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April 20, 2012
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カテゴリ: 教授の追悼記




 私が中学生の頃だったか、今のAFN、当時はFEN(米軍「極東」放送)と言っていたアメリカの米軍ラジオ放送を聴くのが楽しみで、土曜とか日曜の午後は、ほとんど810キロヘルツのFENをかけっぱなしで、ラジオから流れてくるアメリカのロック、ポップスに耳を傾けたものでございます。

 そしてその頃の懐かしい番組が、ディック・クラークさんがDJを務める「Dick Clark: Rock, Roll and Remember」という長丁場の放送でした。その名の通り、現在流行している曲の他に、ちょっと古めのロック・ナンバーなどを、この業界に長く携わっているDJならではの選曲で流してくれるもので、特にその古めのロックを紹介する時のクラークさんの暖かい声質に、「ああ、この人は、今よりもっとロックが輝いていた頃の曲が好きなんだろうな」という感じを抱いたものでございます。いかにも「自分が愛しているものを、皆さんに紹介します」というのが伝わってくるわけ。

 大人になって働くようになってからは、土曜とか日曜とか言ったって、結局、翌週にやるべきことなどに頭を悩ませていたりして、本当の意味ではのんびりなんかしていないことが多いのですけれど、中学とか高校とかそういう頃は、学業から解放されている土曜・日曜というのは、ほんとにのんびりとしていた。だから、そののんびり解放されて、何だか満ち足りた気分を満喫していた週末のイメージと、その頃に聴いていたラジオ放送というのが、私の脳裏では、一体となっているわけ。

 だから、あの「Rock, Roll and Remember」という番組は、思春期のたまらなく懐かしい思い出として、鮮明に私の中に刻まれている。

 その番組の進行をしていた名物DJのディック・クラークさんが亡くなったというニュースは、ですから、私にとってはかなり大きい意味があるんですな。


 というわけで、我が青春のDJ、ディック・クラークさんの死を、はるか極東の地で、私は悼むわけでございます。願わくば、ディック・クラークさんが天国で、お好きだった往年のロックン・ローラーたちとの再会を果たしていますように。合掌。





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Last updated  April 20, 2012 11:16:43 AM
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Comments

釈迦楽@ Re[3]:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 丘の子さんへ  ああ、やっぱり。同世代…
丘の子@ Re[2]:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 釈迦楽さんへ そのはしくれです。きれいな…
釈迦楽@ Re[1]:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 丘の子さんへ  その見栄を張るところが…
丘の子@ Re:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 知らなくても、わからなくても、無理して…
釈迦楽 @ Re[1]:京都を満喫! でも京都は終わっていた・・・(09/07) ゆりんいたりあさんへ  え、白内障手術…

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