべての機関は、真の父母様を知らせるための教育をして、真の父母様によって新しい生命に生まれ変わる祝福家庭になれるよう導かなければなりません。(2015.9.17、天正宮博物館)私が地上にいる間に天の夢をかなえてさしあげなければなりません。特に韓民族の無知を悟らせなければなりません。そのためには皆さんはどうすべきでしょうか。人から変えていかなければなりません。氏族メシヤの責任を果たじて国家の復帰をしなければなりません。私たちの宗教を国民宗教にすると言いますが、国民宗教とは真の父母教です。真の父母に侍る国にならなければなりません。真の父母と一つとなった国を真の父母の在世時につくらなければなりません。このみ旨は発展するようになっています。ただ一つの道です。(2016.4.6、天正宮博物館)世界宣教戦略戦略国家、すべての国に戦略が必要です。今、全世界的に大きな宗教紛争が起きています。数日前にフランスで多くの人が死にました。この問題を解決し得る団体は、地球上に「世界平和統一家庭連合」しかありません。それだけでなく、今、中国はどのようなことをしていますか。中国は大きいわりに海の領域が少ないです。ですから人工島をつくり、海洋圏を拡大しようとするのです。これは国境線問題です。この問題も解決し得る団体は家庭連合しかありません。真の父母様しかいません。全世界的に起きているすべての出来事を見ると、現在の体制では解決する方法がありません。国ごとに家庭問題、青少年問題が深刻です。私たちはこれを解狭できる答えをもっています。そのような面で小・中・高等学粮から教育をしなければなりません。(2015.7.17、天正宮博物館)キリスト教の歴史の中では、王や総督の泱心によってキリスト教を受け入れた例が数多くあります。皆さんの活動でも、そのような奇跡が起き得るのです。今までこの一時をおいて天が黙っていたでしょうか。地上が相対基準を立てることができなかったので実が結ばれなかったのです。今や皆さんも一人前になったと見なさなければなりません。いつまでも父母様に頼っていてよいでしょうか。皆さんが実を結ばなければなりません。切実に精誠を込めながら天の前に祈ってみてください。父母様は皆さんにすべてを与えてくださいました。皆さんの報告が、天が答えられる境地まで達するには、さらに精誠を尽くさなければならないでしょう。皆さんに方法を教えてあげるつもりです。皆さんの歩む道には、なぜそのような奇跡が起きないのでしょうか。皆さんが精誠を込めてもいないのに一日にして奇跡が起こることを願うというのはあり得ないことです。今回、戦略国家として選定された国は、何とかして統一家のすべての食口たちが一つになって勝利できるようにしなければなりません。それが今日の皆さんの最高の目標とならなければなりません。(2016.7.17、天正宮博物館)これからは言い訳をしてはなりません。難しいという弁解をしてはいけません。肯定的でなければなりません。「できる、やればできる」という生活態度が皆さんの身についていなければなりません。世界的に統一教会の地位は飛躍しました。過去とは違います。人類文明史もそうです。ますます便利で速く、時間と空間を超越する文明の利器が誕生しています。それを最大限利用して、人類の前に真の父母様を知らせなければなりません。「真の父母様が来られて、人類のためにこのように多くの御苦労をなされ、天一国を開いてくださった。人類がみな天一国の民となることができる機会が開かれた」と言って教育しなければなりません。(2015.6.22、天正宮博物館)世界の多くの国々に宣教師が派遣されましたが、統一教会がいまだに認められていない国がたくさんあります。ヨーロッパだけ見てもそうです。キリスト教文化の本山地であるがゆえに、私たちは多くの迫害を受けました。しかし、これからは新しい時代です。キリスト教文化は過去のものです。未来へと行ける道は私たちにしかないのですが、これを伝えて教育しなければなりません。人を成長させるには「原理」のみ言が重要です。「原理」のみ言で成長できない人は、揺れる葦のように、環境によって、あちらに傾きこちらに傾くようになります。ところが「原理」を知っている人は揺れません。それゆえに、私は神霊と真理で教会を革新し、二世教育、人材養成に力を注いでいるのです。(2015.6.22、天正宮博物館)韓国(の統一)教会は伝道をたくさんして、世界に宣教師をたくさん送り出すことのできる中心国にならなければなりません。宗主国にならなければなりません。そのような点で、私は青年運動とカープにとても関心があります。私たちが生きているこの時代の目標は天一国です。天一国の民をたくさんつくってさしあげる孝子と忠臣にならなければなりません。それが皆さんの氏族を生かし、人類を解放してあげる道です。収穫の季節、伝道しやすい季節です。昔と違って私たちは伝道方法においても先を行かなければなりません。また、感謝して幸せに出発しなければなりません。一つの生命を探し出すことが、どれほど幸せなことか分かりません。青年たちが蘇らなければならないし、教会が復興しなければなりません。そうすれば、全体が生きるのです。(2014.10.1、天正宮博物館)私は一度決心して皆さんに話したことは必ず成し遂げます。問題は皆さんです。そのような面で私が地上にいる限り、皆さんを積極的に協助するつもりです。皆さんも同じです。私が地上にいる時に勝利しなければなりません。私たちは真の父母様を中心として、天の父母様の願い、真の父母様の願い、人類の願いをかなえなければなりません。真の父母様に侍って、摂理の役事を新しく進めて発展させているこの姿を世界の人が知るようにしなければなりません。今回指定された各大陸で責任を果たすべき国々は最善を尽くすよう願います。(2016.720、天正宮博物館)韓国語を学びなざい「ハナニム(神様)」という言葉を分析すれば「ハナ」は一番目、または唯一であることを意味し、「ニム」は尊称語として使われます。お一人であられる神様です。自然のすべての音を表現できるのが韓国語です。音をそのまま発音することができるのです。最も科学的であると同時に理想的な言葉です。お父様が韓国語を学ばなければならないと強調された理由の一つは、神様は韓国語が最もお好きだからです。数十億人類が使う言葉はすべて違いますが、神様の心の琴線に触れ、心情に響く言葉は韓国語です。神様を解放してさしあげる言葉が韓国語なのです。アダムとエバの堕落以降に孤独で悲しい恨の歴史を過ごしてこられざるを得なかった神様の心の琴線に触れ、心を開くことができるようにした言葉がお父様から始まったのです。(2006.6.18、モンゴル、ウランバートル)韓国語は神様にとって最も心情的に響く言葉です。真の父母様によって神様の心情が開かれたのです。世界には数多くの言語がありますが、それらは神様がおつくりになったものではありません。堕落後に人間がつくったものです。韓国語はとても簡便でありながら科学的です。また、どんな音でも表現できます。神様は人類を愛しておられるので、韓国語を誕生させたのです。韓国語は、基本的なことさえ分かれば実に簡単です。韓国語は父子の関係を立てることができる言葉です。縦的な言語なのです。神様の心情を開くことができる言葉です。神様が最初にお聞きになる言葉であり、神様が使われる言葉です。その事実を知ったなら、韓国語を学ばなければなりませんか、学ばなくてもよいでしょうか。(訓読する時は)私たちだけが聞くのではなく、神様とすべての霊界の先祖が共に訓読するのに、どこの国の言葉に統一しなければならないでしょうか。韓国語で(訓読)しなければなりません。私は世界を巡回しながら皆さんの立場を考えて、英語やその国の言葉で訓読しますが、原則は韓国語ですべきなのです。(2006.6.24、ラトビア、リガ)韓国語は神様が最も好まれる言葉です。世界人類は6000を越える言葉を使っていますが、神様の心に響く言葉は多くありません。神様の心情と事情を知って慰労してさしあげ、神様の恨を解いてさしあげる言葉が韓国語です。また、韓国語は科学的です。いかなる自然の音もすベて出すことができ、そのまま表記できます。また大人と子供に対する言葉が違います。おじいさんとおばあさんと共に3代が一家族で生活しているとした場合、3歳の子供がおじいさんに「君、御飯食べた?」と言うのが英語です。韓国語には「お食事召し上がりましたか」という尊敬語があります。それゆえ、天に侍って生活するのに近い言葉なのです。ひとたび皆さんが文法を理解できれば、早く身につけられるのが韓国語です。(2006.7.3、ポーランド、ワルシャワ)神様の耳に最も心情的に響く言葉はどのような言葉だと思いますか。人類歴史において多くの聖人たちが現れては去り、彼らが神様の前に懇願しながら精誠を尽くしましたが、神様の心情を知って慰めてさしあげ、神様を解放してさしあげた方が真の父母様です。神様の耳には、真のお父様が語られる言葉以外には響きません。お父様と心情的に一致するためには、韓国語が最高であると言えます。若い二世たちが必ず学ばなければならないのが韓国語です。だんだん二世が増えるようになってきたら、皆さんも韓国語を学ぶことに気を遣わなければなりません。言葉を最も早く学ぶ方法は、歌を通して学ぶことです。アメリカのシアトルに住む祝福家庭は、二世を中心として合唱団をつくりました。私が世界巡回をした時、白い肌に金髪と黒髪の子供たちが韓国語で歌を歌う姿がどれほど美しかったかしれません。その合唱団に「鮮鶴合唱団」という名前をつけてあげました。その合唱団が韓国まで来て公演をしました。私は行く先々で二世たちにたくさん会いますが、韓国語を学ぶ際には歌を通して習うと早いので、できるなら合唱団をたくさんつくりなさいと言いました。(2006.7.2、マルタ、バレッタ)一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ 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2020.04.13
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韓鶴子総裁御言選集 - 目次韓鶴子総裁御言選集 1 真の父母様を中心とした一つの世界 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任韓鶴子総裁御言選集 1 - 真の父母様を中心とした一つの世界第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略1.神氏族メシヤ活動と教会復興真の父母を証しなさい一刻も早く真の父母様が来られたことを全世界の人類に知らせることが急がれています。真の父母様が来られたことを人類に知らせることが、未来において私たちの大きな資産になります。いまだにキリスト教徒は再臨主、メシヤを待っています。すでに私たちは成約時代を越えて、天一国を開いているのに、彼らは摂理的な時を知らずにいます。私たちは、じっとしているわけにはいきせん。あらゆる方法を動員して、メシヤが来られたことを知らせなければなりません。さらに真の父母様が来られ、人類を救うために生涯をかけて築いてこられた実績をこの世に知らせなければなりません。それは言葉で言ったからといって、できることではありません。いかにして伝道で教会活動に火をつけるのかを考えなければなりません。70億人類が、真の父母様が来られたという知らせを聞くことができずに霊界に行ったとしたら、彼らは皆さんに何と言うでしょうか。「私たちとあなたは、真の父母様と同じ時代に呼吸して生きていたのに、なぜ私たちには真の父母様のことを知らせてくれなかったのか。なぜ真の父母様を紹介してくれなかったのか。私が真の父母様のことを知っていたら、あなたよりもよく侍っていただろうに」という讒訴を受けることになるのです。皆さんが真の父母様を証す使命を果たせないならば、そのような讒訴から逃れることはできません。(2013.420、天和宮)真の父母様は永遠なる父母様です。父母様が歩まれる道の先には巨大な本流だけがあるのであって、枝はあり得ません。支流は本流につながらなければ死んでしまうのです。生命がなくなります。皆さんがみ旨に従ってきた時は、真の父母様に従ってきたのであって、ある個人に従ってきた道ではありませんでした。皆さんの色を明確にしなければなりません。生命水か濁った水かということです。生命水は本流です。腐った水になってはいけません。自分の行く道が死にいたる道であり、生命のない道であるならば、愚か者でないかぎり、生命のある所にいなければなりません。真の父母様は後にも先にもないお方です。聖書でも「イエス様を否定することは許されるけれど、聖霊に逆らえば許されることはない」(マタイI2:32参照)と言われました。その言葉は、真のお母様に従わない人は本流について行けない人だということです。そうなった場合は救ってくれる人がいません。皆さん、周辺の人々を愛する心があるならば、死生決断をしなければなりません。彼らの生死だけが問題ではないのです。子孫を考えなければなりません。再び天の前に、今日のような堕落した世界の痕跡を残してはなりません。(2014.11.20、天正宮博物館)真の父母様はどん底から踏んで上がってこられました。そうして神様を解放してさしあげ、2013年に天一国を開きました。真の父母様を中心として一つの体制に進まなければなりません。機関やすべての面で総合した一つの体制となって、父母様を中心として縦的に隊列を合わせて進んでいくべき時なのです,私の夢が皆さんの夢です。皆さんが生涯を終える日までに、必ずこのみ旨を真のお母様と共に成し遂げなければなりません。それが天の願いです。真の父母様が地上にいらっしゃる間に、73億人類が知らなければなりません。私たちの行くべき道を知らせなければならず,見せなければなりません。(2016.10.6、龍平リゾート)人類は、天と人類が願う平和の世界、戦争と辛苦のない自由な世界を渴望してきましたが、今までの歴史はそのとおりにはなりませんでした。しかし、お父様は、蕩減復帰の摂理歴史を勝利へと導いてこられました。皆さんの前に数えきれないほどの悲痛や悲しみ、そして痛みがありました。蕩減というものがそうです。すべてを探し出して私たちに与えてくださいましたが、その責任が果たせない場合には、私たちにも蕩減が生じるのです。私たちに残された生涯のうちに、天の父母様の願いをかなえてさしあげなければなりません。これまでの46年の間に人類が30億から70億になりましたが、地の果てまで天の父母様を知らない人がいないようにしなければならないのが私たちの責任です。孝子や忠臣という言葉は、楽な立場で口にすることのできる呼称ではありません。父母様のために死生決断し、国のために全力投球しなければなりません。そのような心情と実践がないとすれば、そのような称号は受けられません。今のこの時が歴史的に最も恵まれた幸せな時期であることは間違いありません。しかし、皆さんが責任を果たせなくなれば最も悲惨になるのです。なぜでしょうか。皆さんが伝道できずに逝くようになれば、人類が皆さんのことを讒訴するからです。「なぜあなただけ祝福を受けて楽しみながら、私たちには教えてくれなかったのか」と言うのです。後に地の果ての人までが食口になって、このみ旨を知るようになった時に、そうなります。そのように待ちこがれた再臨主、メシヤ、救世主が来られて同じ時代に呼吸して生きていたのに、一度も地上でそのお姿にお目にかかれなかったことに対する悔いが、そのような人たちに残るようになるのです。それゆえ、皆さんに大きな蕩減が生じ得るということを知らなければなりません。(2013.2.10、天正宮博物館)聖書のローマ人への手紙を見ると、野生のオリーブと真のオリーブの木に関する例え話があります。野生のオリーブそれ自体では真のオリーブになれません。主人が来て接ぎ木をしてあげなければなりません。そのように接ぎ木をするのは易しいことではありません。接ぎ木される野生のオリーブには責任があります。根を深く下ろしてこそ困難な環境圏で生き残ることができるのです。皆さんは真の父母様によって祝福を受けました。それでは、祝福家庭としてどうすべきでしょうか。皆さん自身だけの祝福で終わってしまっては、今日、真の父母様と共に生きている意味がありません。祝福家庭は責任を果たさなければなりません。自分の家庭の祝福だけで終わってはいけません。私の隣人、私の氏族、私の国に真の父母様が真の主人であるということを明らかにしなければなりません。そのことだけが、皆さんにとってこの時代に真の父母様の摂理歴史に参加したという栄光が受けられる立場に向かう道であることを肝に銘じてください。祝福家庭は、周囲に真の父母様の顕現を宣布し、真の父母様の教えで真の愛を実践することによって、氏族メシヤの責任を全うしなければなりません。今日、世界的に悲惨な姿で死にかけている人類をながめているだけでよいのでしょうか。私たちが彼らを教育して、真の父母様の子女として立たせてあげることが、私たちが願い、天が願われ、人類が待ちこがれる一つの世界を成すことのできる唯一の道なのです。(2015.3.3、清心平和ワールドセンター)私はウイーン所在の国連事薇局でも堂々と話しました。国連は70年の間、世界平和のために努力し、多くのことをしてきましたが、結果的には今、崖っぷちに追い込まれています。そこで、国連がまず神様を真の主人として侍り、真実を明らかにしなければならないと話しました。そうしてこそ、もつれた糸巻きのような世界がすべてほどけて、一つの世界になることができるのです。そこで責任を全うする祝福家庭になるには、真の父母様を知らない隣人や国や世界の人がいてはいけません。真の父母様を知らせなければなりません。キリスト教文化圏では再臨メシヤを2000年間、待ちました。彼らの文化は大したものです。しかし、実質的内容がありません。それゆえ、真の父母様と同時代圏で共に生活しながら、神様を中心とした人類一家族を成し遂げるために最善を尽くさなければなりません。その責任とは、氏族メシヤの使命を果たすことです。いつかは皆さんも霊界に行くではないですか。皆さんが霊界に行ってどのような生活を送るようになるかは、地上で皆さんがどのように行動し生きるか、どのように「ため」に生きる真の愛を実践したかにかかっています。それは全人類に真の父母様を知らせてあげること以外にはありません。70億人類は孤児です。孤児に親を教えてあげるのに何の問題があるでしょうか。希望です。皆さんの行動と責任いかんによって、希望をどれほど広められるかによって、永遠なる世界における皆さんの位置が決まるのです。今、体がしんどいからといって、100年も生きられない肉身生活のために楽に歩もうと思うのは誤った考えです。皆さんはヨーロッパと一つになって、キリスト教文化圏を一日も早く解披させてあげなければなりません。かわいそうでしょう。2000年の間苦労しましたが、結果的には中身のないものにしかなりませんでした。真実を知らせなければなりません。真の父母様だけが彼らにとって希望であり、.未来の栄光の立場、祝福された立場に行く道であることを、皆さんが悟らせてあげられたらと思います。(2015.5.24、こューヨーク、マンハッタンセンダ-)お父様は最後に逝かれながら、「氏簇メシヤの責任を全うしなさい」と頼まれました。どれほど皆さんは深刻に実践躬行したでしょうか。きょう私たちは、この場において世界の食口たちと共に、これまでみ言どおりに実践しようと努力し、氏族メシヤ430家庭を完了した二つの国の食口たちを祝い励ましながら、「私もあのようになろう」という誓いを立てなければなりません。祝福とは、皆さんが真の父母様によって生まれ変わり、新しい生命を受けた立場です。堕落した世界が汚染されて濁っている世界だとすれば、皆さん祝福家庭は新しい澄んだ水です。生命水です。しかし、皆さんには責任があります。澄んだ水であっても滞っていれば腐ります。動かなければなりません。大海を望みながら流れていかなければなりません。この真なる生命水が流れていく所には、死にゆく生命体が息を吹き返すようになります。それが、私たちの実践すべき氏族メシヤの責任です。今や氏族メシヤの運動は、巨大な波となって、タイとフィリピンを越え、アジア諸国を経て、ヨーロッパ大陸、南北米大陸、アフリカ大陸、オセアニアと中東を経て、巨大な大海に集まりつつあります。この巨大な波が通り過ぎる所ごとに、数え切れないほどの生命体が新しく誕生するでしょう。今の世の中には、私たちが期待できるものは何もありません。彼らに真の父母を知らせてあげる道しかありません。そうして、私の家庭、氏族、国が真の父母様と一つになり、巨大な波に乗って五大洋六大州を駆けずり回れば、天の父母様が願われ、人類が願った「ワン・ワンワ—ルド・アンダー・ゴッド(One World under God)」、神様のもとの一'つの世界である地上天国が成されることでしょう。その日のために、全世界の祝福家庭と統一家のすべての食口たちが、一心・一体・一和・一念の心情、真の父母様と絶対信仰・絶対愛・絶対服従の心情で一つになって進まなければなりません。皆さんは、孤児のように苦しんでいるかわいそうな兄弟姉妹たちを、黙って見物ばかりしているつもりですか。皆さんが立ち上がらなければなりません。私たちは世の中に堂々と「真の父母が顕現なさった」という事実を知らせなければなりません。「このように真の父母の業績は偉大である」ということを知らせなければならないのです。怖れないでください。皆さんが真の父母様の名をかけて進む所には霊肉界が共にあるでしょう。何が怖いでしょうか。堂々と叫んでください。堂々と真の父母様の息子、娘であることをこの世に誇ってください。そうしてこそ、天一国に70億人類を天一国の民として案内する先祖の位置に立つことができるのです。(2014.10.26,清心平和ワールドセンター)祝福を受けた皆さんの家庭には子供がいることでしょう。「子供を生んだから、自然に育ってくれるだろう」という父母はいないでしょう。自分よりも優れた人になることを願う心は、世の中の親も統一家の祝福を受けた親もみな同じです。皆さんは「原理」のみ言を通して教育を受けた人たちです。お父様は聖和されるまで、生涯を通じて皆さんを教育し、真の人に育て上げるために苦労されました。皆さんは父母様や天に対して借りが多いのです。統一家の一世が責任を全うするためには、またお父様のみ言に従って皆さんが天の父母様の願いをかなえてさしあげるためには、皆さんだけが祝福を受けるのでなぐ70億人類を、祝福を受ける立場に導かなければなりません。周辺について、氏族、民族、国家、世界について考える時、先に祝福を受けた皆さんは、天の父母様が願われるその日を成してさしあげるための環境創造をしなければなりませんでした。数十年の間、皆さんは真の父母様のエキスを受けて育った立場です。それならば、皆さんは天に報いる生活をしなければなりません。氏族メシヤの使命を果たさなければなりません。すでに皆さんがすべきであった環境創造です。それがなされていたら、その圏内にある人たちは摂理歴史の流れをすべて知ることができるのです。(2013.5.2,天和宮)皆さんは変わらなければなりません。皆さんは真の父母様に出会いました。真の父母様によって祝福を受けました。皆さんはこれ以上、野生のオリーブではなく、真のオリーブです。皆さんはこれ以上堕落と関係のない立場にいるのです。それなら皆さん一人だけが、そのような立場にいてよいでしょうか。天の父母様の願い、真の父母様の願いは、70億人類を天の父母様の子女として祝福してあげることです。この真実を知ったら、今日の人類は一つに集まることでしょう。そうなれば、自動的に一つの世界、地上天国を成し遂げることができるのです。ところが祝福を受けた皆さん、先に召命を受けた牧会者たちには責任があります。その責任は、真の父母が代わりに果たしてあげることができません。皆さんが果たさなければなりません。真の父母様がすべて見せてあげ、実践して勝利的な基盤を築いてくださったので、皆さんはそのまま従って責任さえ果たせばよいのです。皆さん一家庭が祝福を受けたからといって、その場にとどまっていてはいけないという話です。今日、世界中に起きている混乱扰態を克服していけるように私たちが教育しなければなりません。それゆえ、私は韓国と日本、そしてアメリカでも、この問題を解決していくことのできる教育を継続することが氏族メシヤの責任だと話しています。真の父母と同時代圏に生きていたにもかかわらず、知らなかったという人がいてはなりません。それでこそ、皆さんも永遠なる世界で自由になれるのです。堕落した人類歴史6000年にして訪れた最も大きな祝福です。これを一人だけでしまっておいてはいけません。私たちには二世と三世、未来があります。どれほど皆さんが環境を拡夫するかによって子孫が自由になれるのです。子供たちが自分たちよりも良い暮らしを送ることを望むのが親の心です。そうだとするなら、皆さんはあの世に行くまでに子女たちのために責任を全うしなければなりません。(2015.12.12、アメリカ、ラスベガス国際平和教育院)今まで蕩減復帰の摂理歴史を導いてこられた天の父母様は孤独でした。全知全能であられ、万王の王であられるはずの神様は孤独であられました。なぜそうなのでしょうか。民のない王があり得るでしょうか。皆さんは霊界の先祖を解怨しなければなりません。お父様は420代まで先祖を解怨しなさいとおっしゃいました。堕落以障、聖書で言う6000年という長い歳月を通して形成されてきた霊界です。彼らは神様と何の関係もありません。み旨を知りません。真の父母様によって祝福を受けた皆さんは、皆さんの先祖を解怨し、祝福してあげて、善霊にしてあげなければなりません。それが今日、皆さんが責任を果たすべき氏族メシヤの使命です。そのようにして霊界の環境圏を広げていかなければなりません。天の父母様、真のお父様の民がたくさんいなければならないという話です。地上にいる皆さんがその責任を果たすことで、お父様が全世界的に摂理の役事をより活発に進めることができるようになるのです。み旨を知らず、真の父母様を知らない70億人類がいます。彼らにも人生の道、希望の道を開いてあげなければなりません。(2015.5.30、アメリカ、ラスべガス国際平和教育院)み言の伝播と真の愛の実践先に導かれた皆さんが、神様の事情と父母様の心情のこもったみ言を100パーセント他の人たちに伝えてあげなければなりません。そのように、皆さんにはみ言を伝える責任があります。腐った果物を食べている人に新鮮な果物を食べなさいというのに、嫌がる人がどこにいるでしょうか。世の中の人々にも選択する機会を与えなければなりません。それが皆さんの責任です。この世で生きたとしても、わずかな期間です。100年生きるのも大変です。健康な姿で100歳を越えることができないのが現実です。母親のお腹の中で赤ちゃんが10力月間いるのと同じです。10力月たった赤ちゃんが出てこないとしたら、母親も赤ちゃんも死んでしまいます。私たちの行くべき所は霊界です。そのように神様が創造しました。私たちは、行くべき所に見合った姿になって入らなければなりません。この世は真の愛を実践するために創造された所です。皆さんは、家庭や氏族、国のためにそのように生きているのかというのです。これから、そのように生きていくと決意しなければなりません。(2006.7.7、ボスニア、サラエボ)皆さんは、み言を生活で実践して成果を収めなければなりません。皆さんの親戚や兄弟、あるいは身近な人たちからみ言を伝えていき、祝福を受けさせ、血統を転換させなければなりません。堕落した世の中を野生のオリーブとすれば、皆さん祝福家庭は真のオリーブになります。皆さんだけがそのような資格をもっていてはいけません。これを繁殖させなければなりません。神様の願いであり、人類の願いである地上天国と天上天国を成し遂げられる途方もない時代に皆さんが置かれていることを毎日毎日感謝しながら、このみ言を実践する運動を展開しなければなりません。「天宙平和連合祖国郷土還元大会」の期間に、神様が準備なさった多くの人がこのみ言を受け入れ、み言の願いどおりに生きていこうと決心するのを見ました。自らの人生を投入して、このみ言のために生きていこうという人も現れてきています。ですから、皆さんは昼も夜も最善を尽くして、このみ言を伝えなければなりません。この場には祝福を受けていない人よりも祝福家庭のほうが多いです。祝福を受けた人は子女に伝播しなければなりません。自分の子女を繁殖するのはもちろんのこと、このみ言も繁殖しなければなりません。皆さんの祝福家庭一家庭だけでは天国に行けないのです。(2006.6.24、ラトビア、リガ)真の父母様の教えのとおり、真の愛を実践する運動がこの国から全世界へと広がれば、自動的に天の父母様が待ちこがれ、人類が待ちこがれた、神様を中心とした一つの世界である地上天国が成されます。そうなるためには、皆さんが自分の置かれている立場で最善を尽くさなければなりません。神氏族メシヤとして430家庭を祝福することは問題ではありません。それがどうして難しいのでしょうか。父母様が70億人類を待っておられます。親を失った孤児のような彼らに親が分かるようにしてあげることが、誇らしい天一国の先祖になる道です。孝子と忠臣になる立場です。この時代に真の父母様と共に参加し共に働いた人の名前が歴史に残るようにしなければなりません。70億人類が皆さんの手にかかっているということを考える時、どうして黙って何もせずに待ってばかりいられるでしょうか。立ち上がらなければなりません。出ていかなければなりません。大声を張り上げなければなりません。各自が最善を尽くして、神氏族メシヤの責任を完遂しなければなりません。そして皆さんは、天の父母様の恨と真の父母様の恨、イエス,キリストの恨を治癒してさしあげ、地上生活だけでなく永遠なる世界で、誇らしい真の孝子、孝女となり、忠臣にならなければなりません。(2014.l2.2l、アメリカ、ラスベガス、サウスポイント・ホテル)皆さんは、映像でオオカバマダラという蝶の一生を見たことがあると思います。全長が3センチから4センチメートルにしかならないので、その脳というのは針の先ほどにしかなりません。ところが一度も行ったことのない所を訪ねていきます。新しく生まれて幼虫から成長した蝶が、その前(の代)の死んだ蝶が飛んでいった所に飛んでいくというのです。不思議で奥深いのです。人間は羅針盤もあり学んだこともあるので探して行けるでしょうが、どうしてこのように小さな昆虫が、以前の蝶がいた所を訪ねていけるのでしょうか。このようなことを見ると、私たちは自然に対しても恥ずかしい生活を送っているというのが事実です。皆さんは、お父様が生きておられた時に記憶された人たちです。皆さんを新しい時代、天一国主人の位置に立たせてあげようとおっしゃいましたが、考えてみてください。民のない王などあり得ません。皆さんが氏簇メシヤの責任を全うしなければなりません。私たちは天一国の民をつくらなければなりません。伝道しなければなりません。そうしてこそ、自分に与えられた責任が完成するのです。責任を果たせない人は未来がないも同然です。そのような人生を生きて名もなく、光もなく逝くのでしょうか。そうなってはいけないのです。私は自然のドキュメンタリー映像が好きで、たくさん見ていますが、一昨日アラスカに生息するシギ(鴫)について見ました。越冬するために10日間ノンストップで飛んでオーストラリアに行きます。そのように飛んでいくために準備するのです。それを誰が教えたのでしょうか。私たちは自然の前に恥じなければなりません。私たちは、私の隣人、私の氏族、この国を復帰するために、そのように食べず、休まず、10日間、時間を惜しんで努力してみたかというのです。話すことのできない鳥さえも氏族の繁殖のためにそれほど努力するのに、万物の霊長として創造された人間が、それよりも劣ってよいのでしょうか。(2014.11.12、天正宫博物館)最近租はオオカバマダラという蝶について話をしました。重さは0.5グラムしかありません。羽を開いた時、4センチしかない小さな体で、カナダからメキシコまで5000キロを飛んでいきます。それは繁殖のためです。一度も教育を受けていない道を探して行き、冬を過ごして繁殖します。そのごく小さな生き物、昆虫よりも劣る生活をしているのが堕落したこの世の人間です。人類に「真の父母に会わなければならない」ということを知らせてあげなければなりません。真の父母によって新しく生まれ変わらなければなりません。天の父母様が創造された本然の人間へと戻らなければなりません。あのような小さな生き物でも自らの行く道を知って生きているのに、人間は無知です。皆さんは真の父母様に侍っており、また真の父母様のことを知っています。一言で皆さんは富者です。お金が多くて富者なのではなぐ心が幸せなので富者なのです。それを他の人たちと分かち合いながら暮らさなけれぱなりません。皆さんが幸せな人生を送って、最後に行くべき所が天上天国です。けれども、天国で皆さんが一人で暮らすとしたら幸せではないでしょう。寂しいでしょう。私たちはみな共に行かなければなりません。私たち以上に幸せな人はおらず、富者もいません。私たち以上に恵まれた人はいないのです。私たちは分け与えることができます。この世では、持っていながらも、しきりに奪おうとします。ところが私たちは分けてあげるので、ますます大きくなるのです。もっと富者になるのです。もっと幸福になるのです。真の父母様によってそうなれるのです。(2014.11.30、天正宮博物館)ハワイにバンヤン(banyan:ベンガル菩提樹)という木があります。この木は図体が大きく、生い茂っているので、熱い日差しを遮ってくれます。ですから、木の下が休息所になります。ところで不思議に思ったのは、この木の枝が空の方にだけ伸びていくのではなく、地に下りていって根を下ろすということです。そうしてだんだん体が大きくなって成長するのです。枝が死なずに地に根を下ろして、木の本体を助ける役割をします。この木は菩提樹科の木です。天の父母様が創造された自然を見ながら、多くのことを感じます。お父様はバンヤンのように、地球星の辺境の地まで探査され、そこに御自身の精誠と愛の根を下ろされました。真の父母の名をもって6000年にして初めて人類の前に勝利的な基盤を築いてこられましたが、まだ全世界を見ると、もっと私たちの精誠と勞力を尽くしていかなければならないことがたくさん残っています。(2014.5.11、天正宮博物館)草創期に立ち返ろう私たち統一教会は本来、神霊と真理によって出発しました。草創期にお父様が牧会されていた時は、食口たちは一度教会に訪ねてきたら帰りたがりませんでした。父母様と夜を明かしながら一緒にいたいと思ったし、父母様が願われることなら、どのようなことをしてでも、そのようにしてさしあげたいと思ったのです。誰かが強要しなくても自らそのようにした草創期の信仰生活でした。小さな教会でしたが、真の愛にあふれ、互いが一つになりながら困難な時代を克服していきました。韓国(の統一)教会には、多くの祝福家庭を輩出しながら、忘れることのできない話がたくさんあります。先に教会に入教した婦人に対してその夫が協力的でないとき、多くの苦労がありました。開拓しなければならない立場であったので、老若男女の別なく開拓に出ていくとき、家庭をもっていた婦人は子供を孤児院に預けて出ていかざるを得なかった草創期の時期がありました。そのようにして、韓国教会が36家庭から始まって430家庭になるまでには、多くの犠牲の代価を払って摂理を成してきたのです。草創期に劉孝元協会長は、障害をもつ体で一日中講義ばかりしました。障害のない人が1、2時間講義するだけでも大変なのに、彼は一日中しました。しかも当時は貧しかったので、栄養補充もまともにできませんでした。その時に復帰されて立てられたのが36家庭です。私たちが36家庭を貴く思うのも、その心情の根がそのような土台で育ったからです。ですから、韓国と日本、アメリカも、熱かったその時代、常に教会が愛であふれていたその時に立ち返って、新しく出発しようという話です。原理講義が途絶えず、修練が続く教会にしようと思います。皆さんは、心と体を取り直して、父母様の前に今まで愛を受けてばかりで成し得なかったことを、何としてでも一つとなって成し遂げてさしあげようと、夜も眠れないほどに努力しなければなりません。そのようにしてももの足りない時なのです。(2012.10.1、天正宮博物館)お父様は草創期にみ言で、愛で、厚い心情世界の因縁で多くの食口たちを育てられました。今後、韓国の教会と世界の教会はそうならなければならないと考えています。全体的に韓国の教会をそのような方向に導いていくつもりです。世界も同じです。私たちは何の説明がなくても、縁と縁、天を中心として結ばれた情ですべてを感じることができます。一つになれば、すべて通じることができます。そのような厚い情で結ばれた統一教会の祝福家庭に育てていくつもりです。皆さんはそのような面ですベて協力しなければなりません。皆さんの行動や言葉は、まず相手のためを思い、配慮してあげるものとならなければなりません。(2012.9.3、天正宮博物館)急がれるのは、いかに私たちの教会が草創期の時代に立ち返るかということです。それで私は、「どうすれば真理とみ言と神霊が一つになって、生き生きとした教会になれるのか。どのようにしたら毎日、原理のみ言が途絶えず,新しく来た人たちがみ言を聞いて喜び、7日修練、21日修練、40日修練を経て、祝福を受ける立場まで進んでいけるようにできるのか。どのようにすれば生きて息づく教会になることができるのか。どうしたら数字にこだわらず新しい食口をたくさん輩出できる教会になれるのか」という問題で非常に悩みました。そのほかにも「お父様が展開なさった事業を、み旨に合うように保存してさしあげ、発展させていく道を行かなければならないが、どうすればみな共に行けるだろうか」ということも考えました。草創期に劉孝元協会長が、障害のある身で一日中、ろくに食べることもできない中で講義しながら、一人でも多くの生命を探し求めようと努力された姿が私の脳裏に焼きついています。その時、実を結んだ方たちが今の36家庭であり72家庭です。統一教会の根となっています。今ではその方たちは何人も残っていませんが、天への借りがあまりにも多いのです。霊界に行く前に、その借りを返すようにしてあげなければなりません。ですから、私が内的にそのようなこともしており、外的にはその時代に劉孝元協会長のように全身全霊を捧げて一人でも多くの生命を探そうと努力されたその場に皆さんを導きたいと思うのです。教会ではみ言が途絶えてはなりません。日曜日に礼拝を行うだけでは教会とは言えません。24時間生きて動く教会にならなければなりません。(2012.9.30、天正宮博物館)私は「生きて息づく教会をつくる」と話しました。人が生きているというのは、自体が常に動いているということです。じっとしているのは死んだ人です。私がそのような教会をつくるという話をしたのです。皆さんがこの地域の住民を復帰するために努力するなら、お父様が協助されないでしょうか。時間と空間を超越しておられるお父様が、皆さんの精誠に引っ張られて大きな役事が起きないでしょうか。そのように思いませんか。今は実証的に見せる時代です。それゆえ、夜も眠らずに常に目を覚ましている者、常に灯りが消えない教会にならなければなりません。そうすれば、お父様は世界中を見渡しながら、灯りがついているので引かれてでも来られるのではないでしょうか。お父様が通り過ぎてしまうような所になってはいけないという話です。(2012.10.16、巨文島、海洋天正宫)「春」と言えば、冬の間凍りついた大地と縮こまっていた人々の心が開かれるように感じませんか。大地が春を準備する場面をビデオや映像で見ますし、私たちの肌でも感じます。固まっていた大地が水分をすって柔らかくなりながら、新しい芽を生えさせ、新しい種を受ける準備をしています。「これほどまでに天の父母様の創造は奥深いのか」と実感し、体恤できる季節です。私たちも新しい春を迎えました。天一国の新しい春、新しい歴史、新しい出発です。どれほど摂理歴史の中で待ちに待った名詞でしょうか。これを私たちの生涯で迎えることができるということが、どれほど感謝で幸せなことか分かりません。ところが、私たちには実践躬行しなければならない責任があります。これからは言葉より行動で実践すべき時です。春に農夫はせっせと畑を耕し、種をまいて、秋に実りを収穫するために努力します。そして休むことなく大地の世話をし、心で対話し、愛します。種が無事に芽生え、実を結べるように保護してあげ、また肥料も与えながら一生懸命に育てます。皆さんは、生命の種がどれだけたくさんの実を結べるようにするかという重大な責任をもっています。そのためには皆さんは休む日があってはいけないでしょう。昼夜の別なく見守る親の心で一人ひとり、生命を育てなければなりません。これからは、皆さんが実際に一日の目標を定めてください。皆さんにとって、御飯を食べることよりも急がれ、それよりも貴いと思わなければならないのが一人の生命です。私たちが2020年を前に、世界に向けてこの国が天の父母様の祖国であることを明らかにしなければならないのに、今私たちのこの数では手に負えません。ですから、皆さんが10倍、20倍、100倍の努力をしなければなりません。(2013.4.3、 天正宮博物館)一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.04.12
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韓鶴子総裁御言選集 - 目次韓鶴子総裁御言選集 1 真の父母様を中心とした一つの世界 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任韓鶴子総裁御言選集 1 - 真の父母様を中心とした一つの世界第一部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 6. 苦難と勝利不屈の信仰と決意、そして忍耐一見して外から見た限りでは、お父様がどのようなお方かということを知っているので、皆さんは単純に私がとても幸福な人だと思うことでしょう。「あなたは何の努力もすることなく、その位置に選ばれた方である」と考えるかもしれません。そして、「お父様に出会って家庭を築き、幸せに暮らしている」というのが、私に対する人々の一般的な見解であることでしょう。しかし、お父様がその位置にお立ちになるための苦難と十字架の道を歩まれる限り、私も当然のことながら耐え難く忍び難い十字架を背負ってきたのです。そのような過去の事情と私が歩んできた路程に関して振り返って考えてみると、涙をこらえることができません。なぜならば、それについて語るならば、苦難と試練の記憶の数々がすべて再び生々しくよみがえるので、私にとってそれを語るということは、とても苦しいことなのです。きようの朝、私が悲しそうに見えたとすれば、そのような理由からです。私が歩んできた道は耐え難い苦難の連続でした。神様はお父様に試練をお与えになったように、私にも何度も試練を与えられました。そしてサタンも、お父様とイエス様を試練したように、私にもまた試練を与えました。メシヤが通過したのと同じ苛酷で厳しい試練をこの弱い女性が通過したというのですから、皆さんは信じられないことでしょう。そのすべては歴史の秘密として隠されてきました。皆さんは蕩減路程を知っているので、私が今日に至るまでどれほど困難な道を歩んできたかを想像できるはずです。(I977.5.3、ベルべディア修練所)私は温室の中の一輪の花のように成長してきました。しかし、聖婚式以降は、砂漠に咲く花のようであるということを私自身が感じました。砂漠のようなものが、私の暮らしていた環境でした。私が行く所はすべて、荒れ狂ったように暴れる海のようでした。私の周りには多くの誘惑と試練があり、様々な苦難が渦巻いている状況でした。実に私は、荒れ狂う海に浮いている小さな帆掛け船のようなものでした。.一方でその時は、私を訪ねてこられた神様の恩恵を最も深く感じた時でもありました。私が苦痛の中にある時も、神様は自ら現れ、啓示を下さって導いてくださいました。そのような直接的な導きがない時にも、私を愛し、守ってくれようとする周りの人々を通じて、絶えず導いてくださり、啓示を下さいました。非常に困難な試練と苦難の中で忍耐した時であると同時に、その時こそが、神様の恵みに満ちた、実に神様が共におられるということを実感できた時でもありました。そのように完成を目指して悶えていた成長期間が終わり、ようやく天の願う基準に到達した私がその当時を振り返ると、苦難に満ちた記憶のすべてが喜びに変わりました。いつでも私はお父様と深い話を交わし、交流することができました。言い換えれば、お父様と私の間に、つきない話題と限りない理解があり、無限なる信頼に満ちた対話がありました。お父様とそれほど多くを語らなくても、互いの深い事情を理解することができました。なぜならば、お父様が通過してこられた事情と私が歩んできた道が、神秘的と言えるほど、あまりにも似ていたからです。お父様と共通なる一つの目的を深く理解し、それゆえに不屈の信仰ですベてのことを忍耐し、すべての苦難と闘って完成の基準に到達し、今やサタンが一切侵入することのできない基準にまで歩んできたという勝利感があります。お父様と私が互いに見つめ合う時に、互いに感じる勝利感によって私は限りなく慰められ、安らぎを得ることができます。最後に、皆さんに一言、言いたいことがあります。私は自分自身の体験を通じて、神様がいかにしてそのみ旨を成就なさるかについて多くのことを知りました。私の人生において天国も地獄も通過してきましたが、そのどちらも完全に成熟した人格を形成するためには必要であるということを知るに至りました。もし私が天国の喜ばしいことだけを享受してきたとすれば、天国の生活をそれほど深く味わい、感謝することができなかったでしょう。私は地獄の底まで通過し、その苦い味も味わいました。「これ以上このように困難な道を歩み続ける力が私にはありません。この道を歩み続けることは不可能です。神様、なぜ私にこのような道を行けとおっしゃるのですか」と尋ねたことも数限りなくありました。私に必要なものは、疲れを知らない不屈の信仰と決意と忍耐であり、それがきょうの私自身をつくり上げたと言えるでしょう。もう一つ言いたいことは、皆さんが天国へ行く道において、天国的な面だけを期待してはならないということです。地獄的な面も当然のことながら予想しなければなりません。地獄の底を通過することも予想しなければならないのです。それこそが、神様の恵みを感じることのできる最も貴い部分なのです。皆さんがそれを克服する時に、より一層しっかりと立って強くなることができ、円満で総合的な人格を成熟させることができ、天国をさらに深く理解することができるでしょう。いつかそのような体験が皆さんの誇りとなることでしょう。(1977.5.3、ベルべディア修練所)ダンベリーの苦難、そして興進様の聖和お父様がダンベリーに出発された時は、本当に大きな挫折感と苦痛を味わいました。生き別れをすると思うと目の前が真っ暗になり、全身の気力が残らずすベて抜けてしまいました。それでお父様に、「私は本当にこのようになるとは夢にも思っていませんでした。まさかお父様がダンベリーまで行くなど考えてもいなかったのに、このように現実となり、私自身も今はどうすることもできません」というような内容の言葉を申し上げざるを得ませんでした。ところが、きょうは一日中お父様は子供たちと対話をされ、また何度もお頼みになったことは、「私は現実の中でも絶対に損することはないので心配するな」とおっしゃいました。そのみ言を聞いて多少は心を落ち着けることができました。お父様は私に、「これから起きることを見て、今後オンマ(訳注:韓国語でお母さんを意味する)が感謝の祈涛を捧げなければならない」とおっしゃいました。お父様のみ言には、苦難を勝利に変えようという確固たる意志がありました。むしろアメリカと世界が救われる道が開かれるであろうとおっしゃいました。皆さんにお願いしたいことは、何としてでも皆さんが心を合わせて、お父様が願われていることを早く、そして大きく成功させて、早いうちにお父様が順調に一日も早く出てこられるように、内的な祈祷はもちろんですが、外的な責任を果たしてくれるよう、心より願います。私たちが実行していることに全心全力を尽くして、一日も早くお父様が喜ばれる姿で帰ってこられる日を準備してさしあげなければならないということを繰り返し決意して帰ってきました。皆さんは特に、任された仕事に忠実に臨み、大きく偉大な実績をたくさん積んでくれるよう願います。皆お父様のために祈祷の時間を定めて実施していますが、実は長男と共に断食祈祷をしたかったのですが、お父様がそれはしないようにとおっしゃいました。ただ日曜日は共に断食してもよいので、日曜日だけ断食し、他の日は断食をしないようにとおっしゃいました。私が断食をすれば、却ってお父様に心配をかけることになるかもしれないと思い、「おっしゃるとおりに従います」と答えました。(1984.7.21、イーストガーデン)皆さんにお願いしたいことがあるとすれば、本当に純粋な立場で心から天の前に悔い改め、再び立ち上がることのできる道を見いだしてくれるようお願いしたいです。1984年7月20日は、本当に歴史の中から消し去ってしまいたい日でもあります。お父様はダンベリーへ出発なさった瞬間から、皆さんのことを激励しながら、皆さんに希望を吹き込んでくださいました。20日の夜10時にイーストガーデンを出発してキャンプ・オフイス(ダンベリー刑務所)までお送りしました。何度も唇をかみしめて、心を強くもたなければと自ら念を押しましたが、我知らず流れる涙を抑えることができませんでした。車から降りられる時まで、御自身の前に差し迫っていることに対しては少しも心配なさらず、むしろ私を慰労するためにあれこれと気をお遣いになるのを見る時に、私はどうしたらよいのか分かりませんでした。お父様が入っていかれると、警備員たちが、「あの方は罠にかけられたのです。あの方が罠にかかったのは確かです」と言いました。お父様は出発前に、自分は監獄まで解放しに行くと語られ、御自身のために泣くのではなく、み旨の成就のために祈祷しなさいと繰り返し語られました。その言葉を聞いて私もなぜか、どうにも抑えがたい悲しみがこみ上げてきました。私がなぜこのようなことを言うかというと、皆さんに、本当に責任をもって仕事をしてください、というお願いをしたいからです。真の父母と同じ時代に共に呼吸しながら働いた皆さんは、歴史に記録されることでしょう。ところが、このようになった事実を考える時に、皆さんは自分の子孫に弁明し得る面目があるでしょうか。ここに集まった人々はほとんどが祝福家庭だと思います。もう一度深く反省して悔い改め、純粋な心で天に対することのできる姿になってくれるよう願います。(1984.7.22、イーストガーデン)お父様がいつも、基盤がなければ滅びると語られているのを皆さんも聞いていると思います。お父様が父母の立場で天に代わって歩まれている道は、世界を抱かなければならない立場と、子女たちが整えてさしあげきれなかった立場で歩まざるを得ない苦難の道であり、十字架の道であり、また愛の道です。この期間に皆さんは、何よりも深く悔い改めて、一つにならなければなりません。もちろん、個人においては、心と体が一つとなる立場で、み旨を中心として一つとなることが大切です。皆さんのような子女の立場から考えると、兄弟の間で一つとなることは難しく大変でしょうが、必ずや私たちが果たすべきことだと思います。ですから、皆さんが真の父母を中心として自分を主管する立場で三位基台を成す3人が完全に一つとなった立場で基台を広げていくならば、み旨が成就することでしょう。世界の縮小型とも言える四位基台において、横的な数字は3数です。その四位基台の横的な3人が一つになるならば、世界を一つにすることは容易であると思います。このことはまた、世界的に広げて考えると、世界というのは、3人が一つとなってできる四位基台の拡大した形であると考えることができるのです。この世の中を見る時に、頭脳をもつ知的な面や、権力、力を誇る人々がいます。また、経済的な力を無視することができません。その三つの部類の力が世界を支配していると見ることができます。そのような力を縮小して考えるならば、「私」一個人に集約させて考えることができますが、このような脈絡の次元で考えると、皆さんが互いに対話を通じて理解し、愛しながら協助していくならば、一つとなれないことはないと思います。(1984.10.24、ベルべディア修練所)統一教会員は、原理的に生活することも重要であり、自分に任せられた役割どおりにみ旨の発展のために様々に苦労することも重要ですが、第一に、この地上でいかにしてお父様に長く侍ることができるかということです。1983年12月がお父様にとって最も深刻な月だったという証がありました。教会内で霊界に通じる人々の話では、今回、興進がこのようになったのは、36人のテロ団が集中的にお父様の命を奪おうとしていたのですが、その機会を逃したので、その代わりにサタンは興進に襲いかかったというのです。それはサタンの総集中、いわば最後の攻撃だったと私は思います。興進が生まれる時にも、3日して死から目覚めたのですが、それもアベルの立場でお父様の代わりにそのような死の過程を経たという証があります。ですから、「最後に逝く時も、父母に最も大きな孝行をして逝ったのだな」と考えさせられました。興進が昇華することによって、霊界と肉界がさらに直接的に父母様と一つとなり、摂理の完成に拍車をかけていくことのできる天の祝福があることを知り、それによってお父様と兄を再び立てることができたという慰安をもって最後に送り出すその場で心を落ち着かせることができたと思います。興進は決して死んだのではありません。皆さんと一つになって活動していくと思いますので、皆さんが興進の過去と、今、聞いたみ言によって、より一層忠誠と孝行を天の前に尽くしてくれるよう願います。(1984.1.3、ベルべディァ修練所)お父様が名状し難い苦難の十字架を背負い、倒れながらも勝利によって結末をつけられ、アラスカで「八定式」と「天父主義」を宣布なさるまで、天のみぞ知る事情がありました。おばあさん(洪順愛大母様)をお送りするにあたって、皆さんにお願いしたいことがあります。おばあさんは一生の間ひたすら神様のみ旨、生きている間に主に出会い、侍り、また働き、そのために女性としてのすべてを捨てられた方です。さらには妻の立場、母の立場まで捨てて初志貫徹、み旨の道を歩んでこられ、最後に逝く瞬間まで天だけが知り、本人だけが知る深刻な瞬間を祭物として捧げながら逝かれたおばあさんでいらっしゃいます。このようなおばあさんを皆さんが思い、その方が歩んでこられた過去を記憶する時に、皆さん自身の生活において、その侍義の生活を自分の生活目標として立てていかなければなりません。自らを顧みるときに、み旨の道に従ってくる中で純粋でなかった姿、み旨を掲げる前に自分を前面に出し、お父様の悲しい曲折の路程を考える前に自分の姿を取り繕い、自分の悲しみを先に考えた人は、悔い改める機会とならなければならないでしょう。天地に雨が降り、汚れた所をすべてきれいに洗い流してくれるように、皆さん自らが心と体をきれいに整理して、洗い流すものは洗い流し、取り除くものは取り除いて、新たに身づくろいをするそのような期間と考えて、おばあさんをお送りしなければなりません。(1989.11.5、新門路公館)死生決断の路程私が18歳(数え)で聖婚した時に、神様の創造理想を実現してさしあげるために、何としてでも自分にできる最善の努力を尽くして、複雑な事情を解こうと決心しました。ですから、天が下さった子供たちも懸命に生みました。1972年からアメリカで本格的に摂理が進む中で、とても大変な過程を経るようになりました。共産党がお父様の行く先々を付け回しては妨害し、様々に言葉には表し尽くせないような迫害を加えてくる中で、危険な出来事もたくさんありました。その時、私はこのような問題に気を遣い、車に乗って回りながら巡回講演に参加したので、5年間に何度も流産をしました。1975年に權進が生まれ、その後、さらに5人の子が生まれました。ですから、病院でも「生まれた子供のために母親が健康でなければならないのに、どうして自分の健康を考えないのか」と言われました。しかし、私の立場では、やめるとは言えませんでした。ある勧士の祈祷を通じて知ったところによると、天は13人の子を生むことを望んでおられるということでした。榮進を出産する時は、子供の頭が大きすぎて生死の境をさまよいました。当時、お父様はドイツに行っておられたのですが、30分以内に決定しなければ、母子共に危険だということで、仕方なく帝王切開をして榮進を生みました。一度帝王切開の手術をすると次からは自然分娩をするのが難しくなります。それで特別祈祷をしました。天は13人の子を待っておられるということでしたが、その後に一人の男の子と二人の女の子を生んで、男の子が7人、女の子が7人になりました。本当に不思議でした。このように、男女差なく7人ずつ14人を生んだのです。(2011.3.4、天和宮)子供が多いといっても5人から9人までと言われていますが、そうでしょうか。ところで私は何人生んだでしょうか。真の父母様は、誤った人類の歴史を蕩減復帰して、元に戻されたお方です。それゆえ、家庭完成において摂理的な数字を合わせざるを得ませんでした。実際、20年間に14人を生むということは不可能です。その上、1回するのも難しいとされる帝王切開を4回もしました。私はどうしてそのようなことをしたのでしょうか。すべて皆さんを生かすためなのです。誇らしい母ではないですか。この一点だけ見てもサタン世界が真の父母様の業績に対してあれこれ言うことはできないのです。(2015.4.26、天正宮博物館)私は18歳(数え)でお父様にお会いした時に決心したと言いました。「神様が苦労して歩んでこられた道、この残酷な蕩減復帰の摂理歴史を私の代で終わらせる。私自身が終わらせる」と決心することができたのは、私が神様を知っていたということです。私はたくさんの子を生みましたが、4回もお腹を切るということは容易なことではありません。私は数日前にある人に会って、「子供は何人いるのか」と聞いたところ、二人しかいないと言いました。なぜ二人なのかと聞くと、自分の妻が帝王切開をして生んだので二人しか生むことができなかったということでした。ところが私は4回もしたのです。それは死生決断の路程でした。神様の創造の夢を私がかなえてさしあげようと決心したからです。皆さんはいかなる逆境にぶつかったとしても、「自分はやる」ということを認めますか。私という一人の存在は、自分一人だけの存在ではありません。神様がつながっており、人類がつながっているのです。なぜイエス様が再臨しなければならないとおっしゃったのか知っていますか。お父様の場合も同じです。私がこの位置を守ったから可能だったのです。(2013.1.7、天正宮博物館)私の人生は海のようです。海は空を抱き得る十分な懐があり、空と一つになって、空色に似ています。最も低い所でこの世のすべての水を受け入れます。海はすべてを抱き、すべての生命を身ごもります。海の中にはあらゆる生命体が生きており、豊かに育てられます。月の引力に応じて潮の満ち引きの差をつくり節気を変えます。日差しに呼応して水蒸気をつくり気候を調節します。静かな海は、見かけは平穏です。しかし、深い所では、大洋を動かす巨大な水流が滔々と流れているのです。一度荒波が起きると津波のようにすべてを飲み込んでしまうこともあります。人は深い海の底の渦巻きを見ることはできません。天の摂理はもちろん、私の生涯もこのように展開してきました。台風のように吹き付ける摂理の中心において、私のみが知る、言うに言えない事情がたくさんあるのです。私はその渦巻きに巻き込まれることなく、乗り越えながら勝利して、蕩減復帰摂理歴史をお父様と共に終わらせることができたのです。(2013.12.6、天正宮博物館)一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ 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2020.04.12
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韓鶴子総裁御言選集 - 目次韓鶴子総裁御言選集 1 真の父母様を中心とした一つの世界 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任韓鶴子総裁御言選集 1 - 真の父母様を中心とした一つの世界第一部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 5. 摂理的準備時代と聖婚式南下と摂理的準備時代私たちが腹中教に通っていた頃、日本に留学していた母方の叔父の洪順貞さんが帰ってきて(韓国の)軍に入隊しました。叔父は知識人でありながらおしゃれな方でした。叔父が軍隊にいた時、母方の祖母がその叔父にとても会いたいというので、祖母と大母様、そして私の3人で「叔父に会いにしばらくの間行ってくる」と言って南下し、そのまま南に留まることになりました。私たちが南下した当初は、ソウルの孝昌洞にいました。ですから私は孝昌初等学校に入学しました。趙おばあさんはいつも私と一緒にいらっしゃったのですが、おばあさんと一緒に道を歩くと人々は私のことをとてもかわいらしいと言ってかわいがってくれました。ですから、他の人々はなかなか歩き回ることができなかった時代でしたが、私はあちこち歩いて人のお使いもしたりして、とても愛されました。南の韓国に下りてくる途中でも、女性だけの一行であり、子供だった私がいたので、無事に南に越えてくることができました。私はかわいらしく端正だったので、行くところどころで周りの人たちに愛されて育ちましたが、もし私が早くに婚姻しなければこの世に奪われる余地も大きかったので、天は、そうなる前に幼くして聖婚させて私を抱かれたのではないかという思いもします。私が8歳(数え)の時、朝鮮戦争が起こりました。ソウルにいたのですが、戦争から避難することになり、その際に母方の叔父が助けてくれました。大母様が主に会うことだけを考えながらいつも精誠を尽くしておられた折に、軍隊にいた叔父が「漢江の橋が断たれる」という情報を入手したのです。それである日、スリークォーター(積載量4分の3トンの軍用車)に乗ってきて、祖母と大母様、そして私を乗せて(漢江の)南へと避難したのです。漢江の橋を渡ったのですが、叔父は私たちに橋を渡ったらすぐに車から降りるように言いました。私たち一行は叔父の言うとおりに車から降りて身を伏せたのですが、その瞬間に漢江の橋が崩壊しました。その時、漠江の橋を渡っていた多くの人々や軍人が川に落ちて命を落としましたが、幸いなことに私たち一行は叔父の助けで命拾いをしました。私の年齢ほどの韓国人の多くは戦争と苦難の受難時代を経験しましたが、常に私はすべてにおいて天が守ってくださったおかげで無事に過ごすことができました。朝鮮戦争の時も、大きな災いもなく無事に過ごすことができました。避難中に私が風邪を引くと大母様は飴をなめさせて咳が鎮まるようにしてくださり、けがした時には膿が引くように、サボテンと御飯をつぶし、それを傷口に塗って治してくださったことを覚えています。(1999.10.21、ウルグアイ、プンタ・デル・エステ)今日私たちが目で見ているものがすべてではありません。今から1950年にさかのぼってみると、その頃の韓国では朝鮮戦争が起こりました。南の端まで押されていたところ、国連軍の助けで北上するようになったのですが、国中が廃墟となりました。当時の一般人の生活がどれほど厳しかったか分かりません。一日の食事もままならない状況でした。それほど困難な環境でした。当時は韓国にキリスト教が入ってきてから約100年ほどだったので、ほぼ儒教と仏教の文化でした。ですから僧侶がたくさんいました。ある日、私を見た一人の僧侶が大母様に「あなたの娘か」と聞くのでそうだと答えると、「10人の息子もうらやましくないような娘なので、しっかりと育てなさい」と言いました。また、「この娘は幼くして結婚することになるが、その相手となる人は年が少しいっている人であろう。陸、海、空を支配する、そのようなお金をもった人物である」と言いました。今となってはとても感慨深い話ではありますが、50年前を考えると、それが想像もつかず、空の星を取ることよりも難しいと思うような時でした。その時に通りがかりの僧侶が予言したことが、今日成就しているのです。(2007.5.1,日本、福岡)大母様は、お父様にお会いしてから春川で牧会をなさり、私はそこの鳳儀初等学校を卒業しました。私がその学校を卒業する頃に按手事件が起き、大母様が収監されることになりました。その時が中学校の入学試験を受けなければならない時期でした。しかし、大母様がいらっしゃらなかったので試験を諦めていたのですが、ちょうどソウルにいた母方の叔父がそれを聞き、春川に来て、私をソウルに連れていって入学試験を受けさせてくれたのです。すでに前期の新入生募集は終わり、後期が残っていたので聖貞女子中学校(現・善正中学校)で入学試験を受けて合榕しました。私が聖貞中学校に入学したのをきっかけに叔父の住んでいた新堂洞に引っ越すことになりました。復帰摂理の路程において女性の役割がとても重要です。特に母の使命を準備するために、天は人知れずサタンの讒訴を受けない限度内で苦労の路程を導いてこられたのです。趙元模おばあさんと洪順愛大母様は再臨の主をお迎えするための準備と信仰で、生涯にわたって一貫した生活をなさいました。この世と妥協することなく、安逸な家庭環境の中での型にはまった信仰ではなく、24時間完全に天の前に奉仕して、主を迎えるための準備に精誠の限りを尽くされました。大母様はそのような信仰生活ゆえに、ほとんど家にいらっしゃらなかったので、私は幼い頃、母方の祖母と過ごすことが多かったです。それで、趙おばあさんを通じて自然と、当然のごとく信仰を受け入れるようになったのです。祖母は私について天のみ旨を何か御存じだったのか、とにかく私がこの世に染まることなく純粋に育って、天の前に用いられる貴い娘として成長するように誠意と努力を注がれました。祖母はいつも私に、「あなたの父親は父なる神様だ」と言われました。その記憶しかありません。「父なる神様があなたのお父さんだ」とおっしゃったのです。ですから、父親というと肉の父親のことを考えるのではなく、いつも天の父のことを考えていたので、神様のことを考えると常に温かい感じがして、外的に見れば人にはなかなか理解されにくい環境で育ちましたが、特に不平不満はありませんでした。何かがいつも私を覆ってくれているような温かい感覚で過ごし、いつもゆったりとした心で過ごしました。大母様や袓母に、実の父についてや、二人がどうしてそのように暮らしているのかについてあれこれ質問することは全くありませんでした。そのままの生活に満足して暮らしました。両親に対する恨みや反発感のようなものは私の人生において全くありませんでした。2000年前のイスラエルでも主を迎えるための内的な準備が多くあったように、解放(終戦)前の韓国でも再臨主をお迎えするために準備していた団体が多くあり、復帰摂理の役事を内面的にしてきた団体も多くありましたが、祖母と大母槺はそのような団体を訪ね回りながら、世の中と妥協することなく、ひたすらみ旨のために、ひたすら主を迎えるその日だけのために生きてこられました。結局そのような信仰が私をここまで導いてくれたようです。常に深い信仰生活をされました。常に好別された端正な生活、清い生活をされました。生活はほとんど大母様から学びましたが、趙おばあさんもそうでした。趙おばあさんは、お父様と私が聖婚した後に亡くなりましたが、霊界に行ってからも、仏教界で霊験の高い菩薩の尹清淨心氏に現れて、「時が来たので昔の王様が王位に就く時に着る服を作るように」と言ったことがありました。結局、尹清淨心氏はそれを作ることができずに霊界に行きました。また、祖母は「お父様は万王の王である」と言われ、時局が変わるたびに、「あの位置がお父様の位置だ」と証したりもしました。(1999.10.21、ウルグアイ、プンタ.・デル・エステ)私は学校に通っていた時、外を出歩くのを好まず、運動するのを避けながら静かに読書を楽しみました。そして、どの学较に行っても先生から愛され、保護されました。わりとまじめなほうだったからか、先生たちはよく面倒を見てくれました。また、先生から、「お前は近頃の子供らしくない。外に出てみなさい」と言われましたが、悩みがあるからというわけではなく、ただじっと座って静かにしているのが好きだったのです。思春期のような成長期にも、私は生きることについて悩むことはありませんでした。祖母や大母様が常に天に仕えて生活する信仰を植え付けてくださったからです。ときどき『テス』などの小説を多く読み、のちに気の合う友人と田園生活をしながら暮らしてみたいとも考えました。聖婚後は学生時代について考えなかったので、特に記憶はありません。考える暇がありませんでした。最近になって時々訪ねてくる友人がいるので、その頃の記憶が少しよみがえることもあります。最近、女性連合の大会の時に私を訪ねてきた友人がいたのですが、中学校の同期のオ・グアンジャという友人です。同じ町内に住んで一緒に学桉に通ったのですが、その友人のお父さんが私のことをとてもかわいがってくれました。また、高校の1年先輩のへレン・キム(HelenKim)という人がいるのですが、彼女のお母さんは私を見て端正でかわいらしいと言って関心をもってくれました。ヘレン・キムは最近までカナダに住んでいて、時々私に手紙を送ってくれたり、会ったりもしました。大会があるたびに参加していると聞いています。善正学校を引き継ぐ際に、その学校に行ってみたところ、当時の国語の先生がおられました。その国語の先生の顔が記憶に残っていました。また、作曲家の李興烈先生の弟子である数学の先生が私のことをとてもかわいがってくださいました。1960年代までは衣服で全身を覆うようにほとんど外に現さない生活をしました。天が私をこの世と妥協しない生活に導かれたので、小ぢんまりとした生活環境の中で暮らしました。神様は、私がサタン世界の空気を吸うことさえ好まれないほど、徹底して保護してくださり、そのような環境の中で私自身の思いはすべてなくし、天に導かれる生活だけをしました。また、いつも日記を書いたのですが、不思議なことに、何も考えずに書いたのが「私たちの願いは統一」という言葉など、大概そのような言葉でした。後日、お父様のみ言を聞いて、そのようなことが意味あるものとして思い出されました。(1999.10.2hウルグアイ、プンタ・デル・エステ)文鮮明総裁との出会い入教前の大母様は、主に出会うその日を目標として、いつも伝道をされました。祖母と私の世話をしながら避難生活をしている中で、大邱で聖主教の食口である鄭錫天長者の家族に会い、そこで数年間、生食をしながら生活しました。そのうち、鄭錫天長老の弟の鄭平和氏を訪ねて済州島へ行き、数力月間、生食をしながら過ごしました。その後、春川に来たのですが、大邱にいた鄭錫天長老から「おかしな先生が来られた」という知らせを聞きました。大母様は、「おかしな方であれば、おそらく私たちが探し汞めてきたその方かもしれない」と思って大邱に行かれたのですが、会うことができず,再びソウルに来て靑坡洞にいらっしゃったお父様にお会いすることができたのです。(1999.10.21、ウルグアイ、プンタ・デル・エステ)私は北朝鮮ではお父様に出会うことができず、韓国に下りてきた搔、ソウルで初めてお会いしました。その時、私は14歳(数え)で、小学校を卒業した直後でした。当時は母と共に入教してそれほど経っていない時だったのですが、それまで多くの困難な道を歩んできたので、未来に対する確信をもつこともできませんでした。特に1960年代は、いつどんなことが起こるか分からない時でした。私が初めてお父様にお会いした時、お父様は私を見た瞬間に目をつぶって瞑想なさった後に、心の中でささやくようにおっしゃいました。「名前は何というのか」とおっしゃるので、「はい、私は韓鶴子と申します」と答えました。するとお父様は、「ああ、神様!韓鶴子というこのような素晴らしい女性を韓国に送ってくださり感謝します」とおっしゃいました。その瞬間、お父様は瞑想してほとんど独り言のようにおっしゃったのですが、私にはそのように聞こえました。その時はお父様が私の前途について特別な啓示を受けておられるような感じを受けたので、多少不思議に思いました。その頃、私は韓国の北東部にある春川に住んでおり、お父様はソウルの教会本部におられ、春川とソウルとの距離は遠く離れていました。私はお父様との出会いの後に教会に通いながら中学校を卒業し、高校に入学しました。(1977.5.3、ベルべディア修練所)聖婚日の1力月ほど前に、お父様が夢に現れて、神様からその日が近づいたので準備せよという特別な啓示が降りました。その時、私はそのような大きな事に対して正否の判断をする能力がなかったので、無我になるしかありませんでした。そして祈祷せざるを得ませんでした。「これまでも私はみ旨のとおりに生きてきました。これから神様のみ旨が何であろうと、神様の摂理の目的が何であろうと、私はあなたの娘としてどんなことでも命令どおりに従ってまいります」と、啓示に射して私の心を応苔してみせました。私が18歳(数え)だった春の2月頃でした。私は完全に無我の立場となって準備していました。神様のみ旨どおりに完全に身を捧げることを願いました。当時、私の性格はおとなしいほうであり、安らかで静かな雰囲気の中で読書や音楽を好む性格として周りの人々に知られていました。またかなり知的な女学生としても知られていました。きわめて感情的でもなぐ激することもなぐ常に理性的であり、初めて会う人には冷たい印象すら与えたことでしょう。その当時の私の生活は、ほとんど修道女のようなものでした。男性と共に活動することは一切避けており、まるで温室の中で咲いた一輪の花のように、完全に外界の環境から自分自身を隔離していました。今になって、それがいつか主にお会いし、主の新婦となる者として聖別するための天の準備だったということを知りました。本来の性格も外向的ではなく、いつも世の中から離れて自分自身の世界を楽しむほうでした。そして男性に対しては完全に無視するかのように行動し、周囲にいる青年や男性に対して私のほうから先に目を向けることもありませんでした。男性を見ただけでも何か恥ずかしぐ純粋さを失うかのように感じられたからです。(1977.5.3,ベルべディア修練所)聖婚式と新たな覚悟天は、義人を通して再臨のメシヤを遣わし得る環境圏をつくってくださいましたが、キリスト教はそのような神様の摂理が分かりませんでした。しかし、1960年4月11日は、原罪なく生まれた独り子と独り娘が万難を克服し、天のみ旨に従って「小羊の婚宴」を挙げた日です。天にとっては栄光の日であり、人類にとっては喜びと希望の日となったのです。(2017.4.12,天宙清平修錬宛)私は18歳(数え)の時、天の召命を受けて進み出る時に洗心しました。「私でなければ、この残忍で恨み多き蕩減復帰の摂理歴史を終わらせることはできないので、私は必ずや勝利しなければならない」と誓いました。それが1960年の真の父母様の聖婚式の時でした。皆さんは講義を通じて学んだでしょう。皆さんは「原理」を通じて「真のお母様の7年路程」という言葉を聞いたことでしょう。その7年路程というのは、過去にエバが失った6000年の摂理歴史を蕩減復帰し、勝利した土台をつくる道でした。それをお母様が完成することができなかったら、「神の日」は設定されなかったでしょう。誰もお母様の役事を代わりにすることはできません。それゆえ、摂理的に私がするべきことを先頭に立って実行してきたのです。皆さんは、基元節といえば13日であることを知っています。なぜ「神の日」があるのに、基元節を13日に決められたのでしょうか。この13数が重要なのです。神様の天地創造と関連して、聖書の初めに「夜になり、朝となった」とあります。摂理歴史は12日の創造と13日を迎えた安息を含めて13数が重要なのです。この失われた13数を探し立てなければならなかったのが真の父母様の摂理歴史です。それゆえ、私一人の身で一つの血統の子女を、13数を超える14人の子女を誕生させました。特に旧約摂理の歴史では、数字で語られているところが多くあります。それを私は、「真の母として統一した、一つにした」と言うのです。これが偉大なお母様の業績なのです。(2015.10.9、天正宮博物館)イエス様以降、今までの2000年の歴史は、独り娘を探し汞めてきた歴史です。そのように天は6000年という時間を通じて真の父母を探し求めてきたのです。独り娘を探し求めてきたのです。1960年度は実に天地が喜んだ時であり、万物が喜んだ時であり、神様が待ちわびてこられた時です。しかし、現実はどうだったでしょうか。天の王子と王女でしたが、最も低い位置から出発しました。(2014.7.1、天正宮博物館)神様のみ旨は、再臨主をこの地に送り、その方を通じて創造本来の目的を全体的に成就しようということではないでしょうか。ですから再臨主は、人類会体を神様の前に導くべき使命をもって来られる人類の真の父母だというわけです。神様が、様々な面でこの地上に真の父母の名を毙表するまで、言葉にできない苦難の路程を歩んでこられたことを、み言と歴史的な事実を通じてよく知っていることと思います。人類を救うために来られるメシヤ、すなわち真の父母は、神様の創造目的である天国を建設する使命をもった方であり、その天国は地上にまず成し遂げられなければならないので、それが地上天国なのです。(1986.8.20、ベルべデイア修練所)皆さんがみ旨の前や天の前に精誠を尽くしたことは天が記憶してくださいます。それゆえ、私はお父様に出会うとき、すべてを知りました。そのように創造された環境の中で生まれ育ったので、私が果たすべき使命、私が成すべき使命を知ったということです。私が18歳(数え)の時にお父様に出会い、「天の蕩減復帰は私の代で完成する。私が終わらせる。終わらせて、新たな時代を開く」と洗心したのです。それが、私が18歳でお父様と結婚した時に考えたことです。そのように生きてきました。(2012.12.25天正宮博物館)一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ 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2020.04.12
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韓鶴子総裁御言選集 - 目次韓鶴子総裁御言選集 1 真の父母様を中心とした一つの世界 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任韓鶴子総裁御言選集 1 - 真の父母様を中心とした一つの世界第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 4. 韓鶴子総裁の生涯と独り娘の摂理聖誕と家系私は1943年陰暦1月6日早朝4時30分、平安南道安州郡安州邑信義里26番地に生まれました。私が生まれる時、母方の祖父(洪唯一先生)が今何時か見ておきなさいとおっしゃったので、正確な時間が分かっているのです。そして、私が生まれる時、父(韓承運先生)が、懐妊を予兆する夢というよりは夢のみ告げ、幻想を御覧になったといいます。青々とした松林がとても鬱蒼と茂る中に、澄んだ美しい日射しが射し込むとともに、2羽の鶴が和動する姿が見えたそうです。それで名前を「鶴子」とつけてくれたのです。私の村はまったくの田舎ではありませんでした。家の後ろには野山があって、小川が流れる、とても和やかで温かい感じを与える所でした。あたかもめんどりがひよこを抱くようにです。裏庭には家族が食べるために栽培していたとうもろこし畑がありましたが、そのとうもろこしがとても大きかったことを思い出します。お父様の故郷である定州と私の故郷である安州は、川を一つはさんで向かいにあり、70里(約27.5キロメートル)離れています。1991年12月に定州に行った時、ヘリコプターで安州を通り過ぎましたが、マンション団地が建ち並んでいて、様子がまったく変わっていました。お父様の故郷である定州よりも少し開けた市街地になっていました。韓氏である父は、新イエス教の篤実な信仰者でした。李龍道牧師と李浩彬牧師のような方々に従って、大母様と共に信仰生活をされました。その二人が結婚して赤ん坊をもつならば、天が大きなことに用いる男の子が生まれると啓示を受けたのですが、女の子が生まれました。母方の祖父である洪唯一さんは背が高くて美男子でした。初めて私がお父様にお会いした時も、祖父と容貌がそっくりであり、同じ印象を受けたので、馴染みがあり、怖く感じることはありませんでした。またその時代に嫁にハイヒールを買ってあげるほど新式な祖父であったことが思い出されます。母方の祖母である趙元模さんは、小柄できれいな上に勤勉で活動的でした。それほどたくさん学んだわけではありませんが、新女性(19世紀末の開化期に新しい教育を受けた女性)であり、ミシン商会を営んでいました。ミシンを売り、故障したものは修理をすることもありました。(1999.10.21 ウルグアイ、プンタ・デル.・エステ)私が生まれた時、母(大母様)がワカメ汁と御飯を食べてから、しばらくの間休まれました。すると、真っ黒なサタンが現れて、「この子が生まれたので、私は滅びてしまう。だから私はこの子をなき者にしてやる」と言いました。その時、大母様は激烈に闘って勝利しました。そのため、全身に汗をかいて服がびしよぬれになりました。それを見た母方の祖母が「お前は赤ん坊を生むのに、よほど苦労したんだね」と言うほど、サタンとの激烈な闘争がありました。どうしてこの話をするのでしょうか。天の摂理は奥深いものです。当時、日本は第二次世界大戦の末期であり、軍事武器をつくるために韓国から鉄類さらには祭器に使った真鍮製の器まですべて供出させて持っていきました。(大母様は)その供出した物がまた玄海灘を渡って、私が生まれた家の庭に続けざまに集まってきている夢を見ました。それは何を意味するのでしょうか。そのように天の摂理は切実でした。生まれたばかりの子を中心として、そのようなことが起きるとは、天はどれほど切実だったのでしょうか。(2013.10.20、日本、長野教会)再臨メシヤが来臨する国に韓国が選ばれるにあたっては背景がありました。400年前、定州に趙漢俊という人が住んでいました。彼の村は富裕な村でした。当時の韓国は中国の影響下にありました。毎年中国に朝貢を捧げなければならず、中国の使臣が韓国に出入りしていたのですが、定州を流れる撻來江では氾濫が頻繁に起こりました。そのため、中国の使臣の通行に支障がありました。しかし、国の国庫では解決できなかったので、国のためにその川に橋を架けられる篤志家を探しました。その時、趙漢俊という人が私財をはたいて石橋を架けたのです。石橋を架けることは容易ではなかったはずですが、橋の下を船が通れるほど大きく造ったそうです。そのように石橋ができあがったあとに、銅銭三文が残りました。当時としては、わらじを買うほどのお金でしかなかったようで、それでわらじを買ったそうです。そうして、翌日に橋の竣工式があるので眠りに就くと、「漢俊よ、漢俊よ!お前の精誠が天に届いた。ゆえに、お前の家門を通して、天子を送ろうとしたが、銅銭三文が引っ掛かった。だから、天子の代わりに天女を送ろう!」という天の声が聞こえたのです。夢から覚めて起きてみると、突然どこからともなく川辺になかった弥勒がすっくと立っていました。その弥勒はとても霊験あらたかなので、みな馬に乗ったまま、その前を素通りすることができませんでした。馬から降りて敬拝をしてから行かなければならなかったそうです。ところが趙家の娘たちに問題が生じました。弥勒のお腹のように、結婚していない娘たちの腰が太くなり、お腹がふくらんでいるので、妊娠したものと誤解され、結婚するのに支障をきたしました。そこで趙家の一族で会議を開き、「あの弥勒のせいで我々一族の娘たちが嫁に行けないので、弥勒のお腹を削り取ってしまおう」と言ってお腹を削り取ったそうです。すると石から血が出てきたというのです。それで悔い改めて、再び石灰を塗り、お腹を元どおりにしました。ところが歳月が過ぎ、風化作用によって穴があき、ハチが出たり入ったりするようになりました。お父様が幼い頃にその弥勒の所に行って遊ばれたそうです。伝説ではなぐ史実なのです。今でもその弥勒はあると聞いています。なぜ私がこのような話をするのかというと、天のために精誠を尽くして忠誠を捧げたことは天がすべて受け取ってくださるということをお伝えしたかったからです。私の母方の祖母である趙元模さんと洪順愛大母様、そして私の3代が一人娘です。宇宙の母になる方は3代が一人娘でなければならないというお父様のみ言もあります。このような環境を天はある時期をもって準備してこられたのです。天はアダムとエバを創造する前に天地を創造されました。まず環境を創造してくださいました。復帰摂理の歴史も同じです。ある日突然、再臨のメシヤだけが来て、宇宙の母が現れるのではありません。長い摂理歴史をかけてサタンの条件を抜け出すことのできる蕩減条件を立ててきた道でした。(2014.6.22、天正宫博物館)韓鶴子総裁と神霊教団2000年前、イエス様がイスラエルの地にお生まれになるまで、天はその民族をして、イエス様を迎え、天の家庭を成し、一つとなった国家をつくり、世界に出ていけるようにするために、あらかじめ準備をさせました。しかし、その時、準備されて責任を負った人物たちが、天の深いみ旨や事情よりも現実問題に汲々としてイエス様のことを正しく認識できず,ついには十字架に釘付けにしてしまったのです。そうして、イエス様の復活以降、2000年を経てきたキリスト教文化を中心として、新たに来られる主を迎えるための新婦に関するすべての準備ができるように、天は無知なる人間たちを悟らせながら役事してこられました。天は韓国を選民の国として選び、韓国キリスト教の歴史が浅いにもかかわらず、韓鶴子総裁と洪順愛女史…解放(終戦)前後を通して、新しぃ主を迎えるための内的な準備をする団体を立てられました。平安北道の鐵山を基点として、エバの使命を蕩減復帰した金聖道おばあさんが主軸となる聖主教団がありました。その聖主教団の金聖道おばあさんが亡くなると、聖主教団の平壌教会の責任者だった許浩彬氏夫妻がその後を継いで腹中教をつくったのですが、天はその許浩彬氏夫妻を通して内的にいかに再臨主に侍るべきかを直接教えてくれました。北側(北朝鮮の地)では共産党が勢力を伸ばす中で、宗教に対する激しい弾圧がありました。許浩彬氏も1946年8月に平壌の大同保安暑に入ることになるのですが、「監獄で再臨主に会う」という啓示がありました。その時、お父様も平壌で伝道なさる中で監獄に入ることになったのです。その監獄の中で許浩彬氏の一番弟子である黄元信氏を通して、お父様がその事実をお聞きになり、許浩彬氏に手紙を送ったのですが、その途中で看守に見つかり、お父様は拷問を受けられ、歯まで折れる受難に遭われたのです。その頃は、私が南に下りる少し前でしたが、許浩彬氏の母親が啓示を受けて、私を呼びました。私が6歳(数え)の頃でした。許浩裕氏の集団は、聖主教に続いて再臨主のための新婦の使命を帯びていた団体ですが、その名目のもとで私に祝祷をしてくれたのです。「将来大きな使命を果たす人である」という祈祷を受けました。白いチマチョゴリを着たおばあさんが私一人を呼んで、「天の啓示があった」と言いながら祝福をしてくれたことを今でも鮮明に覚えています。(1999.10.21、ウルグアイ、プンタ・デル・エステ)お父様の説教のみ言を聞いた人々は、真の父母様をこの地にお迎えするにあたって、何か天的であり摂理的である特別な事件が、誰にも知られることなく内的に起きているということを認識したことでしょう。当時韓国には、「聖書とイエス様を信じさえすれば天国に行くことができる」ということを単純に、また盲目的に信じていたキリスト教団とは異なる霊的な集団がたくさんありました。その集団は再臨主をお迎えする道を準備して、主の新婦を探し出すために神様から啓示を受けることを唯一の目的としていました。このようなことは、私が生まれる前後の宗教面の情況でしたが、私はある特別で霊的な家庭に生まれ育ちながら、いつも神様との霊的な交わりを通して、主の再臨と新時代、そして主が再臨する日には何が明らかになるのかについて啓示を受けていました。きょう私が当時の出来事を考えて悲感に浸るのは、私の母が属していた集団が、とうてい言葉では言い尽くすことのできない、実に信じられないほどの耐え難い苦難を通過した日々が思い出されたからです。その集団の人たちは、いつも裨様の啓示を受けて過ごしました。そして、蕩減路程を通して、主の道を平らにするために実に信じ難い苦難の道を通過しなければならなかったのです。彼らの中でたくさんの人たちが、あまりにも不運な事情の中で過ごさなければならず、ある人は監獄で死んでいきました。彼らは神様から選ばれ、召命を受けた者として、献身的に神様に侍り、いつかはメシヤに会うという希望をもって、すべての苦難を克服しました。彼らは再臨主を迎えるためにすベてのものを準備しました。例えば、さじから衣服に至るまで一切を準備したのです。神様が詳しく明かされた啓示に従って準備しました。霊能者たちは、再臨主が着ることになる服のサイズまで分かるほどに非常に詳しい霊的な交感を通して啓示を受けていました。そのようにして主の日を待っていた彼らは、不運にもその日を迎えられずに一人ずつ亡くなっていきました。その使命が3代にわたって引き継がれましたが、その啓示の最後の頂点に私が生まれました。私が生まれた時、神様がその息子を地上に送るための計画を明らかにされた啓示を受けた最後の霊能者がいました。私が6歳(数え)の時、その女性霊能者の母親が私について、「この方こそ天の新婦になられるだろう」と預言しました。その女性霊能者の母親が、当時6歳だった幼い少女が天の新婦となる運命をもって生まれた、という啓示を受けたのです。(1977.5.3、ベルべデイア修練所)韓民族と独り娘の摂理アブラハムの信仰が、天をして、イスラエルという国に独り子を送らせたのです。堕落した人類にとってどれほど大きな祝福であったか分かりません。ところが、その時代の人々は、独り子を受け入れたでしょうか。そのように待ちに待った独り子をイスラエル民族とユダヤ教は十字架にかけて亡くならせたのです。そうしてイエス様は亡くなりながら、「再び来る」と言いました。アダムとエパが堕落して以来、初めて愛し得る独り子を失うことになった天の父母様の心情はどうであったか考えてみてください。メシヤを送り、無知な人類を教育して抱こうとされたのですが、その時、神様の心情はどうであったかを想像してみてください。しかし、摂理歴史を止めるわけにはいきませんでした。天は独り子だけで摂理歴史を進めることができません。ですから、6000年の摂理歴史は、独り子を立て、その後に独り娘を探し求めてこられた歴史です。イエス様の当時においても、その実を結ぶことができませんでした。キリスト教の歴史は新婦を探し求めてきた歴史であるというのです。独り娘を探し求めてきた歴史なのです。(20146.22、天正宮博物館)イスラエル民族の歴史を見ると、天は4000年の間この民族を育てながら待ってこられました。国家の基準が立てられた時、イエス様を送ってくださいました。イスラエル民族は、イエス様と一つになって独り娘を探し立てなければなりませんでした。そうしてイエス様が結婚するようになれば、ローマ帝国を消化できるようになっていました。そのように長い間準備されてきたイスラエル民族は、責任を果たせなかったので途方もない蕩減を受けました。天に選ばれた民族が失敗すれば、天は二度とその民族を使いません。聖書の歴史を見ると、そうなっています。それゆえに、神様は、独り娘の基盤となり得る国を探さなければなりませんでした。なぜ韓国だったのでしょうか。韓国の歴史には、高句麗と高麗がありました。高麗が滅び、新たに国を建てる時、(かつて)古朝鮮という国があったことから、名前を「朝鮮」としたのです。それならば、解放(終戦)とともに、国の名前をなぜ「韓国」としたのか考えたことがありますか。この国は天の摂理の中でできたというのが結論です。独り子と独り娘が誕生した国だからです。紀元前に東夷族である韓氏王朝がありました。『詩経』に出てくる内容です。「韓国」という名前は三韓を起源としたのではなく、さらにさかのぼって韓氏王朝が起源だったのです。最も正しく善良な王国の基盤から天が摂理歴史を繰り広げたという話です。それゆえ、この民族は天の父母様の願い、真の父母様の願いをかなえてさしあげる民族にならなければなりません。そのような国にならなければなりません。皆さんが中心に立ってその仕事をしなければなりません。(2016.2.24、天正宫博物館)独り子イエス・キリストが来られた目的は、真の父母になって人類を救い、神様の夢をかなえてさしあげることでした。そのような立場でしたが、そこに協力して手助けすべきマリヤが責任を果たせませんでした。それゆえ、イエス様は十字架上で亡くなり、「再び来る」、「再び来るときは小羊の婚宴をする」と言いました。キリスト教の2000年の歴史は、独り娘を探し求めてきた摂理歴史です。天は紀元前から東夷族の韓氏王朝を立てて、善の版図を広めてきました。それが大韓民国に結実しました。この国の歴史を見ると、高句麗があり、高麗があり、高麗が減んだ後に、古朝鮮の名前を取った朝鮮がありました。第二次世界大戦が終わって韓国が南北に分かれました。南側に建てられた国の名前が韓国、大韓民国です。これは人間の力によって起きた出来事とは考えることができません。天が共にあったという証拠です。ですから、独り娘になられる方は韓氏の姓をもった人でなければならないということです。私はサタン世界と関係のない独り娘として誕生しましたが、幼い時から神様を父と信じて育ちました。2000年前、メシヤのために準備された環境圏は、マリヤが責任を果たせなかったことによって、すべてなくなりました。しかし、独り娘を誕生させた背後には大母様がいました。堕落した世界を救うためには、独り娘の基盤、環境圏が重要ですが、そこで中心的な役割をされた方が大母様でした。2000年前のイエス様の時は失敗しましたが、6000年にして誕生した独り娘の基盤は生きたのです。(2016.5.6、清心国際青少年修錬院)天は独り娘の基盤を探し求める摂理歴史を始めました。今から2500年以上前に東洋では釈迦や孔子のような人たちが現われて、人類が天に近づいていくことのできる道へと導きました。天が彼らにそのことを承諾したのです。天は無知な人類を何としてでも悟らせて、摂理歴史を完成させなければなりません。人類文明史を見ると、イタリア半島から始まったキリスト教は、大陸と島国を経ながら全世界中に伝播しました。ところで天は、東夷族の韓氏王国という善良な民族を立てました。天が今一度選民として探し立てた民族でした。その民族は争うことを嫌いました。それゆえに、中国から韓半島まで下りてきたのです。そのような摂理歴史は韓国史においても証明できます。高句麗は1000年続く中で文化が発達した国でした。髙句麗を引き継いだ国が高麗でした。高句麗の輝かしい文化を受け入れて、高麗という名前を付けました。また朝鮮は、古朝鮮の名前を取って、朝鮮としました。1945年の解放(終戦)とともに、南北が民主と共産に分かれましたが、南側の国の名前は大韓民国、韓国でした。誰がその名前を付けたのでしょうか。真実が明らかにされるべき時です。天がイスラエル民族を4000年間も育ててきたように、独り娘を出現させるために韓民族を育ててきたのです。(2016.10.4、天正宮博物館)独り娘を送るための家庭的基台元殿に趙元模おばあさんのお墓があります。お母様の母方の祖母にあたる方です。天はずっと以前に韓半島を中心として再臨のメシヤを送るための準備をされました。韓国のキリスト教の歴史は浅いですが、その歴史の中に、雲に乗って再臨するメシヤを待望するキリスト教徒とは異なり、肉身をもって再臨するメシヤを待望しながら準備した神霊教団がありました。お父様は、宇宙の母となる存在は、3代が一人娘の家でなければならないとおっしやいました。趙おばあさんは私の母方の祖母ですが、一人娘でした。大母様も一人娘、私も一人娘です。またさらに奥妙なことは何でしょうか。私が初めてお父様にお会いした時、「名前は何というのか」とお聞きになるので、名前を申し上げました。すると、お父様は突然、大韓民国に私(韓鶴子・真のお母様)が誕生したことを天の前に感謝申し上げると目を閉じておっしゃいました。1960年、聖婚する時、趙おばあさんは、私が誰と結婚するかということを知っていました。(2013.11.21、龍平リゾート)人類の願いは真の父母に会うことです。2000年前、イエス様が十字架上で亡くなりましたが、独り子の立場は残っていました。しかし、独り娘の出現はありませんでした。責任を果たせなかったイスラエルの国を、再び取り上げてお使いになることはできません。サタンの讒訴条件になり得るからです。天は独り娘の基盤を築くために、新たな民族を選択せざるを得なかったのですが、それが韓民族です。大韓民国を通して、キリスト教2000年の歴史の間、準備してきた独り娘を探さなければなりません。「再び来る」という再臨メシヤの前に独り娘がいなければならないのです。その独り娘が1943年に生まれたお母様です。独り娘はキリスト教の基盤の上に誕生しなければなりません。摂理歴史がそのように流れてきたのですが、再臨メシヤを迎えるための準備に精誠を尽くした教団で中心的な役割をした方が大母様でした。独り娘をしっかりと保護し、育て、「小羊の婚宴」をして、真の父母になることができるように精誠を尽くしました。また、祝福家庭や食口たちの前では、どのように真の父母様に侍るべきかという模範的な生活をしました。だからこそ、霊界に行っても、真の父母様の代身者としての役割をすることができたのです。名前が大母です。堕落した人類にとって絶対的に必要な方が大母様です。そのような点で、皆さんはとても幸せなのです。2000年前、イエス様の時代にはそのような環境がありませんでした。守って保護してくれるような垣根がありませんでした。しかし、大母様は清平役事において、真の父母様と一心・一体・一念・一和の立場で絶対信仰・絶対愛・絶対服従の信仰を見せてくださった方です。誰も想像できず、考えることができないことをしたのです。大母様は霊界にいらっしゃいましたが、真のお父様の聖和においても準備する期間がありました。これは誰もができることではありません。(2016.5.8、天正宮博物館)大母様は一生の間、再臨メシヤを実体的に探し出し、侍る生活をしながら、その環境を開いてさしあげた方です。皆さんを復活させる摂理の役事をなさった方です。歴史的に独り娘の家門を守って、独り娘を出産された方です。大母様の役事は誰もができることではありません。再臨メシヤのために実体的に準備した方です。それゆえ、大母様はいかなる人とも比べものになりません。霊人体が地上に役事することは容易ではないといいます。皆さんも想像できない努力が必要だったのです。乳母と実の母とはどのような点が違うのでしょうか。血統が違うということと、心情が違うということは誰もが言える事実です。ところが、私はこのように言いたいです。乳母は公的な人です。自分が引き受けたことに私的な感情があり得ません。大母様が私を抱いた時、天が「あなたは乳母である」と命じました。大母様は絶対信仰を見せられた方です。大母様は一生の間、私心がありませんでした。誰よりも摂理歴史、再臨メシヤ、真の父母様の位相をよく知っていた方です。(2014.10.27、天正宮博物館)お父様は16歳(数え)の時、イエス様から使命を引き継ぎました。アダムとエバに成長過程があったように、お父様も、責任を受け継いでから、すべきことがありました。再臨メシヤとして出発するにあたって蕩減を経ていかざるを得ませんでした。結局は北朝鮮の地で監獄に行かれるようになりました。しかし、天は監獄ですべてが終わってしまうような状況を放っておくわけにはいきませんでした。お父様を守らなければなりませんでした。それゆえ、国連軍によって(解放され、韓国の地に)南下するようになったのです。そうして釜山でお父様は独り子としてみ言を完成させなければなりませんでした。それが独り子としての責任でしたが、その責任を果たされた後に信徒たちを探し求められました。そのような基盤において1960年、独り娘に出会って真の父母の位置に歩み出られるようになったのです。2000年のキリスト教の歴史は、独り娘を探し求めてこられた摂理歴史です。聖書には、「人の子に対して言い逆らう者は、ゆるされるであろう。しかし、聖霊に対して言い逆らう者は、この世でも、きたるべき世でも、ゆるされることはない」(マタイI2:32)とあります。最後ということです。天の父母様の摂理歴史の中で最後に復帰すべき独り娘だからです。その独り娘によって新たな摂理歴史が出発しているのです。(2016.10.4, 天正宮博物館)一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.04.12
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韓鶴子総裁御言選集 - 目次韓鶴子総裁御言選集 1 真の父母様を中心とした一つの世界 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任韓鶴子総裁御言選集 2 理想家庭と平和世界のモデル 第1部 真の愛運動と女性の役割 第2部 理想家庭と平和世界のモデル韓鶴子総裁御言選集 3 天一国と私たちの使命 第1部 平和世界に向かう道 第2部 神様と人類の希望 真の父母 第3部 天一国安着のための私たちの使命韓鶴子総裁御言選集 4 愛しき君よ 花咲かせたまえ 第1部 真のお母様はいかなるお方か 第2部 聖婚と天の新婦の道 第3部 荒野路程と真のお母様の勝利 第4部 女性時代の開幕と世界巡回 第5部 真の父母宣布と清平摂理 第6部 最終一体宣言と天一国時代 第7部 真のお父様の手紙韓鶴子総裁御言選集 1 - 真の父母様を中心とした一つの世界第一部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯1. 神様の創造理想と救いの摂理創造理想と堕落神様は相対が必要なので、天地を創造されました。神様は、アダムとエバを創造して何をされたかったのでしょうか。神様の真の愛を中心として祝福し、血統を伝授してあげようとされました。そうして、この地に天国の理想を実現しようとされたのです。創造は、一朝一夕にただ「日あれ、月あれ」と言うだけでなされたのではありません。そこには過程があったのです。アダムとエバには、神様から「今やあなたたちは祝福を受けることができる」と言われるまでの成長過程が必要でした。そのことを皆さんは「原理」を通して知っているでしょう。神様が創造される時、神様を助けた天使たちがいました。その天使たちが、アダムとエバの世話をして守ってあげるべきでしたが、天使長ルーシェルがエバを誘い込んで堕落させたのです。周りの天使たちもアダムとエバをしっかりと守って、天使長ルーシェルに堕落し得る機会を与えてはいけなかったのです。(2006.5.4、アメリカ、マイアミ)神様が万物を創造された後にアダムとエバを創造されたのは、創造理想があったからです。アダムとエバに成長過程を設定されながら、神様と対等な立場で創造にかかわり得る基準をもつことを神様は願いました。神様の理想は、アダムとエバを祝福して、3代をつくりあげることでした。ところが、人間始祖が責任を果たせなかったので、神様と関係のない世界で人類歴史が流れてきました。サタンが主人となった世界に人類は陥ってしまったのです。(2006.7.29、アルゼンチン、ブエノスアイレス)神様がみ旨を立てて、どれほど大きな喜びと興奮の中で、アダムとエバを含む天地を創造されたか分かりません。神様は、アダムとエバが成長したら彼らを祝福しようとされました。アダムとエバと共に創造の役事を完了させることが神様の願いでした。神様がアダムとエバに「善悪を知る木の果を食うベからず」と言われたのは、彼らが責任を全うして完成した時に、彼らに神様と同じ立場、神様と同等の権威をもたせるためでした。しかし、アダムとエバは神様のみ意どおりにできませんでした。それが堕落です。神様は永遠性をもって創造された人間を捨てるわけにはいきませんでした。人間を捨てて再び創造するほうがむしろ易しかったはずです。そのような事情があったので、救いの摂理の歴史が進められてきたのです。(2006.7.kヨルダン、アンマン)聖書には神様が一男一女を創造なさったとあります。しかし、神様はその理想と夢をかなえることができませんでした。全知全能、無所不在であられ、すべてのものを創造された神様が、なぜアダムとエバの堕落に干渉し給わなかったのかということについては、皆さんは「原理」のみ言を聞いてよく知っているでしょう。神様には、堕落した人類に対する救いの摂理を間接的にせざるを得なかった悲しい歴史があります。この世でも罪を犯せば監獄に行くか、罰金を出してこそ、その罪が解かれるのと同様に、堕落人間も自らそれを蕩減できなければ神様の前に歩み出ることができません。神様の復帰摂理には、そのような悲しみの過程があるのです。(2006.8.4,ジャマイカ、キングストン)救いの摂理とイエス様全知全能なる神様は、御自身の創造理想を失敗に帰するわけにはいきませんでした。そこで、人類歴史を通し、継続して人類を教化し、啓蒙してこられました。聖書を読んだことのある人は、このような事実をよく知っていることでしょう。神様は、イスラエル民族を選ばれ、4000年の間教育してこられました。「あなたがたの民族にメシヤを送る」と言って教育されたのです。そうして、神様はイエス様を救世主としてイスラエル民族に送られたのですが、イスラエル民族とユダヤ教はイエス様を認めませんでした。神様は一男一女を創造し、二人が成長して結婚適齢期になったら祝福を与えようとされました。しかし、イエス様は男性として来られましたが、当時の預言者や母親さえも、イエス様に相手が必要であるということが分かりませんでした。聖書にはすべての内容が出ているわけではありませんが、イエス様はマリヤに何度も「結婚しなければならない」と言いました。その時、マリヤは責任を果たせませんでした。イエス様は神様の独り子として生まれ、真の父母として定着すべきでしたが、結局、十字架にかかって亡くならざるを得ない状況になりました。イエス様を助けることのできる基盤、家庭と氏族、そして民族をすべて失ってしまいました。イエス様の行く道は十字架しかありませんでした。これまでキリスト教は、十字架によって救われると言ってきましたが、それは神様のみ旨ではありません。イエス様の十字架による救いは霊的な救いにしかなりません。(2006.7.29、アルゼンチン、ブエノスアイレス)神様はこれまで、創造目的を成し遂げることができませんでした。人類が歴史を通して苦痛、逆境、疾病や飢餓など、言語に絶する苦難に遭いながら歩んでこざるを得なかったのは、神様が共におられなかったからです。神様が共にありたくても、サタンが主管する世界の人類であるので、神様は近づくことができませんでした。神様は歴史路程を通して数多くの宗教を立てて、人間を啓蒙してこられました。イスラエル民族を選び、ユダヤ教を通して役事してこられたのが旧約時代です。旧約時代の究極的な目的は、メシヤを遣わすことでした。メシヤを遣わすのは、誤ったこの世に真なる人を送って、この社会を浄化するためです。しかし、自己を中心に考える、無知なる人類に対して天のみ旨を展開することができませんでした。神様はイスラエル民族を4000年の間育て、メシヤを送りましたが、彼らはメシヤを受け入れなかったのです。それゆえ、メシヤはみ旨を成し遂げることができず、十字架上で亡くならざるを得ませんでした。今でもユダヤ教徒は、イエス様をメシヤとして認めていません。イスラエルの人口のうち、キリスト教徒はわずかです。神様がどれほど苦しい歴史路程を歩んでこられたか、考えてみてください。今まで私たちは神様に対してすべてを求めるばかりでした。神様はいかなる方か、神様にはいかなる事情があるのか、ということを知ろうともせず、考えもしませんでした。(2006.721、タンザニア、ダルエスサラーム)聖書に記録されているイスラエル民族の歴史を考えてみてください。長い年月の間、天はイスラエル民族を育てながら、メシヤを送ることを約束されました。そして神様はメシヤを送られたのですが、どうしてイエス様は、イスラエル民族とユダヤ教の祭司長たちから十字架に追い込まれざるを得なくなったのでしょうか。そのような悲しみの歴史を、皆さんは知らなければなりません。それでは、イエス様は男性でしたか、女性でしたか。イエス様は男性なので、神様の創造目的から見ると、イエス様は女性に出会わなければならなかったのです。そのような環境をつくってあげるべき人がマリヤでした。ところが聖書を見ると、カナの親戚の家の結婚式で、マリヤがイエス様に、「ぶどう酒が足りないから、ぶどう酒を用意してくれ」と言った時、イエス様はマリヤに「婦人よ、あなたは、わたしと、なんの係わりがありますか」(ヨハネ2:4)と言ったという内容が出てきます。神様が遣わしたイエス様であるという事実を知っていたにもかかわらず、マリヤはイエス様の願いを聞いてあげられませんでした。そうして、イエス様を十字架へと追い詰める結果となりました。(2006.8.4、ジャマイカ、キングストン)韓鶴子総裁御言選集 1 - 2. 堕落した人類の願いと責任分担堕落した人類の願いこれまで人類歴史を通して多くの人々が自らを修養して、より良い世界を夢見てきましたが、その願いはかないませんでした。今のこの世界は、神様の創造目的とは関係のない世界です。人間始祖が堕落したからです。ですから、聖書の中では、この世の人を比喩して、「野生のオリーブの木」といい、来られる主は「真のオリーブの木」といいました。野生のオリーブの木は、真のオリーブの木に出会って、自らも真のオリーブの木になることが願いです。それでこそ救いが成就されるからです。(2・.7.20、ケニア、ナイロビ)神様の創造目的、神様とアダムとエバが一体となり、家庭を築いて3代を成すことでした。それが神様の願いでした。成長過程におけるエバの失敗によって、神様は、アダムの家庭を立てることができませんでした。それゆえに、今の世界は堕落した世界、サタンが主人になった世界なのです。それゆえ、歴史過程を経る中で、多くの宗教が生じ、また宗教を通して人々は善を追求してきました。神様は、イスラエル民族とユダヤ教を立てて、4000年間役事しながらメシヤを送ることを約束されました。ところが結果はどうなったでしょうか。イスラエル民族とユダヤ教はイエス様を受け入れませんでした。それは、イスラエル民族が無知だったからです。しかし、イエス様の復活により、キリスト教の2000年の歴史が始まりました。キリスト教徒が願うことは何でしょうか。彼らは「終わりの日」に再臨主が来られるのを待っているのです。(2006.7.21,エチオピア、アデイスアベパ)神様の摂理と人間の責任分担神様は天地を創造され、美しいとおっしゃいました。見て良しとされました。そして、アダムとエバを創造なさり、責任を与えました。神様の願いとアダム、エバの願いが一致しなければなりませんでした。神様は人類の父母になることを願われました。霊的な父母だけではなぐ実体世界の父母になろうとされました。それゆえ、神様は、アダムとエバに成長期間を与えたのです。その期間に彼らは、神様と絶対的な立場で責任を果たさなければなりませんでした。神様は、彼らが完成した時に祝福しようとされました。このように彼らを人類の真の先祖、真の父母に立てようと摂理なさったのです。(2015.12.6,天正宮博物館)神様は全知全能で完璧な方ですが、人間の堕落に対して干渉できなかった事情があり、また堕落した人間をそのまま放っておくことができず,摂理歴史を導いてこられました。神様は、御自身の事情を最もよく知り得るイスラエル民族を選ばれ、メシヤを遣わすことを約束されました。その約束どおりにイエス様を送られましたが、イスラエル民族はイエス様を十字架にかけました。それは神様のみ旨ではありませんでした。ところが、今日のキリスト教徒はどのように信じているでしょうか。十字架によって救われると信じています。今までのキリスト教の歴史は間違っています。神様は4000年をかけて条件を立て、独り子を送ってくださいましたが、それほど神様が苦労して送られたなら、イスラエル民族は、その独り子を殺してはいけませんでした。マリヤとヨセフが一つになり、イエス様が願われたみ旨を成してさしあげなければなりませんでした。マリヤは、いかなる困難があろうとも条件を立てて、イエス様を結婚させなければならなかったのです。イエス様の十字架では、私たちは霊的な救いしか受けられません。それで、イエス様が「再び来る」と言って逝かれました。その言葉は、肉身をもってこの地で家庭を築き、真のオリーブの木として全世界の野生のオリーブの木を真のオリーブの木に復帰してあげようという意味です。それが、来られる再臨主の使命です。(2006.8.9、ペルー、リマ)聖書には6000年の人類歴史が書かれていますが、人類歴史はそれよりも長いと見なければなりません。アダムとエバの堕落から4000年間、神様は休む暇もなく人類を啟蒙してこられました。特にイスラエル民旗を立てて、4000年の間摂理歴史を導いてこられた神様の歴史は、あまりにも困難な過程であったということを、皆さんは聖書を通して知ることができるでしょう。アブラハムやモーセのような人々を立てて摂理歴史を導いてこられましたが、彼らが責任を果たせなかった時の天の苦痛は、とうてい言葉では言い尽くせないものでした。そのことを人類は知りませんでした。しかし、神様は、メシヤを送ると言って、イスラエル民族に希望を与え続け、彼らを啓蒙してこられました。当時、イスラエルは小さな国でした。その時、イスラエル民族がイエス様を救世主と認め、受け入れて、ローマと一つになっていたら、版図が変わっていたことでしょう。人類は堕落したとはいえ、その本心は善に向かい、より良い世の中を願うので、天のみ旨に従うことのできる土台が用意されているのです。それゆえに、神様はメシヤを送ることを約束されたのです。皆さんは毎日み言を訓読すると、多くの悟りがあるでしょう。神様は一男一女を創造されたといいます。なぜかというと、神様は3代を御覧になろうとされたからです。3代を見るためには、アダムとエバが結婚しなければなりませんでした。ところが彼らが結婚する前、成熟する前に堕落しました。ですから、人類歴史は、神様が主人になれず,サタンが主人となった歴史として流れてきました。それゆえに救世主が必要だったのです。キリスト教をはじめとする多くの宗教が人類を啓蒙してきた目的は、堕落した世界、悪なる世界で、善良に生きる道を開いてあげるためでした。神様の創造目的について考えてみてください。イエス様は男性でした。男性は何を必要としますか。女性が必要です。イスラエル民族とユダヤ教、そしてマリヤが一つになり、イエス様をお迎えしてイエス様の家庭をつくってさしあげなければなりませんでした。「原理」のみ言によれば、神様が人間の堕落に対して干渉できなかった理由は人間の責任分担のゆえであったことが分かります。同じように、主に侍るのも人間の責任です。当時、イスラエル民族とユダヤ教が神様の摂理と創造目的を理解していたら、そのような失敗はなかったはずですが、無知であったがゆえに、イエス様を十字架上で亡くならせる結果になりました。(2006.8.8,ベネズエラ、カラカス)家庭をもつべきイエス様イエス様は、家庭を築いてヨセフの家庭とザカリヤの家庭の保護を受けていたら、十字架上で亡くなることはなかったはずです。無知な人間がつくった人類歴史を見つめられる神様の心情を皆さんが少しでも感じ、推し量れるならば、神様にとって慰労となるかもしれません。そのような点で、人間の責任が重要であるということを知らなければなりません。(2006.8.10、チリ、サンティアゴ)神様には人類始祖と共に生活したいという夢がありました。神様お一人ではなく、相対基準となる私たちの家族、私たちの父母でありたいと願われたのです。ところが成長過程にあったアダムとエバが、神様と同じ権能を行使するためには、5パーセントの責任分担を実践しなければなりませんでした。アダムとエバが責任分担を成し遂げて、神様を中心とした一つの血統として歴史を経ていたなら、今日、宗教問題や人種問題のような困難はなかったことでしょう。全知全能なる神様には失敗があり得ません。神様は、人間自らが責任を全うして、神様と同じ位置に上がってくることを待ち望んでこられました。これまで世界的に大きく発展してきた4大宗教がありますが、その宗教を信じた人たちも、神様の本当のみ旨を知りませんでした。それらの宗教は、お一人の神様を崇めながら、平和と人類の幸福を追求してきましたが、すべてそれ自体を中心として歩んできたので、一つになることができずにいるのです。(2006.7.7,ボスニア、サラエボ)イエス様が生きて神様のみ旨を成し遂げていたら、このようにキリスト教の歴史がカトリックとプロテスタントに分裂し、複雑になることはなかったでしょう。その当時に、地上天国と天上天国ができていたはずです。このように、人間の責任分担とは深刻なものです。皆さんも祝福を受けた者として責任があります。(2006.8.16、パプアニューギニア、ポートモレスビー)韓鶴子総裁御言選集 1 - 3. 再臨主と真の父母様再臨主と文鮮明総裁の蕩減路程イエス様は、この地上に来られた目的を果たせずに十字架上で亡くなりましたが、40日後に昇天されて霊的な救いを成し、キリスト教の歴史が出発しました。ところが、キリスト教は多くの教派に分かれてしまいました。それは、神様のみ旨とイエス様が来られた本当のみ旨を知らなかったからです。それにもかかわらず、神様はキリスト教を育ててこられながら、再臨主を送るための基盤を築いてこられました。その時が第二次世界大戦の終戦直後でした。第二次世界大戦前までは戦勝国が敗戦国を支配しましたが、第二次世界大戦後は戦勝国が敗戦国を助けてあげました。再臨主が現れる時となり、世界の国々は兄弟国であるがゆえに、そのようなことが摂理的に起こったのです。(2006.7.20、ケニア、ナイロビ)イエス様が昇天された後、神様は、「再臨主を送る」という約束を果たし得る環境を、キリスト教文化圏を通して第二次世界大戦直後に準備されました。神様が、西洋文化をして世界を支配できるようにさせたのは、キリスト教文化を通して、ある時に再臨主を送り、この世界を一つにしようという大いなるみ旨があったからです。韓国のキリスト教は、その歴史が短いといえども、キリスト教の精髄を総合したものです。キリスト教の歴史は2000年が過ぎましたが、第二次世界大戦当時、主が肉身をもって再臨するということを信じたのは、韓国のキリスト教徒しかいなかったことでしょう。(2006.5.30、インドネシア、ジャカルタ)天が人類を探し求め、み旨を成し遂げ得る時が1945年であったということを、み言を通して知っているでしょう。1945年の第二次世界大戦直後におけるキリスト教の基盤が再臨主を迎えられる環境であったのに、そのみ旨は成されませんでした。韓国は、歴史的にすべての宗教が入って実を結んだ所です。キリスト教の歴史が2000年を迎えようとするその時に、韓国におけるキリス卜教の歴史は約100年ほどでした。全世界のキリスト教徒が、再臨主が現れることを信じ、空ばかり見つめていた時、韓国のキリスト教徒は、天と直接的な関係をもって、実体として肉身をもって来られる主を待望しました。さらには、来られる主の姿、体のサイズについてまで啓示を受け、服を作った霊的な団体もありました。この世でも、王が即位されるとき、何の基盤もなく、民もいないようではいけません。儀式の段取りであるとか、礼服のようなものが準備されていない状態で、「私が王だ」と言うことはできないのです。来られる主にとって民というのは全世界のキリスト教徒であると見ることもできますが、来られる主を迎える準備の整ったキリスト教の団体がありませんでした。雲に乗って来られる主を信じることは、根拠のない信仰、つじつまの合わない信仰と言えます。キリスト教の歴史だけ見ても、カイン側とアベル側とがありました。先になったカイン側はとても大きく、勢力が広く及んでいた反面、主を迎えるための役事をしたアベル側のグループは、ごく少数でした。(2006.5.4、アメリカ、マイアミ)今日、人類の中で神様の事情と心情を知って神様を解放してさしあげると言う人がいたでしょうか。天はイスラエル民族を教育してきましたが、彼らがイエス様を受け入れることができなかったので、流離の孤客となりました。しかし、イエス様の十字架によって、この地上にキリスト教という基盤を築くことのできる条件が立てられました。そうして、2000年の間キリスト教の歴史が続き、1945年に再臨主を迎えることのできる基盤が用意されました。しかし、キリスト教徒はお父様につながることができませんでした。一国において国の主人が立つためには、民がいなければならないのと同じように、神様の摂理を成し遂げる際にも、従う群れが責任を全うしなければなりません。その群れが責任を果たせなかったことにより、お父様は地獄の底から新たに出発されるしかありませんでした。(2006.7.19、ケニア、ナイロビ)お父様は、16歳(数え)の時から天の召命を受け、摂理歴史を成してこられたといいます。天がお父様の周辺の環境を整理して、垣根をつくったことは事実です。お父様の大叔父に当たる方は、キリスト教の牧師でした。当時、韓国は日本の属国でしたが、日本からの独立運動をした人々はキリスト教徒でした。お父様はいつ韓国が独立するかということを御存じでした。天の霊的な教えを受けていた人たちはみな、いつ韓国が解放されるかということを知っていました。そのような状況で、天が中心をえり分けながら準備されましたが、もともとカイン側の勢力が大きぐ彼らが想像していた理想と現実が食い違っていたので、お父様は多くの迫害を受けられました。解放(終戦)直後、韓国は完全な独立をなすことができず、アメリカとソ連のはざまで南北に分かれざるを得ませんでした。その時、全体を抱かなければならなかったお父様は、南の韓国にいらっしゃったのですが、基盤を築くために北朝鮮に行かれて迫害を受け、監獄に投獄されました。(2006.5.4, アメリカ、マイアミ)お父様は、16歳(数え)の時、イエス様から使命を引き受けてほしいという頼みを受け、独り子の立場を引き継ぎました。昔のアダムとエバには、神様の保護圏で絶対信仰・絶対愛・絶対服従で神様だけを見つめるべき成長期間、責任を果たすべき期間がありました。その期間の途中で「自己」が入ってしまったことが堕落の原因になりました。お父様は、イエス様が独り子の立場で責任を果たせなかったことまで蕩減しなければなりませんでした。それゆえ、天は、韓国にいらっしゃったお父様に北側(北朝鮮の地)に行くよう命じられました。天が再び探し立てるべき真の父母の立場は、蕩減なしに立てられるものではありませんでした。結果的に、お父様は監獄に行かれました。明日には死刑になるという状況を、天は見過ごすことができませんでした。国連軍を通して、お父様が南側に下りてこられるよう役事されたのです。国連軍の参戦も天が共におられなかったら不可能なことでした。ソ連が拒否していたら起こり得ない状況でした。天は国連を動かしました。お父様は、イエス様が果たし得なかった33年の路程を蕩減復帰し、困難な避難時代に、凡一洞(釜山)で『原理原本』を執筆されました。それで今日の『原理講論』があるのです。独り子はみ言を探し出さなければなりません。(2016.8.11、天宙清平修錬苑)カインとアベルを抱かなければ、み旨を成し遂げることができません。第二次世界大戦直後に韓半島が南北に分かれ、北朝鮮をソ連が支配下に置いていた状況でしたが、お父様はそれを知りながらも北朝鮮に行かざるを得ない事情があったのです。その時、北朝鮮では平壌を中心として神霊的な天の役事がたくさん起きていました。その地域を中心として、主が肉身をもって来られると信じる人たちがいました。お父様は38度線を越え、カインの子女を抱こうとする中で、監獄に入れられ、迫害を受けましたが、国連軍によって自由の身となり、再び南下して、統一教会を誕生させました。お父様は、6回も監獄に行きました。その道を避けることもできましたが、カインとアベルを一つにまとめ、子女として入籍させるためには、監獄の中でも真の父母の使命を果たさざるを得なかったのです。お父様の立場は、そのような苦難の道を行かざるを得なかったのです。(2006.5.30、インドネシア、ジャカルタ)お父様の家門を見ても、キリスト教の牧師であり、独立運動の主軸となった大叔父がおられました。その人は、李承晩大統領とも近い関係にあったので、お父様につながっていたら、今日のような基盤を築くまでに多くの時間がかかることはなかったはずです。韓半島が朝鮮戦争によって南北に分かれました。それにより、神様が準備された基盤を失い、再び新たに出発せざるを得ませんでした。釜山のボムネッコルから、お父様は再び出発されました。6回も牢獄暮らしをせざるを得なかったお父様の蕩減路程がありました。(2006.7.7.アルバニア、ティラナ)神様の心情を慰労して勝利された文鮮明•韓鶴子総裁人間は、神様を中心とした父母をもつべきでしたが、偽りの父母をもちました。偽りの父母がいる限り、人間を思いのままに主管することのできない、神様の切ない事情があったということを、統一教会員は「原理]を通して知っています。数千年の歴史が流れてきましたが、神様の心がどれほど痛く切ないかを理解して慰労する人は、人類歴史上、一人もいませんでした。神様の摂理の中に多くの預言者が現れ、神様のみ旨に従うと言いましたが、その都度、結果は失敗に帰してきました。そのような立場から見ると、神様は言葉では言い表すことができないほどの痛みを心に感じていたことでしょう。彼らに一筋の希望をもたれましたが、彼らが成功できず、み旨の成就を後代に残して行かざるを得ない立場に立つたびに、神様は言語に絶する無念な心情を抱かれました。そのような神様の壮絶なる心情を、預言者たちも悟ることができませんでした。(2006.7.1、ヨルダン、アンマン)キリスト教徒は「雲に乗って来られる主を迎えよう」と思って空ばかり眺めています。ところが皆さんは幸せなことに、真の父母様に出会いました。今日このように、真の父母様が世界的に名を轟かすようになるまで、どれほど大変であったか分かりません。監獄に6回も行かざるを得ず、死の峠を数えきれないほど乗り越えてきました。今まで人類歴史上、神様の事情と心情を誰よりも詳しく御存じであり、すべての蕩減を払ってでも、神様のみ旨を完璧に成し遂げてさしあげると宣布し、行動された方は、真の父母様だけです。(2006.8.9, ペルー、リマ)荒野路程のようなどん底から始めざるを得なかったのが統一教会の歴史です。そのように、何も備わっていない困難な環境にもかかわらず、本格的に韓国を開発し、先進国の仲間入りをするようにされた方がお父様です。草創期には食口といえば、主に女性と中高生でした。その少数の群れがお父様のみ旨に従い、韓国を復興させるために先頭に立ちました。それがセマウム(新しい心)運動とセマウル(新しい村)運動です。「原理」のみ言を伝えながら、崩れた山川を復旧するために全力を尽くしました。今日、韓国が先進国の仲間入りをし、多くの商品を全世界に輸出していますが、その根底で基盤を築かれた方がお父様なのです。1950代や1960年代の韓国は、機械産業を起こすなどということは想像もできない時でした。何の基盤もなかったころです。お父様は、その時からすでに準備し、技術者を養成されました。ビジネスをする人はみな結果を願います。結局はお金を願うわけですが、お父様は代価を願うことなぐただただ摂理のみ旨のためにすべてを投入されたのです。(2006.7.21、エチオピア、アディスアベバ)神様は、第二次世界大戦の直後に、再臨主が現れてみ旨を成し遂げ得る基盤をすべて築かれました。その時、韓国が神様の大いなるみ旨に従って、お父様をお迎えできる場を整えていたら、南と北に分かれることはなかったでしょう。人間が5パーセントの責任を果たせなかったことにより、困難な蕩減路程が始まったという事実を、「原理」のみ言を通してよく知っているでしょう。そのため、お父様は地獄のどん底から出発せざるを得なくなりました。それでも、歴史路程において多くの預言者や烈士が現れては去っていきましたが、当代にみ旨を成し遂げた人はお父様一人しかおられません。しかも、お父様が生前にみ旨をすべて成し遂げ、「神様王権即位式」と「天宙平和の王真の父母様天正宮博物館入宮・戴冠式」までなし得たということは、堕落した世界では想像もできないことです。(2006.6.20,タジキスタン、ドウシヤンべ)一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.04.11
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HJグローバルニュース (2020年 4月 11日)FFWPU PeaceTV1.特集- 2020 天地人真の父母天宙祝福式2. 主要ニュース- 寒食本郷苑参拝式および坡州原殿参拝式 / 聖人祝福家庭キム・ミョンヒ女史 協会聖和式 / UPFと摂理機関、鮮文大学留学生を支援、ソウル南部教区コロナ防疫奉仕 / 神氏族メシヤ活動のための訓読家庭集会活動報告一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.04.11
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U-ONE NEWS 2020年4月10日号世界平和統一家庭連合公式チャンネル真のお母様(世界平和統一家庭連合の韓鶴子総裁)が発売前に韓鶴子総裁自叙伝について語られたみ言「天地鮮鶴苑特別会議」(2019年7月4日 韓国・天正宮博物館)をはじめ、コロナ禍の中、家庭学習やインターネットを利用した成和学生部の最新の取り組み「成和学生自主学習推進期間」(3月22日〜4月30日)の特集、真のお母様から初めての揮毫が贈られた「43双 阿部千鶴子姉の帰歓式および聖和式」(4月5日、6日 東京・新宿家庭教会)、どのような時でも為に生きる活動「手作りマスク寄贈による社会貢献」(北北海道教区)などが収録されています。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.04.11
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月刊誌『TODAY'S WORLD JAPAN』2010年10月号と11月号からです。お父様のみ言「夜昼の神様」ですが、亨進氏が説かれたサンクチュアリ教会の教義とするところの「夜昼の神様論」(サンクチュアリ教会・シムソン氏の説明図は以下)とでは大きな違いが見られました。お父様のみ言のキーワードは「心と体」です。「真の愛」は夫婦(男女)愛だけではダメです。心と体が一つにならなければ、というみ言です。また、以下はシムソン氏記事「真のお父様から完全決裂する「天の父母様教団」が発生する時、アダムのあばら骨を明らかにする!」コメント欄でのやり取りです。(※ 青字はシムソン氏)(tomy4509)長く書かれたとしてもあなたは「盲人と象」から抜け出ていません。詳細は以下に掲載済みです。・シムソン氏は『ファミリー』だけでなく『統一思想』でも「盲人と象」であったhttps://plaza.rakuten.co.jp/peace3world/diary/202004040002/ところで、「神様のオッパイ」の話が抜け落ちているようですが、これからですか?「天の父母様」--「天のお父様」「天のお母様」の話です。アダム・エバは「双子」で、「天のお母様」のオッパイを一緒に飲みながら成長していったというものでした。・「天のお父様」に『おっぱい?』ですか!!https://plaza.rakuten.co.jp/peace3world/diary/202003080002/お父様のみ言ですから、「天のお母様」は居ないとは言えないでしょう。神様(中和体)が「(男女の)双子」として分かれたのがアダム・エバということではないですか。夜の神様(男性格)が昼の神様を創造されたという話はされていませんでした。さて、サンクチュアリ教会の教義としての「夜昼の神様論」ですが、お父様のみ言と大きな食い違いを見せていますが、果たしてどうなのでしょうか。>tomy4509さん>神様(中和体)が「(男女の)双子」として分かれたのがアダム・エバということではないですか。<なるほど、このように真のお父様のみ言を理解しているのですね。形あるものしか思考回路に捉えることが出来ない典型の考え方です。笑っちゃいます。全く神様は両性具有者ということですね。天の父母様教団結成、おめでとうございます。神様は両性具有者ということで良いのですよね。両性具有神教団!結成おめでとうございます。>シムソンさん「夜昼の神様論」は陽陰でしか神様を捉えることしか出来ない不愚者です。本性相本形状はどこへ行きましたか?>tomy4509さん自分の思考回路で、書いてある内容を咀嚼できないので、本性相本形状に思いを展開できないのでしょう。原理がしっかり身に付いていれば、私の記述から、自然に思考と心情で展開されます。>シムソンさんあなたは本性相本形状が見えていますか?>原理がしっかり身に付いていれば、私の記述から、自然に思考と心情で展開されます。神様本体が「夜の神様(男性格)」であれば、これが「正」です。そして、「分」が心と体、「合」は何ですか? 四位基台についてもどうなりますか?私の思考回路ではサッパリ分かりません。『ファミリー』2005.1月号P.38から別の引用もしておきましょう。----- 多くは語りません。先生が願い、神様が願われるのは、天の国で永遠に誇ることができ、天上、地上天国の上で、孝子、忠臣、聖人、聖子の家庭を凌駕した天の国の王国を受け継ぐことができるひとり子であり、ひとり娘です。…… お母様をこの日にお迎えししなければならず、このアジアに、世界にお母様の席をつくってあげて、お父様が解放されるのです。分かりますね?(「はい。」)-----いつまでも「盲人と象」を続けられず、『ファミリー』を探そうとはしないのですか?2004.6月号にはお父様は、露骨な話もされていましたが……『”皮を脱いで肉同士で一つになりたい。”と思い、肉を取って骨になり、骨を抜いて骨髄で、』『心と体が一つにならなければなりません。』もう一度はっきりさせましょう。二性性相でないあなたの「夜の神様(男性格)」には対象がありません。真の愛とかで相対の女性を創造することなど不可能です。したがって「夜の神様(男性格)」が成したことは、他所からそれを泥棒してきたことになります。エバを誘惑したルーシェルです。>tomy4509さん何度でもはっきりさせましょう。性相と形状は一体となって展開します。私の文章において、それは一体となって縦横無尽に展開しています。それを読み取れないあなたに、説明する理由もありません。>シムソンさん万が一にもあなたの「夜昼の神様論」がお父様のみ言からだというのであれば、ほかの「夜の神様、昼の神様」み言に通じるものと思います。・「夜昼の神様論」はシムソン氏の妄想からhttps://plaza.rakuten.co.jp/peace3world/diary/202004060000/>夜の神様を中心として皆さんの心を代身し、昼の神様を中心として体を代身し、カインとアベルが一つとなり……」「夜の神様 → 心」、「昼の神様 → 体」といった内容はこれまであなたの説明からは出てきていません。一方、私からは「夜昼の神様」については「上弦・下弦」、「無形実体世界と有形実体世界」の話をしていました。お父様のみ言と私のそれは通じるものがあります。であれば、誰の話に耳を貸さなければならないでしょうか?これでも私のそれを理解できないというのであれば、TWJの2010.10月号・11月号からもみ言を挙げていきます。お父様のみ言です。「夜昼の神様論」はサンクチュアリ教会の教義となっているということですから、亨進氏はお父様の「み言」や原理講論とは全く違う教義を語っているということです。「真の父母様宣布文サイト(https://trueparents.jp/)」の最新映像からも、そのことの示唆がありました。・【映像】お父様の神観とサンクチュアリの神観の相違https://trueparents.jp/?page_id=5858わたしも「盲人と象」の一人ですが、あなたよりは視野が少し広く見えていると思います。>>tomy4509さん「夜の神様 → 心」、「昼の神様 → 体」は正しくありません。昼の神様は被造世界を創造するプログラムです。そのプログラムが創造原理に基づいたものとなっているです。サンクチュアリの神観の説明も正しくありません。亨進様や国進様の語られたことを、夜の神様昼の神様の関係性の理解できないまま、勝手に解釈しているので神様とイエス様と真のお父様は同一人物だという解釈になるのです。そういう意味で語っているのではありません。>シムソンさん原理講論には「ロゴス」についての記載もあります。ロゴスも二性性相です。>昼の神様は被造世界を創造するプログラムです。そのプログラムが創造原理に基づいたものとなっているです。ところが、神様本体は二性性相とはなっていないのが「夜昼の神様論」です。二性性相でない神様からロゴス、そして、エバは創造されません。泥棒です。>tomy4509さんあなたがそのように誤解して読み取っているだけで、私が解説している夜の神様は二性性相になっています。あしからず・・・。>シムソンさん>私が解説している夜の神様は二性性相になっています。あしからず・・・。であれば、「天の父母様」も否定される理由はないでしょう。黒・天聖経にもお父様が語られていた「天の父母」を多く見ることが出来ますし、原理講論からも「天の父母」の記載があります。神様が「祖父母」、父母、子女(息子、娘)の三大王権のみ言も考えてみてください。神様が人間を見るとき、男性一人、あるいは、女性一人だけをみられるでしょうか?どちらも半分であり、それが一つになった夫婦(父母)が神様の似姿です。このように、神様自身が「父母」です。お父様のみ言からもそのように神様を教えていますし、お母様も同じことを語られておられます。その父母なる神様と出会えないでいるとするならば、父母を知らない「孤児」でしかありません。黒・天聖経「真の神様」から:----- 出発において誤ったのです。あきれて言葉が出ません。出生において過ちがあったとは、大きくなって分かったのですが、養子といっても乞食の中から、孤児院から乞食を連れてきて育てたというのです。これは乞食よりもっとひどいのです。幼いときは自分の両親だと思っていたのに、大きくなってから自分が乞食の息子だったということが分かったのです。乞食の出だということが分かればその家はどうなるでしょうか。ひっくり返るのです。痛哭してひっくり返るのです。育ててくれた両親を自分の本当の両親だと思っていたのに孤児院で育った息子だという事実を知ったならば、どれほど驚くでしょうか。私たち人間世界でもこれほど大変なことなのに、天はそれ以上なのです。神様の王権、天国の王宮の皇太子が野良犬と関係をもってこのようになるとは。地獄の王になるとは。-----黒・天聖経「真の家庭」から:-----◆三 父母はまさに愛の起源 孤児は父母と因縁を結ぶ事が出来ません。人はだれでも愛を受けたく思います。その愛の理想型は父母です。そのような父母の愛を受けたくとも受けられず、また、父母に対して愛したくとも愛する事の出来ない人は不幸せな人だという事ができます。 いくら孤児よりも百倍、千倍醜い人だとしても、父母に侍り、孝行して暮らす事の出来る人は、孤児達に威張る事が出来るのです。「おまえに父母がいるのか。いないだろう顔が美しくて何に成る。父母もいないのに」と威張るのです。また、「私は醜く、病身だが、おまえは母親もなく、父親もいないではないか」と、いいうるのです。----- ですから父母の愛を受けられずに大きくなった孤児達は何よりも父母の愛を渇望する様に成るのです。孤児達は寝る家があり、食べものがあったとしても、彼らの胸にいつも満たされない思いと慕わしい気持ちがありますが、それが何かといえば父母の愛です。-----黒・天聖経「地上生活と霊界」から:----- ある日、「誰かに何千万ウォンをあげたから、それに対する利子をいくら持ってこなければならないのに」と言いながら、与えたものを記憶する人は、天国の主人になり得ません。与えたものを忘れなければなりません。父母が子供を育てる時、いくらいくらを投資したから、その利子をもらうと言う、そんな父母がいますか。与えても、皆忘れるのが父母の心です。与えたものを忘れるだけでなく、もっと良いものを与えられなくてふびんに思うのが父母の愛です。その愛は永遠に続く為に、父母のいない人を孤児と言い、孤児に成るのを好む人はいないのです。-----黒・天聖経「礼節と儀式」から:----- 皆さん自身は誰のものですか。父母のものであり、息子のものです。そうなると、父母は誰のものですか。父母は子女のものであると同時に神様のものです。ですから皆さんはまず神様のものになって、子女のものになったのちに、自分のものになるのです。そのようになる時に初めて完成されるのです。ですから父母を敬うその法度が地上に残り、人間の生活に残っているのです。ここで、父母を敬い子供を愛しなさいという言葉が出てくるのです。【父母がいなければ孤児です。】父母の愛を受けたり、子供を愛してみましたか。そうしてこそ「私」という人が、四方を区別するすべが分かるようになるし、上も下も区別するすべが分かるようになるのです。-----あなたは「愛の起源」について書かれているのではありませんか。「(天の)父母」も分からなければ「孤児」ということになりますか?!>シムソンさん黒・天聖経「真の神様の祖国光復」から:----- 神様に出会うには、三回死に、再び復活したのちにも、神様に私の事を分かってほしいと願うよりも、神様の為にもっと尽くそうとしなければなりません。そのような人々が生きる世の中がこの地上にあるならば、そこが正に天国です。この道を私が教えており、そのような世の中をつくっていっているのです。子供はお母さん、お父さんの愛の実ですが、愛の実というのは、愛と生命と血統が合わさって成されるものである事を知らなければなりません。子供達が「自分のもの」を主張しますが、私のものの出発点は父母です。父母は根であり、幹です。父母がいなければ、全て孤児です。父母に連結された愛のはしごを切ってしまえば、生きる事が出来ないのです。【真の愛の起源であられる神様を父母として、私達人間は、息子、娘の立場に立てられました。】父母は本来、子女の為の愛の最高の主人です。父子の関係が縦的な垂直関係なのに比べて、夫婦関係は横的な水平関係です。ですから父子関係と夫婦関係は互いに直角(九〇度)を成して、ここに前後関係である兄弟関係が合わさる事によって、全ての愛の関係が球形を成します。-----黒・天聖経「真の家庭と家庭盟誓」から:----- 懐かしい本郷の地は、どこですか。父と母がいる所です。それは、間違いありません。今の人間世界は、堕落したアダムとエバが神様の前から追放され、失楽園したのちに結婚して、息子、娘を生むことによって繁殖した五十億人類によってできている世界です。「そうではない」と言う人はいません。このように病気になったので、行くべき道が分からないのです。事件が起こり、孤児として流れてきました。出発が不明確であり、目的地が不明確です。人類は、どこに行くべきかを知らないのです。どのようになるのか、誰も知りません。それを知らないので、神様が五十億人類に教えてあげようと、まず先生に教えてくださったのです。統一教会に入ってくれば、神様を知らない人はいません。-----以上、黒・天聖経からキーワード「孤児」で拾ってみました。【真の愛の起源であられる神様を父母として、私達人間は、息子、娘の立場に立てられました。】『真の愛の起源であられる神様を父母として』です。「真の愛の起源」は「父母であられる神様」が結論となります。シムソン氏、お父様のみ言です。これに同意されるものと信じます。でなければ、「夜昼の神様論」はサンクチュアリ教会独自理論であり、これをもって家庭連合の「天の父母様」を批判されること自体がナンセンスです。>tomy4509さん韓鶴子氏の主張に迎合するあなたが、まず理解できていない事は、神様は父母の心情を共に備えている存在という意味のみ言を、そのまま男性と女性が神様の中に存在するとして、「天の父母様」と名付けてしまっている事です。真のお父様が語られた「夜の神様、昼の神様」の真の意味を理解できたのは、亨進様が人類で最初です。その意味で、真のお父様は亨進様を「信仰体験において誰よりも優れている」と証ししたのです。聖霊と一体となる体験を持たなければ、理解不能なみ言です。と説明しても、聖霊自体について知らない方には、意味が分からない事です。>シムソンさん以下は2008年4月の世界会長就任式前に郭錠煥氏を前に語られていたものでは中田ですか?>真のお父様は亨進様を「信仰体験において誰よりも優れている」と証ししたのです。だからといって、亨進氏が世界会長としてすべてにおいて優れているということではありませんでした。ために、就任式では八大教材教本を間においてそのみ言の伝授式でありました。『ファミリー』2008.6月号からの引用:---- ですから、この場でみ言の内容を与えますが、父母様が行った実体を、行動することのできる実体圏を渡してあげるのがこの場です。もちろん、み言も貴く、父母様の事実も貴いのですが、神様の事実の心情圏を超えて余りある代身者、王子王女になる、相続者になるという信念を持つことをお願いします。分かりますか?(「はい」) そのような意味で、これを伝授するのです。-----一部の引用ですが、全体のみ言・祝祷を見ても真の父母様の代身者としては「不足である」ことを知りながら、み言と一つとなった実体圏になるようにみ言を伝授されたものでした。それが今日の亨進氏は継続しているといえるでしょうか?昨日も挙げました黒・天聖経からのみ言からも、サンクチュアリ教会は真の父母を見失った「孤児」です。真の父母も見えないのに「夜昼の神様」の意味を理解出来るはずがありません。既に私からはTWJから別の「夜の神様、昼の神様」み言を挙げていましたが、それとは内容が異なるものでした。お父様はそのときそのときでみ言が違っているというのでしょうか?原理原本からもの記述がありました「天の父母」です。八大教材教本の一つに原理講論があります。これにも「天の父母」がありますが、それをも否定される亨進氏が「夜昼の神様」を正しく説くことなどあり得ません。『TWJ』2010.9月号、P.5を見ても-----九十年の人生をささげて生きていた私の生涯は、ひとえに【天宙の真の父母であられる神様】を解放してさしあげ、父母の位置を取り戻してさしあげ、…-----ここからも【天宙の真の父母であられる神様】です。シムソン氏、、どこをみておられますか?真の父母様? or 「孤児」となった亨進氏?亨進氏の主張に迎合するあなたが、まず理解できていない事は、亨進氏が四大心情圏の第一番目の「子女の心情」からつまづいたことでした。真の父母様に「絶対信仰・絶対愛・絶対服従」は、1998年の顕進氏が副会長就任式でも口を酸っぱくするくらいに繰り返されていました。・H3は「絶対男性」「絶対女性」、H4以降は「絶対『性』」!!https://plaza.rakuten.co.jp/peace3world/diary/201906230003/-----結論的な話は、「死んでも『絶対信仰』、『絶対愛』、『絶対服従』」、「生きても『絶対信仰』、『絶対愛』、『絶対服従』」、「永遠に『絶対信仰』、『絶対愛』、『絶対服従』」。そのようなことです。死んで霊界に行っても永遠に同じです。分かりましたか?-----2008年のそのときだけでなく、死んで霊界に行っても永遠に同じ「絶対信仰・絶対愛・絶対服従」を貫かれるべきでしょう。>tomy4509さんその「絶対信仰・絶対愛・絶対服従」の神様における起源を記事において説明したばかりです。それは「真の愛の起源」であり、「四大心情圏」の起源です。亨進様御家庭と国進様御家庭は四大心情圏三大王権を成就され、現在、真の御父母様を中心とした天一国の霊的基盤を整えています。それを証しし、解説する為の記事は始まったばかりです。いつも長いコメントをありがとうございます。どれほど、助けられているかはかり知れません。>シムソンさん>亨進様御家庭と国進様御家庭は四大心情圏三大王権を成就され、現在、真の御父母様を中心とした天一国の霊的基盤を整えています。さて、「四大心情圏」についてですが以下URLの映像からは「子女の心情(第一心情)」ほかを説明していました。https://youtu.be/bdDWE8N6iyg?t=155私が>亨進氏の主張に迎合するあなたが、まず理解できていない事は、亨進氏が四大心情圏の第一番目の「子女の心情」からつまづいたことでした。と書いたものでした。サンクチュアリ教会には「真の父母」不在の中、第一番目からありません。四大心情圏は人間の成長過程であり、梯子の最初から踏み外していては「父母の心情」まで到達することすらできません。さらに加えては、亨進氏の相対者リヨナさんはどうなのですか?「天の父母様」からのアダムとエバが双子だったと同じように、真の父母様も23歳の違いはあっても「絶対信仰・絶対愛・絶対服従」の真の父母の伝統的条例を完成した「二人の人が一つの血統の母体である一人の人として」(2012.04.14、天和宮での特別宣布式から)立たれています。よって家庭連合の祝福家庭の夫も妻も「真の父母様」と呼びます。夫婦ともに父母が一つです。この父母から生まれる息子・娘も「真の父母様」、二世・三世が祝福結婚しても「真の父母様」「真の父母様」です。その真の父母様はどこから出発したというのですか。話を最初に戻しましょう。「天の父母様」です。サンクチュアリ教会には「真の父母様」の血統がありません。つながっていません。「夜昼の神様論」をいくらこね回したところで、亨進氏とリヨナさんの血統は別々です。人間始祖の堕落そのままにリヨナさん(女性)が血統を汚してしまいました。サンクチュアリ教会がそれです。「天の父母様」「真の父母様」を知らない「孤児」です。孤児の集まる「孤児院」です。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ 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2020.04.11
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「人類が列をなす「夢」--『天の父母様教団』に!!」(2020.04.05)から『緊急重大発表「4月5日 真お母様の特別メッセージ」』ということで、徳野会長のビデオ映像にて「天の父母様教団」へと名称変更することが発表されました。私が地上にいる間に、真の父母として宗教を統一し、思想、政治、経済など、全ての面でひとつに中心を立てて進んでいくことのできる制度を作って行こうと考えています。今なお77億にもなる人類を抱かなければならない位置にいるために、彼らを抱く時までは、これ以上統一教会でもなく、家庭連合でもない、「天の父母様教団」、英語では「Heavenly Parents Church」として名称を変更しようと思います。すべての国家はそれぞれの国において根を下ろしてください。これが、私たちが地上で果たさなければならない責任です。私はこれを聞いて一瞬固まってしまいました。だからといって、その名称変更そのものについてではありませんでした。(個人救援の)統一教会でもなく、(家庭救援の)家庭連合でもない「天の父母様教団」ということで、大大賛成です。私が固まってしまったというのは、『英語では「Heavenly Parents Church」』でした。お母様が2013年1月、「天のお父様」から「天の父母様」へと呼称変更されたこれまでの経緯を考えれば、支流人の方々からは「天のお父様」「天のお母様」と「二元論」ではないかとの批判があったからです。もちろん、「天の父母様」の英語表記は「Heavenly Parent」と単数形でしたので、私自身もそれで納得していたのですが、今回発表されたそれは複数形となっていたからです。「Parent」と「Parents」、”s"の有り無しの違いです。しかしながら、こういった疑問も長く続くこともありませんでした。4月6日14時3分、仕事中に時計を見ればそうなっていました。私の背後には韓国人男性が協助しているようで、時として啓示的に語りかけてくることがあります。さて、今回は「夜の神様、昼の神様だ!」、ということです。つまりは、「天の父母様(Heavenly Parent)」は天上の性形・陽陰の中和体としておられる神様であり、「天の父母様(Heavenly Parents)」は地上に下りられて役事される神様であると……。文鮮明・韓鶴子総裁が1960年に聖婚(子羊の婚宴)をされて以降は「真の父母」として36家庭祝福から始まって祝福結婚(重生復活式)をされては、個人救援・家庭救援摂理を展開して来られました。と同時に神様解放の御旗を掲げては統一運動(平和活動)もされていました。今年2月、「天一国安着宣布」をされて以降は神様もこの地上で自由に活動されることができる時代圏を迎えたのではないでしょうか。となれば「天の父母様」も活動されるときは、天上の夜の神様ではなく、昼の神様として動かれるということです。これまでは真の父母様がなしてこられましたが、これからは神様が「天のお父様」「天のお母様」、「天の父母様教団」を通して77億全人類を「祝福(重生)」されていかれるという意味ではないでしょうか。それが合っているかどうかは分かりませんが、詳細については今後本部を介して発表されていくことに注目したいです。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.04.10
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