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写真は、レストラン メゾン・デ・テートのオーナーと! まずは最初にお世話になった、メゾン・デ・テートのオーナーのお話からしていきたいとおもいます。 ある日のエデル氏 1 仕事が済んだ夜、エデル氏に呼ばれて、「明日の休みは、何処で食事をするんだ」と訊いてくれたので、「まだ決まってません」と答えると、「じゃあ、店に来て食べなさい」と言ってくれました。なんて優しいんだ。次の日、いそいそと出かけてみると、店は大変賑わしいのです。何かのお祝いに招待してくれたんだ!裏口からそっと入っていくと、待ち構えていたように、「下準備は昨日シェフがして行ってくれた、シュークルート、25人前出してくれ」と、「い・・・・」。フランスでは、コックさんたちは、決して休日は働きません。予約を受けたら、オーナーが自らやらなければなりません。エデル氏はオーベルジュ・デゥ・リールのオーナーが兄貴とも慕う大料理人です。が・・・随分なおじいちゃんだしね。やられた~!それから、形は変われど同じ様な事で何度もビックリさせられました。が、話が長くなりますのでまた今度。 シュークルートとは、アルザスを代表するキャベツの煮込み料理で、付け合せにソーセージ、ベーコン等添えた、ボリュームたっぷりの地方料理です。それもまた何時かご紹介します。 ----- Original Message ----- From: > To: ??????@ob3.aitai.ne.jp> Sent: Sunday, April 29, 2007 11:08 AM Subject: 29日の日記
2007.04.29
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2007.04.29
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今から、もう28年にもなるでしょうか。海外の生活に憧れ、フランスに旅立ったのは・・・・ 私は、両親の仕事の影響からか、幼い頃から料理人になる事は決めていました。しかし、どうしても海外での生活が諦められず、選択した料理ジャンルが、フランス料理でした。(今とは違って当時、イタリア料理はスパゲティーの印象が強く、あまり日本では確立された料理ではありませんでした。) 調理師学校を卒業して、まずお世話になったのは、三重県の志摩観光ホテルでした。今話題になっている{華麗なる一族}の舞台にもなっている所です。私が入社した時には、前作の映画{華麗なる一族}はもう随分前に上映されていて知らなかったのですが、私が入社してからも色々なドラマ等の舞台になっていました。しかし、このホテルを一番有名にしたのは、やはり伊勢志摩のアワビステーキと伊勢海老の料理長自己流でしょう。そして高橋忠之料理長。私は未だにその名前を聞くと背筋が伸びる思いがします。いつも眉間にシワを寄せ、大変厳しい方でした。しかし、私には、厳しさばかりでなく、比較的温厚に接していただいたように思います。私がフランスへ行きたい事を最初に理解して頂いたのも高橋料理長でしたし、その何年かを休職扱いに出来る様に会社にはたらきかけていただいたのも高橋料理長でした。(結局、退社して渡仏しましたが、それも当然です。勤務した期間よりもフランス滞在の方がずっと長いのですから・・・それでも、何とかしようとして頂いた事に、心から感謝いたします。) フランス行きが決定して、退社の日、料理長に「何でも好きな物食べさせてやるから言ってみろ。」と言われ、直ちに「伊勢海老の料理長自己流」と答え、「お前という奴は」と料理長を呆れさせたのを、今もよく憶えています。そして、料理長室で、私が伊勢海老、料理長がジャガイモ入りカレーを向かい合って食べ、料理長の苦労した生い立ちを伺ったのを、今もしっかりと憶えています。志摩観光ホテルのエピソードも数え切れない程ありますが、次回からフランス アルザス地方のお話をします。 ----- Original Message ----- From: > To: ??????@ob3.aitai.ne.jp> Sent: Saturday, April 28, 2007 11:10 AM Subject: 28日の日記
2007.04.28
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